JP2007000753A - 清掃具、清掃装置、及びサイクロンの清掃方法 - Google Patents

清掃具、清掃装置、及びサイクロンの清掃方法 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な構造でかつ使いやすく、適用範囲の広い清掃具、清掃装置を提供する。また清掃が容易なサイクロンの清掃方法を提供する。
【解決手段】管状体に挿入し使用する管状体の内壁面を清掃する清掃具であって、棒状体20と、該管状体の内壁面に当接し該管状体の内壁面を清掃する清掃手段50と、該棒状体20の一端21に固定された固定支持体33と、該清掃手段50を、該固定支持体33を中心に該棒状体20の軸線を含む平面内で回動させる回動手段30と、を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、配管、煙突、容器などの管状体の内壁面に付着する付着物を除去し管体を清掃する清掃具、及びこれを用いた清掃装置に関する。またサイクロンの清掃方法に関する。
配管、煙突、容器などの内壁面の清掃には、ブラシが多く用いられ、これを用いて配管に付着した煤、粉体などの被清掃物を掻き取ることで、配管などの清掃を行っている。配管などが長い場合にあっては、棒の先端にブラシを取付け使用されることが多い。またブラシ以外にも、配管の内面を清掃するための清掃具が開発されている。
配管の内壁面を清掃する際に、配管が直管であれば比較的清掃は容易であるが、配管に曲り部や、拡大縮小などの段差を有する場合は、清掃が難しいことは周知のところである。この他、配管径が徐々に減少あるいは拡大するテーパ部を有する配管の掃除も容易ではなく、配管の長さが長く、また配管径が大きい場合にはさらに清掃が困難となる。
図8は、従来の配管の清掃方法の一例を示す図であって、加圧流動床発電設備で使用しているマルチサイクロン集じん装置1を、清掃している様子を示す図である。マルチサイクロン集じん装置1は、下部に粉じんの切出し装置2を備えており、サイクロン3は、圧力容器4の中に多数収納されており、圧力容器4の内径は数メートルにも及び、サイクロン3の高さも数メートルに及ぶ。またサイクロン3は、下部に集じん室5を備えているため、サイクロン3の下部に段差が生じている。このためサイクロン3の上部から集じん室を清掃することが困難となり、清掃員は、サイクロン3の下方から清掃する必要が生じる。これに伴い、清掃用の足場6が必要となる。さらに清掃員はサイクロン3の下方から清掃するので、粉じんを被ってしまう。このように大型のサイクロンの清掃は容易ではない。
曲り部を有する配管の内壁面の清掃を容易に行うための清掃具として、複数個のスポンジ状の払拭子を屈曲自在に連結可能な連結体で直列に連結し、これらをワイヤーで連結する清掃具が開発されている(例えば特許文献1参照)。また、テーパ部を有するサイクロンの清掃装置として、中心支持材に清掃ワイヤーを取付け、さらに中心支持材の両端に係止具、及び回転駆動装置を備えたサイクロン清掃装置が開発されている(例えば特許文献2参照)。
特開2003−136031号公報 特開平9−79563号公報
配管に曲り部を有する場合にあっては、特許文献1に記載の清掃具を適用することは可能と思われる。また、テーパ部を有する配管にあっては、特許文献2に記載の技術を適用することは可能と思われる。しかしながら、配管の途中が拡大したり、縮小している場合には、これらの段差部は特許文献1、及び特許文献2に記載の清掃具で清掃することはできない。
従来から使用されているブラシを用いて、段差部を有する配管の内壁面を清掃するには、各々の配管を別々に清掃しなければならず、清掃に多くの時間を必要としていた。配管の設置場所によっては、配管の下から上に向かって清掃する必要も生じ、清掃者が灰を被る場合もある。また配管、管形状の装置など管体の形状により清掃具を使い分けると、多くの清掃具が必要となり、コストアップになる。以上のことから、適用範囲が広く簡単でかつ使いやすい清掃具の開発が待たれている。
本発明の目的は、簡単な構造でかつ使いやすく、適用範囲の広い清掃具、清掃装置を提供することにある。また本発明の目的は、清掃が容易なサイクロンの清掃方法を提供することにある。
本発明は、管状体に挿入し使用する管状体の内壁面を清掃する清掃具であって、
棒状体と、
該管状体の内壁面に当接し該管状体の内壁面を清掃する清掃手段と、
該棒状体の一端に固定された固定支持体と、
該清掃手段を、該固定支持体を中心に該棒状体の軸線を含む平面内で回動させる回動手段と、
を含むことを特徴とする清掃具である。
また本発明で、前記回動手段は、前記棒状体に取付けられ前記棒状体の軸線方向に沿って移動するリンク機構であることを特徴とする請求項1に記載の清掃具である。
また本発明で、前記リンク機構は、前記固定支持体と回動自在に連結された第一リンクアームと、
該第一リンクアームと回動自在に連結された第二リンクアームと、
該第二リンクアームを回動自在に支持する前記棒状体に摺動自在に取付けられた摺動支持体と、
該摺動支持体を前記棒状体の軸線方向に沿って動かす駆動手段と、
を含むことを特徴とする請求項2に記載の清掃具である。
また本発明で、前記清掃手段は、前記第一リンクアームと前記第二リンクアームとの連結部近傍に取付けられていることを特徴とする請求項3に記載の清掃具である。
また本発明で、前記リンク機構は、前記第一リンクアームと前記第二リンクアームと前記清掃手段とを複数個備え、
前記第一リンクアームと前記第二リンクアームと前記清掃手段とが、前記棒状体の周方向に均等に配設されていることを特徴とする請求項4に記載の清掃具である。
また本発明は、前記清掃手段と前記固定支持体と前記回動手段とが、前記棒状体の軸線方向に複数個設けられていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1に記載の清掃具である。
また本発明で、前記棒状体は、複数の短い棒状体と、
該短い棒状体を着脱可能に連結する連結手段と、
を含むことを特徴とする請求項1から6のいずれか1に記載の清掃具である。
また本発明で、前記棒状体は、さらに前記固定支持体が固定されている端部と反対側の端部に、前記棒状体の軸線に垂直に固着されたハンドルを備えることを特徴とする請求項1から7のいずれか1に記載の清掃具である。
また本発明で、前記棒状体は、さらに前記ハンドルが固着されている端部の先端に、前記棒状体を吊り上げ可能な係止手段を備えることを特徴とする請求項1から8のいずれか1に記載の清掃具である。
また本発明は、請求項9に記載の清掃具と、
該清掃具の棒状体に設けられた係止手段に係止し、該清掃具を鉛直方向に移動可能に支持する棒状体支持装置と、
を含むことを特徴とする清掃装置である。
また本発明は、請求項1から9からのいずれか1に記載の清掃具を用いた、サイクロン本体の下部に集じん室を有するサイクロンの清掃方法であって、
サイクロンの上部に設けられたガス出口管から、前記清掃手段を閉じた状態で、前記清掃手段の先端が該集じん室の上部壁面を通過するまで前記棒状体を挿入し、
前記リンク機構を通じて清掃手段を開き、前記棒状体を引き上げ前記清掃手段の先端を該集じん室の上部壁面に当接させ、
前記棒状体を回動させ、該集じん室の上部壁面を清掃することを特徴とするサイクロンの清掃方法である。
本発明の清掃具は、棒状体と、管状体の内壁面に当接し管状体の内壁面を清掃する清掃手段と、棒状体の一端に固定された固定支持体と、清掃手段を、固定支持体を中心に棒状体の軸線を含む平面内で回動させる回動手段と、を含むので、構造が簡単であり、これを管状体に挿入することで管状体の内壁面を容易に清掃することができる。清掃手段は、棒状体の軸線を含む平面内で回動させることが可能なため、配管に拡大部、縮小部、又は段付き部があっても、管内の清掃を行うことが可能であり、幅広い配管に適用することができる。
また本発明によれば、回動手段は、棒状体に取付けられ棒状体の軸線方向に沿って移動するリンク機構であるので、確実に清掃手段を、棒状体の軸線を含む平面内で回動させることが可能となり、配管に拡大部、縮小部、又は段付き部があっても、管内の清掃を行うことが可能であり、幅広い配管に適用することができる。また回動手段がリンク機構であるので、構造が簡単でまた安価に製造することができる。
また本発明によれば、リンク機構は、固定支持体と回動自在に連結された第一リンクアームと、第一リンクアームと回動自在に連結された第二リンクアームと、第二リンクアームを回動自在に支持する棒状体に摺動自在に取付けられた摺動支持体と、摺動支持体を棒状体の軸線方向に沿って動かす駆動手段と、を含むので、構造が簡単であり、安価に製造することができる。
また本発明によれば、清掃手段は、第一リンクアームと第二リンクアームとの連結部近傍に取付けられているので、清掃手段を、棒状体の軸線を含む平面内で確実に回動させることができる。また構造が簡単であり、安価に製造することができる。
また本発明によれば、リンク機構は、第一リンクアームと第二リンクアームと清掃手段とを複数個備え、第一リンクアームと第二リンクアームと清掃手段とが、棒状体の周方向に均等に配設されているので、効率的に配管の内壁面を清掃することが可能となり、使いやすい。
また本発明の清掃具は、清掃手段と固定支持体と回動手段とを、棒状体の軸線方向に複数個備えているので、効率的に配管の内壁面を清掃することが可能となり、使いやすい。例えば配管に局所的な拡管部があっても、拡管していない管体と拡管部とを同時に清掃することができる。
また本発明によれば、棒状体は、複数の短い棒状体と、短い棒状体を着脱可能に連結する連結手段と、を含むので、長い配管の内壁面を清掃する場合であっても、棒状体を連結し、棒状体の長さを長くすることで容易に清掃することができる。一方、多くの棒状体を連結することなく、棒状体を短くすることで、長さの短い配管の清掃が容易となる。また棒状体を短くすることで、保管も容易となる。
また本発明によれば、棒状体は、さらに固定支持体が固定されている端部と反対側の端部に、棒状体の軸線に垂直に固着されたハンドルを備えるので、ハンドルを回動又は回転させることで、清掃手段が配管内で周方向に動き、配管の内壁面を効率的に短時間で清掃することができる。ハンドルが備えられているので、清掃手段を配管内で周方向に動かすことが容易である。
また本発明の清掃具は、さらにハンドルが固着されている棒状体の端部の先端に、棒状体を吊り上げ可能な係止手段を備えるので、この係止手段に清掃具を支持可能な装置を取り付けることで、清掃具を手で支持する必要がなく、大きな清掃具であっても取扱が容易となる。
また本清掃装置は、本発明の清掃具と、清掃具の棒状体に設けられた係止手段に係止し、清掃具を鉛直方向に移動可能に支持する棒状体支持装置と、を備えるので、本清掃装置を用いて、容易に配管の内壁面を清掃することができる。
また本発明のサイクロンの清掃方法は、サイクロン本体の下部に集じん室を有するサイクロンの清掃方法であって、サイクロンの上部に設けられたガス出口管から、本発明の清掃具の清掃手段を閉じた状態で、清掃手段の先端が集じん室の上部壁面を通過するまで棒状体を挿入し、リンク機構を通じて清掃手段を開き、棒状体を引き上げ清掃手段の先端を集じんの上部壁面に当接させ、棒状体を回動させ、集じん室の上部壁面を清掃するので、サイクロン本体の下部に集じん室を有するサイクロンであっても、作業者が汚れることなく、容易に清掃することができる。
図1は本発明の実施の一形態としての清掃具10の概略的な構成を示す図である。本清掃具10は、配管内に付着する粉じんなどを清掃する清掃具であって、パイプなどの棒状体20の端部21に、リンク機構30を介して清掃用ブラシ50が回動可能に取り付けられている。配管を清掃する場合は、本清掃具10を配管に挿入し、リンク機構30を介して清掃用ブラシ50を配管の内壁に当接させ使用する。リンク機構30は、第一リンクアーム31(31a、31b、31c(図示省略)、31d(図示省略))、第二リンクアーム32(32a、32b、32c(図示省略)、32d(図示省略))、固定支持体33(33a、33b、33c、33d(図示省略))、摺動支持体34、及び摺動支持体34に結ばれた紐状体35を含み構成される。
パイプ20の一端部21には、第一リンクアーム31を回動可能に支持する固定支持体33が固着され、この固定支持体33には、第一リンクアーム31が支軸36(36a、36b)を介して、回動可能に取り付けられている。本実施形態では固定支持体33a、33b、33c、33d(図示省略)は、パイプ20の断面を4分割する位置に均等に配設されており、各々の固定支持体33に第一リンクアーム31a、31b、31c(図示省略)、31d(図示省略)が連結している。固定支持体33は、パイプ20に直接、溶接などの固着手段で固着することも可能であるが、パイプ20に嵌合可能な例えば円筒体の周囲に予め固定支持体33を固着したものをパイプ20に固着してもよい。本実施形態のように数が多い場合は、後者の方が製造が容易であろう。
第一リンクアーム31a、31bは、一端37a、37bを固定支持体33a、33bと回動可能に連結するとともに、他端38a、38bを第二リンクアーム32a、32bと支軸39a、39bを介して、回動可能に連結する。一端40a、40bを第一リンクアーム31a、31bと回動可能に連結する第二リンクアーム32a、32bは、他端41a、41bを支軸42a、42bを介して摺動支持体34と連結する。摺動支持体34は、パイプ20に摺動可能に取付けられたスライドスリーブ45と、スライドスリーブ45の周囲に均等に4つ設けられた第二リンクアーム支持体46a、46b、46c、46d(図示省略)を含み構成されている。第二リンクアーム支持体46が固着されたスライドスリーブ45には、紐状体35を取付け可能な係止部47が設けられており、この係止部47に紐状体35が取り付けられており、紐状体35の長さはパイプ20の長さよりも長い。
紐状体35は、摺動支持体34をパイプ20の軸線方向に動かすことで、第一リンクアーム31と第二リンクアーム32との連結部48をパイプ20の軸線方向に動かす駆動手段として機能する。よって紐状体としてロープ、ワイヤー、細い棒などを利用することができる。
第一リンクアーム31a、31bと第二リンクアーム32a、32bの連結部48a、48bの近傍に清掃用のブラシ50a、50bが取り付けられている。清掃用ブラシ50a、50bは、第一リンクアーム31a、31bの端部38a、38bに固着されたブラシ固定台51a、51bに、Uボルト52a、52b、53a、53bで着脱可能に取付けられている。よって清掃用ブラシ50a、50bが摩耗した場合であっても、容易に取り替えることができる。本実施形態では、第一リンクアーム31a、31bの端部38a、38bに清掃用ブラシ50a、50bを取り付けているけれども、第二リンクアーム32a、32bの端部40a、40bに取付けてもよい。
清掃手段50は、ブラシ50a、50bに限定されるものではない。ブラシのほかにも、ゴム弾性を有する板状体、スポンジなどを使用することができる。またブラシの材質も特定の材質に限定されるものではないので、清掃する管体の材質を考慮し、金属、樹脂材料を選定すればよい。
パイプ20は、比較的短いパイプ22を連結して、パイプ20を長くして使用することができる。本実施形態では、延長用パイプ22の一端にパイプに嵌合可能な円筒部材23を溶接にて固定し、この延長用パイプ22をパイプ24に挿入し、パイプ24及び円筒部材23に穿設された貫通孔にボルト25を貫通させ固定している。パイプ20の延長方法は、この方法に限定されないので、パイプ24及び延長パイプ22をニユオンで連結してもよい。またパイプ24及び延長パイプ22の両端にフランジを設け、これを連結してもよい。
連結方法はさらにこれら以外の方法であってもよいが、簡単にパイプ20を延長することが可能な方法が好ましい。また、本清掃具10は、パイプ20を回転、回動することで、清掃手段50を回転、回動させ使用するため、パイプ20の延長手段は、これらの操作に伴い、連結部が緩まないことが必要である。パイプ20を延長可能に構成することで、長い配管の内壁面を清掃する場合であっても、パイプ22を連結し、パイプ20の長さを長くすることで容易に清掃することができる。一方、多くのパイプを連結することなく、パイプを短くすることで、長さの短い配管の清掃が容易となる。またパイプを短くすることで、保管も容易となる。
またパイプ20の一端部26には、ハンドル27がパイプ20に直交して設けられている。ハンドル27は、パイプ20に容易に着脱可能な方法、例えばパイプ20に貫通孔を設け、貫通孔に挿入するような方法が好ましい。これより上記に記したパイプ20の延長を容易に行うことができる。ハンドル27を装着することで、パイプ20を容易に回転、回動させることが可能となり、清掃を容易に行うことができる。
また、パイプ20のハンドル27が固着されている端部26の先端には、パイプ20を吊り上げ可能な係止手段28が設けられている。係止手段28は、ホイスト(図示を省略)などでパイプ20を吊り上げる際に使用するもので、例えばアイボルト28が該当する。本清掃具10はパイプ20の先端26に係止手段28を有するので、ホイストなどを用いて、清掃具10を吊り上げることが可能となり、清掃員が清掃具10が支持しておく必要がなく、楽に配管の清掃を行うことができる。パイプ20は、リンク機構30等を支持するともに、清掃手段50を所定の場所まで送る機能を有する。よってこれら機能を有するものあれば、パイプに限定されることなく、中実材、角材などの棒状体を使用することも可能である。
次に本清掃具10の使用方法を、垂直な配管の内壁面を清掃する場合を例にとり説明する。固定支持体33を下方に、ハンドル27を上方にして、清掃手段50を閉じた状態で配管内に挿入する。清掃手段50を閉じた状態とは、清掃手段50、つまり清掃用ブラシ50a、50bがパイプ20に近接した状態を言う。図2は、図1の清掃用ブラシ50a、50bが閉じた状態を示す図である。清掃用ブラシ50a、50bは、次ぎの要領で閉じることができる。
スライドスリーブ45に取付けられた紐状体35を引上げると、スライドスリーブ45はパイプ20の壁面を摺動しながら引き上げられる。スライドスリーブ45は第二リンクアーム支持体46を介して、第二リンクアーム32と連結しているので、スライドスリーブ45が引き上げられることで、第二リンクアーム32も引き上げられる。第二リンクアーム32の他端40は、第一リンクアーム31の一端38と連結し、第一リンクアーム31の他端37は、固定支持体33によりパイプ20の軸方向への動きが止められているため、第一リンクアーム31と第二リンクアーム32の連結部48は、スライドスリーブ45を引き上げることでパイプ20に近づき、スライドスリーブ45を下げることでパイプ20から離れる。
つまり、第二リンクアーム32をパイプ20の軸線方向に移動させることで、第一リンクアーム31と第二リンクアーム32との連結部48は、パイプ20の軸線を含む平面内で回動する。これに伴い、第一リンクアーム31と第二リンクアーム32の連結部48近傍の第一リンクアーム31の一端38に取り付けられた清掃用ブラシ50は、固定支持体33を起点にパイプ20の軸線を含む平面内で回動する。図1は、清掃用ブラシ50a、50bが最大に開いた状態を示す図である。
スライドスリーブ45を引き上げ、清掃手段50を閉じた状態で、清掃しようとする配管内に挿入し後、配管の内壁面に清掃手段50が当接するまで、紐状体35を緩めスライドスリーブ45を下げる。スライドスリーブ45は、パイプ20に摺動可能に取り付けられ、第二リンクアーム32を連結するため、紐状体35を緩めると自重で下がる。図3は図1の清掃具10の清掃用ブラシ50a、50bを、配管の傾斜部70に当接させている状態を示す図である。清掃用ブラシ50a、50bが配管の内壁面71に当接すると、紐状体35をその状態で維持し、清掃用ブラシ50a、50bの開閉角度を固定する。
この状態でパイプ20の上端26に設けたハンドル27を回転、回動させることで、清掃用ブラシ50a、50bが配管の周方向に動く。これにより簡単に配管の内壁面71を清掃することができる。特に本実施形態に示した清掃具は、パイプ20の周方向に4つの清掃用ブラシ50a、50b、50c(図示を省略)、50d(図示を省略)を有するので、パイプ20の回動範囲を大きくする必要がなく、容易に配管の内壁面を清掃することができる。
清掃が終了した後は、再度スライドスリーブ45を引き上げ、清掃用ブラシ50a、50bを閉じた状態で清掃具10を引き上げる。これにより清掃用ブラシ50a、50bが配管の内壁面に接触した状態で引き上げられることがなく、引き上げ操作も容易に行うことができる。
図1から図3に示した実施形態では、清掃手段50を固定支持体33を中心に棒状体20の軸線を含む平面内で回動させる回動手段として、棒状体20に取付けられ棒状体20の軸線方向に沿って移動するリンク機構30を用いた例を示したけれども、清掃手段50を固定支持体33を中心に棒状体20の軸線を含む平面内で回動させる回動手段は、これに限定されるものではない。
図4は本発明の第二の実施形態としての清掃具80の概略的な構成を示す図である。第一の実施形態に対応する部分については、同一の符号を付して説明を省略する。本実施形態では、第一の実施形態とは異なり、第二リンクアーム、摺動支持体が設けられていない。第一の実施形態で、スライドスリーブ45に固着されていた紐状体35が、第一リンクアーム31a、31bの端部38a、38bに直接固着されている。第二の実施形態においても、紐状体35a、35bを動かすことで、第一リンクアーム31a、31bは固定支持体33a、33bを起点に、パイプ20の軸線を含む平面内で回動する。これに伴い第一リンクアーム31a、31bの端部38a、38bに固着された清掃用ブラシ50a、50bを、パイプ20の軸線を含む平面内で回動させることが可能となり、清掃用ブラシ50a、50bを任意の開閉角度にすることができる。なお、第一の実施形態と異なり、各第一リンクアーム31a、31b各々に紐状体35a、35bが取り付けられているので、清掃用ブラシ50a、50bの開閉角度を各々別々に設定することも可能である。
図5は、本発明の第三の実施形態としての清掃具100の概略的な構成を示す図であるである。第一の実施形態に対応する部分については、同一の符号を付して説明を省略する。第三の実施形態に示す清掃具100は、第一及び第二の実施形態と異なり、リンク機構30、130及び清掃手段50、150が、パイプ20の軸線方向に二段に設けられている。上下二段の各々リンク機構30、130は、第一の実施形態に示すリンク機構と同一である。上下二段のリンク機構30、130は、各々単独で動かすことができるので、上下で清掃用ブラシ50、150の開閉角度を変更することができる。よって段差を有するような配管であっても、段差前後の配管を同時に清掃することが可能となり、効率的に清掃を行うことができる。第一、第二及び第三の実施形態に示す清掃手段50は、紐35を緩めることで、摺動支持体34と反対方向にも回動する。清掃手段50を摺動支持体34と反対方向にも回動させることが可能なため、さらに清掃が容易となり、清掃範囲が広がる。
第一から第三の実施形態では、紐状体を引っ張り、又は緩めることで清掃具の清掃用ブラシ50、150の開閉角度を決めている。清掃具10、80、100を垂直な方向に使用する場合は、リンクアームなどの自重で、紐状体35が引っ張られる。これにより、紐状体としてロープ、ワイヤなどを使用していても、紐状体35の位置を固定しておれば、清掃用ブラシ50の開閉角度もほぼ一定に保たれる。しかし水平方向の配管を清掃するような場合にあっては、紐状体としてロープ、ワイヤなどを使用すると、紐状体35の位置を固定していても清掃用ブラシ50、150の角度が変動しやすい。紐状体35として変形しない細い棒状体を使用すれば、水平配管に本清掃具10、80、100を使用しても、清掃用ブラシ50、150の開閉角度をほぼ一定に保持した状態で使用することができる。
図6は、本発明の第一の実施形態としての清掃具10を用いて、サイクロンの清掃を行っている様子を示す図である。ここに示したサイクロンは、図8に示したマルチサイクロン集じん装置1の一部を示すものであり、サイクロン3の下部に集じん室5を備えるサイクロンである。背景技術の欄で説明した従来のサイクロンの清掃方法では、サイクロン3の下部から清掃員がサイクロンの清掃を行っていたが、本発明の清掃具10を使用すれば、サイクロンの上部から清掃することができる。
次ぎに、サイクロン3の下部に集じん室5を備えるサイクロン3の集じん室5の上部壁面(天面)7の清掃方法の手順を説明する。なお、本清掃方法は一例を示すのみで、ここに示す方法に限定されないことは言うまでもない。サイクロン3の上部に設けられたガス出口管8から、清掃具10の清掃用ブラシ50を閉じた状態で、清掃用ブラシ50の先端が集じん室5の上部壁面7を通過するまでパイプ20を挿入する。本清掃のように、サイクロン3の上部に十分な空間がないような場合にあっては、短いパイプを継ぎ足し、パイプを延長し使用する。これにより、上部空間が少なく、かつ清掃対象の配管などの長さが長い場合であっても、容易に清掃することができる。
清掃用ブラシ50の先端が集じん室5の上部壁面7を通過するまでパイプ20を挿入した後、スライドスリーブ45を引き上げている紐状体35を緩め、スライドスリーブ45を下げる。これによりリンク機構30を通じて清掃用ブラシ50が開く。紐状体35とパイプ20とをいっしょに引き上げ、清掃用ブラシ50の先端を集じん室5の上部壁面7に当接させる。この状態でパイプ20を回動させることで、集じん室5の上部壁面7を清掃することができる。清掃が終了した後は、パイプ20、紐状体35を下げ、紐状体35を緩め清掃用ブラシ50を閉じ、パイプ20を引き上げる。この際パイプ20が延長されている場合は、順次、延長パイプを取外す。
図6に示したサイクロンの清掃方法では、スライドスリーブ45を駆動させる紐状体35を滑車9a、9b、及び図示を省略したホイストで保持しているため、清掃が容易である。清掃具10自身も、パイプ20先端に設けられた係止手段28を利用してチェーンブロックなどで吊り上げておけば、さらに清掃が容易となる。以上のように大型のサイクロンであっても、清掃員も汚れることなく容易に清掃することができる。
清掃具を支持可能な支持手段としては、図1に示したパイプを吊り上げ可能な係止手段28に代り、棒状体20の途中に棒状体に直交するように支持棒29を設けてもよい。図7は、本発明の第四の実施形態としての清掃具110の正面図の一部を示す図である。第一の実施形態に対応する部分については、同一の符号を付して説明を省略する。第四の実施形態では、図1に示すパイプの先端に設けた係止手段28に代り、棒状体20の途中に棒状体に直交するように支持棒29を設けている。この支持棒29を清掃しようとする配管90の端部91に引っ掛けることで、清掃手段50などを支持することができる。これにより、管体などの清掃を容易に行うことができる。
本発明の実施の一形態としての清掃具10の概略的な構成を示す図である。 図1の清掃具10の清掃用ブラシ50a、50bが閉じた状態を示す図である。 図1の清掃具10の清掃用ブラシ50a、50bを、配管の傾斜部70に当接させている状態を示す図である。 本発明の第二の実施形態としての清掃具80の概略的な構成を示す図である。 本発明の第三の実施形態としての清掃具100の概略的な構成を示す図であるである。 本発明の第一の実施形態としての清掃具10を用いて、サイクロンの清掃を行っている様子を示す図である。 本発明の第四の実施形態としての清掃具110の正面図の一部を示す図である。 従来の配管の清掃方法の一例を示す図であって、加圧流動床発電設備で使用しているマルチサイクロン集じん装置1を、清掃している様子を示す図である。
符号の説明
3 サイクロン
5 集じん室
7 集しん室の上部壁面
10 清掃具
20 パイプ
22 延長パイプ
23 パイプ連結手段
27 ハンドル
28 係止手段
30 リンク機構
31 第一リンクアーム
32 第二リンクアーム
33 固定支持体
34 摺動支持体
35 紐
45 スライドスリーブ
46 第二リンクアーム支持体
48 連結部
50 清掃用ブラシ
80、100、110 清掃具

Claims (11)

  1. 管状体に挿入し使用する管状体の内壁面を清掃する清掃具であって、
    棒状体と、
    該管状体の内壁面に当接し該管状体の内壁面を清掃する清掃手段と、
    該棒状体の一端に固定された固定支持体と、
    該清掃手段を、該固定支持体を中心に該棒状体の軸線を含む平面内で回動させる回動手段と、
    を含むことを特徴とする清掃具。
  2. 前記回動手段は、前記棒状体に取付けられ前記棒状体の軸線方向に沿って移動するリンク機構であることを特徴とする請求項1に記載の清掃具。
  3. 前記リンク機構は、前記固定支持体と回動自在に連結された第一リンクアームと、
    該第一リンクアームと回動自在に連結された第二リンクアームと、
    該第二リンクアームを回動自在に支持する前記棒状体に摺動自在に取付けられた摺動支持体と、
    該摺動支持体を前記棒状体の軸線方向に沿って動かす駆動手段と、
    を含むことを特徴とする請求項2に記載の清掃具。
  4. 前記清掃手段は、前記第一リンクアームと前記第二リンクアームとの連結部近傍に取付けられていることを特徴とする請求項3に記載の清掃具。
  5. 前記リンク機構は、前記第一リンクアームと前記第二リンクアームと前記清掃手段とを複数個備え、
    前記第一リンクアームと前記第二リンクアームと前記清掃手段とが、前記棒状体の周方向に略均等に配設されていることを特徴とする請求項4に記載の清掃具。
  6. 前記清掃手段と前記固定支持体と前記回動手段とが、前記棒状体の軸線方向に複数個設けられていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1に記載の清掃具。
  7. 前記棒状体は、複数の短い棒状体と、
    該短い棒状体を着脱可能に連結する連結手段と、
    を含むことを特徴とする請求項1から6のいずれか1に記載の清掃具。
  8. 前記棒状体は、さらに前記固定支持体が固定されている端部と反対側の端部に、前記棒状体の軸線に垂直に固着されたハンドルを備えることを特徴とする請求項1から7のいずれか1に記載の清掃具。
  9. 前記棒状体は、さらに前記ハンドルが固着されている端部の先端に、前記棒状体を吊り上げ可能な係止手段を備えることを特徴とする請求項1から8のいずれか1に記載の清掃具。
  10. 請求項9に記載の清掃具と、
    該清掃具の棒状体に設けられた係止手段に係止し、該清掃具を鉛直方向に移動可能に支持する棒状体支持装置と、
    を含むことを特徴とする清掃装置。
  11. 請求項1から9からのいずれか1に記載の清掃具を用いた、サイクロン本体の下部に集じん室を有するサイクロンの清掃方法であって、
    サイクロンの上部に設けられたガス出口管から、前記清掃手段を閉じた状態で、前記清掃手段の先端が該集じん室の上部壁面を通過するまで前記棒状体を挿入し、
    前記リンク機構を通じて清掃手段を開き、前記棒状体を引き上げ前記清掃手段の先端を該集じん室の上部壁面に当接させ、
    前記棒状体を回動させ、該集じん室の上部壁面を清掃することを特徴とするサイクロンの清掃方法。
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