JP2007006338A - Pon方式局用装置の設置方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】通信局舎内設備の初期投資および通信機器収容スペースを大幅に軽減することができるPON方式局用装置の設置方法を提供する。
【解決手段】N×M個の加入者装置を接続することができるようにN分岐スプリッタをM個だけ線路上に設置するとともに、複数個の局用装置を用いてN×M個の加入者装置にチャンネルをそれぞれ割り当てることにより光ネットワークを構築するときに、複数個の局用装置を通信局舎内設備として設置する際に、光ネットワークを構築する当初は、N×M個の加入者装置のうちの(N×M)/(2の倍数)個の加入者装置にのみチャンネルをそれぞれ割り当てるのに必要な個数の局用装置のみを通信局舎内設備として設置しておく。
【選択図】 図1

Description

本発明は、PON方式局用装置の設置方法に関し、特に、収容局において1本の光ファイバを複数分岐して複数個の加入者装置を接続するのに好適なPON方式局用装置の設置方法に関する。
インターネットの提供方式の一つとして、光ファイバを有効活用するために、1本の光ファイバを複数に分岐して光ネットワークを構築するPON(Passive Optical Network)方式がある。
従来のPON方式における局用装置の設置方法(以下、「PON方式局用装置の設置方法」と称する。)について、1〜32chのチャンネルを有する光インターフェースを2台ずつ備える2個の局用装置から、線路上に設置された8個の16分岐スプリッタまで光ファイバを配線して、128個の加入者装置を接続できるようにする場合を例として、図7を参照して説明する。
第1および第2の局用装置111,112と第1乃至第4の2分岐スプリッタ121〜124とを通信局舎内設備として設置するとともに、第1乃至第8の16分岐スプリッタ131〜138を線路上に設置する。
第1の局用装置111の一方の光インターフェース(第1の光インターフェース)の1〜32chが割り当てられた1本の光ファイバを、第1の2分岐スプリッタ121により、割当チャンネル範囲が第1の光インターフェースの1〜16chである1本の光ファイバと、割当チャンネル範囲が第1の光インターフェースの17〜32chである1本の光ファイバとに分岐する。そして、割当チャンネル範囲が第1の光インターフェースの1〜16chである1本の光ファイバを、第1の16分岐スプリッタ131により、1番心線から16番心線に分岐する。また、割当チャンネル範囲が第1の光インターフェースの17〜32chである1本の光ファイバを、第2の16分岐スプリッタ132により、1番心線から16番心線に分岐する。
第1の局用装置111の他方の光インターフェース(第2の光インターフェース)の1〜32chが割り当てられた1本の光ファイバを、第2の2分岐スプリッタ122により、割当チャンネル範囲が第2の光インターフェースの1〜16chである1本の光ファイバと、割当チャンネル範囲が第2の光インターフェースの17〜32chである1本の光ファイバとに分岐する。そして、割当チャンネル範囲が第2の光インターフェースの1〜16chである1本の光ファイバを、第3の16分岐スプリッタ133により、1番心線から16番心線に分岐する。また、割当チャンネル範囲が第2の光インターフェースの17〜32chである1本の光ファイバを、第4の16分岐スプリッタ134により、1番心線から16番心線に分岐する。
第2の局用装置112の一方の光インターフェース(第3の光インターフェース)の1〜32chが割り当てられた1本の光ファイバを、第3の2分岐スプリッタ123により、割当チャンネル範囲が1〜16chである1本の光ファイバと、割当チャンネル範囲が17〜32chである1本の光ファイバとに分岐する。そして、割当チャンネル範囲が第3の光インターフェースの1〜16chである1本の光ファイバを、第5の16分岐スプリッタ135により、1番心線から16番心線に分岐する。また、割当チャンネル範囲が第3の光インターフェースの17〜32chである1本の光ファイバを、第6の16分岐スプリッタ136により、1番心線から16番心線に分岐する。
第2の局用装置112の他方の光インターフェース(第4の光インターフェース)の1〜32chが割り当てられた1本の光ファイバを、第4の2分岐スプリッタ124により、割当チャンネル範囲が1〜16chである1本の光ファイバと、割当チャンネル範囲が17〜32chである1本の光ファイバとに分岐する。そして、割当チャンネル範囲が第4の光インターフェースの1〜16chである1本の光ファイバを、第7の16分岐スプリッタ137により、1番心線から16番心線に分岐する。また、割当チャンネル範囲が第4の光インターフェースの17〜32chである1本の光ファイバを、第8の16分岐スプリッタ138により、1番心線から16番心線に分岐する。
このように、従来のPON方式局用装置の設置方法においては、図8に示すように、第1の光インターフェースの1〜32ch、第2の光インターフェースの1〜32ch、第3の光インターフェースの1〜32chおよび第4の光インターフェースの1〜32chをすべて、第1乃至第8の16分岐スプリッタ131〜138から分岐される心線に接続される加入者装置にそれぞれ割り当てている。
すなわち、従来のPON方式局用装置の設置方法においては、N×M個の加入者装置を接続することができるようにN分岐スプリッタをM個だけ線路上に設置するとともに、複数個の局用装置からN×M個の加入者装置にチャンネルをそれぞれ割り当てることができるように、光ネットワークを構築する当初から、複数個の局用装置を通信局舎内設備として設置している。
なお、下記の特許文献1には、ユーザ数の増加に対応して光ファイバを効率的かつ経済的に増設することができるように、伝送装置に光接続された装置側光ファイバを、カプラ収納部に収納された局側光カプラを介して複数本の外線側光ファイバに分岐し、これら外線側光ファイバのそれぞれを、光接続箱に収納された分配用光カプラまで布線して、この分配用光カプラによって複数本の分配用光ファイバに分岐し、これら分配用光ファイバのそれぞれを端末まで布線した光伝送システムにおいて、カプラ収納部に、分岐数の異なる複数種類の局側光カプラを収納し、局側光カプラを介して一の伝送装置に光接続される分配用光カプラの個数および分岐数を、各局側光カプラの分岐数に応じて、異なる数とする光配線方法が開示されている。
特開2005−17519号公報
しかしながら、上述した従来のPON方式局用装置の設置方法においては、N×Mの加入者装置すべてにチャンネルを割り当てることができるように複数個の局用装置を通信局舎内設備として光ネットワークの構築当初から設置しているため、通信局舎内設備の初期投資が大きいという問題があった。
本発明の目的は、通信局舎内設備の初期投資および通信機器収容スペースを大幅に軽減することができるPON方式局用装置の設置方法を提供することにある。
本発明のPON方式局用装置の設置方法は、N×M個の加入者装置を接続することができるようにN分岐スプリッタ(31〜38)をM個だけ線路上に設置するとともに、複数個の局用装置(11,12)から前記N×M個の加入者装置にチャンネルをそれぞれ割り当てることにより光ネットワークを構築するときに、前記複数個の局用装置を通信局舎内設備として設置するのに用いられるPON方式局用装置の設置方法であって、前記光ネットワークを構築する当初は、前記N×M個の加入者装置のうちの(N×M)/(2の倍数)個の加入者装置にのみチャンネルをそれぞれ割り当てるのに必要な個数の局用装置(11)のみを通信局舎内設備として設置しておくことを特徴とする。
ここで、前記光ネットワークを構築したのち、前記必要な個数の局用装置(11)のみでは前記N×M個の加入者装置のうちのいずれか1つの加入者装置にチャンネルを割り当てることができなくなると、新たな局用装置(12)を通信局舎内設備として設置していってもよい。
前記チャンネルを割り当てることができなくなった加入者装置が接続されるN分岐スプリッタには、該N分岐スプリッタに接続されるN個の加入者装置のすべてに前記新たな局用装置からチャンネルを割り当ててもよい。
前記光ネットワークを構築したのち、前記複数個の局用装置がすべて通信局舎内設備として設置されると、該複数個の局用装置から、前記N×M個の加入者装置のすべてにチャンネルを割り当ててもよい。
前記光ネットワークを構築する当初は、前記局用装置と前記N分岐スプリッタとをL分岐スプリッタを介して接続しておき、前記光ネットワークを構築したのちに前記複数個の局用装置がすべて通信局舎内設備として設置されると、前記L分岐スプリッタをL/(2の倍数)分岐スプリッタに取り換えてもよい。
前記複数個の局用装置が互いに重複するチャンネルを有する場合には、重複するチャンネルが前記N分岐スプリッタに接続されるN個の加入者装置に割り当てられないように、前記N×M個の加入者装置のすべてにチャンネルを前記複数個の局用装置から割り当ててもよい。
前記複数個の局用装置がそれぞれ、互いに重複するチャンネルを有する2個の光インターフェースを備えている場合には、前記必要な個数の局用装置については、該局用装置とL分岐スプリッタとを、前記2個の光インターフェースのうちの一方の光インターフェースのチャンネルが割り当てられた光ファイバを介して接続するとともに、該局用装置と他のL分岐スプリッタとを、前記2個の光インターフェースのうちの他方の光インターフェースのチャンネルが割り当てられた光ファイバを介して接続し、前記新たな局用装置については、該局用装置と(L/(2の倍数))分岐スプリッタとを、前記2個の光インターフェースのうちの一方の光インターフェースのチャンネルが割り当てられた光ファイバを介して接続するとともに、該局用装置と他の(L/(2の倍数))分岐スプリッタとを、前記2個の光インターフェースのうちの他方の光インターフェースのチャンネルが割り当てられた光ファイバを介して接続してもよい。
本発明のPON方式局用装置の設置方法は、線路上にN分岐スプリッタをM個設置してN×M個の加入者装置を接続する場合においても、光ネットワークを構築する当初は、(N×M)/(2の倍数)個の加入者装置にのみチャンネルをそれぞれ割り当てるのに必要な個数の局用装置を通信局舎内設備として設置しておけばよいため、通信局舎内設備の初期投資および通信機器収容スペースを大幅に軽減することができる。
通信局舎内設備の初期投資を大幅に軽減するという目的を、光ネットワークを構築する当初は、N×M個の加入者装置のうちの(N×M)/(2の倍数)個の加入者装置にのみチャンネルをそれぞれ割り当てるのに必要な個数の局用装置のみを通信局舎内設備として設置しておくことにより実現した。
以下、本発明のPON方式局用装置の設置方法の実施例について、図面を参照して説明する。
本発明の一実施例によるPON方式局用装置の設置方法は、1〜32chのチャンネルを有する光インターフェースを2台ずつ備える2個の局用装置から、線路上に設置された8(M=8)個の16分岐スプリッタ(N分岐スプリッタ:N=16)まで光ファイバを配線して、128個(=N×M)の加入者装置を接続できるようにする場合に用いられるものである。
本実施例によるPON方式局用装置の設置方法においては、光ネットワークを構築する当初は、128(=N×M)個の加入者装置のうちの64(=(N×M)/2)個の加入者装置にのみチャンネルをそれぞれ割り当てるのに必要な1個の局用装置のみを通信局舎内設備として設置しておく。
すなわち、図1に示すように、通信局舎内設備として、1〜32chのチャンネルをそれぞれ有する第1および第2の光インターフェースを備えた局用装置11と、第1および第2の4分岐スプリッタ(L分岐スプリッタ:L=4)21,22とを設置しておく。
そして、局用装置11の第1の光インターフェースの1〜32chが割り当てられた1本の光ファイバを、第1の4分岐スプリッタ21により、割当チャンネル範囲が第1の光インターフェースの1〜8chである1本の光ファイバと、割当チャンネル範囲が第1の光インターフェースの9〜16chである1本の光ファイバと、割当チャンネル範囲が第1の光インターフェースの17〜24chである1本の光ファイバと、割当チャンネル範囲が第1の光インターフェースの25〜32chである1本の光ファイバとに分岐する。
割当チャンネル範囲が第1の光インターフェースの1〜8chである1本の光ファイバを、第1の16分岐スプリッタ31により、1番心線から16番心線に分岐する。割当チャンネル範囲が第1の光インターフェースの9〜16chである1本の光ファイバを、第2の16分岐スプリッタ32により、1番心線から16番心線に分岐する。割当チャンネル範囲が第1の光インターフェースの17〜24chである1本の光ファイバを、第3の16分岐スプリッタ33により、1番心線から16番心線に分岐する。割当チャンネル範囲が第1の光インターフェースの25〜32chである1本の光ファイバを、第4の16分岐スプリッタ34により、1番心線から16番心線に分岐する。
また、局用装置11の第2の光インターフェースの1〜32chが割り当てられた1本の光ファイバを、第2の4分岐スプリッタ22により、割当チャンネル範囲が第2の光インターフェースの1〜8chである1本の光ファイバと、割当チャンネル範囲が第2の光インターフェースの9〜16chである1本の光ファイバと、割当チャンネル範囲が第2の光インターフェースの17〜24chである1本の光ファイバと、割当チャンネル範囲が第2の光インターフェースの25〜32chである1本の光ファイバとに分岐する。
割当チャンネル範囲が第2の光インターフェースの1〜8chである1本の光ファイバを、第5の16分岐スプリッタ35により、1番心線から16番心線に分岐する。割当チャンネル範囲が第2の光インターフェースの9〜16chである1本の光ファイバを、第6の16分岐スプリッタ36により、1番心線から16番心線に分岐する。割当チャンネル範囲が第2の光インターフェースの17〜24chである1本の光ファイバを、第7の16分岐スプリッタ37により、1番心線から16番心線に分岐する。割当チャンネル範囲が第2の光インターフェースの25〜32chである1本の光ファイバを、第8の16分岐スプリッタ38により、1番心線から16番心線に分岐する。
この場合に、第1乃至第8の16分岐スプリッタ31〜38にはそれぞれ16個の加入者装置を接続することができるにもかかわらず、第1乃至第8の16分岐スプリッタ31〜38の入力側に接続された光ファイバには8チャンネルずつしか割り当てられていないため、8個ずつの加入者装置にのみチャンネルをそれぞれ割り当てることしかできない。しかし、光ネットワークの構築当初においては加入者数が少ないために、特に問題はない。
このように、本実施例によるPON方式局用装置の設置方法においては、図2に示すように、局用装置11の第1の光インターフェースの1〜32chのチャンネルを第1乃至第4の16分岐スプリッタ31〜34からそれぞれ分岐される16本の心線(1番心線から16番心線)のうちの8本の心線に接続される加入者装置のみにそれぞれ割り当て、また、局用装置11の第2の光インターフェースの1〜32chのチャンネルを第5乃至第8の16分岐スプリッタ35〜38からそれぞれ分岐される16本の心線(1番心線から16番心線)のうちの8本の心線に接続される加入者装置のみにのみそれぞれ割り当てる。
その後、第1および第7の16分岐スプリッタ31,37が設置されたエリアにおいて加入者が増加し、8チャンネル以上必要になる(すなわち、局用装置11のみでは128個の加入者装置のうちのいずれか1つの加入者装置にチャンネルを割り当てることができなくなる)と、図3に示すように、1〜32chのチャンネルをそれぞれ有する第3および第4の光インターフェースを備えた他の局用装置12と、他の局用装置12の第3の光インターフェースの1〜32chが割り当てられた1本の光ファイバをチャンネル割当範囲が第3の光インターフェースの1〜16chである1本の光ファイバとチャンネル割当範囲が第3の光インターフェースの17〜32chである1本の光ファイバとに分岐するための第1の2分岐スプリッタ41((L/2)分岐スプリッタ:L=4)と、他の局用装置12の第4の光インターフェースの1〜32chが割り当てられた1本の光ファイバをチャンネル割当範囲が第4の光インターフェースの1〜16chである1本の光ファイバとチャンネル割当範囲が第4の光インターフェースの17〜32chである1本の光ファイバとに分岐するための第2の2分岐スプリッタ42((L/2)分岐スプリッタ:L=4)とを通信局舎内設備として新たに設置する。
そして、チャンネル割当範囲が第1の光インターフェースの1〜8chである光ファイバの通信局舎内設備側の端を、図3に点線で示すように、第1の4分岐スプリッタ21からはずして、新たに設置した第1の2分岐スプリッタ41に接続する。同様に、チャンネル割当範囲が第2の光インターフェースの17〜24chである光ファイバの通信局舎内設備側の端を、第2の4分岐スプリッタ22からはずして、新たに設置した第1の2分岐スプリッタ41に接続する。
また、図4の最下段の表に示すように、第1の4分岐スプリッタ21からはずして第1の2分岐スプリッタ41に接続した光ファイバのチャンネル割当範囲を、第1の光インターフェースの1〜8chから、新たに設置した他の局用装置12の第3の光インターフェースの1〜16chに変更する。同様に、第2の4分岐スプリッタ22からはずして第1の2分岐スプリッタ41に接続した光ファイバのチャンネル割当範囲を、第2の光インターフェースの17〜24chから、新たに設置した他の局用装置12の第3の光インターフェースの17〜32chに変更する。
なお、第1の4分岐スプリッタ21からはずされた光ファイバの当初のチャンネル割当範囲である局用装置11の第1の光インターフェースの1〜8chと、第2の4分岐スプリッタ22からはずされた光ファイバの当初のチャンネル割当範囲である局用装置11の第2の光インターフェースの17〜24chとは、図4の最上段および中段の表に示すように、空チャンネルとされる。
その後、第2、第4、第5および第6の16分岐スプリッタ32,34,35,36が設置されたエリアにおいて加入者が増加し、8チャンネル以上必要になると、以下に示すような処理が行われる。
第4の16分岐スプリッタ34については、チャンネル割当範囲が第1の光インターフェースの25〜32chである光ファイバの通信局舎内設備側の端を、図5に点線で示すように、第1の4分岐スプリッタ21からはずして、第2の2分岐スプリッタ42に接続する。同様に、第5の16分岐スプリッタ35についても、チャンネル割当範囲が第2の光インターフェースの1〜8chである光ファイバの通信局舎内設備側の端を、第2の4分岐スプリッタ22からはずして、第2の2分岐スプリッタ42に接続する。
また、図6の最下段の表に示すように、第1の4分岐スプリッタ21からはずして第2の2分岐スプリッタ42に接続した光ファイバのチャンネル割当範囲を、第1の光インターフェースの25〜32chから、他の局用装置12の第4の光インターフェースの17〜32chに変更する。同様に、第2の4分岐スプリッタ22からはずして第2の2分岐スプリッタ42に接続した光ファイバのチャンネル割当範囲を、第2の光インターフェースの1〜8chから、他の局用装置12の第4の光インターフェースの1〜16chに変更する。
また、第2の16分岐スプリッタ32については、第2の16分岐スプリッタ32に接続されている光ファイバ(図5に一点鎖線で示す)のチャンネル割当範囲を、図6の最上段の表に示すように、第1の光インターフェースの9〜16chから第1の光インターフェースの1〜16chに変更する。同様に、第6の16分岐スプリッタ36についても、第6の16分岐スプリッタ36に接続されている光ファイバ(図5に一点鎖線で示す)のチャンネル割当範囲を、図6の2段目の表に示すように、第2の光インターフェースの9〜16chから第2の光インターフェースの1〜16chに変更する。
これにより、第1および第2の4分岐スプリッタ21,22には、2本ずつの光ファイバしか16分岐スプリッタに接続されなくなるため、第3および第4の2分岐スプリッタ(不図示)を新たに設置して、第1の4分岐スプリッタ21に接続されている2本の光ファイバを第1の4分岐スプリッタ21からはずして、新たに設置した第3の2分岐スプリッタに接続するとともに、第2の4分岐スプリッタ22に接続されている2本の光ファイバを第2の4分岐スプリッタ22からはずして、新たに設置した第4の2分岐スプリッタに接続する。
また、新たに設置した第3の2分岐スプリッタから第3の16分岐スプリッタ33に接続される光ファイバのチャンネル割当範囲を、図6の最上段の表に示すように、第1の光インターフェースの17〜24chから第1の光インターフェースの17〜32chに変更する。同様に、新たに設置した第4の2分岐スプリッタから第8の16分岐スプリッタ38に接続される光ファイバのチャンネル割当範囲を、図6の2段目の表に示すように、第2の光インターフェースの25〜32chから第2の光インターフェースの17〜32chに変更する。
以上の説明においては、8個(M=8)の16分岐スプリッタ(N=16)に接続された128個の加入者装置のうちの64個(=(N×M)/2)の加入者装置にのみチャンネルをそれぞれ割り当てるように、光ネットワークの構築当初は、第1および第2の4分岐スプリッタ21,22を通信局舎内設備として設置したが、以下に説明するようにして、サービス可能な加入者装置の数を2の倍数ずつ増加させるようにしてもよい。
(1)16個(M=16)の16分岐スプリッタ(N=16)に接続された256個の加入者装置のうちの64個(=(N×M)/(2×2))の加入者装置にのみチャンネルをそれぞれ割り当てることができるように、第1および第2の4分岐スプリッタ21,22の代わりに、第1および第2の8分岐スプリッタを設置する。
(2)32個(M=32)の16分岐スプリッタ(N=16)に接続された512個の加入者装置のうちの64個(=(N×M)/(2×2×2))の加入者装置にのみチャンネルをそれぞれ割り当てるように、第1および第2の4分岐スプリッタ21,22の代わりに、第1および第2の16分岐スプリッタを設置する。
また、線路上に16分岐スプリッタを設置する場合を例として説明したが、たとえば、8分岐スプリッタおよび32分岐スプリッタを設置する場合にも、同様にして、光ネットワークを構築する当初は、N×M個の加入者装置のうちの(N×M)/(2の倍数)個の加入者装置にのみチャンネルをそれぞれ割り当てるのに必要な個数の局用装置のみを通信局舎内設備として設置しておくだけで済むようにすることができる。
さらに、図2に示したように、光ネットワークの構築当初は、同じ4分岐スプリッタにより分岐された4本の光ファイバのチャンネル割当範囲を連続する8チャンネルずつとしたが、重複しない限り、連続していなくてもよい。
さらにまた、図2に示したように、光ネットワークの構築当初は、同じ4分岐スプリッタにより分岐された4本の光ファイバのチャンネル割当範囲を8チャンネルずつとしたが、16分岐スプリッタが設置されるエリアにおける光ネットワークの構築当初の加入者数に応じて、この4本の光ファイバのチャンネル割当範囲のチャンネルの数を変えてもよい。
以上説明したように、本発明のPON方式局用装置の設置方法は、たとえば、収容局において1本の光ファイバを複数分岐して複数個の加入者装置を接続するのに利用することができる。
本発明の一実施例によるPON方式局用装置の設置方法を説明するための図である。(実施例1) 図1に示した第1乃至第8の16分岐スプリッタ31〜38と割当チャンネル範囲との関係を示す図である。(実施例1) 本発明の一実施例による局用装置の設置方法において他の局用装置を新たに設置するときの光ファイバの接続および割当チャンネル範囲の変更を説明するための図である。(実施例1) 図3に示した変更後の第1乃至第8の16分岐スプリッタ31〜38と割当チャンネル範囲との関係を示す図である。(実施例1) 本発明の一実施例による局用装置の設置方法において他の局用装置を新たに設置したのちの光ファイバの接続および割当チャンネル範囲の変更を説明するための図である。(実施例1) 図5に示した変更後の第1乃至第8の16分岐スプリッタ31〜38と割当チャンネル範囲との関係を示す図である。(実施例1) 従来のPON方式における局用装置の設置方法を説明するための図である。 図7に示した第1乃至第8の16分岐スプリッタ131〜138と割当チャンネル範囲との関係を示す図である。
符号の説明
11 局用装置
12 他の局用装置
21,22 4分岐スプリッタ
31〜38 16分岐スプリッタ
41,42 2分岐スプリッタ

Claims (7)

  1. N×M個の加入者装置を接続することができるようにN分岐スプリッタ(31〜38)をM個だけ線路上に設置するとともに、複数個の局用装置(11,12)から前記N×M個の加入者装置にチャンネルをそれぞれ割り当てることにより光ネットワークを構築するときに、前記複数個の局用装置を通信局舎内設備として設置するのに用いられるPON方式局用装置の設置方法であって、
    前記光ネットワークを構築する当初は、前記N×M個の加入者装置のうちの(N×M)/(2の倍数)個の加入者装置にのみチャンネルをそれぞれ割り当てるのに必要な個数の局用装置(11)のみを通信局舎内設備として設置しておく、
    ことを特徴とする、PON方式局用装置の設置方法。
  2. 前記光ネットワークを構築したのち、前記必要な個数の局用装置(11)のみでは前記N×M個の加入者装置のうちのいずれか1つの加入者装置にチャンネルを割り当てることができなくなると、新たな局用装置(12)を通信局舎内設備として設置していくことを特徴とする、請求項1記載のPON方式局用装置の設置方法。
  3. 前記チャンネルを割り当てることができなくなった加入者装置が接続されるN分岐スプリッタには、該N分岐スプリッタに接続されるN個の加入者装置のすべてに前記新たな局用装置からチャンネルを割り当てることを特徴とする、請求項2記載のPON方式局用装置の設置方法。
  4. 前記光ネットワークを構築したのち、前記複数個の局用装置がすべて通信局舎内設備として設置されると、該複数個の局用装置から、前記N×M個の加入者装置のすべてにチャンネルを割り当てることを特徴とする、請求項2または3記載のPON方式局用装置の設置方法。
  5. 前記光ネットワークを構築する当初は、前記局用装置と前記N分岐スプリッタとをL分岐スプリッタを介して接続しておき、
    前記光ネットワークを構築したのちに前記複数個の局用装置がすべて通信局舎内設備として設置されると、前記L分岐スプリッタをL/(2の倍数)分岐スプリッタに取り換える、
    ことを特徴とする、請求項2乃至4いずれかに記載のPON方式局用装置の設置方法。
  6. 前記複数個の局用装置が互いに重複するチャンネルを有する場合には、重複するチャンネルが前記N分岐スプリッタに接続されるN個の加入者装置に割り当てられないように、前記N×M個の加入者装置のすべてにチャンネルを前記複数個の局用装置から割り当てることを特徴とする、請求項5記載のPON方式局用装置の設置方法。
  7. 前記複数個の局用装置がそれぞれ、互いに重複するチャンネルを有する2個の光インターフェースを備えている場合には、
    前記必要な個数の局用装置については、該局用装置とL分岐スプリッタとを、前記2個の光インターフェースのうちの一方の光インターフェースのチャンネルが割り当てられた光ファイバを介して接続するとともに、該局用装置と他のL分岐スプリッタとを、前記2個の光インターフェースのうちの他方の光インターフェースのチャンネルが割り当てられた光ファイバを介して接続し、
    前記新たな局用装置については、該局用装置と(L/(2の倍数))分岐スプリッタとを、前記2個の光インターフェースのうちの一方の光インターフェースのチャンネルが割り当てられた光ファイバを介して接続するとともに、該局用装置と他の(L/(2の倍数))分岐スプリッタとを、前記2個の光インターフェースのうちの他方の光インターフェースのチャンネルが割り当てられた光ファイバを介して接続する、
    ことを特徴とする、請求項6記載のPON方式局用装置の設置方法。
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