JP2006517895A - 永久変形を組み入れた作動防止システムを備えるトグル作動式分配ふた - Google Patents

永久変形を組み入れた作動防止システムを備えるトグル作動式分配ふた Download PDF

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ロバーツ、チャールズ、イー.
ヴァンデンブーム、テレンス、ジェイ.
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シュルツ、キャサリン、エフ.
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シークイスト クロージャーズ フォーリン、 インコーポレイテッド
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Abstract

閉鎖非分配位置と開放分配位置との間で操作するための容器用のトグル作動式分配閉鎖体20。閉鎖体20は、容器に固定されている本体24上で傾斜軸Tに沿って旋回可能に装着されているアクチュエータ60を含む。アクチュエータ60は、傾斜軸Tの一方の側上でアクチュエータ60に力を加えることにより傾斜させることができ、そのためアクチュエータ60は、非分配位置から分配位置に移動する。アクチュエータ60は、係合可能な面104を有するフランジ64を含む。閉鎖体本体24は、アクチュエータ60が収容される環状壁部26を含み、環状壁部26は、アクチュエータの係合可能な面104の下に位置する内側に突き出ている干渉部材100を含み、係合可能な面104および/または干渉部材100の永久塑性変形を起こさせるために、アクチュエータ60上に所定の十分な最初の開放力が加わらない限り、アクチュエータ60が傾斜するのを防止する。その後で、所定の最初の開放力より弱い力がアクチュエータ60に加わった場合に、それに応じて2回目またはそれ以降の場合に、アクチュエータ60を開放分配位置に傾斜させることができる。

Description

本発明は、容器用のトグル作動式分配閉鎖体(ふた)に関し、この閉鎖体は閉鎖位置と開放分配位置との間で操作することができるものである。
容器の口に取り付けるための閉鎖体を含んでいて、この閉鎖体が、トグル作動式アクチュエータ、容器の内容物を分配するための跳ね上げ式飲み口、またはノズル組立体を含む流動性物質と一緒に使用する容器については、いくつかの設計が提案されている。例えば、米国特許第6,283,333号、5,346,100号、5,058,775号、4,962,869号、4,776,501号、4,645,086号、3,516,581号明細書を参照されたい。
上記米国特許第6,283,333号、5,346,100号、5,058,775号、4,962,869号、4,776,501号明細書に開示されているふたのようなトグル作動式閉鎖体の場合には、ユーザは、閉鎖体のアクチュエータ(作動装置)を分配位置に旋回させるために、閉鎖体の後部の頂部を押さなければならない。
アクチュエータが分配位置に旋回すると、アクチュエータ内の放出通路が容器の内容物と連通し、容器の内容物がアクチュエータを通して流出することができる。通常、このようなトグル作動式閉鎖体は、内側に変形することができる弾性壁部構造を形成する熱可塑性材料からできている圧搾可能な容器上に設置される。容器の壁部構造を圧搾すると、容器内の内容物が強制的に上に押し上げられ、開いた分配閉鎖体を通して流出する。
容器に閉鎖体を最初に取り付けるために自動装置を使用すると、場合によっては、トグル作動式閉鎖体が問題を起こすことも分かっている。通常、現代の容器の充填および閉鎖体取り付け工程は、容器が順次移動し、充填した各容器に閉鎖体が取り付けられる前に、製品で満たされる搬送システムを使用する。容器が製品で充填された後で、充填された容器は、通常、キャッピング(ふた取付け)・ステーションに移動し、そこで打栓機が自動的に閉鎖体を取り付ける。
打栓機は、通常、すでに組み立てられたこのような閉鎖体の供給源から送られてきたトグル作動式分配閉鎖体を受け取るので、各アクチュエータは、閉鎖体本体上の閉鎖非分配位置に位置する。
通常、閉鎖体メーカーは、容器充填およびキャッピング施設から離れている施設で、閉鎖体本体およびアクチュエータを製造し、組み立てる。閉鎖位置に位置している組立て済みの閉鎖体本体およびアクチュエータをそれぞれ備えるトグル作動式分配閉鎖体は、通常、バルクで容器充填およびキャッピング施設に出荷される。このような出荷中、1つまたは複数のトグル作動式分配閉鎖体が、衝突したり衝撃を受けたりして、そのためアクチュエータが、閉鎖体本体上で部分的に開放または完全に開放分配位置に移動してしまう場合がある。容器充填およびキャッピング施設でトグル作動式分配閉鎖体を受け取った後で、トグル作動式分配閉鎖体は自動打栓機に送られる。トグル作動式分配閉鎖体のアクチュエータが偶然衝突して、部分的に開放または完全に開放位置に移動した場合には、その閉鎖体は、自動打栓機に閉鎖体を送る装置内に留まったり、そうでない場合には付着したりし、またはその開いた閉鎖体が、自動打栓機自身内に付着する場合がある。このような事態になると、製造を停止することになり、この問題を解決するために自動キャッピング工程を中止しなければならなくなる。
閉鎖トグル作動式閉鎖体で蓋をされた充填済み容器の以降の出荷および取り扱い中、トグル作動式閉鎖体が偶然衝突または衝撃を受けて、そのためにアクチュエータが旋回して、分配位置まで部分的に開くか、または完全に開く場合が出てくる。次に、内容物が偶然放出することがある。容器が横倒しになった場合には、内容物が偶然開いた閉鎖体から漏れだす恐れがある。容器がカートン内で直立している場合であっても、カートンが乱暴に取り扱われて、容器の壁部が一時的に内側に圧搾されて、開いた閉鎖体を通して容器の内容物の一部が必要もないのに放出される場合もある(その結果、漏洩または流出が起こる)。
自動キャッピング工程中および/またはトグル作動式閉鎖体で蓋をされた充填済み容器の出荷および取扱い中に、トグル作動式閉鎖体が事前に開いてしまう可能性を取り除き、またはほぼ最小限度に低減するために、上記米国特許第4,962,869号明細書に開示されているタイプのトグル作動式閉鎖体が開発された。この閉鎖体は、キャッピング工程、出荷および取り扱い中に、トグル作動式閉鎖体を通しての偶発的な放出を防止するという懸案の必要性を効果的に解決した。
米国特許第4,962,869号明細書に開示されている閉鎖体は、キャッピング工程、出荷および取り扱い中に、トグル作動式アクチュエータが開くのを防止またはできるだけ禁止する一意の構造を提供する。より詳細に説明すると、閉鎖体本体は、トグル作動式アクチュエータの後部の下に直立端接部または抵抗ポストを備える。アクチュエータは、アクチュエータが最初に非分配位置に閉じられた場合、端接部ポストに対向するための破断壁部を含む。アクチュエータの後部に中程度の力が加わった場合には、アクチュエータは上方に開放位置までは傾斜しない。何故なら、破断壁部が端接部と係合しているからである。
端接部は、自動キャッピング工程中、出荷中および取り扱い中に通常加わる力に耐えるように設計されている。しかし、端接部は、アクチュエータに、キャッピング工程、出荷および取り扱い中に通常加わる力以上の少なくとも所定の力が加わった場合には破断するように設計されている。消費者が1回目に閉鎖体を使用する場合には、破断壁部を端接部から切り離すために、消費者は、アクチュエータの後部に所定の力に少なくとも等しい力を加えなければならない。その後で、消費者は、遥かに小さな力を加えることによりアクチュエータを開くことができる。
米国特許第5,346,100号および6,283,333号明細書に、閉鎖非分配位置および開放分配位置との間で操作するための、さらに改良したトグル作動式分配閉鎖体が記載されている。この閉鎖体は、容器に固定することができる本体上に装着されているアクチュエータを含む。本体は、アクチュエータの破断壁部により破断する端接部の基部のところにある角度を有する制御面を有する。この制御面は、端接部を通して制御面からの端接部の破断に影響を与える。この面を使用することにより、アクチュエータに所定の狭い範囲の力を加えることにより、アクチュエータをより容易に破断することができる。
米国特許第4,962,869号、5,346,100号および6,283,333号明細書に開示されている上記閉鎖体の設計は、うまく機能し、キャッピング工程中、出荷中および取り扱い中の漏洩を防止または禁止するという目的を達成する。しかし、本発明者は、端接部に所定の破断力がかかった場合に、いつでも高い信頼性で完全に破断するように端接部を設計し、成形するのが難しいこと、および必要な破断力が閉鎖体毎に幾分違うことに気が付いた。また、このような端接部設計での閉鎖体の成形は、一部には成形組立体は、通常、少なくとも1つのモールド・インサートを使用しているために幾分複雑になる。
本発明者は、端接部を破断する必要がなく、もっと信頼性が高く、また設計および製造コストがもっと安い改良形の設計を提供することが望ましいと考えた。
本発明のトグル作動式分配閉鎖体構造は、容器に装着することができるか、または容器と一緒に形成することができる閉鎖体本体と、上記閉鎖体本体上に装着されている旋回可能なアクチュエータとを含む。
閉鎖体本体は、容器内の開口部上で容器から延びることもできるし、そうでない場合には容器と係合することができる。閉鎖体本体は、容器開口部と連通している放出孔を形成する。
アクチュエータは、傾斜軸上に本体内に旋回可能に装着されていて、アクチュエータが閉鎖非分配位置に位置する場合には、アクチュエータは容器からの流出を防止するために、放出孔を閉鎖している。アクチュエータを開放分配位置に旋回または傾斜するだけの十分大きな力がアクチュエータに加わると、アクチュエータにより容器から内容物が流出する。
本発明の改良形システムは、キャッピング工程中、出荷中および取り扱い中に、閉鎖体がうっかり事前に開いたり、分配位置に移動するのを防止し、またはその可能性を低減する。改良形システムは、もっと高い信頼性で動作し、簡単で安いコストの製造技術で製造することができる構造に組み込むことができる。
本発明は、構造の各部間の干渉を克服するために、アクチュエータ上に最初に十分な力を加えない限り、アクチュエータが旋回して閉鎖体を開くのを防止するための改良形の事前作動防止システムを提供する。より詳細に説明すると、消費者が1回目に改良形閉鎖体構造を開くためには、ユーザは最初にアクチュエータに通常の力より有意に大きい力を加えなければならない。
閉鎖体本体またはアクチュエータは、本体およびアクチュエータの他方の一部に隣接して突き出ている干渉部材を有する。本体およびアクチュエータの他方は、アクチュエータが閉鎖非分配位置から開放位置の方向に移動した場合に、干渉部材と係合するための係合可能な面を有する。この係合は、最初は、所定の力より小さい力がアクチュエータにかかった場合、それに応じてアクチュエータが開放位置に傾斜するのを防止する。
しかし、アクチュエータに最初に所定の力と等しいかまたはそれより大きな力が加わった場合には、この係合は少なくとも干渉部材または係合可能な面が永久的な塑性変形を起こし、そのためアクチュエータは開放分配位置に傾斜することができる。
その後で、アクチュエータは、閉鎖非分配位置に戻ることができる。その後で、アクチュエータは再度開放位置に傾斜することができるが、開放分配位置へのアクチュエータのこのような以降の傾斜のために必要な力の大きさは、1回目にアクチュエータを開放分配位置に最初に傾斜させるために、アクチュエータに最初に加えなければならない最小の(所定の)力より小さい。
それ故、本発明の改良形分配閉鎖体構造は、最終ユーザに供給される前のキャッピング工程、出荷および/または取り扱い中にアクチュエータに衝撃が加わった場合、容器が開くのに抵抗するもっと高い初期開放力を提供する。
さらに、改良形分配閉鎖体構造は、1回目に最初に、および閉鎖体が1回目に開けた後の以降のすべての閉鎖体の開放の際の両方の場合に、閉鎖体を開けるのに必要な力の大きさを制御するための方法を提供する。
本発明のトグル作動式分配閉鎖体は、容器内、特に容器から内容物を分配する際にそれを助けるために圧搾することができる全体的に柔軟な壁部を有するタイプの容器内の開口部上に装着または形成するのに特に適している。
本発明の下記の詳細な説明、特許請求の範囲および添付の図面を見れば、本発明の多数の他の利点および特徴を容易に理解することができるだろう。
本明細書の一部を形成する添付の図面においては、図面全体を通して類似の部材を表すために類似の番号を使用している。
本発明は多くの異なる形で実施することができるが、本明細書および添付の図面は、本発明の例示としての特定の1つの形だけを開示している。しかし、本発明は説明の実施形態に限定されない。添付の特許請求の範囲に本発明の範囲が開示されている。
説明を分かりやすくするために、直立位置の本発明の閉鎖体システムまたは構造について説明する。上部、下部、水平等の用語は、この位置を基準にして使用する。しかし、本発明の閉鎖体構造は、上記位置以外の向きで製造し、保管し、移送し、使用しおよび販売することができることを理解することができるだろう。
図1および図2は、独立閉鎖体自身の形をしている本発明の分配閉鎖体構造の組立て済みの実施形態である。この実施形態の場合には、図に示すように、閉鎖体は閉鎖非分配位置に位置していて、参照番号20が閉鎖体全体を示している。閉鎖体20は、ネック(首部:図示せず)または他の適当な構造により形成されている従来の開いた口を有することができる容器(図示せず)上に装着することができる。別の方法としては、閉鎖体の少なくとも一部を容器と一体に形成することができる。いずれの場合も、好適には、容器は、容器からの内容物の分配を容易にするために圧搾することができる全体的に柔軟な壁部を有するタイプであることが好ましい。
閉鎖体20は、容器に固定するための閉鎖体基部または本体24(図3)を含む。図7に示すように、本体24は、ほぼ環状の上壁部26、およびほぼ環状の下壁部27を含む。ほぼ横を向いている閉鎖体壁部またはデッキ28は、本体24を横切って上壁部26および下壁部27間を延びる。デッキ28の後部は、円形ボス28a(図3および図10)により補強されている。
閉鎖体本体24の下部環状壁部27は、ネジ山29の場合のように、容器の口の周囲の容器のネック(図示せず)の頂部の外周辺部と係合することができる。閉鎖体本体24を容器上の係合部材に固定するために、他の適当な係合手段(例えば、スナップ・フィット溝またはビーズ)を設けることができる。別の方法としては、ある用途の場合には、閉鎖体本体24を、容器(図示せず)に取り外すことができないように取り付けることもできるし、またはこの容器と一体に形成することもできる。
しっかりと密封するために、環状の「蟹の爪」タイプのシール30(図7)を容器の口のところの容器のネックの内縁部と係合するために設けることができる。「栓」シールのような他の周知のシールを栓シール30の代わりに使用することもできる。
閉鎖体本体24は、デッキ28を通る放出通路40(図7)を含む。好ましい実施形態の場合には、通路40(図7)は、デッキ28から上方に突き出ていて、チューブ42の上端部のところに放出孔43を有する放出チューブ42により形成される。放出孔43は、チューブ42の上端部の内周辺部の周囲の少し凸状の密封ビーズ(図示せず)により形成することができる。チューブ42は、チューブ42の下端部のところで、容器からデッキ28を通る流体の製品の流れを収容する。
図3および図7に示すように、閉鎖体本体24の環状上壁部26は、デッキ28の上方にまたデッキ28の周囲を延びる。デッキ28上の壁部26の後部は、壁部26の頂部にノッチ、フィンガー井戸またはフィンガー凹部44を形成する。
閉鎖体本体24は、ほぼディスク状のノズル組立体またはアクチュエータ60(図1〜図3)を収容する。アクチュエータ60は、ほぼ横方向に延びる頂壁部62および周辺裾部またはフランジ64(図2〜図5)を含む。フランジ64の2つの直径方向に対向する各部分のところに、突き出ている半球形の突起またはピボット部材66(図3および図5)が位置する。
ピボット部材66は、閉鎖体本体の上壁部26と協力して、閉鎖体本体24内での旋回運動のためにアクチュエータ60を装着する。この目的のために、閉鎖体本体壁部26の内面は、各ピボット部材66および各凹部68のスナップ動作係合を行う目的で、ピボット部材66のうちの1つとそれぞれ係合するために、2つの半球形の凹部68(図3に示す)を形成する。
また、本体24は、間に間隔を有する3本の側部コラム67a、67b、67cのグループを凹部68に隣接する各側面上に含む。各コラムは、(上に少し凹状の)頂面67dを有する。コラムの頂面67dは、1つまたは複数の支持面を形成することを特徴とすることができる。
アクチュエータ60は、頂面67d(図3および図4)上を摺動する側部カム69を含む。面67dはアクチュエータのピボット部材66を収容する凹部68を収容することにより形成された傾斜軸T(図6)を中心にしてのアクチュエータ60の旋回運動中、アクチュエータ60を支持する。
各凹部68上の壁部26の頂縁部は、閉鎖体本体24およびアクチュエータ60の組立てを容易にするための面取り部68a(図3および図7)を備えることができる。本体24およびアクチュエータ60を組み立てた後では、アクチュエータ・ピボット部材66および本体凹部68は、アクチュエータ60のための装着手段として機能する。そのため、アクチュエータ60は、アクチュエータ60の前端部が、図12および図11に示すように、閉鎖体本体壁部26の上に露出するまで、(アクチュエータ60の後部を下方に押すことにより)傾斜軸Tを中心にして旋回することもできるし、または傾斜することもできる。
アクチュエータ60は、(アクチュエータ60の位置により)本体の放出チューブ42から流動性材料を分配することができるように、または放出チューブ42からの流出を防止するために、チューブの通路40を閉鎖することができるように機能する頂壁部62の底面上に構造を含む。より詳細に説明すると、アクチュエータ60は、段付きの円筒形密封壁部79(図3、図6、図7および図12)と併合し、また上記壁部79に開いている前方に延びるノズルまたはチャネル70(図2)を含む。
図10に示すように、壁部79は、アクチュエータ60が図10に示すように閉鎖位置に位置している場合、およびアクチュエータ60が図11に示すように開放位置に位置している場合に、放出チューブ42の周辺部を囲んで密封している。より詳細に説明すると、図10および図11に示すように、壁部79は、チューブ42の前のところに参照番号80で示すように、またチューブ42の後部のところに参照番号84で示すように、放出チューブ42の外周辺部の周囲にシールを形成する。
好適には、内部密封栓86(図5、図10および図11)は、アクチュエータの頂壁部62の底部から下方に突き出ていることが好ましい。密封栓86は、ほぼ環状の形をしていて、アクチュエータ60が図10に示すように、閉鎖位置に位置する場合に、チューブ放出通路を密封状態に閉鎖するために放出チューブ42の頂部のところの放出孔43内に入ることができる。
一方、図2および図11に示すように、アクチュエータ60の後部が下方に押され、アクチュエータを分配位置に傾斜させると、また密封栓86の前部は放出チューブ42の頂部から離れる方向に傾斜し、チューブ42の頂部のところの放出孔からおよび分配ノズル70を通して、材料が流れることができるようになる。アクチュエータ60が、図11に示すように、全開放分配位置に完全に傾斜した場合、アクチュエータ壁部79は、依然として放出チューブ42の上端部の外周辺部を密封状態に維持し、そのため容器の内容物はノズル70内に分配されてはいるが、アクチュエータ60の下の放出チューブ42の外面の周囲から漏れ出すことができない。
アクチュエータ60は、アクチュエータ60の頂部のある位置に下方の力を加えることにより、開放位置に旋回することができる。そうするために、アクチュエータの頂壁部62の後部は、親指または指の端部を収容するために、凹状面またはフィンガー井戸90(図1、図3および図5)内で凹状に凹んでいる。
ラグ98(図2、図3および図6)は、アクチュエータ60の後部のところで、アクチュエータの周辺フランジ64の外部垂直面から後方に突き出ている。図10に示すように、凹部44のところの閉鎖体本体の円筒形上壁部26は、アクチュエータ60が閉鎖すると、アクチュエータ・ラグ98の下に位置する縁部を形成する。アクチュエータ60が分配位置(図11)に強制的に傾斜すると、ラグ98は、一時的におよび弾性により(すなわち、永久に変形しないで)閉鎖体本体壁部26の隣接する部分を後方に変位させ、アクチュエータ60は、ラグ98を下方に壁部26を越えて内側に移動させることができる。
ラグ98は、アクチュエータ60が開放位置に旋回している場合に、少しの力により克服しなければならない、閉鎖位置内のアクチュエータ60のための弾性受金具を提供する働きをする。アクチュエータ・ラグ98は、アクチュエータ60が完全に開いた場合(図11)、閉鎖体本体壁部26に触れずに通る。アクチュエータ60は、アクチュエータの前部を下方に押すと閉鎖位置に戻ることができる。フィンガー凹部44に位置するアクチュエータ・フランジ64および/または閉鎖体本体壁部26は、十分な弾性を有しているので(すなわち、永久的な変形を起こさないので)、アクチュエータがその閉鎖状態に戻ると(図10)、ラグ98は壁部26を越えて上方に移動し、上にぱちんと戻ることができる。
本発明の場合には、図11に示す開放分配位置へのアクチュエータ60の偶発的な最初の動きを防止するために、塑性により永久に変形することができる構造が設置されている。これにより、閉鎖体は、消費者が最初に使用する前のキャッピング工程、出荷および取り扱い中のうっかり作動に抵抗することができる。
図6を見れば分かるように、閉鎖体本体24は2つの干渉部材100を含む。他の実施形態(図示せず)の場合には、閉鎖体本体24は、係合部材100を1つだけ有することもできるし、または係合部材100を3つ以上有することもできる。干渉部材100は、間に間隔を有していて、各干渉部材100は、閉鎖体本体の環状壁部26に沿って延びていて、上記環状壁部26から半径方向に内側に向かって突き出ている。図3、図6、図7、図8および図9を見れば分かるように、各係合部材100の上端部は、下方に傾斜している幾分鋭角の縁部を含むウェッジの形をしている。各係合部材100は、斜めのウェッジの形をしている頂端部の下に、その垂直方向の長さまたは高さに沿ってほぼ一様な三角形の横方向の断面を有する。
アクチュエータの裾部またはフランジ64は、少なくとも図5のブラケット104が示すフランジ64の周辺エリア内に、外側を向いている係合可能な面を形成し、係合可能な面104は、アクチュエータ60が閉鎖体本体24内に装着された場合、またアクチュエータ60の後部が図14、図15および図16に順次示すように下方に傾斜した場合に、隣接する干渉部材100と係合することもできるし、それにより係合されることもできる。
図1〜図17に示す好ましい実施形態の場合には、アクチュエータ・フランジ64の係合面または領域104は、(1)アクチュエータ・フランジ底縁部105(図5)、(2)アクチュエータ・フランジの下方を向いている環状底面106(図5)、および(3)アクチュエータ60が閉鎖体本体24上に正しく装着された場合、および図14〜図17に順次示すように、アクチュエータ60が開放分配位置に向かって傾斜した場合に、閉鎖体本体24上の各干渉部材100に隣接して位置するブラッケット104(図4および図5)の領域内にアクチュエータ・フランジ64の垂直方向の湾曲している側面を含む。
アクチュエータの周辺部上の係合することができる面104は、同じ材料から形成することができ、領域または面104の外側のアクチュエータ・フランジ64の他の部分の特性と同じ特性を有することができる。通常、および本発明の好適な形の場合には、アクチュエータ60は、適当な熱可塑性材料から成形され、そのためアクチュエータ・フランジ64の側部および底部の外面を含むアクチュエータ60のすべての外面は、表面仕上げ、硬度、弾性率、最終強度、破裂応力等の点で同じ特性を有する。
他の実施形態(図示せず)の場合には、アクチュエータ・フランジ64(図4および図5)上の係合可能な面または領域104が、このような特性の点でアクチュエータ60の残りの部分とは異なっているアクチュエータ60を提供することが望ましい場合もある。アクチュエータのこのような他の実施形態は、ブラケット104で示す係合可能な領域内に異なる材料の1つまたは複数のインサート部材を含むこともできるし、または領域104がアクチュエータ60の他の部分とは異なる材料から成形されるアクチュエータを作るためにダブル射出成形することもできる。
図1〜図17の好ましい実施形態の場合には、アクチュエータ60は、アクチュエータ60が開放分配位置の方向に傾斜した場合に、干渉部材100に対して少しだけ変形することができるか、または全然変形しない好適には熱可塑性材料であることが好ましい1つの材料から成形される。干渉部材100は、それぞれアクチュエータ60が開放位置の方向に傾斜した場合に、上に位置するアクチュエータ・フランジ64により係合する少量の材料だけでできている、狭いある角度を有するウェッジの形をしている構成を有しているので、各干渉部材100または少なくともその薄い部分は、アクチュエータ60の傾斜中にアクチュエータの係合可能な面104により塑性によりまた永久に容易に変形することができる。図15、図16および図17は、このような永久の可塑性変形を示す。この場合、図に示すように、干渉部材100のうちの1つの上部は、アクチュエータ60が全開放分配位置の方向にさらに傾斜するにつれて、永久変形を順次増大する。
アクチュエータ・フランジ64および閉鎖体本体の干渉部材100は、開放分配位置(図17)にアクチュエータ60を傾斜するために、克服しなければならない最小抵抗力を確立するために、(干渉部材100の特定の形状、厚さ、構造材料、および数について)設計することができる。
閉鎖体本体干渉部材100は同じ材料から形成することができ、閉鎖体本体24の他の部分と同じ特性を有することができる。通常、本発明の好適な形の場合には、閉鎖体本体は、適当な熱可塑性材料から成形することができ、そのため干渉部材100を含む閉鎖体本体24のすべての面は、面の厚さ、硬度、弾性率、最終強度、破断応力等の点で同じ特性を有する。他の実施形態(図示せず)の場合には、このような特性の点で閉鎖体本体24の残りの部分とは異なる干渉部材100を含む閉鎖体本体を提供するのが望ましい場合もある。閉鎖体本体のこのような他の実施形態は、干渉部材を形成するために異なる材料のインサートを含むこともできるし、または干渉部材100が閉鎖体本体24の残りの部分とは異なる材料から成形される閉鎖体本体24を作るためにダブル射出成形することもできる。
他の実施形態(図示せず)の場合には、各干渉部材100は、充分に鋭角な構成を有することもできるし、干渉部材100が永久変形をほとんど起こさないか全然起こさない、どちらかと言えば、干渉部材100が、代わりに、アクチュエータ60が開放分配位置の方向に傾斜した場合に、アクチュエータ・フランジ64の1つまたは複数の係合可能な面104に刻み目をつけたり、歪ませたり、またはそうでない場合には可塑的に永久に変形させたりするアクチュエータ・フランジ64の隣接する部分の形状および材料の点で十分硬い材料から作ることもできる。閉鎖体の係合可能な部分を適当に設計すると、アクチュエータ60が開放分配位置に傾斜することができるように、このような永久変形を行うために必要な所定の最小限度の力を確立することができる。
他の実施形態(図示せず)の場合には、アクチュエータ・フランジ64と1つまたは複数の干渉部材100の両方に、ある程度の永久可塑変形を含む場合がある。
いずれの場合も、アクチュエータ60のフランジおよび閉鎖体本体24の一方または両方にできた可塑性変形を、アクチュエータ60を最初に開放分配位置に傾斜させるために、少なくとも所定の最小の力をアクチュエータ60に加えた場合にだけ起こさせることができる。各部分は、このような所定の最小の力が、最初のユーザに閉鎖体および容器が供給される前のキャッピング工程、取り扱いおよび出荷中に通常遭遇するかもしれない力よりも大きくなるように設計される。
ユーザは、最初に閉鎖体を使用するために、アクチュエータ60が開放分配位置に傾斜することができるように、アクチュエータ60および閉鎖体本体24の一方または両方を永久に変形させるために、所定の設計抵抗力と少なくとも等しいか、またはそれより大きい力でアクチュエータ60の後頂部を最初に押さなければならない。
1つまたは複数の閉鎖体本体干渉部材100および/またはアクチュエータ・フランジ64内に永久に残る可塑変形は、アクチュエータ60が元の閉鎖非分配位置に傾斜した場合に摩擦係合システムとしての働きをする。このことは、通常、ユーザが傾斜し開いているアクチュエータ60の頂部の前部を下に押すことにより行われる。その場合、開いたアクチュエータ60と閉鎖体本体24との間の摩擦係合はかなり弱く、そのため非常に小さな力を加えるだけで、開いたアクチュエータ60を閉鎖非分配位置に戻すことができる。
さらに、ユーザが、閉鎖位置から開放位置にアクチュエータ60を傾斜させることにより、閉鎖体を2回目にまたは続けて操作したい場合には、閉鎖体本体24および/またはアクチュエータ60の永久変形による摩擦抵抗は弱く、2回目およびそれ以降にアクチュエータ60を開けるのに必要な力は、アクチュエータ60を1回目に最初に開けるために必要な力よりもかなり小さい。
それ故、1回目に閉鎖体を最初に開けた時に必要だった力より弱い力を加えるだけで、閉鎖体構成要素(すなわち、アクチュエータ60および閉鎖体本体24)の以降の開閉を行うことができる。
閉鎖体を最初に開けると、閉鎖体本体および/またはアクチュエータの永久変形が、一定の同じ方法で容器を開閉するための力を制御するための摩擦制御手段になる。
1回目にアクチュエータを開放分配位置に傾斜させるのに必要な最初の開放のための力は、比較的狭い範囲内を適当に設計することにより確立することができるので、ユーザが、設計により決まる所定の最小の必要な最初の開放力と等しいか、または大きい適当な大きさの力を加えると、1回目にアクチュエータを確実に最初に開けることができる。
本発明による閉鎖体の設計は、一定の動作特性(例えば、最初に閉鎖体を開けるのに必要な所定の最小の力、および2回目およびそれ以降に閉鎖体を開けるのに必要なそれより弱い力)を有するシステムを作るために閉鎖体に容易に内蔵させることができる。このような特性は、閉鎖体を効率的な大量生産技術により製造した場合でも、高い信頼性を有し、ユニット単位で一定である。
図1〜図17の好ましい実施形態の場合には、アクチュエータは、同様に、ラグ98を含んでいて、上記の開閉のための力は、必ずアクチュエータ・ラグ98と閉鎖体本体壁部26との間の相互作用によるすべての抵抗に打ち勝つのに十分な力を含む。それ故、例えば、開閉位置間でアクチュエータを傾斜させるのに必要な実際の力は、(1)アクチュエータ・フランジ64と干渉部材100との間の干渉、(2)アクチュエータ・ラグ98と本体側壁部26との間の弾力弾性推論変形、(3)アクチュエータと閉鎖体本体ピボット装着フィーチャ(例えば、アクチュエータ半球形ピボット部材66と閉鎖体本体収容凹部(68))との間の摩擦、(4)そうしたい場合には、アクチュエータ上に小さな保持力を加えるために使用することができる任意の他の干渉部材からの抵抗力の合計に打ち勝つのに十分大きなものでなければならない。
通常の当業者であれば、塑性変形システムを確立するために、他の形状、輪郭等を閉鎖体構成要素上に設けることができることを理解することができるだろう。ある設計の場合には、干渉部材100を、アクチュエータ・フランジの係合可能な面(すなわち、図4および図5の領域104)と比較して十分硬くすることができる。そのため、干渉部材100の前上縁部は、ユーザが閉鎖体を最初に作動すると、アクチュエータ60の隣接する係合可能面に刻み目をつけることができ、これにより、各係合可能な面領域104内に永久的な溝が形成される。各溝の形は幾分V字形をしていてもよい。アクチュエータ60の以降の作動中、干渉部材100は、小量の摩擦係合だけでV字形の溝内に収容される。このタイプの関係により、各干渉部材100は、「スプライン」として特徴づけることもできるし、定義することもできる。それ故、本発明者は、本明細書および添付の特許請求の範囲においては、「スプライン」という用語をこの特別な意味で使用する。
本発明による永久塑性変形が起きても、閉鎖体本体24またはアクチュエータ60からの材料の小片は切断したり、破断したりしない。それ故、使用中に閉鎖体内に材料の遊離した小片ができる危険もないし、このような材料の遊離した小片が分配中の流体製品内に落下する危険もない。
さらに、本発明の設計の場合、アクチュエータの事前の作動を防止するために従来技術のタイプの直立端接ポストを使用する必要がないので、他の場合、このような従来技術の直立端接ポストを成形するために必要な、または望ましい成形を容易にするために特殊な成形インサートを使用する必要もない。それ故、都合のよいことに、本発明による閉鎖体を成形するためのモールド組立体をもっと簡単にもっと安価にすることができる。
また、通常の当業者であれば、干渉部材100および係合可能な面104の位置を逆にすることができることを理解することができるだろう。すなわち、干渉部材100をアクチュエータ・フランジ64の外面上に設置し、係合可能な面104を閉鎖体本体の環状壁部26の内周辺面により形成することができる。
また、1回目にアクチュエータを最初に開くために所望の力、および2回目およびそれ以降にアクチュエータを開くための必要なもっと弱い力を、干渉部材100の外部および/または係合可能な面104を形成するために、異なる角度または形状を使用することにより容易に調整することができることを理解することができるだろう。
本発明の閉鎖体の構成要素は、ポリプロピレンのような熱可塑性材料から容易に成形することができ、完全な閉鎖体にするために容易に組み立てることができる。そうしたい場合には、本発明を容器と一体にまたは延長部として成形された閉鎖体本体を含む閉鎖体構造に内蔵させることができる。アクチュエータを別々に成形して、次にこのような一体の容器/閉鎖体本体構造内に装着することもできる。容器と一体の部分または独立している部分である本体を含んでいてもいなくても、閉鎖体構造は所望のトグル作動式分配動作を行う。
本発明の上記の詳細な説明および添付の図面を見れば、本発明の新規なコンセプトまたは原理の精神および範囲から逸脱することなしに、多くの変更および修正を行うことができることを容易に理解することができるだろう。
容器に装着することができる別々の閉鎖体自身の好適な形のトグル作動式分配閉鎖体構造の斜視図である。図の閉鎖体は、容器に設置する前の最初の閉鎖非分配状態にある。 図1と類似の図面であるが、図2の場合には、閉鎖体は開放分配位置に傾斜しているアクチュエータを含む。 図1の閉鎖体の構成要素の分解斜視図である。これら構成要素は、容器から延びるための閉鎖体本体、および閉鎖体本体に装着するように設計されている閉鎖体アクチュエータを含む。 図3の閉鎖体のアクチュエータの側面図である。 図4の5−5面に沿って切断した図4のアクチュエータの底面図である。 図3の閉鎖体本体の平面図である。 図6の7−7面にほぼ沿って切断した断面図である。 図6の円内に含まれる閉鎖体本体の一部の拡大部分平面図である。 図6の9−9面にほぼ沿って切断した拡大部分断面図である。 図1の10−10面にほぼ沿って切断した断面図である。 図2の11−11面にほぼ沿って切断した断面図である。 図1の閉鎖体の平面図である。 図12の13−13面にほぼ沿って切断した断面図である 図13に類似の部分断面図であるが、図14の場合には、アクチュエータは、閉鎖非分配位置から遠ざかる開放分配位置の方向に傾斜している。 図14類似の部分断面図であるが、図15の場合には、アクチュエータは、閉鎖非分配位置から遠ざかる開放分配位置の方向にさらに傾斜している。 図15類似の図面であるが、図16の場合には、アクチュエータは開放分配位置の方向にさらに傾斜している。 図16類似の大きく拡大した部分断面図であるが、図17の場合には、アクチュエータは開放分配位置の方向にさらに傾斜している。

Claims (7)

  1. 容器への開口部用のトグル作動式分配閉鎖体構造(20)であって、前記閉鎖体構造(20)が、
    前記開口部上を前記容器から延びるための本体(24)であって、前記開口部と連通している放出孔(43)を形成している本体(24)と、
    アクチュエータ(60)が閉鎖非分配位置に位置する場合に、前記放出孔(43)を通る前記容器からの流れを閉鎖し、前記アクチュエータ(60)を開放分配位置に傾斜させるために、前記アクチュエータ(60)に力を加えた場合に、前記容器から内容物が流れることができるようにするための前記本体(24)上で、傾斜軸(T)を中心にして旋回可能に装着されているアクチュエータ(60)と、
    前記本体(24)およびアクチュエータ(60)の他方の一部に隣接して突き出ている干渉部材(100)を有する前記本体(24)およびアクチュエータ(60)のうちの一方と、
    前記アクチュエータ(60)が前記閉鎖非分配位置から前記開放分配位置の方向に移動した場合に、前記干渉部材(100)と係合するための係合可能な面(104)を有する前記本体(24)およびアクチュエータ(60)のうちの他方とを含み、
    前記係合が、最初に所定の力より弱い力が前記アクチュエータ(60)に加えられた場合、それに応じて前記アクチュエータ(60)が前記開放分配位置に傾斜するのを防止するが、前記係合により、前記アクチュエータ(60)に前記アクチュエータ(60)を1回目に前記開放分配位置に傾斜させる少なくとも前記所定の力が加わった場合に、前記干渉部材(100)および前記係合可能な面(104)のうちの少なくとも一方を永久的に塑性変形させ、そのため、その後では、前記所定の力より小さな力が前記アクチュエータ(60)にかかった場合に、それに応じて前記アクチュエータ(60)が前記開放分配位置に傾斜することができることを特徴とする閉鎖体構造。
  2. 前記閉鎖体構造(20)が、前記開口部の周囲の前記容器から独立しているが、取り外し可能に取り付けることができる分配閉鎖体(20)である、請求項1に記載の閉鎖体構造(20)。
  3. 前記本体(24)が、前記アクチュエータ(60)の方向に突き出ている前記干渉部材を有する、請求項1に記載の閉鎖体構造(20)。
  4. 前記干渉部材(100)がスプラインである、請求項1に記載の閉鎖体構造(20)。
  5. 前記係合可能な面(104)が前記アクチュエータ(60)上に形成され、
    前記スプライン(100)が前記閉鎖体本体(24)上で縦方向を向いていて、そのため、前記スプライン(100)の全長が前記傾斜軸(T)に垂直になっていて、前記スプライン(100)が、前記アクチュエータ(60)が前記開放位置に最初に傾斜する前に、ほぼ三角形をしている横方向の断面を有する、請求項4に記載の閉鎖体構造(20)。
  6. 前記本体(24)が前記スプライン(100)のうちの2つを有する、請求項5に記載の閉鎖体構造(20)。
  7. 前記アクチュエータ(60)が周辺フランジ(64)を有し、
    前記係合可能な面(104)が前記アクチュエータ周辺フランジ(64)の少なくとも一部上に形成される、請求項1に記載の閉鎖体構造(20)。
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