JP2006520033A - ビットストリームについてのフォーマットを一般的に記述するスキーマに基づいてビットストリームを出力する方法。 - Google Patents
ビットストリームについてのフォーマットを一般的に記述するスキーマに基づいてビットストリームを出力する方法。 Download PDFInfo
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Abstract
本発明は、特定のビットストリームのフォーマットに従ってフィールドで構成されたビットストリームを出力する方法を提案する。前記ビットストリームの各フィールドは、値とセマンティクスとを持つ。本発明によれば、前記ビットストリームが表示される際に、前記フィールド・セマンティクスが前記フィールドの値と共に出力され、それにより人間が読むことができるビットストリームのバージョンを適用する。本発明によれば、前記ビットストリームのフォーマットを一般的に記述することに加え、前記フィールド・セマンティクスを含む要素を有するスキーマが提案される。該スキーマは、表示されるべき入力ビットストリームを構文解析するためパーサによって利用され、これにより前記ビットストリームの構造化された記述を生成する。次いで前記構造化された記述に対して変換が適用され、表示のために整形された文書を生成する。
Description
本発明は、特定のフォーマットに従ってフィールドで構成されたビットストリームを出力する方法に関する。本発明はまた、かようなビットストリームのフォーマットを一般的に記述し、前記ビットストリームを出力する方法を実装するために利用されるスキーマに関する。本発明はまた、前記ビットストリームを出力する方法を実装するための命令を有するコンピュータプログラムに関する。本発明は更に、かようなスキーマ及びかようなコンピュータプログラムを有するソフトウェア、並びにかようなソフトウェアを保存する記憶媒体に関する。
ビットストリームは通常、人間が読むことができないコンパクトなバイナリの態様を持つ。本発明は、人間が読むことが可能な形態でビットストリームを出力する方法を提案する。本発明は有利にも、ビットストリームを読み取る/書き込むために設計されたデバッグソフトウェア用に用いられる。例えば、本発明はビットストリームをエンコード/デコードするために設計された検証ソフトウェア(かようなソフトウェアは一般に「コーデック(codec)」と呼ばれる)用に有利に用いられる。
コーニンクレッカ・フィリップス・エレクトロニクスN.V.により出願され2002年9月6日に公開された国際特許出願公開WO02/069187は、ビットストリームのフォーマットを一般的に記述するスキーマと、前記スキーマを利用して前記フォーマットに従うビットストリームを構文解析し、これにより前記ビットストリームの構造化された記述を生成する方法とを開示している。前記構造化された記述は前記スキーマのインスタンス(instance)である。本先行技術において意図された用途は、内容の編集である。
本発明は、ビットストリームを構文解析する、かような方法の他の用途に向けたものである。
本発明において意図される用途は、特定のフォーマットに従ってフィールドで構成されたビットストリームを出力することである。前記フィールドは、値とフィールド・セマンティクスと呼ばれるセマンティクス(semantics)とを持つ。
本発明によるビットストリームを出力する方法は、本特許出願の請求項1乃至6において定義される。本発明によるスキーマは請求項7及び8において定義される。本発明によるコンピュータプログラムは請求項9において定義され、本発明によるソフトウェアは請求項10において定義され、本発明による記憶媒体は請求項11において定義される。
本発明において、拡張されたスキーマが提案される。ビットストリームのフォーマットを一般的に記述することに加え、提案される拡張されたスキーマは、前記ビットストリームのフォーマットにおいて定義されたフィールドの少なくとも一部のフィールド・セマンティクスを含む構成要素を含む。
これらの構成要素は、前記ビットストリームの構文解析の間に利用され、それにより前記フィールドの値のみならず前記フィールド・セマンティクスをも有する前記ビットストリームの構造化された記述を生成する。
次いで、前記ビットストリームのフィールドの少なくとも一部について、少なくとも前記フィールド・セマンティクスと前記フィールドの値の示唆とを有する文書を生成するため、前記構造化された記述に対して変換が適用される。該変換の機能は、前記構造化された記述中に存在する情報を表示のために整形することである。
得られる前記文書は、例えばデバッグの目的で開発者によって直接利用可能である。該文書において、前記フィールドの値に関連した前記フィールド・セマンティクスを示すことにより、前記ビットストリームの可読性が達成される。
本発明の有利な実施例においては、前記ビットストリームのフォーマットが、少なくとも1つのフィールドの値がセマンティクス(値セマンティクスと呼ばれる)を持つようなものである場合、前記拡張されたスキーマは更に、当該フィールドについて{値;値セマンティクス}の対のリストを含む構成要素を含む。前記ビットストリームの構文解析の間、前記ビットストリーム中のフィールドの値を、前記スキーマにおいて定義された値のリストと比較することが、関連する値セマンティクスを取得することを可能とする。前記取得された値セマンティクスは、前記構造化された記述に追加される。最終的に、前記構造化された記述の変換の後に生成される文書は、前記値セマンティクスを有する。
前記値に加え(又は前記値の代わりに)前記値セマンティクスを与えることは、それ自体がユーザにとって前記文書の可読性を増大させる。
本発明によるビットストリームを出力する方法は、前記ビットストリームのフォーマットが利用可能なスキーマにおいて一般的に記述されている限り、いずれのビットストリームのフォーマットにも適用可能であるため、有利である。
提案される方法の他の利点は、以下のとおりである。
−本発明の方法を用いて生成された構造化された記述が、上述したフォーマット変換以外の変換を実現するためにも利用され得る。例えば前記記述は、コーニンクレッカ・フィリップス・エレクトロニクスN.V.により出願され2002年8月15日に公開された国際特許出願公開WO02/063494において記載されているように、ビットストリームの編集された記述を生成するために利用され得る。
−本発明において提案される拡張されたスキーマは、国際特許出願公開WO02/069187において記載されているように、ビットストリームの記述からビットストリームを生成するために利用され得る。
−本発明の方法を用いて生成された構造化された記述が、上述したフォーマット変換以外の変換を実現するためにも利用され得る。例えば前記記述は、コーニンクレッカ・フィリップス・エレクトロニクスN.V.により出願され2002年8月15日に公開された国際特許出願公開WO02/063494において記載されているように、ビットストリームの編集された記述を生成するために利用され得る。
−本発明において提案される拡張されたスキーマは、国際特許出願公開WO02/069187において記載されているように、ビットストリームの記述からビットストリームを生成するために利用され得る。
本発明のこれらの及び他の態様は、図を参照しながら更に説明される。
図1は、本発明によるビットストリームを出力する方法の動作の基本モードを説明するブロック図を示す。ブロックD1は、或るビットストリームのフォーマットに従うフィールドで構成されたデータを含む入力ビットストリームを表す。前記ビットストリームの各フィールドは、値とセマンティクスとを持つ。ブロックD2は、本発明によるスキーマを表す。スキーマD2は、前記ビットストリームのフォーマットを一般的に記述する。ブロックD3は、入力ビットストリームD1からスキーマD2のインスタンスD4を生成する構文解析器を表す。構文解析器D3により生成される前記インスタンスは、ビットストリームD1の構造化された記述である。該構造化された記述は、前記ビットストリームのフォーマットにおいて定義されたフィールドの少なくとも一部について、前記フィールドの値(前記ビットストリームから復元される)とフィールド・セマンティクスとを有する。ブロックD5は、構造化された記述D4に適用される変換を表す。これにより、構造化された記述D4の内容を整形し、ユーザが読むことが可能な文書D6を生成する。
スキーマD2は、前記ビットストリームの構文を記述し、特に前記ビットストリームに含まれ得るデータのタイプ、及びこれらのデータが構造化された記述D4に含まれるべき様式を記述する。前記スキーマにおいて前記ビットストリームのフォーマットの構造の完全な詳細を与えることが常に必要であるわけではない。詳細さのレベルは、考慮される用途に依存する。従って、前記ビットストリームのフォーマットにおいて定義されたフィールドの幾つかは、スキーマD2において詳細化されていなくても良い。
有利にも、スキーマD2は上述の特許出願において開示されたタイプのものである。即ち、
a)該スキーマD2は、1以上の属性を含み得る1以上のデータのタイプを定義する。特に、
−前記フォーマットが所定の長さのバイナリ語を利用し、1以上のデータのタイプが前記所定の長さのバイナリ語に対応する場合、前記データのタイプは前記長さに関連する少なくとも1つの属性を持つ。前記所定の長さのバイナリ語が1以上のパディングビットを含み得る場合、前記データのタイプは前記パディングビットに関連する属性を持つ。
−前記フォーマットが、特定のインポートモードを利用して前記構造化された記述においてインポートされることを意図された内容を持つ不定の長さのバイナリセグメントを利用し、データのタイプが前記バイナリセグメントに対応する場合、前記データのタイプは、前記インポートモードに関連する少なくとも1つの属性を持つ。前記バイナリセグメントがストップフラグにより定義される場合、前記データのタイプは前記ストップフラグに関連する1つの属性を持つ。
b)該スキーマD2は、該スキーマD2が名前、データのタイプ、インブリケーション(imbrication)、順序、所定の又は不定の出現回数、必須の又は任意の要素の出現を記述する要素を有する。
c)前記ビットストリームにおいて先行して配置されたデータが、前記ビットストリームの後続する部分の構造又は内容についての情報を与えることを、前記フォーマットが規定している場合、
a)該スキーマD2は、1以上の属性を含み得る1以上のデータのタイプを定義する。特に、
−前記フォーマットが所定の長さのバイナリ語を利用し、1以上のデータのタイプが前記所定の長さのバイナリ語に対応する場合、前記データのタイプは前記長さに関連する少なくとも1つの属性を持つ。前記所定の長さのバイナリ語が1以上のパディングビットを含み得る場合、前記データのタイプは前記パディングビットに関連する属性を持つ。
−前記フォーマットが、特定のインポートモードを利用して前記構造化された記述においてインポートされることを意図された内容を持つ不定の長さのバイナリセグメントを利用し、データのタイプが前記バイナリセグメントに対応する場合、前記データのタイプは、前記インポートモードに関連する少なくとも1つの属性を持つ。前記バイナリセグメントがストップフラグにより定義される場合、前記データのタイプは前記ストップフラグに関連する1つの属性を持つ。
b)該スキーマD2は、該スキーマD2が名前、データのタイプ、インブリケーション(imbrication)、順序、所定の又は不定の出現回数、必須の又は任意の要素の出現を記述する要素を有する。
c)前記ビットストリームにおいて先行して配置されたデータが、前記ビットストリームの後続する部分の構造又は内容についての情報を与えることを、前記フォーマットが規定している場合、
該スキーマD2は、前記ビットストリームにおいて先行して配置された前記データへの構造化された表現によるアクセス経路によって構成される1以上の変数を定義し、
また該スキーマD2は、前記変数の値の関数として種々のとり得る構造又は内容を記述する、1以上の条件分岐を有する。
好適な実施例においては、スキーマD2はXMLスキーマから導出される言語によって記述される。該導出される言語及びスキーマD2の上述の構成要素は、国際特許出願公開WO02/069187において十分に記載されている。
上述のb)において述べた要素の幾つかは、前記ビットストリームのフィールドに関連する(他の要素は、文書D4の構造を記述する)。
本発明によれば、スキーマD2は更に、前記ビットストリームのフィールドに関連する上述のb)において述べた要素として、特定のフィールドについてのフィールド・セマンティクスを含む要素を有する。例えば、前記フィールド・セマンティクスは、XMLスキーマにおいて定義された要素「xsd:documentation」を利用して、スキーマD2に追加される。
有利にも、前記スキーマが、それぞれのとり得る値が特定の関連するセマンティクス(値セマンティクスと呼ばれる)を持つようなフィールドを記述する場合、スキーマD2はまた当該フィールドについて{値;セマンティクス}対のリストを含む要素を有する。例えば、前記リストは、要素「xsd:appinfo」を利用して、前記スキーマに追加される(「xsd:appinfo」は、XMLスキーマにおいてアプリケーション特有の情報を保持するために定義される)。スキーマの要素「xsd:appinfo」の内容は、XMLスキーマ検証処理においては考慮に入れられない。このことは、要素「xsd:appinfo」に追加された情報は、XMLスキーマによって無視されることを意味する。
XMLスキーマによれば、要素「xsd:documentation」及び「xsd:appinfo」はまた、要素「xsd:annotation」に囲まれなくてはならない。
前記ビットストリームを提示するため、変換D5によって利用されるべき特定の階層を定義することも有利である。このことは、第1の階層レベルのフィールドを第1の様式で、第2の階層レベルのフィールドを第2の様式で提示することを可能とする(ここで階層レベルとは提示レベルであり、前記ビットストリームにおけるフィールドの階層に必ずしも対応しない)。XMLスキーマは、特定のスキーマ要素用の新たな属性を、該属性に特定の名前空間を与えることにより定義する可能性を与える。本発明の有利な実施例においては、かような属性を利用することにより提示レベルが前記スキーマに追加される。以下の記述において、前記スキーマに該提示レベルを追加するために利用される属性は「bv:presLevel」と呼ばれる(以下の記述において、接頭辞「xsd」はXMLスキーマの従来の名前空間を指すために利用され、接頭辞「bv」は本発明により導入された拡張を指すために利用される。付録において、接頭辞「bsdl」は国際特許出願公開WO02/069187において定義されたXMLスキーマの拡張を指す)。
付録Aは、JPEG2000のビットストリームのフォーマットを一般的に記述する、本発明によるスキーマの抜粋を示す(JPEG2000は、文献ISO/IEC FDC 15444-1「JPEG2000 Final Draft International Standard」において記述されている)。本発明により前記スキーマに追加された要素は、太字で記載されている。
例えば、付録Aより、フィールド「SIZ」は提示レベル「1」を適用することにより提示される必要があることがわかる。また、フィールド「Rsiz」のフィールド・セマンティクスは「Decoder capabilities(デコーダの機能)」であり、フィールド「Rsiz」は別の値を持っても良いことがわかる。値「0」の値セマンティクスは、「Capabilities specified in this Recommendation | International Standard only(該勧告/国際標準において規定された機能専用)」である(即ち、フィールド「Rsiz」が値「0」をとる場合、このことはデコーダの機能(decoder capabilities)が、当該勧告/国際規格において規定される(specified in the recommendation/International Standard only)もののみであることを意味している)。他のいずれの値(前記スキーマにおいて「default(デフォルト)」と呼ばれる)の値セマンティクスも「予約(reserved)」されている。
構文解析器D3は、スキーマD2を利用して、ビットストリームD1をパースし、ビットストリームD1の構造化された記述D4を生成する。構造化された記述D4は、それぞれが前記ビットストリームのフィールドに関連する複数の要素を有する。各要素の値は、ビットストリームD1における関連するバイナリ表現と、スキーマD2における関連するデータタイプとから算出される(このことは、前記構造化された記述に含まれる値が、前記スキーマにおいて与えられたデータタイプ定義に従って整形されることを意味する)。この処理は、国際特許出願公開WO02/069187において十分に記載されている。
本発明によれば、構文解析器D3は更に、構造化された記述D4の要素に1以上の属性を付加する。
本発明の最も単純な実施例においては、構文解析器D3は、上述した要素「xsd:documentation」に含まれるフィールド・セマンティクスを含む属性を付加する。以下の記述において、該属性は「bv:fieldSemantics」と呼ばれる。
本発明のより精巧な実施例においては、構文解析器D3は更に以下の属性のうちの1つを付加する:
−スキーマD2において{値;値セマンティクス}対のリストが与えられる場合、構文解析器D3は、ビットストリームD1から直接復元された値を、所定の値のリストと比較し、対応する値セマンティクスを「bv:valueSemantics」と名付けられた属性を介してインスタンス要素に付加する。
−スキーマD2が提示レベル情報を有する場合、構文解析器D3は前記情報をインスタンス要素にコピーする。
−上述したように、ビットストリームD1から直接復元されたフィールド値は、スキーマD2において与えられたデータタイプ定義に従って整形される。前記フィールド値が、16進数のフォーマット及び2進数のフォーマットのいずれでもない場合、構文解析器D3は有利にも、前記フィールド値を16進数のフォーマットか又は2進数のフォーマットのいずれかに再整形し、前記再整形された値を「bv:value」と名付けられた属性を持つインスタンス要素に付加する。
−構文解析器D3は有利にも、ビットストリームD1におけるフィールドの位置を示す「bv:offset」と名付けられた属性を、前記インスタンス要素に付加する。
−スキーマD2において{値;値セマンティクス}対のリストが与えられる場合、構文解析器D3は、ビットストリームD1から直接復元された値を、所定の値のリストと比較し、対応する値セマンティクスを「bv:valueSemantics」と名付けられた属性を介してインスタンス要素に付加する。
−スキーマD2が提示レベル情報を有する場合、構文解析器D3は前記情報をインスタンス要素にコピーする。
−上述したように、ビットストリームD1から直接復元されたフィールド値は、スキーマD2において与えられたデータタイプ定義に従って整形される。前記フィールド値が、16進数のフォーマット及び2進数のフォーマットのいずれでもない場合、構文解析器D3は有利にも、前記フィールド値を16進数のフォーマットか又は2進数のフォーマットのいずれかに再整形し、前記再整形された値を「bv:value」と名付けられた属性を持つインスタンス要素に付加する。
−構文解析器D3は有利にも、ビットストリームD1におけるフィールドの位置を示す「bv:offset」と名付けられた属性を、前記インスタンス要素に付加する。
付録Bは、JPEG2000入力ビットストリームからの、本発明により得られた構造化された記述の例の抜粋を示す。付録Bにおいては、追加された属性が太字で示される。
本発明によれば、構文解析器D3によって生成された構造化された記述D4に対して変換D5が適用される。変換D5の目的は、容易に読むことができるフォーマットで文書D6を生成することである(変換D5は、前記構造化された記述に含まれる情報を変更しない。該変換は、前記情報を提示目的のために整形するだけである。とりわけ構造化された記述D4が提示レベル情報を含む場合、前記変換は文書D6を生成する際に該情報を利用する)。
有利にも、変換D5はXSLTスタイルシートにおいて定義される。XSLTは、XML文書に適用されるべき変換を定義することを可能とする、XMLのツールである。XSLT変換においては、XSLTプロセッサがXML文書及びXSLTスタイルシートを読み取り、変換された文書を生成する。図1においてXSLTプロセッサは参照記号D7によって示され、XSLTスタイルシートは参照記号D8によって示される。
有利にも、本発明においては、変換された文書D6はHTML又はXHTML言語で書かれる。
付録Cは、付録Bの構造化された記述に適用されるべきスタイルシートの例を示す。付録Dは、付録Bの構造化された記述に付録Cのスタイルシートを適用することにより生成されたXHTML文書の例を示す。
付録Dから、フィールド「Main header」(付録Bの構造化された記述においては提示レベル「2」を持つ)が、第1の提示スタイルで提示され、フィールド「SOC」及び「SIZ」(付録Bにおいて、ともに提示レベル「1」を持つ)が、第2の提示スタイルで提示され、他のフィールド(付録Bにおいて提示レベルが定義されていない)が、第3の提示スタイルで提示されることがわかる。
また、フィールド「Rsiz」についての値セマンティクスが、前記ビットストリームから復元された値に取って代わっていることがわかる。
図2は、本発明による方法を用いて生成された文書を出力するために開発者によって操作されることを意図されたワークステーションW1のブロック図である。図2によれば、ワークステーションW1は、ディスプレイコントローラW3によって制御されるディスプレイW2と、開発者による入力を可能とするマン−マシン・インタフェースW4とを有する。ワークステーションW1はまた、プロセッサP1と、少なくとも1つのメモリM1とを有する。メモリM1は、ビットストリームのフォーマットを一般的に記述する少なくとも1つのスキーマD2と、プロセッサP1によって実行されるときに構文解析器D3を実装するプログラムG1と、プロセッサP1によって実行されるときに変換D5を実装するプログラムG2とを保存する。プログラムG1の実行は、入力ビットストリームD1及びスキーマD2の読み取りを有し、構造化された記述D4の生成に導く。構造化された記述D4は有利にも、メモリM1に保存される。プログラムG2の実行は、構造化された記述D4及びスタイルシートD7の読み取りを有する。このことは、文書D6の生成に導く。文書D6は有利にも、表示のためにディスプレイコントローラW3に送られる。
上述のデータ(ビットストリームD1、スキーマD2)及びプログラム(構文解析器D3を実装するプログラムG1及び変換D5を実装するプログラムG2)を保存するため、複数のメモリが利用されても良い。
1以上のスキーマが、プログラムG1及びG2と共に、消去可能な記憶媒体(例えば光ディスク)に保存されても良く、これによりかような光ディスクを読み取るためのリーダを有するいずれのワークステーションにおいても本発明の方法を実装することを可能としても良い。
上述の方法、スキーマ、プログラム及び記憶媒体に対して、本発明の範囲から逸脱することなく変更又は改善が提案され得る。本発明は、提示された例に限定されるものではない。
とりわけ、本発明は以上の説明において利用された言語(XML、XMLスキーマ、HTML、XHTML、XSLT)に限定されるものではない。本発明は、例えばDSDタイプ(Document Structure Description。AT&T及びデンマークのAarhus大学のBRICSにより提案された。
においてインターネットにて見ることができる)の言語のような、他の言語を利用することにより実施化されても良い。
においてインターネットにて見ることができる)の言語のような、他の言語を利用することにより実施化されても良い。
本発明は、いずれかの特定のビットストリームのフォーマットに制約されるものでもない。本特許出願において開示されたタイプのスキーマで記述されることができる限り、いずれのフォーマットに対しても本発明は適用可能である。
本発明は、国際特許出願公開WO02/069187を参照しながら説明された。しかしながら本発明は、この先行技術文献において記載されたスキーマのタイプに限定されるものではない。本発明は、ビットストリームのフォーマットを一般的に記述するいずれのスキーマに対しても適用可能である。
動詞「有する(comprise)」及びその語形変化の使用は、請求項において記載されたもの以外の要素又はステップの存在を除外するものではない。要素又はステップに先行する冠詞「1つの(a又はan)」の使用は、複数のかような要素又はステップの存在を除外するものではない。
Claims (11)
- 特定のフォーマットに従ってフィールドで構成されたビットストリームを出力する方法であって、前記フィールドは値とフィールド・セマンティクスと呼ばれるセマンティクスとを持ち、前記方法は、
A)前記フォーマットを一般的に記述し、少なくとも前記フィールドの一部について前記フィールド・セマンティクスを含む要素を含むスキーマを読み取ることにより、前記ビットストリームを構文解析し、前記ビットストリームの構造化された記述であり、前記フィールドの少なくとも一部の前記フィールド・セマンティクスと前記値とを有する前記スキーマのインスタンスを生成するステップと、
B)前記ステップA)において得られる前記構造化された記述に対して変換を適用し、少なくとも前記ビットストリームの前記フィールドの少なくとも一部の前記フィールド・セマンティクスと前記値の示唆とを有する文書を生成するステップと、
を有する方法。 - 前記フィールドの前記値の示唆は、
前記ビットストリームから復元された値と、
前記ビットストリームから復元された値を再整形することにより得られる再整形された値と、
のうちの少なくとも1つを有する、請求項1に記載の方法。 - 前記ビットストリームは、値が値セマンティクスと呼ばれるセマンティクスを持つ少なくとも1つのフィールドを持ち、
前記スキーマは更に、該フィールドについて{値;値セマンティクス}対のリストを含む要素を含み、
前記ステップA)は、該フィールドについて前記ビットストリームから復元された値を前記リストと比較して前記値の値セマンティクスを取得するステップと、生成された前記構造化された記述に前記値セマンティクスを付加するステップとを含み、
前記ステップB)は、前記値セマンティクスを有する文書を生成するように設計される、請求項1に記載の方法。 - 前記フィールドの前記値の示唆は、
前記ビットストリームから復元された値と、
前記ビットストリームから復元された値を再整形することにより得られる再整形された値と、
前記値セマンティクスが存在する場合には該値セマンティクスと、
のうちの少なくとも1つを有する、請求項3に記載の方法。 - 前記フィールドは前記ビットストリームにおいて位置を持ち、前記ステップB)は、前記文書に前記フィールドの前記位置の示唆を付加するステップを含む、請求項1又は3に記載の方法。
- 前記ステップA)は更に、前記フィールドの少なくとも一部について、前記構造化された記述に提示の示唆を付加するステップを有し、前記ステップB)は更に、前記提示の示唆を処理し、前記提示の示唆に依存して特定の提示スタイルを適用するステップを含む、請求項1に記載の方法。
- ビットストリームのフォーマットを一般的に記述するスキーマであって、前記フォーマットに従ってビットストリームがフィールドで構成され、前記フィールドは値とフィールド・セマンティクスと呼ばれるセマンティクスとを持ち、前記スキーマは、前記フィールドの少なくとも一部について、前記フィールド・セマンティクスを含む要素を含むスキーマ。
- ビットストリームのフォーマットを記述するスキーマであって、前記フォーマットに従って少なくとも1つのフィールドの値が値セマンティクスと呼ばれるセマンティクスを持ち、前記スキーマは更に該フィールドについて{値;値セマンティクス}対のリストを含む要素を含む、請求項7に記載のスキーマ。
- プロセッサにより実行される際に、請求項1又は3に記載のビットストリームを出力する方法を実装する命令を有するコンピュータプログラム。
- 請求項7に記載の1以上のスキーマと、プロセッサにより実行される際に、請求項1に記載のビットストリームを出力する方法を実装する命令を有する1以上のプログラムとを有するソフトウェア。
- 請求項10に記載のソフトウェアを保存するための記憶媒体。
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