JP2006523273A - 光学的性質が改良された防虫スクリーン - Google Patents

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ビー. シュミーデル,トーマス
ジェイ. ウェルチ,デイビッド
エム. ウネンチャク,レイモンド
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Abstract

縦糸方向寸法と横糸方向寸法を有する開口を画定する縦糸及び横糸構成のファイバーを含む防虫スクリーンであって、前記縦糸方向及び横糸方向寸法の少なくとも一方は約0.05インチより小さく、前記縦糸方向及び横糸方向寸法の他方は約0.03インチよりも大きく、前記ファイバーの直径は約0.007インチ以下である防虫スクリーン。本発明は、虫が入り込まないようにするという一次的な目的に役立つと同時に、視覚的明瞭性、光る透過率、及び空気の流通、を最大にするように設計された改良された防虫スクリーンである。別の様態では、本発明は、縦糸方向寸法と横糸方向寸法を有する開口を画定する縦糸及び横糸構成のファイバーから作られる防虫スクリーンであって、前記縦糸方向及び横糸方向寸法は両方共約0.04インチ以下かつ約0.01インチ以上であり、前記ファイバーの直径は約0.002インチ以上かつ約0.007インチ未満である防虫スクリーンである。別の様態では、本発明は耐久性が改善された防虫スクリーンであり、少なくとも5 lbの鈍器変形テストを受けたときに何も巨視的な恒久的変形を生ぜず、全光透過率が少なくとも65%である。本発明の防虫スクリーンは、縦糸方向寸法と横糸方向寸法を有する開口を画定する縦糸及び横糸構成のファイバーを含み、前記縦糸方向及び横糸方向寸法は両方共約0.06インチ以下かつ約0.01インチ以上であり、ファイバーの直径は約0.007インチ未満である。

Description

本発明はスクリーンに関し、さらに詳しくは、編まれた防虫スクリーンに関する。
防虫スクリーンは一世紀以上前から窓やドアに使用されている。その意図する目的は、ハエ、ガ、蚊、及びハチなどのありふれた虫、並びに鳥やネズミなど他の生き物が入り込まないようにすることである。防虫スクリーンは、窓、ドア、パティオの囲い、プールの囲い、ガレージのドア、など多くの用途に用いられている。
防虫スクリーンは、普通、歴史的には馬の毛やリネンなどの材料から始まっていろいろな種類の繊維で編まれる。耐久性を高めるために、スクリーンは低炭素鋼から成るワイヤで編まれたものにまで進化したが、鋼は錆びることが分かった。青銅、ステンレス鋼、及びアルミニウムのワイヤが鋼に取って代わった。1970年代にはビニル(PVC)被覆グラスファイバーで編まれたスクリーンが導入された。このスクリーンには、耐久性、軽量、編み易さ、及び取り付け易さ、などの利点があった。ビニル被覆グラスファイバー・スクリーンは、普通の工具でスクリーン材をカットし刈り込んでも安全上で問題になるワイヤが残らないので取り付け易さという点で金属スクリーンに比べて著しい改善になった。ビニル被覆グラスファイバー・スクリーンは、通常の防虫スクリーンの業界標準になっている。
防虫スクリーンは、主として囲まれた区域から虫を排除しながら、光、音、及び空気の流れを通過させることによって野外にあるという感覚を与えることを意図している。しかし、編まれたファイバーというスクリーンの基本構成は、開いている面積をファイバーによってブロックするものであるから、可視性(ビジビリティー)及び空気の流通を必然的に低下させる。視覚的な質は、光透過率及び明瞭さという両方の観点から表現される。光透過率はスクリーンを通過する光の量に関係する。明瞭さは、スクリーンを通して見たときの視覚的な像にファイバーが干渉して生ずる像の歪みを表す尺度である。編まれたスクリーンは、また、空気の流れを制限して換気を減少し、“そよ風を感ずる”という感覚を低下させる。
防虫スクリーンの構成は、長年の間に、たいていの虫を排除することと十分な可視性と空気の流通を可能にすることとの間で折り合いをつけるように最適化されてきた。普通、今日使用されている最もよく見られる防虫スクリーンは、16 x 16,18 x 14,18 x 16,及び18 x 18メッシュの平編み構成を含む。“メッシュ”とは、長さ1インチあたりの開かれた部分(opening)の数と端数を表す。平編みでは、メッシュの数は普通、縦糸と横糸(fill)における1インチあたりの糸の数に関するファイバー・カウントに対応する。メッシュ又はファイバー・カウントが増加すると、開いた部分、すなわち、孔のサイズが減少するがファイバーの直径は一定にとどまる。“ノーシーウム(no see ‘um)”とも呼ばれる小さなヌカカやチョウバエが存在する地域では、20 x 20メッシュのスクリーンを用いてそれらの虫を排除することが好ましい。しかし、ユスリカなどの小さな虫を排除できる代わりに、ファイバーの数が増えるために開いている部分が減少して可視性が低下するだけでなく空気の流れ易さも減少する。例えば、20 x 20メッシュのスクリーンによって生ずる空気の流れの減少を補償するために、換気のために使用されるスクリーン表面積の量を二倍にして通常用いられるスクリーンなしの窓の面積量に等しくなるようにすることが好ましい、すなわち、一枚のスクリーンなしの開いた窓の空気の流れに等しくするためには二枚のスクリーン付きの開いた窓が必要になる。
メッシュという用語は、普通、編まれたスクリーンの相対的な孔サイズを表すために用いられるが、この用語はファイバー又はワイヤの直径についての認識を含んでいないので、メッシュ・ナンバーは必ずしも常にスクリーンの孔のサイズと関係していない。孔サイズ、又は開口サイズ(opening)とは、隣接する平行なワイヤの間の寸法と定義され、通常1インチの小数部分で表される。これは、スクリーンの縦糸と横糸(フィル)の各方向で下の式によって計算できる。フィルとは編むときに編まれた布の幅、すなわち、短い方向に走るファイバー又はワイヤと定義され、シュート(shute)及び横糸とも呼ばれる。縦糸は編むときに長さ方向に走るファイバー又はワイヤと定義される。
オープニング=(1/N)―D
N=1インチ当たりのワイヤの本数
D=ワイヤ直径(インチ)
この式は、ワイヤ及びファイバーから編まれたスクリーンに関して、材料の直径が変化しない限り正確である。PVC被覆グラスファイバーの場合、コーティングは加工のさいに溶融して流れてファイバーの元の直径が変化する可能性がある。これらの材料でも、ファイバーの直径を最終状態で測り、一様なファイバー・サイズと平行なファイバーを仮定することによって上の式を用いることができる。
異なる材料及び構成のスクリーンを比較するときには、開口の寸法が虫を排除するための限界寸法になるので同じような開口又は孔サイズ寸法を用いてこの比較を行うことが重要である。普通、防虫スクリーンはファイバー材料、ファイバー直径、及び編み方の構成(メッシュ又は1インチ当たりのファイバー数)によって定義できる。
防虫スクリーンでよく用いられる開口サイズを理解するために、いろいろな市販防虫スクリーンのサンプルを比較した。性質及び計算された開口サイズが下の表に示されている。表の計算は、メッシュとファイバー数が同一であると仮定した。市販のスクリーンの他に、American National Standardsとして定められ1990年のANSI/IWS文書089-1990で防虫スクリーン製造連合が承認した防虫ワイヤ・スクリーンの例も含めた。
Figure 2006523273
表の例に見られるように、窓用の防虫スクリーンによく用いられるファイバー又はワイヤは、0.009から0.013インチの範囲の直径を有することが知られる。グラスファイバーのスクリーンに関して計算された孔の幅は、仕上がりのスクリーンにおける実際のワイヤの直径ではなく、表示されたワイヤ直径を用いて計算されたことに注意することが重要である。PVC被覆グラスファイバー・スクリーンの孔サイズ及び開口部分は、普通、PVC被覆の流動のために予期される値よりも小さくなる。
温室用の特殊なスクリーンとしていろいろなポリマー材料が用いられてきた。このタイプのスクリーンは非常に小さな虫が入り込まないようにして殺虫剤を使用する必要がないようにすることを目的としている。これらのスクリーンは、普通、小さな直径のポリエチレン及びナイロンのファイバーを編んで0.02インチよりも小さい非常に小さな孔サイズの緊密なスクリーンに構成される。これらのスクリーンは、Green-TekからNo-Thips及びVirus-Vectorスクリーンという名称で購入できる。このタイプのスクリーンには、視覚的な明瞭性がなく、空気の流通も制限されるので、住宅の防虫スクリーン用途を意図していない。さらにポリエチレンやナイロンなどのファイバー材料は、紫外線(日光)に対する抵抗力が弱く、ファイバーの強度が時間と共に劣化する。したがって、ポリエチレンやナイロンのスクリーンは、普通、寿命が3年以下である。住宅用防虫スクリーンの寿命はもっと長く、しばしば5年、又は10年以上になる。このような理由から、ポリエチレンやナイロンは、窓、ドア、パティオ、その他の住宅用途の防虫スクリーンとしては用いられない。
普通、防虫スクリーンは、縦糸又は横糸の孔寸法を約0.05インチよりも小さくして飛んでいる虫の多くを排除するようにし、他方の孔の寸法を約0.03インチよりも大きくして十分な空気の流通、視覚的な透明さ、及び/又は光の透過を得るようにしている。言い換えると、縦糸方向と横糸方向の寸法は、両方が約0.03インチを下回ることも両方が約0.05インチを超えることもない。住宅窓用のスクリーンのこの孔サイズ範囲は、窓/防虫スクリーンとして製造され販売されている製品と合致する。縦糸と横糸の両方向の寸法で0.05インチを超える孔サイズを有する虫除け用のスクリーンの一例は、上の表に記述されている銅ワイヤで作られた16 x 16メッシュのものである。このスクリーンは歴史的に正確なユニークな審美的魅力を有し、防虫スクリーン製造連合のAmerican National Standardsに記載されている孔サイズの範囲に入らない。
窓用スクリーンの光減衰及び光歪みは望ましくないと認識されている。米国特許5,139,076は透明な光ファイバー・ケーブルから作られる歪みのない窓用スクリーンを記載している。この特許の意図は、スクリーンの光透過率を上げ、同時にファイバーを通過する光の歪みを最小にすることである。彼らは透明な丸い断面のファイバーを用いてそれを達成しようとしている。透明なファイバーによって全光透過率は改善できるが、透明なファイバーを通る光線の反射と屈折による歪みと眩しさは依然として存在するであろう。
スクリーンを通したビジビリティーの欠点を最小にする別の試みは、米国特許5,392,835に記載されている。この特許は、使用しない時には引っ込めることができるロール・タイプの引き込み可能な防虫スクリーンを記載している。このタイプのテクノロジーは、使用しないときにユーザーがスクリーンを視野から除いて、遮るものがないはっきりとした眺めが得られるようにする。
現在の防虫スクリーン技術に関連してずっと前から感じられているニーズがある。それは、例えば、光透過特性と空気流通特性の改善に関するニーズである。特に、業界では“目に見えないスクリーン”のニーズ、すなわち、見えにくく、スクリーンを通した眺めを妨げることが少ないスクリーンに対するニーズが昔から痛感されている。小さなファイバーを用いてスクリーンを構成することは、同じ孔サイズにするためにはより多くのファイバーが必要であり、ビジビリティーにとって何も真の改善にはならないと考えられるので、それが有効であるとしたら驚きであろう。
本発明は、虫や害虫が入り込まないようにするという一次的な目的に役立ち、同時に改善された耐久性を有し、視覚的明瞭性、光透過及び空気流通を最大にするように設計された改良された防虫スクリーンである。
本発明の一つの様態は、ファイバーを含む防虫スクリーンであって、全光透過率が少なくとも65%、好ましくは全光透過率が少なくとも70%及び少なくとも80%であり;少なくとも約1.0 lbの、好ましくは少なくとも約2.0 lbの、少なくとも約3.0 lbの、少なくとも約4.0 lbの、及び少なくとも約5.0 lbの、鈍器変形試験を行っても何も巨視的な恒久的変形を生じない防虫スクリーンである。好ましくは、この防虫スクリーンはフッ素ポリマーを含むファイバーから構成される。さらに好ましくは、ファイバーはPVDFから構成される。
別の様態では、本発明はファイバーを含む防虫スクリーンであって、視覚明瞭率が少なくとも60%、好ましくは視覚明瞭率が少なくとも約70%、及び少なくとも約80%、であり、少なくとも約0.5 lbの、好ましくは少なくとも約1.0 lbの、好ましくは少なくとも約2.0 lbの、少なくとも約3.0 lbの、少なくとも約4.0 lbの、及び少なくとも約5.0 lbの、鈍器変形試験を行っても何も巨視的な恒久的変形を生じない防虫スクリーンである。好ましくは、この防虫スクリーンはフッ素ポリマーを含むファイバーから構成される。最も好ましくは、ファイバーはPVDFから構成される。
別の様態では、防虫スクリーンは縦糸と横糸で構成されたファイバーを含み、それによって縦糸方向寸法と横糸方向寸法を有する開口が画定され、縦糸方向寸法と横糸方向寸法の少なくとも一方は約0,06インチよりも小さく、縦糸方向寸法と横糸方向寸法の他方は約0.01インチよりも大きい。
さらに別の様態では、防虫スクリーンは不透明なファイバーから構成される。
さらに別の様態では、防虫スクリーンは透明なファイバーから構成される。
別の様態では、防虫スクリーンは色の濃いファイバーから構成される。
別の様態では、本発明はアクセスを有するスペースから虫を排除する方法であって:フレームを用意するステップ;フレームにファイバーを縦糸及び横糸構成で取り付けて、縦糸及び横糸方向寸法を有する開口を、縦糸方向寸法と横糸方向寸法の少なくとも一方は約0,06インチよりも小さく、縦糸方向寸法と横糸方向寸法の他方は約0.01インチよりも大きくなるように画定してスクリーンを形成するステップ、ファイバーはPVDFを含み、直径が約0.005インチに等しく、スクリーンの全光透過率は少なくとも約65%、好ましくは全光透過率は少なくとも約70%、少なくとも約75%、及び少なくとも約80%、であり、約5 lb以下の鈍器変形試験を行っても何も巨視的な恒久的変形を生じない;及び、アクセスをこのスクリーンによって覆って、虫がそのスペースに入れないようにするステップ;を含む方法を提供する。
別の様態では、本発明はアクセスを有するスペースから虫を排除する方法であって:フレームを用意するステップ;フレームにファイバーを縦糸及び横糸構成で取り付けて、縦糸及び横糸方向寸法を有する開口を、縦糸方向寸法と横糸方向寸法の少なくとも一方は約0,06インチよりも小さく、縦糸方向寸法と横糸方向寸法の他方は約0.01インチよりも大きくなるように画定してスクリーンを形成するステップ、ファイバーはPVDFを含み、直径が約0.005インチに等しく、スクリーンの視覚明瞭率が少なくとも約75%、好ましくは視覚明瞭率が少なくとも約70%、及び少なくとも約80%、であり、約5 lb以下の鈍器変形試験を行っても何も巨視的な恒久的変形を生じない;及び、アクセスをこのスクリーンによって覆って、虫がそのスペースに入れないようにするステップ;を含む方法を提供する。
別の様態では、本発明はアクセスを有するスペースから害虫を排除する方法であって:溝及びスプライン構成を有するフレームを用意するステップ;フレームにファイバーを縦糸及び横糸構成で取り付けて、縦糸及び横糸方向寸法を有する開口を、縦糸方向寸法と横糸方向寸法の少なくとも一方は約0,06インチよりも小さく、縦糸方向寸法と横糸方向寸法の他方は約0.01インチよりも大きくなるように画定してスクリーンを形成するステップ、ファイバーはPVDFを含み、直径が約0.005インチに等しく、スクリーンの視覚明瞭率が少なくとも約75%、好ましくは視覚明瞭率が少なくとも約70%、及び少なくとも約80%、であり、約5 lb以下の鈍器変形試験を行っても何も巨視的な恒久的変形を生じない;及び、アクセスをこのスクリーンによって覆って、害虫がそのスペースに入れないようにするステップ;を含む方法を提供する。
本発明は、卓越した光透過性及び空気流通性質を有し改善された耐久性を有する改良された防虫スクリーンである。本発明のある実施形態が図1に示されている。同図にはファイバー21から作られた防虫スクリーン10が示されている。ファイバー21は縦糸及び横糸構成で編まれている。この実施形態では、縦糸方向は矢印Aで表され、横糸方向は矢印Bで表されるが、これらの方向は、もちろん、編みの方向に応じて逆転させることができる。ファイバー21は,交点22で交叉し、開口25を画定する。スクリーン10は、好ましくは、構造物14に設置されたフレーム12に取り付けられる。好ましくは、フレーム12はスクリーン10を正確に取り付けるためのスプライン16と溝18の構成を有する。
ある好ましい実施形態では、本発明は、約0.007インチ以下のファイバーを用いて特定の孔サイズ及び構成の防虫スクリーンを編む。別の好ましい実施形態では、ファイバーの直径は約0.006インチより小さく、約0.005インチより小さく、約0.004インチより小さく、約0.003インチより小さく、約0.002インチに達する。現在の防虫スクリーン・ファイバーよりも著しく細いファイバーを用いることによって、光透過性と空気流通は大きく増加する。さらに、ファイバー直径を小さくすることによって、ファイバーは視覚的に目立たなくなる傾向があり、視覚的にずっと魅力のある防虫スクリーンになる。
ある様態では、本発明のスクリーンはいろいろなファイバー材料から作ることができる。そのような材料としては、例えばアルミニウム、鋼、青銅、銅、及びステンレス鋼などの標準的な金属材料があげられるが、それだけに限定されない。材料としては、ポリエステル、ナイロン、PVC被覆グラスファイバー、その他の非金属材料も含まれる。
スクリーンの耐久性に影響を及ぼす可能性がある一つの因子は紫外線(UV)劣化であり、これは普通、日光への暴露によって生ずる。たいていの非金属ファイバーは日光に数年暴露されるとUV劣化のために劣化して強度が低下する。PVC被覆グラスファイバー・スクリーンもこの劣化を示し、PVC被覆が白くなってはがれ落ちる。スクリーン材料として非金属材料を用いることが望ましいことがあるが、細いファイバーを用いる場合は耐久性に関する期待を満たすことが難題になる。小さな直径のファイバーは大きな直径のファイバーに比べて切断強度が低いのに、さらにUV劣化するとファイバーが早期に破れるおそれがある。このような制約があるため、小さな直径の非金属防虫スクリーンが、5乃至10年以上の寿命という典型的な業界の期待を満たすことはなかなか難しい。
本発明の新奇な側面は、ある好ましい実施形態で、編まれた防虫スクリーンの一次ファイバーとしてフッ素ポリマーを用いることにある。フッ素ポリマーは、普通、UV光吸収率がきわめて低く、しばしば有害なこの波長にさらされてもほとんど影響されないので、防虫スクリーンという用途にユニークな利点を有する。この用途に適したフッ素ポリマーとしては、エチレン・テトラフルオロエチレン(ETFE)、エチレン・クロロトリフルオロエチレン(ECTFE)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、フッ素化エチレン・プロピレン(FEP)、パーフルオロアルコキシ(PFA)、テトラフルオロエチレン・パーフルオロメチルビニルエーテル(MFA)、テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン・ビニリデン・フルオリド(THU)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、及びポリビニリデン・フルオリド(PVDF)などがあげられるが、それだけに限定されない。材料選択で考慮すべき属性は、強度、伸張性、弾性率、及び加工し易さ、などである。
本発明の好ましいフッ素ポリマー・ファイバー材料の一つはPVDFである。この材料は容易にメルト加工できるので小さな直径の一様なファイバーをコスト効率良く製造できる。この材料は、また、強いフッ素ポリマー材料の一つであり、高い耐久性が得られる。また、この材料はいろいろな接着方法で自分自身に接着させることができ、多数のファイバーを交点で接着させて安定性を高めた好ましい防虫スクリーンを製造できる。
防虫スクリーンは、普通、モノフィラメント又はマルチフィラメントを標準的な編み工程によって編むことによって製造される。編みの構造としては、平編み、あや織り、サテン、その他、例えばもじり織り、などがある。金属及びPVC被覆グラスファイバー・スクリーンで最もポピュラーな編み方は平編みである。この構造は、防虫スクリーンを製造するシンプルでコスト効率の良いプロセスになる。平編みの一つの欠点は、編まれたものの開き具合やファイバーの硬さによってはファイバー構造が緩んで不安定になることである。PVC被覆グラスファイバー・スクリーンは、PVCコーティングのメルト流動によってファイバーを交点で接着することによってこの問題を克服する。
本発明の別の様態は、ファイバー交点で接着される非金属材料の防虫スクリーンである。ポリマー・ファイバーを高い耐久性で接着させることは特に難しい課題になることがある。接着剤を使用してもよいが、余った接着剤がファイバー交点の領域を超えて不注意に塗布されるおそれがある。さらに、接着剤はUV耐性がないことが多い。別の接着方法は、熱を加えてファイバーを交点で溶着させることである。この方法はいろいろな処理オプションによって行うことができるが、その一つは熱せられたつや出しロールを用いるものである。このやり方では、交点領域の外側でファイバー全体を溶融することを避けるために特別な注意を払う必要がある。この溶融が起こると、ファイバー断面が流動して平たくなり、光透過と空気流通が劣るスクリーンになる。この問題はPVC被覆グラスファイバー防虫スクリーンで顕著になる。熱接着プロセスでPVC被覆が流動して縦糸及び横糸開口の寸法が減少する。その結果、光の透過率が大きく10%以上も減少して約55%の光透過率しかないスクリーンが生ずる。この接着の問題は普通、非金属の防虫スクリーンに限定される。金属スクリーンのファイバーはもっと硬く安定な網が得られるのでファイバーを接着する必要がない。
非金属ファイバーを接着する本発明の好ましい方法は、超音波エネルギーを利用するものである。超音波ホーン及びアンビル・システムによって超音波エネルギーを印加してファイバー交点に局所的に熱を発生できる。このプロセスは、編んだものが静止している状態でプランジ及びアクチベート(activate)法によって実行できる。好ましくは、ホーンと回転アンビルを用いる連続プロセスによって実行される。防虫スクリーンのファイバーを接着するために超音波を使用することには本発明のユニークな利点がある。このプロセスは、接着するための熱をファイバー交点だけに孤立的に発生させることができるので、ファイバーの全体を熱することなく接着を行うことができる。加える熱をコントロールすることによってファイバーの形が歪まないようにすることができる。その結果、接着されない交叉していない領域でファイバーの元の断面を実質的に保っているスクリーンが得られる。最終結果として、ファイバー交点で接着されたことによって実質的に安定になり、その他の箇所ではファイバーの流動がほとんどない防虫スクリーンが得られる。この非金属スクリーン構造は、従来のものに比べて高い光透過性と視覚的な明瞭性を与える。
防虫スクリーンは、黒からグリーン、そして白までいろいろな色で利用できる。金属スクリーンは、普通、塗装又はコーティングによって着色し防食する。反射による眩しさを減らすためには黒などのダークカラーが好ましいことが見出されている。さらに、不透明なファイバーは屈折による眩しさが透過することを減らす。透明なファイバーは編まれたスクリーンの全光透過率を増加させるが、用途によっては反射と屈折による眩しさが問題になる可能性がある。
本発明の別の様態は、従来のスプラインと溝のアタッチメントを用いてスクリーン・フレームに取り付けるのに適した防虫スクリーン材料である。窓枠と組み合わせて用いられる防虫スクリーンの多くは、取り付けとアタッチメントのためにこの方法を用いる。スクリーンの構造は取り付けとアタッチメントのためのこの手段を可能にすることが好ましい。
本発明の範囲を制限することなく、以下の実施例は本発明を作り使用する仕方を例示する。
実施例1
防虫スクリーンが次のように製造された。
PVDFファイバーが業界で公知の方法によって押し出し製造された。この実施例では、Albany International, Albany NY, が直径0.005インチのファイバーを押し出し製造した。ファイバーの平均デニールは242、平均テナシティー(強靱性)はデニールあたり3.22グラムであった。透明なファイバーが押し出された。
次にこのファイバーは標準的な編み工法によって平編み構造に編まれた。この実施例では、Prodesco, Perkasie PA,が編み工程を実行した。ファイバーは、1インチあたり20本(ppi)x1インチあたり17本(ppi)の幅52インチ構成スクリーンに編まれた。縦糸方向と横糸方向の開口(孔サイズ)の寸法はそれぞれ0.046”及び0.053”であった。
次にこの編まれたスクリーンの光透過性がテストされた。結果は下の表に示されている。
実施例2
実施例1で得られた防虫スクリーンは、次に黒の半光沢スプレー・ペイントが軽く塗布された。用いたペイントは、Rust-oleum CorporationによるPainter’s Touch #1974であった。この塗装の目的は、光透過テストを行うために黒い不透明ファイバーをシミュレートすることであった。次に塗装された編まれたスクリーンの光透過性がテストされた。結果は下の表に示されている。
以下の方法を用いて、本発明及び比較例の防虫スクリーン材料の光透過性を評価した。比較例の防虫スクリーン材料であるPVCグラスファイバー(11ミル - 18 x 14)(比較例1)とステンレス鋼(9ミル - 18 x 14)(比較例2)は、それぞれ、New York Wire Co., Mt. Wolf, PA, とTWP Inc., Bekeley, CA, から入手したものであった。
光透過性テスト
スクリーン材料の光学的性質を測定する手順は、可視範囲の波長における測定に適した分光計、具体的にはPerkin Elmer Lambda 18モデル、を使用する。分光計は、例えばLabsphereからのモデルRSA-PE-18のような、積分球アタッチメントによる積分された反射率及び透過率を測定する能力をもたなければならない。ここで求める値は4つの形:すなわち、正+拡散透過率(全透過率)、正+拡散反射率(全反射率)、拡散だけの透過率及び拡散だけの反射率、という4つが必要である。結果はそれぞれの場合に絶対パーセンテージで記録される。図2を参照すると、積分球上の3つのポートが重要である。第一のポートは光進入及び透過ポートである(ポート1)。反射率ポート(ポート2)は、100 %校正、並びに反射率測定に用いられる。その表面法線はサンプル・ビームに対してある角度(8度)をなし、鏡面ポート(ポート3)において正反射されたビームを捕らえることができるようになっている。ポート1,2,及び3は16度の角度を含む。ポート1と2におけるビーム・サイズは、エッジ効果による測定誤差を最小にするようにスクリーンの開口よりも顕著に大きくなければならない。用いたビーム・サイズは約3/8 x 1/8インチであった。
正+拡散透過モードでは、サンプルをポート1に置き、前方方向へのビームの透過(正透過)、並びに半球全体に散乱される透過を同時に記録する。100%標準をポート2に配置しなければならない。拡散だけの透過率では、サンプルをポート1に置きポート2に置いた光トラップによって透過光の正透過成分をトラップする必要がある。
拡散+正反射率は、サンプルをポート2に置いて測定する。(反射率はきわめて低いので)光トラップをサンプルの背後の置き、サンプルを透過したどんな光もポート2を通って球に戻ることがないように注意を払わなければならない。適切なバックグラウンド引算手順を実行しなければならない。拡散反射率の測定では、別の光トラップをポート3に置き、光トラップを裏に配置したサンプルをポート2に置いて正反射される光を排除する。これによって積分球に拡散的に反射された光だけを測定する。正反射だけの反射は、全反射から拡散だけの反射を引き算して計算される。
正透過率は、拡散透過と反射成分を排除して、スクリーン開口を通る直接の光を記述しようとする。直接の光は、見ようとする像から放出される歪みのない光を表す。この値は次の式で計算された。
正透過率=全透過率−(拡散だけによる透過率)
視覚的明瞭率は、スクリーンを通して見る像の正透過率を、拡散透過光、並びに拡散と正の両方の反射光成分のネガティブな効果を考慮に入れて記述しようとする。この値は次の式によって計算された。
視覚明瞭率=正透過率−(拡散だけの透過率+全反射率)
Figure 2006523273
上の表から見られるように、視覚的明瞭率で示される実施例の視覚的明瞭性は、比較例よりもかなり良い。すべての例(実施例と比較例)で、孔サイズは同じようなものであり、本数は実施例の方が高いのであるから、これはきわめて驚くべき結果である。本発明のスクリーンはこのように視覚的明瞭性が優れているので、この業界にとってはずっと望ましく、前から感じられていた視覚的特性の優れたスクリーンに対するニーズを満たすものである。
窓、ドア、スクリーン設置ポーチ、テント、など多くのスクリーン用途で、イエバエや蚊などの普通の虫よりも小さな虫を実質的に排除するためには特別な構造のスクリーンが必要になる。この虫のカテゴリーには、“ノーシーウム(noseeums)”と呼ばれるヌカカ又はCeratopogonidae、などの小さな虫だけでなく、湖、川、農園の近くの区域でよく見られるさらに小さい虫も含まれる。住宅、レクリエーション車両、スクリーン設置ポーチ、テント、などの用途でこれらの虫を排除し、防虫スクリーンで得ようとする視覚的利点や空気流通の利点を失わないようにすることが望ましい。
孔の寸法が0.040インチの防虫スクリーンは、これらの小さな虫の一部を排除する。しかし、孔の寸法を0.030インチ、0.020インチ、0.010インチ、そしてさらに小さくすることによってもっと小さな虫も実質的に排除できる。今日市販されているスクリーンでは、このように小さな孔サイズになると視覚的明瞭性、光透過率、及び空気の流通が低下することによって性能が顕著に低下するということは周知である。 “ノーシーウム(no see ‘um)”を排除するという住宅用防虫スクリーンの典型的な市販されている例は、20 x 20,又は20 x 30メッシュという仕様になっている。
本発明の一つの様態は、微小な虫を排除ししかも優れた視覚的明瞭性、光透過率、空気の流通、及び耐久性を有する小さな孔寸法の防虫スクリーンを小さな直径のファイバーを用いて構成することである。約0.007インチ以下の直径を有する小さなファイバーを約0.06インチ以下かつ約0.01インチ以上の孔寸法と組み合わせることによって、従来のスクリーンの性能をはるかに超える本発明のスクリーンが製造されることは驚きである。
以下の実施例は、本発明の範囲を制限することなく、本発明を作り使用する仕方を説明するものである。
比較例3&4
スクリーン材料はConnecticut Screen Works, Northford, CT, から購入した。“ノーシーウム(no see ’um)”タイプの小さな虫を排除するために利用できるスクリーン材料は2つあった。比較例3は、PVC被覆グラスファイバー、20 x 20メッシュでファイバー直径0.013インチである。比較例4は、PVC被覆グラスファイバー、20 x 30メッシュでファイバー直径0.015インチである。
これらのスクリーン材料のワイヤ直径及び縦糸と横糸方向の開口寸法を測定した。これらの測定値は下の表に示されている。このスクリーン材料の光透過性質も測定し、この結果も下の表に示されている。
本発明の実施例3&4
本発明の防虫スクリーンは次のように製造された。
PVDFファイバーが業界で公知の標準的な方法によって押し出し製造された。この実施例ではファイバーは直径0.003インチで押し出された。このファイバーは平均デニールが85で、平均テナシティー(強靱性)はデニールあたり4.3グラムであった。黒いファイバーが押し出された。
次にファイバーは、定着デバイスを用いて模擬編み構造に配置された。この定着デバイスは、ファイバーを1インチあたり42本という割合で互いに平行に配置することができた。対向するファイバーは第一のファイバーに対して直角に、やはり1インチあたり42本という割合で配置された。得られた模擬編み構造は、一辺が0.020インチの正方形の孔を有していた。これが本発明の実施例3である。この基本的な組織構造は、標準的な編み方も含めていろいろな手段によって構成できる。この例ではファイバーは互いに編まれていなかったが、もっと安定させる必要がある場合は、交点でファイバーを溶融させることもできることは理解されるであろう。さらに、基本的な組織構造が編むことで作られない場合でも、“縦糸”と“横糸”という用語が互いに直交するそれぞれの方向を表すように用いられる。
上記の手順によって、本発明の実施例4が0.003インチという同じファイバー直径を用いて、しかしファイバーの本数は縦糸方向でも横糸方向でも1インチあたり21本にして製造された。得られた孔は一辺が0.043インチの正方形であった。
Figure 2006523273
次に上記の例の光透過性を、本明細書で前に述べたような方法によってテストした。結果は次の表に示されている。
Figure 2006523273
表から見られるように、本発明の実施例の光透過率と視覚的明瞭性は比較例よりもかなり良い。これはきわめて驚くべき結果である。何故なら、孔サイズはすべての例(実施例と比較例)で同様であり、本数は実施例の方が多いからである。本発明のスクリーンは、このように視覚的明瞭性が優れているので、業界にとってははるかに望ましいものであり、昔から感じられている良い視覚的特性を有するスクリーンに対するニーズを満たすものである。
恒久的な変形
高い光透過率と視覚的明瞭性を有する防虫スクリーンの開発におけるもう一つの課題は耐久性である。防虫スクリーンはいろいろな機械的力にさらされてスクリーンの網に恒久的な変形を生ずる可能性がある。このような力は、製造プロセス、発送、設置、及び貯蔵の間の影響、及び実際の使用で加えられる力に関連している。このような機械的力の例としては、枠に張られたスクリーンが互いに及ぼし合う力、パティオ家具などの物体がスクリーンに及ぼす力、ほうきの柄がスクリーンにこすれる場合、人がスクリーンに当たって押す場合、スクリーンに鳥が飛び込む場合、などいろいろある。
光学的性質が改良された防虫スクリーンの恒久的変形は特に厄介であることがある。本発明の防虫スクリーンはその視覚的外観で評価されるので、その外観のどのような変化も望ましくない。へこみ、溝、及び凹みは、改良された光学的性質の低下になり、装でなければ見えにくいスクリーンでも容易に認められる。したがって、機械的力による恒久的な変形に抵抗できる防虫スクリーンがきわめて望ましく、光学的性質が改良された防虫スクリーンではそれが特に重要である。
本明細書で用いられる場合、防虫スクリーンの“巨視的な恒久的変形”とは、肉眼で観測できる防虫スクリーンの網の平面性に、新たな外力が加えられるまで残留する物理的な変化と定義される。
恒久的変形をテストして評価するためにいろいろな方法はいろいろ考案できる。以下に、本発明の材料及び比較例を評価するためのテスト装置及び方法を説明する。
変形テスト装置及びテスト方法
図3は、使用した変形テスト装置を示す。テスト装置30を用いて防虫スクリーンの網34に力を加えて恒久的な変形をテストする。防虫スクリーンの網34のサンプルは、標準的なスプラインと溝のフレーム32でテストされる。プローブ38がプローブ・チップ36を介して防虫スクリーンの網34に当てられる。このテストでは、プローブ・チップは直径が0.26インチの研磨されたクロム鋼球である。このプローブ・チップにいろいろな重り40によって重みが付与される。防虫スクリーンの網34へのプローブ38の法線方向の力は力ゲージ44を用いて測定できる。各テストの前に、力ゲージ44をアイレット42に引っかけて力を測定する。測定後、力ゲージを引きはずす。テストの間、プローブ・チップ36は、ピボット・バー46,ピボット47,アクチュエーター・バー48,ウオームねじ50,及びモーター52によって防虫スクリーンの網上で引かれる。
このテストでは、アクチュエーター・バー48は毎分17インチの速さで3インチの長さのパスで駆動される。あるサンプルについてプローブ・チップ36にある与えられた力を加えて一回のパスを行う。各パスの後、防虫スクリーンのサンプルは、肉眼及びタッチによって人の目によって認められるほど顕著な恒久的変形が明らかであるかどうかを判定する。人の肉眼で認められる恒久的な変形は、巨視的な恒久的変形であると見なされる。普通、このテストでは、変形は、凹んだライン又は溝という形で認められる。次の材料がテストされた:
比較例5
ファイバーの直径が0.0012インチ(1.2ミル)でインチあたり50 x 50 本のステンレス鋼メッシュから防虫スクリーンのサンプルが作られた。このメッシュはTWP Inc., Berkley, California, から市販されている。
比較例6
別の防虫スクリーンが、TWPから購入した、ファイバー直径0.005インチ(5ミル)でインチあたり18 x 18本の、タイプ304ステンレス鋼編みメッシュを用いて製造された。
発明実施例
5ミルの直径のPVDFファイバーが、1インチあたり20本(ppi) x 1インチあたり17本(ppi)の32インチ幅の構造に編まれた。縦糸方向及び横糸方向の開口寸法はそれぞれ0.046”及び0.053”と測定された。編まれた網は、その後、この産業でよく用いられる連続超音波ラミネート・プロセスによってファイバーの重なりの点で接着された。
次に上記3つの例について、本明細書で前に述べた方法を用いて恒久的変形性質がテストされた。結果は次の表に記載されている。
Figure 2006523273
上のデータによれば、比較例は比較的低い力の荷重で恒久的に変形したのに対して、本発明の実施例は比較例の20倍を超える荷重で完全に破損するまで恒久的に変形しなかった。好ましくは、防虫スクリーンは少なくとも約0.5 lbの、好ましくは少なくとも約1 lbの、さらに好ましくは少なくとも約2 lbの、さらに好ましくは少なくとも約3 lbの、さらに好ましくは少なくとも約4 lbの、最も好ましくは少なくとも約5 lbの力を受けたときにも、巨視的な恒久的変形をしない。巨視的な恒久的変形に対するこの抵抗属性と高い光透過性と明瞭性という属性が防虫スクリーンで組み合わされたことは驚くべきことである。本発明は、微細メッシュのスクリーン、ノーシーウム・スクリーン、並びにもっと大きな開口のスクリーン、を含むすべてのタイプの光学的に改良された防虫スクリーンで利点を有する。
本発明の特定の実施形態について本明細書で記述してきたが、以下の特許請求の範囲から逸脱することなくいろいろな変化や変更を本発明の一部として組み込んで実施することができることは理解されるであろう。
本発明のある実施形態の斜め断面図である。 本発明の光学的性質を測定するために用いられる装置の概略図である。 本発明の耐久性を測定するために用いられる装置の概略図である。

Claims (142)

  1. 縦糸方向寸法と横糸方向寸法を有する開口を画定する縦糸及び横糸構成のファイバーを含む防虫スクリーンであって、前記縦糸方向及び横糸方向寸法の少なくとも一方は約0.05インチより小さく、前記縦糸方向及び横糸方向寸法の他方は約0.03インチよりも大きく、前記ファイバーの直径は約0.007インチ以下である防虫スクリーン。
  2. 前記直径は約0.006インチ以下であることを特徴とする請求項1に記載の防虫スクリーン。
  3. 前記直径は約0.005インチ以下であることを特徴とする請求項1に記載の防虫スクリーン。
  4. 前記直径は約0.004インチ以下であることを特徴とする請求項1に記載の防虫スクリーン。
  5. 前記ファイバーは金属ファイバーであることを特徴とする請求項1に記載の防虫スクリーン。
  6. 前記ファイバーは非金属ファイバーであることを特徴とする請求項1に記載の防虫スクリーン。
  7. 前記ファイバーはフッ素ポリマー・ファイバーであることを特徴とする請求項1に記載の防虫スクリーン。
  8. 前記ファイバーはPVDFファイバーであることを特徴とする請求項1に記載の防虫スクリーン。
  9. 該スクリーンの視覚的明瞭率は約55%以上であることを特徴とする請求項1に記載の防虫スクリーン。
  10. 該スクリーンの視覚的明瞭率は約60%以上であることを特徴とする請求項1に記載の防虫スクリーン。
  11. 該スクリーンの視覚的明瞭率は約65%以上であることを特徴とする請求項1に記載の防虫スクリーン。
  12. 該スクリーンの視覚的明瞭率は約70%以上であることを特徴とする請求項1に記載の防虫スクリーン。
  13. 該スクリーンの視覚的明瞭率は約75%以上であることを特徴とする請求項1に記載の防虫スクリーン。
  14. 該スクリーンの視覚的明瞭率は約75%であることを特徴とする請求項1に記載の防虫スクリーン。
  15. さらに、溝及びスプライン構造を有するフレームを含み、前記ファイバーは前記フレームに取り付けられる請求項1に記載の防虫スクリーン。
  16. 縦糸方向寸法と横糸方向寸法を有する開口を画定する縦糸及び横糸構成のファイバーを含む防虫スクリーンであって、前記縦糸方向及び横糸方向寸法の少なくとも一方は約0.05インチより小さく、前記縦糸方向及び横糸方向寸法の他方は約0.03インチよりも大きく、前記ファイバーの直径は約0.007インチ以下であり、前記ファイバーはPVDFファイバーであり、該スクリーンの視覚的明瞭率は約55%以上である防虫スクリーン。
  17. 縦糸方向寸法と横糸方向寸法を有する開口を画定する縦糸及び横糸構成のファイバーを含む防虫スクリーンであって、前記縦糸方向及び横糸方向寸法の少なくとも一方は約0.05インチより小さく、前記縦糸方向及び横糸方向寸法の他方は約0.03インチよりも大きく、前記ファイバーはフッ素ポリマー・ファイバーである防虫スクリーン。
  18. 前記ファイバーは不透明であることを特徴とする請求項17に記載の防虫スクリーン。
  19. 前記ファイバーは透明であることを特徴とする請求項17に記載の防虫スクリーン。
  20. 前記ファイバーの色が濃いことを特徴とする請求項17に記載の防虫スクリーン。
  21. 前記ファイバーは溝及びスプライン構成を有するフレームに取り付けられることを特徴とする請求項17に記載の編まれたファイバーの防虫スクリーン。
  22. 縦糸方向寸法と横糸方向寸法を有する開口を画定する縦糸及び横糸構成のファイバーを含む編まれた非金属ファイバー防虫スクリーンであって、前記縦糸方向及び横糸方向寸法の少なくとも一方は約0.05インチより小さく、前記縦糸方向及び横糸方向寸法の他方は約0.03インチよりも大きく、全光透過率が約60%以上である編まれた非金属ファイバー防虫スクリーン。
  23. 前記全光透過率が約65%以上であることを特徴とする請求項22に記載の編まれた非金属ファイバー防虫スクリーン。
  24. 前記全光透過率が約70%以上であることを特徴とする請求項22に記載の編まれた非金属ファイバー防虫スクリーン。
  25. 前記全光透過率が約75%以上であることを特徴とする請求項22に記載の編まれた非金属ファイバー防虫スクリーン。
  26. 前記全光透過率が約80%以上であることを特徴とする請求項22に記載の編まれた非金属ファイバー防虫スクリーン。
  27. 前記全光透過率が約85%以上であることを特徴とする請求項22に記載の編まれた非金属ファイバー防虫スクリーン。
  28. 縦糸方向寸法と横糸方向寸法を有する開口を画定する縦糸及び横糸構成のファイバーを含む編まれたファイバーの防虫スクリーンであって、前記縦糸方向及び横糸方向寸法の少なくとも一方は約0.05インチより小さく、前記縦糸方向及び横糸方向寸法の他方は約0.03インチよりも大きく、全光透過率が約75%以上である編まれたファイバーの防虫スクリーン。
  29. 前記全光透過率が約80%以上であることを特徴とする請求項28に記載の編まれたファイバーの防虫スクリーン。
  30. 前記全光透過率が約85%以上であることを特徴とする請求項28に記載の編まれたファイバーの防虫スクリーン。
  31. 縦糸方向寸法と横糸方向寸法を有する開口を画定する縦糸及び横糸構成のファイバーを含む編まれた非金属ファイバー防虫スクリーンであって、前記縦糸方向及び横糸方向寸法の少なくとも一方は約0.05インチより小さく、前記縦糸方向及び横糸方向寸法の他方は約0.03インチよりも大きく、正光透過率が約60%以上である編まれた非金属ファイバー防虫スクリーン。
  32. 前記正光透過率が約65%以上であることを特徴とする請求項31に記載の編まれた非金属ファイバー防虫スクリーン。
  33. 前記正光透過率が約70%以上であることを特徴とする請求項31に記載の編まれた非金属ファイバー防虫スクリーン。
  34. 前記正光透過率が約75%以上であることを特徴とする請求項31に記載の編まれた非金属ファイバー防虫スクリーン。
  35. 前記正光透過率が約80%以上であることを特徴とする請求項31に記載の編まれた非金属ファイバー防虫スクリーン。
  36. 縦糸方向寸法と横糸方向寸法を有する開口を画定する縦糸及び横糸構成のファイバーを含む編まれたファイバーの防虫スクリーンであって、前記縦糸方向及び横糸方向寸法の少なくとも一方は約0.05インチより小さく、前記縦糸方向及び横糸方向寸法の他方は約0.03インチよりも大きく、正光透過率が約75%以上である編まれたファイバーの防虫スクリーン。
  37. 前記正光透過率が約80%以上であることを特徴とする請求項36に記載の編まれたファイバーの防虫スクリーン。
  38. 縦糸方向寸法と横糸方向寸法を有する開口を画定する縦糸及び横糸構成のファイバーを含む編まれた非金属ファイバー防虫スクリーンであって、前記縦糸方向及び横糸方向寸法の少なくとも一方は約0.05インチより小さく、前記縦糸方向及び横糸方向寸法の他方は約0.03インチよりも大きく、視覚的明瞭率が約55%以上である編まれた非金属ファイバー防虫スクリーン。
  39. 前記視覚的明瞭率が約60%以上であることを特徴とする請求項38に記載の編まれた非金属ファイバー防虫スクリーン。
  40. 前記視覚的明瞭率が約65%以上であることを特徴とする請求項38に記載の編まれた非金属ファイバー防虫スクリーン。
  41. 前記視覚的明瞭率が約70%以上であることを特徴とする請求項38に記載の編まれた非金属ファイバー防虫スクリーン。
  42. 前記視覚的明瞭率が約75%以上であることを特徴とする請求項38に記載の編まれた非金属ファイバー防虫スクリーン。
  43. 縦糸方向寸法と横糸方向寸法を有する開口を画定する縦糸及び横糸構成のファイバーを含む編まれたファイバーの防虫スクリーンであって、前記縦糸方向及び横糸方向寸法の少なくとも一方は約0.05インチより小さく、前記縦糸方向及び横糸方向寸法の他方は約0.03インチよりも大きく、視覚的明瞭率が約60%以上である編まれたファイバーの防虫スクリーン。
  44. 前記視覚的明瞭率が約65%以上であることを特徴とする請求項43に記載の編まれたファイバーの防虫スクリーン。
  45. 前記視覚的明瞭率が約70%以上であることを特徴とする請求項43に記載の編まれたファイバーの防虫スクリーン。
  46. 前記視覚的明瞭率が約75%以上であることを特徴とする請求項43に記載の編まれたファイバーの防虫スクリーン。
  47. 縦糸方向寸法と横糸方向寸法を有する開口を画定する縦糸及び横糸構成の非金属ファイバーを含む編まれたファイバーの防虫スクリーンであって、前記縦糸方向及び横糸方向寸法の少なくとも一方は約0.05インチより小さく、前記縦糸方向及び横糸方向寸法の他方は約0.03インチよりも大きく、前記縦糸方向のファイバーと前記横糸方向のファイバーは交叉点において交叉し、前記ファイバーは前記交叉点の少なくともいくつかで結合されて結合交叉点を形成し、前記ファイバーは前記結合交叉点の間で実質的に丸い横断面を有することを特徴とする編まれたファイバーの防虫スクリーン。
  48. 前記結合交叉点は熱的に結合されていることを特徴とする請求項47に記載の編まれたファイバーの防虫スクリーン。
  49. 前記結合交叉点は超音波エネルギーによって熱的に結合されていることを特徴とする請求項47に記載の編まれたファイバーの防虫スクリーン。
  50. 編まれたファイバーのスクリーンを作る方法であって:
    (a)ある横断面を有する非金属ファイバーを用意するステップ;
    (b)前記非金属ファイバーを編んで縦糸方向寸法と横糸方向寸法を有する開口を画定する縦糸及び横糸構成にするステップ、前記縦糸方向の前記ファイバーと前記横糸方向の前記ファイバーは交叉点で交叉する;及び
    (c)前記交叉点の少なくともいくつかで前記ファイバーを超音波によって結合して結合交叉点を、前記結合交叉点の間のファイバーの横断面を実質的に乱すことなく形成するステップ;
    を含む方法。
  51. 前記編まれたファイバーのスクリーンは防虫スクリーンであり、ステップ(b)はさらに、前記縦糸方向及び横糸方向寸法の少なくとも一方は約0.05インチより小さく、前記縦糸方向及び横糸方向寸法の他方は約0.03インチよりも大きくなるように前記ファイバーを編むステップを含むことを特徴とする請求項50に記載の編まれたファイバーのスクリーンを作る方法。
  52. 前記ファイバーの直径は約0.007インチ以下であることを特徴とする請求項50に記載の編まれたファイバーのスクリーンを作る方法。
  53. 縦糸方向寸法と横糸方向寸法を有する開口を画定する縦糸及び横糸構成のファイバーを含む防虫スクリーンであって、前記縦糸方向及び横糸方向寸法は両方共約0.04インチ以下かつ約0.01インチ以上であり、前記ファイバーの直径は約0.002インチ以上かつ約0.007インチ未満である防虫スクリーン。
  54. 前記直径は約0.006インチ以下であることを特徴とする請求項53に記載の防虫スクリーン。
  55. 前記直径は約0.005インチ以下であることを特徴とする請求項53に記載の防虫スクリーン。
  56. 前記直径は約0.004インチ以下であることを特徴とする請求項53に記載の防虫スクリーン。
  57. 前記直径は約0.003インチ以下であることを特徴とする請求項53に記載の防虫スクリーン。
  58. 前記ファイバーは金属ファイバーであることを特徴とする請求項53に記載の防虫スクリーン。
  59. 前記ファイバーは非金属ファイバーであることを特徴とする請求項53に記載の防虫スクリーン。
  60. 前記ファイバーはフッ素ポリマー・ファイバーであることを特徴とする請求項53に記載の防虫スクリーン。
  61. 前記ファイバーはPVDFファイバーであることを特徴とする請求項53に記載の防虫スクリーン。
  62. 該スクリーンの視覚的明瞭率は約50%以上であることを特徴とする請求項53に記載の防虫スクリーン。
  63. 該スクリーンの視覚的明瞭率は約60%以上であることを特徴とする請求項53に記載の防虫スクリーン。
  64. 該スクリーンの視覚的明瞭率は約70%以上であることを特徴とする請求項53に記載の防虫スクリーン。
  65. 該スクリーンの視覚的明瞭率は約80%以上であることを特徴とする請求項53に記載の防虫スクリーン。
  66. 該スクリーンの視覚的明瞭率は約85%であることを特徴とする請求項53に記載の防虫スクリーン。
  67. さらに、溝及びスプライン構造を有するフレームを含み、前記ファイバーが前記フレームに取り付けられることを特徴とする請求項53に記載の防虫スクリーン。
  68. 前記ファイバーは不透明であることを特徴とする請求項53に記載の防虫スクリーン。
  69. 前記ファイバーは透明であることを特徴とする請求項53に記載の防虫スクリーン。
  70. 前記ファイバーの色が濃いことを特徴とする請求項53に記載の防虫スクリーン。
  71. 前記全光透過率が約50%以上であることを特徴とする請求項53に記載の防虫スクリーン。
  72. 前記全光透過率が約60%以上であることを特徴とする請求項53に記載の防虫スクリーン。
  73. 前記全光透過率が約70%以上であることを特徴とする請求項53に記載の防虫スクリーン。
  74. 前記全光透過率が約80%以上であることを特徴とする請求項53に記載の防虫スクリーン。
  75. 前記全光透過率が約85%であることを特徴とする請求項53に記載の防虫スクリーン。
  76. 前記正光透過率が約50%以上であることを特徴とする請求項53に記載の防虫スクリーン。
  77. 前記正光透過率が約60%以上であることを特徴とする請求項53に記載の防虫スクリーン。
  78. 前記正光透過率が約70%以上であることを特徴とする請求項53に記載の防虫スクリーン。
  79. 前記正光透過率が約80%以上であることを特徴とする請求項53に記載の防虫スクリーン。
  80. 縦糸方向寸法と横糸方向寸法を有する開口を画定する縦糸及び横糸構成の非金属ファイバーを含むファイバー防虫スクリーンであって、前記縦糸方向及び横糸方向寸法は両方共約0.04インチ以下かつ約0.01インチ以上であり、前記非金属ファイバーは交叉点で交叉し、前記非金属ファイバーは前記交叉点の少なくともいくつかで結合されて結合交叉点を形成し、前記非金属ファイバーは前記結合交叉点の間で実質的に丸い横断面を有することを特徴とするファイバー防虫スクリーン。
  81. 前記結合交叉点は熱的に結合されていることを特徴とする請求項80に記載のファイバー防虫スクリーン。
  82. 前記結合交叉点は超音波エネルギーによって熱的に結合されていることを特徴とする請求項81に記載のファイバー防虫スクリーン。
  83. ファイバーを含む防虫スクリーンであって、前記防虫スクリーンの全光透過率は少なくとも65%であり、少なくとも約1.0 lbの鈍器変形テストを受けたときに何も巨視的な恒久的変形が生じない防虫スクリーン。
  84. 前記防虫スクリーンの全光透過率は少なくとも65%であり、少なくとも約2.0 lbの鈍器変形テストを受けたときに何も巨視的な恒久的変形が生じないことを特徴とする請求項83に記載の防虫スクリーン。
  85. 前記防虫スクリーンの全光透過率は少なくとも65%であり、少なくとも約3.0 lbの鈍器変形テストを受けたときに何も巨視的な恒久的変形が生じないことを特徴とする請求項83に記載の防虫スクリーン。
  86. 前記防虫スクリーンの全光透過率は少なくとも65%であり、少なくとも約4.0 lbの鈍器変形テストを受けたときに何も巨視的な恒久的変形が生じないことを特徴とする請求項83に記載の防虫スクリーン。
  87. 前記防虫スクリーンの全光透過率は少なくとも65%であり、少なくとも約5.0 lbの鈍器変形テストを受けたときに何も巨視的な恒久的変形が生じないことを特徴とする請求項83に記載の防虫スクリーン。
  88. 前記ファイバーの直径は約0.007インチ以下であることを特徴とする請求項83に記載の防虫スクリーン。
  89. 前記ファイバーの直径は約0.005インチ以下であることを特徴とする請求項83に記載の防虫スクリーン。
  90. 前記ファイバーはフッ素ポリマーを含むことを特徴とする請求項83に記載の防虫スクリーン。
  91. 前記ファイバーはPVDFを含むことを特徴とする請求項83に記載の防虫スクリーン。
  92. さらに、溝及びスプライン構造を有するフレームを含み、前記ファイバーは前記フレームに取り付けられることを特徴とする請求項83に記載の防虫スクリーン。
  93. 前記ファイバーは不透明であることを特徴とする請求項83に記載の防虫スクリーン。
  94. 前記ファイバーは透明であることを特徴とする請求項83に記載の防虫スクリーン。
  95. 前記ファイバーの色が濃いことを特徴とする請求項83に記載の防虫スクリーン。
  96. さらに、縦糸方向寸法と横糸方向寸法を有する開口を画定する縦糸及び横糸構成のファイバーを含み、前記縦糸方向及び横糸方向寸法の少なくとも一方は約0.06インチより小さく、前記縦糸方向及び横糸方向寸法の他方は約0.01インチよりも大きいことを特徴とする請求項83に記載の防虫スクリーン。
  97. 前記防虫スクリーンの全光透過率は少なくとも70%であり、少なくとも約1.0 lbの鈍器変形テストを受けたときに何も巨視的な恒久的変形が生じないことを特徴とする請求項83に記載の防虫スクリーン。
  98. 前記防虫スクリーンの全光透過率は少なくとも70%であり、少なくとも約2.0 lbの鈍器変形テストを受けたときに何も巨視的な恒久的変形が生じないことを特徴とする請求項83に記載の防虫スクリーン。
  99. 前記防虫スクリーンの全光透過率は少なくとも70%であり、少なくとも約3.0 lbの鈍器変形テストを受けたときに何も巨視的な恒久的変形が生じないことを特徴とする請求項83に記載の防虫スクリーン。
  100. 前記防虫スクリーンの全光透過率は少なくとも70%であり、少なくとも約4.0 lbの鈍器変形テストを受けたときに何も巨視的な恒久的変形が生じないことを特徴とする請求項83に記載の防虫スクリーン。
  101. 前記防虫スクリーンの全光透過率は少なくとも70%であり、少なくとも約5.0 lbの鈍器変形テストを受けたときに何も巨視的な恒久的変形が生じないことを特徴とする請求項83に記載の防虫スクリーン。
  102. 前記防虫スクリーンの全光透過率は少なくとも75%であり、少なくとも約1.0 lbの鈍器変形テストを受けたときに何も巨視的な恒久的変形が生じないことを特徴とする請求項83に記載の防虫スクリーン。
  103. 前記防虫スクリーンの全光透過率は少なくとも75%であり、少なくとも約2.0 lbの鈍器変形テストを受けたときに何も巨視的な恒久的変形が生じないことを特徴とする請求項83に記載の防虫スクリーン。
  104. 前記防虫スクリーンの全光透過率は少なくとも75%であり、少なくとも約3.0 lbの鈍器変形テストを受けたときに何も巨視的な恒久的変形が生じないことを特徴とする請求項83に記載の防虫スクリーン。
  105. 前記防虫スクリーンの全光透過率は少なくとも75%であり、少なくとも約4.0 lbの鈍器変形テストを受けたときに何も巨視的な恒久的変形が生じないことを特徴とする請求項83に記載の防虫スクリーン。
  106. 前記防虫スクリーンの全光透過率は少なくとも75%であり、少なくとも約5.0 lbの鈍器変形テストを受けたときに何も巨視的な恒久的変形が生じないことを特徴とする請求項83に記載の防虫スクリーン。
  107. 前記防虫スクリーンの全光透過率は少なくとも80%であり、少なくとも約1.0 lbの鈍器変形テストを受けたときに何も巨視的な恒久的変形が生じないことを特徴とする請求項83に記載の防虫スクリーン。
  108. 前記防虫スクリーンの全光透過率は少なくとも80%であり、少なくとも約2.0 lbの鈍器変形テストを受けたときに何も巨視的な恒久的変形が生じないことを特徴とする請求項83に記載の防虫スクリーン。
  109. 前記防虫スクリーンの全光透過率は少なくとも80%であり、少なくとも約3.0 lbの鈍器変形テストを受けたときに何も巨視的な恒久的変形が生じないことを特徴とする請求項83に記載の防虫スクリーン。
  110. 前記防虫スクリーンの全光透過率は少なくとも80%であり、少なくとも約4.0 lbの鈍器変形テストを受けたときに何も巨視的な恒久的変形が生じないことを特徴とする請求項83に記載の防虫スクリーン。
  111. 前記防虫スクリーンの全光透過率は少なくとも80%であり、少なくとも約5.0 lbの鈍器変形テストを受けたときに何も巨視的な恒久的変形が生じないことを特徴とする請求項83に記載の防虫スクリーン。
  112. 前記防虫スクリーンの視覚的明瞭率は少なくとも60%であり、少なくとも約0.5 lbの鈍器変形テストを受けたときに何も巨視的な恒久的変形が生じない防虫スクリーン。
  113. 前記防虫スクリーンの視覚的明瞭率は少なくとも60%であり、少なくとも約1.0 lbの鈍器変形テストを受けたときに何も巨視的な恒久的変形が生じないことを特徴とする請求項112に記載の防虫スクリーン。
  114. 前記防虫スクリーンの視覚的明瞭率は少なくとも60%であり、少なくとも約2.0 lbの鈍器変形テストを受けたときに何も巨視的な恒久的変形が生じないことを特徴とする請求項112に記載の防虫スクリーン。
  115. 前記防虫スクリーンの視覚的明瞭率は少なくとも60%であり、少なくとも約3.0 lbの鈍器変形テストを受けたときに何も巨視的な恒久的変形が生じないことを特徴とする請求項112に記載の防虫スクリーン。
  116. 前記防虫スクリーンの視覚的明瞭率は少なくとも60%であり、少なくとも約4.0 lbの鈍器変形テストを受けたときに何も巨視的な恒久的変形が生じないことを特徴とする請求項112に記載の防虫スクリーン。
  117. 前記防虫スクリーンの視覚的明瞭率は少なくとも60%であり、少なくとも約5.0 lbの鈍器変形テストを受けたときに何も巨視的な恒久的変形が生じないことを特徴とする請求項112に記載の防虫スクリーン。
  118. 前記ファイバーの直径は約0.007インチ以下であることを特徴とする請求項112に記載の防虫スクリーン。
  119. 前記ファイバーの直径は約0.005インチ以下であることを特徴とする請求項112に記載の防虫スクリーン。
  120. 前記ファイバーはフッ素ポリマー・ファイバーを含むことを特徴とする請求項112に記載の防虫スクリーン。
  121. 前記ファイバーはPVDFを含むことを特徴とする請求項112に記載の防虫スクリーン。
  122. さらに、溝及びスプライン構造を有するフレームを含み、前記ファイバーが前記フレームに取り付けられることを特徴とする請求項112に記載の防虫スクリーン。
  123. 前記ファイバーは不透明であることを特徴とする請求項112に記載の防虫スクリーン。
  124. 前記ファイバーは透明であることを特徴とする請求項112に記載の防虫スクリーン。
  125. 前記ファイバーの色が濃いことを特徴とする請求項112に記載の防虫スクリーン。
  126. さらに、縦糸方向寸法と横糸方向寸法を有する開口を画定する縦糸及び横糸構成のファイバーを含み、前記縦糸方向及び横糸方向寸法の少なくとも一方は約0.06インチより小さく、前記縦糸方向及び横糸方向寸法の他方は約0.01インチよりも大きいことを特徴とする請求項112に記載の防虫スクリーン。
  127. 前記防虫スクリーンの視覚的明瞭率は少なくとも70%であり、少なくとも約0.5 lbの鈍器変形テストを受けたときに何も巨視的な恒久的変形が生じないことを特徴とする請求項112に記載の防虫スクリーン。
  128. 前記防虫スクリーンの視覚的明瞭率は少なくとも70%であり、少なくとも約1.0 lbの鈍器変形テストを受けたときに何も巨視的な恒久的変形が生じないことを特徴とする請求項112に記載の防虫スクリーン。
  129. 前記防虫スクリーンの視覚的明瞭率は少なくとも70%であり、少なくとも約2.0 lbの鈍器変形テストを受けたときに何も巨視的な恒久的変形が生じないことを特徴とする請求項112に記載の防虫スクリーン。
  130. 前記防虫スクリーンの視覚的明瞭率は少なくとも70%であり、少なくとも約3.0 lbの鈍器変形テストを受けたときに何も巨視的な恒久的変形が生じないことを特徴とする請求項112に記載の防虫スクリーン。
  131. 前記防虫スクリーンの視覚的明瞭率は少なくとも70%であり、少なくとも約4.0 lbの鈍器変形テストを受けたときに何も巨視的な恒久的変形が生じないことを特徴とする請求項112に記載の防虫スクリーン。
  132. 前記防虫スクリーンの視覚的明瞭率は少なくとも70%であり、少なくとも約5.0 lbの鈍器変形テストを受けたときに何も巨視的な恒久的変形が生じないことを特徴とする請求項112に記載の防虫スクリーン。
  133. 前記防虫スクリーンの視覚的明瞭率は少なくとも80%であり、少なくとも約0.5 lbの鈍器変形テストを受けたときに何も巨視的な恒久的変形が生じないことを特徴とする請求項112に記載の防虫スクリーン。
  134. 前記防虫スクリーンの視覚的明瞭率は少なくとも80%であり、少なくとも約1.0 lbの鈍器変形テストを受けたときに何も巨視的な恒久的変形が生じないことを特徴とする請求項112に記載の防虫スクリーン。
  135. 前記防虫スクリーンの視覚的明瞭率は少なくとも80%であり、少なくとも約2.0 lbの鈍器変形テストを受けたときに何も巨視的な恒久的変形が生じないことを特徴とする請求項112に記載の防虫スクリーン。
  136. 前記防虫スクリーンの視覚的明瞭率は少なくとも80%であり、少なくとも約3.0 lbの鈍器変形テストを受けたときに何も巨視的な恒久的変形が生じないことを特徴とする請求項112に記載の防虫スクリーン。
  137. 前記防虫スクリーンの視覚的明瞭率は少なくとも80%であり、少なくとも約4.0 lbの鈍器変形テストを受けたときに何も巨視的な恒久的変形が生じないことを特徴とする請求項112に記載の防虫スクリーン。
  138. 前記防虫スクリーンの視覚的明瞭率は少なくとも80%であり、少なくとも約5.0 lbの鈍器変形テストを受けたときに何も巨視的な恒久的変形が生じないことを特徴とする請求項112に記載の防虫スクリーン。
  139. 防虫スクリーンであって:
    (a)フレーム;及び
    (b)前記フレームに取り付けられたPVDFを含むファイバー;を含み、前記ファイバーは直径が約0.005インチに等しく、縦糸方向寸法と横糸方向寸法を有する開口を画定する縦糸及び横糸構成で配置され、前記縦糸方向及び横糸方向寸法の少なくとも一方は約0.06インチより小さく、前記縦糸方向及び横糸方向寸法の他方は約0.01インチよりも大きく、
    該防虫スクリーンの全光透過率は少なくとも80%であり、約5.0 lb以下の鈍器変形テストを受けたときに何も巨視的な恒久的変形が生じないことを特徴とする防虫スクリーン。
  140. 防虫スクリーンであって:
    (a)フレーム;及び
    (b)前記フレームに取り付けられたPVDFを含むファイバー;を含み、前記ファイバーは直径が約0.005インチに等しく、縦糸方向寸法と横糸方向寸法を有する開口を画定する縦糸及び横糸構成で配置され、前記縦糸方向及び横糸方向寸法の少なくとも一方は約0.06インチより小さく、前記縦糸方向及び横糸方向寸法の他方は約0.01インチよりも大きく、
    該防虫スクリーンの視覚的明瞭率は少なくとも約75%であり、約5.0 lb以下の鈍器変形テストを受けたときに何も巨視的な恒久的変形が生じないことを特徴とする防虫スクリーン。
  141. アクセスを有するスペースから虫を排除する方法であって:
    (a)溝及びスプライン構造を含むフレームを用意し、縦糸方向寸法と横糸方向寸法を有する開口を、前記縦糸方向及び横糸方向寸法の少なくとも一方は約0.06インチより小さく、前記縦糸方向及び横糸方向寸法の他方は約0.01インチよりも大きく画定する縦糸及び横糸構成でファイバーを前記フレームに取り付けてスクリーンを形成するステップ、前記ファイバーはPVDFを含み、その直径は約0.005インチに等しく、スクリーンの全光透過率は少なくとも約60%であり、約5.0 lb以下の鈍器変形テストを受けたときに何も巨視的な恒久的変形を生じない;及び
    (b)該アクセスを前記スクリーンで覆うステップ;
    を含み、それによって虫が該スペースに入り込むことを防ぐ方法。
  142. アクセスを有するスペースから虫を排除する方法であって:
    (a)溝及びスプライン構造を含むフレームを用意するステップ;
    (b)縦糸方向寸法と横糸方向寸法を有する開口を、前記縦糸方向及び横糸方向寸法の少なくとも一方は約0.06インチより小さく、前記縦糸方向及び横糸方向寸法の他方は約0.01インチよりも大きく画定する縦糸及び横糸構成でファイバーを前記フレームに取り付けてスクリーンを形成するステップ、前記ファイバーはPVDFを含み、その直径は約0.005インチに等しく、スクリーンの視覚的明瞭率は少なくとも約75%であり、約5.0 lbs以下の鈍器変形テストを受けたときに何も巨視的な恒久的変形を生じない;及び
    (c)該アクセスを前記スクリーンで覆うステップ;
    を含み、それによって虫が該スペースに入り込むことを防ぐ方法。
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