JP2006526718A - ロックボルト - Google Patents

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Abstract

細長い、第一と第二部材(11、12)を包含するロックボルト(10)が開示される。細長い第一部材は、岩盤を貫通するようになっている第一端部(13)と、駆動手段を装着するようになっている第二端部とを包含する。細長い第一部材は、細長い第二部材の少なくとも部分的に長手方向の内側に配置される。細長い第二部材は、所定の位置にロックボルトを固定するために、少なくとも長さの一部分に沿って横方向に拡張をするようになっている。キャビティは、細長い、第一と第二の部材の間で、細長い第一部材の第一と第二の端部の間に広がって形成される。本発明に従うロックボルトを用いた穿孔の方法もまた開示される。

Description

本発明は、採鉱業やトンネル掘削業において使用に適する、穿孔部材及びロックボルトに関する。
天盤や壁の支持は、採鉱及びトンネル掘削作業の重要な側面である。坑道及びトンネルの、壁及び天盤は岩盤層から成っており、崩壊の可能性を回避するために強化されなければならない。ロックボルトは、岩盤層を強化するために広く使用されている。この目的のために岩盤層を貫いて横方向に穿孔された穴の中で、ロッドはしっかり固定され、しばしば張力が作用される。一般的に、ボルトは樹脂又はセメントをベースにしたグラウト材の流体を使用して固定され、グラウト材の流体はロッドの周囲に注入されて機能する。
自動穿孔ロックボルトは、穿孔作業と穿孔された穴の中へボルトを挿入する作業を組合わせたものである。自動穿孔ロッドボルトは、一般的に、管状の鋼製部材の端部に取り付けられる穿孔用先端具を有しており、これにより穴の穿孔とボルトの挿入が同時に進行する。
上述の背景技術についての議論は、本発明に関する状況の説明の中に含まれる。引用された文書の又はその他の素材の何れもが、オーストラリアにおいて、この明細書の特許請求の範囲のいずれか一項の優先日に、すでに出版され、周知であり、又は一部は常識であるものは無い。
自動穿孔ロックボルトは、採鉱業において、一般的には使用されていない。それは洗浄用の及びグラウト材の流体の利用が可能、並びに岩盤の補強のために要求される構造強度の両方を提供するために使用する鋼製管が高価なことによる。
この明細書の記述と特許請求の範囲を通して、「comprise」という言葉とその変形、例えば「comprising」及び「comprises」は、その他の付加体、段階体又は完全体の排除することを意図しているものではない。
一番目の態様に従って、本発明は、対向している第一と第二の端部及び両端部の間に位置するシャフト(又は細長い第一部材)を有する穿孔部材を提供しており、少なくとも一つのドリル先端具が第一端部に配置され、第二端部が、ボルトを回転させてボルトを推進するための穿孔装置、及びシャフトに沿ってその周囲に位置するスリーブ(又は細長い第二部材)、及びボルトシャフトに沿って流体を通過させることが可能なスリーブとシャフトとの間に形成される通路に、接続されるようになっている。
この配列によって穿孔のための流体は、穿孔作業の間に岩盤面から部材の洗浄を支援するために、ボルトシャフトに沿って及び第一端部を横切って通過させもよい。この流体は、湿式穿孔工程では、水又は同様の液体であってもよいし、真空穿孔工程では、空気であってもよい。また、流体は第一端部へ通路に沿って押し出されてもよいし、又はそれに代わって、第一端部から第二端部に向かって排除されてもよい。
ある実施形態において、第一端部は、穿孔部材の軸から半径方向にスリーブより大きな距離を占める、少なくとも一つのドリル先端具を組込んでいる。この配置によって使用中に、外側の通路は穿孔された穴とスリーブとの間に形成される。外側の通路の形成は、穿孔された穴の中で、循環路を促進し、この循環路において流体は、一つの通路を介して第一端部へ方向付けられ、そして、穴を出るために第一端部からその他の通路に沿って進む。
ある実施形態において少なくとも一つのドリル先端具が、シャフトの一方の端部に固定される。別の実施形態において穿孔部材は、シャフトの端部に接続されるドリルビットをさらに含んでいて、そこにドリル先端具を組込む。
シャフトに沿って流体が通過できるようにするために、通路に開口部が備えられる。ある形態においては、これらの開口部は、スリーブのそれぞれの端部に、又はそれらに隣接して備えられる。さらに、シャフトの周囲にその第二端部に隣接しているカラー部品を介して、流体を通路に導入することが出来るように、導管が備えられてもよい。別の導管が、通路とドリル先端具との間で流体の流れを容易にするために、第一端部に隣接して形成されてもよい。ドリル先端具まで延びている導管の少なくとも一部分は、穿孔部材の範囲内に配置されてもよい。
ある形状において、シャフトは、穿孔作業中に、穿孔部材に作用する圧縮及びねじれ荷重に適応するようになっている。特定の形状において、スリーブは、シャフトよりも十分に低い強度を有する。
ある実施形態において、シャフトは、鋼製ロッドから形成される。代替の処置において、シャフトは、ガラス繊維のような繊維強化材料から作られる。
ある形状において、スリーブは、プラスチックから作られる。代替の形状において、スリーブは、金属シートから作られ、一般的には薄い金属シートである。
特定の実施形態において、穿孔部材は、自動穿孔ロックボルトを形成するために、穿孔部材によって穿孔された穴に、固定されるように配置される。
ある形状において、内部通路と外部通路が形成される場合には、通路は、穿孔された穴にグラウト材を導入するために使用され、岩盤にボルトの適切な結合を促進するために満杯にさせることもまた可能である。
ある形状において、シャフトにグラウト材の結合を促進するために、自動穿孔ロックボルトの外表面はざらざらしているか又は渦巻状である。ある形状において、スリーブの内部及び外表面もまた、ざらざらしているか又は渦巻状である。
特定な実施形態において、自動穿孔ロックボルトは固定装置をさらに包含し、固定装置は、穿孔された穴にロックボルトを保持するようになっている。
特定な形状において、固定装置は、装置が穴を穿孔することを妨げない縮んだ位置から、装置が穿孔された穴の中のロックボルトを保持するように配置されている拡張した位置への移動が可能である。
特定な実施形態において、ボルトは、穿孔作業を達成するために第一の方向に回転するするようになっていて、且つ固定装置をその縮んだ位置から拡張した位置へ移動するために、第二の反対方向に回転するようになっている。
スリーブは、スリーブの第一端部の方向に軸方向の力が作用すると変形されてもよく、そのように変形した場合に、スリーブはドリル先端具を越えて半径方向に拡張する。
ロックボルトはさらに、係合表面を包含してもよく、係合表面を横切るスリーブの相対的な運動で、スリーブは変形される。係合表面はシャフトに位置してもよい。あるいは、係合表面は、ドリルビットに位置してもよい。
スリーブは、軸方向の圧縮で変形してもよく、又はスリーブの変形を容易にする少なくとも一つの強度の低い領域を組込んでもよい。少なくとも一つの強度の低い領域は、スリーブに形成されるスリットの形状であってもよい。
ある実施形態において、固定装置は、第一端部の直近に位置し、スリーブに関してシャフトの軸方向の運動に呼応するようになっている。
ある形状において、固定装置は、スリーブの一部分を形成し、又はスリーブに接続される。ある形状において、固定装置は、スリーブの変形に適切に作用する。
ある実施形態において、固定装置は、半径方向に外に向かって変位が可能な、少なくとも一つの拡張さやの形状である。ある形状において、ロックボルトは係合表面を組込んでいて、少なくとも一つの拡張さやは、少なくとも一つの拡張さやの内表面を横切る係合表面の運動に適切に作用するようになる。
ある実施形態においては、自動穿孔ロックボルトは、シャフトの第二端部に隣接して、シャフトの周囲に拡張するカラー部品をさらに包含し、ボルトシャフトに沿って軸方向に変位することが出来る。
スリーブは、シャフトに沿ったカラー部品の運動に呼応して、シャフトに沿って変位することが出来てもよい。
カラー部品は、シャフトのおネジ山によってシャフトに接続されてもよく、おネジ山は、補完するカラー部品のめネジ山と螺合する。
ある実施形態において、ロックボルトは、カラー部品を用いる穿孔装置の接続によって、穿孔装置に接続させるようになっている。
ある実施形態において、自動穿孔ロックボルトは、第二端部の直近に配置される合口部材をさらに含んでいて、合口部材はシャフトに沿って変位することが可能であり、第一端部の方向に面していて、ドリル先端具よりも大きな距離で、ボルト軸から半径方向に突き出ている合口表面を有する。
別の実施形態において、自動穿孔ロックボルトのドリルシャフトとスリーブは、共に接続される複数の部品から、それぞれ形成される。
さらなる態様において、本発明は、上述したような穿孔部材又はロックボルトの使用のためのシャフトとスリーブの組合せ装置を提供する。シャフトは、その第一端部にドリル先端具を受容するように配置される。ドリル先端具は、シャフトに直接接続されてもよく、又は代替として、シャフトに固定されるドリルビットに設置されてもよい。
さらなる態様において、本発明はドリルビットを提供し、ドリルビットがビット本体と、少なくとも一つのドリル先端具と、ビットとを包含していて、ビット本体が対向している端部と、両端部の間に広がる壁表面を有し、少なくとも一つのドリル先端具が、一つの端部に配置され、ビットが、その他の端部でドリルロッドに接続されるようになっていて、少なくとも一つの導管が、壁表面から少なくとも一つのドリル先端具まで広がっている。
ドリルビットは、外面的に先細りである壁表面から一つの端部の方向に、壁の部分をさらに含んでもよい。
本発明のさらなる態様に従って、穿孔する方法が提供される。穿孔する方法は、穿孔する端部と穿孔装置に接続される反対側の端部とを有する穿孔部材を使用して、岩盤に穴を穿孔すること、及びボルトシャフトの外表面に沿って液体を送ることによって、穴の穿孔作業中に、穿孔する端部に穿孔のための流体を供給することを包含する。
本発明のさらなる態様に従って、岩盤を安定させるための方法が提供される。岩盤を安定化する方法は、穿孔する端部と穿孔装置に接続させる反対側の端部を有する自動穿孔ロックボルトを使用して、岩盤に穴を穿孔すること、ボルトシャフトの外表面に沿って流体を送ることによって、穴の穿孔作業中に、穿孔する端部に穿孔のための流体を供給すること、及び岩盤を安定化するために穴の中にロックボルトを固定することである。
穿孔のための流体は、シャフトの周囲にシャフトに沿って配置されるスリーブによって画定される通路に、シャフトに沿って導かれてもよい。
さらなる通路が、スリーブと穴の側面との間に形成されてもよく、穿孔のための流体が、一つの通路を介して穿孔する端部に流されて、その他の通路を介して、穴から除かれる。
穿孔のための流体は、第二端部から穿孔する端部へポンプで送られてもよく、又は流体が、吸引処理で第二端部の方向に排除されてもよい。
グラウト材は、岩盤にロックボルトを固定するために、穴の中へ導入されてもよい。
ロックボルトは、グラウト材を穴の中へ導入する前に、最初に、穴の中にしっかりと固定されてもよい。
上述されたいかなる形状のものであれ、穿孔部材又はロックボルトのシャフトは、例えば、円形断面を有する中空ロッドでも、円形断面を有する中実ロッドでも、非円形断面を有する中空ロッドでも、又は非円形断面を有する中実ロッドであってもよい。さらに、シャフトは、軸方向に滑らかな外側表面を、又はそれに代わるものとして、ざらざらした又はでこぼこした表面を特徴としてもよく、ざらざらした又はでこぼこした表面は、グラウト材と細長い第一部材との間の付加的な接合を提供する。
スリーブは、例えば円形断面を有する中空ロッドでも、非円形断面を有する中空ロッドでもよい。スリーブの内部と外部の表面は、滑らかであり、又はそれに代わるものとして、ざらざらした又はでこぼこした表面であってもよく、ざらざらした又はでこぼこした表面は、グラウト材とスリーブとの間、及びスリーブと岩盤面との間に付加的な接合を提供する。さらに、スリーブはグラウト材の流体とスリーブとの間に、付加的な接合を提供するために波形であってもよく、波板は、スリーブの内表面と外表面との間で圧力の伝達を提供する。波板は、螺旋状又は放射状であってもよくて、波板の幅は、スリーブの半径に比例してもよい。
シャフトは、例えば構造部材としての役割に適した鋼のような、高い引っ張り強度の材料から形成されてもよい。
シャフトは、構造部材としての、及び一度、ボルトが穿孔によって岩盤面に配置されたとしても切り離すことが出来る構造部材としての両方の役割に適した、例えばガラス繊維のような、高い引っ張り強度の材料から形成されてもよい。これは、ボルトで固定された岩盤面を、その後、掘削することが可能になる。
スリーブは、例えば金属、又は複数の細長い金属部材及び安価なプラスチック管の複合体のような材料から構成されてもよく、拡張さやとの係合を可能にするために、十分な長手方向の軸剛性を有している。これに代わるものとして、スリーブは、不連続な鋼製の端部カラーを備えるプラスチック管から成ってもよい。
アクセス導管とシャフトは、鍛造されてもよい。
ある実施形態において、シャフトの第一端部は、ドリルビット手段を含み、ドリルビット手段は、穿孔作業とグラウト作業の間に、材料の流入と流出を可能にするための少なくとも一つのアクセス導管を含んでもよい。
スリーブは、金属、又は複数の細長い金属部材と廉価なプラスチック管の複合体のような材料を含んでもよい。代替として、スリーブは、プラスチック管を含んでもよい。好ましくは、プラスチック管は、ポリエチレンのような長寿命のプラスチックから作られる。プラスチックは、非腐食性であり、もしもグラウト材の中で亀裂が生じた場合、プラスチック管は、亀裂の伸展を止めるバリアとして作用し、ロックボルトの寿命を縮めることになるボルトの浸水及び腐食を不可能にする。
ある実施形態において、シャフトの第二端部は、延長シャフト(又は細長い第三部材)の第一端部にさらに装着するようになっていて、スリーブは、延長スリーブ(又は細長い第四部材)の第一端部に装着するようになっている第二端部を含んでいる。
一般的に、シャフトは、延長シャフトと共に固定された時に、少なくとも一つの回転方向で、二つのシャフトの間の相対的な回転をほぼ防止するために、延長シャフトの固定が可能であるように配置される。
ロックボルトは、上述の形状で延長シャフトと延長スリーブを付加的に含んでもよい。
穿孔装置は、第一の回転方向で岩盤を介して回転してドリルビット手段を進出するために(カラー部品を介するある形態で)、及び第一の回転方向で固定装置を機能するためにある形態で、シャフトの第二端部に取り外しが可能として接続される、回転駆動手段を含んでもよい。
代替として、穿孔装置は、第一の回転方向で岩盤を介して回転してドリルビット手段を進出するために、及び第二の反対方向の回転で固定装置を機能するために、装着手段に取り外しが可能として接続される回転駆動手段を含んでもよい。
一般的にグラウト材は、穿孔作業及び細長い第二部材の横方向の拡張の後で、シャフトとスリーブとの間のキャビティに注入される。
プレートが、シャフトに装着されてもよく、プレートは、第一の回転方向で、装着手段とシャフトとの相対的な回転を、ほぼ防止するために配置される。
さらなる態様において、本発明は、穿孔する方法を提供していて、方法は、(a)シャフトの第一端部領域の、シャフトと岩盤面、及びスリーブと岩盤面との間に大量の冷却剤を流しながら岩盤面にドリル部材を打ち込むことと(b)所望する深さの穴が穿孔されると、岩盤からドリル部材を取り除くこととからなっており、ドリル部材は、シャフトとスリーブを含み、シャフトは、岩盤を貫通するようになっている第一端部と、駆動手段を装着するようになっている第二端部とを包含する。
冷却用及び/又は洗浄用の流体は、液体(例えば水)又はガス(例えば空気)であってもよい。
冷却用及び/又は洗浄用の流体と、グラウト材の流体は、一つ又はそれ以上のアクセス導管を介して注入されてもよい。
シャフトは、岩盤を貫通する手段、例えばドリルビットを受容するようになっている第一端部を含むこともある。これは、摩損や特定の条件に適応するために、ドリルビットを交換することが可能である。
更なる態様において、本発明は、岩盤を支持する方法を提供していて、方式は、(a)シャフトとスリーブとの間のキャビティを介して、シャフトの第一端部の領域で岩盤面を通り過ぎて、冷却剤を大量に流しながら、岩盤面にロックボルトを打ち込むことと、(b)シャフトと岩盤面、及びスリーブと岩盤面のそれぞれの間にグラウト材の流体を注入することと、(c)グラウト材の流体が固化するまでの設定された時間を待つこととからなっており、ロックボルトは、シャフトとスリーブを含み、シャフトは、岩盤を貫通するようになっている第一端部と、駆動手段を装着するようになっている第二端部とを含む。
さらなる態様において、本発明は、岩盤を支持する方法を提供していて、方法は、(a)(b)(c)(d)(e)(f)の各工程から成っている。(a)は、シャフトとスリーブとの間のキャビティを介して、シャフトの第一端部の領域で岩盤面を通り過ぎて、冷却剤を大量に流しながら、岩盤面にロックボルトを打ち込む工程であって、ロックボルトは、シャフトとスリーブを含み、シャフトは、岩盤を貫通するようになっている第一端部と、駆動手段を装着するようになっている第二端部とを含んでおり、(b)は、細長い第三部材と細長い第四部材とからなる延長ロッドを供給して、シャフトの第二端部に細長い第三部材を固定することによってシャフトの長さを延長する工程であって、細長い第三部材は、少なくとも穿孔する回転方向で、シャフトと細長い第三部材との間の相対的な回転をほぼ防止するために、シャフトの第二端部と固定するようになっている第一端部を含み、細長い第四部材は、スリーブの第二端部に装着するようになっている第一端部を含んでおり、(c)は、細長い第四部材の第一端部を、スリーブの第二端部に装着することによって、スリーブの長さを延長する工程であって、(d)は、適切な深さに到達するまで、(a)、(b)及び(c)の工程を繰り返す工程であって、(e)は、シャフト、スリーブ、延長ロッド及び岩盤面のそれぞれの間にグラウト材の流体を注入する工程であって、(f)は、グラウト材の流体が固化するまでの設定された時間を待つ工程である。
方法が、シャフトを有するロックボルトを使用することをさらに含むこともあり、シャフトは、岩盤を貫通するようになっている第一端部と、横方向に拡張するようになっているスリーブの一部分よりも大きな横方向の寸法の一部分をまた含んでいる。
方式は、めネジ山が切られたカラーを介して、ロックボルトに張力を作用することをさらに含むこともある。
冷却用の及び/又は洗浄用の流体、及びグラウト材の流体は、一つ又はそれ以上のアクセス導管を介して注入されてもよい。
方法は、細長い第三部材と細長い第四部材との間に広がるキャビティを介して、シャフトとスリーブとの間にあるキャビティへ、及びシャフトの第一端部の領域の岩盤面を通過して、洗浄用、冷却用、及びグラウト材の流体を流すことを、さらに含むこともある。
方法で使用されたロックボルトのスリーブは、横方向に拡張するようになっている固定装置を追加的に含んでもよい。この場合に、(b)の工程より以前に、スリーブは、横方向に拡張するようになっている固定装置を横方向に拡張させ、岩盤面にボルトを保持するために、シャフトの第一端部に向かって長手方向に動かされてもよい。長手方向の運動は、シャフト及び/又はスリーブの回転によって引き起こされてもよく、これによって、シャフトがシャフトの第一端部の方向へスリーブを押すことになる。
長手方向の運動が、シャフトとスリーブの相対的な回転により引き起こされてもよく、スリーブをシャフトの第一端部の方向に押して、横方向の拡張するようになっている部分が拡張する。
ロックボルトが、そこでシャフトのさらに相対的な回転によって張力を作用させてもよい。
本発明の実施形態は、例証のみの方法で、添付された図面を参照してここに述べられる。図面と実施形態の詳細が、本発明の上述の一般性に取って代わるものでないことは、理解されるべきだろう。
図1aは、細長い第一部材又はシャフト、11及び細長い第二部材又はスリーブ、12を含む、本発明の実施形態のロックボルト10を示している。
細長い第一部材11は、細長い第二部材12の少なくとも部分的に長手方向の内側に配置されている。細長い第一部材11は、第一端部13と第二端部14を含んでいる。第一端部13はボルト10の第一端部であり、手段の形態においては、本実施形態の岩盤を貫通するようになっているドリルビットである。第二端部14はボルトの第二端部であり、おネジ山が切られ、カラー部品15を装着する。カラー部品15はめネジ山又は補完する内側のネジ山を有し、めネジ山は、図1bに示される六角形の係合領域によって、駆動手段を装着するようになっている。細長い第二部材12は、拡張さや16の形状において、固定装置の設備を介してその長さの少なくとも一部分に沿って、横方向に拡張するようになっている。
図2に示されるように、操作中に、図1のロックボルト10は、穿孔装置(図示されていない)を、めネジ山が切られたカラー部品15に取り付けて、カラー部品15と細長い第一部材11とドリルビット手段13を回転させることによって、岩盤壁に打ち込まれる。細長い部材11と12との間の、導管、キャビティ、又は通路、17が備えられ、穿孔作業の間、水又は空気を運ぶために使用される。これにより、穿孔による残留物は洗い流され、ドリルビット手段13の温度を下げる。穿孔作業とロックボルト10の岩盤への挿入の後に、内部にネジ山が切られたカラー部品15は、反対に回転され、めネジ山が切られたカラー部品15に補完するおネジ山に沿って、細長い第一部材11の第一端部13に向かって進出する。軸方向の力によるカラー部品15の進出は、細長い第二部材12の第一端部に向かって同一線上に進出することになる。細長い第二部材12の進出は、本実施形態では拡張さや16となっている固定装置が、拡張さやの非拡張時の横方向の寸法より大きな横方向の寸法を有する、細長い第一部材の一部分と係合に至る。この係合によって生じた横方向の力は、拡張さや16の横方向に拡張した形状となって変形を生じ、それ故、ロックボルト10をドリルビット手段13によって穿孔された穴に締め付けて動けなくする。拡張さや16の形状をした固定装置は、細長い第二部材12にスリット形状の弱い部分を少なくとも一つ組込んでいる。細長い第一部材11の第二端部14は、ネジ山が切られたカラー部品15が外れないように(例えば、細長い第一部材11の端部を介して装着された、平形くさび又はスプリングピンのようなピンを備えることによって)適応している。
グラウト材はまた、細長い部材の間の導管、キャビティ、又は通路17に、付加的な補強のために注入される。
図3a、b、cは、本発明の実施形態のロックボルト20を示していて、細長い第一部材又はシャフト、21及び細長い第二部材又はスリーブ、22を含んでいる。細長い第一部材の第一端部21は、岩盤貫通手段又はドリルビットのような、くさび形の切断ヘッドの形状の一体化ドリル先端具23を含んでいる。ドリル先端具は細長い第二部材の範囲より大きな範囲で、ボルトの軸から半径方向に広がっている。細長い第一部材21の第二端部は、おネジ山を切った部分24を含んでいて、おネジ山に、めネジ山の又は補完する内側のネジ山が切られたナット又はカラー部品、25を装着する。細長い第二部材22は、一つの端部に配置された、低強度の壁及びより高強度の拡張さや又は固定装置、27を有する細長い中空のチューブ26から成っている。細長い、第一と第二の部材21、22の第一端部は、ボルト20の第一端部に対応する。
図3aは、細長い第二部材22から切り離された細長い第一部材21を示している。
図3bは、ドリル先端具23及び、ドリル駆動手段又はナット25に作用する穿孔装置(図示されていない)によって、第一の回転方向で壁の中へ打ち込まれるロックボルトを示す。細長い部材21の端部は、ナット25が外れないように(例えば、細長い部材21の端部に装着されるワッシャーを備えることによって)適応する。細長い第一部材21は、拡張さや27の上に突き出ているドリル先端具23を備えた細長い第二部材22の範囲で部分的に配置さる。ドリル先端具23は、細長い第一部材21及び細長い部材22の両方を受容するために、十分な大きさの穴を穿孔する大きさになっている。所望する深さにおいて、ナット25は、第二の回転方向で、ナット25を回すことによって締められる。締付けナット25が、細長い第二部材22と隣接するワッシャー28を押すために、ワッシャー又は合口部材、28は、壁に穿孔された穴よりも大きく広がっていて、細長い第二部材22の拡張さや27にドリル先端具23との隣接を促進する。ワッシャー28は、ボルトの第一端部の方向に面する合口表面を有して、ボルトの軸から半径方向にドリル先端具23よりも大きな距離を突き出している。ドリル先端具23は、拡張さや27の内径寸法よりも大きな外径寸法で広がる部分を有していて、これによって、締付けナット25が、ドリル先端具23対して拡張さや27を圧迫するにつれて、拡張さや27は、ドリル先端具23に適応するために拡張して、この拡張により、拡張さや27は、穴の側面に接することを強いられる。図3cは、細長い中空チューブ26を用いるこの手順の最終段階のロックボルト20を示していて、細長い中空チューブ26は、チューブに作用する軸方向の力によって、ゆがめられ、又は変形された低強度の壁と、穴の壁と接触するように拡張されたより高強度の拡張さや27を有する。
図4aは、本発明の実施形態の別のロックボルト30を示している。ロックボルト30は、細長い第一部材又はシャフト、31及び細長い第二部材又はスリーブ、32から成っている。細長い第一部材又はシャフト、31は、細長い第二部材32の部分的に長手方向の内側に配置される。細長い第一部材31は、おネジ山33を備える第一端部と、図4aのC-C矢視に沿った断面図の図4bの平面図で示される、駆動要素又は装着手段、35を備える第二端部とを含んでいる。図4bに示されているように、駆動要素35は、アクセス穴又は導管、36によって囲まれている。細長い第二部材32は、第二端部39に配置される拡張さや38の形状で、固定装置を含んでいる。岩盤を貫通する手段又はドリルビットは、ドリル先端具40の形状をしていて、おネジ山33に螺合するネジ山41が、内側に切られていて、ネジ山41に隣接するアクセス穴42と中央洗浄用穴43とを含んでいる。これらは、それぞれA-A矢視とB-B矢視に沿った図4cと図4dの断面図で示される。おネジ山33は、ドリル先端具40の逆回転を防止するために、細長い第一部材31の第一端部で、軸に直角に置かれたプレート部材45を含んでいる。ドリル先端具40は、先細の下方端部44を包含する。ドリル先端具40は、おネジ山33を介して第一端部に装着される。ドリル先端具40は、拡張さや38を越えて突き出していて、ロックボルト30を受容するために十分な直径の穴を穿孔する寸法になっている。洗浄用穴又は導管、43及びアクセル穴36と42は、穿孔工程を支援するために、穿孔作業中の材料の流入及び流出を可能にする。穿孔作業は、駆動要素35に穿孔機又は装置を取付けることによって作動する。必要な深さの穴が穿孔されると、穿孔機は反転し、ネジ山41に第一端部37のおネジ山がねじ込まれ、ドリル先端具40を拡張さや38へ押し付けて、拡張さや38を拡張させる。プレート部材45は、穿孔作業中にドリル先端具40が外れて、細長い第一部材が回転することを防止するために、ドリル先端具40のどのようなさらなる相対的な回転も抑制する。
図5aは、本発明のさらなるロックボルト50を示す。ロックボルト50は、細長い第一部材又はシャフト、51、及び細長い第二部材又はスリーブ、52を含んでいる。細長い第一部材51は、細長い第二部材52の部分的に長手方向の内側に配置される。細長い第一部材51は、第一端部53と第二端部54を含んでいて、第二端部54は、ドリル駆動手段又は穿孔装置(図示していない)を受容することが出来る、ナット又はカラー部品、54aを受容するようになっている。第二端部54は、ナット54aが外れないために装着された、軸と垂直方向に置かれたプレート部材55を含んでいる。細長い第一部材51もまた、長手方向の溝56を含んでいる。ドリルビット手段60の形状の岩盤を貫通する手段は、端部61で細長い第一部材51の第一端部53に突合せ溶接するようになっている。ドリルビット手段60は、切断ヘッド又はドリル先端具、62、及びおネジ山64を含んでいて、おネジ山64は、先細のカラー又は係合表面、63の内側にある、めネジ山65に螺合する。先細のカラー63の幅の広い部分は切断ヘッド62に向かって配置され、幅の狭い部分は、端部61に向かって配置されていて、アクセス穴又は導管、66を含んでいる。さらに、ドリルビット手段60の先細のカラー63は、導管67及びめネジ山65を含んでいて、図5aのA-A矢視に沿った断面図で示される。ドリルビット手段60は、端部53に突合せ溶接される。ドリルビット手段60は、細長い第二部材52の第一端部57を越えて突き出ている。先細のカラー63の下方端部は、先細のカラー63の幅が、細長い第二部材52の内径と一致するまで、ドリルビット手段60が、細長い第二部材52の内側を通過することを可能にする。ドリルビット手段60は、ロックボルト50を受容するのに十分な直径の穴を穿孔する寸法になっている。溝又は導管、56は、穿孔工程を支援するために、穿孔作業中に、材料の流入と流出を可能にする。穿孔作業は、穿孔装置をナット54aに装着することによって駆動する。必要な深さの穴が穿孔されると、ドリル装置は逆回転して、ナット54aをワッシャー又は合口部材、58に、そしてワッシャー58を壁に押し付ける。ナット54aの逆回転を続けると、細長い第二部材をその位置に残したままで、細長い第一部材51を壁から引き戻すことによって、先細のカラー63を細長い第二部材52の第一端部57に押し付ける。これにより固定装置又は端部57は拡張して穴の壁に係合する。
図6aは、本発明の五番目の実施形態のロックボルト70を示している。ロックボルトの部品で、三番目の態様の部品と一致しているところは、図5aの符番が使用される。ロックボルト70は、細長い第一部材又はシャフト、71、及び細長い第二部材又はスリーブ、72を含んでいる。細長い第一部材71は、細長い第二部材72の部分的に長手方向の内側に配置される。細長い第一部材71は、第一端部73Aと第二端部73Bを含んでいて、第二端部73Bは、ドリル駆動手段(図示していない)を受容出来るナット又はカラー部品、54aを受容するようになっている。第二端部73Bは、ほぼT字形の穴55Aを含み、穿孔工程を支援するために穿孔作業中、材料の流入と流出を可能にする。細長い、第一と第二の部材71と72の第一と第二の端部は、ロックボルト70の第一と第二の端部に対応している。ナット54aが外れないように、且つナット54aを回転させることがすなわち細長い第一部材を回転させることになるように、ナット54aは、細長い第一部材71に溶接される。細長い第一部材71の第一端部73Aは、ドリルビットの形状で、岩盤を貫通するようになっている手段74を含む。ドリルビット手段74は、切断ヘッド又はドリル先端具75と、洗浄用の及びグラウト材の流体のための復路を備える導管76とを含んでいて、A-A矢視に沿った図6cの断面図で示される。ドリルビット74は、例えばロー付け、突合せ溶接、鍛造、又はその類似の方法で、細長い第一部材71の第一端部73Aに適切に装着される。ドリルビット74は、細長い第二部材72の端部73Cを越えて突き出る。ドリルビット74は、ロックボルト70を受容するのに十分な直径の穴を穿孔する寸法になっている。細長い第二部材71は波形になっていて、波形は細長い第二部材71の内表面と外表面との間の圧力を伝達する。この波形は、螺旋状でも放射状でもよく、波形の深さは細長い第二部材の半径に比例する。図6dは、細長い第二部材72の波形を詳細に示す。細長い第二部材は、その内側表面と外側表面に波形を有していて、波形はその頂点79aと谷79bによって画定される。波板は、図6dの概念上の中心軸が頂点79aと谷79bの両方の領域に入るように、十分な振幅を持っている。
上記で述べたそして以下に述べるどの実施形態に従うボルトであっても、波形の細長い第二部材を含んでよい。
細長い第二部材72は、例えば、先細のカラー又は係合表面、ワッシャー又は合口部材等によって、適切に然るべき位置に維持される。穿孔作業は、穿孔機又は装置(図示されていない)をナット54aに装着することによって駆動し、第一の回転方向で細長い第一部材71とドリルビット74を回転させる。岩盤にドリルビット手段を係合させることは、穿孔装置の回転運動に連動して、岩盤面に対して長手方向の(軸方向の)圧力を掛けることを必要とする。穿孔作業中、ドリルビット74は冷却剤によって冷却され、冷却剤は岩盤面と細長い第二部材72との間の第二キャビティ78に注入される。冷却剤は、岩盤面と第二部材との間の第二キャビティ78に流入し、また流出する。必要な深さの穴が穿孔されると、グラウト材の流体が第一と第二の部材との間の環状の第一キャビティ又は通路、77へ、第一キャビティ77がグラウト材の流体で満杯になるまで注入される。グラウト材の流体はまた、第二キャビティ78に注入されてもよい。冷却液もまた、第一キャビティへ注入され、又は流出してもよい。第一キャビティと第二キャビティとの間に循環路が出来きてもよい。ボルト70はそこで、グラウト材の流体の中に固化のために残される。概ね、細長い第一部材のT字型導管のようなものは、示された本発明のどの実施形態にも使用することが出来るだろう。このような導管は、ナットを細長い第一部材に固定するために、割りピンが使用されない場所で特に使用される。
図7aは、本発明の六番目の実施形態の別のロックボルト80を示す。ロックボルトの部品が、五番目と六番目の態様の部品と一致するところでは、図5aと6aの符番が使用される。ロックボルト80は、細長い第一部材又はシャフト、81、及び細長い第二部材又はスリーブ、82を含んでいる。細長い第一部材81は、細長い第二部材82の部分的に長手方向の内側に配置される。好ましくは、拡張可能な端部カラー87は、鋼のような高圧縮強度の材料から作られる。細長い第一部材81は、第一端部83Aと第二端部83Bを含んでいて、第二端部83Bは、穿孔駆動手段又は穿孔装置(図示されていない)を受容することが出来る、ナット又はカラー部品、54aを受容するようになっている。細長い第二部材82の第一端部83Aは、拡張可能な端部カラー87の形状の固定器具を含んでいて、端部カラー87が拡張して、穿孔された穴の側面に接する。第二端部83Bは、割りピン又はスプリングピンのような軸と垂直方向に配置されたピン55Aを含んでいて、これは、ナット54aの下で細長い第一部材81を介して設置される。これにより、一方向にナット54aを取り外すことが出来ず、且つナット54aを回転させることはまた、細長い第一部材81も回転させる。細長い第一部材81はまた、長手方向の溝56の形状のアクセス導管を含む。細長い第一部材81の第一端部83Aは、岩盤を貫通するようになっているドリルビット手段84を含む。
ドリルビット手段84は、切断ヘッド又はドリル先端具、85、及び先細のカラー又は係合表面、86を含む。先細のカラー86の幅の広い部分は、切断ヘッド85に向いて、幅の狭い部分は、端部カラー87に向いて配置され、アクセス穴又は導管、87Aを含んでいる。さらに、ドリルビット手段84の先細のカラー86は、半径寸法より小さな導管90を含んでいて、先細のカラー86のその他の部分は、洗浄用の及びグラウト材の流体のための復路を備えている。これは図7aのA-A矢視に沿った断面図で示される。ドリルビット手段84は、例えば、ロー付け、突合せ溶接、鍛造、又はその類似の方法によって、先細のカラー86に適切に装着される。先細のカラー86は、細長い第二部材82の端部83Cを越えて突出する。先細のカラー86の下方端部は、カラー86の幅が細長い第二部材82の内径とぴったり一致するまで、先細のカラー86が細長い第二部材の内側を通過することを可能にする。ドリルビット手段84は、ロックボルト80を受容するのに十分な直径の穴を穿孔する寸法になっている。溝56の形状のアクセス導管は、穿孔工程を支援するために、穿孔作業中、材料の流入及び流出を可能にする。穿孔作業は穿孔機、又は装置(図示されていない)を、ナット又はカラー部品、54aに装着することによって駆動させ、第一の回転方向に細長い第一部材81及びドリルビット手段84を回転させる。岩盤にドリルビット手段84を係合するには、穿孔装置の回転運動に連動して、岩盤面に対して長手方向の(軸方向の)圧力を掛けることが必要である。穿孔作業中、ドリルビット手段84は、細長い第一部材81の第二端部83Bで、アクセス導管56を介して注入される、冷却剤によって冷却される。冷却剤は、細長い、第一と第二の部材との間の第一キャビティ又は通路、88に流入し、ドリルビット手段84のアクセス導管87A及び洗浄用穴91を介して第一キャビティ88から流出して、その後で岩盤面と細長い第二部材82との間の第二キャビティ89にフラッシュバックされる。必要な深さの穴が穿孔されると、ナット54aをワッシャー58に押し付け、ワッシャー58を壁に押し付けるために、穿孔機は逆回転して、ワッシャー58が細長い第二部材82を先細のカラー86に押し付ける。代替として、ナット54aをワッシャー58に押し付け、ワッシャー58を壁に押し付けるために、穿孔機はさらに回転して、ワッシャー58が細長い第二部材82を先細のカラー86に押し付ける。穿孔及び岩盤の中にロックボルトの挿入に続いて、グラウト材の流体が、細長い第一部材81の第二端部83Bで、アクセス導管56を介して注入される。グラウト材の流体は、第一と第二の部材の間の第一キャビティ88又は通路、88に流入し、ドリルビット手段84のアクセス導管87Aと洗浄用穴91を介して、第一キャビティ88から流出して、その後で、岩盤面と細長い第二部材82との間の第二キャビティ89を通ってワッシャー58の方向にフラッシュバックされる。グラウト材の流体は、両キャビティ88と89が、グラウト材の流体で満杯になるまで注入され、ボルト80はこの時、グラウト材の流体の中に固化のために残される。グラウト材の流体が固化すると、ロックボルトは、めネジ山が切られたカラーを使用して、随意に張力を作用させることが可能になる。
図8a、8b、及び8cは、本発明の七番目の実施形態のロックボルト20を示している。ロックボルトの部品が、第二態様の部品に一致するところでは、図3の符番が使用される。ロックボルト20は、細長い第一部材又はシャフト、21、及び細長い第二部材又はスリーブ、22を含んでいる。細長い第一部材21の第一端部は、岩盤を貫通する手段として、くさび形の切断ヘッドの形状をした一体化ドリル先端具23を含んでいる。細長い第二部材21の第二端部は、おネジ山が切られた部分24を含んでいて、それに、めネジ山が切られた、又は補完する内側のネジ山を備えるカラー部品25を装着する。細長い第二部材22は、低強度の壁と、一方の端部に配置された高強度の端部カラー又は固定装置、99を有する細長い中空管26から成っている。
図8aは、細長い第二部材22から分離された細長い第一部材21を示す。
図8bは、ドリル先端具23とドリル駆動手段(図示されていない)によって、第一の回転方向で壁の中に穿孔するロックボルト20が示されて、ドリル駆動手段はカラー部品25によって提供される装着手段によって機能する。細長い部材21の端部は、(例えば、細長い部材21の端部に取付けられるプレートを備えることによって、)カラー部品25が外れないように適応する。細長い第一部材21は、端部カラー99を越えて突き出るドリル先端具23を有する細長い部材22の範囲内に部分的に配置される。ドリル先端具23は、細長い第一部材21と細長い第二部材22の両方を受容するのに十分な大きさの穴を穿孔することが出来る寸法である。所望される深さにおいて、カラー部品25は締付けられる。ワッシャー又は接合部材、28は壁に穿孔された穴より大きく広がっている。これにより、締まっているカラー部品25は、ワッシャー28を押して細長い第二部材22と隣接し、そこで細長い第二部材22も押されて、端部カラー99に隣接する。ドリル先端具23は、外径寸法が端部カラー99の内径寸法よりも大きな広がり部分を有している。これにより締まっているカラー部品25が、細長い第二部材22を端部カラー99に押し付けるから、細長い第二部材22は、細長い第一部材21の第一端部の方向で、それに掛かる軸方向の力によってゆがむ又は変形して、細長い第二部材が穿孔された穴の側面に接触させられる。図8cは、細長い中空管26を用いるこの手順の最後におけるロックボルト20を示していて、細長い中空の管26は、この管に作用する力によってゆがむ強度の低い壁を有していて、穴の壁と接触する。穿孔作業と岩盤へロックボルト20の挿入に続き、グラウト材の流体が細長い第一部材21の第二端部96にあるアクセス導管92を介して注入される。グラウト材の流体は、第一と第二の部材の間の第一キャビティ又は通路、97に流入し、ドリル先端具23にあるアクセス導管93及び、洗浄用穴又は導管、94を介して第一キャビティ97から流出して、その後に、岩盤面と細長い第二部材22との間の第二キャビティ98の中を、ワッシャー又は接続部材、28の方向にフラッシュバックする。グラウト材の流体は、両方のキャビティ97と98がグラウト材の流体で充満するまで注入され、ボルト20は、グラウト材の流体の中に固化のために残される。
図9aは、本発明の第八実施形態のドリル100を示す。このドリル100は、細長い第一部材又はシャフト、101、及び細長い第二部材又はスリーブ、102を含んでいる。細長い第一部材は、細長い第二部材102の部分的に長手方向の内側に配置される。細長い第二部材は第一と第二の端部、103Cと103Dを有している。細長い第一部材101は、第一端部103Aと第二端部103Bを含み、第二端部103Bは、装着手段として、ドリル駆動手段、例えば、穿孔装置(図示されていない)を受容することが出来る駆動要素104を含んでいる。駆動要素104を回転させると、細長い第一部材101もまた回転する。細長い第一部材101の第二端部103Bは、さらにおネジ山105を含んでいる。細長い第一部材101の第一端部103Aは、岩盤を貫通するようになっているドリルビット手段106を含んでいる。あるいは第一端部103Aは、岩盤を貫通するためのドリルビット手段を受容するようになっていてもよい。ドリルビット手段106は、切断ヘッド又はドリル先端具、107、及び中央洗浄用穴109を包含する。ドリルビット手段106は、洗浄用の及びグラウト材の流体ための復路となる導管108を包含し、図9aのA-A矢視に沿った断面図に示される。ドリルビット手段106は、例えばロー付け、突合せ溶接、鍛造、又はその類似の方法によって細長い第一部材101に、適切に装着される。
穿孔作業は、穿孔機械(図示されていない)を駆動要素104に装着することによって駆動されて、第一の回転方向に細長い第一部材101及びドリルビット手段106を回転する。岩盤とドリルビット手段106の係合には、穿孔装置の回転運動に連動した岩盤面に対して長手方向の圧力を加えることが必要である。穿孔作業の間、ドリルビット手段106は冷却剤により冷却される。この冷却剤は、細長い、第一と第二の部材101、102の間にある第一キャビティ又は通路、110Aに注入される。冷却剤は、中央洗浄用穴又は導管、109を介して第一キャビティ110Aに流入し、導管108を通過して、岩盤面と第二部材との間の第二キャビティ110Bから流出する。あるいは、流れの方向を逆にすることも出来る。必要な深さの穴か穿孔されると、穿孔機械は穴から取り除かれ、穴は、例えば、爆薬や補強ケーブルを挿入するために使用することが出来る。ドリル100は、それからさらに深い穴を穿孔するために使用することが出来き、ドリルビット手段106は、必要な時には、例えば、磨耗した切断ヘッド又はドリル先端具、107の交換のために、又は様々な穿孔作業条件に対して、さらなるドリルビット手段106と交換することが出来る。
図10aは、本発明のさらなる実施形態のロックボルト111を示していて、細長い第一部材又はシャフト、112、及び細長い第二部材又はスリーブ、113とを包含する。細長い第一部材112は、第一と第二の端部、114Cと114Dを有する細長い第二部材113の部分的に長手方向の内側に配置される。細長い第一部材112は、第一端部114Aと第二端部114Bを包含し、第二端部114Bは、装着手段として、例えば、穿孔装置(図示されていない)のようなドリル駆動手段を受容できる駆動要素115を包含している。駆動要素115が回転すると、細長い第一部材112もまた回転する。細長い第一部材112の第二端部114Bは、図10bに示される細長い第三部材112Bの第一端部121Aのめネジ山122を回転して固定をする、おネジ山116をさらに包含する。細長い第一部材112の第一端部114Aは、岩盤を貫通するようになっているドリルビット手段117を包含する。あるいは、第一端部114Aは、岩盤を貫通するためのドリルビット手段を受容するようになっていても良い。ドリルビット手段117は、切断ヘッド又はドリル先端具、118を包含する。ドリルビット手段117は、図10aのA-A矢視に沿った断面図に示される、洗浄用の及びグラウト材の流体のための復路となる導管119を包含する。ドリルビット手段117は、細長い第一部材112に、例えばロー付け、突合せ溶接、鍛造、又はその類似の方法によって、適切に装着される。あるいは、第一端部114aは、岩盤を貫通するためのドリルビット手段を受容するようになっていてもよい。ドリルビット手段117は、ロックボルト111を受容するのに十分な直径の穴を穿孔する寸法になっている。
図10bは、延長ロッド120を示していて、細長い第三部材112B及び細長い第四部材113Bを包含する。細長い第三部材112Bは、細長い第四部材113Bの部分的に長手方向の内側に配置される。細長い第四部材113Bの第一端部121Cは、図10aの細長い第二部材113の第二端部114Dに固定されるようになっている輪郭をかたどるリップを包含する。さらに、細長い第四部材113Bの第二端部121Dは、細長い第六部材(図示されていない)の第一端部に固定されるようになっている輪郭をかたどるリップを包含する。細長い第三部材112Bは、第一端部121Aと第二端部121Bを含み、第二端部121Bは装着手段としてドリル駆動手段(図示されていない)を受容することが出来る駆動要素123を包含している。駆動要素123が回転すると、細長い第三部材112Bもまた回転する。細長い第三部材112Bの第一端部121Aは、めネジ山122を含み、めネジ山122は、第一の回転方向に図10aのおネジ山116と係合し、回転して固定する。細長い第三部材112Bの第一の方向の回転が、細長い第一部材112に同一方向の回転を引き起こすように、細長い第三部材112Bは細長い第一部材112に固定される。このようにして、第一の回転方向にある細長い第三部材の回転は、ドリルビットを回転して穿孔作業が行われる。細長い第三部材112Bの第二端部121Bは、おネジ山124を含み、おネジ山124は、細長い第一部材と細長い第三部材との間を固定するのと同一の方法で、細長い第五部材(図示されていない)の第一端部のめネジ山を回転して固定する。
図11aは、本発明の前述の実施形態の代替となるロックボルト130を示す。ロックボルト130は、細長い第一部材又はシャフト、131、及び細長い第二部材又はスリーブ、132を包含する。細長い第一部材131は、細長い第二部材132の部分的に長手方向の内側に配置される。細長い第二部材132は、第一端部133Cと第二端部133Dを包含する。細長い、第一と第二の部材131と132の第一端部は、ロックボルト130の第一端部に対応する。細長い第二部材132は、拡張さや又は固定装置、136Aの設備を介して、少なくともその長さの一部に沿って、横方向への拡張の形で変形するようになっている。細長い第一部材131は、第一端部133A及び第二端部133Bを含み、第二端部133Bはドリル駆動手段(図示されていない)を受容することが出来る、駆動要素134を受容するようになっている。細長い第一部材131の第二端部133Bは、ナット又はカラー部品(図示されていない)をさらに受容するようになっている。駆動要素134が回転すると、細長い第一部材131もまた回転する。装着手段としての細長い第一部材131の第二端部133Bは、おネジ山135をさらに含み、おネジ山135は、図11bに示すように、細長い第三部材131Bが第一の方向に回転する時に、細長い第三部材131Bの第一端部143Aのめネジ山147を回転して固定する。細長い第一部材131の第一端部133Aは、岩盤を貫通するようになっているドリルビット手段137を包含する。あるいは、第一端部133Aは、岩盤を貫通するためのドリルビット手段を受容するようになっていてもよい。ドリルビット手段137は、切断ヘッド又はドリル先端具、138、及び先細のカラー又は係合表面、136を包含する。先細のカラー136の幅の広い部分は、切断ヘッド138の方向に、幅の狭い部分は、細長い第二部材132の第一端部133Cの方向に配置される。さらに、ドリルビット手段137の先細のカラー136は、洗浄用の及びグラウト材の流体の復路となる導管139を含んでいて、導管139は図11aのA-A矢視に沿った断面図で示される。ドリルビット手段137は、例えば、ロー付け、突合せ溶接、鍛造、又はその類似の方法によって、細長い第一部材131に適切に装着される。あるいは、第一端部133Aは、岩盤を貫通するためのドリルビット手段を受容するようになっていてもよい。ドリルビット手段137は、細長い第二部材132の端部133Cを越えて突き出ている。先細のカラー136の低い方の端部は、先細のカラー136の幅が細長い第二部材132の内径に一致するまで、ドリルビット手段137を細長い第二部材132の内側に進行させることが出来る。ドリルビット手段137は、ロックボルト130を受容するのに十分な直径の穴を穿孔する寸法になっている。
図11bは延長ロッド140を示し、細長い第三部材131B及び細長い第四部材132Bを包含する。細長い第三部材131Bは、細長い第四部材132Bの部分的に長手方向の内側に配置される。細長い第四部材132Bの第一端部143Cは、図11aの細長い第二部材又はスリーブ、132の第二端部133Dに固定されるようになっている輪郭をかたどるリップを包含する。さらに細長い第四部材132Bの第二端部143Dは、細長い第六部材(図示していない)の第一端部に固定されるようになっている輪郭をかたどるリップを包含する。細長い第三部材131Bは、第一端部143A及び第二端部143Bを含んでいて、第二端部143Bは、装着手段としてドリル駆動手段(図示されていない)を受容することが出来る駆動要素144を包含する。細長い第三部材131Bの第二端部143Bはさらに、ナット又はカラー部品、145を受容するようになっている。駆動要素144が回転すると、細長い第三部材131Bもまた回転する。細長い第三部材131Bの第一端部143Aは、めネジ山147を含んでいて、上述したように、めネジ山147は、図11aのおネジ山135と係合し、回転して固定する。細長い第三部材131Bの第一の方向の回転が、細長い第一部材131に同一方向の回転をひき起こすように、細長い第三部材131Bは細長い第一部材131に固定される。このようにして、細長い第三部材が第一の方向に回転すると、ドリルビット手段も回転し、穿孔作業が行なわれる。細長い第三部材131Bの第二端部143Bは、細長い第五部材(図示されていない)のめネジ山を回転して固定するためのおネジ山146を包含する。
上述と同様の方法で、さらなる延長ロッドの接続によって、さらなる延長部分が挿入されて可能になることは、正しく認識されるだろう。それぞれの延長ロッドは好ましくは、さらなる同一の延長ロッドを、いずれか一方で又は各々の端部で受容し、上述したような、さらに深いボルト穴を穿孔するために機能することが出来るようになっている。加えて、浅いボルト穴を完成するには、たった一つの延長ロッドを使用するだけで可能である。本発明の実施形態のロックボルトは、上述したように、細長い、第一と第二の部材と一つ又はそれ以上の延長部分との組合せからなる。
以前の実施形態の何れにも従うボルトは、上述したような延長ロッドと連結されてもよい。
穿孔作業は、図10aの駆動要素115に備わる装着手段又はカラー部品に、穿孔機械又は装置(図示されていない)を装着することよって駆動され、細長い第一部材112及びドリルビット手段117は、第一の回転方向に回転する。岩盤とドリルビット手段117との係合には、穿孔装置の回転運動と連動して、岩盤面に対する長手方向(軸方向)の圧力をかけることが必要である。穿孔作業の間、ドリルビット手段117は、岩盤面と第二部材113との間の第二キャビティ110Bに注入される冷却剤で冷却される。冷却剤はそれから、細長い第一部材112と細長い第二部材113の間の第一キャビティ又は通路、110Aに流入し、また流出して戻る。
あるいは、冷却剤は、細長い第一部材112と細長い第二部材113との間の第一キャビティ110Aに注入され、岩盤面と細長い第二部材113との間の第二キャビティ110Bを経由して戻ってもよい。
ボルトの長さは、ロックボルト111を延長するための図10bの延長ロッド120を使用して延長される。延長ロッド120は穿孔作業によって、細長い第一部材112の第二端部114Bに装着される。穿孔作業は、穿孔機械又は装置(図示されていない)を、延長ロッド120の駆動要素123に備わる装着手段に装着することによって駆動され、細長い第三部材112Bは第一の回転方向に回転する。細長い第四部材113Bの第一端部121Cは、それからバネ式接続金具のような装着手段によって、細長い第二部材113の第二端部114Dに取付けられる。
ここに、駆動要素123に備わる装着手段に穿孔機械(図示されていない)を装着することによって、連結された細長い第一部材112と細長い第三部材112Bとドリルビット手段119が第一の回転方向に回転して、穴の深さは延伸される。穿孔作業の間、ドリルビット手段119は、冷却剤を用いて冷却され、冷却剤は、岩盤面と細長い第一部材112との、及び岩盤面と細長い第三部材112Bとの間に広がる第二キャビティ110Aに注入される。冷却剤は、岩盤面と第一部材112との、及び岩盤面と第三部材112Bとの間の第一キャビティ110A、並びに岩盤面と第二部材113との、及び岩盤面と第四部材113Bとの間の第二キャビティ110Bに流入し、また流出する。
必要な深さの穴が穿孔されると、グラウト材の流体が、連結された細長い、第一と第三の部材112と112B、及び連結された細長い、第二と第四の部材113と113Bの間にある第一キャビティ110Aに、満杯になるまで注入される。グラウト材の流体はまた、岩盤面及び連結された細長い、第二と第四の部材の間にある第二キャビティ78にも注入される。そこで延長されたボルト111と120は、グラウト材の流体の中に固化のために残される。一つの循環路が形成されてもよくて、グラウト材が第一と第二のキャビティ、110Aと78のいずれか一つを通過し、細長い第一部材の第一端部の領域でもう一方を通過して、両方のキャビティが満杯になる。
図11の延長可能なボルトは、図10を参照して述べられたのと同様の方法で、穿孔される。しかし、必要な深さの穴が穿孔された時に、ナット又はカラー部品、145が、細長い第三部材131Bのおネジ山に沿って回転され、その結果、ナット145を細長い第三部材131Bの第一端部143Aの方向に進出させて、細長い第四部材132Bを前進する(その結果、装着された細長い第二部材132となる)。ナット145の回転を続けると、ナット145は、カラー136の先細り部分を細長い第二部材又はスリーブ、132の第一端部133Cに押し付けて、その結果、拡張さや136Aが拡張して、穴の壁と係合する。
上述と同様の方法で、さらなる延長ロッドの接続によって、さらなる延長部分が挿入されて可能になることが、正しく認識されるだろう。それぞれの延長ロッドは好ましくは、さらなる同一の延長ロッドを、いずれか一方で又は各々の端部で受容し、上述したような、さらに深いボルト穴を穿孔するために機能することが出来るようになっている。加えて、浅いボルト穴を完成するには、たった一つの延長ロッドを使用するだけで可能である。
より浅いボルト穴を完成するために、図11aのたった一つのロックボルト130を使用することが可能であることは、正しく認識されるだろう。ナット145(図11aには示されていない)は、細長い第一部材131のおネジ山135に装着される。ナット145は、細長い第一部材端部131のおネジ山に沿って回転され、その結果ナット145を細長い第一部材131の第一端部133Aの方向に進出させて、細長い第二部材132を前進させる。ナット145の回転を続けると、カラー136の先細り部分を細長い第二部材132の第一端部133Cに押し付けて、その結果、拡張さや136Aが拡張して穴の壁と係合する。
先に述べられた、部品の特定な組立及び配置において、様々な変更及び/又は追加が、本発明の精神又は範囲から逸脱することなくなされてもよいことは、正しく認識されるだろう。
図1aは、本発明のロックボルトを示す。 図1bは、本発明のロックボルトを示す。 図2は、拡張さやと係合したロックボルトを示す。 図3aは、本発明の代替ロックボルトを示す。 図3bは、本発明の代替ロックボルトを示す。 図3cは、本発明の代替ロックボルトを示す。 図4aは、本発明のさらなる代替ロックボルトを示す。 図4bは、本発明のさらなる代替ロックボルトを示す。 図4cは、本発明のさらなる代替ロックボルトを示す。 図4dは、本発明のさらなる代替ロックボルトを示す。 図5aは、本発明の別の代替ロックボルトを示す。 図5bは、本発明の別の代替ロックボルトを示す。 図5cは、本発明の別の代替ロックボルトを示す。 図5dは、本発明の別の代替ロックボルトを示す。 図6aは、本発明の第五態様の代替ロックボルトを示す。 図6bは、本発明の第五態様の代替ロックボルトを示す。 図6cは、本発明の第五態様の代替ロックボルトを示す。 図6dは、本発明の第五態様の代替ロックボルトを示す。 図7aは、本発明の第六態様の代替ロックボルトを示す。 図7bは、本発明の第六態様の代替ロックボルトを示す。 図7cは、本発明の第六態様の代替ロックボルトを示す。 図8aは、本発明の第七態様の代替ロックボルトを示す。 図8bは、本発明の第七態様の代替ロックボルトを示す。 図8cは、本発明の第七態様の代替ロックボルトを示す。 図9aは、本発明の第八態様のドリルを示す。 図9bは、本発明の第八態様のドリルを示す。 図10aは、本発明のさらなる代替ロックボルトを示す。 図10bは、本発明のさらなる代替ロックボルトを示す。 図10cは、本発明のさらなる代替ロックボルトを示す。 図11aは、本発明の別の代替ロックボルトを示す。 図11bは、本発明の別の代替ロックボルトを示す。 図11cは、本発明の別の代替ロックボルトを示す。

Claims (121)

  1. ロックボルトであって、前記ロックボルトが細長い、第一及び第二の部材を具備していて、前記細長い第一部材が、岩盤を貫通するようになっている第一端部と、駆動手段を装着するようになっている第二端部とを含んでいて、前記細長い第一部材が、前記細長い第二部材の少なくとも部分的に長手方向の内側に配置される、ロックボルト。
  2. 前記細長い第一部材の前記第一端部が、ドリルビット手段を包含する、請求項1に記載のロックボルト。
  3. 前記細長い第一部材の前記第一端部が、タングステンカーバイドから構成される、請求項1又は2に記載のロックボルト。
  4. ロックボルトであって、前記ロックボルトが細長い、第一及び第二の部材を具備していて、細長い第一部材が、岩盤を貫通する手段を受容するようになっている第一端部と、手段を作動するために装着するようになっている第二端部とを含んでいて、前記細長い第一部材が、前記細長い第二部材の少なくとも部分的に長手方向の内側に配置される、ロックボルト。
  5. 前記細長い第二部材との相対的な前記細長い第一部材の運動を拘束するための手段を、さらに具備する請求項1から4のいずれか一項に記載のロックボルト。
  6. 前記細長い第二部材が、少なくともその長さの一部分に沿って横方向の拡張するようになっている、請求項1から5のいずれか一項に記載のロックボルト。
  7. 前記細長い第一部材が、横方向の拡張するようになっている前記細長い第二部材の少なくとも部分よりも大きな横方向の寸法の部分を含んでいる、請求項6に記載のロックボルト。
  8. 前記細長い第二部材が、横方向の拡張するようになっている少なくとも部分を含んでいて、岩を貫通するための手段が、横方向の拡張するようになっている前記細長い第二部材の前記少なくとも一部分よりも横方向の寸法が大きい部分を含んでいる、請求項1から3のいずれか一項に記載のロックボルト。
  9. 前記細長い第一部材の前記第二端部が装着手段を含んでいる、請求項1から8のいずれか一項に記載のロックボルト。
  10. 前記細長い第一部材の前記第一端部にある前記装着手段の進出で、前記装着手段が、横方向に拡張するようになっている前記細長い第二部材の領域で、直接又は間接のいずれであっても、横方向の力を発生するように配置され、ゆえに横方向の拡張を引き起こす、請求項9に記載のロックボルト。
  11. 前記細長い第一部材が円形断面を有する中空のロッドである、請求項1から10のいずれか一項に記載のロックボルト。
  12. 前記細長い第一部材が円形断面を有する中実のロッドである、請求項1から10のいずれか一項に記載のロックボルト。
  13. 前記細長い第一部材が非円形断面を有する中空のロッドである、請求項1から10のいずれか一項に記載のロックボルト。
  14. 前記細長い第一部材が非円形断面を有する中実のロッドである、請求項1から10のいずれか一項に記載のロックボルト。
  15. 前記細長い第一部材が軸方向に滑らかな外表面を有する、請求項1から14のいずれか一項に記載のロックボルト。
  16. 前記細長い第一部材が、グラウト材と前記細長い第一部材との間の付加的なの接合を提供するためにざらざらした表面を有する、請求項1から14のいずれか一項に記載のロックボルト。
  17. 前記細長い第二部材が中空のロッドである、請求項1から16のいずれか一項に記載のロックボルト。
  18. 前記細長い第二部材が円形断面を有する、請求項1から17のいずれか一項に記載のロックボルト。
  19. 前記細長い第二部材の内表面と外表面の少なくとも一つが滑らかである、請求項17又は18に記載のロックボルト。
  20. 前記細長い第二部材の内表面と外表面の少なくとも一つがざらざらしている、請求項1から19のいずれか一項に記載のロックボルト。
  21. 前記細長い第二部材が、前記スリーブの内表面と外表面との間の圧力の伝達を提供するために波形である、請求項20に記載のロックボルト。
  22. 前記波板の深さが前記細長い第二部材の半径に比例する、請求項21に記載のロックボルト。
  23. 前記細長い第一部材が、構造部材として適切に作用するために、高引っ張り強度の材料から構成される、請求項1から22のいずれか一項に記載のロックボルト。
  24. 前記細長い第二部材が、横方向に拡張するようになっている部分の拡張を可能にし、一方前記細長い第二部材の残余部の変形を防止するために、複数の細長い金属部材とプラスチック管との複合材を含んでいる、請求項1から23のいずれか一項に記載のロックボルト。
  25. 前記細長い第二部材が、不連続な鋼製端部カラーを備えるプラスチック管を含む、請求項1から23のいずれか一項に記載のロックボルト。
  26. 前記細長い、第一及び第二部材が、前記細長い第二部材に向かう前記細長い第一部材の前記第一端部の長手方向への進出によって、横方向に拡張するようになっている前記細長い第二部材の少なくとも一部分の拡張を引き起こすために配置される、請求項1から25のいずれか一項に記載のロックボルト。
  27. 少なくとも一つの拡張さやをさらに含む、請求項1から26のいずれか一項に記載のロックボルト。
  28. 請求項10に従属する場合において、前記少なくとも一つの拡張さやは、装着手段が前記細長い第一部材の前記第一端部に向かって進出する時に、横方向に拡張するようになっている、請求項27に記載のロックボルト。
  29. 前記拡張さやは、前記細長い第一部材の前記第一端部が、前記少なくとも一つの拡張さやに向かって動く時に、横方向に拡張するために配置される、請求項27又は28に記載のロックボルト。
  30. 前記少なくとも一つの拡張さやは、前記細長い第一部材の前記第一端部に向かって進出する時に、拡張するために配置される、請求項27又は28に記載のロックボルト。
  31. 前記細長い第一部材の前記第一端部が、材料の流入と流出を可能にするための少なくとも一つのアクセス導管を含む、請求項1から30のいずれか一項に記載のロックボルト。
  32. 前記細長い第一部材の前記第二端部が、材料の流入と流出を可能にするための少なくとも一つのアクセス導管を含む、請求項1から31のいずれか一項に記載のロックボルト。
  33. 前記アクセス導管と細長い第一部材とが鍛造される、請求項31又は32に記載のロックボルト。
  34. 前記細長い第一部材の前記第一端部がドリルビット手段を含む、請求項4又はそれに従属する請求項のいずれか一項に記載のロックボルト。
  35. 前記ドリルビット手段が、穿孔作業及びグラウト作業中に、材料の流入と流出を可能にするための少なくとも一つのアクセス導管を含んでいる、請求項2又は34に記載のロックボルト。
  36. キャビティが、前記細長い第一部材と前記細長い第二部材との間に広がって、前記細長い第一部材の前記第一端部と第二端部との間に流体を流すために備えられる、請求項1から35のいずれか一項に記載のロックボルト。
  37. 前記キャビティが、前記細長い第一部材と細長い第二部材との間の長手方向に広がる、請求項36に記載のロックボルト。
  38. 前記キャビティが環状である、請求項36又は37に記載のロックボルト。
  39. 穿孔された穴の周囲に、前記岩盤壁に隣接するために前記第二端部の領域で、前記細長い第一部材に装着されるワッシャーをさらに具備する、請求項1から38のいずれか一項に記載のロックボルト。
  40. 前記細長い第一部材の前記第二端部が、細長い第三部材の第一端部にさらに装着するようになっている細長い第三部材をさらに具備していて、前記細長い第二部材が、細長い第四部材の前記第一端部に装着するようになっている第二端部を含んでいる、請求項1から39のいずれか一項に記載のロックボルト。
  41. 前記細長い第一部材が、前記細長い第三部材と共に固定される場合に、少なくとも一つの回転方向で二つの間の相対的な回転をほぼ防止するために、前記細長い第三部材に固定出来るように配置される、請求項40に記載のロックボルト。
  42. 細長い第三部材と細長い第四部材をさらに具備する、請求項40又は41に記載のロックボルト。
  43. ロックボルト延長手段であって、前記ロックボルト延長手段が、細長い、第三と第四の部材を具備していて、前記細長い第三部材が、請求項1から42のいずれか一項に記載のロックボルトの前記細長い第一部材の第二端部に装着するようになっている第一端部と、駆動手段を装着するようになっていて、さらに細長い第五部材の第一端部に装着するようになっている第二端部とを含み、前記細長い第四部材が、請求項1から42のいずれか一項に記載のロックボルトの細長い第二部材の第二端部に装着するようになっている第一端部と、細長い第六部材の第一端部に装着するようになっている第二端部とを含んでおり、前記細長い第三部材が、前記細長い第四部材の少なくとも部分的に長手方向の内側に配置される、ロックボルト延長手段。
  44. キャビティが備えられていて、キャビティが、前記細長い第三部材と前記細長い第四部材との間の長手方向に広がって、前記細長い第三部材の前記第一端部と前記第二端部との間に流体を流すことが可能である、請求項43に記載のロックボルト延長手段。
  45. 前記細長い、第三と第四の部材が同じで、前記細長い、第四と第六の部材が同じである、請求項43又は44に記載のロックボルト延長手段。
  46. ロックボルトキットであって、前記ロックボルトキットが、細長い、第一と第二部材及び前記細長い第一部材の前記第一端部によって受容するようになっている岩盤貫通手段を具備していて、前記細長い第一部材が、岩盤貫通手段を受容するようになっている第一端部と、駆動手段を装着するようになっていている第二端部とを含んでおり、前記細長い第一部材が、前記細長い第二部材の少なくとも部分的に長手方向の内側に配置されるようになっている、ロックボルトキット。
  47. 前記細長い第二部材が、少なくともその長さの一部分に沿って横方向に拡張するようになっている、請求項46に記載のロックボルトキット。
  48. 前記細長い第一部材が、横方向に拡張するようになっている前記細長い第二部材の部分より横方向の寸法が大きい部分を含んでいる、請求項47に記載のロックボルトキット。
  49. 前記岩盤貫通手段が、横方向に拡張するようになっている前記細長い第二部材の部分より横方向の寸法が大きい部分を含んでいる、請求項47に記載のロックボルトキット。
  50. 装着手段が、駆動手段を装着するために、前記細長い第一部材の前記第二端部に備えられていて、前記細長い第一部材の前記第一端部に向かって前記装着手段の進出において、前記装着手段が、横方向に拡張するようになっている前記細長い第二部材の領域で、直接又は間接のいずれであっても、横方向の力を発生するために配置されていて、ゆえに横方向の拡張を引き起こす、請求項46から48のいずれか一項に記載のロックボルトキット。
  51. 前記装着手段が、前記細長い第一部材のネジ山が切られた部分に装着される、めネジ山が切られたカラーを含んでいる、請求項46から50のいずれか一項に記載のロックボルトキット。
  52. 前記細長い第一部材が、非円形断面を有する中空ロッドである、請求項46から51のいずれか一項に記載のロックボルトキット。
  53. 前記細長い第一部材が、非円形断面を有する中実ロッドである、請求項46から52のいずれか一項に記載のロックボルトキット。
  54. 前記細長い第一部材が、滑らかな軸方向の外表面を有する、請求項46から53のいずれか一項に記載のロックボルトキット。
  55. 前記細長い第一部材が、グラウト材と前記細長い第一部材との間の付加的な接合を提供するために、ざらざらした表面を有する、請求項46から53のいずれか一項に記載のロックボルトキット。
  56. 前記細長い第二部材が、内部及び外表面を有する中空ロッドである、請求項46から55のいずれか一項に記載のロックボルトキット。
  57. 前記細長い第二部材が、円形断面を有する、請求項56に記載のロックボルトキット。
  58. 前記細長い第二部材の内部及び外表面の少なくとも一つが滑らかである、請求項56又は57に記載のロックボルトキット。
  59. 前記細長い第二部材の内部及び外表面の少なくとも一つが、グラウト材と前記細長い第二部材との間の付加的な接合を提供するために、ざらざらしている、請求項56から58のいずれか一項に記載のロックボルトキット。
  60. 前記細長い第二部材が、前記細長い第二部材の内表面と外表面との間の圧力の伝達を提供するために波形である、請求項59に記載のロックボルトキット。
  61. 前記波板の深さが前記細長い第二部材の半径に比例する、請求項60に記載のロックボルトキット。
  62. 前記細長い第二部材が、少なくとも一つの拡張さやを含んでいる、請求項46から61のいずれか一項に記載のロックボルトキット。
  63. 切断要素と、請求項4、又はそれに従属する請求項のいずれか一項に記載のロックボルトに、岩盤貫通手段を装着するための手段とを具備する、岩盤貫通手段。
  64. 請求項4、又はそれに従属する請求項のいずれか一項に記載のロックボルトの細長い第二部材を延長するための手段をさらに具備する、請求項63に記載の岩盤貫通手段。
  65. 穿孔の方法であって、前記方法が、(a)穿孔部材を打ちこむ段階と(b)所望される深さの穴が穿孔されたならば、岩盤から穿孔部材を取り除く段階とを含んでいて、(a)の段階において、前記穿孔部材が、細長い、第一と第二部材を含み、前記細長い第一部材が、前記細長い第二部材の少なくとも部分的に長手方向の内側に配置されていて、前記細長い第一部材が、岩盤面に、前記細長い第一部材の前記第一端部の領域で、前記細長い第一部材と岩盤面及び細長い第二部材と岩盤面との間に流体を大量に流しながら、岩盤を貫通するようになっている第一端部と、駆動手段を装着するようになっている第二端部とを含む、穿孔の方法。
  66. 前記流体が液体である、請求項65に記載の穿孔の方法。
  67. ロックボルトを設置する方法であって、前記方法が、
    (a)前記ロックボルトを打ち込む段階において、前記ロックボルトが、第一と細長い第二部材を含み、前記細長い第一部材が、前記細長い第二部材の少なくとも部分的に長手方向の内側に配置されていて、前記細長い第一部材が、岩盤を貫通するようになっている第一端部と、駆動手段に装着するようになっている第二端部とを含んでおり、前記細長い第一部材と細長い第二部材との間のキャビティへ、及び前記細長い第一部材の前記第一端部の領域で岩盤面を通過して、第一流体を大量に流しながら岩盤面に、ロックボルトを打ち込む段階と、
    (b)前記細長い第一部材、前記細長い第二部材及び岩盤表面のそれぞれの間に、グラウト材の流体を注入する段階と、
    (c)グラウト材の流体が固化するまでの設定された時間を待つ段階と、
    を含んでいる、ロックボルトを設置する方法。
  68. ロックボルトを設置する方法であって、前記方法が、
    (a)ロックボルトを打ち込む段階において、ロックボルトが、第一と細長い第二部材を有し、前記細長い第一部材が、前記細長い第二部材の少なくとも部分的に長手方向の内側に配置され、前記細長い第一部材が、岩盤を貫通するようになっている第一端部と、駆動手段に装着するようになっている第二端部とを含んでおり、前記細長い第一部材と細長い第二部材との間のキャビティを介し、前記第一端部の領域で岩盤表面を通過して、第一流体を大量に流しながら岩盤面に、ロックボルトを打ち込む段階と、
    (b)細長い、第三及び第四の部材を含む延長ロッドを提供する段階において、前記細長い第三部材が、少なくとも穿孔する回転方向で、前記細長い第一部材と前記細長い第三部材の間の相対的な回転をほぼ防止するために、前記細長い第一部材の前記第二端部と固定されるようになっている第一端部を含んでおり、前記細長い第四部材が、前記細長い第二部材の前記第二端部に装着するようになっている第一端部を含んでいる、延長ロッドを提供する段階と、
    (c)前記細長い第一部材の前記第二端部に、前記細長い第三部材の前記第一端部を固定することによって、前記細長い第一部材の長さを延長する段階と、
    (d)前記細長い第二部材の前記第二端部に、前記細長い第四部材の前記第一端部を取付けることによって、前記細長い第二部材の長さを延長する段階と、
    (e)適切な深さに到達するまで、(a)、(b)、(c)及び(d)を繰返す段階と、
    (f)細長い第一部材、細長い第二部材、延長ロッド及び岩盤表面のそれぞれの間に、グラウト材の流体を注入する段階と、
    (g)グラウト材の流体が固化するまでの設定された時間を待つ段階と、
    を含んでいる、ロックボルトを設置する方法。
  69. 前記第一流体が、洗浄用及び冷却用の流体であって、前記第一流体及びグラウト材の流体が、前記細長い第三部材と細長い第四部材との間のキャビティを介して、前記細長い第一部材と細長い第二部材との間のキャビティに流れてから、前記細長い第一部材の前記第一端部の領域で岩盤面を通過する、請求項68に記載の方法。
  70. 前記方法で使用される前記ロックボルトの前記細長い第二部材が、横方向に拡張するようになっている部分を追加的に含んでいて、(b)の段階の前に、前記細長い第二部材が、前記細長い第一部材の前記第一端部と相対的に長手方向に動かし、横方向に拡張するようになっている前記部分に横方向の拡張を引き起こして、岩盤面にボルトを保持する、請求項67から69のいずれか一項に記載の方法。
  71. 前記長手方向の移動が、前記第一と細長い第二部材の相対的な回転によって生じ、前記細長い第一部材の前記第一端部に向かって前記細長い第二部材を相対的に押して、横方向に拡張するようになっている前記部分の拡張を引き起こす、請求項70に記載の方法。
  72. 前記ロックボルトが、第一の回転方向で、回転して進出し、横方向に拡張するようになっている前記細長い第二部材の部分より横方向の寸法が大きい部分が、前記第一の回転方向の回転によって、横方向に拡張するようになっている前記細長い第二部材の部分と係合にいたる、請求項70又は71に記載の方法。
  73. 前記ロックボルトが、第一の回転方向で、回転して進出し、横方向に拡張するようになっている前記細長い第二部材の部分より横方向の寸法が大きい前記細長い第一部材の部分が、前記第一の回転方向と反対の第二の回転方向の回転によって、横方向に拡張するようになっている前記細長い第二部材の部分と係合にいたる、請求項70又は71に記載の方法。
  74. 前記ロックボルトが、前記細長い部材のさらなる相対的な回転によって、張力が作用する、請求項71から73のいずれか一項に記載の方法。
  75. 前記流体の少なくとも一つが、液体である、請求項67から74のいずれか一項に記載の方法。
  76. 前記流体が、前記細長い第一部材の前記第二端部の少なくとも一つのアクセス導管を介して、前記第一端部と前記第二端部との間のキャビティに注入され、前記細長い第一部材の前記第一端部の領域で、少なくとも一つのさらなるアクセス導管を介して、キャビティから流出し、その後に前記第二端部と岩盤面との間の第二キャビティを通過する、請求項67から75のいずれか一項に記載の方法。
  77. 前記方法で使用される前記ロックボルトの前記細長い第二部材が、低強度材料から構成されていて、(b)の段階の前に、前記細長い第二部材が、第一の回転方向の回転によって岩盤を貫通するようになっている前記細長い第一部材の部分と係合させて、前記細長い第二部材に作用する横方向力によって、前記細長い第二部材にひずみを生じさせ、岩盤面に前記細長い第二部材の少なくとも一つの部分を接触させる、請求項67に記載の方法。
  78. 穿孔の方法であって、前記方法が、
    (a)ロックボルトを打ち込む段階において、前記ロックボルトが、第一と細長い第二部材を有し、前記細長い第一部材が、前記細長い第二部材の少なくとも部分的に長手方向の内側に配置され、前記細長い第一部材が、岩盤を貫通するようになっている第一端部と、駆動手段を備えるようになっている第二端部とを含んでいて、前記細長い第一部材と細長い第二部材と前記細長い第一部材の前記第一端部の領域の岩盤表面とのそれぞれの間に流体を大量に流しながら岩盤面の中に、ロックボルトを打ち込む段階と、
    (b)細長い、第三及び第四の部材を含んでいる延長ロッドを提供する段階において、前記細長い第三部材が、少なくとも穿孔する回転方向で、前記細長い第一部材と前記細長い第三部材の間の相対的な回転をほぼ防止するために、前記細長い第一部材の前記第二端部と固定されるようになっている第一端部を含んでおり、前記細長い第四部材が、前記細長い第二部材の前記第二端部に装着されるようになっている第一端部を含んでいる、延長ロッドを提供する段階と、
    (c)前記細長い第一部材の前記第二端部に、前記細長い第三部材の前記第一端部を回転して固定することによって、前記細長い第一部材の長さを延長する段階と、
    (d)前記細長い第二部材の前記第二端部に、前記細長い第四部材の前記第一端部を取付けることによって、前記細長い第二部材の長さを延長する段階と、
    (e)適切な深さに到達するまで、必要に応じて(a)、(b)、(c)及び(d)を繰返す段階と、
    (f)前記岩盤から、前記少なくとも一つの延長ロッドと前記ロックボルトを取り除く段階と、
    を含んでいる、穿孔の方法。
  79. ロックボルトを設置する方法であって、前記方法が、
    (a)前記岩盤面にロックボルトを打ち込む段階において、前記ロックボルトが、第一と細長い第二部材を含んでいて、前記細長い第一部材が、前記細長い第二部材の少なくとも部分的に長手方向の内側に配置され、前記細長い第一部材が、岩盤を貫通するようになっている第一端部と、駆動手段を装着するようになっている第二端部とを含んでおり、前記細長い第二部材が、横方向に拡張するようになっている部分を含んでいる、岩盤面にロックボルトを打ち込む段階と、
    (b)前記細長い第一部材に関して、前記細長い第二部材の相対的な運動を引き起こし、横方向に膨張するようになっている部分に横方向の拡張をさせて、前記岩盤面に前記ボルトを保持する段階と、
    を含んでいる、ロックボルトを設置する方法。
  80. ロックボルトを設置する方法であって、前記方法が、
    (a)前記ロックボルトを打ち込む段階において、前記ロックボルトが、細長い、第一と第二部材を含み、前記細長い第一部材が、前記細長い第二部材の少なくとも部分的に長手方向の内側に配置され、前記細長い第一部材が、岩盤を貫通するようになっている第一端部と駆動手段を装着するようになっている第二端部とを含んでいて、前記細長い第二部材が、横方向に拡張するようになっている部分を含んでいる、ロックボルトを打ち込む段階と、
    (b)細長い、第三及び第四の部材を含んでいる延長ロッドを提供する段階において、前記細長い第三部材が、少なくとも穿孔する回転方向で、前記細長い第一部材と前記細長い第三部材との間の相対的な回転をほぼ防止するために、前記細長い第一部材の前記第二端部と固定されるようになっている第一端部を含み、前記細長い第四部材が、前記細長い第二部材の前記第二端部に装着されるようになっている第一端部を含んでいる、延長ロッドを提供する段階と、
    (c)前記細長い第一部材の前記第二端部に、前記細長い第三部材の前記第一端部を回転して固定することによって、前記細長い第一部材の長さを延長する段階と、
    (d)前記細長い第二部材の前記第二端部に、前記細長い第四部材の前記第一端部を装着することによって、前記細長い第二部材の長さを延長する段階と、
    (e)適切な深さに到達するまで、必要に応じて(a)、(b)、(c)及び(d)を繰返す段階と、
    (f)前記第一及び細長い第二部材の相対的な運動を引き起こして、横方向に膨張するようになっている部分に横方向の拡張をさせて、前記岩盤面に前記ボルトを保持する段階と、
    を含んでいる、ロックボルトを設置する方法。
  81. 前記ボルトが、打ち込まれた後で、前記第一及び細長い第二部材の少なくとも一つを介して切断する段階をさらに含む、請求項67から77のいずれか一項に記載の方法。
  82. 前記細長い、第一及び第二部材は、前記ロックボルトが岩盤面に打ち込まれた後で、切断することが出来る材料から成る、請求項1から22、24から38及び40から43のいずれか一項に記載のロックボルト。
  83. 前記ロックボルトが、自動穿孔ロックボルトである、請求項1から43又は82のいずれか一項に記載のロックボルト。
  84. 前記細長い第一部材に装着されるプレートをさらに具備していて、前記プレートが第一の回転方向で前記装着手段と細長い第一部材の相対的な回転をほぼ防止するために配置される、請求項4及び10又はそれに従属する請求項のいずれか一項に記載のロックボルト。
  85. 自動穿孔ロックボルトであって、対向している第一と第二の端部及び両端部の間に位置するシャフトを具備する自動穿孔ロックボルトにおいて、前記第一端部が岩盤を貫通させ、前記第二端部が前記ボルトを回転させて前記ボルトを推進させるようになっていて、スリーブが前記シャフトに沿って周囲に位置し、通路が前記ボルトシャフトに沿って流体を通過させるために前記スリーブと前記シャフトの間に形成される、自動穿孔ロックボルト。
  86. 前記第一端部が、前記ボルトの軸から半径方向に、前記スリーブより大きな距離で広がる、少なくとも一つのドリルビットを組込んでいる、請求項85に記載の自動穿孔ロックボルト。
  87. 前記シャフトの端部に接続され、そこに前記少なくとも一つのドリル先端具を組込んでいるドリルビットをさらに具備する、請求項86に記載の自動穿孔ロックボルト。
  88. 前記スリーブが変形可能であって、変形した時に、前記スリーブが半径方向に前記ドリル先端具を越えて拡張する、請求項86又は87に記載の自動穿孔ロックボルト。
  89. 前記スリーブが、前記スリーブへの軸方向の力の作用で変形可能である、請求項88に記載の自動穿孔ロックボルト。
  90. 前記軸方向の力が、前記第一端部の方向である、請求項88に記載の自動穿孔ロックボルト。
  91. 前記ロックボルトが、少なくとも一つの係合する表面をさらに具備していて、且つ前記スリーブが、前記係合する表面にわたって、前記スリーブの相対的な運動によって変形される、請求項87から89のいずれか一項に記載の自動穿孔ロックボルト。
  92. 請求項87に従属する場合において、前記係合する表面が前記ドリルビットに配置される、請求項91に記載の自動穿孔ロックボルト。
  93. 前記スリーブが、軸方向の圧縮によって変形可能である、請求項90から92のいずれか一項に記載の自動穿孔ロックボルト。
  94. 前記スリーブが、前記スリーブの変形を容易にする、少なくとも一つの弱い領域を組込んでいる、請求項89から93のいずれか一項に記載の自動穿孔ロックボルト。
  95. 前記少なくとも一つの弱い領域が、前記スリーブに形成されるスリットの形状である、請求項94に記載の自動穿孔ロックボルト。
  96. 前記穿孔された穴に配置されている時に、前記ロックボルトを保持するようになっている固定装置をさらに具備する、請求項85から87のいずれか一項に記載の自動穿孔ロックボルト。
  97. 前記固定装置が、前記第一端部に直近に配置されて、前記スリーブに関して前記シャフトの軸方向の動きに応じて作動するようになっている、請求項96に記載の自動穿孔ロックボルト。
  98. 前記固定装置が、半径方向外側に向かって変位が可能な、少なくとも一つの拡張さやの形状である、請求項96から97のいずれか一項に記載の自動穿孔ロックボルト。
  99. 前記ロックボルトが、少なくとも一つの係合する表面を具備しいて、且つ前記少なくとも一つの拡張さやが、前記少なくとも一つの拡張さやの内表面にわたって、前記係合する表面の相対的な運動に対して作動するようになっている、請求項98に記載の自動穿孔ロックボルト。
  100. シャフトの第二端部に隣接し、前記シャフトの周囲に位置するカラー部品をさらに具備する、請求項85から99のいずれか一項に記載の自動穿孔ロックボルト。
  101. 前記カラー部品が、前記ボルトシャフトに沿って軸方向に変位が可能である、請求項100に記載の自動穿孔ロックボルト。
  102. 前記スリーブが、前記シャフトに沿った前記カラー部品の動きに応じて、前記シャフトに沿って変位が可能である、請求項101に記載の自動穿孔ロックボルト。
  103. 前記カラー部品が、前記カラー部品の相補的なめネジ山と係合する、前記シャフトのおネジ山によって前記シャフトに接続される、請求項101又は102のいずれかに記載の自動穿孔ロックボルト。
  104. 前記ロックボルトが、前記カラー部品を用いて前記穿孔装置の接合によって、前記穿孔装置に接続されるようになっている、請求項100から103のいずれか一項に記載の自動穿孔ロックボルト。
  105. 開口部が、前記スリーブの対向している端部の各々で又は隣接して、前記通路に備えられる、請求項85から104のいずれか一項に記載の自動穿孔ロックボルト。
  106. 前記カラー部品を介して、流体が前記通路へ流入又は通路から流出することを可能にする、少なくとも一つの導管をさらに具備する、請求項100から105のいずれか一項に記載の自動穿孔ロックボルト。
  107. 前記少なくとも一つの導管が、前記シャフトと前記カラー部品との間に形成される、請求項106に記載の自動穿孔ロックボルト。
  108. 前記通路と前記ドリル先端具との間の流体の流れを容易にするために、前記第一端部に形成される少なくとも一つの導管をさらに具備する、請求項85から107のいずれか一項に記載の自動穿孔ロックボルト。
  109. 前記ドリルの先端に広がる前記導管の少なくとも一部分が、前記ロックボルトの範囲内に配置される、請求項108に記載の自動穿孔ロックボルト。
  110. 前記シャフトが、設置において荷重を受け、鋼製ロッドから形成される、請求項85から109のいずれか一項に記載の自動穿孔ロックボルト。
  111. 前記スリーブが、プラスチックから形成される、請求項85から110のいずれか一項に記載の自動穿孔ロックボルト。
  112. 自動穿孔ロックボルトが、前記第二端部の直近に配置される合口部材をさらに具備していて、前記合口部材が前記シャフトに沿って変位が可能で、合口表面を有しており、前記合口表面が、前記第一端部に向かって面し、前記ボルト軸から半径方向に前記ドリル先端具より大きく張り出している、請求項85から111のいずれか一項に記載の自動穿孔ロックボルト。
  113. 前記ドリルシャフトとスリーブが、共に接続される複数の部分からそれぞれに形成される、請求項85から112のいずれか一項に記載の自動穿孔ロックボルト。
  114. 対向している端部と前記両端部の間に広がる壁表面を有するビット本体を具備するドリルビットであって、少なくとも一つのドリル先端具が一つの端部に配置され、前記ビットが、その他の端部でドリルロッドに接続されるようになっており、少なくとも一つの導管が、前記壁表面から少なくとも一つのドリル先端具に位置する、ドリルビット。
  115. 前記壁の表面が、前記一つの端部に向かって外に細くなる壁の部分を含んでいる、請求項114に記載のドリルビット。
  116. 岩盤を安定化する方法であって、
    穿孔する端部及び穿孔装置に接続させる反対側の端部を有する自動穿孔ロックボルトを用いて、前記岩盤に穴を穿孔する段階と、
    前記ボルトシャフトの外表面に沿って流体を送ることによって、前記穴を穿孔する間、前記穿孔する端部に穿孔のための流体を供給する段階と、
    前記岩盤を安定化するために前記穴の中に前記ロックボルトを固定する段階と、
    を含む岩盤を安定化する方法。
  117. 前記穿孔のための流体が、前記シャフトの周囲にシャフトに沿って配置されるスリーブによって画定される、内部通路の中を前記シャフトに沿って導かれる、請求項116に記載の方法。
  118. 前記スリーブと前記穴の側面との間に、外部通路を形成する段階をさらに含む、請求項117に記載の方法。
  119. 流体が、内部通路又は外部通路のいずれか一方を介して穿孔する端部に流されて、その他の通路を介して、前記穴から取り除かれる、請求項118に記載の方法。
  120. グラウト材が、前記ロックボルトを前記岩盤に固定するために、前記穴に導入される、請求項116から118のいずれか一項に記載の方法。
  121. 前記ロックボルトが、前記穴の中にグラウト材を導入する前に、前記穴の中で当初からしっかり固定される、請求項120に記載の方法。
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