JP2007011483A - 自販機用照明システム及び自販機用照明動作制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 町中にいる多くの販売予定対象者の検知を基にして自動販売機の照明を消灯または点灯制御することが可能な自動販売機及び自動販売機制御方法を提供する。
【解決手段】 通信制御部110は、簡易型基地局18を介して携帯通信端末20を識別する端末識別情報を取得し、端末情報制御部140は、この端末識別情報により、携帯通信端末20が簡易型基地局の基地局エリア内に存在する否かを判定し、基地局エリア内に携帯通信端末20が存在するものと判定した場合には、自動販売機10の照明を点灯させる要求を照明制御部160に出力し、一方、基地局エリア内に携帯通信端末20が存在しないものと判定された場合には、自動販売機10の照明を消灯させる要求を照明制御部160に出力する。照明制御部160は、入力された要求に従って、自動販売機10の照明を点灯または消灯する。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動販売機の照明を制御する自販機用照明システム及び自販機用照明動作制御方法に関する。
自動販売機は、四六時中稼働しているため、購入者が必要なときに商品を購入することができ、便利な機械である。通常、自動販売機は、自身の存在、及び提供可能な商品サンプルや広告を認知してもらうため、夜間、周囲に人が誰もいないのに照明を点灯している。しかしながら、自動販売機は、夜間、周囲に人が誰もいないのに関わらず自動販売機の照明を点灯し続けるのは、電気代が嵩むとともに電力エネルギーの無駄使いであるという問題点があった。
そこで、上述した問題点を解決するために、PHS(Personal Handy Phone System)携帯端末と、自動販売機と、自動販売機の近くに設置されている中継器とからなる自動販売機の制御システムが開示されている(例えば、特許文献1参照)。このシステムは、中継器がPHS携帯端末から送信された位置登録信号を受信し、この受信した位置登録信号に基づき、自動販売機は、販売予定対象者の存在を確認して照明を点灯するという構成になっている。
特開平9−212730号公報
しかしながら、上述した自動販売機の制御システムでは、PHS携帯端末と自動販売機の近くに設置されている中継器との距離が短い範囲でPHS携帯端末が使用されるので、自動販売機の設置箇所は、例えば社内等の1つのフロアにおいて使用できるのみである。従って、町中に自動販売機を設置することで、販売予定対象者を広い範囲において検知し、その検知結果を基にして自動販売機の照明を消灯または点灯制御することができないという問題点があった。
そこで、本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたものであって、町中にいる多くの販売予定対象者の検知を基にして自動販売機の照明を消灯または点灯制御することが可能な自動販売機及び自動販売機制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明では、自販機本体に装備された照明施設と、顧客が携帯する携帯通信端末に無線接続された簡易型基地局とを備え、この簡易型基地局で捕捉された携帯端末情報に基づいて前記照明施設の照明を点灯若しくは消灯制御する照明操作制御機構を装備してなる自販機用照明システムにおいて、前記照明動作制御機構が、前記簡易型基地局を介して所定のタイミングで送り込まれる各携帯通信端末からの端末識別情報を取得する端末情報取得手段と、この端末識別情報取得手段にて取得された端末識別情報に基づいて前記携帯通信端末が前記簡易型基地局の基地局エリア内に存在する否かを判定する端末有無判定手段と、この端末有無判定手段により前記基地局エリア内に携帯通信端末が存在すると判定された場合には前記照明施設の点灯要求を出力すると共に、前記基地局エリア内に当該携帯通信端末が存在しないと判定された場合には前記照明施設の消灯要求を出力する要求出力手段と、この要求出力手段により出力された要求に従って作動し前記自販機本体の照明施設を所定レベルで点灯制御又は消灯制御する照明動作制御手段とを備えるという構成を有する。
この構成によれば、町中にいる多くの販売予定対象者の検知を基にして自動販売機の照明を消灯または点灯制御することができる。
請求項2記載の発明では、自販機本体に装備された照明施設と、顧客が携帯する携帯通信端末に無線接続された簡易型基地局とを備え、この簡易型基地局で補足された顧客情報に基づいて前記照明施設の照明を点灯若しくは消灯制御する照明操作制御機構を装備してなる自販機用照明システムにおいて、前記照明動作制御機構が、前記簡易型基地局を介して所定のタイミングで送り込まれる各携帯通信端末からの端末識別情報を取得する端末情報取得手段と、この端末識別情報取得手段にて取得された端末識別情報に基づいて前記携帯通信端末が前記簡易型基地局の基地局エリア内に存在する否かを判定する端末有無判定手段と、前記基地局エリア内に現に存在しても所定の携帯通信端末については存在しないものとして取り扱うために当該携帯通信端末の端末識別情報を予め記憶する端末情報記憶手段と、前記端末有無判定手段によって前記基地局エリア内に携帯通信端末が存在するものと判定された場合には、当該判定対象の携帯通信端末の端末識別情報が前記端末情報記憶手段に記憶されている否かを判定する記憶有無判定手段と、この記憶有無判定手段によって当該携帯通信端末の端末識別情報が記憶されていると判定された場合には前記照明施設の消灯要求を出力すると共に、記憶されていないと判定された場合には前記照明施設の点灯要求を出力する要求出力手段と、この要求出力手段により出力された要求に従って作動し前記自販機本体の照明施設を所定レベルで点灯制御又は消灯制御する照明動作制御手段とを備えるという構成を有する。
これによれば、人家にいる購入を希望しない携帯通信端末の端末識別情報により、自動販売機の照明が常時点灯した状態になってしまうのを防止することができる。
請求項3記載の発明では、前述した端末情報記憶手段には、前記端末識別情報以外に、前記携帯通信端末の位置を示す位置情報を更に有しており、前記簡易型基地局を介して携帯通信端末の端末識別情報を受信したのち、当該携帯通信端末から当該携帯通信端末の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得手段と、この位置情報取得手段により前記携帯通信端末の端末識別情報が取得されたのち、当該携帯通信端末から当該携帯通信端末の位置を示す位置情報を取得したか否かを判定する位置情報取得判定手段と、この位置情報取得判定手段により前記位置情報を取得したものと判定された場合には、前記端末情報記憶手段に記憶する当該携帯通信端末の位置情報と、前記位置情報取得手段により取得された前記位置情報とから、当該携帯通信端末の移動差を算出する移動差算出手段と、この移動差算出手段により算出された移動差が所定値以上である場合には、予め記憶した移動有無情報を移動有りの情報に更新する移動有無情報更新手段とを更に備え、前記位置情報取得手段が、携帯通信端末についての前記位置情報を再び取得するという構成を有する。
この構成によれば、人家にいる携帯通信端末を携帯する人の中から購入予定対象者を特定することが可能となり、自動販売機の照明を点灯または消灯することができる。
請求項4記載の発明では、前述した端末情報記憶手段には、前記端末識別情報及び前記位置情報以外に、前記携帯通信端末の移動の有無を示す有無情報を更に有しており、所定期間の経過を計時する所定期間計時手段と、前述した各手段の実行中に前記所定期間の経過を計時すると、予め記憶する前記携帯通信端末の移動の有無を計数し積算する計数積算手段とを更に備え、前記要求出力手段が、計数し積算した移動回数が所定数以上の場合に前記照明施設の点灯要求を出力するように又前記移動回数が所定数未満である場合には前記照明施設の消灯要求を出力するという構成を有する。
請求項5記載の発明では、自販機本体に装備された簡易型基地局を介して複数の携帯通信端末からの端末識別情報を受信する端末識別情報受信工程と、この受信された端末識別情報に基づいて当該携帯通信端末が前記簡易型基地局の基地局エリア内に存在する否かを判定する端末有無判定工程と、前記受信された端末識別情報にかかる携帯通信端末が基地局エリア内に存在すると判定された場合には前記自販機本体に装備された照明施設の点灯要求を出力し前記基地局エリア内に当該携帯通信端末が存在しないと判定された場合には前記照明施設の消灯要求を出力する要求出力工程と、この出力された要求に従って作動し前記自販機本体の照明施設を点灯制御又は消灯制御する照明動作制御工程とを備えるという構成を有する。
この構成によれば、町中にいる多くの販売予定対象者の検知を基にして自動販売機の照明を消灯または点灯制御することができる。
請求項6記載の発明では、自販機本体に装備された簡易型基地局を介して複数の携帯通信端末からの端末識別情報を受信する端末識別情報受信工程と、この受信された端末識別情報に基づいて当該携帯通信端末が前記簡易型基地局の基地局エリア内に存在する否かを判定する端末有無判定工程と、前記基地局エリア内に現に存在しても所定の携帯通信端末については存在しないものとして取り扱うために当該携帯通信端末の端末識別情報を予め記憶する端末情報記憶手段と、前記基地局エリア内に携帯通信端末が存在するものと判定された場合には、当該判定対象の携帯通信端末の端末識別情報が、前記端末情報記憶工程で記憶されたものか否かを判定する記憶有無判定工程と、この携帯通信端末の端末識別情報が前記端末情報記憶工程で記憶されたものと判定された場合には前記照明施設の消灯要求を出力し記憶されていないと判定された場合には前記照明施設の点灯要求を出力する要求出力工程と、この出力された要求に従って作動し前記自販機本体の照明施設を所定レベルで点灯制御又は消灯制御する照明動作制御工程とを備えるという構成を有する。
この構成によれば、人家にいる購入を希望しない携帯通信端末の端末識別情報により、自動販売機の照明が常時点灯した状態になってしまうのを防止することができる。
請求項7記載の発明では、前述した自販機用照明動作制御方法において、前記簡易型基地局を介して携帯通信端末の端末識別情報を受信したのち、当該携帯通信端末から当該携帯通信端末の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得工程と、前記携帯通信端末の端末識別情報を取得したのち、当該携帯通信端末から当該携帯通信端末の位置を示す位置情報を取得したか否かを判定する位置情報取得判定工程と、前記位置情報を取得したものと判定した場合には、予め記憶する前記携帯通信端末から当該携帯通信端末の位置を示す位置情報の移動差を算出する移動差算出工程と、算出した移動差が所定値以上である場合には、予め記憶した移動有無情報を移動有りの情報に更新する移動有無情報更新工程とを更に備え、前記位置情報取得工程が、携帯通信端末についての前記位置情報を再び取得するという構成を有する。
請求項8記載の発明では、前述した自販機用照明動作制御方法において、所定期間の経過を計時する所定期間計時工程と、前述した各工程において所定期間の経過を計時すると、予め記憶する、前記携帯通信端末の移動の有無を示す有無情報に基づき、当該携帯通信端末の移動の有無を計数し積算する計数積算工程とを更に備え、前記要求出力工程が、計数し積算した移動回数が所定数以上の場合に前記照明施設の点灯要求を出力するように又前記移動回数が所定数未満である場合には前記照明施設の消灯要求を出力するという構成を有する。
この構成によれば、人家にいる携帯通信端末を携帯する人の中から購入予定対象者を特定することが可能となり、自動販売機の照明を点灯または消灯することができる。
請求項9記載の発明では、自販機本体に装備された照明操作制御機構が備えているコンピュータを、予め別に装備された簡易型基地局で受信される複数の端末識別情報に基づいて当該各携帯通信端末が前記簡易型基地局の基地局エリア内に存在する否かを判定する端末有無判定手段、前記受信された端末識別情報にかかる携帯通信端末が基地局エリア内に存在する場合には前記自販機本体に装備された照明施設の点灯要求を出力し前記基地局エリア内に当該携帯通信端末が存在しない場合には前記照明施設の消灯要求を出力する要求出力手段と、及び、この出力された要求に従って作動し前記自販機本体の照明施設を所定レベルで点灯制御又は消灯制御する照明用動作制御手段として機能させる。
この構成によれば、町中にいる多くの販売予定対象者の検知を基にして自動販売機の照明を消灯または点灯制御することができる。
請求項10記載の発明では、自販機本体に装備された照明操作制御機構が備えているコンピュータを、予め別に装備された簡易型基地局で受信される複数の端末識別情報に基づいて当該各携帯通信端末が前記簡易型基地局の基地局エリア内に存在する否かを判定する端末有無判定手段、前記基地局エリア内に現に存在しても所定の携帯通信端末については存在しないものとして取り扱うために当該携帯通信端末の端末識別情報を予め記憶する端末情報記憶手段、前記基地局エリア内に携帯通信端末が存在する場合には、当該判定対象の携帯通信端末の端末識別情報が、予め記憶する、前記基地局エリア内に現に存在しても所定の携帯通信端末については存在しないものとして取り扱うために当該携帯通信端末の端末識別情報が記憶されている否かを判定する記憶有無判定手段、この携帯通信端末の端末識別情報が記憶されているものと判定された場合には前記照明施設の消灯要求を出力すると共に、記憶されていないと判定された場合には前記照明施設の点灯要求を出力する要求出力手段、及び、この出力された要求に従って作動し前記自販機本体の照明施設を点灯制御又は消灯制御する照明動作制御手段として機能させる。
この構成によれば、人家にいる携帯通信端末を携帯する人の中から購入予定対象者を特定することが可能となり、自動販売機の照明を点灯または消灯することができる。
町中にいる多くの販売予定対象者の検知を基にして自動販売機の照明を消灯または点灯制御することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る自販機用照明システムの概略構成を示す。この図1に示すように、この実施形態の自販機用照明システムは、自販機本体(以下、自動販売機という)10に装備された照明施設10Aと、顧客が携帯する携帯通信端末20に無線接続された簡易型基地局18とを備え、簡易型基地局18で捕捉された携帯通信端末20が送信した端末識別情報に基づいて照明施設10Aの照明を点灯若しくは消灯制御する照明操作制御機構100を装備している。ここで、符合18Aは簡易型基地局18のアンテナを示す。
この内、照明動作制御機構100は、図2(A)に示すように、通信制御部110、位置取得部120、計時部130、端末情報制御部140、端末情報記憶部150、及び照明制御部160を備えた構成となっている。
通信制御部110は、携帯通信端末20との間で一般的な通信制御を簡易型基地局18を介して行うとともに、簡易型基地局18を介して入力された携帯通信端末20の端末識別情報を端末情報制御部140に出力する。この通信制御部110は、本発明にかかる端末識別情報取得手段110Aを含む構成となっている。
位置取得部120は、予め、端末情報記憶部150に記憶されている携帯通信端末データ(後述する)に記載されている。携帯通信端末20についての現在位置を示す位置情報を、該当する携帯通信端末20から無線を介して取得し、この位置情報を端末情報制御部140に出力する。この位置情報は、携帯通信端末の現在位置を示す緯度・経度である。なお、携帯通信端末20は、緯度・経度の測位情報をGPS衛星から取得可能なものである。ここで、位置取得部120は、本発明にかかる位置取得手段に対応する。
計時部130は、自動販売機10が稼働した時点から計時を開始する。また、この計時部120は、端末情報記憶部150に記憶されている携帯通信端末データに記述されている移動有無確定期間(携帯通信端末20の移動の有無を確定するために期間:以下同じ)を経過すると、その旨を端末情報制御部140に出力する。ここで、位置取得部120は、本発明にかかる計時手段に対応する。
端末情報制御部140は、図2(B)に示すように、端末有無判定部140A、記憶有無判定部140B、要求出力部140C、移動差算出部140D、計数積算部140E、、移動有無情報更新部140F、及び位置情報取得判定部140Gにより構成されている。
端末有無判定部140Aは、通信制御部110から入力された端末識別情報について、端末情報記憶部150に記憶されている携帯通信端末データを検索し、携帯通信端末データに記述されている端末識別情報の中に、入力された端末識別情報があるか否かを判定する。
記憶有無判定部140Bは、端末有無判定部140Aによって基地局エリア50内に携帯通信端末20が存在するものと判定された場合には、端末情報記憶部150に記憶されている携帯通信端末データを検索し、判定対象の携帯通信端末20の端末識別情報が端末情報記憶部150に記憶されている否かを判定する。ここで、この記憶有無判定部140Bは、本発明にかかる記憶有無判定手段に対応する。
要求出力部140Cは、端末有無判定部140Aにより基地局エリア50内に携帯通信端末20が存在すると判定された場合には、照明施設10Aの点灯要求を出力し、一方、基地局エリア50内に携帯通信端末20が存在しないと判定された場合には、照明施設10Aの消灯要求を出力する。また、要求出力部14Cは、記憶有無判定部140Bによって携帯通信端末20の端末識別情報が記憶されていると判定された場合には、照明施設10Aの消灯要求を出力し、一方、記憶されていないと判定された場合には照明施設10Aの点灯要求を出力する。また、要求出力部140Cは、計数し積算した移動回数が所定数以上の場合に照明施設10Aの点灯要求を出力し、一方、移動回数が所定数未満である場合には照明施設10Aの消灯要求を出力し、端末情報記憶部150に記憶されているすべての携帯通信端末データに記述されている移動有無情報項目を「なし」に書き換える。ここで、この要求出力部140Cは、本発明にかかる要求出力手段に対応する。
計数積算部140Dは、実行中に計時部130が移動有無確定間の経過を計時すると、端末情報記憶部150に記憶されている携帯端末情報データ151中の移動有無情報項目に記述されている「あり」数を計数し積算する。ここで、この計数積算部140Dは、本発明にかかる計数積算手段に対応する。
移動有無情報更新部140Eは、移動差算出部140Eにより算出された移動差が所定値以上である場合には、端末情報記憶部150に記憶されている携帯端末データ151の移動有無情報項目を移動「あり」に更新する。ここで、この移動有無情報更新部140Eは、本発明にかかる移動有無情報更新手段に対応する。
移動差算出部140Fは、位置情報取得判定部140Gにより携帯通信端末20の位置情報を取得したものと判定された場合には、端末情報記憶部150に記憶されている携帯通信端末20の位置情報と、位置情報取得部120により取得された位置情報とから、携帯通信端末20の移動差を算出する。ここで、この移動差算出部140Fは、本発明にかかる移動差算出手段に対応する。
位置情報取得判定部140Gは、携帯通信端末20の端末識別情報を取得したのち、この携帯通信端末20から自己位置を示す位置情報を取得したか否かを判定する。この位置情報取得判定部140Gは、本発明にかかる位置情報取得判定手段に対応する。
端末情報記憶部150は、図3に示すように、携帯通信端末データ151を記憶している。この携帯通信端末データ151には、購入予想対象者が携帯する携帯通信端末20を識別するユーザID、端末識別情報、携帯通信端末20の現在地を示す緯度・経度情報、及び携帯通信端末20の移動の有無を示す移動確認情報が記載されている。なお、携帯通信端末データ151を必要とした理由は、基地局エリア内の携帯通信端末所持者の有無のみで自動販売機の照明の制御を行う事が適切でない場合も考えられるからである。例えば、基地局エリア内に人家が在る自動販売機では、人家にいる人が携帯する携帯通信端末により、常時、端末識別情報が入力されるので、購入を希望しない人の端末識別情報も入力され、その結果、自動販売機10の照明が常時点灯した状態になってしまうからである。ここで、端末情報記憶部150は、本発明の端末情報記憶手段に対応する。
照明制御部160は、端末情報制御部140から受けた自動販売機10の照明を消灯させる要求を受けると、照明を消灯させ、また、点灯させる要求を受けると照明を点灯させる。ここで、照明制御部160は、本発明の照明動作制御手段に対応する。
次に、上記実施形態にかかる自販機用照明システムの動作を説明する。
ここで、上述した自販機用照明システムは、下記の工程をもってその動作が実行されるようになっている。
即ち、自販機本体10に装備された簡易型基地局18を介して複数の携帯通信端末20からの端末識別情報を受信する端末識別情報受信工程と、この受信された端末識別情報に基づいて当該携帯通信端末が前記簡易型基地局の基地局エリア内に存在する否かを判定する端末有無判定工程と、前記基地局エリア内に現に存在しても所定の携帯通信端末については存在しないものとして取り扱うために当該端末識別情報を予め記憶する端末情報記憶手段と、前記基地局エリア内に携帯通信端末が存在するものと判定された場合には、当該判定対象の携帯通信端末の端末識別情報が、前記端末情報記憶工程で記憶されたものか否かを判定する記憶有無判定工程と、この携帯通信端末の端末識別情報が前記端末情報記憶工程で記憶されたものと判定された場合には前記照明施設の消灯要求を出力し記憶されていないと判定された場合には前記照明施設の点灯要求を出力する要求出力工程と、この出力された要求に従って作動し前記自販機本体の照明施設を所定レベルで点灯制御又は消灯制御する照明動作制御工程と、をもって、その動作が実行されるようになっている。以下、これを更に詳述する。
ここで、この動作の説明を、1)携帯通信端末が基地局エリアの外から中入った場合、及び基地局エリアの中から外に出た場合の自動販売機の動作と、2)基地局エリア内の携帯通信端末所持者のうち購入予定対象者の携帯通信端末20の有無による自動販売機の動作とに分けて説明する。
1)携帯通信端末が基地局エリアの外から中へ入った場合、及び基地局エリアの中から外に出た場合の自動販売機の動作について
図4は、携帯通信端末が基地局エリアの外から中へ入った場合、及び基地局エリアの中から外に出た場合の自動販売機制御システムの動作を示すフローチャートである。携帯通信端末20は、常時自己の端末識別情報を無線により発信しており、照明動作制御機構100を構成する通信制御部110は、この端末識別情報を端末情報制御部140に出力する。
端末情報制御部140を構成する端末有無判定部140Aは、通信制御部110から端末識別情報が入力されたと判定されたか否かに携帯通信端末20が基地局エリア50に存在するか否かを判定する(ステップ110)。端末有無判定部140Aは、通信制御部110から端末識別情報が入力されたと判定された場合、すなわち、携帯通信端末20が基地局エリア存在するものと判定した場合には(ステップ101;YES)、記憶有無判定部140Bに端末識別情報を出力する(ステップ102)。
すると、記憶有無判定部140Bは、入力された端末識別情報について、端末情報記憶部150に記憶されている携帯通信端末データ151を検索し(ステップ103)、携帯通信端末データ151に記述されている端末識別情報の中に、入力された端末識別情報があるか否かを判定する(ステップ104)。記憶有無判定部140Bは、携帯通信端末データに記載されている端末識別情報の中に入力された端末識別情報があると判定した場合には(ステップ104;YES)、入力された端末識別情報を有する携帯通信端末20が購入予定対象者でないと確認し(ステップ105)、その旨を要求出力部140Cに出力する。その後、要求出力部140Cは、自動販売機10の照明を消灯させる要求を照明制御部160に出力する(ステップ106)。その後、照明制御部160は、受けた照明を消灯させる要求に従って照明を消灯させ(ステップ107)、ステップ101に処理を移行し、上述した動作を続行する。
ステップ104において、記憶有無判定部140Bは、携帯通信端末データ151に記載されている端末識別情報の中に入力された端末識別情報がないと判定した場合には(ステップ104;NO)、入力された端末識別情報を有する携帯通信端末20が購入予定対象者のものであると確認し(ステップ108)、その旨を要求出力部140Cに出力する。その後、要求出力部140Cは、自動販売機10の照明を点灯させる要求を照明制御部160に出力する(ステップ109)。照明制御部160は、入力された要求に従って自動販売機10の照明を点灯し(ステップ110)、ステップ101に処理を移行し、上述した動作を続行する。
2)基地局エリア内の携帯通信端末所持者のうち購入予定対象者の携帯通信端末20の有無による自動販売機の動作について
図5は、基地局エリア内の携帯通信端末所持者のうち購入予定対象者の携帯通信端末20の有無による自動販売機制御の動作を示すフローチャートである。自動販売機10を構成する計時部130は、時刻を計時しており、携帯通信端末データ151に記述されている携帯通信端末20の移動の有無を確定するための期間を示す移動有無確定期間を経過すると、移動有無期間が経過したことを示す情報を移動有無確定期間判定部140Hに出力する。
移動有無確定期間判定部140Hは、移動有無確定期間が経過したことを示す情報が入力されたか否かにより、移動有無確定期間が経過したか否かを判定する(ステップ201)。移動有無確定期間判定部140Hは、移動有無確定期間が経過したことを示す情報が入力されないこと、すなわち、移動有無確定期間が経過していないものと判定した場合には(ステップ201;NO)、その旨を位置情報取得判定部140Gに出力する。すると、位置情報取得判定部140は、携帯通信端末データ151に記述されている携帯通信端末20についての位置情報が、位置取得部120から入力されているか否かを判定する(ステップ202)。位置情報取得判定部140Gは、前記位置情報が入力されていないと判定した場合には(ステップ202;NO)、位置情報が入力されるまで同様な処理を続行する。
一方、位置情報取得判定部140Gは、位置情報が入力されたと判定した場合には(ステップ202;YES)、その旨を移動差算出手段140Dに出力する。移動差算出手段140Dは、端末情報記憶部150に記憶されている携帯通信端末データ151の中の該当する携帯通信端末データ151の緯度・経度項目に記述されている緯度・経度と、位置情報に記述された緯度・経度との差を算出し、その差が所定値以上あるか否かを判定する(ステップ203)。
移動差算出手段140Dは、携帯通信端末データ151の緯度・経度項目に記述されている緯度・経度と、位置情報に記述された緯度・経度との差が所定値以上あると判定した場合には(ステップ203;YES)、その旨を移動有無情報更新部140Fに出力する。移動有無情報更新部140Fは、携帯通信端末データ151の緯度・経度項目に、位置情報に記述されている緯度・経度を書き込む(ステップ204)とともに、移動有無情報項目に「あり」を書き込み(ステップ205)、ステップ202に処理を移行し、上述したと同様な処理を行う。
ステップ201において、移動有無確定期間判定部140Hは、移動有無期間が経過したことを示す情報が入力されたこと、すなわち、移動有無期間が経過しているものと判定した場合には(ステップ201;YES)、その旨を計数積算部140Eに出力する。すると、計数積算部140Eは、携帯通信端末データ151中の移動有無情報項目に記述されている「あり」数を算出する(ステップ206)。次に、計数積算部140Eは、「あり」の数が所定数以上あるか否かを判定する(ステップ207)。
計数積算部140Eは、「あり」の数が所定数以上あると判定した場合には(ステップ207;YES)、購入予定対象者の携帯通信端末20が基地局エリア内に存在するものと判定し、その旨を要求出力部140Cに出力する。要求出力部140Cは、照明制御部160に自動販売機10の照明を点灯させる要求を出力する(ステップ208)。照明制御部160は、入力された要求に従って自動販売機10の照明を点灯する(ステップ209)。その後、移動有無情報更新部140Fは、端末情報記憶部150に記憶されているすべての携帯通信端末データ151に記述されている移動有無情報項目を「なし」に書き換え(ステップ210)、ステップ201に処理を移行し、以後、同様な処理を続行する。
ステップ207において、計数積算部140Eは、「あり」の数が所定数未満あると判定した場合には(ステップ207;NO)、購入予定対象者の携帯通信端末20が基地局エリア内に存在しないものと確認し、その旨を要求出力部140Cに出力する。要求出力部140Cは、照明制御部160に自動販売機10の照明を消灯させる要求を出力する(ステップ211)。照明制御部160は、入力された要求に従って、自動販売機10その照明を消灯し(ステップ212)、ステップ210に処理を移行する。
ここで、上述した自販機用照明システムにおける自動販売機10の照明動作制御機構100に、予め動作制御用のコンピュータとしてのCPUと、このCPUに照明施設の動作制御を実行させる自販機用照明動作制御プログラムとを装備し、この自販機用照明動作制御プログラを作動させることにより、通信制御部110、位置取得部120、計時部130、端末情報制御部140、端末情報記憶部150、及び照明制御部160として機能させるようにしてもよい。
この場合、上述した自販機用照明動作制御プログラムは、自販機本体10に併設された照明操作制御機構100が備えているコンピュータを、予め別に装備された簡易型基地局18で受信される複数の端末識別情報に基づいて当該各携帯通信端末20が前記簡易型基地局18の基地局エリア内に存在する否かを判定する端末有無判定手段、前述した基地局エリア内に現に存在しても所定の携帯通信端末については存在しないものとして取り扱うために当該携帯通信端末の端末識別情報を予め記憶する端末情報記憶手段、基地局エリア内に携帯通信端末が存在する場合には、当該判定対象の携帯通信端末の端末識別情報が、前記基地局エリア内に現に存在しても所定の携帯通信端末については存在しないものとして取り扱うために当該携帯通信端末の端末識別情報が記憶されている否かを判定する記憶有無判定手段、この携帯通信端末の端末識別情報が記憶されているものと判定された場合には前記照明施設の消灯要求を出力すると共に、記憶されていないと判定された場合には前記照明施設の点灯要求を出力する要求出力手段、及び、この出力された要求に従って作動し前記自販機本体の照明施設を点灯制御又は消灯制御する照明動作制御手段、として機能させること、をその内容とする。
以上のように、上述した実施形態では、搭載する簡易型基地局18を介して携帯通信端末20の端末識別情報を取得することができるので、町中にいる多くの販売予定対象者の検知を基にして自動販売機の照明を消灯または点灯制御することができる。
又、この実施形態では、端末情報制御部140が、先に基地局エリア50内に携帯通信端末20が存在すると判定し、更に、この携帯通信端末20の端末識別情報が端末情報記憶部150に記憶されている端末識別情報に記述されているか否かを判定するので、人家にいる購入を希望しない人の携帯通信端末の端末識別情報により、自動販売機10の照明が常時点灯した状態になってしまうのを防止することができる。
更に、この実施形態では、端末情報制御部140が、所定期間が計時されると、端末情報記憶部150に記憶されている、移動「あり」の数を算出し、移動「あり」の数が所定数以上である場合には、自動販売機10の照明を点灯させる要求を出力し、一方、移動有無情報の数が所定数未満である場合には、自動販売機10の照明を消灯させる要求を出力するので、人家にいる携帯通信端末20を携帯する人の中から購入予定対象者を特定することが可能となり、自動販売機10の照明を点灯または消灯することができる。
尚、上述した実施形態では、自動販売機周辺に購入予想対象者の存在が無い場合には、自動販売機の照明を消灯するように構成されているが、それ以外として、照明の強さを落とすようにしてもよい。
本発明の実施形態に係る自販機用照明システムの概略構成を示す図である。 図1に示す実施形態に係る照明動作制御機構の構成を示すブロック図である。 図1中の端末情報記憶部に記憶されている携帯通信端末データの構成を示す図である。 本発明に係る実施形態の動作を示すフローチャートである。 本発明に係る実施形態の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10 自動販売機(自販機本体)
10A 照明施設
18 簡易型基地局
18A アンテナ
100 照明動作制御機構
110 通信制御部(端末識別情報取得手段)
120 位置取得部(位置取得手段)
130 計時部(計時手段)
140 端末情報制御部
140A 端末有無判定部(端末有無判定手段)
140B 記憶有無判定部(記憶有無判定手段)
140C 要求出力部(要求出力手段)
140D 計数積算手段(計数積算手段)
140E 移動差算出部(移動差算出手段)
140F 移動有無情報更新部(移動有無情報更新手段)
140H 移動有無確定期間判定部
150 端末情報記憶部(端末情報記憶手段)
160 照明制御部(照明動作制御手段)
20 携帯通信端末
50 基地局エリア

Claims (10)

  1. 自販機本体に装備された照明施設と、顧客が携帯する携帯通信端末に無線接続された簡易型基地局とを備え、この簡易型基地局で捕捉された携帯端末情報に基づいて前記照明施設の照明を点灯若しくは消灯制御する照明操作制御機構を装備してなる自販機用照明システムにおいて、
    前記照明動作制御機構が、前記簡易型基地局を介して所定のタイミングで送り込まれる各携帯通信端末からの端末識別情報を取得する端末情報取得手段と、
    この端末識別情報取得手段にて取得された端末識別情報に基づいて前記携帯通信端末が前記簡易型基地局の基地局エリア内に存在する否かを判定する端末有無判定手段と、
    この端末有無判定手段により前記基地局エリア内に携帯通信端末が存在すると判定された場合には前記照明施設の点灯要求を出力すると共に、前記基地局エリア内に当該携帯通信端末が存在しないと判定された場合には前記照明施設の消灯要求を出力する要求出力手段と、
    この要求出力手段により出力された要求に従って作動し前記自販機本体の照明施設を所定レベルで点灯制御又は消灯制御する照明動作制御手段と、
    を備えたことを特徴とする自販機用照明システム。
  2. 自販機本体に装備された照明施設と、顧客が携帯する携帯通信端末に無線接続された簡易型基地局とを備え、この簡易型基地局で補足された顧客情報に基づいて前記照明施設の照明を点灯若しくは消灯制御する照明操作制御機構を装備してなる自販機用照明システムにおいて、
    前記照明動作制御機構が、前記簡易型基地局を介して所定のタイミングで送り込まれる各携帯通信端末からの端末識別情報を取得する端末情報取得手段と、
    この端末識別情報取得手段にて取得された端末識別情報に基づいて前記携帯通信端末が前記簡易型基地局の基地局エリア内に存在する否かを判定する端末有無判定手段と、
    前記基地局エリア内に現に存在しても所定の携帯通信端末については存在しないものとして取り扱うために当該携帯通信端末の端末識別情報を予め記憶する端末情報記憶手段と、
    この端末有無判定手段によって前記基地局エリア内に携帯通信端末が存在するものと判定された場合には、当該判定対象の携帯通信端末の端末識別情報が前記端末情報記憶手段に記憶されている否かを判定する記憶有無判定手段と、
    この記憶有無判定手段によって当該携帯通信端末の端末識別情報が記憶されていると判定された場合には前記照明施設の消灯要求を出力すると共に、記憶されていないと判定された場合には前記照明施設の点灯要求を出力する要求出力手段と、
    この要求出力手段により出力された要求に従って作動し前記自販機本体の照明施設を所定レベルで点灯制御又は消灯制御する照明動作制御手段と、
    を備えたことを特徴とする自販機用照明システム。
  3. 前記請求項2記載の自販機用照明システムにおいて、
    前記端末情報記憶手段には、前記端末識別情報以外に、前記携帯通信端末の位置を示す位置情報を更に有しており、
    前記簡易型基地局を介して携帯通信端末の端末識別情報を受信したのち、当該携帯通信端末から当該携帯通信端末の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    この位置情報取得手段により前記携帯通信端末の端末識別情報が取得されたのち、当該携帯通信端末から当該携帯通信端末の位置を示す位置情報を取得したか否かを判定する位置情報取得判定手段と、
    この位置情報取得判定手段により前記位置情報を取得したものと判定された場合には、前記端末情報記憶手段に記憶する当該携帯通信端末の位置情報と、前記位置情報取得手段により取得された前記位置情報とから、当該携帯通信端末の移動差を算出する移動差算出手段と、
    この移動差算出手段により算出された移動差が所定値以上である場合には、予め記憶した移動有無情報を移動有りの情報に更新する移動有無情報更新手段とを更に備え、
    前記位置情報取得手段が、携帯通信端末についての前記位置情報を再び取得することを特徴とする自販機用照明システム。
  4. 前記請求項3記載の自販機用照明システムにおいて、
    前記端末情報記憶手段には、前記端末識別情報及び前記位置情報以外に、前記携帯通信端末の移動の有無を示す有無情報を更に有しており、
    所定期間の経過を計時する所定期間計時手段と、
    請求項3記載の手段を実行中に前記所定期間の経過を計時すると、前記端末情報記憶手段に記憶されている前記有無情報に基づき、当該携帯通信端末の移動の有無を計数し積算する計数積算手段とを更に備え、
    前記要求出力手段が、計数し積算した移動回数が所定数以上の場合に前記照明施設の点灯要求を出力するように又前記移動回数が所定数未満である場合には前記照明施設の消灯要求を出力することを特徴とする自販機用照明システム。
  5. 自販機本体に装備された簡易型基地局を介して複数の携帯通信端末からの端末識別情報を受信する端末識別情報受信工程と、
    この受信された端末識別情報に基づいて当該携帯通信端末が前記簡易型基地局の基地局エリア内に存在する否かを判定する端末有無判定工程と、
    前記受信された端末識別情報にかかる携帯通信端末が基地局エリア内に存在すると判定された場合には前記自販機本体に装備された照明施設の点灯要求を出力し前記基地局エリア内に当該携帯通信端末が存在しないと判定された場合には前記照明施設の消灯要求を出力する要求出力工程と、
    この出力された要求に従って作動し前記自販機本体の照明施設を点灯制御又は消灯制御する照明動作制御工程を備えたことを特徴とする自販機用照明動作制御方法。
  6. 自販機本体に装備された簡易型基地局を介して複数の携帯通信端末からの端末識別情報を受信する端末識別情報受信工程と、
    この受信された端末識別情報に基づいて当該携帯通信端末が前記簡易型基地局の基地局エリア内に存在する否かを判定する端末有無判定工程と、
    前記基地局エリア内に現に存在しても所定の携帯通信端末については存在しないものとして取り扱うために当該端末識別情報を予め記憶する端末情報記憶手段と、
    前記基地局エリア内に携帯通信端末が存在するものと判定された場合には、当該判定対象の携帯通信端末の端末識別情報が、前記端末情報記憶工程で記憶されたものか否かを判定する記憶有無判定工程と、
    この携帯通信端末の端末識別情報が前記端末情報記憶工程で記憶されたものと判定された場合には前記照明施設の消灯要求を出力し記憶されていないと判定された場合には前記照明施設の点灯要求を出力する要求出力工程と、
    この出力された要求に従って作動し前記自販機本体の照明施設を所定レベルで点灯制御又は消灯制御する照明動作制御工程と、
    を備えたことを特徴とする自販機用照明動作制御方法。
  7. 前記請求項6記載の自販機用照明動作制御方法において、
    前記簡易型基地局を介して携帯通信端末の端末識別情報を受信したのち、当該携帯通信端末から当該携帯通信端末の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得工程と、
    前記携帯通信端末の端末識別情報を取得したのち、当該携帯通信端末から当該携帯通信端末の位置を示す位置情報を取得したか否かを判定する位置情報取得判定工程と、
    前記位置情報を取得したものと判定した場合には、予め記憶する前記携帯通信端末から当該携帯通信端末の位置を示す位置情報の移動差を算出する移動差算出工程と、
    算出した移動差が所定値以上である場合には、予め記憶した移動有無情報を移動有りの情報に更新する移動有無情報更新工程とを更に備え、
    前記位置情報取得工程が、携帯通信端末についての前記位置情報を再び取得することを特徴とする自販機用照明動作制御方法。
  8. 前記請求項7記載の自販機用照明動作制御方法において、
    所定期間の経過を計時する所定期間計時工程と、
    前記所定期間の経過を計時すると、前記携帯通信端末の移動の有無を示す有無情報に基づき、当該携帯通信端末の移動を計数し積算する計数積算工程とを更に備え、
    前記要求出力工程が、計数し積算した移動回数が所定数以上の場合に前記照明施設の点灯要求を出力するように又前記移動回数が所定数未満である場合には前記照明施設の消灯要求を出力することを特徴とする自販機用照明動作制御方法。
  9. 自販機本体に装備された照明操作制御機構が備えているコンピュータを、
    予め別に装備された簡易型基地局で受信される複数の端末識別情報に基づいて当該各携帯通信端末が前記簡易型基地局の基地局エリア内に存在する否かを判定する端末有無判定手段、
    前記受信された端末識別情報にかかる携帯通信端末が基地局エリア内に存在する場合には前記自販機本体に装備された照明施設の点灯要求を出力し前記基地局エリア内に当該携帯通信端末が存在しない場合には前記照明施設の消灯要求を出力する要求出力手段、
    及び、この出力された要求に従って作動し前記自販機本体の照明施設を所定レベルで点灯制御又は消灯制御する照明用動作制御手段、
    として機能させるための自販機用照明動作制御プログラム。
  10. 自販機本体に装備された照明操作制御機構が備えているコンピュータを、
    予め別に装備された簡易型基地局で受信される複数の端末識別情報に基づいて当該各携帯通信端末が前記簡易型基地局の基地局エリア内に存在する否かを判定する端末有無判定手段、
    前記基地局エリア内に現に存在しても所定の携帯通信端末については存在しないものとして取り扱うために当該携帯通信端末の端末識別情報を予め記憶する端末情報記憶手段、
    前記基地局エリア内に携帯通信端末が存在する場合には、当該判定対象の携帯通信端末の端末識別情報が、前記基地局エリア内に現に存在しても所定の携帯通信端末については存在しないものとして取り扱うために当該携帯通信端末の端末識別情報が記憶されている否かを判定する記憶有無判定手段、
    この携帯通信端末の端末識別情報が記憶されているものと判定された場合には前記照明施設の消灯要求を出力すると共に、記憶されていないと判定された場合には前記照明施設の点灯要求を出力する要求出力手段、
    及び、この出力された要求に従って作動し前記自販機本体の照明施設を点灯制御又は消灯制御する照明動作制御手段、
    として機能させるための自販機用照明動作制御プログラム。
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