JP2006514498A - 補聴器にトークオーバー機能を提供するシステムおよび方法 - Google Patents

補聴器にトークオーバー機能を提供するシステムおよび方法 Download PDF

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Abstract

補聴器(4),補聴器(4)に接続されるリンク装置(5)およびトークオーバー・マイクロフォン(9)を備えたコンピュータ(7)と,コンピュータ(7)をリンク装置(5)にリンクさせる通信リンク(6)を含み,補聴器(4)およびリンク装置(5)が防音ボックス(1)の中に配置される,係員から補聴器ユーザへのトークオーバー機能を供給するシステムである。コンピュータ(7)は,マイクロフォン(9)からの信号を受信し,マイクロフォン信号を処理し,それらを圧縮デジタル音声信号に変換して,これらの信号を通信リンク(6)を介してリンク装置(5)に送信する音声処理ソフトウェアを実行する。リンク装置(5)は,受信した信号を伸張し,それらを補聴器(4)にリアルタイムで送られる音声信号に変換する。当該システムは,係員または補聴器調整技師が通信リンク(6)を介して補聴器ユーザに話し掛けることを可能にする。これは,例えば,補聴器ユーザが補聴器(4)の調整の間に調整技師から音響的に隔離されているとき,有益である。この発明は,トークオーバー機能を供給するシステム並びに方法を提示する。

Description

この発明は,補聴器および補聴器調整(fitting)の方法に関する。この発明は,より詳細には,個々のユーザに対する補聴器システムの調整に関し,特に,調整チェーンにおいて所定形態のデジタル信号処理を利用するシステムの調整に関する。
トークオーバーまたはトークバックのシステムは,例えば,音楽業界における専門的なレコーディング・スタジオまたは放送スタジオのような場所において様々な用途で広く使用されており,コントロール・ルームからスタジオそれ自体への音響的な通信リンクを可能にする。これらの設定において,トークバック機能は,音響技術者またはプロデューサがスタジオ内の誰かに対して情報,指示またはリクエストを出すことを可能にする。トークバック機能は,通常,ミキシング・コンソールまたはコントロール・ルーム内の他の場所に適宜配置される専用スイッチによって起動され,コントロール・ルーム内に配置されるトークバック・マイクロフォン,専用信号経路およびトークバック・マイクロフォンからの信号をスタジオ内の人物に対して再生する手段による。しかしながら,発明者の知る限り,トークバック機能は,おそらくは実用的制限を含むために,補聴器調整の分野に対しては一度も適用されることがなかった。
US 2 255 517は,複数の遠隔トランスデューサ端末が中央トランスデューサ端末からの音声通信に対して応答することを許容するトークバック通信システムを開示している。トークバック信号通路は,複数の遠隔トランスデューサ端末のうちのいずれかにおけるプッシュボタン・スイッチを起動することによって始動され,これにより中央トランスデューサ端末から上記遠隔トランスデューサ端末への通常信号通路を一時的に遮断し,遠隔端末からの通信が終わったとき,スイッチの解除によって通常信号通路を再び元に戻す。しかしながら,このシステムは,狭帯域通信チャンネルを通した送信を処理するものではなく,デジタル信号通路が組み込まれたものでもない。
US 6 360 093 B1は,インターネットまたはイントラネットのサーバーを介した多数の無線端末間の電話通信を,符号化されたデジタル音声フォーマットにより行なうコンピュータ・ネットワークを利用する無線音声放送システムを開示している。サーバー・ソフトウェアが個々の送信器からの信号を制御するので,任意の無線端末が,任意の時点で送信を開始することができる。
WO 01/56331は,プログラミング装置および補聴器からプログラミング装置に信号を送信する手段を併せ持つ人工聴覚器官を提供している。
WO 0453450 A1は,パーソナル・コンピュータからのプログラミング・データを受信補聴器に無線で通信する装置を開示している。プログラミングの間,適切な補聴器プログラミング・ソフトウェアを実行するPCが,様々な周波数帯域におけるゲイン,圧縮などに関する指示を,補聴器に通信する。
DE 19541648は,補聴器に接続されるモバイル送信モジュールと無線通信する送信/受信モジュールを装備したPCを備えた装置を開示している。
リンク装置を介して補聴器の無線プログラミングをするための市販のシステムは,高い処理能力および単純なハードウェアに対して最適化される。これは,使用されるバッファ式通信プロトコルにおいて,可変ビットレートおよび比較的大きなデジタルパケット・サイズを使用することによって達成される。このような装置では,利用可能な帯域幅は,約250kbpsである。これは,プログラミングのためには十分であるが,ほぼ2Mbpsの帯域幅を要求する広い周波数範囲をもつ非圧縮式音声には使用できない。
遠隔通信の分野では,デジタル変換および送信に先立って,例えば,標準的なISDN電話接続において使用されるような64kbps固定レート送信の帯域幅まで,音声信号の帯域幅を削減することが知られている。しかしながら,可変ビットレート・プロトコルを利用してリンク装置を通して64kbps固定レートの送信を駆動させるには,高いレートのデータパケット送信を必要とする。結果として,効果的な連続的送信を提供するために必要とされる多数のデータパケットが大きくなり,バッファ・オーバーフローによって所定のパケットの損失を伴うことなくリンク装置内の個々のデータパケットをバッファリングして処理するためのオーバーヘッドに,余りに多くの時間を費やしてしまう。
デジタル補聴器における最近の発展は,聴覚損失を測定し,聴覚損失を補償する適切な補聴器を選択して調整を実行し,更には,補聴器を微調整し,ユーザの聴覚損失プロフィールに可能な限り緊密に適合させる先進的な器具を,調整技師および聴覚専門家に提供することになった。そのデジタル技術では,適切なパラメータ値を補聴器プロセッサにプログラミングすることによってこれらの作業を実行する専用ソフトウェアを使用することができる。先端的なプログラム可能な補聴器は,いつでも補聴器ユーザによって即座に読出され,かつ使用される補聴器のメモリに記憶される数個のプログラムも提供する。
個々のユーザに対する最新型補聴器の調整は,早期の段階で測定された個々の聴力図からの数値を使用することによって,典型的には聴覚専門家によって実行される。その聴力図データは調整ルールに従って処理され,ユーザの難聴の最適な補償のための適当な設定に用いられる。それらのパラメータ設定が,その後,補聴器の中にプログラムされる。
調整では,ユーザが選択的な音響環境内に位置し,設定における変動を聴取してテストすることによって,テストされ微調整される。テストに際して,シミュレートされた音響環境は,ユーザが位置するテスト室内で生成される。聴覚専門家が,そのテストを指導し,補聴器の設定を遠隔的に適応させることになる。
調整は,聴覚専門家とユーザ間の対話的な手順である。しかしながら,調整の間には,聴覚専門家から補聴器ユーザへの通信が,実際的な問題となり得る。専用のトークオーバー・システムをこの目的のために使用できるが,これは,追加の資金コストおよび複雑化を提示する。
第1の態様において,この発明は,補聴器,補聴器に接続されるリンク装置,トークオーバー・マイクロフォンを備えたコンピュータおよびコンピュータをリンク装置にリンクさせる通信リンクを備え,上記コンピュータは,トークオーバー・マイクロフォンからの信号を受信する手段およびトークオーバー・マイクロフォン信号を処理して圧縮デジタル音声信号に圧縮し,通信リンク上のこれらの信号を上記リンク装置に送信する音声処理ソフトウェアを有し,上記リンク装置は,上記通信リンクを介して受信した上記信号を伸張し,それらを補聴器に与えられる音響信号に変換するようになっている,係員から補聴器ユーザへトークオーバー機能を提供するシステムを提供する。
このようなシステムの利点は,トークオーバー性能が,典型的な調整の状況下で一般的に利用可能であるものとは異なる特殊なハードウェアまたは外部機器を設けることなく,提供されるという事実である。この発明によると,補聴器調整クリニックにおいて一般的に利用可能である補聴器をプログラミングするリンク装置または類似の装置を,音声データを補聴器に転送する目的のために利用することができる。補聴器と調整コンピュータの間に通信チャンネルを設ける適当な装置は,所定のデジタル式の有線または無線の通信形態を利用する。無線通信の一例は,Bluetooth(登録商標)システムである。
この発明によるシステムは,音響信号を表すデジタルデータ・パッケージを,小容量の送信チャンネルを介してデータストリームとして転送するのに適した圧縮データフォーマットに圧縮することを提供する。これは,非圧縮式音声データを転送するのに十分な容量をもたない狭帯域送信チャンネル手段の利用を可能とする。これは,数ある技術の中において,様々なシリアルデータ通信インターフェース,Bluetooth(登録商標)標準装置,更には補聴器装置の調整およびプログラミングにおいて使用されるその他のリンク装置も含む。
第2の態様において,この発明によるシステムは,補聴器からの音声信号を処理し,処理された音声信号を通信リンクを介してコンピュータに送信するようになっているリンク装置を提供するものであり,上記コンピュータが,通信リンクを介して送信された信号を処理する音声処理ソフトウェアおよびコンピュータ処理された信号を音響再生する手段を有するものである。
リンク装置における信号の処理は,コンピュータへの送信に先立った補聴器からの信号の圧縮を提供し,コンピュータにおける受信した信号の処理は,受信後のそれらの信号の伸張および音声信号への変換を提供し,その結果,コンピュータの側の調整技師が,通信リンクを使用して,補聴器によってピックアップされて処理された音を選択的にモニターすることを許容する。
第3の態様において,この発明は,係員から補聴器ユーザへのトークオーバー機能を取扱う方法を提供する。このトークオーバー機能は,マイクロフォンからの音響信号を受信し,受信した音声信号をデジタル・データフレームに変換し,デジタル・データフレームを圧縮データフレームに変換し,圧縮データフレームを通信リンクを介してデータパケットとしてリンク装置に送信し,リンク装置内でデータパケットを受信し,リンク装置内で圧縮データフレームをデコードし,最後に,音響信号を表す伸張されたデータフレームを音響再生するための補聴器に送信する各ステップを含む。
リンク装置を介した送信の前に音響信号を圧縮することにより,リンク装置を通じた必要なデータ送信レートが,大きく削減される。これは,比較的狭い帯域幅においてデジタル通信プロトコルを使用することを可能にし,更に,可変ビットレート・プロトコルであっても,信号を表すデータパケットを,受信される音響信号における著しい劣化の影響無しに転送することを可能にする。結果として,補聴器のプログラミングおよび調整のために使用される既存のリンク装置を,圧縮デジタル・トークオーバー音声信号を補聴器に転送するために使用することができる。
リンク装置を介した送信の前にデジタル音声信号を圧縮するために使用されるアルゴリズムとして,当該分野において知られている任意の適当な音響圧縮アルゴリズムを使用することができる。MP3としても知られているMPEG(Motion Picture Experts Group)オーディオ・レイヤ3,またはATRAC(Adaptive Transform Acoustic Coding for Mini Disk)のような,空間効率損失アルゴリズムが好ましいアルゴリズムである。それらは,十分な再生品質を提供しつつ,音声データを例えば10:1−14:1程度まで全く実質的に圧縮することができる。これは,送信バッファ要求事項を相当に制限する。
しかしながら,これらの両方の圧縮方式は,損失的なものであり,すなわち,符号化プロセス中において,好ましくは音響心理学的なモデリングに基づいて聴取者が聴き取り得ないと想定される信号の部分を犠牲にする。その他の実施例は,例えばLZW圧縮(ユニシス名義のUS 4,558,302によってカバーされるレンペル−ジブ−ウェルチ圧縮)などの非損失的な圧縮方式を使用してもよい。これは,通常,音声信号の再生において高い忠実性をもたらすが,音声データを効率的には圧縮できないという代価を払う。結果として,限定的容量の送信チャンネルに重圧を掛けることになる。
更なる有益な特徴は,従属請求項から明らかになるであろう。
以下,図面を参照してこの発明を詳細に説明する。
図1は,この発明にしたがうソフトウェア・アルゴリズムのフローチャートを示している。このアルゴリズムは,PCのような標準的コンピュータにおいて実施されるのに適するものであり,このソフトウェア・アルゴリズムの実際の実現は,当該分野の当業者には明白であろう。このフローチャートは,4つの主要な部分またはスレッド,すなわち,メイン,MCI,共用バッファ・ハンドラおよびリンク受信器(図1ではNOAHLinkとして示される)に分けられる。メインスレッドは,トークオーバー機能,変換およびリンク送信ハンドラの初期化についての処理を行う。MCI(メディア制御インターフェース:media control interface)スレッドは,マイクロフォンおよびこの動作に含まれるバッファから収集される音声データを処理する。共用バッファ・ハンドラは,メインスレッドとMCIスレッドの間のインターフェースを形成し,MCIスレッドからメインスレッドへのデータパケットを利用可能にするリンク受信器は,メインスレッドからの圧縮音声データをリンク送信ハンドラを介して受信し,その圧縮音声データを聴取器具によって再生させるべく伸張する。
図1において,メインスレッドがステップ101において初期化され,メモリのアロケーティングおよびハンドルの割当てによってメインスレッドのインスタンスが形成される。それに続くステップ102では,メディア制御インターフェースすなわちMCIのインスタンスが形成され,これにより,MCIバッファ・プール130がMCIの用途およびベント・ハンドラに関するリソースと共に形成される。ステップ103では,メインスレッドが,オブジェクトである音声圧縮マネージャーすなわちACMを初期化する。続いて,ステップ104では,送信リンク・オブジェクトのインスタンスが形成される。ステップ105では,圧縮音声データの一時記憶のための共用バッファ・プール(図示略)のインスタンスが,共用バッファ・ハンドラ120と共に形成される。MCIスレッドにおける記録プロセスは,以下で更に詳細に説明するように,ステップ106において初期化される。
イベントの次のシーケンスは,同時発生的に各スレッドにおいて同時に進行しているが,便宜上,それらは,以下に順次説明するものとする。108,109,110,111,112および113の各ステップによって構成される繰返しループは,ステップ107においてセットアップされる。ステップ108のルーチンではトークオーバー・フラグがYESにセットされているか否かを判断する。このフラグは,ボタンの押下のような標準的イベント・ハンドラによって制御されるものである。マイクロフォン装置131からの音響レベルが所定の時間,所定のレベル以下に降下することに応じて制御されてもよい。例えば,調整技師がマイクロフォンに向かって話すことを止めたときに,トークオーバー機能を自動的に切ることになる。しかしながら,トークオーバー・フラグがNOにセットされていると,ルーチンはステップ115に進む。記録がストップされ,リンク・オブジェクトのためのイベント・ハンドラ,ACMオブジェクトのためのイベント・ハンドラおよび共用バッファ・プール・インスタンスのためのイベント・ハンドラが解除され,アロケートされたメモリがもとに戻され,MCIスレッドが中断される。
トークオーバー・フラグがYESにセットされていると,ルーチンはステップ109に進み,共用バッファ・ハンドラ120から次のフル共用バッファを収集する。このバッファは,送信リンクを介して送信される未だ圧縮されていない音声データを含む。バッファが未だ準備されていない場合,ステップ110のルーチンは,107,108および109の各ステップを反復する。ステップ108においてトークオーバー・フラグを再びチェックし,バッファの準備が整ったときに,ステップ110において分岐する。バッファの準備が整うと,この状態を示す共用バッファ・ハンドラ120からのセマフォ(semaphore)が,ステップ109において受信される。この場合,ステップ110は,ルーチンをステップ111に分岐させ,ここでは,バッファ・コンテンツが圧縮フォーマットに変換されてそれぞれ記憶される。ステップ112において,圧縮されたバッファ・コンテンツが送信リンクに転送される。共用バッファは,その後,ステップ113において共用バッファ・ハンドラに対して解放され,ステップ107が再び実行され,次のフル・バッファを収集することになる。
記録開始セマフォがステップ106においてMCIスレッドに送られると,ルーチンは,ステップ132において,アナログ・マイクロフォン信号のデジタル表記を,適当な増幅器およびA/Dコンバータ(図示略)を介してマイクロフォン装置131から収集する。ここで,「記録」という用語は,A/Dコンバータを使用してアナログ・マイクロフォン信号をサンプリングし,そのアナログ信号を等しい長さのデジタル・データフレームに変換し,それらのフレームを適当なバッファによって指定メモリに記憶するプロセスである。マイクロフォンからの信号は,ステップ133において更に処理され,指定されたMCIバッファ記憶スペース中に記憶される。MCIバッファ・プール130もまたステップ133において別個のスレッドとして処理され,ここでは,バッファ・ポインタおよびMCIバッファに関連するその他のリソースが制御される。この制御は,フル・バッファを示すステップ134におけるバッファ・フラグのチェックも含む。フル・バッファの場合,バッファは,メインスレッドによって空にされる必要があり,更なる処理のために,デジタル化されたマイクロフォン信号を受信する。
バッファがフルではない場合,ルーチンはステップ132に進み,ステップ132における処理のためにマイクロフォン装置131から更なるデータを収集する。しかしながら,バッファがフルであることをバッファ・フラグが示すならば,フル・バッファを示すセマフォは,共用バッファ・ハンドラ・ルーチンにおいてバッファ・フル・イベント・ハンドラ121に送られ,ルーチンはステップ132に戻り,バッファ・コンテンツが処理されている間,マイクロフォン信号をさらに収集する。MCIスレッドは,このようにして,メインスレッドにおいてステップ115によって中断されるまで機能し続ける。
共用バッファ・ハンドラ120は,メインスレッドおよびMCIスレッドによって共用されるメモリ・バッファを取扱う。このバッファは,MCIスレッドにおけるマイクロフォン装置131からのマイクロフォン信号データを収集し,共用バッファ・ハンドラ120からの対応するセマフォがステップ109において受信されるときに,メインスレッドによる更なる処理のためにデータを送る。ステップ121におけるバッファ・フル・イベント・ハンドラは,MCIバッファがフルであるときにステップ135において生成されるセマフォを,MCIスレッドから受信する。ステップ122では,フリーの共用バッファが共用バッファ・プールから割り当てられ,ステップ123では,マイクロフォン信号データがMCIバッファから共用バッファに移動される。共用バッファがフルであるときには,共用バッファは,ステップ124において共用バッファ・ハンドラ120に送り返され,共用バッファ・ハンドラ120は,共用バッファ・フル・セマフォをメインスレッドのステップ109に送ることによって,この更なるプロセスを処理する。
ステップ112における圧縮音声データは,ステップ141において送信リンクに転送され,ここで,個々のデータフレームは,ステップ142において伸張のために受信される。ステップ142における伸張は,逆の順番ではあるが,ステップ111における圧縮と同じ圧縮方式に従う。好適な実施例において使用される圧縮は,デジタル記録および放送の分野では周知であるMPEGオーディオ・レイヤ3式圧縮である。最後に,伸張された音響信号は,ステップ143において聴取器具に送信される。
図2は,典型的には防音ボックス1の中に配置されるマイクロフォン3および受信器2すなわちミニチュア・スピーカーを含む補聴器4を備えた調整セッションのためのセットアップを示している。補聴器4は,リンク装置5に接続され,リンク装置5は,通信リンク6を介してPC7に接続される。通信リンク6は,ケーブル接続でもよく,Bluetooth(登録商標)接続のような無線接続でもよい。PC7は,送受信ハードウェア,適当な音声処理ハードウェアおよび音声処理ソフトウェアを備えている。PC7は,音の記録のためのPCマイクロフォン9に接続され,補聴器マイクロフォンによってピックアップされる,防音ボックス1からの音を再生させるためのスピーカー8に,任意で接続される。
リンク装置5は,通信リンクを介してPC7と通信するための適切な送受信ハードウェアを含む。リンク装置5は,好ましくはポータブル式のユニットであり,プログラミング・セッションの間に,補聴器4と通信するためにケーブルによって補聴器4に接続される。更に,リンク装置5は,補聴器プロセッサ内において処理され,補聴器受信器に供給されて音響出力信号を生成する音声信号を補聴器4に供給するものでもある。補聴器4とリンク装置5の間のケーブル接続は,リンク装置5がPC7からの指示に従って補聴器4をプログラムすることも可能にする。リンク装置5は,対応する信号を通信リンク6を介してPCに送信するために,補聴器からの音声入力を受信するものであっても良い。
調整中,補聴器のユーザは,補聴器4を装着して防音ボックス1の中に位置する。調整手順は,通信リンク6およびリンク装置5を介して補聴器4をプログラミングすることを包含して実行される。例えば,ユーザの聴覚が損なわれている周波数帯域を高いゲインに設定するように,異なる周波数帯域のそれぞれにおける増幅器ゲインをそれぞれ設定する適当なパラメータ設定を,補聴器メモリ中にプログラミングすることによって,ユーザの聴覚損失を補償する。最新型のプログラム可能な補聴器では,ユーザによって後に選択できるように,数個の異なったプログラムをメモリ中に記憶することができる。これらのプログラムは,特定の音響環境に適合することができ,個々のユーザの要求事項および選択に適合させるように聴覚専門家によって慎重に調整することができる。通信リンク6は,補聴器からのデータを読み取り,かつプログラミング・パラメータの設定などを補聴器メモリの中に書き込むようにプログラムされるPC7に,接続される。
調整作業の間,聴覚専門家は,補聴器4のユーザに指示を与え,質問をし,調整作業の進行の間のユーザ・フィードバックを得る。通常の調整方式では,これは,補聴器4のユーザが,通常,調整の間防音ボックス1の中に入り,聴覚専門家が防音ボックス1の外に位置しなければならないために,煩雑である。
図2におけるセットアップでは,聴覚専門家と補聴器のユーザの間の直接的な通信チャンネルは,リンク装置5および通信リンク6によって設けられる。補聴器4は,補聴器マイクロフォン3によって防音ボックス1からの音をピックアップし,音響的な音声信号を補聴器受信器2に供給する。
聴覚専門家が補聴器4のユーザにリクエストする必要がある場合,あるいはユーザに質問がしたいとき,ユーザは,ボタンを押すことによって,グラフィック・アプリケーションのユーザインターフェースにおける適切な場所をポインティング装置でクリックすることによって,または音声起動スイッチによって,PCマイクロフォン9からの十分な振幅の音声効果を検出したときにトークオーバー機能を起動させる。その結果,PCマイクロフォン9からの音響信号は,上述のものと同じ様式でデジタル・データフレームに変換され,圧縮されて,PC7から通信リンク6を介してリンク装置5に送信され,その後,音響信号に戻すように変換される。この音響信号は,リンク装置5によって補聴器4に供給され,補聴器受信器2によって再生される。このようにすれば,トークオーバー機能を,簡単かつ効果的な形態で設けることができる。
1つの実際的な実施例は,デンマークのGN Otometrics A/Sによって製造され,デンマークのHIMSA A/Sによって販売されている,左右の補聴器に接続するNOAHLink(登録商標)装置のような専用通信装置を,リンク装置5として含む。NOAHLink(登録商標)装置は,適当な調整ソフトウェアを実行するPCと無線通信するためのBluetooth(登録商標)リンクを含む。デジタル音響フレームのエンコード/デコードを実行するソフトウェアは,NOAHLink(登録商標)装置のファームウェアの中に組み込まれてもよい。その他の実施例では,リンク装置5の一部または全部が補聴器4の中に統合されてもよい。
図3では,単一音響フレームの収集,送信,圧縮および伸張が更に詳細に示されている。このシーケンス図では,トークオーバー・システムを構成する6個のオブジェクトが,所定の様式で情報を交換している。ユーザインターフェース・オブジェクトは,そのシステムにおいてトークオーバー機能を起動させる手段を示し,メインスレッド・オブジェクトは,フレームバッファ要求を処理して音声信号の実際の圧縮を実行し,共用バッファ・オブジェクトは,フレームバッファを処理し,MCIスレッドは,音声ハードウェア(マイクロフォン,増幅器およびA/Dコンバータ)からの音声データをピックアップし,リンク受信器オブジェクトは,圧縮された音声フレームを受信してデコードし,聴取器具オブジェクトは,デコードされた音声フレームを受信して再生させる。
ユーザインターフェース・オブジェクトは,トークオーバー起動イベントをメインスレッド・オブジェクトに送り,それによって記録を始動させる。メインスレッド・オブジェクトは,記録開始イベントをMCIスレッド・オブジェクトに送り,ここで,音声データフレームの実際の収集が行われる。MCIスレッド・オブジェクトは,MCIスレッド・オブジェクトまたはメインスレッド・オブジェクトによる後の検索のために,これらのデータフレームをこの目的のために指定されたバッファの中に記憶する。メインスレッド・オブジェクトは,アプリケーションにおいてバッファ活動を処理する共用バッファ・オブジェクトにバッファ要求セマフォを送ることによって共用バッファを割り当てる。マイクロフォン・バッファ要求取得のセマフォは,MCIスレッド・オブジェクトに送られ,共用バッファ・オブジェクトがデータを受信する準備が整っていることを通知する。マイクロフォンデータを収集するMCIスレッドにおけるバッファは,音声データフレームに格納されるものであり,このバッファがフルであるときには,バッファ・フル・イベント信号が共用バッファ・オブジェクトに送り返され,結果として,物理的なバッファ・コンテンツが共用バッファに転送される。共用バッファは,その後,フル・フレーム返還シグナルを送ることによって,圧縮されるべくメインスレッド・オブジェクトに送り返される。圧縮されていない音声バッファデータを受信すると,メインスレッド・オブジェクトは,適当な圧縮プロトコルを使用して圧縮を始動させ,それに続いて,圧縮音響データフレームを独立した内部バッファ(図示略)の中に記憶させる。
メインスレッド・オブジェクトが音声フレームブロックを圧縮している間に,共用バッファ・オブジェクトは,ここでフリーになった共用バッファをMCI共用バッファ・プールに送り返し,次の音声フレームブロックを記憶させるべく,それをMCIスレッド・オブジェクトに対して利用可能にする。一旦メインスレッド・オブジェクトが最新の音声フレームの圧縮を終了させると,圧縮された音声フレームは,フレーム送信メッセージを使用してリンク受信器オブジェクトに送信される。リンク受信器オブジェクトは,その後,メインスレッド・オブジェクトにおいて音声データフレームを圧縮するために使用された圧縮プロトコルに対応する伸張プロトコルを使用して,圧縮された音声フレームをデコードする。最後に,デコードされた音声データフレームは,デジタル音声データとして聴取器具オブジェクトに送信される。聴取器具オブジェクトは,使用される実際的な補聴器のシステムを意味する。
このように,アプリケーションの様々な部分は,記録されるトークオーバー音声フレームをPCマイクロフォンを介して補聴器に迅速かつ効率的な様式で通信することができる。
トークオーバー機能をリアルタイムで処理するアルゴリズムのフローチャートである。 トークオーバー機能を備えた調整システムの概略的なブロック図である。 トークオーバー・セッションの間の音声フレームの処理のタイミング図である。

Claims (11)

  1. 補聴器,補聴器に接続されるリンク装置,トークオーバー・マイクロフォンを備えたコンピュータおよびコンピュータをリンク装置にリンクさせる通信リンクを備え,上記コンピュータは,トークオーバー・マイクロフォンからの信号を受信する手段およびトークオーバー・マイクロフォン信号を処理して圧縮デジタル音声信号に圧縮し,通信リンク上におけるこれらの信号を上記リンク装置に送信する音声処理ソフトウェアを有し,上記リンク装置は,上記通信リンクを介して受信した上記信号を伸張し,それらを補聴器に与えられる音声信号に変換するようになっている,係員から補聴器ユーザへトークオーバー機能を提供するシステム。
  2. 上記音声処理ソフトウェアは,マイクロフォン信号をデジタル・データパケットに変換する手段,デジタル・データパケットを圧縮する手段,圧縮デジタル・データパケットを表すデータストリームを生成する手段および圧縮デジタル・データパケットを表すデータストリームを上記コンピュータから上記通信リンク装置に送信する手段を含む,請求項1に記載のシステム。
  3. 上記リンク装置は,データストリームを受信する手段,受信したデータストリームを一時的に記憶する手段,圧縮されて記憶されたデジタル・データパケットを表すデータストリームをデジタル音声ストリームに伸張する手段および上記デジタル音声ストリームを音響再生のための補聴器に転送する手段を含む,請求項1に記載のシステム。
  4. 上記リンク装置は,圧縮データパケットを通信リンクを介して受信する手段,受信されたデータパケットを伸張する手段および上記データパケットを音響再生のための補聴器に転送する手段を含む,請求項1に記載のシステム。
  5. 上記通信リンクは,ケーブル送信チャンネルである,請求項1に記載のシステム。
  6. 上記通信リンクは,無線送信チャンネルである,請求項1に記載のシステム。
  7. 上記リンク装置は,補聴器からの音声信号を処理し,処理された音声信号を通信リンクを介してコンピュータに送信するようになっており,上記コンピュータは,通信リンクを介して送信された信号を処理する音声処理ソフトウェアおよびコンピュータ処理された信号を音響的に再生する手段を有する,上記請求項のいずれか一項に記載のシステム。
  8. 上記通信リンクは,新規のプログラム設定の補聴器への送信と,トークオーバー信号の送信に使用されるものである,上記請求項のいずれか一項に記載のシステム。
  9. マイクロフォンによって係員からの音響信号をピックアップし,ピックアップされた音響信号をデジタル・データフレームに変換し,上記デジタル・データフレームを圧縮データフレームに変換し,圧縮データフレームを通信リンクを介して送信し,圧縮データパケットをリンク装置において受信し,圧縮データパケットをリンク装置においてデコードし,音響信号を表すデコードされたデータフレームを音響再生のための補聴器に送信する,係員から補聴器ユーザへトークオーバー機能を提供する方法。
  10. 上記データフレームの圧縮および伸張は,MPEGオーディオ・レイヤ3のコーデック・アルゴリズムを利用するものである,請求項9に記載の方法。
  11. 上記データフレームの圧縮および伸張は,ATRACコーデック・アルゴリズムを利用するものである,請求項9に記載の方法。
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