JP2006521656A - 放射源を駆動する放射源駆動装置及び方法 - Google Patents

放射源を駆動する放射源駆動装置及び方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、情報再生システム内の放射源に供給される電圧を制御する放射源駆動装置であって、前記放射源に供給される電圧を制御する放射源コントローラと、前記放射源コントローラに使用電圧を供給する電力供給部とを有する装置に関する。従来技術のシステムにおいては、前記放射源コントローラに供給される使用電圧は、全ての状況において前記放射源に十分な電力を与えることができるように、十分に高くなくてはならない。従って、前記使用電圧は、前記放射源が、最大出力を達成するために最大電圧を供給される最悪の場合の状況に等しくなければならない。前記放射源が、最大電圧を必要としない状況において、制御回路にかかる前記使用電圧は、該状況に対して必要なものよりも高い。この余分な電圧の降下は、電力損失を生じ、これによって前記制御回路及びこの周囲の温度を上昇させる。速度の増加は、高い放射出力を必要とし、前記放射源の性能は温度に伴い急速に減衰するので、前記放射源における温度の制御の重要性が、増している。本発明によれば、前記電力供給部は、前記放射源コントローラへの前記使用電圧を制御する制御入力部を有し、前記放射源駆動装置は、前記制御入力部に供給される制御信号であって、前記放射源に供給される電圧に依存している制御信号を発生する電力供給部制御手段を更に有する。前記放射源に供給される前記電圧が比較的高い場合、前記放射源駆動装置は、前記放射源の両端に生成される電圧によって前記駆動装置の出力が飽和することがないように、前記放射源に比較的高い電圧を供給することができるように比較的高い使用電圧を必要とする。しかしながら、前記放射源に供給される電圧が比較的低い場合、比較的低い使用電圧を前記放射源駆動装置に供給することで十分である。前記放射源駆動装置が比較的高い使用電圧を必要としていない場合に、該放射源駆動装置に比較的低い使用電圧を供給することによって、結果として、前記放射源駆動装置における平均電圧降下は減少される。このことは、前記放射源駆動装置による電力損失が減少され、従って前記装置の発熱が軽減されるという効果を有する。

Description

本発明は、情報担体上の情報を再生する情報再生システム内の放射源に供給される電圧を制御する放射源駆動装置であって、
― 前記放射源に供給される電圧を制御する放射源コントローラと、
― 前記放射源コントローラに使用電圧(working voltage)を供給する電力供給部と、
を有する装置に関する。
本発明は、情報担体上の情報を再生する情報再生システム内の放射源を駆動する方法であって、
― 前記放射源コントローラによって前記放射源に供給される電圧を制御するステップと、
― 前記放射源コントローラに供給される使用電圧を発生するステップと、
を有する方法にも関する。
本発明は、更に、情報担体において情報を記録及び/又は再生する装置に関する。
国際公開第01/59896号公報から、放射源のための制御回路が知られている。前記制御回路は、光又は光学機械(opto−mechanic)型情報担体を読み出す及び/又は書き込む装置において実施されることができる。当該装置は、放射ビームを発生する放射源を有する。当該装置は、放射ビームを情報担体における走査スポットにマッピングする光システム、及び該情報担体と該走査スポットとを互いに対して変位する変位手段も有する。前記制御回路は、前記放射源の出力電力の測定される平均値と該放射源の出力電力の所望の値との間の差を示すエラー信号を発生する手段を有する。前記制御回路は、電力供給部によって電力を供給される。使用電圧は、全ての状況において前記放射源に十分な電力を供給することができるのように、十分に高くなくてはならない。従って、使用電圧は、最大電力を達成するように前記放射源に最大電圧が供給される最悪の場合の状況に等しいものでなければならない。
前記放射源が最大電圧を必要としていない状況において、前記制御回路にかかる使用電圧は、当該状況に必要なものよりも高い。この余剰電圧の降下は、電力損失を生じ、これによって、制御回路及びこの周囲の温度を上昇させる。速度の増加は高い放射出力を必要とし、かつ、前記放射源の性能は温度に伴い急速に低下するので、当該放射源における温度制御は、重要性を増している。
本発明の目的は、電力損失が比較的低い、放射源駆動装置を提供することにある。本発明の更なる目的は、前記のような放射源駆動装置を有する、情報担体において情報を記録及び/又は再生する装置を提供することにある。本発明の目的は、情報再生システムにおける放射源を比較的低い電力損失で駆動する方法を提供することにもある。
本発明によれば、電力供給部は、放射源コントローラへの使用電圧を制御する制御入力部を有し、放射源駆動装置は、前記電力供給部の制御入力部に供給される制御信号を生成する電力供給部制御手段であって、該制御信号は前記放射源に供給される電圧に依存している電力供給部制御手段を更に有する。前記放射源コントローラは、前記放射源への電圧の供給に、使用電圧を使用する。
本発明によれば、情報再生システム内の放射源を駆動する方法は、前記使用電圧を制御する制御信号であって、前記放射源に供給される電圧に依存する制御信号を生成するステップを更に有する。
前記放射源に供給される電圧が比較的高い場合、放射源駆動装置は、前記放射源の両端に生成される電圧によって前記駆動装置の出力が飽和することがないように、前記放射源に比較的高い電圧を供給することができるように比較的高い使用電圧を必要とする。しかしながら、前記放射源に供給される電圧が比較的低い場合、比較的低い使用電圧を放射源駆動装置に供給すれば十分である。これが比較的高い使用電圧を必要としない場合に、比較的低い使用電圧を前記放射源駆動装置に供給することにより、この結果、当該放射源駆動装置における平均電圧降下が低減される。このことは、前記放射源駆動装置による電力損失が低減され、従って、装置の発熱が軽減されるという効果を有する。本発明による装置は、これを以下の態様で達成する。前記制御信号は、前記放射源に供給される電圧に依存している。例えば、前記制御信号は、デジタル信号であっても良い。前記制御信号の第1の値は、前記放射源がオフにされており、該放射源に電圧が供給されていないことを示すことができる。前記制御信号の第2の値は、前記放射源がオンにされており、適切な電圧が該放射源に供給されていることを示すことができる。前記制御信号は、電力供給部の制御入力部に供給される。次いで、前記電力供給部は、前記制御信号が前記第1の値を有する場合にオフになり(アイドルモード)、前記制御信号が前記第2の値を有する場合にオンになることによって、前記制御信号に反応する。これによって、前記電力損失は大幅に軽減される。
本発明の他の実施例において、前記制御信号の、第1の値は、前記放射源駆動装置が情報担体から情報を再生していることを示し、該制御信号の第2の値は、前記放射源駆動装置が前記情報担体に情報を書き込んでいることを示し、前記電力供給部は、前記制御信号が前記第1の値を有する場合に第1使用電圧を出力し、該電力供給部は、前記制御信号が前記第2の値を有する場合に前記第1使用電圧よりも高い第2使用電圧を出力する。前記情報担体から情報を読み出す場合、前記放射源は比較的低い電圧を要する。前記情報担体に情報を書き込む場合、前記放射源は比較的高い電圧を要する。従って、前記放射源コントローラの使用電圧は、情報が情報担体に書き込まれている状況に比べ、情報を読み出す場合、低くあることができる。
更なる実施例において、前記制御信号は、放射源に対する情報担体の相対速度に依存し、前記電力供給部によって生成される使用電圧は、前記相対速度の関数である。前記放射源に対する前記情報担体の相対速度が比較的高い場合、前記放射ビームは、前記情報担体に情報を書き込むために比較的高い強度を有する。低い速度において、前記放射ビームの強度は低くあることができる。従って、情報担体の高い相対速度において、前記放射源によって必要とされる電圧は比較的高い。前記制御信号は、所定速度を越えていることを第1の値によって、該所定速度を越えていないことを第2の値によって、示すことができる。しかしながら、前記制御信号は、その振幅が前記情報担体の相対速度を示しているアナログ信号であることもできる。この場合、前記電力供給部によって供給される前記使用電圧は、連続的に調整されることができる。従って、前記相対速度が高いほど、前記放射源の必要とされる電圧はより高くなり、前記使用電圧もより高くなる。
他の実施例において、前記制御信号は、読み出される又は書き込まれるべき情報担体の種類に依存しており、前記電力供給部によって生成される使用電圧は、前記情報担体の種類の関数である。異なる種類の情報担体は、読み出される又は書き込まれるために、異なる強度レベルの放射ビームを必要とする。例えば、CD−RWディスクは、ディスクに情報を書き込むために、CD−Rディスクとは異なる強度レベルを必要とする。また、いわゆるダブルライタ(double writer)において、前記情報担体は、DVD又はCDディスクであることもできる。この場合、異なる種類の情報担体は、異なる放射源を要求する。例えば、赤外線放射源(CDの場合)は、同じ放射出力に関して、赤色放射源(DVDの場合)よりも低い使用電圧を有する。従って、どの種類のディスクが挿入されたかが検出された場合、前記制御信号は、前記使用電圧があるべきレベルを示すことができる。後続して、前記電力供給部は前記制御信号に反応し、前記使用電圧を、挿入されている情報担体の種類に対して必要とされる正しい電圧に調整する。
より入念な実施例において、前記制御信号は、相対速度、情報担体の種類、又は当該放射源駆動装置が、情報担体において情報を読み出すか若しくは情報を書き込むかのような、2つ以上のパラメータの関数である。2つ以上のパラメータは、前記電力供給部によって発生される必要とされる電圧において役割を果たす。これらのパラメータの例は、先の実施例において述べたようなパラメータであって、従って、相対速度、読み出し若しくは書き込みモード、又はレーザのオン若しくはオフ等である。このことは、前記電力供給部が、必要とされている使用電圧に前記使用電圧をより正確に調整できるという利点を有する。
更に有利な実施例において、前記放射源駆動装置は、前記放射源に供給される電圧を示している変数を測定する測定手段を更に有し、測定される該変数は、前記電力供給部制御手段に供給され、該電力供給部制御手段は、該測定された変数の関数として前記制御信号を生成することができる。この実施例は、放射源に供給されている電圧を示す変数が直接的に測定され、前記制御信号は、前記電力供給部によって発生される使用電圧を、この測定に基づいて制御するという利点を有する。このことは、どのような電圧が前記放射源によって必要とされているかに基づいて、前記使用電圧を非常に正確に制御することができるフィードバックループを作る。この測定される変数は、例えば、放射源にかかる電圧又は放射源に供給される電流であっても良い。放射源に供給される電圧を示す他の変数が、前記フィードバックループに使用されることもできる。
当該放射源は、いわゆるライトストラテジによって駆動されることができる。ライトストラテジとは、例えば、前記放射源は、書き込みの場合、連続的に活性化されないが、所定のオン/オフパターンによって変調されることであり得る。しばしば使用されているライトストラテジは、前記放射源を、先ず比較的高い電圧によって活性化し、次いで低い電圧によって活性化することである。ピットが書き込まれるべきである情報担体の材料は、このようにして素早く加熱される。この場合、放射源が活性化されるピーク電圧を知ることが重要である。これは、前記フィードバックループが、前記放射源に供給される電圧の高速のレベルの変化を追うのに十分に高速でないことがあり得るからである。前記放射源に供給されるピーク電圧を測定するために、平均電圧を測定し、次いで(前記ライトストラテジのパターンの知識によって)前記ピーク電圧を計算することが可能である。前記ピーク電圧を測定することができる回路が使用されることもできる。前記のような回路は、従来技術においてよく知られているので、ここでは更に記載しない。
先の実施例の変形において、電力供給部制御手段は、使用電圧を基本使用電圧とデルタ使用電圧との和に等しいレベルに調整し、該基本使用電圧とは、前記放射源コントローラが、必要とされている定常状態電圧を前記放射源に供給することができる最小使用電圧である。前記放射源の振る舞いは、抵抗器のような静的素子(static element)と、コンデンサ及びコイルのような動的素子(dynamic element)とからなる回路によってシミュレーションされることができる。前記放射源に供給される電圧が、一方のレベルから他方のレベルに切り換えられる場合、前記動的素子は、過渡効果を生じる。例えば、電圧及び電流がオーバーシュートを有する。所定期間の後、前記電圧及び電流は、定常状態の状況に安定する。この実施例によれば、このオーバーシュートを制御することができる。例えば、前記オーバーシュートが制限されなくてはならない場合、前記デルタ電圧は比較的小さいレベルに調整される。これは、前記電圧が、比較的小さい前記デルタ電圧を加算された安定状態電圧よりも高くならない効果を有し、この結果、前記オーバーシュートは制限される、他方で、オーバーシュートが必要である場合、前記デルタ電圧は、比較的高くなければならない。
先の実施例の変形において、当該放射源コントローラは、前記放射源に供給されるべき電圧を供給するドレイン‐ソース電圧を有する電界効果トランジスタ(field emitting transistor)を有し、前記基本使用電圧は、該電界効果トランジスタが飽和した場合の該ドレイン‐ソース電圧と、必要とされる定常状態電圧との和を有する。前記電界効果トランジスタ(以下、FETと称する)は、ドレイン‐ソース電流の増加に対しドレイン‐ソース電圧が線形に増加する、ゼロから所定の飽和電圧までの第1領域と、ドレイン‐ソース電圧の増加に対しドレイン‐ソース電流がほぼ一定に留まる(やや増加する)第2領域とを有する。前記第1領域が前記第2領域に遷移する電流及び電圧は、飽和電流及び飽和電圧と呼ばれる。この実施例は、当該放射源に供給される前記電圧が、例えば、比較的低いレベルから前記飽和電圧に近いレベルにならなくてはならない場合に、このことが、比較的小さいオーバーシュートで、比較的急速に行われることができるという有利な効果を有する。
本発明による放射源駆動装置は、放射源を使用して情報担体において情報を記録及び/又は再生する装置における応用に、特に適している。従って、本発明によれば、情報担体において情報を記録及び/又は再生する装置は、
― 本発明による放射駆動源駆動装置と、
― 情報担体上に放射ビームを照射する放射源であって、該放射源の電力は、前記放射源駆動装置によって制御可能である放射源と、
― 前記放射ビームを前記情報担体上におけるスポットにマッピングするマッピング手段と、
― 前記スポットと前記情報担体との間の相対変位を生じる変位手段と、
― 反射された前記放射ビームを情報信号に変換する変換手段と、
を含む。
前記装置の例は、CD−R/RW又はDVD−R/RWであって、一般には、全ての光プレーヤ及びレコーダである。
本発明のこれら及び他の見地は、添付図面を参照してより詳細に記載される。
図1に示されている実施例は、読み出し及び書き込みの両方に適した光レコーダの例である。当該装置は、放射ビームBを発生する放射源3を有する。当該装置は、前記放射ビームを情報担体1におけるスポットにマッピングするマッピング手段4と、前記スポットと情報担体1との間の相対変位を生じる変位手段6とを有する。情報担体1は、この例において、CD又はDVDディスクのような光ディスクである。この例における変位手段6は、情報担体1を回転させるスピンドルモータである。当該装置は、反射された放射ビームを情報信号Siに変換する変換手段5を更に有する。この例における変換手段5は、ミラー51であって、反射を伴わずに放射ビームBを通過させ、反射された放射ビームをフォトディテクタ52上に反射するミラー51を有する。フォトディテクタ52は、フォトディテクタ52上に投影された光の結果として、RF信号を生成する。次いで、前記RF信号は、更なる回路53によって処理され、該更なる回路53は、該RF信号から情報信号Siを抽出する。更なる回路53は、従来技術においてよく知られているエラー補正及びデコーディングブロックのような回路を有する。更なる回路53は本発明に関連していないので、これらは、ここで詳細には記載されない。前記変位手段は、前記スポットを光ディスクに対して半径方向に変位する手段も有する。これらの手段は、線形モータによって駆動されるそり(sledge)又はボイスコイルモータによって駆動される回転可能なアームの形態で、単一段を有することができる。好ましくは、放射スポットの前記変位手段は、例えば、光システムにおいてレンズを制御するアクチュエータの形態で、小さい動きを実施する他の段を有する。光カードの場合、当該装置は、線形モータ又は回転モータ運動のような、カードを長手方向に変位させる変位手段を有することができる。
示されている当該装置は、放射源3に供給される電圧を制御する放射源駆動装置2を備えている。図2に示されているように、当該放射源駆動装置は、放射源3への電圧を制御する放射源コントローラ21を有する。この電圧を供給するために、放射源コントローラ21は、使用電圧を供給されている。電力供給部22は、この使用電圧Vwを発生する。電力供給部22は、入力電圧Viを供給されており、該入力電圧Viは出力電圧Vwに変換される。出力電圧Vwのレベルは、電力供給部22の制御入力部Icにおいて供給されている制御信号Scに依存している。制御信号Scは、電力供給部制御手段23によって発生される。
放射源コントローラ21は、読み出し又は書き込みモード、情報担体1に書き込まれなければならない情報、及び速度等に依存する放射源3への電圧を制御する。従来技術のシステムにおいて、前記使用電圧は、最悪の場合のレベル、即ち放射源3に供給される最大必要電圧に一致する最大必要レベルに設定されていた。本発明による当該放射源駆動装置における電力供給部22は、使用電圧Vwを変化させることができる。前記電力供給部は、制御信号Scにおいて反応することができる。制御信号Scは、デジタル信号であることができる。例えば、論理0は、光レコーダが読み出しモードにあることを示すことができ、論理1は、該光レコーダが書き込みモードにあることを示すことができる。読み出しモードにおいて、最大必要使用電圧は、書き込みモードにおける最大必要使用電圧よりも低い。従って、この場合、電力供給部22は、比較的低い使用電圧Vwを発生することにより前記制御信号の論理0に反応することができ、高い使用電圧Vwを発生することにより前記制御信号の論理1に反応することができる。このことは、前記使用電圧が放射源3に供給される最大必要電圧に一致する一定レベルに保持されている状況と比較して、放射源コントローラ21の電力損失が減少される結果を有する。
図3において、放射源駆動装置2の好適実施例が模式的に示されている。この実施例の放射源駆動装置2は、放射源3に供給される電圧の可変指示子を測定する測定手段25を更に有する。この実施例において、放射源3にかかる電圧が測定されている。測定された前記電圧は減算手段24に供給され、減算手段24は使用電圧Vwから該測定された電圧を減算する。使用電圧Vwと前記測定された電圧との差分は、電力供給部制御手段23に供給される。減算手段24は、電力供給部制御手段23に組み込まれることもできる。電力供給部制御手段23は、計算された前記差分に依存する制御信号を出力する。ここで、制御信号Scは、デジタル又はアナログであることができる。例えば、制御信号Scは、特定の閾値を越えていることを論理1により示すことができ、電力供給部22は、使用電圧Vwを特定量だけ増大させることにより、論理1に反応することができる。代替的には、制御信号Scは、制御信号Scの振幅のレベルが前記計算された差分に比例するように、生成されることができる。測定された変数が電力制御手段23に直接的に供給されることもでき、該電力供給部制御手段23は、該測定された変数の値に比例する制御信号Scを生成する。測定手段25は、放射源3に供給されているピーク電圧を検出するピークディテクタを有することができる。測定手段25は、放射源3にかかる平均電圧を設定するローパスフィルタも有しており、次いで、ライトストラテジの知識を使用して、ピーク電圧を計算する。例えば、前記ライトストラテジが、放射源3をある一定のデューティサイクルで、オン及びオフに切り換えるべきである場合、前記ピーク電圧は、前記平均電圧と線形関係を有し、線形関数によって容易に計算されることができる。
図4において、グラフは2つの領域に分割されることができる。一方は、FETがまだ飽和していない領域であり、他方は、FETが飽和している他方の領域である。図4のグラフにおいて、点pは、FETが飽和する点を示している。飽和している領域において、電流Iは、ドレイン‐ソース電圧Vdsの関数として、わずかに増加している。飽和点pにおいて、電流Iを増加させるには、ドレイン‐ソース電圧Vdsを、比較的大きい量だけ増加しなくてはならない。使用電圧Vwは、定常状態における放射源3の必要電圧を付加されている点pにおけるドレイン‐ソース電圧Vdsのレベルに制限されている場合、ドレイン‐ソース電圧Vdsは、飽和電圧よりも高く増加せず、従って、電流Iを制限する。従って、オーバーシュートが防止される。
当業者にとって、本発明は、上述の例示的な例に限定されるものではなく、様々な変形又は変更が、添付請求項に規定されている本発明の範囲内で可能であることは、明らかである。
情報担体において情報を記録及び/又は再生する本発明による装置の実施例を模式的に示している。 本発明による放射源駆動装置の実施例を模式的に示している。 本発明による放射源駆動装置の他の実施例を模式的に示している。 FETによって出力されるドレイン‐ソース電圧と電流との間の関係のグラフの例を示している。

Claims (21)

  1. 情報担体上の情報を再生する情報再生システムにおける放射源に供給される電圧を制御する放射源駆動装置であって、
    ― 前記放射源に供給される電圧を制御する放射源コントローラと、
    ― 前記放射源コントローラに使用電圧を供給する電力供給部と、
    を有する放射源駆動装置において、前記電力供給部は、前記放射源コントローラへの使用電圧を制御する制御入力部を有し、前記放射源駆動装置は、前記電力供給部の前記制御入力部に供給される制御信号を生成する電力供給部制御手段であって、該制御信号は該放射源に供給される電圧に依存している電力供給部制御手段を更に有することを特徴とする、放射源駆動装置。
  2. 前記制御信号の第1の値は前記放射源がオフにされていることを示し、前記制御信号の第2の値は前記放射源がオンにされていることを示し、前記電力供給部は、前記制御信号が前記第1の値を有する場合、第1使用電圧を出力し、前記制御信号が前記第2の値を有する場合、前記第1使用電圧よりも高い第2使用電圧を出力することを特徴とする、請求項1に記載の放射源駆動装置。
  3. 前記制御信号の第1の値は、前記放射源駆動装置が前記情報担体から情報を再生していることを示し、前記制御信号の第2の値は、前記放射源駆動装置が前記情報担体に情報を書き込んでいることを示し、前記電力供給部は、前記制御信号が前記第1の値を有する場合、第1使用電圧を出力し、前記制御信号が前記第2の値を有する場合、前記第1使用電圧よりも高い第2使用電圧を出力することを特徴とする、請求項1に記載の放射源駆動装置。
  4. 前記制御信号は、前記放射源に対する前記情報担体の相対速度に依存し、前記電力供給部によって発生される前記使用電圧は、前記相対速度の関数であることを特徴とする、請求項1に記載の放射源駆動装置。
  5. 前記制御信号は、読み出される又は書き込まれるべき情報担体の種類に依存し、前記電力供給部によって発生される前記使用電圧は、前記情報担体の種類の関数であることを特徴とする、請求項1に記載の放射源駆動装置。
  6. 前記制御信号は、相対速度、情報担体の種類、又は前記放射源駆動装置が該情報担体から情報を読み出すか若しくは該情報担体に情報を書き込むかのような2つ以上のパラメータの関数であることを特徴とする、請求項1に記載の放射源駆動装置。
  7. 前記放射源に供給される電圧を示す変数を測定する測定手段であって、測定された該変数は前記電力供給部制御手段に供給され、前記電力供給部制御手段は該測定された変数の関数として前記制御信号を発生することができる、測定手段を特徴とする、請求項1に記載の放射源駆動装置。
  8. 前記測定された変数は、前記放射源にかかるピーク電圧に関する尺度であることを特徴とする、請求項7に記載の放射源駆動装置。
  9. 前記測定された変数は、前記放射源に供給される電流であることを特徴とする、請求項7に記載の放射源駆動装置。
  10. 前記電力供給部制御手段は、前記使用電圧を基本使用電圧とデルタ使用電圧との和に等しいレベルに調整し、前記基本使用電圧は、前記放射源コントローラが、必要とされている定常状態の電圧を前記放射源に供給することができる最小使用電圧であることを特徴とする、請求項7に記載の放射源駆動装置。
  11. 前記放射源コントローラが、前記放射源に供給される電圧を供給する電界効果トランジスタを有し、前記電界効果トランジスタはドレイン‐ソース電圧を有し、前記基本使用電圧は、前記電界効果トランジスタが飽和した場合の前記ドレイン‐ソース電圧と、前記必要とされている定常状態電圧との和を有することを特徴とする、請求項10に記載の放射源駆動装置。
  12. 情報担体上の情報を再生する情報再生システムにおいて放射源を駆動する方法であって、
    ― 放射源コントローラによって前記放射源に供給される電圧を制御するステップと、
    ― 前記放射源コントローラに供給される使用電圧を発生するステップと、
    を有する方法において、前記使用電圧を制御する制御信号であって、前記放射源に供給されている前記電圧に依存している制御信号を発生するステップを更に有することを特徴とする、方法。
  13. 前記制御信号の第1の値は前記放射源がオフにされていることを示し、前記制御信号の第2の値は前記放射源がオンにされていることを示し、前記使用電圧は、前記制御信号が前記第1の値を有する場合、第1電圧に等しく、前記制御信号が前記第2の値を有する場合、前記第1電圧よりも高い第2電圧に等しいことを特徴とする、請求項12に記載の方法。
  14. 前記制御信号の第1の値は、前記情報再生システムが前記情報担体から情報を再生していることを示し、前記制御信号の第2の値は、前記情報再生システムが前記情報担体に情報を書き込んでいることを示し、前記使用電圧は、前記制御信号が前記第1の値を有する場合、第1電圧に等しく、前記制御信号が前記第2の値を有する場合、前記第1電圧よりも高い第2電圧に等しいことを特徴とする、請求項12に記載の方法。
  15. 前記制御信号は、前記放射源に対する前記情報担体の相対速度に依存することを特徴とする、請求項12に記載の方法。
  16. 前記制御信号は、読み出される又は書き込まれるべき情報担体の種類に依存していることを特徴とする、請求項12に記載の方法。
  17. 前記制御信号は、相対速度、情報担体の種類、又は前記情報再生システムが該情報担体から情報を読み出しているか若しくは該情報担体に情報を書き込んでいるかのような2つ以上のパラメータの関数であることを特徴とする、請求項12に記載の方法。
  18. 前記放射源に供給されている前記電圧を示す変数を測定するステップを更に有し、前記制御信号を発生するステップは、測定された前記変数の関数として前記制御信号を発生することを特徴とする、請求項12に記載の方法。
  19. 前記測定された変数は、前記放射源にかかる前記ピーク電圧に関する尺度であることを特徴とする、請求項18に記載の方法。
  20. 前記測定された変数は、前記放射源への電流であることを特徴とする、請求項18に記載の方法。
  21. 情報担体において情報の記録及び/又は再生をする装置であって、
    ― 請求項1ないし11のいずれか一項に記載の放射源駆動装置と、
    ― 前記情報担体に放射ビームを照射する放射源であって、該放射源への電力は前記放射源駆動装置によって制御可能である、放射源と、
    ― 前記放射ビームを前記情報担体におけるスポットにマッピングするマッピング手段と、
    ― 前記スポットと前記情報担体との間に相対変位を生じる変位手段と、
    ― 反射された前記放射ビームを情報信号に変換する変換手段と、
    を含む装置。
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