JP2006513358A - 内燃機関用ピストンアセンブリ - Google Patents

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Abstract

【課題】 内燃機関用のピストンアセンブリとシリンダの間の間隙を密封する機構が提供される。
【解決手段】 密封部材は、間の間隙を塞ぐように、オイルリングを保持する溝の上壁面に挿入されている。オイルリングは、外周面に2つのレールを有する。上部レールは、下部レールより径方向が大きく、シリンダの形状により良く適合する。オイルリングは、オイルリングをシリンダに対して押し付ける押圧部材を保持するように、内周面にリセスを有する。リセスは、押圧部材を越えて延びており、オイルリングと溝の間のより大きな接触面積を提供する。

Description

本発明は、内燃機関用ピストンアセンブリに関する。より詳細には、本発明は、空気清浄機又はターボ過給機などの内燃機関用空気源からの空気がピストンアセンブリの内側に漏れるのを防ぎ、クランクケースからエンジンの燃焼室内への潤滑油の漏れを防ぎ、それによって潤滑油の損失及び不完全燃焼を少なくする内燃機関用ピストンピストンアセンブリに関する。
内燃機関は、1つ又は複数のシリンダ、及びシリンダ内を往復動するピストンを備えている。例えば図1に示すように、2サイクル内燃機関は、ピストンアセンブリ10と、ピストンアセンブリ10を囲むシリンダライナ12を含み、シリンダ(図示せず)内に嵌合する。シリンダライナ12の中間部には、吸気ポート14が形成されている。
ピストンアセンブリ10は、ピストン16と、ピストン16の上部の外周面に形成された複数の溝18と、ピストン16とシリンダライナ12の間の密封を保持するように溝18に挿入された圧縮リング17とを含んでいる。ピストンアセンブリ10はまた、ピストン16の下部の外周面に形成された2つの溝20、22と、溝22に挿入されたオイルリング24及び別のオイルリング、又は溝22の上部に設けられる溝20に挿入されたオイル拭取リング26を有する。
オイルリング24は、潤滑油を集め、それをエンジンのクランクケースに戻す。オイル拭取リング26は、シリンダライナ12上に広がる潤滑油を取り除く。オイル拭取リング26の外周面全体又は周面の一部は、シリンダライナ12に接触し、余分なオイルを取り除くことによって潤滑油フィルムの厚さを調節する。オイル通路28が、ピストン16の内側及びピストン16の外側円周壁面とシリンダライナ12のライナ壁面の間の間隙を連通させるように、溝20と22の間に形成される。
図2乃至4は、オイル拭取リング26を示している。オイル拭取リング26は、上部レール30及び下部レール32を有する。レールの直径は同じである。均一に間隔を置いて配置された複数のスカロップ34は、下部レール32に形成される。スカロップ34は、上部レール30によってオイル通路28を介してクランクケースに収集されたオイルを通過させる。
ピストンの往復動の下降ストロークでは、空気圧はピストン、シリンダ、及びクランクケースによって制限された空間内で増加する。圧力は、ピストン16の内側からの一部のオイルをシリンダライナ12又はシリンダの内壁とピストン16の間の間隙内に漏洩させる。漏洩したオイルは、吸気ポート14に均一に到達し、燃焼室に流入して、不完全燃焼を引き起こす。
この現象の原因を、図5を参照して説明する。半真空状態が、ピストンの往復動の上昇ストロークでピストンの下の空間に形成され、下降ストロークで、吸気ポート14を介して流入する空気の一部は、シリンダライナ12とオイル拭取リング26の間の間隙、又はオイル拭取リング26と溝20の間の間隙を通過する。漏洩した空気は、スカロップ34及びオイル通路28を介してピストン16の内部に流入する。ピストン16が更に下に移動すると、ピストン16の下の空間内の空気は圧縮されて、空間内の空気圧が増加する。圧力が増加したことにより、上に説明した経路を介して空気の逆流が起こる。この逆流により、シリンダライナ12上、又はピストン16の外壁上に広がるオイルを吸気ポート14の近くでシリンダライナ12の一部の上に噴霧させる。噴霧されたオイルは、吸気と共に燃焼室に流入し、燃料と共に燃焼する。
オイルの点火温度は燃料の点火温度より高いので、オイル及び燃料の混合物のこのような燃焼は、不完全燃焼、燃焼効率の低下、燃料の過剰消費、及び排気煙を引き起こす。別の問題は、圧力増加がピストンの下降ストローク運動を妨害し、エンジン効率の低下又は雑音を引き起こすことである。更に別の問題は、漏洩したオイルの燃焼による潤滑油の過剰消費である。
このような問題は、従来技術のオイルリング、シリンダ、及びシリンダライナの構成特有のものである。吸気ポートの周りのシリンダの部分は、熱膨張を考慮した大きな寸法を有するように機械加工されている。しかし、オイル拭取リングのレールの直径は同じであるので、ピストンが上死点又は下降ストロークにある場合、下部レール32はシリンダライナに接触するが、上部レール30はシリンダライナに接触しない。それゆえ、シリンダライナとオイル拭取リングの間に間隙が形成されて、漏洩経路が設けられる。
従って、ピストンアセンブリのオイルリングと内燃機関のシリンダライナの間の改良型の密封機構に対する需要があった。
本発明は、従来の欠点を克服するためになされたもので、本発明の目的は内燃機関用ピストンアセンブリの改良型密封機構を提供することである。
本発明の別の目的は、ピストンアセンブリの内部への空気の漏れを防ぐことである。
本発明の更に別の目的は、エンジンの燃焼室内へのオイルの漏れを防ぐことである。
本発明の更に別の目的は、エンジンのクランクケースの過剰な圧力上昇を防ぐことである。
本発明の更に別の目的は、組立状態でオイルリングの周りの間隙の形成を防ぐことである。
上記目的を達成するため、本発明の実施形態により、本発明はシリンダの形をしており、外側円筒壁面及び上部をシリンダの一端部に有するピストンと、内燃機関のシリンダライナに対して押し付けられるオイルリングと、ピストンの外側円筒壁面に形成され、オイルリングを保持する円形溝とを備える内燃機関用ピストンアセンブリを提供する。
溝は、上壁面、側壁面、及び下壁面を有し、上壁面はピストンの上部に向かって位置決めされている。ピストンアセンブリはさらに、溝の上壁面に形成される円形リセスと、リセスに挿入され、オイルリングと接触する密封部材とを含んでいる。
密封部材は弾性部材でもよく、組立状態では円形溝の中で、密封部材は圧縮されて、溝とオイルリングの間に密封を提供する。密封部材はOリングであることが好ましい。
別の実施形態によると、本発明は、シリンダの形をしており、外側円筒壁面及び上部をシリンダの一端部に有するピストンと、オイルリングの外周面に形成された上部突起及び下部突起と、ピストンの外周面に形成され、オイルリングを保持する円形溝とを備える内燃機関用ピストンアセンブリを提供する。
オイルリングの上部突起は、ピストンの上部に向かって位置決めされている。オイルリングの突起は両方とも、テーパ状縁部を有し、上部突起の外径は下部突起の外径より大きい。
溝は、上壁面、側壁面、及び下壁面を有し、上壁面はピストンの上部に向かって位置決めされている。ピストンアセンブリは更に、溝の上壁面に形成された円形リセスと、リセスに挿入され、オイルリングに接触する密封部材とを含んでいる。
上部突起と下部突起の外径の違いは、約0.2cmから約0.6cmである。違いは約0.4cmであることがより好ましい。
上部突起の縁部の厚さは、下部突起の縁部の厚さより大きいことが好ましい。
本発明の別の実施形態によると、本発明はシリンダの形をし、外側円筒壁面及び上部をシリンダの一端部に有するピストンと、オイルリングと、ピストンの外側円筒壁面に形成され、オイルリングを保持する円形溝とを備える内燃機関用ピストンアセンブリを提供する。
オイルリングは、外周面と、内周面と、上部と、下部と、内周面に沿って形成されたリセスと、上部及びリセスを連結させる上縁部と、下部及びリセスを連結させる下縁部と、オイルリングのリセスに挿入され、オイルリングを内燃機関のシリンダライナに対して押し付ける弾性部材とを有する。オイルリングの上下縁部の半径は、弾性部材の内側半径より小さい。
オイルリングの上下縁部とオイルリングの弾性部材の内側半径の差は、約0.5mmであることが好ましい。
本発明の利点は、(1)オイルリングとオイルリングを保持する溝の間の間隙を通したオイルの漏れ又は空気の漏れが、溝の壁面のリセスに設けられた密封部材によって防がれること、(2)オイルリングと溝の間の密封は、オイルリングの延長された上下縁部でさらに改善されること、及び(3)ピストンアセンブリとシリンダライナの間の間隙を通したオイルの漏れ又は空気の漏れは、オイルリングの上下突起によって防がれ、上部突起の直径は下部突起の直径より大きく、上部突起の縁部は下部突起の縁部より厚い。
以下の図面、詳細な説明によって、本発明のより完全な理解が得られる。
図6に示すように、本発明による内燃機関用ピストンアセンブリ40は、ピストン42と、ピストン42の上部の外周面に形成された複数の溝44と、ピストン42及びシリンダライナ(112、図7参照)の間の密封を保持するために溝44に挿入された圧縮リング46とを備えている。ピストンアセンブリ40は更に、ピストン42の下部の外周面に形成された2つの溝48、50と、溝48に挿入されたオイルリング52及び別のオイルリング、又は溝48の上に位置決めされ、溝50に挿入されたオイル拭取リング54とを有する。
図7に示すように、オイルリング54を保持する溝50は、上壁面56と、側壁面58と、下壁面60とを有する。円形リセス62が、溝50の上壁面56に形成されている。密封部材64は、オイルリング54に接触するように、リセス62に挿入される。密封部材64は、溝50の上壁面56とオイルリング54の上表面の間の間隙を塞ぎ、オイル又は空気の漏れがない堅固な密封が確保できる。密封部材64は弾性部材でできており、それによってオイルリング54の上表面に対して圧縮される。
密封部材64はOリングであることが好ましい。
図8〜10はオイルリング54を詳細に示している。リセス66が、オイルリング54の内周面に沿って形成されている。弾性部材又は押圧部材68はリセス66に挿入されて、オイルリング54を径方向外側に、即ちシリンダライナ112に向かって押す。押圧部材68はコイルばねでできている。押圧部材68がオイルリング54の外周面をシリンダライナに対して押すので、オイルリングの外表面はシリンダライナに密着して接触し、間の間隙がなくなる。オイルリング54は更に、上部70と、下部72と、上部70及びリセス66を連結させる上縁部74と、下部72及びリセス66を連結させる下縁部76とを有する。リセス66は、縁部の半径が押圧部材68の内側半径より小さいように、縁部74、76まで延びている。全ての半径は、オイルリング54の中心から測定されている。これにより、オイルリング54が溝50に接触する面積が増加し、それによって密封効果が良くなる。縁部の半径と押圧部材の内側半径の差は0.5mmであることが好ましい。
オイルリング54はさらに、上部突起又はレール78と、オイルリングの外周面に形成された下部突起又はレール80とを有する。上部レール78の外径は下部レール80の外径より大きい。均一に間隔を置いて配置された複数のスカロップ82が、下部レール80の周面に形成されて、上部レール78によって拭き取られたオイルを溝48と50の間に位置決めされたオイル通路84を介してクランクケースまで通過させる。上部レール78はテーパ状になっており、テーパの端部に縁部86を有する。下部レール80はテーパ状をしており、テーパの端部に縁部88を有する。
上部レール78は下部レール80より大きく形成されており、吸気ポートの周りのシリンダの部分が機械加工されて、熱膨張を補償するような大きな寸法を有すると考えられる。上部レール78及び下部レール80の外径の差は、0.2cmから0.6cmの範囲であることが好ましく、約0.4cmであることがより好ましい。従って、上部レール78の縁部86の半径と下部レール80の縁部88の半径の差は、0.1cmから0.3cmの範囲内であり、より好ましくは約0.2cmである。半径は、オイルリング54の中心から測定されている。上部レール78の縁部86の厚さt1は、下部レール80の縁部88の厚さt2より大きいことが好ましい。
上記構成で、吸気ポート114を介して空気清浄機又はターボ過給機(図示せず)から供給される空気は、ピストン42の内側に漏れるのが防止される。密封部材64が間隙を密封するので、シリンダライナ112とピストンアセンブリ40の間を流れる空気が、オイルリング54と溝50の間の間隙を介してピストンアセンブリの内側に漏れるのが防止される。間隙の密封度は、オイルリング54及びオイルリング54の延長された縁部74、76によって得られる溝50の大きな接触面積によって更に良くなる。
加えて、押圧部材68がオイルリング54をシリンダライナ112に対して押し、上部レール78の直径は下部レール80よりも大きいため、オイルリング54とシリンダライナ112の間の間隙がなくなる。これにより、空気が間隙を介してピストンアセンブリ40の内側に漏れるのを防ぐ。
オイルの漏れは空気の漏れの逆経路で起こるため、上記密封効果は、内燃機関の燃焼室内のオイルの漏れでも同様に得られる。
ピストンアセンブリの内側への空気の漏れが防止されるので、下降ストローク中の空気圧の増加が軽減され、ピストン又はシリンダ内の空気圧は適当なレベルに保たれる。その後、空気圧が小さくなるので、オイルの漏れも少なくなる。
その結果、ピストンアセンブリの下降ストローク運動はより円滑になり、潤滑油の消費が少なくなり、不完全燃焼による空気汚染が少なくなる。
本発明をかなり詳細に説明したが、上記構成を変えることによって、他の変形形態も可能である。それゆえ、本発明の範囲は、上記で特定した明細書及び添付の特許請求の範囲によって限定されるものではない。
本発明のこれら及び他の特徴、性状、及び利点は、添付の図面を参照してより良く理解されるだろう
従来技術によるピストンアセンブリ及びシリンダライナを示す断面図である。 従来技術によるオイルリングの平面図である。 図2の線III−IIIに沿った断面図である。 図2の線IV−IVに沿った断面図である。 従来技術によるピストン、オイルリング、及びシリンダライナを示す断面図である。 本発明によるピストンアセンブリを示す断面図である。 本発明によるピストン、オイルリング、及びシリンダライナを示す断面図である。 本発明によるオイルリングを示す平面図である。 図8の線IX−IXに沿った断面図である。 図8の線X−Xに沿った断面図である。
符号の説明
10、40 ピストンアセンブリ
12 シリンダライナ
14 吸気ポート
16、42 ピストン
17、46 圧縮リング
18、20、22、44、48、50 溝
24、52、54 オイルリング
26、54 オイル拭取リング
28 オイル通路
30 上部レール
32 下部レール
34、82 スカロップ
56 上壁面
58 側壁面
60 下壁面
62 円形リセス
64 密封部材
66 リセス
68 押圧部材
70 上部
72 下部
74、76、86、88 縁部
78 上部レール
80 下部レール
112 シリンダライナ
114 吸気ポート

Claims (20)

  1. シリンダライナを有する内燃機関用ピストンアセンブリであって、
    シリンダの形をしており、外側円筒壁面及び上部をシリンダの一端部に有するピストンと、
    シリンダライナに対して押し付けられたオイルリングと、
    ピストンの外側円筒壁面に形成され、オイルリングを保持し、上壁面、側壁面、及び下壁面を有する円形溝であって、上壁面はピストンの上部に向かって位置決めされている円形溝と、
    溝の上壁面に形成された円形のリセスと、
    リセスに挿入され、オイルリングに接触する密封部材と、
    を備えることを特徴とするピストンアセンブリ。
  2. 密封部材はOリングであることを特徴とする請求項1に記載のピストンアセンブリ。
  3. 密封部材は弾性を有することを特徴とする請求項1に記載のピストンアセンブリ。
  4. 密封部材が圧縮されることを特徴とする請求項3に記載のピストンアセンブリ。
  5. オイルリングは、外周面と、内周面と、上部と、下部と、内周面に沿って形成されたリセスと、上部とリセスを連結する上縁部と、下部とリセスを連結する下縁部と、オイルリングのリセスに挿入され、オイルリングをシリンダライナに対して押し付ける弾性部材とを有することを特徴とする請求項1に記載のピストンアセンブリ。
  6. オイルリングの上下縁部の半径は、弾性部材の内側半径より小さいことを特徴とする請求項5に記載のピストンアセンブリ。
  7. オイルリングの上下縁部の半径とオイルリングの弾性部材の内側半径の差は、約0.5mmであることを特徴とする請求項6に記載のピストンアセンブリ。
  8. シリンダライナを有する内燃機関用ピストンアセンブリであって、
    シリンダの形をしており、外側円筒壁面及び上部をシリンダの一端部に有するピストンと、
    外周面、上部突起、及び下部突起を有するオイルリングであって、突起は外周面上に形成され、上部突起はピストンの上部に向かって位置決めされ、突起はテーパ状縁部を有し、上部突起の外径は下部突起の外径より大きいオイルリングと、
    ピストンの外側円筒壁面に形成され、オイルリングを保持し、上壁面、側壁面、及び下壁面を有する円形溝であって、上壁面はピストンの上部に向かって位置決めされている円形溝と、
    溝の上壁面に形成されている円形のリセスと、
    リセスに挿入され、オイルリングに接触する密封部材と、
    を備えるピストンアセンブリ。
  9. 上部突起及び下部突起の外径の差は、約0.2cmから約0.6cmである、請求項5に記載のピストンアセンブリ。
  10. 上部突起及び下部突起の外径の差は、約0.4cmであることを特徴とする請求項9に記載のピストンアセンブリ。
  11. 上部突起の縁部の厚さは、下部突起の縁部の厚さより大きいことを特徴とする請求項8に記載のピストンアセンブリ。
  12. 密封部材はOリングであることを特徴とする請求項8に記載のピストンアセンブリ。
  13. 密封部材は弾性を有することを特徴とする請求項8に記載のピストンアセンブリ。
  14. 密封部材が圧縮されることを特徴とする請求項13に記載のピストンアセンブリ。
  15. シリンダライナを有する内燃機関用ピストンアセンブリであって、
    シリンダの形をしており、外側円筒壁面及び上部をシリンダの一端部に有するピストンと、
    外周面、内周面、上部、下部、内周面に沿って形成されたリセス、上部及びリセスを連結する上縁部、下部及びリセスを連結する下縁部、及びオイルリングのリセスに挿入され、オイルリングをシリンダライナに対して押し付ける弾性部材を有するオイルリングであって、オイルリングの上下縁部の半径は弾性部材の内側半径より小さいオイルリングと、
    ピストンの外側円筒壁面に形成され、オイルリングを保持する円形溝と、
    を備えることを特徴とするピストンアセンブリ。
  16. オイルリングの上下縁部の半径とオイルリングの弾性部材の内側半径の差は、約0.5mmであることを特徴とする請求項15に記載のピストンアセンブリ。
  17. オイルリングは更に、外周面に形成された上部突起及び下部突起を有し、上部突起はピストンの上部に向かって位置決めされ、突起はテーパ状縁部を有し、上部突起の外径は下部突起の外径より大きいことを特徴とする請求項15に記載のピストンアセンブリ。
  18. 上部突起及び下部突起の外径の差は、約0.2cmから約0.6cmであることを特徴とする請求項17に記載のピストンアセンブリ。
  19. 上部突起及び下部突起の外径の差は、約0.4cmであることを特徴とする請求項18に記載のピストンアセンブリ。
  20. 上部突起の縁部の厚さは、下部突起の縁部の厚さより大きいことを特徴とする請求項17に記載のピストンアセンブリ。
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