JP2007004371A - 防犯システムおよび防犯方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 部屋に入室するたびに認証を行う手間を軽減することが可能な防犯システムを提供する。
【解決手段】 警備状態制御部46は、警備領域が含む警備区域の警備状態を、侵入者の監視を行う監視状態と、侵入者の監視を停止している非監視状態と、のどちらか一方に設定する。警備状態が監視状態である場合、センサ信号処理部42は、メインセンサ10が警備区域に入域する入域者を検知すると、警備状態を監視状態に設定させ、特定センサ13が特定検知対象を検知すると、警備領域内部に侵入者が存在することを確認する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、防犯システムおよび防犯方法に関する。
人感センサを用いて、窃盗犯などの建物内部への侵入者を検知し、その旨を警報等で報知する警備装置が使用されている。通常、警備装置がユーザ(例えば、住居者)を誤って侵入者として検知しないために、ユーザは、例えば、建物外部に設置された認証装置にて、警備装置の動作を停止させた後、建物内部に入る必要がある。
しかしながら、近年、建物内部に住居者がいても、住居者から見えない部屋などが侵入される事件が起きている。
特許文献1(特公平7−13840号公報)には、建物内部の部屋ごとに警備状態を設定する自動警備方法が記載されている。この自動警備方法では、建物外部に設置された認証装置が操作者を正規のユーザと認証し、さらに、部屋の外部に設置された認証装置が、再度、操作者を正規のユーザと認証する。
部屋の外部に設置された認証装置が操作者を正規のユーザと認証すると、警備装置は、その部屋の監視を停止する。また、部屋の内部に存在する人間が部屋から退室する場合、部屋の外部に設置された認証装置が操作者を正規のユーザと認証すると、警備装置は、その部屋の監視を再開する。
これにより、各部屋の外部に認証装置が設置されることで、部屋ごとに、警備状態が監視状態と非監視状態とのどちらか一方に設定される。よって、住居者から見えない部屋などに侵入されることを防ぐことが可能になる。
特公平7−13840号公報
しかしながら、特許文献1に記載の自動警備方法では、ユーザは、部屋に入室するたびに認証を行わなければならず、手間がかかる。
本発明の目的は、部屋に入室するたびに認証を行う手間を軽減することが可能な防犯システムおよび防犯方法を提供することである。
前記目的を達成するために、本発明の防犯システムは、所定の検知対象を検知するセンサ装置と、前記センサ装置の検知結果に基づいて警備区域を含む警備領域への侵入者の存在を確認する警備装置と、を含む防犯システムであって、前記センサ装置は、前記警備区域に入域する入域者を検知すると、検知信号を出力する入域検知手段と、前記警備区域内部の特定検知対象を検知すると、前記検知信号を出力する特定検知手段と、を含み、前記警備装置は、前記警備区域の警備状態を、前記侵入者を監視する監視状態と、前記侵入者の監視を停止している非監視状態と、のどちらか一方に設定する制御手段と、前記警備状態が前記監視状態に設定されているときに、前記検知信号が前記入域検知手段から出力されると、前記制御手段に、前記警備状態を前記非監視状態に変更させ、前記検知信号が前記特定検知手段から出力されると、前記侵入者の存在を確認する処理手段と、を含む。
また、本発明の防犯方法は、所定の検知対象を検知するセンサ装置と、前記センサ装置の検知結果に基づいて警備区域を含む警備領域への侵入者の存在を確認する警備装置と、を含む防犯システムが行う防犯方法であって、前記センサ装置が、前記警備区域に入域する入域者を検知すると、検知信号を出力する入域検知ステップと、前記センサ装置が、前記警備区域内部の特定検知対象を検知すると、前記検知信号を出力する特定検知ステップと、前記警備装置が、前記警備区域の警備状態を、前記侵入者を監視する監視状態と、前記侵入者の監視を停止している非監視状態と、のどちらか一方に設定する制御ステップと、前記警備状態が前記監視状態に設定されているときに、前記検知信号が前記入域検知ステップにて出力されると、前記警備装置が、前記警備状態を前記非監視状態に変更する変更ステップと、前記警備状態が前記監視状態に設定されているときに、前記検知信号が前記特定検知ステップにて出力されると、前記警備装置が、前記侵入者の存在を確認する確認ステップと、を含む。
前記発明によれば、警備領域に含まれる警備区域の警備状態が監視状態に設定されているときに、入域者が検知されると、警備状態が非監視状態になり、また、特定検知対象が検知されると、侵入者の存在が確認される。
例えば、ユーザが建物内部(警備領域)の廊下から居間(警備区域)に入った場合、認証を行わずに、居間の警備状態を監視状態から非監視状態に変更することが可能になる。すなわち、部屋に入室するたびに認証を行う手間を軽減することが可能になる。
また、例えば、部屋の中にユーザが存在しない場合に、例えば、窓の開閉を検知するなど、特定検知対象を検知すると、警備領域内部に存在する侵入者が確認される。これにより、警備領域(例えば、建物内部)に存在する侵入者を確認することが可能になる。
また、前記警備区域内に存在する内在者を検知し、検知している間は、前記検知信号の出力を続け、前記内在者が前記警備区域から退域すると、前記検知信号の出力が停止される。前記警備状態が前記非監視状態に設定されているときに、前記検知信号の出力が停止されると、前記警備状態が前記監視状態に変更されることが望ましい。
前記発明によれば、内在者が警備区域から退域すると、警備状態が監視状態に変更される。これにより、例えば、ユーザが部屋から退室すると、認証を行わずにユーザが退室した部屋を監視状態にすることが可能になる。よって、部屋を退室するたびに認証を行う手間を軽減することが可能になる。
また、前記警備領域全体を警備する旨の全監視要求が受け付けられると、前記警備領域全体を警備する全監視モードが設定され、前記全監視モードが設定されているときに、前記検知信号が出力されると、前記警備状態が前記監視状態と前記非監視状態とのどちらに設定されているかにかかわらず、前記侵入者の存在を確認することが望ましい。
前記発明によれば、全監視モードが設定されているときに、検知信号が出力されると、警備状態が監視状態と非監視状態とのどちらに設定されているかにかかわらず、侵入者の存在が確認される。例えば、ユーザが住居を留守にする場合など、警備領域内にユーザがいないことが明らかである場合、警備区域の警備状態が監視状態と非監視状態とのどちらに設定されているか否かを判断する手間を省くことが可能になる。
また、認証装置が前記警備領域の外部に設置され、認証装置の操作者が正規のユーザか否かを判断するための認証情報を受け付け、受け付けた前記認証情報に基づいて、前記操作者が前記正規のユーザか否かが判断され、前記操作者が前記正規のユーザであると、前記全監視モードが解除されることが望ましい。
前記発明によれば、認証装置が前記警備領域の外部に設置され、認証装置の操作者が正規のユーザであると、全監視モードが解除される。これにより、例えば、住居者が住居に入る場合、住居者を誤って侵入者と判断することを防ぐことが可能になる。
また、前記侵入者の存在が確認されると、前記侵入者が存在する旨が報知されることが望ましい。
前記発明によれば、ユーザあるいは防犯システムの管理者は、警備領域内部に侵入者が存在することを知ることが可能になる。
本発明によれば、部屋に入室するたびに認証を行う手間を軽減することが可能な防犯システムを構築することが可能になる。
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施例の防犯システムの構成を示したブロック図である。
図1において、防犯システムは、警備装置1と、認証装置2と、センサ装置3および4とを含む。
認証装置2は、警備領域外部(例えば、建物外部)に設置され、警備装置1とセンサ装置3および4とは、警備領域内部(例えば、建物内部)に設置される。また、図1において、センサ装置の数は、2であるが、実際には任意の数で良い。
認証装置2は、入力部21と、判断部22とを含む。
入力部21は、操作者から認証情報(例えば、パスワード)を受け付けると、受け付けた認証情報を判断部22に出力する。
判断部22は、入力部21から認証情報を受け付けると、受け付けた認証情報に基づいて、操作者が正規のユーザ(例えば、住居者)か否かを判断する。
例えば、判断部22は、パスワードを保持し、入力部21からパスワードを受け付けると、受け付けたパスワードと、保持しているパスワードと、が一致しているか否かを判断する。判断部22は、これらのパスワードが一致していると、操作者を正規のユーザと判断し、一方、これらのパスワードが一致していないと、操作者を正規のユーザでないと判断する。
操作者が正規のユーザであると判断されると、判断部22は、認証が正しく行われた旨の認証正常情報を警備装置1(具体的には、警備モード制御部43)に出力する。
警備領域は、複数の警備区域に区分けされている。例えば、警備領域は、居間、寝室および子供部屋等の、各部屋を警備区域として区分けされている。
センサ装置は、警備区域ごとに設置される。
センサ装置3および4は、メインセンサ10と、特定センサ13とを含む。
メインセンサ10は、警備区域に入域する入域者を検知する。例えば、メインセンサ10は、廊下から子供部屋に入室する入域者を検知する。
また、特定センサ13は、警備区域内部の特定検知対象を検知する。
特定センサ13は、サブセンサ11と、マグネットセンサ12とを含む。
メインセンサ10、サブセンサ11およびマグネットセンサ12は、自己を特定するための識別子をそれぞれ保持する。
メインセンサ10は、例えば、部屋と部屋とを繋ぐ扉など、設置されている警備区域以外の警備領域から該警備区域に入域可能な出入り口付近に設置される。
メインセンサ10は、警備区域に入域する人間(入域者)を検知すると、検知した旨の検知信号と自己の識別子と、を警備装置1(具体的には、センサ入力部31)に出力する。また、メインセンサ10は、設置されている警備区域内部の出入り口付近に存在する人間(内在者)を検知する。
サブセンサ11は、警備区域内部に設置され、警備区域内部に存在する人間(内在者)を検知すると、検知した旨の検知信号と自己の識別子と、を警備装置1(具体的には、センサ入力部31)に出力する。
メインセンサ10およびサブセンサ11は、内在者を検知している間は、識別子と検知信号とを出力し、内在者が検知されなくなる、すなわち、内在者が警備区域から退域すると、識別子と検知信号との出力を停止する。
マグネットセンサ12は、設置されている警備区域に侵入可能な出入り口(例えば、窓)の開閉を検知すると、検知した旨の検知信号と自己の識別子と、を警備装置1(具体的には、センサ入力部31)に出力する。
なお、メインセンサ10、サブセンサ11およびマグネットセンサ12は、警備区域ごとに複数配置されても良い。
警備装置1は、センサ入力部31と、情報処理部41と、警報処理部51とを含む。
センサ入力部31は、センサ装置3および4から検知信号と識別子とを受け付けると、受け付けた検知信号と識別子とを情報処理部41(具体的には、センサ信号処理部42)に出力する。
情報処理部41は、センサ信号処理部42と、警備モード制御部43と、ユーザ入力部44と、記憶部45と、警備状態制御部46とを含む。
警備モード制御部43は、警備モードを設定する。警備モードには、全監視モードと部分監視モードとがある。
全監視モードでは、全ての警備区域が監視される。
一方、部分監視モードでは、ユーザが存在する警備区域の監視を停止し、それ以外の警備区域が監視される。
警備モード制御部43は、認証装置2から認証完了情報を受け付けると、警備モードが全監視モードであると、全監視モードを解除し、警備モードを部分監視モードに設定する。
ユーザ入力部44は、操作者から警備モードを全監視モードに設定する旨の全監視要求を受け付けると、受け付けた全監視要求を警備モード制御部43に出力する。
警備モード制御部43は、ユーザ入力部44から全監視要求を受け付けると、警備モードを全監視モードに設定する。
記憶部45は、識別子と、該識別子が特定するセンサを示す種別情報と、該識別子にて特定されるセンサが設置された警備区域を示す区域情報と、を識別子ごとに関連づけたセンサ情報データベースを記憶する。なお、種別情報は、メインセンサ10とサブセンサ11とマグネットセンサ12とのいずれか一つを示している。
図2は、センサ情報データベースの一例を示した例示図である。図2において、センサ情報データベース200は、識別子201と、種別情報202と、区域情報203と、を含む。
識別子201は、センサを特定するための番号である。
種別情報202は、識別子201がメインセンサ10とサブセンサ11とマグネットセンサ12とのどれを特定するかを示す。
区域情報203は、識別子201にて特定されるセンサが設置された警備区域を示す。
警備状態制御部46は、区域情報ごとに、該区域情報にて示される警備区域の警備状態を、監視状態と非監視状態とのどちらか一方に設定している。
センサ信号処理部42は、センサ入力部31から検知信号と識別子とを受け付けると、警備モード制御部43にて設定された警備モードに従って、警備領域内部に侵入者が存在するか否かを判断する。
警備モードが全監視モードである場合、センサ信号処理部42は、センサ入力部31から検知信号と識別子とを受け付けると、警備領域内部に侵入者が存在すると判断し、警備領域内部に侵入者が存在する旨の侵入者検知情報を警報処理部51に出力する。
一方、警備モードが部分監視モードである場合、センサ信号処理部42は、センサ入力部31から受け付けた識別子にて特定されるセンサが設置されている警備区域の警備状態に基づいて、警備領域内部に侵入者が存在するか否かを判断する。
警備状態が監視状態であるときに、センサ信号処理部42は、センサ入力部31から受け付けた識別子がメインセンサ10を特定すると、すなわち、メインセンサ10が検知信号を出力すると、警備状態を非監視状態に設定する。また、センサ信号処理部42は、センサ入力部31から受け付けた識別子が特定センサ13を特定すると、すなわち、特定センサ13が検知信号を出力すると、警備領域内部に侵入者が存在すると判断する。
具体的には、警備モードが部分監視モードである場合、センサ信号処理部42は、センサ入力部31から検知信号と識別子とを受け付けると、受け付けた識別子と関連づけられた区域情報を記憶部45から取得する。
センサ信号処理部42は、記憶部45から取得した区域情報にて示される警備区域の警備状態が、警備状態制御部46にて監視状態に設定されているか否かを確認する。
記憶部45から取得した区域情報にて示される警備区域の警備状態が監視状態であると、センサ信号処理部42は、センサ入力部31から受け付けた識別子と関連づけられた種別情報を記憶部45から取得し、取得した種別情報がメインセンサ10を示すか否かを判断する。
その種別情報がメインセンサ10を示すと、センサ信号処理部42は、正規のユーザが記憶部45から取得した区域情報にて示される警備区域に入ったと判断し、該区域情報と、該区域情報にて示される警備区域の警備状態を非監視状態に変更する旨の非監視変更要求と、を警備状態制御部46に出力する。
警備状態制御部46は、区域情報と非監視変更要求とを受け付けると、受け付けた区域情報が示す警備区域の警備状態を非監視状態に設定する。
一方、その種別情報がメインセンサ10を示さないと、すなわち、その種別情報が特定センサ13を示すと、センサ信号処理部42は、警備領域内部に侵入者が存在すると判断し、侵入者検知情報を警報処理部51に出力する。
メインセンサ10およびサブセンサ11が、内在者が検知されている間、識別子および検知信号を出力し続けているので、センサ信号処理部42は、センサ入力部31から識別子および検知信号を受け付け続ける。
この識別子および検知信号の受け付けが停止されると、すなわち、検知信号の出力が停止されると、センサ信号処理部42は、該警備区域から内在者が退域したと判断し、該区域情報と、該区域情報にて示される警備区域の警備状態を監視状態に変更する旨の監視変更要求と、を警備状態制御部46に出力する。
警備状態制御部46は、センサ信号処理部42から区域情報と監視変更要求とを受け付けると、受け付けた区域情報が示す警備区域の警備状態を監視状態に設定する。
警報処理部51は、センサ信号処理部42から侵入者検知情報を受け付けると、例えば、警報を鳴らすなど、ユーザあるいは防犯システムの管理者に、警備領域内部に侵入者が存在する旨を報知する。
図3は、本実施例の防犯システムの動作を説明するためのフローチャートである。さらに言えば、図3は、警備モードを変更する動作を説明するためのフローチャートである。なお、警備モードは、初期状態として全監視モードであるとする。
ステップ301では、入力部21は、操作者から認証情報を受け付け、受け付けた認証情報を判断部22に出力する。判断部22は、入力部21から認証情報を受け付けると、ステップ302を実行する。
ステップ302では、判断部22は、操作者から受け付けた認証情報に基づいて、操作者が正規のユーザか否かを判断する。認証装置2は、操作者が正規のユーザであると、ステップ303を実行し、操作者が正規のユーザでないと、ステップ304を実行する。
ステップ303では、判断部22は、認証正常情報を警備モード制御部43に出力する。警備モード制御部43は、判断部22から認証正常情報を受け付けると、警備モードを部分監視モードに設定する。警備モード制御部43は、警備モードを部分監視モードに設定するすると、ステップ305を実行する。
一方、ステップ304では、認証装置2は、動作を終了する。
ステップ305では、警備モード制御部43は、ユーザ入力部44が全監視要求を受け付けたか否かを確認する。ユーザ入力部44は、全監視要求を受け付けるとステップ306を実行し、全監視要求を受け付けないとステップ305を実行する。
ステップ306では、ユーザ入力部44は、受け付けた全監視要求を警備モード制御部43に出力する。警備モード制御部43は、ユーザ入力部44から全監視要求を受け付けると、警備モードを全監視モードに設定する。
図4は、本実施例の防犯システムの動作を説明するためのフローチャートである。さらに言えば、図4は、センサ装置が入域者あるいは特定検知対象を検知した際に行う防犯システムの動作を説明するためのフローチャートである。
ステップ401では、センサ装置3あるいは4は、入域者あるいは特定検知対象を検知すると、検知した旨の検知信号と自己の識別子とをセンサ入力部31に出力する。
センサ入力部31は、検知信号と識別子とを受け付けると、受け付けた検知信号と識別子とをセンサ信号処理部42に出力する。センサ信号処理部42は、検知信号と識別子とを受け付けると、ステップ402を実行する。
ステップ402では、センサ信号処理部42は、警備モード制御部43にて警備モードが全監視モードと部分監視モードのどちらに設定されているかを確認する。センサ信号処理部42は、警備モードが全監視モードであると、ステップ403を実行し、警備モードが部分監視モードであると、ステップ405を実行する。
ステップ403では、センサ信号処理部42は、警備領域内部に侵入者が存在すると判断し、侵入者検知情報を警報処理部51に出力する。警報処理部51は、侵入者検知情報を受け付けると、ステップ404を実行する。
ステップ404では、警報処理部51は、例えば、警報を鳴らすなど、ユーザあるいは防犯システムの管理者に、警備領域内部に侵入者が存在する旨を報知する。
ステップ405では、センサ信号処理部42は、センサ入力部31から受け付けた識別子と関連づけられた区域情報を記憶部45から取得し、取得した区域情報にて示される警備区域の警備状態が、警備状態制御部46にて監視状態に設定されているか否かを確認する。センサ信号処理部42は、その警備状態が監視状態であるとステップ406を実行し、その警備区域が非監視状態であるとステップ410を実行する。
ステップ406では、センサ信号処理部42は、センサ入力部31から受け付けた識別子と関連づけられた種別情報を記憶部45から取得し、取得した種別情報がメインセンサ10を示すか否かを判断する。センサ信号処理部42は、その種別情報がメインセンサ10を示すとステップ407を実行し、その種別情報が特定センサ13を示すとステップ409を実行する。
ステップ407では、センサ信号処理部42は、ユーザが記憶部45から取得した区域情報にて示される警備区域に入域したと判断し、該区域情報と、該区域情報が示す警備区域の警備状態を非監視状態に変更する旨の非監視変更要求と、を警備状態制御部46に出力する。警備状態制御部46は、区域情報と非監視変更要求とを受け付けると、ステップ408を実行する。
ステップ408では、警備状態制御部46は、センサ信号処理部42から受け付けた区域情報にて示される警備区域の警備状態を非監視状態に設定する。
ステップ409では、センサ信号処理部42は、警備領域内部に侵入者が存在すると判断し、侵入者検知情報を警報処理部51に出力する。警報処理部51は、侵入者検知情報を受け付けると、ステップ404を実行する。
ステップ410では、センサ信号処理部42は、センサ信号処置部42からの識別子および検知信号の受け付けが停止するまで待機する。センサ信号処理部42は、その識別子および検知信号の受け付けが停止されると、ステップ411を実行する。
ステップ411では、センサ信号処理部42は、記憶部45から取得した区域情報にて示される警備区域から内在者が退域したと判断し、該区域情報と、該区域情報が示す警備区域の警備状態を監視状態に変更する旨の監視変更要求と、を警備状態制御部46に出力する。警備状態制御部46は、該区域情報と監視変更要求とを受け付けると、ステップ412を実行する。
ステップ412では、警備状態制御部46は、センサ信号処理部42から受け付けた区域情報にて示される警備区域の警備状態を監視状態に設定する。
本実施例によれば、メインセンサ10は、入域者を検知すると検知信号を出力する。特定センサ13は、特定検知対象を検知すると検知信号を出力する。警備状態制御部46は、区域情報にて示される警備区域の警備状態を、監視状態と非監視状態とのどちらか一方に設定している。
警備状態制御部46にて警備状態が監視状態に設定されているときに、メインセンサ10が検知信号を出力すると、センサ信号処理部42は、警備状態制御部46に、警備状態を非警備状態に変更させる。また、特定センサ13が検知信号を出力すると、センサ信号処理部42は、警備区域内部に侵入者が存在すると判断する。
これにより、警備領域に含まれる警備区域の警備状態が監視状態に設定されているときに、入域者が検知されると、監視状態が非監視状態になり、また、特定検知対象が検知されると、侵入者が検知される。例えば、ユーザが建物内部(警備領域)の廊下から居間(警備区域)に入った場合、認証を行わずに、居間の警備状態を監視状態から非監視状態に変更することが可能になる。すなわち、部屋に入室するたびに認証を行う手間を軽減することが可能になる。また、例えば、部屋の中にユーザが存在しない場合に、例えば、窓の開閉を検知するなど、特定検知対象を検知すると、警備領域内部への侵入者の存在が確認される。これにより、警備領域(例えば、建物内部)への侵入者を確認することが可能になる。
また、本実施例では、メインセンサ10およびサブセンサ11は、内在者が退域すると、検知信号の出力を停止する。警備状態制御部46にて警備状態が監視状態に設定されているときに、メインセンサ10およびサブセンサ11が検知信号の出力を停止すると、センサ信号処理部42は、警備状態制御部46に、警備状態を監視状態に設定させる。
これにより、内在者が退域すると、警備状態が監視状態に設定される。これにより、例えば、ユーザが部屋から退室すると、認証等を行わずにユーザが退室した部屋を監視状態にすることが可能になる。よって、ユーザは、部屋を退室するたびに、部屋の監視状態に変更する手間を省くことが可能になる。
また、本実施例では、警備モード制御部43は、ユーザ入力部44が全監視要求を受け付けると、警備領域全体を監視状態にする全監視モードを設定する。
警備モード制御部43が全監視モードを設定している場合、センサ信号処理部41は、センサ装置3あるいは4から検知信号を受け付けると、警備領域内部に侵入者が存在すると判断する。
これにより、全監視モードが設定されていると、警備状態が監視状態と非監視状態とのどちらに設定されているかにかかわらず、入域者あるいは特定検知対象が検知されると、警備領域内部に侵入者が存在すると判断される。例えば、ユーザが住居を留守にする場合など、警備領域内部にユーザがいないことが明らか場合、警備区域の警備状態が監視状態と非監視状態とのどちらに設定されているか否かを判断する手間を省くことが可能になる。
また、本実施例では、判断部22にて操作者が正規のユーザであると判断すると、警備モード制御部43は、警備モードを部分監視モードに設定する。
これにより、認証装置2が前記警備領域の外部に設置され、操作者が正規のユーザであると、全監視モードが解除される。よって、例えば、住居者が住居に入る場合など、正規のユーザを誤って侵入者と判断することを防ぐことが可能になる。
また、本実施例では、警報処理部51は、センサ信号処理部42にて侵入者が検知されると、ユーザあるいは防犯システムの管理者に、警備領域内部に侵入者が存在する旨を報知する。
これにより、ユーザあるいは防犯システムの管理者は、警備領域内部に侵入者が存在することを知ることが可能になる。
以上説明した実施例において、図示した構成は単なる一例であって、本発明はその構成に限定されるものではない。
例えば、本実施例では、警備装置1と認証装置2とが個別の装置として用いていられているが、警備装置1が認証装置2の処理を実行する構成を含んでも良い。
また、本実施例では、ユーザ入力部44が、ユーザから全監視要求を受け付けると、受け付けた全監視要求を警備モード制御部43に出力しているが、認証装置がさらに一台備えられ、さらに備えられた認証装置が、操作者を正規のユーザであると判断すると、全監視要求を警備モード制御部43に出力しても良い。
さらに、本実施例では、警備状態制御部46は警備装置1に含まれているが、センサ信号処理部42がネットワーク網を介してサーバと接続され、そのサーバが警備状態制御部46の行う処理を実行しても良い。
本発明の一実施例の防犯システムを示したブロック図である。 センサ情報データベースの一例を示した例示図である。 防犯システムの動作の一例を説明するためのフローチャートである。 防犯システムの動作の一例を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 警備装置
2 認証装置
3 センサ装置
4 センサ装置
10 メインセンサ
11 サブセンサ
12 マグネットセンサ
13 特定センサ
21 入力部
22 判断部
31 センサ入力部
41 情報処理部
42 センサ信号処理部
43 警備モード制御部
44 ユーザ入力部
45 記憶部
46 警備状態制御部
51 警報処理部

Claims (10)

  1. 所定の検知対象を検知するセンサ装置と、前記センサ装置の検出結果に基づいて警備区域を含む警備領域への侵入者の存在を確認する警備装置と、を含む防犯システムであって、
    前記センサ装置は、
    前記警備区域に入域する入域者を検知すると、検知信号を出力する入域検知手段と、
    前記警備区域内部の特定検知対象を検知すると、前記検知信号を出力する特定検知手段と、
    を含み、
    前記警備装置は、
    前記警備区域の警備状態を、前記侵入者を監視する監視状態と、前記侵入者の監視を停止している非監視状態と、のどちらか一方に設定する制御手段と、
    前記警備状態が前記監視状態に設定されているときに、前記検知信号が前記入域検知手段から出力されると、前記制御手段に、前記警備状態を前記非監視状態に変更させ、前記検知信号が前記特定検知手段から出力されると、前記侵入者の存在を確認する処理手段と、
    を含む防犯システム。
  2. 請求項1に記載の防犯システムおいて、
    前記特定検知手段は、前記警備区域内に存在する内在者を検知し、検知している間は、前記検知信号の出力を続け、前記内在者が前記警備区域から退域すると、前記検知信号の出力を停止する存在検知手段、を含み、
    前記入域検知手段は、前記内在者をさらに検知し、検知している間は、前記検知信号の出力を続け、前記内在者が前記警備区域から退域すると、前記検知信号の出力を停止し、
    前記警備状態が前記非監視状態に設定されているときに、前記検知信号の出力が停止されると、前記処理手段は、前記制御手段に、前記警備状態を前記監視状態に変更させる、防犯システム。
  3. 請求項1または2に記載の防犯システムにおいて、
    前記警備装置は、
    前記警備領域全体を監視する旨の全監視要求を受け付ける入力手段と、
    前記入力手段が前記全監視要求を受け付けると、前記警備領域全体を監視する全監視モードを設定するモード制御手段と、
    を含み、
    前記処理手段は、前記全監視モードが設定されているときに、前記検知信号が出力されると、前記警備状態が前記監視状態と前記非監視状態とのどちらに設定されているかにかかわらず、前記侵入者の存在を確認する、防犯システム。
  4. 請求項3に記載の防犯システムにおいて、
    前記警備領域の外部に設置された認証装置をさらに含み、
    前記認証装置は、
    操作者が正規のユーザか否かを判断するための認証情報を受け付ける認証入力手段と、
    認証入力手段が受け付けた前記認証情報に基づいて、前記操作者が前記正規のユーザか否かを判断する判断手段と、
    を含み、
    前記モード制御手段は、前記操作者が前記正規のユーザであると、前記全監視モードを解除する、防犯システム。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の防犯システムにおいて、
    前記処理手段にて前記侵入者の存在が確認されると、前記侵入者が存在する旨を報知する警報手段、
    をさらに含む防犯システム。
  6. 所定の検知対象を検知するセンサ装置と、前記センサ装置の検知結果に基づいて警備区域を含む警備領域への侵入者の存在を確認する警備装置と、を含む防犯システムが行う防犯方法であって、
    前記センサ装置が、前記警備区域に入域する入域者を検知すると、検知信号を出力する入域検知ステップと、
    前記センサ装置が、前記警備区域内部の特定検知対象を検知すると、前記検知信号を出力する特定検知ステップと、
    前記警備装置が、前記警備区域の警備状態を、前記侵入者を監視する監視状態と、前記侵入者の監視を停止している非監視状態と、のどちらか一方に設定する制御ステップと、
    前記警備状態が前記監視状態に設定されているときに、前記検知信号が前記入域検知ステップにて出力されると、前記警備装置が、前記警備状態を前記非監視状態に変更する変更ステップと、
    前記警備状態が前記監視状態に設定されているときに、前記検知信号が前記特定検知ステップにて出力されると、前記警備装置が、前記侵入者の存在を確認する確認ステップと、
    を含む防犯方法。
  7. 請求項6に記載の防犯方法おいて、
    前記特定検知ステップは、前記警備区域内に存在する内在者を検知し、検知している間は、前記検知信号の出力を続け、前記内在者が前記警備区域から退域すると、前記検知信号の出力を停止する存在検知ステップ、を含み、
    前記入域検知ステップでは、前記内在者をさらに検知し、検知している間は、前記検知信号の出力を続け、前記内在者が前記警備区域から退域すると、前記検知信号の出力を停止し、
    前記警備状態が前記非監視状態に設定されているときに、前記検知信号の出力が停止されると、前記警備装置が、前記警備状態を前記監視状態に変更する変更ステップ、
    をさらに含む防犯方法。
  8. 請求項6または7に記載の防犯方法において、
    前記警備装置が、前記警備領域全体を監視する旨の全監視要求を受け付ける入力ステップと、
    前記入力ステップにて前記全監視要求が受け付けられると、前記警備装置が、前記警備領域全体を監視する全監視モードを設定するモード制御ステップと、
    前記全監視モードが設定されているときに、前記検知信号が出力されると、前記警備装置が、前記侵入者の存在を確認する存在確認ステップと、
    をさらに含む防犯方法。
  9. 請求項8に記載の防犯方法において、
    前記防犯システムは、前記警備領域の外部に設置された認証装置をさらに含み、
    前記認証装置が、操作者が正規のユーザか否かを判断するための認証情報を受け付ける認証入力ステップと、
    前記認証装置が、認証入力ステップにて受け付けられた前記認証情報に基づいて、前記操作者が前記正規のユーザか否かを判断する認証ステップと、
    前記警備装置が、前記認証ステップにて前記操作者が前記正規のユーザであると判断されると、前記全監視モードを解除する解除ステップと、
    をさらに含む防犯方法。
  10. 請求項6ないし9のいずれか1項に記載の防犯方法において、
    前記警備装置が前記侵入者の存在を確認すると、前記警備装置が、前記侵入者が存在する旨を報知する警報ステップ、
    をさらに含む防犯方法。
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