JP2006515217A - 骨アンカー用のロックプレート - Google Patents
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Abstract
近位大腿骨の骨折部を縮小し圧縮することなどのための骨折固定システムが開示されている。固定システムは、各々の遠位端にらせん海綿骨アンカーを有する、複数の細長いボディを含んでいる。複数の開口部を有する軸方向に移動可能なプレートは、細長いボディの近位端によって保持されている。細長いボディは、骨折部または隣接する骨間の分離部を横切って、隣接する骨内または骨折片内の所定の位置まで回し入れられ、プレートは遠位方向に進められ、2次圧縮をかけ、装置を所定の位置に固定する。本装置は軟組織の付着にも使用できる。
Description
優先権情報
本出願は、2003年1月16日に出願された米国特許仮出願第60/440,765号の、合衆国法典35巻第119条(e)の下での優先権による利益を主張する。
発明の分野
本発明は内部骨折固定装置に関する。ある用途では、本発明は、骨折の中でも特に大腿骨頚および他の近位大腿骨の骨折部の固定に適合された骨折部固定装置および方法に関する。
本出願は、2003年1月16日に出願された米国特許仮出願第60/440,765号の、合衆国法典35巻第119条(e)の下での優先権による利益を主張する。
発明の分野
本発明は内部骨折固定装置に関する。ある用途では、本発明は、骨折の中でも特に大腿骨頚および他の近位大腿骨の骨折部の固定に適合された骨折部固定装置および方法に関する。
関連技術の説明
大腿骨として知られる大腿の骨は一般に、腰部から膝まで延びる細長い骨幹を有している。骨幹の近位端は、大腿骨頭、大腿骨頚、大転子、および小転子を含んでいる。大腿骨頭は、寛骨の寛骨臼陥凹に嵌り、腰部に球窩関節を形成する。大腿骨の遠位端は、内側顆と外側顆とを含んでいる。顆状突起は脛骨の上端部と噛み合って膝関節を形成する。全体的に見て、大腿骨は骨格の中で最も長く最も強靭な骨である。しかし、大腿骨の各部は極めて骨折しやすい。
大腿骨として知られる大腿の骨は一般に、腰部から膝まで延びる細長い骨幹を有している。骨幹の近位端は、大腿骨頭、大腿骨頚、大転子、および小転子を含んでいる。大腿骨頭は、寛骨の寛骨臼陥凹に嵌り、腰部に球窩関節を形成する。大腿骨の遠位端は、内側顆と外側顆とを含んでいる。顆状突起は脛骨の上端部と噛み合って膝関節を形成する。全体的に見て、大腿骨は骨格の中で最も長く最も強靭な骨である。しかし、大腿骨の各部は極めて骨折しやすい。
老人の患者における転子部骨折は、大腿骨の頚部領域の骨折と関連して最も頻繁に起こる。このような患者に見られる高齢および病態を考慮して、入院期間(bed confinement)およびリハビリ期間を最低限に抑えるために、骨格の負傷部を適時に安定させる必要がある。弱い代謝環境にある患者にとって致命的となる場合もある、いわゆる固定症候群(immmobilization syndrome)によって引き起こされる合併症を最低限に抑える装置および手順を利用することが好ましい。外科的侵襲に関連して生じる血液損失を最低限に抑えることも望ましい。同時に、利用される接合手段は、患者が非常に適切な時期に着座位置をとり、かつ外科的侵襲から2、3日後には、徐々に体重をかけながら直立姿勢をとることができるように、安定したものでなければならない。
大腿骨骨折の内部固定は一般に、最も一般的な整形外科手順の一つである。大腿骨の骨折は、大腿骨の近位部と大腿骨の遠位部の両方で起こる。大腿骨の近位部の骨折(寛骨折)は一般に、大腿骨頚骨折(骨頭または骨頭下)、転子間骨折、および転子下骨折として分類される。大腿骨の遠位部の骨折(膝骨折)は顆上骨折と呼ばれる。顆上骨折は一般に、大腿骨の下端部で顆状突起同士の間を垂直方向に延び、大腿骨の遠位部を2つの主要な骨折片に分離する。骨折線がさらに細分化され、複数のより小さい骨折片を形成することがある。頭部の中まで延びる大腿骨の骨折は、一般に、大腿骨の骨幹に限定された骨折よりも治療が困難である。
骨折の手術治療では、骨折部は内部固定され、場合によっては圧縮される必要がある。大腿骨頚、大腿骨頭、または各転子の骨折は、バレル部材を有する圧縮板とラグねじと圧縮ねじとを一般的に含む様々な圧縮ねじ組立体を用いて治療されてきた。圧縮板は、大腿骨の外側に固定され、バレル部材は、事前に穿孔された穴に大腿骨頭の方向に挿入される。ねじ付き端部と平滑部とを有するラグねじは、骨折部を横切って大腿骨頭内まで延びるようにバレル部材に挿入される。ねじ部は大腿骨頭と噛み合う。圧縮ねじは、ラグねじを圧縮板に連結する。圧縮ねじの張力を調整することによって、骨折部の圧縮(縮小)を調整することができる。
大腿骨頚の骨折部を安定させるために、大腿骨頚の長手方向軸に沿って、先端(遠位端)が大腿骨頭内となるように配置されるようになっている、様々な細長いインプラント(くぎ、ねじ、ピンなど)が開発されている。細長いインプラントは、単独で埋め込むことも、側板や髄内釘等の他のインプラントに連結することもできる。インプラントの先端部は通常、大腿骨頭を確実に把持する手段(雄ねじ、伸縮アームなど)を含んでいるが、このような把持手段が含まれていると、いくつかの顕著な問題が生じる可能性がある。第一に、雄ねじ付きインプラントのように先端部に鋭い縁部を有するインプラントは、埋め込み後に、股関節の体重支持面に向けて近位方向に移動する傾向がある。この現象は、近位皮質骨に、ねじ頭部の遠位方向への移動に抵抗するだけの完全性が十分に備わっていないときに起きる可能性がある。生理学的な荷重の下でのこのような近位方向への移動は、大腿骨頭カットアウトと呼ばれることもあるが、隣接する股関節に顕著な損傷を与える可能性がある。さらに、雄ねじ付きインプラントは、骨に形成されたねじ山がすり減りそれによって把持力が弱まる可能性のある大きな応力集中を、埋め込み時に骨内に発生させる可能性がある。公知の伸縮アーム装置の可動アームは通常、一方の端部が自由に動くことができ、他方の端部でインプラントの先端部のボディに取り付けられている。その結果、すべての疲労荷重はアームの取り付けられた端部に集中し、望ましからぬ大きな曲げモーメントが取付点に生じる。さらに、従来のねじ付きインプラントは一般に張力を受けたときの保持力が不十分であり、したがってねじ山は、埋め込み手順中の過度の締付けによって、または患者の体重による術後負荷によってすり減り、大腿骨頭から抜ける可能性がある。
したがって、従来技術における様々な努力にかかわらず、大腿骨頚に用いた際に、大腿骨頭内などでの固定力が改善され、移動および回転に抵抗し、かつ骨内に容易かつ迅速に配置できる整形固定装置が必要とされている。
発明の概要
骨折部を安定させるため骨に複数のインプラントを挿入することは、多くの場合望ましいことである。たとえば、インプラントのトライアンギュレーション(すなわち、インプラントを三角形パターンに配置する。)は、大腿骨の近位骨折(すなわち、骨頭骨折、骨頭下骨折、転子間骨折)を治療する特に有効な方法である。出願人は、好ましくはインプラントを骨内に固定しながらインプラント同士を連結するように使用できる、共通の装置を備えることが有利であると認識した。このような装置は、各インプラント間に所定の空間的および/または角度的関係を与えることによって複数のインプラントを設置する手順を簡略化し、一方、全体的な安定性および損傷に対する耐性を高めるものであることが好ましい。
骨折部を安定させるため骨に複数のインプラントを挿入することは、多くの場合望ましいことである。たとえば、インプラントのトライアンギュレーション(すなわち、インプラントを三角形パターンに配置する。)は、大腿骨の近位骨折(すなわち、骨頭骨折、骨頭下骨折、転子間骨折)を治療する特に有効な方法である。出願人は、好ましくはインプラントを骨内に固定しながらインプラント同士を連結するように使用できる、共通の装置を備えることが有利であると認識した。このような装置は、各インプラント間に所定の空間的および/または角度的関係を与えることによって複数のインプラントを設置する手順を簡略化し、一方、全体的な安定性および損傷に対する耐性を高めるものであることが好ましい。
本発明の一態様によれば、大腿骨頚骨折固定システムは複数の細長いボディを有している。各々の細長いボディは、近位端と遠位端とを有している。遠位アンカーが各々の細長いボディの遠位端に設けられている。第1の保持構造が、各々の細長いボディの、遠位アンカーよりも近位側に設けられている。このシステムはまた、複数の開口部を有するプレートを含んでいる。開口部は、プレートが複数の細長いボディによって移動可能に保持できるようにされている。プレートは、細長いボディに対して遠位方向に移動可能であり、保持構造は、プレートの細長いボディに対する近位方向への移動に抵抗する。
本発明の他の態様によれば、骨折固定システムは、各々が近位端と遠位端とを有する複数の細長いボディを有している。海綿骨アンカーが細長いボディの遠位端に設けられている。この装置はまた、少なくとも2つの開口部を有し、細長いボディに軸方向に移動可能に保持されたプレートを含んでいる。相補表面構造が、細長いボディとプレートとの間に設けられている。相補表面構造は、プレートを遠位方向に前進させ固定装置を締め付けるが、プレートが細長いボディに対して軸方向近位側に移動することに抵抗する。
本発明のさらに別の態様によれば、大腿骨骨折を治療する方法は、大腿骨に複数の穴を、骨折部に向けて遠位方向に穿孔することと、固定装置を各骨内に前進させることと、各固定装置を、骨折部より遠位側の骨に噛み合わせるように回転させることと、複数の開口部を有するプレートを、骨折部を圧縮するように固定装置に沿って遠位方向に前進させることとを含んでいる。
本発明のさらに別の態様によれば、第1の骨折片を第2の骨折片に固定する方法は、複数の穴を、第1の骨折片を貫通して第2の骨折片に向けて穿孔することと、固定装置を各穴を通って前進させることと、各固定装置の少なくとも第1の部分を、固定装置を第2の骨折片に固定するように回転させることと、複数の開口部を有するプレートを、第1の骨折片と噛み合わせるように各固定装置の少なくとも第2の部分を覆って軸方向に前進させることとを含んでいる。
当業者には、本発明の他の特徴および利点は、以下の好ましい実施形態についての詳細な説明に照らし、添付の図面および特許請求の範囲を共に検討したときに明らかになろう。
好ましい実施形態の詳細な説明
本発明の固定装置は、主として近位大腿骨の骨折に関して開示される。しかし、本明細書に開示される方法および構造は、当業者には本明細書の開示に照らして明らかとなろうが、様々な骨および骨折のいずれにも適用されることが意図されている。一般に、本発明は、2つ以上の骨アンカーまたはピン同士における所定の空間的および/または角度的関係を繰り返し維持することが望ましい用途で最も有益である。
本発明の固定装置は、主として近位大腿骨の骨折に関して開示される。しかし、本明細書に開示される方法および構造は、当業者には本明細書の開示に照らして明らかとなろうが、様々な骨および骨折のいずれにも適用されることが意図されている。一般に、本発明は、2つ以上の骨アンカーまたはピン同士における所定の空間的および/または角度的関係を繰り返し維持することが望ましい用途で最も有益である。
潜在的な用途には、たとえば、指節間および中手指節の関節固定術、指骨および中手骨の横骨折固定術、指骨および中手骨のらせん骨折固定術、指骨および中手骨の斜骨折固定術、指骨および中手骨の顆間骨折固定術、指骨および中手骨の骨切り固定術、さらには当技術分野で公知の他の骨切り術や固定術など、手の様々な骨折および骨切り術が含まれる。本発明の骨固定装置を用いて、指骨および中足骨の様々な骨切り術や、足の様々な骨折部を安定させることができる。これには、特に、オースティンおよびレバルディン・レアド(Reverdin-Laird)によって発表されたような遠位骨幹端骨切り術、ベースウェッジ骨切り術、斜め骨幹骨切り術、デジタル関節固定術その他、当業者に公知の他の様々な骨切り術等が含まれる。骨固定装置は、すべてが永久的もしくは吸収可能であるかまたは永久的なものと吸収可能なものとが混在しているプレートまたは座金と共に、またはこれらを使わずに用いることができる。
本発明を用いて、腓骨および脛骨踝の骨折、パイロン(pilon)骨折、および脚の骨の他の骨折を固定し安定させることができる。固定装置はプレートを使用してもしなくてもよく、固定装置およびプレートは吸収可能なタイプでも吸収不能なタイプでもよく、本発明の他の実施形態を用いてもよい。足中央および足後部の骨折および骨切り術、足根骨の関節固定術および骨切り術などは当業者に公知である。一例として、内踝剥離骨折固定が挙げられる。
本発明の固定装置を用いて、靭帯再付着や他の軟組織付着処置のように、組織または構造物を骨に付着させることもできる。移植物および処置に応じて再吸収可能または再吸収不能な固定装置のいずれかを用いて、軟組織付着用の組織スパイクを有しまたは有しないプレートおよび座金、ならびに他のインプラントを骨に付着させることもできる。この固定装置を用いて、組織をぶら下げる様々な処置の際などに、縫い糸を骨に付着させることもできる。
たとえば、固定装置の周辺用途には、この装置を用いて被膜、腱、靭帯などの軟組織を骨に固定することが含まれる。固定装置はまた、マーレックスメッシュ(marlex mesh)などの合成材料を骨に付着させたり、張大腿筋膜(tensor fascia lata)などの同種移植材料を骨に付着させるためにも用いることができる。これを行うプロセスでは、材料の骨への保持は図示の通りカラーまたはピンを用いて行うことができ、この付着を容易にするために、ピンおよび/またはカラーを、縫合糸または他の材料を受け入れるように修正することができる。
特定の例には、キッドナー(Kidner)術における後脛骨腱(posterior tibial tendon)の舟状骨への付着が含まれる。この適用例は、本発明の適切なサイズの挿入管を、遠位方向に延びる軟組織用のスパイクを有する座金とともに用いて実現することができる。装置を用いて舟状−楔状関節固定術(navicular-cuneiform arthrodesis)を行うことができ、腱の同時付着を行うことができる。腱の付着は、隣接する骨における挿入管の配置を変更することによって、関節固定術なしで行うことができる。
本明細書で開示される装置を用いて、足首や、肩や、膝などの靭帯または被膜の破裂、裂離、または脱離後の再付着を行うこともできる。
固定装置は、隣接する骨や、骨折片や、例えば脊椎の隣接する第1、第2椎体などの様々な関節部における融合を助けるために用いることもできる。
固定装置は、カラーをプレート上の開口部と調和するように修正する場合、金属であると共に吸収可能な組成を有する半管状の圧縮板、3分の1管状の圧縮板、および動的圧縮板と組み合わせて使用することができる。
以下に開示されるカニューレ構成は、製剤を局部的に徐々に吸収させるため、含浸させた抗生物質のロッドを受け入れるように構成することができる。これは、特に開放創における予防や、骨髄炎が存在し骨折片を安定させることが必要とされているときに有用な場合がある。
軍事、スポーツ医学、または準医療の関係者が現場で使用するためにキットを組み立ててもよい。このキットには、殺菌または消毒材料、スキンステープラ、絆創膏、手袋、創傷や骨折の緊急治療用の基本器具など、他の用品を含んでいてもよい。移動中の創傷予防に抗生物質のロッドを含めてもよい。
図1は、大腿骨10の近位部、および本発明によるいくつかの特徴および利点を有する固定システム11の後部側面図を示している。大腿骨10の近位端は、頚部16を介して大腿骨10の長い本体すなわち骨幹17に連結された頭部14を有している。図1に示されているように、頚部16の直径は頭部14よりも小さい。また、頚部16および頭部14はヒトの平均で、大腿骨の骨幹17の長手方向軸を約126°の角度で横切る軸上にある。このように、頚部16の骨折の危険性は、とりわけ頚部16の角度が大腿骨10の骨幹17の長手方向軸とずれていること、および頚部16の直径が頭部14に対して小さくなっていることによって、高められている。
大転子18は、大腿骨10の頚部16と骨幹17との接合部の上方を外側に延びている。大転子18の内側には転子窩20がある。このくぼみは、外閉鎖筋(obturator externus muscle)が付着する場所を与える。小転子21は、大腿骨10の頚部16と骨幹17との接合部の後内側(posteromedially)に位置している。大転子18と小転子21はどちらも筋を付着させる働きをする。大腿骨10の後面上の、小転子21とほぼ同じ軸レベルには、大殿筋が付着する殿筋粗面22がある。大腿骨についてのさらなる詳細は当技術分野で十分に理解されており、本明細書ではこれ以上詳しく説明しない。
図1は、骨頭下大腿骨頚骨折部24を示している。大腿骨10の近位部の骨折は一般に、骨頭または骨頭下大腿骨頚骨折、転子間骨折、および転子下骨折として分類される。これらの骨折はすべて、本発明の説明の目的上、大腿骨頚骨折とみなされる。
上述のように、用途によっては、複数の固定装置を大腿骨10に挿入することが望ましい。複数の固定装置が、所定の相対位置および/または相対角度で確実に設けられることも望ましい。たとえば、三角形パターンに配置された3つの骨固定装置を使用することは、大腿骨の近位骨折(たとえば、骨頭骨折、骨頭下骨折、転子間骨折)を治療する有効な方法である。このような構成は、臨床医が骨折部24の性質に基づいて、大腿骨10の頭部14が単一の固定ピン12の周りを回ってしまう可能性があると判定した場合に、特に有用である。小さな回転でも骨折の治癒が妨げられる可能性があり、大きな回転は、固定装置の損傷や大腿骨頭の壊死につながる恐れがある。
このため、図示の実施形態では、固定システム11は、3本の固定ピン12(第3のピン12は図1には示されていない。)と、本発明によるいくつかの特徴および利点を備えたロックプレート26とを含んでいる。図1〜2Bに示されているように、固定ピン12は、近位端30と遠位端32との間を延びるボディ28を有している。ボディ28の長さ、直径、および構成材料は、意図された臨床用途に応じて変えることができる。成人のヒトにおける様々な骨折に対して最適化された実施形態では、一般的には、ボディ28の形成後の長さは約6mmから約150mmの範囲にあり、最大直径は約2mmから約12mmの範囲にあろう。後述のらせんアンカーの直径は、約2.0mmから約15mmの範囲とすることができる。一般に、ボディ28の適切な寸法は特定の骨折毎に異なろう。大雑把に言えば、踝部骨折の場合、約3mmから約4.5mmの範囲の軸直径を使用することができ、約20mmから約70mmの範囲の長さを使用することができる。踝頭骨折の場合、約3.5mmから約8.0mmの範囲の軸直径を、約25mmから約70mmの範囲内の長さと組み合わせて使用することができる。コーレス骨折(橈骨遠位部および尺骨)の場合、約2.0mmから約4.5mmの範囲の直径を、約6mmから約70mmの範囲の様々な長さと組み合わせて使用することができる。
一つの実施形態では、ボディ28はチタンを含んでいる。しかし、以下に詳しく説明するように、完成した固定装置12の寸法および所望の構造完全性に応じて、他の金属材料、または生体吸収可能もしくは生体吸収不能な重合材料を使用することができる。
ボディ28の遠位端32は、海綿骨アンカーまたは遠位皮質骨アンカー34を備えている。遠位骨アンカーの詳細について以下にさらに説明する。一般に、大腿骨頚への用途では、遠位骨アンカー34は、大腿骨10の頭部14内の海綿骨に回転して挿入され、大腿骨頭内に固定装置12を保持するようになっている。
固定ピン12の近位端30は、ロックプレート26を通って延びている。ロックプレート26は、ボディ28に沿って、軸方向に遠位側へ移動可能であり、図1および後述の説明より明らかなとおり、骨折部24を圧縮することができる。後述のように、ロックプレート26とボディ28との間に設けられたねじ山またはラチェット状構造などの相補ロック構造は、通常の使用条件の下で、ボディ28のロックプレート26に対する近位方向への移動に抵抗する。ボディ28は、以下により詳しく説明するように、回転を伴うかどうかにかかわらず、ロックプレート26に対して軸方向に移動することができる。
図3および4を参照すると、図示の実施形態では、ロックプレート26は、管状部すなわちハウジング38を形成しボディ28に沿って同軸で移動するための複数の開口部37を有している。ハウジング38は、半径方向内側に突き出た歯(たとえば、ねじ山)やフランジのような、ボディ28上の補表面構造42と協働する1つ以上の表面構造40を備えている。表面構造40と補表面構造42は、ロックプレート26のボディ28に対する遠位方向への軸線に沿った動きを許容するが、ロックプレートのボディ28に対する近位方向への移動に抵抗する。
図2Aに示されているように、保持構造42は、近位限界54と遠位限界56との間に、ボディ28に沿って軸方向に間隔をおいて配置されている。近位限界54と遠位限界56との間の軸方向距離は、近位アンカー36の所望の軸方向有効移動範囲、すなわち、固定装置12の機能上の寸法範囲と関連している。
固定装置12の一実施形態では、保持構造42は、ロックプレート26上の保持構造40と協働するようにされた複数のねじ山を有している。保持構造40は複数の相補的なねじ山とすることができる。この実施形態では、ボディ28は、ボディ28をロックプレート26に対して回すことによって、ロックプレート26に対して遠位方向に進められる。ボディ28は、逆回転させることによってロックプレート26から取外し、それによってボディ28を患者から取り外すことができるようにしておくのが有利である。この実施形態では、取外工具によってボディ28をロックプレートに対して回すことができるように、ボディ28の近位端30に、回転継手48が備えられていることが好ましい。電気ドリルや手工具など、臨床医が手動で海綿骨アンカー34を大腿骨頭に回し入れることができる様々な駆動装置のいずれを利用してもよい。したがって、回転継手48は、1つ以上の平坦部やスプラインなど様々な断面構成のいずれを備えていてもよい。
一実施形態では、回転継手48は、六角断面などの多角形断面を備えた、ボディ28の近位突起を有している。回転継手48は、機械加工され、フライス加工され、またはボディ28の近位端30に取り付けられた、雄型要素として示されている。しかし、回転継手は、ボディ28の近位部を延び、または全長にわたって延びる、六角形または他の非円形断面を有するルーメンなどの雌型要素の形をしていてもよい。ボディ28は、全体が中実構造として示されているが、当技術分野で理解されているように、ボディを配置ワイヤ上に設置できるようにカニューレを有していてもよい。中央カニューレの断面は、後述のように、近位破断点の位置にかかわらず、装置を設置し取り外すための対応する雄型工具を受け入れるように、たとえば六角形などの非円形でもよい。
別の実施形態では、ボディ28は、ロックプレート26に対して回転することなく、ロックプレート26に対して遠位方向に進められる。このような実施形態では、複数の環状リングまたはらせんねじ山、あるいは対向する斜面構造または爪と協働する斜面付きラチェット構造などのような、一方向ラチェット状移動を可能にする様々な相補表面構造のいずれを利用してもよい。このような構造の例は、2001年11月19日に出願された、「骨固定システムのための近位アンカー」という名称の米国特許出願第09/990,587号に記載されている。本出願は、引用によって本明細書に組み込まれる。これらの実施形態のいくつかでは、ハウジング38内のスプラインやその他の相互嵌め合い構造など、固定装置12の埋め込み後の相対回転を防止する回転防止ロックを、固定装置12とロックプレート26との間に設けてもよい。
修正された実施形態では、ボディ26の遠位方向への軸線に沿った、回転を伴わない前進を許容するが、ボディ28を取り外すにはロックプレート26に対する回転が必要になるような公差を、表面構造40と補表面構造42とに設けてもよい。
このようにして、骨固定システム11は、遠位アンカー34を配置した後、その移動範囲の全域で骨折部を圧縮することができる。遠位アンカー34は、海綿骨および/または遠位皮質骨内に位置させることができ、ロックプレート26をある範囲にわたって遠位方向に前進させ、遠位アンカー34を再配置する必要なしに骨折部を圧縮することができる。
多くの用途では、作動範囲は装置の全長の少なくとも約10%であり、装置全長の20%もしくは30%、またはそれ以上でもよい。大腿骨に適用する場合は、使用範囲は約10mmまでとしてもよい。なぜなら、この範囲内であれば、臨床環境内で容易に判定できるからである。中足骨骨折のような他の用途では、約1mmから約2mmの作動範囲で十分である。本明細書の開示に照らし当業者に明らかであろうが、本明細書に開示された実施形態では、作動範囲は上記より大きくすることも、小さくすることもできる。
再び図1、2A、および2Bを参照すると、ボディ28は、ボディ28の近位部に沿って軸方向に間隔をおいて配置された、少なくとも1つ、好ましくは2つもしくは3つまたはそれ以上の破断点50を備えることができる。破断点50はボディ28を横切る弱められた面を有し、ロックプレートに適切な張力がかけられた後、ボディ28の近位部を容易に切断できるようにされている。破断点50は、機械加工やフライス加工でボディ28の外壁に環状のくぼみを形成し、あるいは機械穿孔、レーザ穿孔、EDM穿孔などによってボディ28を貫通する1つ以上の打ち抜き孔を形成するなど、様々な方法のうちのいずれかで形成することができる。
ボディ28は、ボディ28の近位部に沿って軸方向に間隔をおいて配置された、少なくとも1つ、好ましくは2つもしくは3つまたはそれ以上の目盛マーキングを備えていてもよい。このような目盛マーキングは、ボディ28が骨にどの程度挿入されたかを示すために用いることができる。このような目盛マーキングは、骨の近位面から遠位骨アンカー34の遠位端までの距離を示す印(たとえば、ミリメートルやインチ単位)を含んでいてもよい。
遠位アンカー34は、海綿骨および/または遠位皮質骨と噛み合うらせんロック構造60を有している。図示された実施形態では、ロック構造60は、後述のように、中心コア62または軸方向ルーメンの周りに巻かれたフランジを有している。中心コア62または軸方向ルーメンは、らせんロック構造60の小径を画定している。同様に、らせんフランジ60の外縁部はらせんロック構造60の大径すなわち外側境界を画定している。フランジは、遠位アンカーの軸方向長さおよび所望の用途に応じて、少なくとも1回、一般には2回から50回程度以上、全周にわたって巻きつけられて延びている。ほとんどの大腿骨頚固定装置の場合、フランジは一般に、2回から約20程度、全周にわたって巻きつけられている。らせんフランジ60は、海綿骨内の保持力を最適化し、骨折部の圧縮を最適化するピッチおよび軸方向間隔を備えていることが好ましい。
図1および2Aに示されている実施形態のらせんフランジ60は、一般的には、平坦なブレードまたは半径方向に延びるねじ山のような形状を有している。しかし、らせんフランジ60は、矩形、三角形、または本明細書の開示に照らし日常の経験を通じて特定の用途に望ましいと考えられる他の形状など、様々な断面形状のいずれを有していてもよいことを理解されたい。大径と小径との比は、遠位アンカー34の構造上の完全性と強度とを十分に考慮し、海綿骨内の所望の保持力に関して最適化することができる。遠位アンカー34において最適化可能な他の点は、図示の実施形態では概ね円筒形で遠位端32が先細り形状となっている、大径および小径の形状である。
らせんフランジ60の遠位端32および/または外縁部は非外傷性とすることができる(たとえば、先端が尖っておらず、あるいは軟質)。これによって、固定装置12が埋め込み後に解剖学的に近位方向に、股関節の支持面に向けて移動する傾向(すなわち、大腿骨頭カットアウト)が抑えられる。遠位方向への移動はまた、従来のねじより大きい設置面を有する近位アンカー36の寸法およびその存在によっても抑えられる。
図2Bを参照すると、遠位アンカー34の変形例が示されている。遠位アンカー34は、軸方向ルーメンの周りを、少なくとも1回、好ましくは2回から20回程度またはそれ以上、全周にわたってらせん状に巻きつけられた、細長いらせんロック構造60を有している。軸方向ルーメンは、概ね円筒形の小径を形成している。前述の実施形態と同様に、細長いボディ60は、海綿骨内の保持力を最適化し、骨折部の圧縮を最適化するピッチおよび軸方向間隔を備えている。細長いボディ60の先端72は尖っていてもよい。図示していないが、この変形例はカニューレ付きの固定装置12に特に適している。すなわち、中央ルーメンがボディ28および遠位アンカー34を通って延びる構造である。
遠位アンカーの他の構成は、2001年11月13日に出願された、「2次圧縮を伴う骨固定のための遠位骨アンカー」という名称の同時係属米国特許出願第10/012,687号に記載されている。本出願は、引用によって本明細書に組み込まれる。
図3および4を参照すると、図示の実施形態のロックプレート26は、3つの開口部37を含んでいる。具体的には、図示の実施形態では、各開口部37は、概ね水平の軸に沿った底辺をもつほぼ正三角形の頂点付近に設けられている。しかし、他の実施形態では、ロックプレート26に含まれる開口部の数は1つまたは2つでもよいことを理解されたい。他の実施形態では、3つの開口部37は、その方向を様々に変え、他の三角形形状(たとえば、直角三角形や二等辺三角形)に配置されていてもよい。さらに別の実施形態では、ロックプレート26は、多くの様々な形状(たとえば、方形、矩形、十字など)のいずれか、または組合わされた形状をなす4つ以上の開口部(たとえば、4、5、6)を含んでいてもよい。
図示の実施形態では、ロックプレート26は、ロックプレートのサイズを概ね最小化しつつ開口部37の周りに概ね一様な境界を形成するように、概ね三角形の形状を有している。しかし、ロックプレートは他の様々な形状に形成できることを理解されたい。ロックプレートは、図4を見ると最もよく分かるように、斜めの縁部80を有しているのが好ましい。境界の幅は一般的には、少なくとも約4mmあり、約4mmから約20mmの範囲もしくはそれ以上であることが少なくないであろう。修正された実施形態では、ロックプレートを、大腿骨の湾曲した形状に一致させ、さらにロックプレートと大腿骨との間の設置面または接触面積を最適化するように湾曲させることができる。
図1に示されている実施形態では、ロックプレート26の骨接触面84は、ボディ28の長手方向軸に対して傾斜した平面内、または概ねこの平面上に存在している。ボディ28の予想される進入角度および大腿骨10の対応する進入点の面に応じて、ロックプレート26の骨接触面84とボディ28およびハウジング38の長手方向軸との間の様々な角度関係のいずれかを利用することができる。一般に、ヒトの大腿骨頭14および頚部16を通って延びる長手方向軸は、大腿骨10の長い骨幹17の長手方向軸から約126°傾むいている。ボディ28の長手方向軸と組織接触面84との間の角度としては、一般に約90°から約140°の範囲内の角度が利用され、角度が固定された固定装置の場合は、約100°から約120°の範囲内であることが少なくないであろう。図3および4には、垂直なロックプレート26(すなわち、90°)が示されている。
臨床医は、骨接触面84とボディ28およびハウジング38の長手方向軸との間に様々な角度関係(たとえば、90°、100°、110°、120°、130°)を有するロックプレート26のアレーを備えておくことができる。一つのボディ28は、一つの殺菌パッケージなどでアレーに組み合わせることができる。臨床医は、ボディ28の進入角度および大腿骨10の対応する進入点の面方向を見極めると、ボディ28と共に使用するのに最適な角度関係を有するロックプレート26をアレーから選択することができる。
図示の実施形態では、ロックプレート26は、骨接触面84と2つ以上のボディ28のハウジングの長手方向軸との間の角度関係が互いに平行になるように配置されている。しかし、修正された実施形態では、2つ以上のボディ28間の角度関係は平行でなくてもよい。たとえば、一実施形態では、ロックプレートは、2つ以上のハウジング38の長手方向軸が互いに平行にならず、0°から60°程度の範囲内の相対角度をなすように構成されている。
図5に示されている任意に採用できる特徴によれば、ロックプレート26は、骨接触面84に対するボディ28の角度を調整できるようにすることができる。具体的には、この実施形態では、ハウジング38はロックプレート26から独立した部材である。ハウジング38とロックプレート26は、対応する半球状面または丸い面45a,45bを含んでいることが好ましい。表面45bはロックプレート26の開口49を取り囲んでいる。この構成によって、ハウジング38は、ロックプレート26を通って延び、ロックプレート26に対してピボット運動することができる。このため、ロックプレート26の骨接触面84とボディ28の長手方向軸との間の角度関係は、進入角度に応じて変わることができる。
使用時には、臨床医はまず、大腿骨頚骨折等の治療を要する骨折であって、内部固定システムによって固定できる骨折をしている患者を識別する。臨床医は、近位大腿骨に接近し、必要に応じて骨折部を縮小し、骨ドリルを選択し、従来の技術に従って複数の穴90をあける。大腿骨頚骨折の例では、前述のように、3つの穴と固定装置とが使用されることが少なくないであろう。穴90は、約3mmから約8mmの範囲の直径を有していることが好ましい。この直径は、遠位アンカー34の直径よりわずかに大きくてもよい。穴90は、骨折部24まで、または骨折部24をわずかに越えた位置まで延びていることが好ましい。
穴90に適した軸方向長さおよび外径を有する固定ピン12を選択する。固定ピン12の遠位端32は、遠位アンカー34が穴90の遠位端に達するまで、穴90内を遠位方向に進められる。ロックプレート26は、ボディ28を穴90内に前進させる前に固定ピン12で保持されていてもよく、1つ以上のボディ28を穴90内に配置した後で取り付けられてもよい。ボディ28が所定の位置に配置されると、臨床医は、電気ドリルや手工具など様々な駆動装置のいずれかを用いて、海綿骨アンカー34を大腿骨頭内に回し入れることができる。一実施形態では、細長いボディは、順次または同時に、骨折部24または隣接する骨間の分離部を横切って、隣接する骨内または骨折片内の所定の位置まで回し入れられる。次に、ボディ28の近位端20に近位方向への牽引力をかけてロックプレート26を遠位方向に前進させ、2次圧縮を施し、システム11を所定の位置に固定する。
ボディ28の近位端30に従来の止血かん子、プライア、較正済みの荷重装置などによって近位方向への牽引力をかけながら、ロックプレート26は、大腿骨または大腿骨に隣接する組織の外面にぴったりと当たるまで、遠位方向に進められる。固定システム11による骨折部を横切る適切な圧縮は、触感によるフィードバックによって、または埋め込み装置に設けられ、所定の荷重を負荷する較正装置を使用することによって行われる。本発明の構造の利点の一つは、遠位アンカー34の設定とは無関係に圧縮を調整できることである。
ロックプレート26に適切な張力をかけた後、ボディ28の近位延長部30を切り離すか、折るか、ねじを緩めるか、または他の方法で取り外すことが好ましい。ボディ28は、臨床環境で日常的に利用可能な従来の鋸、カッター、または骨かん子を用いて切断することができる。あるいは、張力をかけたときに所定の長さになり、したがって、近位方向の突起が残らなくなるような固定装置を選択してもよい。
ボディ28の近位端30を取り外した後、従来の創傷閉鎖術に従って切開部位を閉じて手当てをすることができる。
臨床医は、たとえば、直径、軸方向長さ、角度関係、および空間関係が異なる固定システム11のアレーを利用できることが好ましい。これらは、殺菌された包みまたは剥ぎ取り式の小袋にパッケージ毎に一つずつ収納されていてもよいし、あるいはそれぞれが複数のシステム11を収納できる分配カートリッジにパッケージ毎に一つずつ収納されていてもよい。臨床医は、固定装置を使用することが適切と考えられる骨折を処置することになった場合、寸法および荷重要求を見積もり、アレーから所望の仕様を満たす固定装置を選択する。
次に図6を参照すると、ロックプレート26は、図示の構成ではロックプレート26の開口部37の下方を長手方向に延びている、細長い側面支持体または側板92と共に使用することができる。細長い側板92は、図7に示されているように、1つ以上の大腿骨骨幹ねじ96を受け入れる1つ以上の開口部94を含んでいることが好ましい。細長い側板92は、大腿骨17のより大きい領域を横切って力を分散させ、それによって、荷重の分布に影響を与え、ロックプレート26および固定システム11の全体的な安定性を高めるので有利である。修正された実施形態では、細長い側板92は、上記に加えてまたは上記の代わりに、ロックプレート96の上方を延び、転子アンカーねじ(図示せず)を受け入れる1つ以上の開口部をロックプレート26の上方に含んでいてもよい。
側板92は、ロックプレート26の骨に対する近位方向への移動を抑えることもできる。これによって骨固定システム11は骨折の「2次圧縮」を捉えることができる。すなわち、骨固定システム11は、ロックプレート26に適切な張力がかけられると骨折部を横切る初期圧縮をかけるように使用されることができる。しかし、患者が術後に骨に体重や応力をかけると、骨折部は通常2次圧縮を受け、骨折部はさらに圧縮される。このような2次圧縮時に、側板92はロックプレート26の骨に対する近位方向への移動を防止する。ロックプレート26およびボディ28のラチェット型構造40、42は、ロックプレート26が遠位方向にボディ28に沿って動くことを可能にする。したがって、ロックプレート26のボディ28に対する近位方向への移動は保持構造40、42によって防止されるので、2次圧縮によって生じるあらゆる弛みは、ロックプレートによって吸収される。したがって、このシステム11は、患者に埋め込まれた後、自己締結性を有している。
図8は、上述のロックプレート26と共に使用できるロックカバーキャップ98を示している。ロックカバーキャップ96は、ロックプレート26を覆うようにされていることが好ましく、したがって、ロックプレート26の形状にほぼ近似した形状を有していることが好ましい。ロックカバーキャップ98は、1つ以上の固定用止めねじ(図示せず)を受け入れる1つ以上の開口部100を含んでいる。ロックプレート26も、止めねじを受け入れる1つ以上の開口部を含んでいることが好ましい。固定ピン12に適切な張力がかけられ、ボディ28の近位部が切断された後、図9に示されているように、固定用止めねじを用いてロックカバーキャップ98をロックプレート26に固定することができる。有利な点は、ロックカバーキャップ98が、ボディ28がロックプレート96から後退することを防止することである。
図10は、上述のロックプレートと共に使用できる、修正された実施形態のボディ28’を示している。図示の実施形態では、ボディ28’は、接合部114で互いに連結された第1の部分110と第2の部分112とを有している。図示の実施形態では、第1の部分110は遠位アンカー34を保持し、一方、第2の部分112はボディ28’の近位端30を形成している。第1および第2の部分110、112は、接合部114で互いに脱着可能に連結されていることが好ましい。図示の実施形態では、第1および第2の部分110、112は、相互に噛み合うねじを介して互いに脱着可能に連結されている。
修正された構成では、第2の部分112は、近位アンカーが遠位方向に進められて骨折部を圧縮する一方で、遠位アンカー34に対して近位方向の張力をかけることを可能にする様々な張力部材のいずれかを有することができる。たとえば、様々なチューブまたはワイヤのいずれかを第1の部分110に取外し可能に取り付け、近位方向に近位ハンドピースまで延ばすことができる。このような構成の一つでは、第1の部分110は、アイやフックなどのラッチ部材の形をした取外し可能なコネクタを含んでいてもよい。第2の部分110が、第1の部分100と噛み合う、取外し可能な、相補的なコネクタ(たとえば、相補的なフック)を含んでいてもよい。第2の部分112はこのように、近位方向への牽引力が第2の部分を通して第1の部分110にかけられるように、第1の部分10に脱着可能に連結されていてもよい。あるいは、第2の部分112に、アイ、フック、または横棒を備え、縫い糸またはワイヤを、その両端を装置の近位端に保持させ、アイ、フック、または横棒の周りまたはそれらの中を通して、延ばすようにしてもよい。圧縮ステップ中に緊張部材に近位方向への力がかけられた後、縫い糸またはワイヤの一方の端部を解放し、他方の端部を引張って装置から外すことができる。当業者は、本明細書の開示を踏まえ、取外し可能な、近位方向に力をかける他の構造を考案することができよう。ボディ28’の他の構成は、2001年11月13日に出願され、「2次圧縮を伴う骨固定方法および骨固定装置」という名称の米国特許出願第09/991,367号に記載されている。本出願は、引用によって全体的に本明細書に組み込まれる。
固定装置12に適切な張力をかけた後、ボディ28’の第2の部分112は、第1の部分112から分離され、取り外されることが好ましい。図示の実施形態では、これは第2の部分112を第1の部分110に対して回すことを含んでいる。
上述の2分割ボディ28’は、図11に示されている修正されたロックプレート120と共に使用することができる。修正されたロックプレート120は、上述の複数の開口部37を含んでいる。さらに、各開口部の一部は、ロックプレート120の骨接触面84から延びる管状延長部122によって形成されていることが好ましい。表面構造40は、固定板12の作動範囲を増大させるように管状延長部122内まで延びていることが好ましい。図10および11に関連して上述された実施形態を、図1〜9に関連して上述された実施形態の特徴の多くと組み合わせることができる点を理解されたい。たとえば、管状延長部122は互いに平行でなくてもよく、0°から60°の範囲にあってもよい。図12に示されている他の実施形態では、骨接触面84に対する管状延長部122の角度を調整することができる。具体的には、この実施形態では、ハウジング38はロックプレート26とは独立した部材である。
本発明の固定システムおよびその様々な構成要素(たとえば、固定ピン12、ロックプレート26、ロックカバーキャップ98)は、従来の生体吸収可能な材料または生体吸収不能な材料、それらの組合せ、およびそれらの均等物から作ることができる。さらに、同種移植片などの天然の材料を使用することができる。吸収可能な材料の例には、ラクチド、グリコリド、炭酸トリメチレン、カプロラクトン、およびp−ジオキサノンのホモポリマーおよびコポリマー、ならびにそれらの混合物が含まれる。以下の2つの混合物が有用である。
(1)引用によって組み込まれる米国特許第4,646,741号に開示された、ポリ(p−ジオキサノン)(poly(p-dioxanone))とラクチド/グリコリドコポリマーの混合物。
(2)引用によって組み込まれる米国特許第4,889,119号に開示された、1つのポリマーが高ラクチド含有ポリマーであり他方が高グリコリド含有物である、グリコリド含有率の高い、2つ以上のポリマーの混合物。
(1)引用によって組み込まれる米国特許第4,646,741号に開示された、ポリ(p−ジオキサノン)(poly(p-dioxanone))とラクチド/グリコリドコポリマーの混合物。
(2)引用によって組み込まれる米国特許第4,889,119号に開示された、1つのポリマーが高ラクチド含有ポリマーであり他方が高グリコリド含有物である、グリコリド含有率の高い、2つ以上のポリマーの混合物。
他の生体吸収可能な材料は、2000年4月26日に出願され、引用によってその開示の全体が本明細書に組み込まれる、同時係属米国特許出願第09/558,057号に開示されている。
固定装置およびプレートは、ステンレススチール、チタン、それらの合金、ポリマー、合成物など、およびそれらの均等物を含む、吸収不能で生体適合可能な従来の材料から作ることもできる。一実施形態では、遠位アンカーは金属らせんを含み、ボディおよび近位アンカーは生体吸収可能な材料を含んでいる。あるいは、遠位アンカーは生体吸収可能な材料を含み、ボディおよび近位アンカーは、生体吸収可能な材料または生体吸収不能な材料を含んでいてもよい。さらに他の実施形態として、遠位アンカーおよびボディはそれぞれ、吸収可能なリンクによって結合された吸収不能な材料を有していてもよい。これは、同心嵌合い部を遠位アンカーとボディとの間に設け、横方向に延びる吸収可能なピンを、それらを通って延ばすことによって実現することができる。この実施形態は、ピンの消滅後にボディを取外し、遠位アンカーを骨内に残すことを可能にする。
本発明の構成部材(またはアンカー面の一部または全面上の重合体コーティング層)は、抗生物質、化学療法物質(chemotherapeutic substances)、血管形成成長因子(angiogenic growth factors)、創傷の治癒の促進物質、成長ホルモン、血栓形成防止剤(antithrombogenic agents)、骨成長促進物質または促進剤などのうち1つ以上の生体作用物質を含んでいてもよい。このような生体に作用する埋め込み物は、機械的支持を実現するだけでなく創傷の治癒に寄与するので望ましい。
さらに、各構成部材は、骨取込み(osteoincorporation)、すなわち人体へのより急速なまたは一様な吸収などの様々な目的を満たす様々な構造上の修正のいずれかを施されてもよい。たとえば、骨取込みは、構成部材の表面にマイクロピットを設け、またはその他の方法で表面をテクスチャ加工することによって改善することができる。あるいは、装置を通る曲がりくねった経路を形成する連続気泡発泡体材料からアンカーおよびボディを製造することなどによって、ボディおよびカラー全体にわたって毛管経路を設けてもよい。この構成は、体液にさらされる装置の表面積を大きくし、それによって一般的に、生体吸収可能な構成における吸収率を高める。毛管経路はまた、レーザ穿孔、または本明細書の開示に照らして当業者に理解されるであろう他の技術によって形成してもよい。一般に、アンカーにおいて毛管経路または連続気泡発泡体の経路が行き渡る範囲は、所望のポリマーの特定の強度および吸収特性を考慮に入れて、装置の所望の構造健全性と所望の再吸収時間との釣合いをとって決めることができる。
ヒトの腸骨稜(iliac crest)の海綿骨の構造を複製し、ヒト(哺乳類)の腸骨稜の海綿骨が示す値を超える物性値(強度)を有する、相互に接続された連続気泡メッシュワーク形態のポリ(水酸基を含む)酸として、生体吸収可能な連続気泡発泡体材料が米国特許第6,005,161号に記載されている。この全体構造は、ヒトの腸骨稜の海綿骨と少なくとも同等の物性値を、移植後最小90日にわたって維持すると言われている。米国特許第6,005,161号に開示された内容は、引用によってその全体が本明細書に組み込まれる。
本発明の構成部材は、材料の種類に応じて、公知の殺菌技術のいずれかによって殺菌することができる。適切な殺菌技術には、加熱殺菌、コバルト60照射や電子線などの放射殺菌、酸化エチレン殺菌などが含まれる。
本発明のいずれの骨固定装置の特定の寸法も、当業者には本明細書の開示に照らして明らかであるように、意図された用途に応じて容易に変更することができる。さらに、本発明はある好ましい実施形態に関して説明されたが、当業者には、本明細書の開示に照らし、寸法、構成、および材料の変形を含む本発明の他の実施形態が明らかであろう。さらに、本明細書のいずれか一つの実施形態で説明されたすべての特徴は、本明細書の他の実施形態で使用できるように容易に適合させることができる。異なる実施形態における同種の特徴に対して異なる用語や参照番号が用いられている場合、そのことは、明示的に説明された以上の違いを意味するものではない。したがって、本発明は、添付の特許請求の範囲を参照することによってのみ説明され、本明細書で開示される好ましい実施形態に限定されないことが意図されている。
Claims (56)
- 各々が近位端と遠位端とを有する複数の細長いボディと、
各々の前記細長いボディの前記遠位端に設けられた遠位アンカーと、
前記遠位アンカーよりも近位側に設けられた、前記細長いボディの第1の保持構造と、
前記複数の細長いボディによって移動可能に保持される、複数の開口部を有するプレートと、
を有し、
前記プレートは、前記細長いボディに対して遠位方向に移動可能であり、
前記保持構造は、前記プレートの前記細長いボディに対する近位方向への移動に抵抗する、
大腿骨頚骨折固定システム。 - 各々の前記細長いボディは、接合部で脱着可能に互いに連結された第1の部分と第2の部分とを有している、請求項1に記載の大腿骨頚骨折固定装置。
- 各々の前記開口部は、第1の位置で前記第1の部分と前記第2の部分との間の前記接合部を越えて遠位方向に延びる管状のスリーブと対応している、請求項1に記載の大腿骨頚骨折固定装置。
- 前記遠位アンカーはらせんフランジを有している、請求項1に記載の大腿骨頚骨折固定装置。
- 前記第1の保持構造は環状の構造を有している、請求項1に記載の大腿骨頚骨折固定装置。
- 前記第1の保持構造はフランジを有している、請求項1に記載の大腿骨頚骨折固定装置。
- 前記第1の保持構造はねじ山を有している、請求項1に記載の大腿骨頚骨折固定装置。
- 前記管状部分の内側に形成され、前記細長いボディの前記第1の保持構造と協働する第2の保持構造をさらに有している、請求項7に記載の大腿骨頚骨折固定装置。
- 前記プレートは、三角形パターンに配置された少なくとも3つの開口部を含んでいる、請求項1に記載の大腿骨頚骨折固定装置。
- 前記プレートを覆うようにされたキャップをさらに有している、請求項1に記載の大腿骨頚骨折固定装置。
- 前記キャップを前記プレートに連結する少なくとも1つの止めねじをさらに有している、請求項1に記載の大腿骨頚骨折固定装置。
- 前記プレートから延びる側板をさらに有している、請求項1に記載の大腿骨頚骨折固定装置。
- 前記側板は、複数の大腿骨骨幹ねじを受け入れる複数の開口部を含んでいる、請求項12に記載の大腿骨頚骨折固定装置。
- 前記複数の開口部は、互いに約8ミリメートルから18ミリメートル離れて配置されている、請求項13に記載の大腿骨頚骨折固定装置。
- 前記複数の開口部は、前記プレートの外縁部から少なくとも2ミリメートルから5ミリメートル離れて配置されている、請求項15に記載の大腿骨頚骨折固定装置。
- 前記プレートの各開口部は管状部を形成している、請求項1に記載の大腿骨頚骨折固定装置。
- 前記各管状部は長手方向軸を形成し、該長手方向軸の少なくとも2つは互いに平行である、請求項16に記載の大腿骨頚骨折固定装置。
- 前記各管状部は長手方向軸を形成し、該長手方向軸の少なくとも2つは互いに平行ではない、請求項16に記載の大腿骨頚骨折固定装置。
- 前記各管状部は、前記プレートの骨接触面に対し約90°から150°の範囲の角度をなす長手方向軸を形成している、請求項16に記載の大腿骨頚骨折固定装置。
- 前記各開口部は、前記プレートに対する角度が調整可能なハウジング内に形成されている、請求項1に記載の大腿骨頚骨折固定装置。
- 各々が近位端と遠位端とを有する少なくとも2つの細長いボディと、
前記2つの細長いボディの各々の前記遠位端に設けられた海綿骨アンカーと、
少なくとも2つの開口部を有し、前記細長いボディ上に軸方向に移動可能に取り付けられることのできるプレートと、
前記細長いボディと前記プレートとの間に設けられ、前記プレートが骨折部を圧縮するように遠位方向に進むことを許容するが、該プレートが該細長いボディに対して軸方向近位側に移動することに抵抗する相補表面構造と、
を有する骨折固定装置。 - 各々の前記細長いボディは、接合部で脱着可能に互いに連結された第1の部分と第2の部分とを有している、請求項22に記載の骨折固定装置。
- 各々の前記開口部は、第1の位置で前記第1の部分と前記第2の部分との間の前記接合部を越えて遠位方向に延びる管状のスリーブと対応している、請求項23に記載の骨折固定装置。
- 前記海綿骨アンカーはらせんフランジを有している、請求項22に記載の骨折固定装置。
- 前記相補表面構造は環状の構造を有している、請求項22に記載の骨折固定装置。
- 前記相補表面構造はフランジを有している、請求項22に記載の骨折固定装置。
- 前記相補表面構造はねじ山を有している、請求項22に記載の骨折固定装置。
- 前記プレートは、三角形パターンに配置された少なくとも3つの開口部を含んでいる、請求項22に記載の骨折固定装置。
- 前記プレートの前記少なくとも2つの開口部を覆うようにされたキャップをさらに有している、請求項22に記載の骨折固定装置。
- 前記キャップを前記プレートに連結する少なくとも1つの止めねじをさらに有している、請求項29に記載の骨折固定装置。
- 前記プレートから延びる側板をさらに有している、請求項22に記載の骨折固定装置。
- 前記側板は、複数の大腿骨骨幹ねじを受け入れる複数の開口部を含んでいる、請求項31に記載の骨折固定装置。
- 前記少なくとも2つの開口部は、互いに約8ミリメートルから18ミリメートル離れて配置されている、請求項22に記載の骨折固定装置。
- 前記少なくとも2つの開口部は、前記プレートの外縁部から少なくとも2ミリメートルから4ミリメートル離れて配置されている、請求項22に記載の骨折固定装置。
- 前記少なくとも2つの開口部の各々は管状部を形成している、請求項22に記載の骨折固定装置。
- 前記各管状部は長手方向軸を形成し、該長手方向軸の少なくとも2つは互いに平行である、請求項35に記載の骨折固定装置。
- 前記各管状部は長手方向軸を形成し、該長手方向軸の少なくとも2つは互いに平行ではない、請求項35に記載の骨折固定装置。
- 前記各管状部は、前記プレートの骨接触面に対し約90°から150°の範囲の角度をなす長手方向軸を形成している、請求項35に記載の骨折固定装置。
- 前記少なくとも2つの開口部の各々は、前記プレートに対する角度が調整可能なハウジング内に形成されている、請求項22に記載の骨折固定装置。
- 大腿骨骨折を治療する方法であって、
大腿骨に複数の穴を、骨折部に向けて遠位方向に穿孔するステップと、
固定ピンを前記各穴内に前進させるステップと、
前記各固定ピンを、前記骨折部より遠位側の骨に噛み合わせるように回転させるステップと、
複数の開口部を有するプレートを、前記骨折部を圧縮するように前記固定ピンに沿って遠位方向に前進させるステップと、
を有する方法。 - 前記穿孔ステップは、大腿骨頚を通って前記大腿骨の頭部内に延びる軸に沿って前記穴を穿孔することを有している、請求項40に記載の大腿骨骨折を治療する方法。
- 前記前進ステップは、遠位端に設けられたらせんアンカーと、該らせんアンカーよりも近位側に設けられ前記プレートと噛み合う複数の保持構造とを備えた細長いボディを有する固定ピンを前進させることを有している、請求項40に記載の大腿骨骨折を治療する方法。
- 前記プレートを前進させるステップは、前記プレートを前記固定ピンに対して回転させずに、前記プレートを軸方向に前進させることを有している、請求項40に記載の大腿骨骨折を治療する方法。
- 前記骨折は大腿骨頚骨折、転子間骨折、または転子下骨折である、請求項40に記載の、大腿骨骨折を治療する方法。
- 固定ピンを前記各穴内に前進させることは、海綿骨アンカーを形成する第1の部分と近位端を形成する第2の部分とを有する固定ピンを前進させるステップをさらに有している、請求項40に記載の大腿骨骨折を治療する方法。
- 前記第2の部分を前記第1の部分から分離し取り外すことを含んでいる、請求項45に記載の、大腿骨骨折を治療する方法。
- 前記第2の部分を前記第1の部分から分離し取り外すことは、前記第2の部分を前記第1の部分に対して回転させることを含んでいる、請求項46に記載の大腿骨骨折を治療する方法。
- 第1の骨折片を第2の骨折片に固定する方法であって、
複数の穴を、前記第1の骨折片を貫通して前記第2の骨折片に向けて穿孔するステップと、
固定ピンを前記各穴を通って前進させるステップと、
前記各固定装置の少なくとも第1の部分を、前記固定ピンを前記第2の骨折片に固定するように回転させるステップと、
複数の開口部を有するプレートを、前記第1の骨折片と噛み合わせるように、前記各固定ピンの少なくとも第2の部分の上から軸方向に前進させるステップと、
を有する方法。 - 前記第2の骨折片は大腿骨頭を有している、請求項48に記載の第1の骨折片を第2の骨折片に固定する方法。
- 前記第2の骨折片は脛骨を有している、請求項48に記載の第1の骨折片を第2の骨折片に固定する方法。
- 前記第2の骨折片は腓骨を有している、請求項48に記載の第1の骨折片を第2の骨折片に固定する方法。
- 前記第2の骨折片は大腿骨を有している、請求項48に記載の第1の骨折片を第2の骨折片に固定する方法。
- 前記第1の骨折片は大腿骨を有している、請求項52に記載の第1の骨折片を第2の骨折片に固定する方法。
- 固定ピンを前記各穴内に前進させることは、海綿骨アンカーを形成する第1の部分と近位端を形成する第2の部分とを有する固定ピンを前進させることをさらに有している、請求項48に記載の第1の骨折片を第2の骨折片に固定する方法。
- 前記第2の部分を前記第1の部分から分離し取り外すステップを有している、請求項54に記載の第1の骨折片を第2の骨折片に固定する方法。
- 前記第2の部分を前記第1の部分から分離し取り外すことは、前記第2の部分を前記第1の部分に対して回転させることを有している、請求項55に記載の第1の骨折片を第2の骨折片に固定する方法。
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