JP2007012312A - ジョイントコネクタ - Google Patents

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健一 三谷
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Abstract

【課題】 複数本の電線をジョイントするジョイントコネクタを接続する電線の本数にかかわらず小型化し、かつ、接続作業に必要な工数を低減する。
【解決手段】 3〜4枚の羽根板状のジョイント部材を備え、2枚のジョイント部材のハウジングは凹型羽根板状とすると共に、残りの1枚あるいは2枚のジョイント部材のハウジングはH型羽根板状とし、前記凹型羽根板状のハウジング内およびH型羽根板状のハウジング内には、それぞれ外形に沿った形状のバスバーを収容していると共に、バスバーの両側先端部をタブとし、これらタブと電線端末の端子の嵌合接続用のキャビテイをハウジングの先端部に夫々設けると共に、各ハウジングのくぼみに位置する中央連結部には前記バスバーに形成した電気接触部を露出させ、前記ジョイント部材をその各中央連結部を嵌合して羽根車状に組み合わせると、前記電気接触部が相互に接触して電気接続する構成としている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ジョイントコネクタに関し、詳しくは、ジョイントする電線の本数にかかわらず、外形を小型化するジョイントコネクタに関するものである。
従来、自動車に配索される電線間の接続にジョイントコネクタが用いられており、本出願人は、特開2004−71184号公報(特許文献1)において、図16に示すジョイントコネクタ1を提供している。該ジョイントコネクタ1は、1つのジョイント部材2内に収容したジョイントバスバー3により複数本の電線wをジョイントし、複数のジョイント部材2をケース4に収容して上下に積層した状態で、他のジョイントバスバー5により各ジョイント部材2内のバスバー3を接続して、異なるジョイント部材2に接続した電線w同士を接続できる構成としている。
しかしながら、前記ジョイントコネクタ1では、ジョイント部材2を上下に積層する構成としているため、結合するジョイント部材2の個数が増加すると外形が大型化する問題がある。
また、ジョイント部材2の結合に別体のケース4を用い、かつ、異なるジョイント部材2内のバスバー3同士を接続するのにジョイントバスバー5を用いているため、部品点数が増加する問題がある。さらに、ジョイント部材2同士を結合しただけでは内部のバスバー3同士が接続されず、ジョイント部材2同士の結合後にジョイントバスバー5をジョイント部材2内に挿入する作業が必要となり、結合作業に手間がかかる問題もある。
特開2004−71184号公報
本発明は前記問題に鑑みてなされたものであり、複数本の電線をジョイントするジョイントコネクタを接続する電線の本数にかかわらず小型化し、かつ、接続作業に必要な工数を低減することを課題としている。
前記課題を解決するため、本発明は第1に、3〜4枚の羽根板状のジョイント部材を備え、これらジョイント部材の中心を位置合わせして羽根車形状に組み合わせるものとし、
前記2枚のジョイント部材のハウジングは凹型羽根板状とすると共に、残りの1枚あるいは2枚のジョイント部材のハウジングはH型羽根板状とし、
前記凹型羽根板状のハウジング内およびH型羽根板状のハウジング内には、それぞれ外形に沿った形状の凹状バスバーとH状バスバーを収容していると共に、凹状バスバーの両側先端部をタブとすると共にH状バスバーの4つの先端部をタブとし、これらタブと電線端末の端子の嵌合接続用のキャビテイを前記ハウジングの先端部に夫々設けると共に、各ハウジングのくぼみに位置する中央連結部には前記バスバーに形成した電気接触部を露出させ、
前記3〜4枚の羽根板状のジョイント部材を、その各中央連結部を嵌合して羽根車状に組み合わせると、前記中央連結部に露出させた電気接触部が相互に接触して電気接続する構成としていることを特徴とするジョイントコネクタを提供している。
また、本発明は第2に、2枚の羽根板状のジョイント部材を備え、これら2枚のジョイント部材の中心を位置合わせして羽根車形状に組み合わせるものとし、
前記ジョイント部材のハウジングは凹型羽根板状とし、該ハウジング内に外形に沿った形状の凹状バスバーを収容していると共に、凹状バスバーの両側先端部をタブとし、これらタブと電線端末の端子の嵌合接続用のキャビテイを前記ハウジングの先端部に夫々設けると共に、各ハウジングの連結部には前記バスバーに形成した電気接触部を露出させ、
前記2枚の羽根板状のジョイント部材を、その連結部を嵌合して羽根車状に組み合わせると、前記連結部に露出させた電気接触部が相互に接触して電気接続する構成としていることを特徴とするジョイントコネクタを提供している。
前記構成によれば、複数本の電線をジョイントする板状のジョイント部材同士を中心を位置合わせして羽根車形状に組み合わせているため、組み合わせるジョイント部材の個数が増加してもジョイントコネクタの外形が大型化することなく、ジョイントコネクタを小型化することができる。
また、ジョイント部材同士を組み合わせると、ジョイント部材内に収容したバスバーの電気接触部が相互に接触して異なるジョイント部材内のバスバー同士を接続することができるため、異なるジョイント部材のバスバーを接続するのに他の接続部材を必要としない。これにより、ジョイントコネクタの部品点数および組立工数を低減することができる。
さらに、仮結束ハーネスの組立時に、少なくとも従来後入れとなっていた電線をジョイント部材に接続しておけば、本結束時に各ジョイント部材を組み合わせることにより他の仮結束ハーネスと接続することができる。よって、仮結束ハーネスに生じていた後入れ端子をなくすことができる。これにより、従来後入れ端子に要していた手間と時間を削減でき、効率的なワイヤハーネスの組立を行うことができると共に、仮結束ハーネスの搬送時における端子の損傷も同時に無くすことができ、ワイヤハーネスの品質および信頼性を向上できる。
前記ジョイントコネクタは、前記複数枚の羽根板状のジョイント部材を羽根車状に組み立てた状態で結合する結合部材を備え、該結合部材は各ジョイント部材のハウジングの外面に形成した被ロック部に係止するロック部を設けた複数の支持片を台座部から間隔をあけて立設した構成としていることが好ましい。
前記構成によれば、組み立てたジョイント部材同士の結合を確実にして電気接続の信頼性を向上させることができる。
前記結合部材は、組み合わせるジョイント部材の枚数に対応させたそれぞれ専用の結合部材としてもよいが、支持片を台座部の軸回りで周方向に移動可能として、組み合わせるジョイント部材の枚数にかかわらず使用可能とした共用の結合部材としていることが好ましい。該構成とすれば、結合部材を1種類設ければよいため、部品点数を低減し、かつ、部品管理を容易にすることができる。
また、前記ジョイント部材は結合部材を用いることなく結合可能な構成としてもよい。
例えば、一方のジョイント部材にロック部を設けると共に、該ジョイント部材に組み合わされる他方のジョイント部材に被ロック部を設けて、ジョイント部材同士をロック結合する構成としてもよい。
前記各ジョイント部材の連結部の内面側に露出させる前記バスバーの電気接触部は、該バスバーからバネ状に切り起こした形状とし、これらバネ状電気接触部を重ね合わせ接触させる構成としていることが好ましい。
前記構成によれば、バスバーにバネ状電気接触部を容易に形成でき、かつ、バネ状電気接触部同士を押圧し合って電気接続しているため、ジョイント部材同士が多少抜け方向に移動してもバネ状電気接触部同士の接触を維持することができ、電気接続の信頼性を向上させることができる。
また、前記バスバーは凹状バスバー、H状バスバーとしているが不要なタブは設けなくてもよい。
前記各ジョイント部材に接続する電線は、自動車に配索されるワイヤハーネスの電線とし、本発明のジョイントコネクタは前記ワイヤハーネスの幹線上に配置されることが好ましい。
具体的には、ワイヤハーネスの幹線上に配置したジョイントコネクタをワイヤハーネスにテープ巻き固定していることが好ましい。
前記構成によれば、ジョイントコネクタをワイヤハーネスの幹線上に配置して固定しているため、別個にジョイントコネクタの配置スペースを設ける必要がない。また、本発明のジョイントコネクタは小型化しているため、ワイヤハーネスの幹線上に配置しても、ワイヤハーネスの部分的な大径化を最小限にすることができる。
また、本発明のジョイントコネクタは羽根車形状であり、各羽根間には空間が設けられた状態となっている。よって、この空間に他の電線のスプライス部を配置すると、スペースを有効利用して省スペース化を図ることができると共に、ジョイント部材の羽根板部によってスプライス部間を絶縁することができ、ハーネス上で隣接して位置する異なるスプライス部同士の接触を本発明のジョイントコネクタにより防止することができる。
前述したように、本発明によれば、複数本の電線をジョイントする板状のジョイント部材同士を中心を位置合わせして羽根車形状に組み合わせているため、組み合わせるジョイント部材の個数が増加してもジョイントコネクタの外形が大型化することなく、ジョイントコネクタを小型化することができる。
また、ジョイント部材同士を組み合わせると、ジョイント部材内に収容したバスバーの電気接触部が相互に接触して異なるジョイント部材内のバスバー同士を接続することができるため、異なるジョイント部材内のバスバーを接続するのに他の接続部材を必要としない。これにより、ジョイントコネクタの部品点数および組立工数を低減することができる。
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図9は、本発明の第1実施形態を示し、ジョイントコネクタ10は、3枚の羽根板状のジョイント部材11、12、13を中心を位置合わせして羽根車形状に組み合わせ、これら3枚のジョイント部材11〜13を結合部材14により結合して形成したものである。
前記3枚のジョイント部材11〜13のうち、2枚のジョイント部材11、12は樹脂性のハウジング15、16を凹型羽根板状とする一方、残りの1枚のジョイント部材13は樹脂製のハウジング17をH型羽根板状としている。
詳細には、ジョイント部材11、12のハウジング15、16は、図3に示すように、両側羽根板部15a、16aと、該両側羽根板部15a、16aの一端をそれぞれ連結する中央連結部15b、16bとからなる凹型羽根板状としている。ハウジング15、16には、両側羽根板部15a、16aの先端面から内面及び中央連結部15b、16bの内面に沿ってバスバー挿入用のスリット15c、16cが設けられており、両側羽根板部15a、16aの先端にスリット15c、16cに連続するキャビテイ15d、16dが設けられている。また、両側羽根板部15a、16aの両外面の所要箇所に凹状の被ロック部15e、16eが設けられている。
ジョイント部材11、12のハウジング15、16内には、それぞれハウジング15、16の外形に沿った形状の凹状バスバー21、22とがスリット15c、16cを通して収容されている。該凹状バスバー21、22の両側先端部に設けたタブ21a、22aがハウジング15、16のキャビテイ15d、16d内に突出されると共に、凹状バスバー21、22の凹部に設けたバネ状電気接触部21b、22bがハウジング15、16のくぼみに位置する中央連結部15b、16bの内面側に露出されている。該バネ状電気接触部21b、22bは、図3(B)に示すように、凹状バスバー21、22の凹部に設けた舌片を凹状バスバー21、22の厚さ方向に複数回折り返したバネ状としている。
なお、本実施形態では、ハウジング15、16の厚さ方向と凹状バスバー21、22の厚さ方向とをそれぞれ一致させている。
一方、残り1つのジョイント部材13のハウジング17は、図4に示すように、両側羽根板部17aと、該両側羽根板部17aの中央を連結する中央連結部17bとからなるH型羽根板状としている。ハウジング17には、両側羽根板部17aの両先端面から内面及び中央連結部17bに沿ってバスバー挿入用のスリット17cが設けられており、両側羽根板部17aの両先端にスリット17cに連続するキャビテイ17dが設けられている。また、両側羽根板部17aの両外面の所要箇所に凹状の被ロック部17eが設けられている。
ジョイント部材13のハウジング17内には、ハウジング17の外形に沿った形状のH状バスバー23がスリット17cを通して収容されている。該H状バスバー23の両側先端部に設けたタブ23aがハウジング17のキャビテイ17d内に突出されると共に、H状バスバー23の両凹部に設けたバネ状電気接触部23bがハウジング17のくぼみに位置する中央連結部17bの両側に露出されている。該バネ状電気接触部23bは、凹状バスバー21、22のバネ状電気接触部21b、22bと略同一形状としており、少なくとも一方のバネ状電気接触部23bは、バスバー23をジョイント部材13のハウジング17内に挿入してから形成している。
前記ジョイント部材11、12、13のハウジング15、16、17に設けたキャビテイ15d、16d、17dには、図5(A)(B)に示すように、自動車に配索されるワイヤハーネスの電線w1、w2、w3の端末に接続された雌端子31、32、33が挿入係止される。各雌端子31、32、33はキャビテイ15d、16d、17d内に突出したバスバー21、22、23のタブ21a、22a、23aと嵌合接続されて、電線w1、w2、w3がバスバー21、22、23を介してそれぞれジョイントされる。
前記ジョイント部材11、12、13を羽根車状に組み立てた状態で結合する結合部材14には、図2に示すように、円筒状の台座部14aの一端面から6本の支持片14bが周方向に等間隔をあけて立設されている。該支持片14bの先端側には、各ジョイント部材11、12、13の被ロック部15e、16e、17eに係止する爪状のロック部14cが設けられている。また、台座部14aの他端面には先端部を大径とした円柱状のテープ止め部14dが立設されている。
次に、ジョイントコネクタ10の組立方法について説明する。
先ず、図5(A)(B)に示すように、ジョイント部材11、12、13のハウジング15、16、17に設けたキャビテイ15d、16d、17dに電線w1、w2、w3端末の雌端子31、32、33を挿入して、該雌端子31、32、33とキャビテイ15d、16d、17d内のタブ21a、22a、23aとを接続する。
次いで、図1に示すように、ジョイント部材11、12、13を中心を位置合わせして羽根車形状に組み合わせ、ジョイント部材11、12のバネ状電気接触部21b、22bをそれぞれジョイント部材13のバネ状電気接触部23bに接触させて、異なるジョイント部材11、12、13のバスバー21、22、23をそれぞれ導通させ、これらバスバー21、22、23を介して電線w1、w2、w3をジョイントする。
最後に、結合部材14の支持片14bを羽根車形状に組み合わされたジョイント部材11、12、13間の空間に挿入して、支持片14bのロック部14cをジョイント部材11、12、13の被ロック部15e、16e、17eに係止して、3枚のジョイント部材11、12、13を結合する。
なお、本実施形態では、ジョイント部材11、12、13に電線w1、w2、w3を接続してからジョイント部材11、12、13を組み合わせているが、ジョイント部材11、12、13を組み合わせてからジョイント部材11、12、13に電線w1、w2、w3を接続してもよい。
次に、前記ジョイントコネクタ10の使用例について説明する。
ジョイントコネクタ10は、3枚のジョイント部材11、12、13を羽根車形状に組み合わせているため、ジョイント部材11、12、13間に空間が形成される。この空間に、図6に示すように、前記電線w1〜w3とは別の電線w4、w5の中間スプライス部40を配置して、これら中間スプライス部40をジョイント部材11、12、13で絶縁している。また、電線w4、w5を結合部材14のテープ止め部14dにテープT巻き固定している。
前記のように、電線w1〜w3を接続すると共に、電線w4、w5をテープ巻き固定したジョイントコネクタ10を、図7に示すように、ワイヤハーネスW/Hの幹線上に配置してテープT巻き固定している。
また、ジョイントコネクタ10の配置方法としては、図8に示すように、ワイヤハーネスW/Hの電線wをそれぞれジョイント部材11、12、13により形成された空間に分散させて、ジョイントコネクタ10がワイヤハーネスW/Hの電線群内に埋設されるようにして配置してもよい。
さらに、ワイヤハーネスW/Hの径が小径の場合には、図9に示すように、ジョイント部材11、12、13により形成された空間のうち1つの空間にワイヤハーネスW/Hの電線を全て通してもよい。
なお、前記使用例では、電線w4、w5の中間スプライス部40をジョイント部材11、12、13で形成される空間内に配置しているが、ジョイントコネクタの近傍に中間スプライス部がない場合には、ワイヤハーネスW/Hの電線群のみを前記空間内に通す構成としてもよい。
前記構成によれば、ジョイント部材11、12、13同士を組み合わせると、ジョイント部材11、12、13のハウジング15、16、17内に収容したバスバー21、22、23の電気接触部21b、22b、23bが相互に接触して異なるジョイント部材11、12、13内のバスバー21、22、23同士を接続することができる。よって、異なるジョイント部材11、12、13のバスバー21、22、23を接続するのに他の接続部材を必要とせず、ジョイントコネクタ10の部品点数および組立工数を低減することができる。
図10及び図11は、本発明の第2実施形態を示す。
本実施形態は、ジョイントコネクタ10を4枚のジョイント部材を羽根車形状に組み合わせて形成している点で第1実施形態と相違する。
具体的には、ハウジングをH型羽根板状としたジョイント部材13を2枚と、ハウジングを凹型羽根板状とした第1実施形態と同形状のジョイント部材11、12とを設け、これら4枚のジョイント部材11、12、13を羽根車形状に組み合わせている。
ジョイント部材13は、図10に示すように、中央連結部17bの幅を第1実施形態のH型のジョイント部材の中央連結部の幅の略半分とし、該中央連結部17bを両側羽根板部17aの長さ方向の中央ではなく両側羽根板部17aの長さ方向のいずれか一方側へ位相させている。
前記構成の2枚のジョイント部材13を上下逆さまの状態で中心を位置合わせして組み合わせ、さらに上下両側から第1実施形態と同形状の凹型のジョイント部材11、12を中心を位置合わせして羽根車形状に組み合わせている。
本実施形態では、4枚のジョイント部材11、12、13を組み合わせているため、結合部材(図示せず)の支持片を8本設けている。該8本の支持片を周方向に移動可能としておけば、これら支持片を所要箇所に移動させて前記第1実施形態の3枚のジョイント部材を組み合わせたジョイントコネクタにも利用できる。
前記構成によれば、第1実施形態のジョイントコネクタと比較して接続する電線の本数は増加しているが、外形は第1実施形態のジョイントコネクタと変わらない。よって、ジョイントコネクタの大型化を防止することができる。
なお、他の構成及び作用効果は第1実施形態と同様のため、同一の符号を付して説明を省略する。
図12及び図13は、本発明の第3実施形態を示す。
本実施形態では、2枚の凹型のジョイント部材11、12を組み合わせてジョイントコネクタ10としている点で前記実施形態と相違する。
ジョイント部材11、12のハウジング15、16は凹型羽根板状とし、中央連結部15b、16bの幅を両側羽根板部15a、16aの長さの略半分としている。
本実施形態では、ジョイント部材11、12の結合に前記実施形態で用いた結合部材を用いておらず、ジョイント部材11、12のハウジング15、16にロック構造を設けている。具体的には、ジョイント部材11、12の中央連結部15b、16bの両外面の所要箇所に凹状の被ロック部15f、16fが設けられていると共に、両側羽根部15a、16aの内面のスリット15c、16cの両側の所要箇所に爪状のロック部15g、16gが設けられている。よって、ジョイント部材11、12の中心を位置合わせして直交方向に組み合わせると、バネ状電気接触部21bと22bが接触すると共に、ロック部15g、16gが被ロック部16f、15fに係止されてジョイント部材11と12がロック結合される。
前記構成によれば、ジョイント部材11と12とがロック結合されるため、ジョイント部材11、12の結合に別体の結合部材が不要となり部品点数を低減することができる。
なお、前記第1、第2実施形態のジョイント部材もロック結合により結合する構成としてもよい。
また、他の構成及び作用効果は第1実施形態と同様のため、同一の符号を付して説明を省略する。
図14は、本発明の第4実施形態を示す。
本実施形態では、ジョイントコネクタ10を形成するジョイント部材11、12、13及び結合部材14は第1実施形態と同様であるが、その組立工程を相違させている。
即ち、ワイヤハーネスの仮結束時に、電線w1を接続したジョイント部材11と電線w3を接続したジョイント部材13を組み合わせて結合部材14で結合して第1サブハーネスW/H−1を形成する一方、電線w2をジョイント部材12に接続して第2サブハーネスW/H−2を形成している。そして、本結束時に第1サブハーネスW/H−1のジョイント部材11、13に第2サブハーネスW/H−2のジョイント部材12を組み合わせている。
前記構成によれば、第1、第2サブハーネスW/H−1、W/H−2の組立時に、少なくとも従来後入れとなっていた電線w2をジョイント部材12に接続しておけば、本結束時に各ジョイント部材11、12、13を組み合わせることにより第1サブハーネスW/H−1と接続することができる。よって、サブハーネスに生じていた後入れ端子をなくすことができる。これにより、従来後入れ端子に要していた手間と時間を削減でき、効率的なワイヤハーネスの組立を行うことができると共に、仮結束ハーネスの搬送時における端子の損傷も同時に無くすことができ、ワイヤハーネスの品質および信頼性を向上できる。
図15は、本発明の第5実施形態を示す。
本実施形態では、ジョイント部材のハウジング内に収容するバスバーの形状を相違させている。
即ち、凹型のジョイント部材50のハウジング51内にバスバー60を収容しており、該バスバー60の幅方向をジョイント部材50の厚さ方向と一致させている。バスバー60では電気接触部60bを切り起こしてバネ状に形成している。バスバー60と電線wとの接続は、前記実施形態と同様、ハウジング51に設けたキャビテイ51aに電線w端末の雌端子61を挿入してバスバー60のタブ60aと接続している。キャビテイ51a内に挿入した雌端子61は、キャビテイ51a内に設けたランス51bにより係止される。
なお、凹型のジョイント部材50と組み合わされるH型のジョイント部材(図示せず)のバスバーも同様の構成としてもよい。
本発明の第1実施形態のジョイントコネクタを示す図面である。 第1実施形態のジョイントコネクタの分解斜視図である。 凹型のジョイント部材を示し、(A)は正面図、(B)はA−A線断面図である。 H型のジョイント部材を示し、(A)は正面図、(B)はB−B線断面図である。 (A)は凹型のジョイント部材に電線を接続した状態を示す図面、(B)はH型のジョイント部材に電線を接続した状態を示す図面である。 ジョイントコネクタに他の電線のスプライス部を沿わせた状態を示す図面である。 ジョイントコネクタをワイヤハーネスの幹線に沿わせてテープ巻き固定した状態を示す図面である。 (A)はジョイントコネクタの他の配置例を示す図面、(B)はC−C線断面図である。 (A)はジョイントコネクタのさらに他の配置例を示す図面、(B)はD−D線断面図である。 第2実施形態のジョイントコネクタの分解斜視図(結合部材の図示省略)である。 第2実施形態のH型のジョイント部材の正面図である。 第3実施形態のジョイントコネクタの分解斜視図である。 第3実施形態の凹型のジョイント部材の正面図である。 第4実施形態を示す図面である。 第5実施形態を示し、(A)はジョイント部材の断面図、(B)はジョイント部材のハウジング内に収容するバスバーの斜視図である。 (A)(B)は従来例を示す図面である。
符号の説明
10 ジョイントコネクタ
11、12 凹型のジョイント部材
13 H型のジョイント部材
14 結合部材
14a 台座部
14b 支持片
14c ロック部
14d テープ止め部
15、16、17 ハウジング
15b、16b、17b 中央連結部
15c、16c、17c バスバー挿入用のスリット
15d、16d、17d キャビテイ
15e、16e、17e 被ロック部
15f、16f 被ロック部
15g、16g ロック部
21、22 凹状バスバー
23 H状バスバー
21a、22a、23a タブ
21b、22b、23b バネ状電気接触部
31、32、33 雌端子
40 中間スプライス部
50 凹型のジョイント部材
51 ハウジング
51a キャビテイ
51b ランス
60 バスバー
60a タブ
60b 電気接触部
61 雌端子
w1、w2、w3 電線
W/H ワイヤハーネスの幹線

Claims (5)

  1. 3〜4枚の羽根板状のジョイント部材を備え、これらジョイント部材の中心を位置合わせして羽根車形状に組み合わせるものとし、
    前記2枚のジョイント部材のハウジングは凹型羽根板状とすると共に、残りの1枚あるいは2枚のジョイント部材のハウジングはH型羽根板状とし、
    前記凹型羽根板状のハウジング内およびH型羽根板状のハウジング内には、それぞれ外形に沿った形状の凹状バスバーとH状バスバーを収容していると共に、凹状バスバーの両側先端部をタブとすると共にH状バスバーの4つの先端部をタブとし、これらタブと電線端末の端子の嵌合接続用のキャビテイを前記ハウジングの先端部に夫々設けると共に、各ハウジングのくぼみに位置する中央連結部には前記バスバーに形成した電気接触部を露出させ、
    前記3〜4枚の羽根板状のジョイント部材を、その各中央連結部を嵌合して羽根車状に組み合わせると、前記中央連結部に露出させた電気接触部が相互に接触して電気接続する構成としていることを特徴とするジョイントコネクタ。
  2. 2枚の羽根板状のジョイント部材を備え、これら2枚のジョイント部材の中心を位置合わせして羽根車形状に組み合わせるものとし、
    前記ジョイント部材のハウジングは凹型羽根板状とし、該ハウジング内に外形に沿った形状の凹状バスバーを収容していると共に、凹状バスバーの両側先端部をタブとし、これらタブと電線端末の端子の嵌合接続用のキャビテイを前記ハウジングの先端部に夫々設けると共に、各ハウジングの連結部には前記バスバーに形成した電気接触部を露出させ、
    前記2枚の羽根板状のジョイント部材を、その連結部を嵌合して羽根車状に組み合わせると、前記連結部に露出させた電気接触部が相互に接触して電気接続する構成としていることを特徴とするジョイントコネクタ。
  3. 前記複数枚の羽根板状のジョイント部材を羽根車状に組み立てた状態で結合する結合部材を備え、該結合部材は各ジョイント部材のハウジングの外面に形成した被ロック部に係止するロック部を設けた複数の支持片を台座部から間隔をあけて立設した構成としている請求項1または請求項2に記載のジョイントコネクタ。
  4. 前記各ジョイント部材の連結部の内面側に露出させる前記バスバーの電気接触部は、該バスバーからバネ状に切り起こした形状とし、これらバネ状電気接触部を重ね合わせ接触させる構成としている請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のジョイントコネクタ。
  5. 前記各ジョイント部材に接続する電線は、自動車に配索されるワイヤハーネスの電線とし、前記ワイヤハーネスの幹線上に配置される請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のジョイントコネクタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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