JP4519013B2 - Pon方式光伝送システム - Google Patents
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Description
ここで、前記PON方式の光ネットワークを構築したのち、加入者の増加に伴い、前記M個のN分岐スプリッタのうちの少なくとも1個のN分岐スプリッタに接続される加入者装置の数が前記接続可能な加入者装置の数を超えたときに、前記必要な個数の局用装置と共に設置される、前記複数個の局用装置のうち、他の少なくとも1個の新たな局用装置と、前記L分岐スプリッタと共に設置される少なくとも前記新たな局用装置と同数の(L/(2の倍数))分岐スプリッタとを備え、前記少なくとも1個のN分岐スプリッタは、前記L分岐スプリッタに換えて、前記(L/(2の倍数))分岐スプリッタを介して前記新たな局用装置に接続され、前記チャンネル割当装置が、前記少なくとも1個のN分岐スプリッタに接続される加入者装置のすべてに前記新たな局用装置からチャンネルを1つずつ割り当ててもよい。
前記通信局舎内設備として設置された分岐スプリッタのうち、前記分岐数とNとの積が1つの前記局用装置が割り当てできるチャンネルの数となる分岐数を有する分岐スプリッタと異なる分岐数のスプリッタを、前記分岐数とNとの積が1つの前記局用装置が割り当てできるチャンネルの数となる分岐数を有する分岐スプリッタに取り換えてもよい。
前記複数個の局用装置は、互いに重複するチャンネルを有する2個の光インターフェースを有する局用装置であり、前記PON方式の光ネットワークを構築する当初において、通信局舎内設備として設置された、前記局用装置と、前記局用装置と前記M個のN分岐スプリッタとのすべてとを光ファイバを介して接続するための2個のL分岐スプリッタとを備え、前記局用装置の一方の光インターフェースは前記2個のL分岐スプリッタのうちの1個のL分岐スプリッタと接続され、前記局用装置の他方の光インターフェースは前記2個のL分岐スプリッタのうちの他の1個のL分岐スプリッタと接続されてもよい。
前記PON方式の光ネットワークを構築したのち、加入者の増加に伴い、前記M個のN分岐スプリッタのうちの少なくとも1個のN分岐スプリッタに接続される加入者装置の数が前記接続可能な加入者装置の数を超えたときに、通信局舎内設備として、前記局用装置と共に設置される新たな局用装置と、前記2個のL分岐スプリッタと共に設置される2個の(L/(2の倍数))分岐スプリッタとを備え、前記新たな局用装置の一方の光インターフェースは前記2個の(L/(2の倍数))分岐スプリッタのうちの1個の(L/(2の倍数))分岐スプリッタと接続され、前記新たな局用装置の他方の光インターフェースは前記2個の(L/(2の倍数))分岐スプリッタのうちの他の1個の(L/(2の倍数))分岐スプリッタと接続され、前記少なくとも1個のN分岐スプリッタは、前記L分岐スプリッタに換えて、前記2個の(L/(2の倍数))分岐スプリッタのうちのいずれか一方と接続されてもよい。
本発明の一実施例によるPON方式光伝送システムは、最終的には、1〜32chのチャンネルを有する光インターフェースを2台ずつ備える2個の局用装置から、線路上に設置された8(M=8)個の16分岐スプリッタ(N分岐スプリッタ:N=16)まで光ファイバを配線して、128個(=N×M)の加入者装置を接続できるようにする場合に用いられるものである。
光伝送システム1は、図1に示すように、通信局舎内設備として設置された局用装置11と、通信局舎内設備として設置されたチャンネル割当装置15と、通信局舎内設備として設置された第1および第2の4分岐スプリッタ21,22(L分岐スプリッタ:L=4)と、線路上に設置された第1乃至第8の16分岐スプリッタ31〜38(8(M=8)個のN分岐スプリッタ:N=16)とを具備する。すなわち、光伝送システム1は、光ネットワークを構築する当初は、1台の局用装置のみしか具備しない。
第2の16分岐スプリッタ32は、割当チャンネル範囲が第1の光インターフェースの9〜16chである第1の4分岐スプリッタ21からの光ファイバを、1番心線から16番心線に分岐する。
第3の16分岐スプリッタ33は、割当チャンネル範囲が第1の光インターフェースの17〜24chである第1の4分岐スプリッタ21からの光ファイバを、1番心線から16番心線に分岐する。
第4の16分岐スプリッタ34は、割当チャンネル範囲が第1の光インターフェースの25〜32chである第1の4分岐スプリッタ21からの光ファイバを、1番心線から16番心線に分岐する。
第6の16分岐スプリッタ36は、割当チャンネル範囲が第2の光インターフェースの9〜16chである第2の4分岐スプリッタ22からの光ファイバを、1番心線から16番心線に分岐する。
第7の16分岐スプリッタ37は、割当チャンネル範囲が第2の光インターフェースの17〜24chである第2の4分岐スプリッタ22からの光ファイバを、1番心線から16番心線に分岐する。
第8の16分岐スプリッタ38は、割当チャンネル範囲が第2の光インターフェースの25〜32chである第2の4分岐スプリッタ22からの光ファイバを、1番心線から16番心線に分岐する。
第1の2分岐スプリッタ41は、他の局用装置12の第3の光インターフェースの1〜32chが割り当てられた1本の光ファイバを、チャンネル割当範囲が第3の光インターフェースの1〜16chである1本の光ファイバと、チャンネル割当範囲が第3の光インターフェースの17〜32chである1本の光ファイバとに分岐する。
第2の2分岐スプリッタ42は、他の局用装置12の第4の光インターフェースの1〜32chが割り当てられた1本の光ファイバを、チャンネル割当範囲が第4の光インターフェースの1〜16chである1本の光ファイバと、チャンネル割当範囲が第4の光インターフェースの17〜32chである1本の光ファイバとに分岐する。
また、チャンネル割当装置15を用いて、第2の4分岐スプリッタ22からはずされて第1の2分岐スプリッタ41に接続された光ファイバのチャンネル割当範囲が、図4の最下段の表に示すように、第2の光インターフェースの17〜24chから、新たに設置された他の局用装置12の第3の光インターフェースの17〜32chに変更される。
さらに、チャンネル割当装置15を用いて、第1の4分岐スプリッタ21からはずされた光ファイバの当初のチャンネル割当範囲である局用装置11の第1の光インターフェースの1〜8chと、第2の4分岐スプリッタ22からはずされた光ファイバの当初のチャンネル割当範囲である局用装置11の第2の光インターフェースの17〜24chとが、図4の最上段および中段の表に示すように、空チャンネルとされる。
(1)16個(M=16)の16分岐スプリッタ(N=16)に接続された256個の加入者装置のうちの64個(=(N×M)/(2×2))の加入者装置にのみチャンネルをそれぞれ割り当てるように、光ネットワークの構築当初における光伝送システム1には、第1および第2の4分岐スプリッタ21,22の代わりに、第1および第2の8分岐スプリッタが設置される。
(2)32個(M=32)の16分岐スプリッタ(N=16)に接続された512個の加入者装置のうちの64個(=(N×M)/(2×2×2))の加入者装置にのみチャンネルをそれぞれ割り当てるように、光ネットワークの構築当初における光伝送システム1には、第1および第2の4分岐スプリッタ21,22の代わりに、第1および第2の16分岐スプリッタが設置される。
11 局用装置
12 他の局用装置
15 チャンネル割当装置
21,22 4分岐スプリッタ
31〜38 16分岐スプリッタ
41,42 2分岐スプリッタ
Claims (5)
- N×M個の加入者装置を接続することができるM個のN分岐スプリッタと、前記N×M個の加入者装置にチャンネルを1つずつ割り当てできるのに必要な複数個の局用装置とが、分岐数とNとの積が1つの前記局用装置が割り当てできるチャンネルの数となる分岐数を有する複数個の分岐スプリッタを介して接続することができ、前記M個のN分岐スプリッタは線路上に設置されるものであり、前記局用装置および前記複数個の分岐スプリッタは通信局舎内設備として設置されるものであり、
PON方式の光ネットワークを構築する当初は、加入者に対応する前記N×M個の数よりも少ない加入者装置が前記M個のN分岐スプリッタに接続され、前記複数個の局用装置のうち、前記N×M個の数よりも少ない加入者装置にチャンネルを1つずつ割り当てでき、かつ、合計で(N×M)/(2の倍数)個の加入者装置にのみチャンネルを1つずつ割り当てることができるのに必要な個数の局用装置のみを設置して、各N分岐スプリッタに対して接続可能な加入者装置の数を決めておき、
前記PON方式の光ネットワークを構築したのち、加入者の増加に伴い、前記M個のN分岐スプリッタのうちの少なくとも1個のN分岐スプリッタに接続される加入者装置の数が前記接続可能な加入者装置の数を超えると、前記複数個の局用装置のうち、他の少なくとも1個の局用装置と、分岐スプリッタとを通信局舎内設備として設置して、通信局舎内設備とM個のN分岐スプリッタとの接続を変更することにより、増加した加入者装置にチャンネルを割り当てることができるPON方式光伝送システムであって、
PON方式の光ネットワークを構築する当初において、加入者に対応する加入者装置が接続された前記M個のN分岐スプリッタと、通信局舎内設備として設置された前記必要な個数の局用装置と、前記必要な個数の局用装置と前記M個のN分岐スプリッタのすべてとを光ファイバを介して接続するための、通信局舎内設備として設置された、前記複数個の分岐スプリッタの分岐数よりも分岐数が多いLの分岐数を有する、少なくとも前記必要な個数の局用装置と同数のL分岐スプリッタと、通信局舎内設備として設置され、かつ、前記M個のN分岐スプリッタに接続される加入者装置にチャンネルを1つずつ割り当てるチャンネル割当装置と、を具備することを特徴とする、PON方式光伝送システム。 - 前記PON方式の光ネットワークを構築したのち、加入者の増加に伴い、前記M個のN分岐スプリッタのうちの少なくとも1個のN分岐スプリッタに接続される加入者装置の数が前記接続可能な加入者装置の数を超えたときに、
前記必要な個数の局用装置と共に設置される、前記複数個の局用装置のうち、他の少なくとも1個の新たな局用装置と、前記L分岐スプリッタと共に設置される少なくとも前記新たな局用装置と同数の(L/(2の倍数))分岐スプリッタとを備え、前記少なくとも1個のN分岐スプリッタは、前記L分岐スプリッタに換えて、前記(L/(2の倍数))分岐スプリッタを介して前記新たな局用装置に接続され、前記チャンネル割当装置が、前記少なくとも1個のN分岐スプリッタに接続される加入者装置のすべてに前記新たな局用装置からチャンネルを1つずつ割り当てることを特徴とする、請求項1記載のPON方式光伝送システム。 - 前記通信局舎内設備として設置された分岐スプリッタのうち、前記分岐数とNとの積が1つの前記局用装置が割り当てできるチャンネルの数となる分岐数を有する分岐スプリッタと異なる分岐数のスプリッタを、前記分岐数とNとの積が1つの前記局用装置が割り当てできるチャンネルの数となる分岐数を有する分岐スプリッタに取り換えたことを特徴とする、請求項2記載のPON方式光伝送システム。
- 前記複数個の局用装置は、互いに重複するチャンネルを有する2個の光インターフェースを有する局用装置であり、
前記PON方式の光ネットワークを構築する当初において、通信局舎内設備として設置された、前記局用装置と、前記局用装置と前記M個のN分岐スプリッタとのすべてとを光ファイバを介して接続するための2個のL分岐スプリッタとを備え、前記局用装置の一方の光インターフェースは前記2個のL分岐スプリッタのうちの1個のL分岐スプリッタと接続され、前記局用装置の他方の光インターフェースは前記2個のL分岐スプリッタのうちの他の1個のL分岐スプリッタと接続されることを特徴とする、請求項1記載のPON方式光伝送システム。 - 前記PON方式の光ネットワークを構築したのち、加入者の増加に伴い、前記M個のN分岐スプリッタのうちの少なくとも1個のN分岐スプリッタに接続される加入者装置の数が前記接続可能な加入者装置の数を超えたときに、
通信局舎内設備として、前記局用装置と共に設置される新たな局用装置と、前記2個のL分岐スプリッタと共に設置される2個の(L/(2の倍数))分岐スプリッタとを備え、前記新たな局用装置の一方の光インターフェースは前記2個の(L/(2の倍数))分岐スプリッタのうちの1個の(L/(2の倍数))分岐スプリッタと接続され、前記新たな局用装置の他方の光インターフェースは前記2個の(L/(2の倍数))分岐スプリッタのうちの他の1個の(L/(2の倍数))分岐スプリッタと接続され、前記少なくとも1個のN分岐スプリッタは、前記L分岐スプリッタに換えて、前記2個の(L/(2の倍数))分岐スプリッタのうちのいずれか一方と接続されることを特徴とする、請求項4記載のPON方式光伝送システム。
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- 2005-06-27 JP JP2005186519A patent/JP4519013B2/ja active Active
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