JP2007009761A - 軸流タービン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明に係る軸流タービンは、タービン翼の翼15を翼高さ方向に向って翼ルート部12、翼高さ方向中央部16および翼チップ部13に区分けしたとき、翼ルート部12および翼チップ部13の翼幾何学的入口角度αα3geor,α3geotのそれぞれを翼高さ方向中央部16に向って減少させた。
【選択図】 図2
Description
[数5]
10°≦Δθ≦35°
の範囲に設定したものである。
[数6]
10°≦Δθ≦35°
の範囲に設定したものである。
[数7]
10°≦Δθ≦35°
の範囲に設定したものである。
[数8]
10°≦Δθ≦35°
の範囲に設定したものである。
[数9]
α3ave=(α3geor+α3geot)/2
となる。
[数10]
Δθ=|α3geom−α3ave|
だけ減少させたことになる。
[数11]
10°≦Δθ≦35°
の範囲で、従来に較べて翼効率が向上していることがわかった。
2a,2b 静翼内輪
3a,3b 静翼
4 タービン軸
5 動翼
6 シュラウド
7 フィン
8a,8b ラビリンスフィン
9 タービン翼
10 タービン段落
11 タービンノズル
12 翼ルート部
13 翼チップ部
14a,14b 壁面
15 翼素断面
16 翼高さ中央部
Claims (12)
- 静翼と動翼を組み合せたタービン翼でタービン段落を構成し、このタービン段落をタービン軸の軸方向に沿って複数段に配置した軸流タービンにおいて、前記タービン翼のうち、翼ルート部および翼チップ部の翼幾何学的入口角度のそれぞれを翼高さ方向中央部に向って減少させる構成にしたことを特徴とする軸流タービン。
- 静翼と動翼を組み合せたタービン翼でタービン段落を構成し、このタービン段落をタービン軸の軸方向に沿って複数段に配置した軸流タービンにおいて、前記タービン翼のうち、翼ルート部および翼チップ部の翼幾何学的入口角度のそれぞれを翼高さ方向中央部に向って減少させる構成にする一方、前記翼ルート部における幾何学的入口角度をα3georとし、前記翼チップ部における幾何学的入口角度をα3geotとし、各入口角度α3geor、α3geotとの平均角度(α3geor+α3geot)/2をα3veとし、前記翼ルート部および翼チップ部の幾何学的入口角度α3geor、α3geotのそれぞれが前記翼高さ中央部に向って減少する減少角をΔθとし、この減少角度Δθを前記平均角α3veと前記翼高さ中央部における翼高さ中央部の入口角度α3geomとの差とするとともに、前記減少角度Δθを、
[数1]
10°≦Δθ≦35°
の範囲に設定したことを特徴とする軸流タービン。 - 静翼と動翼を組み合せたタービン翼でタービン段落を構成し、このタービン段落をタービン軸の軸方向に沿って複数段に配置した軸流タービンにおいて、前記タービン翼のうち、翼ルート部および翼チップ部の翼幾何学的入口角度のそれぞれを翼高さ方向中央部に向って減少させる構成にする一方、前記翼ルート部および翼チップ部の翼幾何学的入口角度のそれぞれが前記翼高さ方向中央部に向って減少する減少角の翼高さ方向の領域長さを、5mm〜50mmの範囲内に設定したことを特徴とする軸流タービン。
- 静翼と動翼を組み合せたタービン翼でタービン段落を構成し、このタービン段落をタービン軸の軸方向に沿って複数段に配置した軸流タービンにおいて、翼圧力面を周方向に突き出すように湾曲形成された前記タービン翼の周方向ピッチをtとし、周方向突き出し量をδcとしたとき、翼の枚数および翼の長さの大小に関わらずδc/t=c(定数)の関係を保つように形成するとともに、前記タービン翼のうち、翼ルート部および翼チップ部の翼幾何学的入口角度のそれぞれを翼高さ方向中央部に向って減少させる構成にしたことを特徴とする軸流タービン。
- 静翼と動翼を組み合せたタービン翼でタービン段落を構成し、このタービン段落をタービン軸の軸方向に沿って複数段に配置した軸流タービンにおいて、翼圧力面を周方向に突き出すように湾曲形成された前記タービン翼の周方向ピッチをtとし、周方向突き出し量をδcとしたとき、翼の枚数および翼の長さの大小に関わらずδc/t=c(定数)の関係を保つように形成するとともに、前記タービン翼のうち、翼ルート部および翼チップ部の翼幾何学的入口角度のそれぞれを翼高さ方向中央部に向って減少させる構成にする一方、前記翼ルート部における幾何学的入口角度をα3georとし、前記翼チップ部における幾何学的入口角度をα3geotとし、各入口角度α3geor、α3geotとの平均角度(α3geor+α3geot)/2をα3veとし、前記翼ルート部および翼チップ部の幾何学的入口角度α3geor、α3geotのそれぞれが前記翼高さ中央部に向って減少する減少角をΔθとし、この減少角度Δθを前記平均角α3veと前記翼高さ中央部における翼高さ中央部の入口角度α3geomとの差とするとともに、前記減少角度Δθを、
[数2]
10°≦Δθ≦35°
の範囲に設定したことを特徴とする軸流タービン。 - 静翼と動翼を組み合せたタービン翼でタービン段落を構成し、このタービン段落をタービン軸の軸方向に沿って複数段に配置した軸流タービンにおいて、翼圧力面を周方向に突き出すように湾曲形成された前記タービン翼の周方向ピッチをtとし、周方向突き出し量をδcとしたとき、翼の枚数および翼の長さの大小に関わらずδc/t=c(定数)の関係を保つように形成するとともに、前記タービン翼のうち、翼ルート部および翼チップ部の翼幾何学的入口角度のそれぞれを翼高さ方向中央部に向って減少させる構成にする一方、前記翼ルート部および翼チップ部の翼幾何学的入口角度のそれぞれが前記翼高さ方向中央部に向って減少する減少角の翼高さ方向の領域長さを、5mm〜50mmの範囲内に設定したことを特徴とする軸流タービン。
- 静翼と動翼を組み合せたタービン翼でタービン段落を構成し、このタービン段落をタービン軸の軸方向に沿って複数段に配置した軸流タービンにおいて、翼高さ方向のゲージング分布を上に凸の形状とし、そのゲージング値を翼高さ方向中央部断面では最大とし、翼チップ部もしくは翼ルート部断面では最小にするとともに、前記タービン翼のうち、翼ルート部および翼チップ部の翼幾何学的入口角度のそれぞれを翼高さ方向中央部に向って減少させる構成にしたことを特徴とする軸流タービン。
- 静翼と動翼を組み合せたタービン翼でタービン段落を構成し、このタービン段落をタービン軸の軸方向に沿って複数段に配置した軸流タービンにおいて、翼高さ方向のゲージング分布を上に凸の形状とし、そのゲージング値を翼高さ方向中央部断面では最大とし、翼チップ部もしくは翼ルート部断面では最小にするとともに、前記タービン翼のうち、翼ルート部および翼チップ部の翼幾何学的入口角度のそれぞれを翼高さ方向中央部に向って減少させる構成にする一方、前記翼ルート部における幾何学的入口角度をα3georとし、前記翼チップ部における幾何学的入口角度をα3geotとし、各入口角度α3geor、α3geotとの平均角度(α3geor+α3geot)/2をα3veとし、前記翼ルート部および翼チップ部の幾何学的入口角度α3geor、α3geotのそれぞれが前記翼高さ中央部に向って減少する減少角をΔθとし、この減少角度Δθを前記平均角α3veと前記翼高さ中央部における翼高さ中央部の入口角度α3geomとの差とするとともに、前記減少角度Δθを、
[数3]
10°≦Δθ≦35°
の範囲に設定したことを特徴とする軸流タービン。 - 静翼と動翼を組み合せたタービン翼でタービン段落を構成し、このタービン段落をタービン軸の軸方向に沿って複数段に配置した軸流タービンにおいて、翼高さ方向のゲージング分布を上に凸の形状とし、そのゲージング値を翼高さ方向中央部断面では最大とし、翼チップ部もしくは翼ルート部断面では最小にするとともに、前記タービン翼のうち、翼ルート部および翼チップ部の翼幾何学的入口角度のそれぞれを翼高さ方向中央部に向って減少させる構成にする一方、前記翼ルート部および翼チップ部の翼幾何学的入口角度のそれぞれが前記翼高さ方向中央部に向って減少する減少角の翼高さ方向の領域長さを、5mm〜50mmの範囲内に設定したことを特徴とする軸流タービン。
- 静翼と動翼を組み合せたタービン翼でタービン段落を構成し、このタービン段落をタービン軸の軸方向に沿って複数段に配置した軸流タービンにおいて、前記タービン翼の両端部を壁面で支持固定し、タービン翼の両端部の接合端部における軸線を直線状に形成し、かつ前記軸線がタービンの回転中心を通る基準線に対して前記タービン翼の腹面方向に傾斜するように接合端部を接合し、前記タービン翼の翼高さ方向中央部における軸線を腹面方向に湾曲するように形成するとともに、前記タービン翼のうち、翼ルート部および翼チップ部の翼幾何学的入口角度のそれぞれを翼高さ方向中央部に向って減少させる構成にしたことを特徴とする軸流タービン。
- 静翼と動翼を組み合せたタービン翼でタービン段落を構成し、このタービン段落をタービン軸の軸方向に沿って複数段に配置した軸流タービンにおいて、前記タービン翼の両端部を壁面で支持固定し、タービン翼の両端部の接合端部における軸線を直線状に形成し、かつ前記軸線がタービンの回転中心を通る基準線に対して前記タービン翼の腹面方向に傾斜するように接合端部を接合し、前記タービン翼の翼高さ方向中央部における軸線を腹面方向に湾曲するように形成するとともに、前記タービン翼のうち、翼ルート部および翼チップ部の翼幾何学的入口角度のそれぞれを翼高さ方向中央部に向って減少させる構成にする一方、前記翼ルート部における幾何学的入口角度をα3georとし、前記翼チップ部における幾何学的入口角度をα3geotとし、各入口角度α3geor、α3geotとの平均角度(α3geor+α3geot)/2をα3veとし、前記翼ルート部および翼チップ部の幾何学的入口角度α3geor、α3geotのそれぞれが前記翼高さ中央部に向って減少する減少角をΔθとし、この減少角度Δθを前記平均角α3veと前記翼高さ中央部における翼高さ中央部の入口角度α3geomとの差とするとともに、前記減少角度Δθを、
[数4]
10°≦Δθ≦35°
の範囲に設定したことを特徴とする軸流タービン。 - 静翼と動翼を組み合せたタービン翼でタービン段落を構成し、このタービン段落をタービン軸の軸方向に沿って複数段に配置した軸流タービンにおいて、前記タービン翼の両端部を壁面で支持固定し、タービン翼の両端部の接合端部における軸線を直線状に形成し、かつ前記軸線がタービンの回転中心を通る基準線に対して前記タービン翼の腹面方向に傾斜するように接合端部を接合し、前記タービン翼の翼高さ方向中央部における軸線を腹面方向に湾曲するように形成するとともに、前記タービン翼のうち、翼ルート部および翼チップ部の翼幾何学的入口角度のそれぞれを翼高さ方向中央部に向って減少させる構成にする一方、前記翼ルート部および翼チップ部の翼幾何学的入口角度のそれぞれが前記翼高さ方向中央部に向って減少する減少角の翼高さ方向の領域長さを、5mm〜50mmの範囲内に設定したことを特徴とする軸流タービン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005189551A JP2007009761A (ja) | 2005-06-29 | 2005-06-29 | 軸流タービン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005189551A JP2007009761A (ja) | 2005-06-29 | 2005-06-29 | 軸流タービン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007009761A true JP2007009761A (ja) | 2007-01-18 |
Family
ID=37748596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005189551A Pending JP2007009761A (ja) | 2005-06-29 | 2005-06-29 | 軸流タービン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007009761A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014015858A (ja) * | 2012-07-06 | 2014-01-30 | Hitachi Ltd | 軸流タービン動翼 |
US11377959B2 (en) | 2018-11-05 | 2022-07-05 | Ihi Corporation | Rotor blade of axial-flow fluid machine |
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-
2005
- 2005-06-29 JP JP2005189551A patent/JP2007009761A/ja active Pending
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