JP2007010879A - 警報表示器監視システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 汎用性が高い警報表示器監視システムを安価に構築する。
【解決手段】 警報表示器20の表示部21を撮影する撮影手段11、該撮影手段11により撮影した表示部21の状態を表示部21毎に認識する表示部認識手段12、該表示部認識手段12の認識結果に基づいて警報表示器20の表示情報を再現して表示する表示情報再現手段13、該表示情報再現手段13で再現表示された各表示部21の表示情報に関連する関連情報を表示する関連情報表示手段14を備える。関連情報表示手段14により表示する関連情報は、各表示部21の表示情報に対する対処情報とすることが可能である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、警報表示器監視システムに係り、特に複数の表示部を有する警報表示器を遠隔監視することができる警報表示器監視システムに関するものである。
ビルやプラント工場の管理室等には、様々な機器類の状態を表示するための警報表示器が設置されており、管理者は警報表示器の表示を監視することにより、発生した異常等に対応していた。
このような監視システムでは、管理室等に管理者が常駐していなければ、発生した異常等に迅速に対応することができない。しかしながら、管理室等に管理者を常駐させておくと管理者を警報表示器の監視に専念させることとなり、人件費が嵩むとともに、人的資源を有効に利用することができなかった。
そこで、従来より、機器類等の遠隔保守を行うための技術が提案されている。
従来の一般的な技術では、警報表示器の表示窓端子と並列に端子を設け、この端子と転送先の表示器の端子とを結線することにより、転送先の表示器においても警報表示器と同様の表示を行うようにしている。また、センサーで検出した表示信号を、変換器を介して無線送信し、転送先表示器で受信表示する方法もあった。
さらに、特許文献1の特開2003−23677号「遠隔保守システムおよび遠隔保守方法」に、保守者が顧客からの保守依頼に応じて随時対応することが可能であるとともに、保守対応に係る時間を短縮する技術が種々提案されている。
この特許文献1に記載されている「遠隔保守システムおよび遠隔保守方法」は、入力情報の内容に基づいて保守に関する指示内容を決定し、データ通信可能な移動電話機により、被遠隔保守処理手段へ指示内容を供給し、被遠隔保守処理手段が、データ通信可能な移動電話機を用いて指示内容を受け取り、この指示内容に従って保守対象装置にアクセスすることにより、保守者が客先に出向くことなく遠隔で保守対応を行うようにしたものである。また、移動電話機によって被遠隔保守処理手段へデータ転送するので、保守者は、随時、移動電話機を利用して、顧客からの保守依頼に対応することができるとされている。
また、特許文献2の特開2003−308058号「画像情報の転送機能を有する表示システム」に、情報処理装置の表示回路が出力する画像を、圧縮した静止画像データとし、遠隔地の情報処理装置に送信することにより、通信負荷を軽減して、遠隔地の情報処理装置で同様の表示画像を見ることができる技術が種々提案されている。
この特許文献2に記載されている「画像情報の転送機能を有する表示システム」は、表示データを生成する時点で専用のハードウエアにより表示イメージを圧縮したデータを作成し、専用の出力メモリに定期的あるいは表示内容に変化が生じた時点で書き込み、このような方式に対応した通信ソフトウエアを用いて表示内容を遠隔地に送信するようにしたものである。
特開2003−23677号公報 特開2003−308058号公報
しかしながら、従来のように、警報表示器に設けた端子と転送先の表示器の端子を結線する方法では、配線工事が必要となり、同一室内、あるいは同一建物内に転送先の表示器を設ける場合には有効であっても、長距離を隔てて警報表示器の遠隔監視を行うことは現実的に無理であった。
また、変換器を介してセンサーで検出した表示信号を無線送信する方法では、A/D変換器、D/A変換器、無線送受信装置、専用のソフトウエア等が必要であり、設備費用が嵩むという問題があった。
また、特許文献1に記載されている「遠隔保守システムおよび遠隔保守方法」は、客先に設置した被遠隔保守処理手段と保守センターに設置した遠隔保守処理手段との間を移動電話機を用いて無線接続する技術であり、遠隔保守処理手段という特別な装置が必要であり、汎用性に欠けるという問題があった。
また、特許文献2に記載されている「画像情報の転送機能を有する表示システム」は、データ圧縮を行うための専用のハードウエア、出力メモリ等が必要であり、汎用性に欠けるという問題があった。
本発明は、上述した問題点を解決するために創案されたものである。すなわち本発明の目的は、安価に構築することができるとともに汎用性が高い警報表示器監視システムを提供することにある。
本発明によれば、複数の表示部(21)を有する警報表示器(20)を遠隔監視するためのシステムであって、警報表示器(20)の表示部(21)を撮影する撮影手段(11)と、該撮影手段(11)により撮影した表示部(21)の状態を表示部(21)毎に認識する表示部認識手段(12)と、該表示部認識手段(12)の認識結果に基づいて前記警報表示器(20)の表示情報を再現して表示する表示情報再現手段(13)と、該表示情報再現手段(13)で再現表示された各表示部(21)の表示情報に関連する関連情報を表示する関連情報表示手段(14)と、を備えたことを特徴とする警報表示器監視システムが提供される。
前記関連情報表示手段(14)により表示する関連情報は、各表示部(21)の表示情報に対する対処情報とすることが可能である。
前記表示情報再現手段(13)は、前記警報表示器(20)における表示部(21)の配置に従って前記警報表示器(20)の表示情報を再現することが好ましい。
また、前記表示情報再現手段(13)は、前記表示部認識手段(12)が表示部(21)の少なくとも一つに変化が生じたことを認識した場合に動作を開始することが可能である。例えば、前記撮影手段(11)による映像を座標画像として保存し、該保存画像と一定時間経過後に再度撮影した画像とを比較して、前記警報表示器(20)における特定のセル(21)内の差異を状態変化と捉えた場合に、前記表示情報再現手段(13)の動作を開始する。このときに、前記警報表示器(20)における特定のセル(21)内に表す特定の現場に標識杭等の基準物を設置することが好ましい。
前記警報表示器(20)において警報表示を行う際に警報音を発生する警報音発生手段(41)と、該警報音発生手段(41)が発生する警報音を検知する警報音検知手段(42)と、を備え、前記表示情報再現手段(13)は、前記警報音検知手段(42)が警報音を検知した場合に動作を開始することが可能である。
また、前記表示情報再現手段(13)および前記関連情報表示手段(14)は、携帯端末(17)に設けられ、該携帯端末(17)と前記表示部認識手段(12)とは、電気通信回線(30)を介して接続することが可能である。
本発明の警報表示器監視システムでは、警報表示器(20)の表示部(21)を撮影し、表示部(21)の状態を表示部(21)毎に認識し、認識結果に基づいて警報表示器(20)の表示情報を再現して表示することにより、警報表示器(20)を遠隔監視することができる。また、再現表示された各表示部(21)の表示情報に関連する関連情報を表示することにより、機器の異常状態等を的確に把握することができる。
この場合、各表示部(21)の表示情報に対する対処情報を関連情報として表示することにより、機器の異常等に対して迅速に対処することができる。
また、警報表示器(20)における表示部(21)の配置に従って警報表示器(20)の表示情報を再現することにより、日常的に警報表示器(20)の表示部(21)を監視しており、その配置を熟知している監視者は、直感的に機器の異常状態を認識することができる。
また、表示部(21)の少なくとも一つに変化が生じたことを認識した場合、あるいは機器に異常が発生した場合の警報音を検知した場合に表示情報再現手段(13)の動作を開始させることにより、警報表示器監視システム(10)を構成する全ての装置を常に稼働させておく必要が無くなり、消費電力を低減して運用コストを削減することができる。さらに、表示情報再現手段(13)が動作を開始したことにより、機器に異常が発生したことを認識することができ、監視者の監視負担を軽減することができる。
また、表示情報再現手段(13)および関連情報表示手段(14)を携帯端末(17)に設けるとともに、電気通信回線(30)を介して携帯端末(17)と表示部認識手段(12)とを接続することにより、例えば携帯電話の表示画面に警報表示器(20)の表示情報を再現することができ、警報表示器監視システム(10)の利便性を高めることができる。また、インターネットを介して携帯端末(17)と表示部認識手段(12)とを接続することにより、遠隔地において安価かつ容易に警報表示器(20)を監視することができる。
本発明の警報表示器監視システムは、受変電盤、発電機盤、空調監視盤、自動火災報知受信盤、満減水警報盤、駐車管理盤、病院の投薬表示盤、プラント監視盤等、種々の警報表示器を遠隔監視するためのシステムである。具体的には、表示部の撮影画像に基づいて表示部の状態を表示部毎に認識し、遠隔地において警報表示器の表示情報を再現表示するとともに、再現表示された各表示部の表示情報に関連する関連情報を表示することにより、警報表示器の表示を遠隔監視することができるようになっている。
以下、本発明の好ましい実施の形態を図面を参照して説明する。
図1〜図4は、本発明の実施例1に係る警報表示器監視システムを示すもので、図1は、警報表示器監視システムの概略構成を示すブロック図、図2は、警報表示器監視システムの模式図、図3および図4は、携帯端末における表示例を示す模式図である。
本発明の実施例1に係る警報表示器監視システム10は、図1に示すように、撮影手段11、表示部認識手段12、表示情報再現手段13、および関連情報表示手段14を主な構成要素としている。また、表示部認識手段12と表示情報再現手段13との間には、認識情報送信手段15および認識情報受信手段16が設けられている。
実施例1の警報表示器監視システム10では、表示情報再現手段13、関連情報表示手段14、および認識情報受信手段16は、携帯端末17を構成する機器として構成されている。
遠隔監視の対象となる警報表示器20の前面には、図2に示すように、複数の表示部21がマトリックス状に配設されている。各表示部21は、それぞれ個別の警報を行うためのもので、例えば、それぞれ監視対象となる各部屋を表すようになっている。具体的には、1行1列目が電気室、1行2列目が管理室、1行3列目が機械室、というように表示部21と監視対象とが1対1に対応している。
表示部21は、監視者に異常発生を認識させることができればどのような構成であってもよいが、例えば、透光性を有するカバー部材の内部にLEDやランプ等の発光部材を収容し、発光部材が点灯あるいは点滅した場合に、該当する監視対象で異常が発生したことを報知するようになっている。この場合、カバー部材の表面に監視対象に関する表示を行うことにより、各表示部21と監視対象との対応関係を明確なものとすることができる。さらに、発光部材の点灯、点滅、発光色の相違に基づいて、異常状態を区別するようにしたものである。
また、警報表示器20を液晶表示パネルにより構成し、その表示画面に複数の表示部21を表示するようにしてもよい。この場合にも、各表示部21の位置に監視対象に関する表示を行うとともに、異常が発生した場合に、異常状態を区別することが可能な表示を行うことができる。
撮影手段11は、警報表示器20の前面に設けられた表示部21を撮影するための手段で、例えばデジタルスチルカメラからなる。警報表示器20は、例えば管理室等に設けられており、通常の場合には管理室に駐在する管理者が監視している。したがって、撮影手段11の取り付け位置は、管理者が警報表示器20を監視する際に邪魔にならないとともに、管理者の存在により撮影画面が遮られない位置、例えば管理室の天井等であることが好ましい。
この場合、警報表示器20を斜め上方から撮影することになるので、撮影手段11により撮影した警報表示器20の画像は、縦横比が歪んだものとなるが、後に詳述する表示部認識手段12により画像認識を行う際に補正が行われるため、表示部21の認識には何ら差し支えがない。
表示部認識手段12は、撮影手段11により撮影した表示部21の状態を表示部21毎に認識するための手段であり、例えばコンピュータおよびその周辺機器により構成することができる。この場合、コンピュータを構成するCPU等がアプリケーションプログラムに従って動作することにより表示部認識手段12が構成される。表示部21の認識には、周知の画像認識手法を用いることができ、撮影対象となる表示部21の態様に応じて最も適した画像認識手法が採用される。
具体的には、撮影対象を分類、領域分割およびマッチングすることにより、撮影画像中の対象を識別する。分類を行うには、最尤法、最短距離法、マルチレベルスライス法、決定木法、ニューラルネットワーク等の手法を用いることができる。また、領域分割を行うには、統合法、分離・統合法、画素結合法、クラスタ化法、弛緩法等の手法を用いることができる。また、マッチングを行うには、テンプレートマッチング、構造マッチング、弛緩法、一般化ハフ変換等の手法を用いることができる。
この表示部認識手段12では、表示部21の状態が表示部21毎に認識される。認識項目は、例えば、点灯、点滅、表示色等である。
表示情報再現手段13は、表示部認識手段12の認識結果に基づいて警報表示器20の表示情報を再現して表示するための手段であり、例えばパーソナルコンピュータや携帯電話等の携帯端末17により構成される。すなわち、パーソナルコンピュータや携帯電話等の携帯端末17を構成するCPU等がアプリケーションプログラムに従って動作することにより表示情報再現手段13が構成される。
具体的には、パーソナルコンピュータの表示画面や携帯電話の表示画面に、警報表示器20の表示部21に対応した表示情報が再現表示される。この場合、警報表示器20における表示部21の配置に従って警報表示器20の表示情報を再現することが好ましく、例えば図3に示すように、警報表示器20における表示部21と同様のマトリックス状に、表示情報が再現表示される。なお、警報表示器20における表示部21の数が多く、携帯電話の表示画面において全ての表示部21を一度に表示することができない場合には、表示画面をスクロール表示させることにより、表示部21の再現表示を行うようにすることが好ましい。また、初期画面では全ての表示部21を縮小表示しておき、ターゲットとなる表示部21付近を拡大表示するような構成としてもよい。
この表示情報再現手段13の表示画面において表示位置を特定するには、例えば液晶表示装置のアドレスラインを利用することができる。すなわち、警報表示が行われている表示部21の再現表示位置のアドレスライン(データラインおよび走査ライン)のアドレスを利用することにより、当該表示部21の再現表示位置の座標を特定することができる。
また、消費電力を低減して運用コストを削減するとともに、監視者の監視負担を軽減するという点で、表示部21の少なくとも一つに変化が生じたことを表示部認識手段12が認識した場合に、表示情報再現手段13の動作を開始することが好ましい。例えば、撮影手段11による映像を座標画像として保存し、この保存画像と一定時間経過後に再度撮影した画像とを比較して、警報表示器20における特定のセル21内の差異を状態変化と捉えた場合に、表示情報再現手段13の動作を開始する。このときは、警報表示器20における特定のセル21内に表す特定の現場に標識杭等の基準物(図示していない。)を設置することが好ましい。一定時間経過後に再度撮影するタイミングは、任意な時間又は所定時間毎の何れでも良い。
このように、警報表示器20における特定のセル21内の差異を状態変化と捉えることで、例えば、「崩落事故」等の検出に利用することができる。これ以外にも「議場」、「教室」又は「月極駐車場」等の既に使用者、占有者が決定している場合に、その不使用者又は欠席者の位置を状態変化と捉えることにより、その位置に対応する情報として得ることができる。
関連情報表示手段14は、表示情報再現手段13で再現表示された各表示部21の表示情報に関連する関連情報を表示するための手段であり、例えばパーソナルコンピュータや携帯電話等の携帯端末17により構成される。すなわち、パーソナルコンピュータや携帯電話等の携帯端末17を構成するCPU等がアプリケーションプログラムに従って動作することにより関連情報表示手段14が構成される。
具体的には、パーソナルコンピュータや携帯電話を構成するROM、RAM等の記憶手段に、各表示部21の状態に対応する関連情報を記憶しておき、パーソナルコンピュータの表示画面や携帯電話の表示画面に、警報表示が行われている表示部21に対応する関連情報が表示される。この場合、関連情報は、表示部21の表示情報に対する対処情報であることが好ましく、例えば図4に示すように、X=3,Y=4の座標位置(図3中、(9)で示す)で警報表示が行われている場合には、この警報表示位置に対応する対処情報である「4階機械室において異常が発生した旨」およびその対処方法として「確認して担当部署に連絡すべき旨」の表示が行われる。
なお、関連情報表示はどのようなタイミングで行ってもよいが、例えば、表示情報を再現表示した後、所定時間経過後に自動的に関連情報表示を行ったり、表示画面をタッチパネルにより構成し、該当部分にタッチすることにより関連情報表示を行ったり、マウス等のポインティングデバイスを用いて該当部分をクリックすることにより関連情報表示を行ったりすることができる。
実施例1の警報表示器監視システム10では、図1および図2に示すように、表示情報再現手段13および関連情報表示手段14が携帯端末17に設けられており、携帯端末17と表示部認識手段12とは、電気通信回線30を介して接続されている。
認識情報送信手段15および認識情報受信手段16は、表示部認識手段12で認識した認識情報を表示情報再現手段13に対して送受信するための手段であり、例えば通信インターフェースにより構成される。
電気通信回線30は、携帯端末17と表示部認識手段12との間で情報の送受信を行うことができればどのような回線であってもよいが、例えば、インターネット回線、公衆電話回線、専用電話回線、光ファイバー回線、CATV回線等の有線通信回線を利用したものであってもよいし、無線電話回線、ホットスポット等の無線通信回線を利用したものであってもよいし、有線通信回線と無線通信回線とを組み合わせた複合通信回線を利用したものであってもよい。
次に、実施例1の警報表示器監視システム10を用いて警報表示器20の監視を行う手順を説明する。図5は、実施例1の警報表示器監視システム10を用いて警報表示器20の監視を行う手順を示すフローチャートである。
実施例1の警報表示器監視システム10を用いて警報表示器20の監視を行うには、図5と図6に示すように、撮影手段11により警報表示器20の表示部21を撮影し(S1)、表示部認識手段12により表示部21の状態を表示部21毎に認識する(S2)。そして、表示部認識手段12が、表示部21の少なくとも一つに変化が生じたことを認識すると(S3)、表示情報再現手段13に対して認識情報を送信し(S4)、表示情報再現手段13により警報表示器20の表示情報を再現表示する(S5)。
続いて、関連情報表示手段14により、再現表示された各表示部21の表示情報に関連する関連情報を表示する(S6)。
このような構成からなる警報表示器監視システム10によれば、携帯端末17を所持する監視者は、表示部21の再現表示および関連情報表示に基づいて、発生した異常状態に対して適切な対応を行うことができる。
図6は、実施例2の警報表示器監視システムの概略構成を示すブロック図である。
図6に示すように、実施例2の警報表示器監視システム110は、上述した実施例1の警報表示器監視システム10の構成要素に対して、警報音発生手段41および警報音検知手段42を付加した構成となっている。
以下、図1に示す実施例1の警報表示器監視システム10と同様の構成要素に対しては同一の符号を付して詳細な説明を省略し、実施例1の警報表示器監視システム10と相違する構成要素についてのみ説明する。
警報音発生手段41は、警報表示器20において警報表示を行う際に警報音を発生するための手段であり、ブザーやベルおよびその駆動手段からなる。この警報音発生手段41は、警報表示器20のいずれかの表示部21において異常状態を表示すると同時に、ブザー音、ベル音等を発生させることにより聴覚的に異常発生を報知するようにしたものである。
警報音検知手段42は、警報音発生手段41が発生する警報音を検知するための手段であり、具体的にはマイクロホンおよびその駆動手段と異常確認後にその警報音を停止する手段からなる。
実施例2の警報表示器監視システム10では、警報音検知手段42が警報音を検知した場合に、表示情報再現手段13が動作を開始する。すなわち、実施例2の警報表示器監視システム10では、表示情報再現手段13の動作開始トリガが警報音検知である点が、実施例1の警報表示器監視システム10と異なっている。
また、複数の警報表示器20が設けられている場合に、各警報表示器20毎に異なる警報音を発生する警報音発生手段41を設けておき、警報音検知手段42は警報音の相違を認識できる構成とし、さらに、撮影手段11にパン・チルト機構を設けることが可能である。
このような構成とした場合には、警報音検知手段42が警報音を検知すると、パン・チルト機構を作動させて、警報音の発生があった警報表示器20を撮影対象とし、この警報表示器20に関する情報を再現表示することができる。
なお、上述した例では、携帯端末17としてパーソナルコンピュータや携帯電話を用いた警報表示器監視システム10について詳述したが、通信機能および画像表示機能を有するPDA等の携帯端末17を利用するといった種々の形態にすることができ、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できることは勿論である。
本発明の警報表示器監視システム10,110は、主に、受変電盤、発電機盤、空調監視盤、自動火災報知受信盤、満減水警報盤、駐車管理盤、病院の投薬表示盤、プラント監視盤等、種々の警報表示器20を遠隔監視する際に利用することができる。更に、使用者や占有者が決定している「議場」又は「教室」ような場所における出欠について、遠隔で判断するときに利用することができる。
本発明の実施例1に係る警報表示器監視システムの概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1に係る警報表示器監視システムの模式図である。 本発明の実施例1に係る携帯端末における表示例を示す模式図である。 本発明の実施例1に係る携帯端末における表示例を示す模式図である。 本発明の実施例1の警報表示器監視システムを用いて警報表示器の監視を行う手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例2に係る警報表示器監視システムの概略構成を示すブロック図である。
符号の説明
10,110 警報表示器監視システム
11 撮影手段
12 表示部認識手段
13 表示情報再現手段
14 関連情報表示手段
15 認識情報送信手段
16 認識情報受信手段
17 携帯端末
20 警報表示器
21 表示部
30 電気通信回線
41 警報音発生手段
42 警報音検知手段

Claims (8)

  1. 複数の表示部(21)を有する警報表示器(20)を遠隔監視するためのシステムであって、
    警報表示器(20)の表示部(21)を撮影する撮影手段(11)と、
    該撮影手段(11)により撮影した表示部(21)の状態を表示部(21)毎に認識する表示部認識手段(12)と、
    該表示部認識手段(12)の認識結果に基づいて前記警報表示器(20)の表示情報を再現して表示する表示情報再現手段(13)と、
    該表示情報再現手段(13)で再現表示された各表示部(21)の表示情報に関連する関連情報を表示する関連情報表示手段(14)と、を備えたことを特徴とする警報表示器監視システム。
  2. 前記関連情報表示手段(14)により表示する関連情報は、各表示部(21)の表示情報に対する対処情報である、ことを特徴とする請求項1に記載の警報表示器監視システム。
  3. 前記表示情報再現手段(13)は、前記警報表示器(20)における表示部(21)の配置に従って前記警報表示器(20)の表示情報を再現する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の警報表示器監視システム。
  4. 前記表示情報再現手段(13)は、前記表示部認識手段(12)が表示部(21)の少なくとも一つに変化が生じたことを認識した場合に動作を開始する、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の警報表示器監視システム。
  5. 前記撮影手段(11)による映像を座標画像として保存し、該保存画像と一定時間経過後に再度撮影した画像とを比較して、前記警報表示器(20)における特定のセル(21)内の差異を状態変化と捉えた場合に、前記表示情報再現手段(13)の動作を開始する、ことを特徴とする請求項4に記載の警報表示器監視システム。
  6. 前記警報表示器(20)における特定のセル(21)内に表す特定の現場に標識杭等の基準物を設置する、ことを特徴とする請求項5項に記載の警報表示器監視システム。
  7. 前記警報表示器(20)において警報表示を行う際に警報音を発生する警報音発生手段(41)と、
    該警報音発生手段(41)が発生する警報音を検知する警報音検知手段(42)と、を備え、
    前記表示情報再現手段(13)は、前記警報音検知手段(42)が警報音を検知した場合に動作を開始することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の警報表示器監視システム。
  8. 前記表示情報再現手段(13)および前記関連情報表示手段(14)は、携帯端末(17)に設けられ、
    該携帯端末(17)と前記表示部認識手段(12)とは、電気通信回線(30)を介して接続されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の警報表示器監視システム。
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