JP2007005979A - ファックスデータ受信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 固定電話機や携帯電話機であっても好適にファックスデータを受信することができ、ファックスデータの利便性を向上させて使用することのできるファックスデータ受信システムの提供。
【解決手段】 固定電話機や携帯電話機等の電話受信機に取り付けられて該電話受信機に送信されたファックスデータを受信するファックスデータ受信システムであって、前記電話受信機へ送信されるファックスデータを受信する受信手段と、前記受信手段に於いて受信した前記ファクスデータを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶される前記ファックスデータを使用者の要求に応じる形式にデータ変換する変換手段と、前記変換手段に於いて変換されたデータを出力する出力手段を有することを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 固定電話機や携帯電話機等の電話受信機に取り付けられて該電話受信機に送信されたファックスデータを受信するファックスデータ受信システムであって、前記電話受信機へ送信されるファックスデータを受信する受信手段と、前記受信手段に於いて受信した前記ファクスデータを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶される前記ファックスデータを使用者の要求に応じる形式にデータ変換する変換手段と、前記変換手段に於いて変換されたデータを出力する出力手段を有することを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ファックスデータ受信システムに関し、より詳しくは、固定電話機や携帯電話機であっても好適にファックスデータを受信することができ、ファックスデータの利便性を向上させて使用することのできるファックスデータ受信システムに関する。
従来、ファックスデータは、画像や文字情報をアナログデータとして取り込んで利用することができるため、画像や文字情報を容易に送受信することができ、極めて利便性の高い情報の送受信を行うことができた。
このファックスデータは、一般的な電話回線を利用して送信されるファックスデータを専用に受信して解読することのできる装置、所謂、ファクシミリ装置により送受信を行うことが通常とされていた。
しかしながら、昨今、このファクシミリ装置を利用せず、このファックスデータを一時的に保存・蓄積するメモリ装置を利用する発明が多数創出されている。
このファックスデータは、一般的な電話回線を利用して送信されるファックスデータを専用に受信して解読することのできる装置、所謂、ファクシミリ装置により送受信を行うことが通常とされていた。
しかしながら、昨今、このファクシミリ装置を利用せず、このファックスデータを一時的に保存・蓄積するメモリ装置を利用する発明が多数創出されている。
例えば、特許文献1に記載されるファックスデータ蓄積装置及びファックスデータ受信システムでは、交換機と電話機の間にFAXデータ蓄積装置を配置し、ファックスモデムおよびデータ処理装置の電源をオフにした状態でのファックスデータの受信、および前記受信したファックスデータの取り出しを常時可能にすることを目的としている。
しかしながら、このような特許文献1に記載される発明は、ファックスデータ蓄積装置がコンピュータ等の電源のオフ状態の場合に於けるファックスデータを一時的に記憶する記憶手段を提供しているに過ぎず、ファックスデータを受信するためのコンピュータを使用者は準備しなければならなかった。このため、ファックスモデムやこのような機能と同等の装置を具備する機器や装置を有していない利用者は、ファックスデータを利用することが全くできない問題点を有していた。
このような問題点からファックスデータを利用する利用者は、ファックスデータを利用するための機器や装置を揃えなければならず、利便性の高いファックスデータを汎用的に利用を可能にすることの弊害の要因の一つとなっていた。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたもので、固定電話機や携帯電話機等の電話機自体に装着することのできる記憶手段を有するシステムを提供することにより、ファックスデータであっても特殊な装置を必要とせず、利便性の面に於いて極めて有用なファックスデータ受信システムを提供する。
請求項1記載の発明は、固定電話機や携帯電話機等の電話受信機に取り付けられて該電話受信機に送信されたファックスデータを受信するファックスデータ受信システムであって、前記電話受信機へ送信されるファックスデータを受信する受信手段と、前記受信手段に於いて受信した前記ファクスデータを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶される前記ファックスデータを使用者の要求に応じる形式にデータ変換する変換手段と、前記変換手段に於いて変換されたデータを出力する出力手段を有することを特徴とするファックスデータ受信システムを提供する。
請求項2記載の発明は、前記記憶手段に前記ファックスデータが記憶された場合に使用者に通知する通知手段を有することを特徴とする請求項1記載のファックスデータ受信システムを提供する。
請求項3記載の発明は、使用者がファックスデータを変換する場合に、該使用者の所望する形式を選択して、前記変換手段へ入力する選択手段が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のファックスデータ受信システムを提供する。
これらの発明を提供することによって、上記課題を悉く解決する。
請求項3記載の発明は、使用者がファックスデータを変換する場合に、該使用者の所望する形式を選択して、前記変換手段へ入力する選択手段が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のファックスデータ受信システムを提供する。
これらの発明を提供することによって、上記課題を悉く解決する。
請求項1記載の発明によれば、電話受信機がファックスデータを受信し、このファックスデータを記憶し、使用者の所望するデータ形式に変換して出力することができる電話受信機に取り付けて設けられるファックスデータ受信システムを提供することができるので、従来の固定電話機や携帯電話機に装着して利用することができるので、ファックスデータを受信するための装置や機器を購入することなく簡易にファックスデータを受信して利用することができる。
特に、携帯電話機に本システムを装着する場合には、従来と比して、容易にファックスデータを受信することができ、携帯用のファックス受信機として利用することができるようになる。また、携帯電話機は、現在略一人に一台の割合で携帯されていることから、個人宛に容易にファックスを送信することができるようになり、機密性を向上させて情報の伝達を行うことができる。
また一方で、複数の固定電話機が接続されるオフィス内に於けるダイヤルインの固定電話機であっても、本システムをこの固定電話機に装着することにより、固定電話機を利用する特定の受信者(個人)にファックスデータを送信して、情報を伝達することが可能となる。
特に、携帯電話機に本システムを装着する場合には、従来と比して、容易にファックスデータを受信することができ、携帯用のファックス受信機として利用することができるようになる。また、携帯電話機は、現在略一人に一台の割合で携帯されていることから、個人宛に容易にファックスを送信することができるようになり、機密性を向上させて情報の伝達を行うことができる。
また一方で、複数の固定電話機が接続されるオフィス内に於けるダイヤルインの固定電話機であっても、本システムをこの固定電話機に装着することにより、固定電話機を利用する特定の受信者(個人)にファックスデータを送信して、情報を伝達することが可能となる。
請求項2記載の発明によれば、ファックスデータを受信した場合にこのシステム使用者に通知する通知手段を有しているので、ファックスデータを受信した場合に迅速に使用者に通知することができるファックスデータ受信システムを提供することができる。
請求項3記載の発明によれば、本システムが選択手段を有しているので、受信したファックスデータを使用者の所望するデータ形式に変換して出力することができるようになるので、受信したファックスデータを、使用者が所望する利用形態に応じて利用することができる。
この選択手段を利用することにより、必要不必要の確認を行ってからファックスデータを使用することができるので、ファックスデータをより効果的に使用することができる。
この選択手段を利用することにより、必要不必要の確認を行ってからファックスデータを使用することができるので、ファックスデータをより効果的に使用することができる。
本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1は、本発明に係るファックスデータ受信システムを示す概念図であり、(a)は固定電話機を利用する場合の概念図であり、(b)は携帯電話機を利用する場合の概念図である。図2は、本発明に係るファックスデータ受信システムの構成図を示す。
尚、本明細書中に記載される「固定電話機」なる文言は、一般公衆回線に接続されて、ファックス受信機能を有していない電話機を指し示す。本明細書中に記載される「携帯電話機」なる文言は、通常の携帯可能な電話機を示しており、所謂携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant)等を含んでいる。
図1は、本発明に係るファックスデータ受信システムを示す概念図であり、(a)は固定電話機を利用する場合の概念図であり、(b)は携帯電話機を利用する場合の概念図である。図2は、本発明に係るファックスデータ受信システムの構成図を示す。
尚、本明細書中に記載される「固定電話機」なる文言は、一般公衆回線に接続されて、ファックス受信機能を有していない電話機を指し示す。本明細書中に記載される「携帯電話機」なる文言は、通常の携帯可能な電話機を示しており、所謂携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant)等を含んでいる。
本発明に係るファックスデータ受信システム(1)は、データ判別手段(11)と、受信手段(12)と、記憶手段(13)と、変換手段(14)と、選択手段(15)と、通知手段(16)と、出力手段(17)を有している。
データ判別手段(11)は、一般回線を介して送信されるデータを受信し、このデータがファックスデータであるか通常の音声データであるか判断する。このデータ判別手段(11)が、ファックスデータであれば、後述する受信手段(12)へファックスデータを送信し、音声データであれば、固定電話機へ送信する。
このデータ判別手段(11)は、ファックスデータとそれ以外のデータとを判別することができるように設定され、ファックスデータであれば、受信手段(12)へ送信するように設定することもできる。
このデータ判別手段(11)は、ファックスデータとそれ以外のデータとを判別することができるように設定され、ファックスデータであれば、受信手段(12)へ送信するように設定することもできる。
受信手段(12)は、上記の如く、データ判別手段(11)からのファックスデータを受信する。
この受信手段(12)は、ファックスデータを受信すると、後述する記憶手段(13)へファックスデータを送信する。
尚、この受信手段(12)は、ファックスデータを受信した時刻情報を特定したり、送信相手を特定したりして、記憶手段(13)にこれらの情報と併せて記憶させておくこともできる。
この受信手段(12)は、ファックスデータを受信すると、後述する記憶手段(13)へファックスデータを送信する。
尚、この受信手段(12)は、ファックスデータを受信した時刻情報を特定したり、送信相手を特定したりして、記憶手段(13)にこれらの情報と併せて記憶させておくこともできる。
記憶手段(13)は、受信手段(12)から送信されるファックスデータを記憶する。この記憶手段(13)は、ファックスデータを所望する期間記憶しておくことのできる不揮発性メモリを採用することが好ましい。
尚、この記憶手段(13)に記憶されるファックスデータは、本システム(1)の使用者が所望する要求に応じて、削除することができるように設定されていることが好ましい。また、記憶手段(13)が記憶するファックスデータは、分割、圧縮や暗号化したりして保存することができる。
尚、この記憶手段(13)には、送信者の電話番号を複数記憶しておき、ファックスデータが送信した送信者の電話番号を特定することに使用することができる。具体的には、送信者の電話番号を受信手段(12)により特定し、この特定された電話番号からその送信者の名前を特定することができる。
尚、この記憶手段(13)に記憶されるファックスデータは、本システム(1)の使用者が所望する要求に応じて、削除することができるように設定されていることが好ましい。また、記憶手段(13)が記憶するファックスデータは、分割、圧縮や暗号化したりして保存することができる。
尚、この記憶手段(13)には、送信者の電話番号を複数記憶しておき、ファックスデータが送信した送信者の電話番号を特定することに使用することができる。具体的には、送信者の電話番号を受信手段(12)により特定し、この特定された電話番号からその送信者の名前を特定することができる。
変換手段(14)は、記憶手段(13)に記憶されるファックスデータを使用者の要求に応じる形式にデータ変換する。
この変換手段(14)が変換するデータの形式は、特に限定されず、ファックスデータから変換することのできるデータ形式であれば構わない。
ファックスデータは、送信側の送信状況に応じる形式であるので、このような形式に応じて適宜に変更され、例えば、デジタルデータからPDF(Portable Document Format)形式や、アナログデータからデジタルデータに変換したり、また、アナログデータをそのまま変換せずに(無変換)で利用したりすることができる。
この変換手段(14)が変換するデータの形式は、特に限定されず、ファックスデータから変換することのできるデータ形式であれば構わない。
ファックスデータは、送信側の送信状況に応じる形式であるので、このような形式に応じて適宜に変更され、例えば、デジタルデータからPDF(Portable Document Format)形式や、アナログデータからデジタルデータに変換したり、また、アナログデータをそのまま変換せずに(無変換)で利用したりすることができる。
選択手段(15)は、使用者の所望する形式を変換手段(14)へ入力する。この選択手段(15)は、使用者が所望する複数の形式(変換可能な全ての形式)の表示を行うとともに、これらの形式から使用者の所望する形式を選択させて入力させる。
この選択手段(15)は、例えば、複数の形式が存在する場合には、夫々の形式に応じて複数のスイッチやボタンが設けられる。使用者はこれらのスイッチやボタンを操作することにより、選択されるスイッチやボタンに設定される夫々のデータ形式に変換されるように設定することができる。
尚、記憶手段(13)に複数のファックスデータが存在する場合には、これらのファックスデータのうちから使用者が変換を希望するファックスデータを適宜選択することができるように、表示手段(図示せず)を設け、使用者が選択することができるように設定することもできる。
尚、この選択手段(15)は、上記の如き所望する形式を選択するように設定することもできるが、所望する表示方法(ファックスデータの出力方法)を予め設定しておき、これら表示方法を選択する方法を採用することもできる。このように設定することにより、使用者は、自らが所望する表示方法によってファックスデータを閲覧することができる。
この選択手段(15)は、例えば、複数の形式が存在する場合には、夫々の形式に応じて複数のスイッチやボタンが設けられる。使用者はこれらのスイッチやボタンを操作することにより、選択されるスイッチやボタンに設定される夫々のデータ形式に変換されるように設定することができる。
尚、記憶手段(13)に複数のファックスデータが存在する場合には、これらのファックスデータのうちから使用者が変換を希望するファックスデータを適宜選択することができるように、表示手段(図示せず)を設け、使用者が選択することができるように設定することもできる。
尚、この選択手段(15)は、上記の如き所望する形式を選択するように設定することもできるが、所望する表示方法(ファックスデータの出力方法)を予め設定しておき、これら表示方法を選択する方法を採用することもできる。このように設定することにより、使用者は、自らが所望する表示方法によってファックスデータを閲覧することができる。
通知手段(16)は、この記憶手段(13)にファックスデータが記憶された場合に、使用者にその旨の通知を行う。
この通知手段(16)が行う通知方法は、使用者が記憶手段(13)にファックスデータが記憶されたことを知ることができれば、どのような方法でも構わないが、例えば、ファックスデータが記憶手段(13)に記憶された場合に、音声を利用して聴覚的に教示したり、発光を利用して視覚的に教示したり、モータ等の電動機による振動を利用して触覚的に教示することができる。
この通知手段(16)が行う通知方法は、使用者が記憶手段(13)にファックスデータが記憶されたことを知ることができれば、どのような方法でも構わないが、例えば、ファックスデータが記憶手段(13)に記憶された場合に、音声を利用して聴覚的に教示したり、発光を利用して視覚的に教示したり、モータ等の電動機による振動を利用して触覚的に教示することができる。
出力手段(17)は、変換手段(14)に於いて所定形式に変換されたファックスデータを出力する。
この出力手段(17)は、コンピュータ、印刷機、表示装置(デジタルディスプレイ)や他の外部記憶装置(メモリ等)等の装置と、有線又は無線により接続され、これらの装置に入力されるように設定される。
このように出力手段(17)が各装置と接続されることにより、使用者が所望する装置によってファックスデータを閲覧することができる。
この出力手段(17)は、コンピュータ、印刷機、表示装置(デジタルディスプレイ)や他の外部記憶装置(メモリ等)等の装置と、有線又は無線により接続され、これらの装置に入力されるように設定される。
このように出力手段(17)が各装置と接続されることにより、使用者が所望する装置によってファックスデータを閲覧することができる。
本発明に係るファックスデータ受信システム(1)は、図1(a)で示す如き固定電話機(A)に装着されても良いし、図1(b)で示す如き携帯電話機(B)に接続されてもよい。
特に携帯電話機(B)にファックスデータ受信システム(1)が装着される場合には、携帯電話機(B)により受信したファックスデータを容易に携帯電話機(B)の画面上に表示することができるように、変換手段(14)を設定することもできる。
特に携帯電話機(B)にファックスデータ受信システム(1)が装着される場合には、携帯電話機(B)により受信したファックスデータを容易に携帯電話機(B)の画面上に表示することができるように、変換手段(14)を設定することもできる。
次に本発明に係るファックスデータ受信システム(1)の動作について説明する。図3は、記憶手段にファックスデータが記憶されるまでのステップを示すフローチャートであり、図4は、使用者がファックスデータを利用するステップを示すフローチャートである。
まず、ファックスデータ受信システム(1)を電話機に取り付ける。このとき、固定電話機(A)に取り付ける場合であれば、一般公衆回線からのデータがデータ判別手段(11)を通過するように配置する。携帯電話機(B)に取り付ける場合であれば、携帯電話機(B)が受信するデータをまずデータ判別手段(11)が受信するように設定する。
このように設定することにより、本発明の使用者はいつでもファックスデータを受信することができる。
まず、ファックスデータ受信システム(1)を電話機に取り付ける。このとき、固定電話機(A)に取り付ける場合であれば、一般公衆回線からのデータがデータ判別手段(11)を通過するように配置する。携帯電話機(B)に取り付ける場合であれば、携帯電話機(B)が受信するデータをまずデータ判別手段(11)が受信するように設定する。
このように設定することにより、本発明の使用者はいつでもファックスデータを受信することができる。
ファックスデータ送信者は、使用者の電話番号を宛先にしてファックスデータを送信する(S1)。
ファックスデータは、一般公衆回線を介して送信されて、指定された電話番号に送られることになる。
ファックスデータは、一般公衆回線を介して送信されて、指定された電話番号に送られることになる。
ファックスデータが電話機に受信されると、まず、データ判別手段(11)が受信する(S2)。
このデータ判別手段(11)は、受信したデータがファックスデータであるか否かを判断する(S3)。このとき、ファックスデータであれば、受信手段(12)に送信する。
尚、図2で示される如き構成の場合、ファックスデータ以外のデータの場合は、通常の電話機の音声データであると認識し、電話機の音声データ処理部へ送信される。
このデータ判別手段(11)は、受信したデータがファックスデータであるか否かを判断する(S3)。このとき、ファックスデータであれば、受信手段(12)に送信する。
尚、図2で示される如き構成の場合、ファックスデータ以外のデータの場合は、通常の電話機の音声データであると認識し、電話機の音声データ処理部へ送信される。
データ判別手段(11)がファックスデータを判別すると、このファックスデータは、受信手段(12)に於いて受信される(S3)。
受信手段(12)に於いてファックスデータが受信され、送信者と受信時刻が特定されて記憶手段(13)へ送信される。
記憶手段(13)は、このファックスデータを受け取ると、送信者と受信時刻を併せて記憶する(S4)。
このとき、通知手段(16)は、ファックスデータを受信したことを使用者に通知する(S5)。
この場合、通知手段(16)が聴覚的に通知する場合であれば、初期設定された音声データが発せられる。また、通知手段(16)が視覚的に通知する場合であれば、初期設定された表示灯が点灯する。またさらに、通知手段(16)が触覚的に通知する場合であれば、電動機により振動が開始する。
上記の如きステップによりファックスデータが記憶手段(13)に記憶されることになる。
受信手段(12)に於いてファックスデータが受信され、送信者と受信時刻が特定されて記憶手段(13)へ送信される。
記憶手段(13)は、このファックスデータを受け取ると、送信者と受信時刻を併せて記憶する(S4)。
このとき、通知手段(16)は、ファックスデータを受信したことを使用者に通知する(S5)。
この場合、通知手段(16)が聴覚的に通知する場合であれば、初期設定された音声データが発せられる。また、通知手段(16)が視覚的に通知する場合であれば、初期設定された表示灯が点灯する。またさらに、通知手段(16)が触覚的に通知する場合であれば、電動機により振動が開始する。
上記の如きステップによりファックスデータが記憶手段(13)に記憶されることになる。
次に、本発明の使用者が、記憶手段(13)に記憶されるファックスデータを利用する方法を説明する。
使用者は、表示手段を利用して、記憶手段(13)に記憶されるファックスデータから、使用者の所望するデータ形式に変換する。
例えば、受信したファックスデータをコンピュータで使用しようと考えた場合には、まず、選択手段(15)によりコンピュータで使用可能なデータ形式に変換するように命令を促す(S11)。
尚、このとき、選択手段(15)には、具体的な使用先の装置の名称等の使用機器の名称(例えば、コンピュータや印刷機)を選択するようにスイッチやボタン或いは表示画面上に設定する。また、所望する変換データ形式を選択するようにスイッチやボタン或いは表示画面に設定してもよい。
使用者は、表示手段を利用して、記憶手段(13)に記憶されるファックスデータから、使用者の所望するデータ形式に変換する。
例えば、受信したファックスデータをコンピュータで使用しようと考えた場合には、まず、選択手段(15)によりコンピュータで使用可能なデータ形式に変換するように命令を促す(S11)。
尚、このとき、選択手段(15)には、具体的な使用先の装置の名称等の使用機器の名称(例えば、コンピュータや印刷機)を選択するようにスイッチやボタン或いは表示画面上に設定する。また、所望する変換データ形式を選択するようにスイッチやボタン或いは表示画面に設定してもよい。
選択手段(15)から使用者の所望するデータ形式と対象となるファックスデータの情報が入力されると、変換手段(14)により、対象となるファックスデータが特定され、このファックスデータが所望のデータ形式に変換される(S12)。
変換手段(14)により、ファックスデータのデータ形式が変換されると、出力手段(17)に送信されて出力されることになる(S13)。
この場合、携帯電話機(B)に於いてファックスデータを受信した使用者は、携帯電話機(B)の表示画面上でこのファックスデータを閲覧することができるように、選択手段(15)から閲覧可能なデータ形式による選択方法を選択し、この選択によるデータ形式になるよう変換手段(14)からファックスデータが変換され、携帯電話機(B)での表示画面上で閲覧することが可能になる。
このように、出先であっても携帯電話機(B)によりファックスデータを閲覧することができるようになるので、極めて利便性が良くファックスデータを利用することができる。
変換手段(14)により、ファックスデータのデータ形式が変換されると、出力手段(17)に送信されて出力されることになる(S13)。
この場合、携帯電話機(B)に於いてファックスデータを受信した使用者は、携帯電話機(B)の表示画面上でこのファックスデータを閲覧することができるように、選択手段(15)から閲覧可能なデータ形式による選択方法を選択し、この選択によるデータ形式になるよう変換手段(14)からファックスデータが変換され、携帯電話機(B)での表示画面上で閲覧することが可能になる。
このように、出先であっても携帯電話機(B)によりファックスデータを閲覧することができるようになるので、極めて利便性が良くファックスデータを利用することができる。
また、オフィスのような固定電話機(A)が複数配置されるような場所では、通常ファックスデータは少数のファックス装置に対してのみ送信されていたが、本システム(1)を夫々の固定電話機(A)に装着することにより、固定電話機(A)毎にファックスデータを送信することができる。このように固定電話機(A)毎にファックスデータを送信することができるので、直接、特定の個人(受信者)にファックスデータを送信することができ、情報の機密性及び利便性を向上させることができる。
1・・・・・ファックスデータ受信システム
12・・・・受信手段
13・・・・記憶手段
14・・・・変換手段
15・・・・選択手段
16・・・・通知手段
17・・・・出力手段
A・・・・・固定電話機
B・・・・・携帯電話機
12・・・・受信手段
13・・・・記憶手段
14・・・・変換手段
15・・・・選択手段
16・・・・通知手段
17・・・・出力手段
A・・・・・固定電話機
B・・・・・携帯電話機
Claims (3)
- 固定電話機や携帯電話機等の電話受信機に取り付けられて該電話受信機に送信されたファックスデータを受信するファックスデータ受信システムであって、
前記電話受信機へ送信されるファックスデータを受信する受信手段と、
前記受信手段に於いて受信した前記ファクスデータを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶される前記ファックスデータを使用者の要求に応じる形式にデータ変換する変換手段と、
前記変換手段に於いて変換されたデータを出力する出力手段を有することを特徴とするファックスデータ受信システム。 - 前記記憶手段に前記ファックスデータが記憶された場合に使用者に通知する通知手段を有することを特徴とする請求項1記載のファックスデータ受信システム。
- 使用者がファックスデータを変換する場合に、該使用者の所望する形式を選択して、前記変換手段へ入力する選択手段が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のファックスデータ受信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005181797A JP2007005979A (ja) | 2005-06-22 | 2005-06-22 | ファックスデータ受信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005181797A JP2007005979A (ja) | 2005-06-22 | 2005-06-22 | ファックスデータ受信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007005979A true JP2007005979A (ja) | 2007-01-11 |
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ID=37691181
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country Status (1)
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JP (1) | JP2007005979A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017034647A (ja) * | 2015-08-03 | 2017-02-09 | アドバンスド・メッセージング・テクノロジーズ・インコーポレーテッド | モバイル機器を用いるファックス送信の処理 |
US10334119B2 (en) | 2017-10-13 | 2019-06-25 | Advanced Messaging Technologies, Inc. | Transparent fax call processing in a mobile device |
-
2005
- 2005-06-22 JP JP2005181797A patent/JP2007005979A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017034647A (ja) * | 2015-08-03 | 2017-02-09 | アドバンスド・メッセージング・テクノロジーズ・インコーポレーテッド | モバイル機器を用いるファックス送信の処理 |
US10334136B2 (en) | 2015-08-03 | 2019-06-25 | Advanced Messaging Technologies, Inc. | Processing a fax transmission using a mobile device |
US10334119B2 (en) | 2017-10-13 | 2019-06-25 | Advanced Messaging Technologies, Inc. | Transparent fax call processing in a mobile device |
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