JP2007003676A - 画像形成装置、画像形成方法、有機感光体及びプロセスカートリッジ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 露光手段は縦横、各々3本以上のレーザビーム発光点を有し、波長が350〜500nmの範囲の面発光レーザアレイを露光光源として備え、前記レーザビームを有機感光体上に走査させて静電潜像を形成させるマルチビーム方式を採用する構成を有しており、有機感光体の導電性支持体から最も離れた位置にある表面層の水に対する接触角が90°以上であることを特徴とする画像形成装置。
【選択図】 図2
Description
しかしながら、該面発光レーザアレイは、キャビティの容量が小さく、各発光点の露光強度にバラツキが出やすく、これらのバラツキを反映した静電潜像では、文字太りや筋状濃度ムラ(細い線幅の筋状濃度ムラ)が発生しやすい。更に、面発光レーザビームは主走査方向の隣接する境界領域には、露光過不足が発生しやすく、上記文字太りや筋状濃度ムラを増幅するけいこうにある。更に、面発光レーザアレイに短波長レーザを用いて、細密なドット画像を形成すると、これらの文字太りや筋状濃度ムラ(以下、単に筋ムラとも云う)はより目立ちやすい。
(請求項1)
導電性支持体上に感光層を有する有機感光体と、前記有機感光体を帯電させる帯電手段と、前記帯電手段により帯電された有機感光体に露光して静電潜像を形成する露光手段と、前記静電潜像をトナーにより現像してトナー像を形成させる現像手段と、前記トナー像を前記有機感光体から中間転写体を介してあるいは介さずして転写材に転写する転写手段とを備えており、前記露光手段は縦横、各々3本以上のレーザビーム発光点を有し、波長が350〜500nmの範囲の面発光レーザアレイを露光光源として備え、前記レーザビーム発光点を前記有機感光体上に走査させて前記静電潜像を形成させるマルチビーム方式を採用する構成を有している画像形成装置において、前記有機感光体の導電性支持体から最も離れた位置にある表面層の水に対する接触角が90°以上であることを特徴とする画像形成装置。
(請求項2)
前記表面層の水に対する接触角のバラツキの範囲が±3°以内であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
(請求項3)
前記導電性支持体と感光層の間に、少なくとも無機微粒子とバインダーを含有する中間層を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
(請求項4)
前記有機感光体は中間層、電荷発生層及び電荷輸送層をこの順に設けた積層型感光体であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
(請求項5)
前記トナーの体積平均粒径が3〜8μmであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
(請求項6)
前記トナーが重合法から作られた重合トナーであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
(請求項7)
前記面発光レーザアレイは、主走査方向(横)に3行以上、副走査方向(縦)に3列以上のレーザビーム発生源が2次元的に配置された構造を有するものであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
(請求項8)
導電性支持体上に感光層を有する有機感光体と、前記有機感光体を帯電させる帯電工程と、前記帯電工程により帯電された有機感光体に露光して静電潜像を形成する露光工程と、前記静電潜像をトナーにより現像してトナー像を形成させる現像工程と、前記トナー像を前記有機感光体から中間転写体を介してあるいは介さずして転写材に転写する転写工程とを備えており、前記露光工程は縦横、各々3本以上のレーザビーム発光点を有し、波長が350〜500nmの範囲の面発光レーザアレイを露光光源として備え、前記レーザビーム発光点を前記有機感光体上に走査させて前記静電潜像を形成させるマルチビーム方式を採用する構成を有している画像形成方法において、前記有機感光体の導電性支持体から最も離れた位置にある表面層の水に対する接触角が90°以上であることを特徴とする画像形成方法。
(請求項9)
前記1〜7のいずれか1項に記載の画像形成装置に用いられる有機感光体であって、導電性支持体から最も離れた位置にある表面層の水に対する接触角が90°以上であることを特徴とする有機感光体。
(請求項10)
請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像形成装置に用いられるプロセスカートリッジであって、帯電手段、露光手段、現像手段、転写手段及びクリーニング手段の少なくとも何れか1つと、導電性支持体から最も離れた位置にある表面層の水に対する接触角が90°以上である有機感光体を一体化し、画像形成装置本体に対し一体的に出し入れ可能に形成されていることを特徴とするプロセスカートリッジ。
触角が90°以上であることを特徴とする。更に、該接触角は95°〜115°がより好ましい。
感光体の表面の接触角は、純水(20℃で抵抗率5〜20MΩ・cmの純水)に対する接触角を全自動接触角計(CA−W型ロール特型:協和界面科学社製)を用いて20℃50%RHの環境下で測定する。水の蒸発による測定値の変化と測定の安定性を両立させる為、水滴滴下後5秒から30秒以内に測定を終了させる。測定はθ/2法による。通常の水滴量範囲内では接触角の値は変化しないが、感光体ドラムの場合軸方向に対して直角の方向からの測定とし、ドラムの曲率に対する偏差を無視するものとする為、滴下量は70μlに設定する。
出力:50kV,150mA
モノクロメータ:グラファイト
線源:CuKα(0.154184nm)
走査範囲:3°≦2θ≦60°
走査方法:θ−2θ
走査速度:2°/min
含フッ素樹脂微粒子の構成材料は含フッ素重合性モノマーの単独重合体または共重合体、または含フッ素重合性モノマーとフッ素フリー重合性モノマーとの共重合体である。含フッ素重合性モノマーは一般式(1);
本発明の感光体に用いられる導電性支持体としてはシート状、円筒状のどちらを用いても良いが、画像形成装置をコンパクトに設計するためには円筒状導電性支持体の方が好ましい。
本発明においては導電性支持体と感光層の間に、バリヤー機能を備えた中間層を設けることもできる。
本発明の感光体の感光層構成は前記中間層上に電荷発生機能と電荷輸送機能を1つの層に持たせた単層構造の感光層構成でも良いが、より好ましくは感光層の機能を電荷発生層(CGL)と電荷輸送層(CTL)に分離した構成をとるのがよい。機能を分離した構成を取ることにより繰り返し使用に伴う残留電位増加を小さく制御でき、その他の電子写真特性を目的に合わせて制御しやすい。負帯電用の感光体では中間層の上に電荷発生層(CGL)、その上に電荷輸送層(CTL)の構成を取ることが好ましい。正帯電用の感光体では前記層構成の順が負帯電用感光体の場合の逆となる。本発明の最も好ましい感光層構成は前記機能分離構造を有する負帯電感光体構成である。
本発明に係わる有機感光体には、電荷発生物質として350nm〜500nmの波長領域に高感度特性を有する電荷発生物質を用いることが好ましい。このような電荷発生物質としてはアゾ顔料、ペリレン顔料、多感キノン顔料等が好ましく用いられる。又、これらの顔料を併用して用いることができる。本発明に好ましく用いられる顔料化合物を下記に例示する。
前記したように、本発明では電荷輸送層を複数の電荷輸送層から構成し、且つ最上層の電荷輸送層にフッ素系樹脂粒子を含有させた構成が好ましい。
前記した表面層を有機感光体の表面に形成する。又、該表面層に電荷輸送物質、酸化防止剤、塗布助剤等の添加剤を加えて調製し、表面層を形成してもよい。電子写真特性(帯電性、感度等)を良好に維持する為には、表面層にも電荷輸送層、酸化防止剤等を存在させる方がより好ましい。
感光体1の作製
下記の様に感光体1を作製した。
〈中間層〉
下記中間層分散液を同じ混合溶媒にて二倍に希釈し、一夜静置後に濾過(フィルター;日本ポール社製リジメッシュ5μmフィルター)し、中間層塗布液を作製した。
無機粒子:酸化チタン(数平均一次粒径35nm:シリカ・アルミナ処理及びメチルハイドロジェンポリシロキサン処理の酸化チタン) 3部
メタノール 10部
を混合し、分散機としてサンドミルを用い、バッチ式で10時間の分散を行い、中間層分散液を作製した。
電荷発生物質(CGM):前記CGM−1 24部
ポリビニルブチラール樹脂「エスレックBL−1」(積水化学社製) 12部
2−ブタノン/シクロヘキサノン=4/1(v/v) 300部
上記組成物を混合し、サンドミルを用いて分散し、電荷発生層塗布液を調製した。この塗布液を浸漬塗布法で塗布し、前記中間層の上に乾燥膜厚0.5μmの電荷発生層を形成した。
電荷輸送物質(前記CTM−1) 225部
ポリカーボネート(Z300:三菱ガス化学社製) 300部
ジクロロメタン 2000部
シリコンオイル(KF−54:信越化学社製) 1部
を混合し、溶解して電荷輸送層塗布液1を調製した。この塗布液を前記電荷発生層の上に浸漬塗布法で塗布し、110℃70分の乾燥を行い、乾燥膜厚20.0μmの電荷輸送層1を形成した。
PTFE粒子(平均一次粒径0.12μmおよび結晶化度91.3のPTFE粒子)を250℃で40分間加熱処理し、結晶化度を82.8にしたPTFE粒子を用い、下記のPTFE粒子分散液を調製した。
トルエン 600部
シロキサン変性ポリカーボネート樹脂(Po−1:粘度平均分子量:4万)15部を混合した後ガラスビーズを用いたサンドグラインダー((株)アメックス製)にて分散し、PTFE粒子分散液を調製した。
PTFE粒子分散液 815部
電荷輸送物質(前記CTM−1) 150部
シロキサン変性ポリカーボネート樹脂(Po−1) 150部
ポリカーボネート(Z300:三菱ガス化学社製) 150部
酸化防止剤(AO2−1) 12部
THF:テトラヒドロフラン 2800部
シリコンオイル(KF−54:信越化学社製) 4部
を混合し、溶解して表面層塗布液を調製した。この塗布液を前記電荷輸送層の上に円形スライドホッパ型塗布機で塗布し、110℃70分の乾燥を行い、乾燥膜厚5.0μmの表面層を形成し、感光体1を作製した。
感光体1の作製において、電荷発生層の電荷発生物質、電荷輸送層及び表面層の電荷輸送物質、表面層のフッ素系樹脂粒子の種類と添加量を表1のように変化させた以外は感光体1と同様にして感光体2〜5を作製した。
下記のようにして感光体6を作製した。
ポリアミド樹脂「CM8000」(東レ社製) 10.0部
酸化チタン「SMT500SAS」(テイカ社製) 30.0部
メタノール 100.0部
上記を循環式湿式分散機(デイスパーマットSLC12EX;VMA GETZMANN社製)を用いて分散した中間層塗布液を浸漬塗布して、乾燥膜厚4.0μmの中間層を形成した。
電荷発生物質(CGM):前記CGM−1 32部
ポリビニルブチラール樹脂「エスレックBL−1」(積水化学社製) 24.0部
酢酸t−ブチル 300.0部
上記を混合しサンドグラインダーにて分散し、電荷発生層塗布液を作製し、前記中間層上に該電荷発生層塗布液を浸漬塗布して、乾燥膜厚0.3μmの電荷発生層を形成した。
CTM:CTM−1 200.0部
ポリカーボネート「ユーピロンZ300」(三菱瓦斯化学社製) 300.0部
2,6−ジ−t−ブチル−4−フェニルフェノール 5.0部
1,2−ジクロロエタン 2000.0部
上記組成物を加熱溶解して、電荷輸送層塗布液を作製し、電荷輸送層塗布液を電荷発生層上に円形スライドホッパーにて塗布して、乾燥膜厚20μmの電荷輸送層を形成した。
(a)溶液
ポリカーボネート(Po−10:粘度平均分子量4万) 100部
1,2−ジクロロエタン 1200部
(b)
CTM:CTM−1 4部
上記(a)溶液を加熱溶解して、表面層の塗布母液を作製し、次に該塗布母液を放冷した後、(b)の電荷輸送物質と酸化防止剤をさらに加えて固形分濃度10質量%になるように調製して、表面層塗布液を作製した。
感光体6の作製において、電荷発生層のCGM、電荷輸送層及び表面層のCTM、表面層の(a)溶液のポリカーボネートの種類、量を表2のように代えた以外は感光体6と同様にして感光体7〜10を作製した。
感光体6の作製において、表面層を設けないで、電荷輸送層の乾燥膜厚を25μmとした以外は、感光体6と同様にして感光体11を作製した。
尚、表1、表2中の表面層の接触角及び接触角のバラツキは、下記のカラー画像の評価終了時に測定した。
上記感光体を基本的に図2の構成を有する市販の中間転写体を有するフルカラー複合機8050(コニカミノルタビジネステクノロジーズ(株)社製)改造機(露光手段を下記面発光レーザアレイに変更)に搭載し、カラー画像の評価を行った。
プロセススピード:220mm/sec
現像剤:キャリア及びトナーを含有する二成分現像剤(Y、M、C、Bk共、体積平均粒径が6.1〜6.3の範囲の重合トナーを用いた)を用いた。
帯電器;スコロトロン帯電器、初期帯電電位を−750V
露光条件
図4に例示したような面発光レーザアレイを用いた。面発光レーザアレイは、発振波長が420nmで、縦(副走査方向)及び横(主走査方向)で、各発光点が重ならないように、配置されている。
文字太りは、3ポイント及び5ポイントの文字をプリントし、文字画像を目視で評価した。
◎:面発光レーザアレイの発光点光量バラツキによる文字太りの発生が全くなく、3ポイント、5ポイントとも明瞭であり、容易に判読可能(良好)
○:面発光レーザアレイの発光点光量バラツキによる文字太りの発生が少なく、3ポイントは一部判読不能、5ポイントは明瞭であり容易に判読可能(実用上問題ないレベル)
×:面発光レーザアレイの発光点光量バラツキによる文字太りの発生が著しく、3ポイントは殆ど判読不能、5ポイントも一部或いは全部が判読不能(実用上問題あり)
筋状濃度ムラの評価
面発光レーザアレイの発光点光量のバラツキによる筋状濃度ムラの評価を下記基準により評価した。
○:ハーフトーン画像の一部に筋状濃度ムラが発生しているが、注意しないと気がつかない(実用上問題ないレベル)
×:ハーフトーン画像に筋状濃度ムラが発生しているのが、容易に発見できる。(実用上問題あり)
色再現性の評価
1枚目の画像および100枚目の画像のY、M、C各トナーにおける二次色(レッド、ブルー、グリーン)のソリッド画像部(ハーフトーンソリッド画像部:反射濃度0.50)の色を「MacbethColor−Eye7000」により測定し、CMC(2:1)色差式を用いて各ソリッド画像の1枚目と100枚目の色差を算出した。
○:ハーフトーンソリット画像の場所による色差の変化が3未満(実用上問題ないレベル)
×:ハーフトーンソリット画像の場所による色差の変化が3以上(実用上問題あり)
膜厚減耗量の評価
上記評価において、10万枚プリントのスタート時と終了時の膜厚差を測定した。
感光層の膜厚は均一膜厚部分をランダムに10ケ所測定し、その平均値を感光層の膜厚とする。膜厚測定器は渦電流方式の膜厚測定器EDDY560C(HELMUT FISCHER GMBTE CO社製)を用いて行い、実写試験前後の感光層膜厚の差を膜厚減耗量とする。
評価1で用いた面発光レーザアレイの発止波長を420nmから480nmに変更した以外は評価1と同様にして評価した。評価2の評価結果は、ほぼ評価1と同じであった。
21 感光体
22 帯電手段
23 現像手段
24 転写極
25 分離極
26 クリーニング装置
30 露光光学系
45 転写搬送ベルト装置
50 定着手段
250 分離爪ユニット
L 発光点
Claims (10)
- 導電性支持体上に感光層を有する有機感光体と、前記有機感光体を帯電させる帯電手段と、前記帯電手段により帯電された有機感光体に露光して静電潜像を形成する露光手段と、前記静電潜像をトナーにより現像してトナー像を形成させる現像手段と、前記トナー像を前記有機感光体から中間転写体を介してあるいは介さずして転写材に転写する転写手段とを備えており、前記露光手段は縦横、各々3本以上のレーザビーム発光点を有し、波長が350〜500nmの範囲の面発光レーザアレイを露光光源として備え、前記レーザビーム発光点を前記有機感光体上に走査させて前記静電潜像を形成させるマルチビーム方式を採用する構成を有している画像形成装置において、前記有機感光体の導電性支持体から最も離れた位置にある表面層の水に対する接触角が90°以上であることを特徴とする画像形成装置。
- 前記表面層の水に対する接触角のバラツキの範囲が±3°以内であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記導電性支持体と感光層の間に、少なくとも無機微粒子とバインダーを含有する中間層を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
- 前記有機感光体は中間層、電荷発生層及び電荷輸送層をこの順に設けた積層型感光体であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記トナーの体積平均粒径が3〜8μmであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記トナーが重合法から作られた重合トナーであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記面発光レーザアレイは、主走査方向(横)に3行以上、副走査方向(縦)に3列以上のレーザビーム発生源が2次元的に配置された構造を有するものであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 導電性支持体上に感光層を有する有機感光体と、前記有機感光体を帯電させる帯電工程と、前記帯電工程により帯電された有機感光体に露光して静電潜像を形成する露光工程と、前記静電潜像をトナーにより現像してトナー像を形成させる現像工程と、前記トナー像を前記有機感光体から中間転写体を介してあるいは介さずして転写材に転写する転写工程とを備えており、前記露光工程は縦横、各々3本以上のレーザビーム発光点を有し、波長が350〜500nmの範囲の面発光レーザアレイを露光光源として備え、前記レーザビーム発光点を前記有機感光体上に走査させて前記静電潜像を形成させるマルチビーム方式を採用する構成を有している画像形成方法において、前記有機感光体の導電性支持体から最も離れた位置にある表面層の水に対する接触角が90°以上であることを特徴とする画像形成方法。
- 前記1〜7のいずれか1項に記載の画像形成装置に用いられる有機感光体であって、導電性支持体から最も離れた位置にある表面層の水に対する接触角が90°以上であることを特徴とする有機感光体。
- 請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像形成装置に用いられるプロセスカートリッジであって、帯電手段、露光手段、現像手段、転写手段及びクリーニング手段の少なくとも何れか1つと、導電性支持体から最も離れた位置にある表面層の水に対する接触角が90°以上である有機感光体を一体化し、画像形成装置本体に対し一体的に出し入れ可能に形成されていることを特徴とするプロセスカートリッジ。
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JP2005181814A JP2007003676A (ja) | 2005-06-22 | 2005-06-22 | 画像形成装置、画像形成方法、有機感光体及びプロセスカートリッジ |
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Cited By (3)
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JP2009025346A (ja) * | 2007-07-17 | 2009-02-05 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 有機感光体及び画像形成装置 |
JP2009223299A (ja) * | 2008-02-19 | 2009-10-01 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 有機感光体及び画像形成装置 |
JP2009271282A (ja) * | 2008-05-07 | 2009-11-19 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 電子写真感光体、画像形成装置 |
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2005
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