JP2007010123A - ガス供給システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 地震、台風などの災害発生時に、避難場所の被災者、避難者に、速やかに、煮炊き用の燃料ガス等の供給を可能とする。
【解決手段】 複数のガス取出し用接続口113を有するメインヘッダを気相部に接続したLPガスバルク貯槽101をLPガス需要者の敷地内に固定設置し、同じ敷地内に、ガス取出し用のガスコンセント204を備えた可搬式のサブヘッダ200と、給水ポンプ305と給湯器302を備えた可搬式給湯ユニット300と、LPG発電機400と、前記メインヘッダのガス取出し口113とサブヘッダ200、前記可搬式給湯ユニット300、LPG発電機400のガス取入れ用接続口をそれぞれ接続する接続ホース500とを保管して、それら全体で、緊急時LPガス供給対応用システムユニットを構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ガス供給システムに係り、特に、災害発生時の避難所等における需要に緊急に対応するのに好適なガス供給システムに関する。
地震等の災害時に、緊急に燃料用のガスを需要者に供給するシステムがいくつか提案されている。例えば、特許文献1には、ガス貯蔵所或いはガス生成工場と需要先を結ぶガス導管網が破損したとき、破損箇所よりも下流側のガス導管に、高圧の燃料用ガスを封入したガスボンベを減圧機構を介して連通し、連通箇所の供給圧力と略同圧に減圧した燃料用ガスを前記ガス導管網に供給する方法が示されている。また、特許文献2には、高圧の天然ガスが充填された可搬式の蓄ガスユニットから天然ガスを減圧して供給する際に、ガスの膨張による温度降下で減圧弁が凍結するのを、LPGを熱源とする給湯ユニットを設けて防ぐ方法が提案されている。さらに、特許文献3には、需要者それぞれに燃料用ガスを供給する導管の個別需要家用逆止弁と個別需要家用計量緊急遮断器の間に分岐配管を設け、この分岐配管に、燃料用ガスを吸蔵・離脱できるガス吸蔵容器を圧力制御弁を介して接続する例が示されている。
特開平10−169900号公報(第2、4頁、図4) 特開平10−279968号公報(第3、4頁、図1) 特開平10−299995号公報(第2頁、図1)
地震等の災害時など、既設のガス導管網による燃料用ガスの供給が停止した場合や、ガス導管が設置されていない場所に緊急に燃料用ガスの供給が要請される場合は、ガス事業者等により、LPG(液化石油ガス、以下適宜LPガスと称する。)の50kg容器を運び、仮設することで、煮炊きを行なうことは可能であった。しかし、給湯器を設置して給湯できるようになるまでにはしばらく時間がかかるため、緊急対策としても十分ではなかった。また、小規模な対応しかできず、一時凌ぎの対応に終わっていた。
災害時対応としては、緊急時避難場所等に、被災者のための煮炊きを可能とするだけでは不十分で、温水、電力も併せて供給可能とするのが望ましいが、それらを供給するための緊急対応可能な設備は常備されていないのが実状である。
特許文献1の技術は、既設のガス導管網を使用して燃料用ガスを供給するものであり、地震などの場合のように、地下に埋設された導管網の健全性が損なわれる場合には、緊急に燃料ガスを供給するには、適していなかった。特許文献2に記載の方法では、燃料用に供給するガス以外に、ガスの加熱源となる別種のガスを用意する必要があり、管理が煩雑となる欠点があった。また、特許文献3の技術は、個別の需要家への燃料用ガスの供給を考慮したものであり、災害時に避難場所等、特定の箇所に集合した人々へ緊急に燃料ガスを供給するには、適していなかった。さらに、災害時には、燃料用ガスの供給だけでなく、温水の供給も要請されるが、温水の供給設備については考慮されていなかった。
本発明の課題は、地震、台風などの災害発生時に、避難場所等に集合した被災者、避難者に、速やかに、煮炊き用の燃料ガスを供給できるガス供給システムを実現することにある。
上記課題を解決するため、本発明のガス供給システムは、液化ガスを貯蔵したガス容器と、該ガス容器の気相部に連通されたガス管路と、該ガス管路に接続された調整器と、該調整器の下流側に接続されたガスを分配するためのメインヘッダとを備え、該メインヘッダには、ガス消費機器へのガス供給を行う配管が接続される配管接続口と、緊急時にガスを取り出すことができるガス取出し口とが備えられてなることを特徴とする。
本発明のガス供給システムは、通常のガス消費機器にガスを供給するものとし固定設置されている。そして、ガス容器の気相部に連通されたメインヘッダに、災害時に被災者の避難所となるような施設の熱源、動力源として予備の緊急時用のガス取出し口を設けることを特徴とする。また、メインヘッダのガス取出し口に連通されるガス取入れ接続口とガス取出し用のガスコンセントとを備えた可搬式のサブヘッダと、メインヘッダのガス取出し口とサブヘッダのガス取入れ用接続口とを接続する接続ホースとを当該避難所等の施設に非常用として保管しておけばよい。
このようにすれば、災害時に被災者が避難所に集合、避難した際、当該避難所となっている施設に保管されている可搬式のサブヘッダを取り出して設置し、当該避難所となっている施設に常設されたメインヘッダのガス取出し口に接続ホースでサブヘッダを接続すれば、直ちに、燃料用のLPガスを供給することができる。
また、ガス取入れ用接続口を備え、LPガスを熱源とする給湯器を可搬式の架台に搭載し、給水を加圧するポンプを備えてなる可搬式給湯ユニットと、前記メインヘッダのガス取出し口と可搬式給湯ユニットのガス取入れ用接続口を接続する接続ホースとを、当該施設に非常用として保管しておけば、速やかに、給湯を開始できる。加圧用のポンプが可搬式給湯ユニットに組み込まれているから、給水源として給水の水圧がない仮設の水タンクを用いる場合にも対応できる。
さらに、ガスエンジン駆動のLPG発電機あるいは燃料電池ユニットと、それらと前記メインヘッダのガス取出し用接続口を接続する接続ホースとを含めて、緊急時LPガス供給対応用システムユニットを構成しておけば、避難所への送電が停止していても、少なくとも照明のための電力が確保される。
なお、LPガスをバルクで貯蔵するガス容器は、充填可能量が300kg未満で移動可能に構成したものでもよい。この場合、調整器、ガスメータ等の付属機器はプロテクタに内蔵して、機器へのいたずら防止と落下物による機器への直接的影響を回避するようにしておくのが望ましい。
燃料電池ユニットは、燃料電池本体及び貯湯槽を含んで構成されるのが望ましく、ポンプを含んだ構成としてもよい。
さらに、前記サブヘッダに、複数のガスコンロで構成したガスコンロユニットを組み合わせた構成としておけば、ガスコンロを別途準備しなくて済む。サブヘッダとガスコンロの間は、ガスコンセント方式で低圧ホースを用いて接続する。
本発明によれば、地震、台風などの災害発生時に、避難場所等に集合した被災者、避難者に、速やかに、煮炊き用の燃料ガスを供給できる。
<実施の形態1>
以下、図面を参照して本発明に係るガス供給システムが適用された緊急時LPガス供給対応用システムユニットの実施の形態1を説明する。図1は、本実施の形態に係る緊急時LPガス供給対応用システムユニットが、使用状態に配置され、接続された状態を示している。図示の緊急時LPガス供給対応用システムユニットは、液化ガスを貯蔵するガス容器を備えたバルク貯槽ユニット100と、接続ホース500でバルク貯槽ユニット100に接続されたサブヘッダ200と、接続ホース500でバルク貯槽ユニット100に接続された可搬式給湯ユニット300と、接続ホース500でバルク貯槽ユニット100に接続されたLPG発電機400とを含んで構成されている。
バルク貯槽ユニット100は、1000kg型バルク貯槽101、供給機器及びメインヘッダを含んで構成され、緊急避難場所に指定された公共の施設(以下、設置施設という)にLPガスを供給するために設置されているもので、コンクリート基礎上に配置固定されている。公共の施設でなくても、通常時、LPガスを使用している施設であれば、民間の施設であってもよく、そこにLPガスを供給するために設置されているものを利用すればよい。いずれにしても、バルク貯槽ユニット100はコンクリート基礎上に配置固定されている。
図2にバルク貯槽ユニット100の平面図を、図3にバルク貯槽ユニット100の正面図を、それぞれ示す。
1000kg型バルク貯槽101の上面にLPガス取出し管路が接続され、このLPガス取出し管路は、バルク供給機器102、中低圧フレキ管104を経た後、二つに分岐される。分岐されたLPガス取出し管路の一方は、中低圧ボールバルブ105、遮断弁110、中低圧ボールバルブ105、中低圧ボールバルブ105、二段二次調整器109、中低圧ボールバルブ106を経てメインヘッダに接続され、他方は、中低圧ボールバルブ105、中低圧ボールバルブ105、二段二次調整器109、中低圧ボールバルブ106を経てメインヘッダに接続されている。
二つに分岐したLPガス取出し管路は、二段二次調整器109入り側の中低圧ボールバルブ105の上流側でバイパス管で互いに接続され、このバイパス管に管路内の圧力を測定する圧力計107が取り付けられている。また、遮断弁110が設けられた側のLPガス取出し管路の、中低圧ボールバルブ106下流側の位置にも、管路内の圧力を測定する圧力計セット108が取り付けられている。
なお、LPガス取出し管路及び介装された弁や機器、付属するセンサ111で供給機器が構成されるが、これらは図示されていない支持台で、1000kg型バルク貯槽101が固定されているコンクリート基礎上に、固定支持されている。
メインヘッダは、前記2系統のLPガス取出し管路が接続されているヘッダ管115と、このヘッダ管115に水平方向に互いに平行に分岐して設けられた5本のLPガス取出し用分岐管と、この分岐管それぞれに介装されたボールバルブ112と、前記LPガス取出し用分岐管のうちの4本の末端に装着されたガス取出し用接続口であるカプラ(オス)113と、ヘッダ管115の底面に下方に分岐して設けられボールバルブ114が介装されたドレン管と、ヘッダ管115をコンクリート基礎上に支持する支持台116と、ヘッダ管115、LPガス取出し用分岐管、ボールバルブ112及びカプラ(オス)113を覆う化粧ボックス117と、を含んで構成されている。
前記LPガス取出し用分岐管のうちのカプラ(オス)113が装着された4本が、緊急時LPガス取出し用に使用されるもので、カプラ(オス)113が装着されていないLPガス取出し用分岐管には、平常時にこの施設の冷暖房設備や炊事設備等で使用されるLPガスを、それぞれ必要箇所に供給する図示されていない配管が接続されている。
なお、前記化粧ボックス117の、カプラ(オス)113に対向する壁面は観音開きの扉になっており、カプラ(オス)113を使用する際に開かれるようになっている。
また、1000kg型バルク貯槽101の上面には、LPガス取出し管路の貯層への接続部及び供給機器102等を囲む箱状のプロテクタ118が設けられ、その内壁面には、ガス漏れ検知器103が取り付けられている。
サブヘッダ200は、図4に示すように、可搬式の支持台201と、支持台201に、支持台201が平らな面におかれたときに水平になる姿勢で取り付けられ、一方の端部が閉止されたサブヘッダ管202と、サブヘッダ管202に上方に互いに平行に分岐し、それぞれてボールバルブ203を介装した2本の取出し分岐管207と、取出し分岐管207それぞれの末端に装着されたガスコンセント204と、サブヘッダ管202の他方の端部に装着されたボールバルブ205と、ボールバルブ205に結合されたガス取入れ用接続口であるカプラ(オス)206と、を含んで構成されている。カプラ(オス)206は、前記カプラ(オス)113と同じものである。
本実施の形態では、3基のサブヘッダ200が設けられ、設置施設に保管されていて、必要なときに保管場所から取り出されて煮炊きが行なわれる場所に配置される。
図5に、可搬式給湯ユニット300を示す。可搬式給湯ユニット300は、可搬式の給湯器用架台301と、給湯器用架台301に取り付けられLPガスを熱源とする給湯器302と、給湯器302のガスホース接続口に接続された給湯器―ホース間接続用フレキ303と、給湯器―ホース間接続用フレキ303の末端に装着されたガス取入れ用接続口である災害時ホース接続カプラ(オス)304と、図示されていない水道用ホースを含んで構成されている。災害時ホース接続カプラ(オス)304は、前記カプラ(オス)113と同じものである。
給湯器用架台301は、正面からは階段状、側面からは三角形状に見える枠組み構造で、高さが約1.2m、幅が約0.6mである。底部には、枠組み構造から前面側に幅全面に亘って延びる転倒防止板が結合され、この転倒防止板を含む奥行きは約0.4mである。可搬式給湯ユニット300が使用場所に配置されるときは、前記転倒防止板上に、土嚢などの重量物を載置して、架台の転倒を防止するのが望ましい。
本実施の形態においては、給湯器302の給水接続口には、図示されていない水道用ホースを接続するが、給湯器用架台301内に給水ポンプを設置して吐出側を給湯器302の給水接続口に接続しておき、吸込み口側にホース接ぎ手を接続しておくのが望ましい。そうすれば、災害時、水道が断水した場合、仮設の貯水槽600などからポンプで吸水して給湯器を稼動させることができる。但し、その場合、負圧に耐える長尺のホースを準備しておく必要がある。給水ポンプを可搬式にして、ポンプ吐出側と給湯器302の給水接続口を長尺のホースで接続するようにすれば、負圧に耐えるホースを短くすることができる。
LPG発電機400は、LPガスを燃料とするエンジンで100Vの電力を発電する可搬式の発電機で、図示は省略する。LPガスの取入れ口には、前記カプラ(オス)113、カプラ(オス)206と同じカプラ(オス)が装着されている。図1に示すように、可搬式給湯ユニット300の電源は、LPG発電機400からとるようにすればよい。
図6に、接続ホ−ス500を示す。接続ホ−ス500は、メインヘッダのカプラ(オス)113とサブヘッダ200のカプラ(オス)206、メインヘッダのカプラ(オス)113と可搬式給湯ユニット300の災害時ホース接続カプラ(オス)304、メインヘッダのカプラ(オス)113とLPG発電機400のLPガスの取入れ口をそれぞれ接続する強化ゴム製の緊急ガスホースであり、両端には、メインヘッダのカプラ(オス)113に結合可能なカプラ(メス)501が装着されている。長さは、サブヘッダ200、可搬式給湯ユニット300あるいはLPG発電機400の災害時予定設置位置と1000kg型バルク貯槽101の設置位置の間を、交通や作業に支障のない状態で接続できる長さにしてある。
公会堂又は集会所等の公共設備或いは民間企業の営業拠点、工場などは、災害時の避難場所として利用される可能性が高い。したがって、そのような場所に、LPガスを動力源あるいは熱源として用いる冷暖房設備や炊事設備が設置されている場合、それら設備にLPガスを供給するLPガスバルク貯槽を、本実施の形態に示すような緊急時LPガス供給対応用システムユニットの一部としておけば、緊急時に限って、緊急対応用の煮炊き用燃料、仮設用の風呂への給湯用燃料、照明用の発電機燃料等として活用でき、少ないコストで、災害時の効率的な対応が可能になる。
本実施の形態によれば、災害時の避難場所に設置された1000kg型バルク貯槽101のメインヘッダのガス取出し用接続口と、サブヘッダ200、可搬式給湯ユニット300あるいはLPG発電機400のガス取入れ用接続口をそれらとともに保管された接続ホースで接続できるので、前記1000kg型バルク貯槽101をそのまま避難場所へのLPガス供給源に利用でき、災害時に交通の渋滞による資材、設備の搬送の遅延の惧れもなく、避難者への燃料用ガス、給湯、電力供給等を速やかに行なうことが可能になる。
<実施の形態2>
前記実施の形態1が常設のバルク貯槽をそのまま、災害時の避難者へのエネルギ供給に利用するものであったのに対し、本実施の形態に係る緊急時LPガス供給対応用システムユニットは、災害緊急対応セットとして市町村の公的な施設に常備されるものである。
本実施の形態の災害緊急対応セットは、可搬式のバルク容器ユニットと、同じく可搬式の分岐管及びコンロユニットと、給湯器ユニットまたは燃料電池ユニットと、接続ホースと、で構成される。
バルク容器ユニットは、充填可能量が300kg未満で消防署等の所轄の許可を要しないサイズとし、移動が容易でかつ設置が簡単な形状としてある。また、プロテクタ内には、付属する供給機器、調整器、ガスメータが内装され、ガス取出し用接続口として複数のカプラ(オス)113を備えたメインヘッダも、前記プロテクタ内に設置されている。
分岐管及びコンロユニットは、実施の形態1におけるサブヘッダ200に、ガスコンロ及びサブヘッダ200とガスコンロをガスコンセント方式で接続するガスホースを組み合わせたものである。
給湯器ユニットは、前記実施の形態1の可搬式給湯ユニット300に給水ポンプを組み合わせたものであり、燃料電池ユニットは、燃料電池本体及び燃料電池の排熱を利用して生成された温水を収容する貯湯槽を含んで構成されている。燃料電池ユニットは、場合によっては、温水を加圧供給するためのポンプを含んで構成してもよい。なお、燃料電池ユニットは、発電のみでよい場合、GHP(ガスヒートポンプ)を含んで構成してもよい。
本実施の形態に示すような、小型のバルク容器ユニット、分岐管及びコンロユニット、給湯器ユニットまたは燃料電池ユニット、接続ホースなどからなる災害緊急対応セットは保管に要するスペースも少なくて済み、地域の集会所、公民館に常備することで、災害時の初動対応が容易になる。
本実施の形態によれば、可搬式のバルク容器ユニット、分岐管及びコンロユニット、給湯器ユニット若しくは燃料電池ユニットがそれぞれ市町村の公的な施設に常備され、バルク容器ユニットのガス取出し用接続口と、分岐管及びコンロユニット、給湯器ユニット、若しくは燃料電池ユニットのガス取入れ用接続口を接続する接続ホースも併せて常備されるから、災害時の避難場所への、LPガス供給源の配置が容易であり、避難者への燃料用ガス、給湯、電力供給等を速やかに行なうことが可能になる。
本発明のガス供給システムを適用した実施の形態1に係る緊急時LPガス供給対応用システムユニットの全体構成を示す配置図である。 図1に示す1000kg型バルク貯槽の詳細を示す平面図である。 図1に示す1000kg型バルク貯槽の詳細を示す正面図である。 図1に示すサブヘッダの詳細を示す正面図である。 図1に示す可搬式給湯ユニットの詳細を示す正面図及び側面図である。 図1に示す接続ホースを示す概念図である。
符号の説明
100 バルク貯槽ユニット
101 1000kg型バルク貯槽
102 供給機器
103 ガス漏れ検知器
104 中低圧フレキ管
105,106 中低圧ボールバルブ
107,108 圧力計セット
109 二段二次調整器
110 遮断弁
111 付属センサ
112 ボールバルブ
113 カプラ(オス)
114 ボールバルブ
115 ヘッダ管
116 支持台
117 化粧ボックス
118 プロテクタ
200 サブヘッダ
201 支持台
202 サブヘッダ管
203 ボールバルブ
204 ガスコンセント
205 ボールバルブ
206 カプラ(オス)
207 取出し分岐管
300 可搬式給湯ユニット
301 給湯器用架台
302 給湯器
303 給湯器―ホース間接続用フレキ
304 災害時ホース接続カプラ(オス)
400 LPG発電機
500 接続ホース
501 カプラ(メス)
600 貯水槽

Claims (3)

  1. 液化ガスを貯蔵したガス容器と、該ガス容器の気相部に連通されたガス管路と、該ガス管路に接続された調整器と、該調整器の下流側に接続されたガスを分配するためのメインヘッダとを備え、該メインヘッダには、ガス消費機器へのガス供給を行う配管が接続される配管接続口と、緊急時にガスを取り出すことができるガス取出し口とが備えられてなるガス供給システム。
  2. 請求項1に記載のガス供給システムにおいて、
    前記メインヘッダの前記ガス取出し口に連通されるガス取入れ接続口とガス取出し用のガスコンセントとを備えた可搬式のサブヘッダと、前記メインヘッダの前記ガス取出し口と前記サブヘッダのガス取入れ用接続口とを接続する接続ホースとを有してなるガス供給システム。
  3. 請求項2記載のガス供給システムにおいて、前記ガス容器は前記液化ガスの需要者の敷地内に固定設置され、前記メインヘッダの前記配管接続口に前記敷地内のガス消費機器に前記液化ガスを供給する管路が接続されているとともに、前記メインヘッダの前記ガス取出し口の少なくとも一つには、前記接続ホースのカプラに結合されるカプラが装着されていることを特徴とするガス供給システム。
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