JP2006509594A - 深経皮的なデバイスを患者に対して取り付ける器具及び方法、並びに関連する製造方法 - Google Patents

深経皮的なデバイスを患者に対して取り付ける器具及び方法、並びに関連する製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明の課題は、電極と電気ケーブルとの接続を容易にすること等である。
【解決手段】 上記課題を解決するために、本発明は、少なくとも第1及び第2のカプラーをサポートする器具であって、該器具は該レシピエントに留まるように構成されたU字型サポート部材を備え、該U字型サポート部材は第1カプラー・サポート部と第2カプラー・サポート部とを有し、該第1カプラー・サポート部はレシピエントの第1結合位置に近接して配置されるように構成されるとともに該第1カプラーを取外し可能に伴い、該第2カプラー・サポート部は該レシピエントの第2結合位置に近接して配置されるように構成されるとともに該第2カプラーを取外し可能に伴い、該U字型サポート部材は該第1及び第2結合位置から一定間隔離れていることを特徴とするカプラー・サポート器具を提供する。

Description

この出願は、同時係属中である米国仮出願番号60/433,868(2002年12月16日出願)、及び同60/433,876(2002年12月16日出願)に対する優先権を主張するものであり、これらの仮出願は参照されることによってここに盛り込まれる。
本発明は、一般に、治療及び/又はモニタ用の機器・器具を患者に対して取り付ける装置・器具及び方法、並びに関連する製造方法に関する。
電気治療は、痛みやその他の症状を治療するために、医術において久しく使用されてきた。たとえば、経皮的電気的な神経刺激(TENS)装置は、患者の皮膚表面に据えられた電極パッチを通して電気的なエネルギーを加えることにより、当該パッチの位置の下及び周囲の組織の痛みを治療する。しかしながら、TENS装置は、一定の状況の下では痛みを十分に緩和することができない。
最近では、患者の皮膚を通して目標組織まで電極を挿入するという技術が提案されている。深経皮的(訳者注:日本語で書かれている専門的な文献であってもtransucutaneousとpercutaneousの何れについても「経皮的」という語が訳語として用いられている。しかしながら、これらは人の皮膚を突き抜けるか否かという点において異なるものと考えられる。そこで、突き抜けない場合に「経皮的」、突き抜ける場合に「深経皮的」の語をそれぞれ用いた。)に据えられた電極を使用する深経皮的神経修飾療法(「PNT」)(深経皮的電気的な神経刺激又は「PENS」ともいう)は、皮膚表面電極を使用するTENS療法に比して目覚しいほどの痛みの緩和効果をもたらす。この深経皮的神経修飾療法は、ゴーナム等「腰痛のための深経皮的電気的な神経刺激」JAMA第281号第818−23頁(1999)(英語表記:Ghoname et al., “Percutaneous Electrical Nerve Stimulation for Low Back Pain,” JAMA 281: 818−23 (1999));ゴーナム等「慢性腰痛患者への深経皮的電気的な神経刺激に対する鎮痛性反応に関する刺激頻度の影響」麻酔鎮痛第88号第841−6頁(1999)(英語表記:Ghoname et al., “The Effect of Stimulus Frequency on the Analgesic Response to Percutaneous Electrical Nerve Stimulation in Patients with Chronic Low Back Pain,” Anesth. Analg. 88: 841−6 (1999));アーメド等「深経皮的電気的な神経刺激(PENS):骨の変形に付随する痛みのマネジメントに関する代替療法」クリニカル・ジャーナル・オブ・ペイン第14号第320−3頁(1998)(英語表記:Ahmed et al., “Percutaneous Electrical Nerve Stimulation (PENS) : A Complementary Therapy for the Management of Pain Secondary to Bony Metastasis,” Clinical Journal of Pain 14: 320−3 (1998));及びアーメド等「深経皮的電気的な神経刺激:帯状疱疹用抗ウイルス剤に代わる治療法」麻酔鎮痛第87号第911−4頁(1998)(英語表記:Ahmed et al., “Percutaneous Electrical Nerve Stimulation: An Alternative to Antiviral Drugs for Herpes Zoster,” Anesth. Analg. 87: 911−4 (1998))に記載されている。これらの参照物の内容は、参照されることによってここに盛り込まれる。
従来、PNTに従事する者は、患者に治療を施すために、ケーブルを介して波形ジェネレーターに取り付けられて深経皮的に据えられた鍼治療針とわに口クリップとを使用してきた。従来のPNT装置の1つの特徴は、それらの装置が、効果的な電気治療を施すためには対応する深経皮的な電極に適切に繋がれなければならない多くの電気ケーブルを典型的には含んでいるという点である。したがって、それら従来装置の欠点は、適切な対応する電極に個々の電気的なケーブルを接続するのが難しくなり得る(特に未熟な従事者にとって)という点にある。この欠点は、患者への複数接続を必要とする他の装置によって同様に共有される。そのような装置は、電気的なモニタリングシステムやドラッグ・デリバリー・システムを含む。
いくつか存在する医療機器の別の特徴は、それらが、絶縁されなければならず、場合によっては患者の快適性のための柔軟な覆いが提供されなければならない電気的な導線を含むということである。ワイヤーやその他の半剛性部材上に熱可塑性エラストマーやその他の材料を成形することは、かかる部材上に保護の及び/又は柔軟な覆いを提供する公知方法である。可撓性部材上にエラストマーを成形することは、しかしながら、当該可撓性部材が、硬化処理されていないエラストマーが型に注入されるときにその型の中で伸び、屈曲し、あるいは動こうとするので、困難である。この動きは、可撓性部材の損傷または「表面処理」に帰着し得る。電気的な配線の場合には、表面処理は、ワイヤーを、ワイヤーの機能不全に畢竟帰着し得る使用の際の摩滅に晒し得る。それらの問題は、成形品のサイズが増加するにつれて増加する傾向がある。
それらの問題を克服するために、そのような部分は一般に比較的小さくされており、あるいは、代替的に、可撓性部材はオーバーモールド工程の際の変形を防ぐために外部的に強化されている。それらのアプローチの何れも可能でない場合、フィーチュア(往々にしてピンやリブ)が、可撓性部材を成形過程中に補足又はそうでなければ抑止するために、モールドツーリングの中に提供され得る。そのアプローチの1つの欠点は、可撓性部材を捕捉するためにモールドツーリングに組み込まれたそのフィーチュアが、成形品の外部表面に、次の作業で覆われなければならない穴または他の不規則性をしばしば残すということである。もしそれらの穴が覆われないならば、それらは埃やその他の汚染物質を収集するかもしれず、これ(ら)は、特にその部分が清潔さが重要となる医術利用のためのものである場合には不適当な特性であるといえる。
特開2003−199731
本発明は、上記のような背景に鑑みてなされたものであり、上記欠点を克服することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載のカプラー・サポート器具は、治療措置及びレシピエント・モニタリングの少なくとも1つがなされる際に、レシピエントの身体の少なくとも第1及び第2の結合位置に取外し可能に結合するために、少なくとも第1及び第2のカプラーをサポートする器具であって、
該器具は、該レシピエントに留まるように構成されたU字型サポート部材を備え、
該U字型サポート部材は、該U字型サポート部材の第1脚に配置された第1カプラー・サポート部と、該U字型サポート部材の第2脚に配置された第2カプラー・サポート部と、を有し、
該第1カプラー・サポート部は、該レシピエントの該身体の該第1結合位置に近接して配置されるように構成され、該第1カプラーを取外し可能に伴い、
該第2カプラー・サポート部は、該レシピエントの該身体の該第2結合位置に近接して配置されるように構成され、該第2カプラーを取外し可能に伴い、
該U字型サポート部材は、該レシピエントの該身体に留まるときに、該第1及び第2結合位置から一定間隔離れていることを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項2に記載の器具は、該第1カプラー・サポート部は、該第1カプラーの、該第1カプラーが該第1カプラー・サポート部によって伴われる第1の伴われる位置と該第1カプラーが該レシピエントに対して該第1結合位置で効果的に結合される第1被結合位置との間の動き、に適合するように構成され、
該第2カプラー・サポート部は、該第2カプラーの、該第2カプラーが該第2カプラー・サポート部によって伴われる第2の伴われる位置と該第2カプラーが該レシピエントに対して該第2結合位置で効果的に結合される第2被結合位置との間の動き、に適合するように構成されていることを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項3に記載の器具は、該第1カプラー・サポート部で該サポート部材から延び出て、該第1カプラーと取り外し可能に噛み合うように構成されている第1噛合せ部材と、
該第2カプラー・サポート部で該サポート部材から延び出て、該第2カプラーと取り外し可能に噛み合うように構成されている第2噛合せ部材と、
を更に備えていることを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項4に記載の器具は、該第1カプラーと、
該第1カプラーと該サポート部材との間に繋がれる柔軟ケーブルと、
を更に備え、
該柔軟ケーブルは、該第1カプラーが、該第1カプラーが該第1カプラー・サポート部によって伴われる第1の伴われる位置と該第1カプラーが該レシピエントに対して該第1結合位置で効果的に結合される第1被結合位置との間を動くときに、該第1カプラーと該サポート部材との間に繋がれたままであることを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項5に記載の器具は、該サポート部材は、該第1及び第2のカプラー・サポート部を含め、複数のカプラー・サポート部を含み、該第1及び第2のカプラー・サポート部よりも大きな数字を付与し、
該複数のカプラー・サポート部の各々は、該レシピエントの対応する結合位置に近接して配置されるように構成され、
該結合位置のアウトラインは第1形状を定義し、該カプラー・サポート部のアウトラインは該第1形状に少なくとも全体的に類似する対応する第2形状を定義することを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項6に記載の器具は、該サポート部材は、該第1及び第2のカプラー・サポート部に少なくとも近接して延びている変形可能な部材を含み、
該変形可能な部材は、第1形状から第2形状まで曲がることができ、曲げられた後にその形状を少なくとも維持するように形成されていることを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項7に記載のカプラー・サポート器具は、治療措置及びレシピエント・モニタリングの少なくとも1つがなされる際に、レシピエントに取外し可能に結合するカプラーをサポートする器具であって、
該レシピエントの身体に留まるように構成されたサポート部材を備え、
該サポート部材は、中間部から遠くへ延び、相互に少なくとも向かい合う第1及び第2の細長い脚部を有し、
該第1の細長い脚部は、該レシピエントの該身体上の第1結合位置に近接して配置されるように構成された第1カプラー・サポート部を有し、
該第2の細長い脚部は、該レシピエントの該身体上の第2結合位置に近接して配置されるように構成された第2カプラー・サポート部を有し、
該サポート部材の該第1カプラー・サポート部で第1カプラーに取外し可能に噛み合うように構成された第1噛合せ部材を備え、
該第1カプラーは、該第1カプラーが該第1噛合せ部材によって噛み合わされる第1噛合い位置と該第1カプラーが該レシピエントに対して該第1結合位置で効果的に結合される第1被結合位置との間を動くことが可能であり、
該サポート部材の該第2噛合い部で第2カプラーに取外し可能に噛み合うように構成された第2噛合せ部材を備え、
該第2カプラーは、該第2カプラーが該第2噛合せ部材によって噛み合わされる第2噛合い位置と該第2カプラーが該レシピエントに対して該第2結合位置で効果的に結合される第2被結合位置との間を動くことが可能であり、
該第1噛合せ部材は、該第1結合位置に対して、該第2噛合せ部材よりも近接して配置されるように構成されていることを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項8に記載の器具は、該第1結合位置で該レシピエントに挿入された深経皮的な電気プローブに接続されるように構成された電気的コンタクトを有する該第1カプラーと、
該第1カプラーと該サポート部材との間に繋がれる柔軟ケーブルと、
を更に備え、
該柔軟ケーブルは、該第1カプラーが第1噛合い位置と第1被結合位置との間を動かされるときに、該第1カプラーと該サポート部材との間に繋がれたままであることを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項9に記載の器具は、該第1結合位置で該レシピエントに挿入された深経皮的な電気プローブに接続されるように構成された電気的コンタクトを有する該第1カプラーと、
該第1カプラーと該第1噛合せ部材に近接した該サポート部材の該第1の細長い脚部との間に繋がれる柔軟ケーブルと、
を更に備え、
該柔軟ケーブルは、該第1カプラーが第1噛合い位置と第1被結合位置との間を動かされるときに、該第1カプラーと該サポート部材との間に繋がれたままであることを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項10に記載の器具は、該サポート部材は、該身体の表面に適合するように柔軟で弾性を有していることを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項11に記載の器具は、該サポート部材は、該第1及び第2の細長い脚部の間に位置した中心軸を含み、
該サポート部材は、該第1及び第2の噛合せ部材を含め、複数の噛合せ部材を更に含み、該第1及び第2の噛合せ部材よりも大きな数字を付与し、
該複数の噛合せ部材は該中心軸に関して反対側に2列に配置され、
該複数の噛合せ部材の各々は該レシピエントの対応する結合位置に近接して配置されるように構成されていることを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項12に記載の器具は、該サポート部材は、該第1及び第2の細長い脚部の間に位置した中心軸を含み、
該サポート部材は、該第1及び第2の噛合せ部材を含め、複数の噛合せ部材を更に含み、該第1及び第2の噛合せ部材よりも大きな数字を付与し、
該複数の噛合せ部材は該中心軸に関して反対側に2つの少なくとも全体的に平行な列に配置され、
該複数の噛合せ部材の各々は該レシピエントの対応する結合位置に近接して配置されるように構成されていることを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項13に記載の器具は、該第1噛合せ部材は、電気伝導性のクランプを有する第1カプラーを伴うように構成されていることを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項14に記載の器具は、該第1噛合せ部材は、深経皮的な電極を該レシピエントに挿入するように構成されたアクチュエーター・ツールを有する第1カプラーを伴うように構成されていることを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項15に記載のカプラー・サポート器具は、治療措置及びレシピエント・モニタリングの少なくとも1つがなされる際に、レシピエントに取外し可能に結合するカプラーをサポートする器具であって、
該レシピエントの身体に留まるように構成されたサポート部材を備え、
該サポート部材は、該レシピエントの該身体の第1結合位置に近接して配置されるように構成された第1カプラー・サポート部を有し、
該サポート部材は、該レシピエントの該身体の第2結合位置に近接して配置されるように構成された第2カプラー・サポート部を更に有し、
該第1カプラー・サポート部は、第1カプラーを取外し可能に伴い、
該第2カプラー・サポート部は、第2カプラーを取外し可能に伴い、
該サポート部材は、該第1及び第2カプラー・サポート部に少なくとも近接して配置される変形可能な部材を含み、
該変形可能な部材は、第1形状から第2形状まで曲がることができ、曲げられた後にその形状を少なくとも維持するように構成されていることを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項16に記載の器具は、該第1カプラー・サポート部は、該第1カプラーの、該第1カプラーが該第1カプラー・サポート部によって伴われる第1の伴われる位置と該第1カプラーが該レシピエントに対して該第1結合位置で効果的に結合される第1被結合位置との間の動き、に適合するように構成され、
該第2カプラー・サポート部は、該第2カプラーの、該第2カプラーが該第2カプラー・サポート部によって伴われる第2の伴われる位置と該第2カプラーが該レシピエントに対して該第2結合位置で効果的に結合される第2被結合位置との間の動き、に適合するように構成されていることを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項17に記載の器具は、該第1カプラー・サポート部は、該第1カプラーを取外し可能にサポートするように構成された噛合せ部材を含み、
該器具は、該第1カプラーと該サポート部材との間に繋がれるように構成された柔軟ケーブルを更に備え、
該ケーブルは、該第1カプラーが第1の伴われる位置と第1被結合位置との間を動かされるときに、該第1カプラーと該サポート部材との間に繋がれたままであることを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項18に記載の器具は、該サポート部材は、第1ジュロメーターを有する第1柔軟材料を含み、
該変形可能な部材は、第1ジュロメーターよりも大きな第2ジュロメーターを有する第2柔軟材料の中に詰め込まれることを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項19に記載の器具は、該第1及び第2のカプラー・サポート部は、大きな複数のカプラー・サポート部の内の2つであり、
該複数のカプラー・サポート部の各々は、該第1及び第2の結合位置を含め、大きな複数の結合位置の内の対応する1つに近接して配置され、
該結合位置のアウトラインは第1形状を定義し、
該カプラー・サポート部のアウトラインは、該第1形状に少なくとも全体的に類似する、対応する第2形状を定義することを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項20に記載の器具は、該サポート部材は、少なくとも全体的にU字型にアレンジされた第1及び第2の細長い脚部を含み、
該変形可能な部材は、該第1及び第2の脚部に少なくとも近接して延びることを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項21に記載のプローブ・カプラー・サポート器具は、複数の深経皮的プローブ・カプラーを、レシピエントに対して取外し可能に結合するために、適所にサポートする器具であって、
該レシピエントの身体に留まるように構成されたサポート部材と、
該サポート部材から延び出て、該身体の第1結合位置に近接して配置されるように構成された第1噛合せ部材と、
該第1噛合せ部材と取外し可能に噛み合わされる第1カプラーと、
該第1カプラーと該サポート部材との間に取り付けられる第1電気ケーブルと、
該サポート部材から延び出て、該レシピエントの該身体の第2結合位置に近接して配置されるように構成された第2噛合せ部材と、
該第2噛合せ部材と取外し可能に噛み合わされる第2カプラーと、
該第2カプラーと該サポート部材との間に取り付けられる第2電気ケーブルと、
を備え、
該サポート部材は、第1形状から第2形状まで曲がることができ、曲げられた後にその形状を少なくとも維持するように構成された変形可能な部材を含み、
該第1噛合せ部材は該第1結合位置に対して該第2噛合せ部材よりも近接して配置されるように構成され、該第2噛合せ部材は該第2結合位置に対して該第1噛合せ部材よりも近接して配置されるように構成されていることを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項22に記載の器具は、該第1電気ケーブルは該サポート部材に対して第1取付位置で取り付けられるとともに、該第2電気ケーブルは該サポート部材に対して第2取付位置で取り付けられ、
該第1及び第2の電気ケーブルは、該サポート部材内で束ねられ、該サポート部材から第3取付位置で相互に隣接して外に出ることを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項23に記載の器具は、レシピエントに対して治療を施し、該レシピエントをモニタリングし、又は該レシピエントに対して治療を施すとともにモニタリングする器具であって、
該レシピエントの身体に留まるように構成されており、該サポート部材を該レシピエントの身体の輪郭にフィットするように形合わせをするように構成された変形可能な部材を含んでおり、該レシピエントの該身体の第1結合位置に近接して配置されるように構成された第1カプラー・サポート部を有しており、該レシピエントの該身体の第2結合位置に近接して配置されるように構成された第2カプラー・サポート部を更に有している、サポート部材と、
該身体に対して第1結合位置で効果的に結合されるように構成され、該第1カプラー・サポート部で取外し可能にサポートされている第1カプラーと、
該身体に対して第2結合位置で効果的に結合されるように構成され、該第2カプラー・サポート部で取外し可能にサポートされている第2カプラーと、
該レシピエントに対して治療を施し、該レシピエントの状態をモニタし、又は該レシピエントに対して治療を施すとともに該レシピエントの状態をモニタするように構成されたレシピエント治療ユニットと、
該治療ユニットと該第1カプラーとの間の第1リンクと、
該治療ユニットと該第2カプラーとの間の第2リンクと、
を備えていることを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項24に記載のカプラー・サポート器具は、治療措置及びレシピエント・モニタリングの少なくとも1つを行う際に、レシピエントの身体の少なくとも第1及び第2の結合位置に対して取り外し可能に結合する第1及び第2のカプラーを少なくともサポートする器具であって、
該レシピエントに配置されるように構成されたサポート部材と、
該サポート部材を該レシピエント上に該第1及び第2の結合位置に少なくとも近接して適所に保持するために、該サポート部材から延び出て、該レシピエントの該身体の周囲に少なくとも部分的に延びるように構成された取付具と、
を備え、
該サポート部材は、該レシピエントの該身体の第1結合位置に近接して配置されるように構成され、該第1カプラーを取外し可能に伴う第1カプラー・サポート部を有し、
該サポート部材は、該レシピエントの該身体の第2結合位置に近接して配置されるように構成され、該第2カプラーを取外し可能に伴う第2カプラー・サポート部を更に有していることを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項25に記載の器具は、該第1カプラー・サポート部は、該第1カプラーの、該第1カプラーが該第1カプラー・サポート部によって伴われる第1の伴われる位置と該第1カプラーが該レシピエントに対して該第1結合位置で効果的に結合される第1被結合位置との間の動き、に適合するように構成され、
該第2カプラー・サポート部は、該第2カプラーの、該第2カプラーが該第2カプラー・サポート部によって伴われる第2の伴われる位置と該第2カプラーが該レシピエントに対して該第2結合位置で効果的に結合される第2被結合位置との間の動き、に適合するように構成され、
該取付具は、該サポート部材から第1方向へ延びている第1部と、該サポート部材から該第1方向と反対の第2方向へ延びている第2部と、を含んでいることを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項26に記載の器具は、該取付具は、該サポート部材から第1方向へ延びている第1柔軟ストラップ部と、該サポート部材から該第1方向と反対の第2方向へ延びている第2柔軟ストラップ部と、を含み、
該第1及び第2のストラップ部の各々は、該レシピエントの周囲に連続的にストラップを形成するように互いに解放可能に噛み合う遠位端を含んでいることを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項27に記載の器具は、レシピエントに対して治療を施し、該レシピエントをモニタリングし、又は該レシピエントに対して治療を施すとともにモニタリングする器具であって、
該レシピエントの身体の結合位置に取外し可能に結合する結合手段と、
該レシピエントの身体上で該結合位置に近接して該結合手段を取り外し可能に伴うキャリー手段と、
該結合手段が、該結合手段が該キャリー手段によって伴われる第1キャリー位置と該結合手段が該レシピエントに第1結合位置で効果的に結合される第1被結合位置との間を動かされるときに、該結合手段を該キャリー手段に接続する接続手段とを有することを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項28に記載の器具は、レシピエントに対して治療を施し、該レシピエントの状態をモニタリングし、又は該レシピエントに治療を施すとともにモニタリングするレシピエント治療手段を更に備え、
該結合手段は、該結合手段が該レシピエントに対して取外し可能に結合されているときに、電気信号を該レシピエント治療手段から該レシピエントに伝達する伝導手段を含んでいることを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項29に記載の器具は、該結合手段は、該レシピエントに該結合位置で挿入される深経皮的電気プローブに取外し可能に結合されるように構成されていることを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項30に記載の器具は、該結合手段は、少なくとも第1及び第2カプラーを含み、
該第1カプラーは、該レシピエントの第1結合位置に取外し可能に結合されるように構成され、
該第2カプラーは、該レシピエントの第2結合位置に取外し可能に結合されるように構成され、
該キャリー手段は、該第1カプラーを該第1結合位置に近接して伴うとともに、該第2カプラーを該第2結合位置に近接して伴うように構成されていることを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項31に記載の方法は、レシピエントに対して治療を施すことと、レシピエントをモニタリングすることの少なくとも一方を行う方法であって、
少なくとも1つのカプラーを適合可能なサポート部材に取外し可能に配置し、
該サポート部材の少なくとも一部を、該サポート部材が該レシピエントの身体の輪郭に少なくとも全体的に適合するように曲げ、
該サポート部材を該レシピエントの該身体に配置し、
該少なくとも1つのカプラーを該サポート部材から取り外し、
該少なくとも1つのカプラーを該レシピエントの該身体の結合位置に対して該配置されたサポート部材に少なくとも近接して取外し可能に結合することを備えていることを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項32に記載の方法は、該少なくとも1つのカプラーを該適合可能なサポート部材に取外し可能に配置することは、第1カプラーを該サポート部材の第1の細長い部分に取り外し可能に配置することを含み、
該方法は、第2カプラーを、該第1の細長い部分から一定距離離れている該サポート部材の第2の細長い部分に取り外し可能に配置することを更に備えていることを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項33に記載の方法は、該少なくとも1つのカプラーを該適合可能なサポート部材に取外し可能に配置することは、第1カプラーを該サポート部材の第1の細長い部分に取り外し可能に配置することを含み、
該方法は、第2カプラーを、該第1の細長い部分から一定距離離れている該サポート部材の第2の細長い部分に取り外し可能に配置することを更に備え、
該サポート部材の該少なくとも一部を曲げることは、該サポート部材の該第1及び第2の細長い部分を、該レシピエントの肩領域に少なくとも全体的に適合するように曲げることを含んでいることを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項34に記載の方法は、該少なくとも1つのカプラーを該適合可能なサポート部材に取外し可能に配置することは、第1カプラーを該サポート部材から延びている第1噛合せ部材に取外し可能に配置することと第2カプラーを該サポート部材から延びている第2噛合せ部材に取外し可能に配置することとを含み、該第2噛合せ部材は該第1噛合せ部材から一定距離離れており、
該少なくとも1つのカプラーを該レシピエントの該身体の該結合位置に対して取外し可能に結合することは、該第1カプラーを該第1噛合せ部材に少なくとも近接した第1結合位置に対して取外し可能に結合することと該第2カプラーを該第2噛合せ部材に少なくとも近接した第2結合位置に対して取外し可能に結合することとを含んでいることを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項35に記載の方法は、レシピエントに対して治療装置及びモニタリング装置の少なくとも一方を結合する方法であって、
U字型のサポート部材の第1及び第2の脚部をレシピエントの身体に対して、該身体の結合領域に近接し且つ該結合領域の第1及び第2の結合位置から一定距離して、配置し、
第1カプラーを該身体に関して、該サポート部材の該第1脚部の第1カプラー・サポート部で、該第1結合位置に近接してサポートし、
第2カプラーを該身体に関して、該サポート部材の該第2脚部の第2カプラー・サポート部で、該第2結合位置に近接してサポートし、
該第1カプラーを該サポート部材の該第1脚部の該第1カプラー・サポート部から取り外して、該第1カプラーを該身体に該第1結合位置で結合させ、
該第2カプラーを該サポート部材の該第2脚部の該第2カプラー・サポート部から取り外して、該第2カプラーを該身体に該第2結合位置で結合させることを備えていることを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項36に記載の方法は、該サポート部材の該第1及び第2脚部を配置することは、該サポート部材の第1の細長い部分を該レシピエントの背骨の一方に少なくとも全体的に配置することと、第2の細長い部分を該レシピエントの背骨の他方に少なくとも全体的に配置することと、を含んでいることを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項37に記載の方法は、深経皮的な治療をレシピエントに対して施す方法であって、
U字型の柔軟なサポート部材の第1及び第2の脚部を該レシピエントの身体に対して、第1及び第2結合位置を有する結合領域に近接して配置し、
第1カプラーを該身体に関して、該サポート部材の該第1脚部の第1カプラー・サポート部で、該第1結合位置に近接してサポートし、
第2カプラーを該身体に関して、該サポート部材の該第2脚部の第2カプラー・サポート部で、該第2結合位置に近接してサポートし、該第1カプラー・サポート部は該第1結合位置に対して該第2カプラー・サポート部よりも近くに配置されており、
該第1カプラーを該第1脚部の該第1カプラー・サポート部から取り外して、該第1カプラーを該身体に配置された第1の深経皮的プローブに該第1結合位置で電気的に結合し、
該第2カプラーを該第2脚部の該第2カプラー・サポート部から取り外して、該第2カプラーを該身体に配置された第2の深経皮的プローブに該第2結合位置で電気的に結合し、
該第1及び第2カプラーを電気的なポテンシャル源に電気的に結合することを備えていることを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項38に記載の方法は、該第1及び第2カプラー・サポート部の配置構成が該第1及び第2結合位置の配置構成に対応するように、該サポート部材を方向付けることを更に備えていることを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項39に記載の製造方法は、少なくとも1つの柔軟部材が伴われる柔軟キャリアを製造する方法であって、
該柔軟キャリアの、チャネルを有する第1部を、第1量の弾性材料から形成し、
該柔軟部材の少なくとも一部を該チャネルに配置し、
該柔軟キャリアの第2部を、該チャネルに配置された該柔軟部材の該一部を少なくとも覆うために、少なくとも部分的に硬化されていない第2量の弾性材料を該チャネルに流し込むことによって形成し、
該柔軟キャリアの該第2部を該柔軟キャリアの該第1部に接合させるために、該第2材料を少なくとも部分的に硬化させることを備えていることを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項40に記載の製造方法は、該柔軟キャリアの該第1部を形成することは、第1モールド・アセンブリーを、該第1量の弾性材料が少なくとも部分的に硬化されていないときに、該第1量の弾性材料で充填することを含み、
該第1量の弾性材料を硬化し、
該柔軟キャリアの第1部を、該チャネルに配置された該柔軟部材の該一部を少なくとも覆うために、該チャネル内の少なくとも部分的に硬化されていない第2量の弾性材料を受け取るように、第2モールド・アセンブリーに配置することを更に備えていることを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項41に記載の製造方法は、該柔軟キャリアの第1部を形成することは、第1断面形状を有する第1モールド・アセンブリーを、該第1量の弾性材料が少なくとも部分的に硬化されていないときに、該第1量の弾性材料で充填することを含み、
該第1量の弾性材料を硬化し、
該柔軟キャリアの第1部を、該第1断面形状よりも小さい第2断面形状を有する第2モールド・アセンブリーに配置し、
該第2量の弾性材料を硬化する際に、該チャネルをシールして該少なくとも部分的に硬化されていない第2量の弾性材料を含むために、該第1部の少なくとも一部を該第2モールド・アセンブリーに押し当てることを更に備えていることを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項42に記載の製造方法は、該柔軟部材の該少なくとも一部を該チャネルに配置することは、変形可能な部材の少なくとも一部を該チャネルに配置することを含み、
該変形可能な部材は第1形状から第2形状まで曲げられることができ、曲げられた後にその形状を少なくとも全体的に維持するように構成されていることを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項43に記載の製造方法は、該柔軟キャリアの第1及び第2部を形成することは、該第1及び第2部を約55ショアA乃至約87ショアA、又は約40ショアD乃至約50ショアDのデュロメーターを有する弾性材料から形成することを含むことを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項44に記載の製造方法は、治療措置及びレシピエント・モニタリングの少なくとも1つが為される際にレシピエントの身体に留まることができるように構成され、該レシピエントの該身体の少なくとも第1及び第2結合位置に対する取外し可能な結合のための少なくとも第1及び第2カプラーをサポートするように構成された柔軟なサポート部材を製造する方法であって、
該サポート部材の、少なくとも第1チャネル並びに該第1カプラーを解放可能に伴うように構成された第1噛合せ部材及び該第2カプラーを解放可能に伴うように構成された第2噛合せ部材を含んでいる、第1部を形成するために、モールド・アセンブリーを少なくとも部分的に硬化されていない第1量の弾性材料で充填し、
第1リンクの少なくとも一部を該第1チャネル内に配置し、
少なくとも部分的に硬化されていない第2量の弾性材料を、該サポート部材の第2部を形成して該チャネル内の該第1リンクの該一部を少なくとも覆うために、該チャネルに流し込むことを備えていることを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項45に記載の製造方法は、該モールド・アセンブリーを該少なくとも部分的に硬化されていない第1量の弾性材料で充填することは、該第1及び第2噛合せ部材を該サポート部材の該第1部から外向きに突出していて、該第1及び第2カプラーの開口に受け容れられるように構成されているシリンダの形をした形状に形成することを含んでいることを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項46に記載の製造方法は、弾性ジャケットに覆われている金属コアを含み、第1形状から第2形状まで曲がることが可能で曲げられた後にその形状を少なくとも全体的に維持するように構成された変形可能な金属部材の少なくとも一部を、該第1チャネルに配置することを更に含んでいることを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項47に記載の製造方法は、該少なくとも部分的に硬化されていない第2量の弾性材料を流し込むことは、約55ショアA乃至約87ショアA、又は約40ショアD乃至約50ショアDのデュロメーターを有する該第2量の弾性材料を注入することを含んでいることを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項48に記載の製造方法は、人の身体に留まることができるように構成された適合可能なサポート部材を製造する方法であって、
該サポート部材の、少なくとも第1チャネルを有している第1部を、第1弾性材料から形成し、
第1の細長い柔軟部材の少なくとも一部を該第1チャネルに配置し、
第1形状から第2形状まで曲がることが可能で曲げられた後にその形状を少なくとも全体的に維持するように構成された細長い変形可能部材の少なくとも一部を、該第1チャネルに配置し、
該サポート部材の第2部を、該第1の細長い柔軟部材の少なくとも一部及び該細長い変形可能部材の少なくとも一部を少なくとも部分的に覆うために、第2弾性材料の硬化されていない部分を該チャネルに流し込むことにより形成し、
該サポート部材の該第2部を該サポート部材の該第1部にくっつけるために、該第2材料を硬化することを備えていることを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項49に記載の製造方法は、該サポート部材の該第1部を形成することは、該第1部を、少なくとも全体的にU字型をしている第1チャネルでU字型に形成することを含んでいることを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項50に記載の製造方法は、該サポート部材の該第1部を形成することは、該第1部を、約55ショアA乃至約87ショアA、又は約40ショアD乃至約50ショアDのデュロメーターを有する該第1弾性材料から形成することを含み、
該サポート部材の該第2部を形成することは、該第2部を、約55ショアA乃至約87ショアA、又は約40ショアD乃至約50ショアDのデュロメーターを有する該第2弾性材料から形成することを含んでいることを特徴とする。
1 本発明の概要
本発明は、レシピエントへ取外し可能に結合する治療用及び/又は診断用カプラーを支援する器具及び方法に向けられる。当該発明の一側面による器具は、カップリング部分へ隣接したレシピエントの身体に留まるように構成されたU字型のサポート部材を含むことができる。該U字型サポート部材は、該U字型サポート部材の第1脚部に置かれた第1カプラー支持部と、該U字型サポート部材の第2脚部に置かれた第2カプラー支持部と、を含むことができる。その第1カプラー支持部はレシピエントの身体の第1結合位置へ隣接した第1カプラーを取外し可能に伴うように構成され得、該第2カプラー支持部はレシピエントの身体の第2結合位置へ隣接した第2カプラーを取外し可能に伴うように構成され得る。該発明の一側面において、第1カプラー支持部は、第1結合位置に対して第2カプラー支持部より近くに配置され得る。したがって、当該器具は、正確な結合位置にカプラーを接続するように従事者を導くことができる。
本発明の一側面による柔軟なキャリアを製造する方法は、第1量の弾性材から柔軟なキャリアの第1部分を形成することを含むことができる。該柔軟なキャリアの第1部分はあるチャネルを有することができ、ある可撓性部材の少なくとも一部は該チャネル内に位置することができる。該方法は、該チャネル内に配置された可撓性部材の部位を少なくとも部分的に覆うために、少なくとも部分的に硬化処理されていない第2量の弾性材料を該チャネルに配置することにより、該柔軟なキャリアの第2部分を形成することを更に含むことができる。
該発明の一側面において、該柔軟なキャリアの該第1部分を形成することは、該第1量の弾性材料が少なくとも部分的に硬化処理されていないときに、第1モールド・アセンブリーを該第1量の弾性材料で満たすことを含むことができる。該第1量の弾性材料が部分的に硬化した後、該柔軟なキャリアの該第1部分は、該第1モールド・アセンブリーから取り除かれ得、該チャネルの該少なくとも部分的に硬化処理されていない第2量の弾性材料を受け容れる第2モールド・アセンブリーに配置され得る。該第2量の弾性材料は、該チャネルに配置された該可撓性部材の該部位を少なくとも部分的に覆うことができる。
本発明の他の側面において、該方法は、該柔軟なキャリア内に変形可能な部材の少なくとも一部を配置することをさらに含むことができる。該変形可能部材は、第1形状から第2形状まで曲げられることができ、曲げられた後にその形状を少なくとも全体的に維持するように構成され得る。本発明の更に別の側面において、該変形可能部材は、該柔軟なキャリアの該第1部分の該チャネルに配置され得る。
本発明の更に別の側面において、該サポート部材は、該身体の表面に適合すべく柔軟で弾性を有するものとなることができ、該レシピエントの背中、首、頭および脚部の少なくとも1つに留まるように形作られることができる。該器具は、該第1カプラーと該サポート部材間に結合された柔軟なリンクをさらに含むことができる。該第1カプラーが、該カプラーが該レシピエントの該身体に結合された状態で取付位置から結合位置に移動されるときに、該リンクは、該第1カプラーと該サポート部材間で結合され続けることができる。該リンクは、電気的なパルス源に連結されるように構成された電気ケーブル、信号モニターに連結されるように構成された電気ケーブル、及び/又は液状の薬剤源に連結されるように構成された管材料の長さ、を含むことができる。
本発明のある側面において、第1及び第2の結合位置は大きな複数の結合位置の内の2つでありえ、第1及び第2のカプラー位置は大きな複数のカプラー位置の内の2つでありうる。該結合位置のアウトラインは拳形状を規定することができ、該カプラー位置のアウトラインは該拳形状に少なくとも全体的に類似している対応する別の形状を規定することができる。
本発明の一側面に従いレシピエントに治療及び/又はモニタリング設備を連結する方法は、サポート部材の少なくとも一部を第1形状から第2形状に曲げることを含むことができ、該第2形状は、該サポート部材を該レシピエントの身体の湾曲面に少なくとも全体的に順応させる。該サポート部材が該第2形状へ曲げられている間、該サポート部材は、該レシピエントの該身体の該湾曲面に対して該身体の結合領域へ隣接して配置され得、該結合領域にある第1及び第2結合位置から一定間隔離されて配置され得る。該方法は、該サポート部材から第1カプラーを取り除き、第1結合位置の該身体に該第1カプラーを結合させること、及び該サポート部材から該第2カプラーを取り除いて該第2結合位置の該身体に該第2カプラーを結合させることを含んでいる。
本発明の別の側面に従ったレシピエントに治療及び/又はモニタリング設備を連結する別の方法は、U字型のサポート部材の第1及び第2の脚部を、レシピエントの身体に対して該身体の結合領域にある第1及び第2結合位置へ隣接して配置することを含む。該方法は、該サポート部材の該第1脚部の第1カプラー支持部から第1カプラーを取り除き、該第1結合位置で該身体に該第1カプラーを結合させ、並びに該サポート部材の該第2脚部の第2カプラー支持部から第2カプラーを取り除いて該第2結合位置で該身体に該第2カプラーを結合させることを含んでいる。該発明の一側面において、該第1カプラー支持部は、該第1結合位置に対して、該第2カプラー支持部より近接して配置され得る。
2 実施形態
PNT装置のような深経皮的な電気治療装置は、組織を覆っている皮膚を突き通る電極を通して患者の組織領域に電流を伝える。その電流は、患者の外部にある制御装置によって生成され、周波数、振幅及びパルス幅といった特定の波形特性を典型的には有している。施されている治療ないし療法如何によって、陰極と陽極の両方を含んでいる1つの電極又は陰極として作用する少なくとも1つの電極と陽極として作用する少なくとも1つの電極とを備えた複数の電極があっても良い。
電極は、患者の皮膚に対する挿入を促進するためだけでなく、治療中に局所電流密度を増強するために、鋭い点を有している。電極の配置及び配置位置は、したがって、治療の重要な側面である。電極はまた、患者に対して治療用電流を伝える完全な回路を形成するために、制御装置に適切に繋がれなければならない。
図1Aから図1Gは、本発明の一実施形態による深経皮的な電気治療器具及び電極アセンブリーの展開及び使用を示すブロックダイヤグラムである。図1A及び図1Bにおいて示されているように、当該装置は、その遠位端部に鋭点2を有する電極1と、該電極1が非展開かつ非挿入状態にある場合に該鋭点2を少なくとも囲んでいるハウジング4と、を含む。その非展開かつ非挿入状態には、電極の展開前と展開後の両状態が含まれる。ハウジング4は、その遠位端部にアパーチャ5を有しすることができる。アクチュエーター6は、図示されているように、電極1を動かすために、電極1の近位端部でハンドル11と相互に作用し合う。
電極アセンブリーの展開は、電気治療において使用されるために、適切なポジション及び状態で電極アセンブリーを配置するべく取られたステップを含むことができる。図1Aは、展開されていない(展開前の)状態の電極アセンブリーを示すものである。展開するときには、図1Bにおいて示されているように、ハウジング4の遠位面7が患者の皮膚22に対して当てられる。この動作は、患者の皮膚に対してハウジング4をサポートし、これによって該ハウジングと該患者との間の角度をコントロールする。電極1は、その後、図1Cにおいて示されているように、アクチュエーター6を遠位方向へ移動することによって、アパーチャ5を通じて患者の皮膚の裏側にある組織に挿入される。それが動くとき、アクチュエーター6(したがってまた電極1)は、電極1が患者の組織に挿入される角度をコントロールするためにハウジング4によってサポートされる。
アクチュエーター6は、アクチュエーター6の遠位方向への動きを制限し、電極1の鋭点2が挿入される深さをコントロールするために、ハウジング4のリミットストップ領域8で共働するリミットストップ9という要素を有していても良い。当該発明のある実施形態において、たとえば、当該電気治療装置が深経皮的な神経修飾療法を提供するために使用される場合、予め設定された電極の長さは3cmとなっている。意図する利用及び治療法如何によってその他の深さの電極が勿論使用されてもよい。
挿入後、図1Dにおいて示されているように、(電極導入器の役割を果たした)ハウジング4とアクチュエーター6は、取り除かれ得る。電極1は、導線又はケーブル16を介して制御装置10に接続され得る。PNTによる利用のために、制御装置10は、高々約20mAの振幅、約4Hzから50Hzの間の周波数、及び約50μsecから1msecの間のパルス幅の、電流が制限されて電流バランスのとられた波形を、供給することができる。その他のパラメーターを有するその他の電気的な波形は、施される治療法次第で使用されても良いこと勿論である。また、図1Eでは制御装置に接続された1つだけの電極を示しているが、複数の電極が単一の制御装置に接続されても良いと解さなければならない。
電気治療が終わったとき、電極アセンブリーは畳み込まれ得る。図1Fにおいて示されている実施形態において、ハウジング4のアパーチャ5は、電極1のハンドル部11上に当てられている。ハウジング4は、電極を展開させて挿入するために使用されるのと同じハウジング(つまり電極導入器)であっても、全く異なるアセンブリー(例えば電極除去器)であっても良い。その後、図1Gにおいて示されているように、電極1の鋭点2は、アクチュエーター6を近位方向へ移動させることにより、鋭点保護アセンブリー3のハウジング4の中へと引き込まれる。
図2A−Eは、本発明の、別の実施形態のブロックダイヤグラムである。当該実施形態の一側面において、該制御装置10は、該導線16を介して電極アセンブリー13の内部の該電極12に接続されている。上述したように、PNTによる利用のためには、制御装置10は、高々約20mAの振幅、約4Hzから50Hzの間の周波数、及び約50μsecから1msecの間のパルス幅の、電流が制限され電流バランスのとられた波形を、供給することができる。他の実施形態においては、該制御装置10はその他の特性を有する電流を供給することができる。図2Aの未展開状態及び図2Bの未挿入状態において示されているように、当該装置は、電極ポイント20が患者の皮膚22を通して未だ挿入されていないときに電極12の鋭点20を取り囲むハウジング18を含むことができる。
展開するためには、図2Bにおいて示されているように、該ハウジング18の遠位面21が患者の皮膚22に対して当てられなければならない。先の実施形態と同様、その動作は、患者の皮膚に対してハウジング18をサポートし、これによって該ハウジングと該患者との間の角度をコントロールする。図2Cにおいて示されているように、電極12の鋭点20は、続いて、アパーチャ24を通って患者の皮膚の裏に横たわっている組織の中へ 、アクチュエーター19を遠くへ動かすことにより挿入される。それが動くとき、アクチュエーター19(したがってまた電極12)は、該電極が患者の組織に挿入される角度をコントロールするためにハウジング18によってサポートされる。
アクチュエーター19は、電極アセンブリー13の一部であっても、当該装置の別個のコンポーネントであっても良い。当該アクチュエーター19はまた、アクチュエーター19の遠位方向への動きを制限するために、ハウジング18のリミットストップ領域17と共働するリミットストップ部23を有していても良く、これによって電極12の挿入の深さがコントロールされる。ある実施形態において、たとえば、当該電気治療装置が深経皮的な神経修飾療法を提供するために使用される場合、予め設定された電極の長さは約3cmであるが、利用法如何ではその他の長さの電極が用いられても良い。すると、制御装置10は、これに接続された該電極12及びその他の電極によって、患者に適切な治療を提供することができる。
畳み込みの際、そのアクチュエーター19は、電極12を該ハウジング18の近位方向へ引き戻すことができる。患者の皮膚から該電極12が除去された後、図2D及び図2Eにおいて示されているように、鋭点保護アセンブリー14のハウジング18は、今や挿入されていない電極12の鋭点20を再び取り囲む。アクチュエーター19は、該鋭点20が最早患者の中からなくなると、当該電極12の当該鋭点20を決して露出することなく操作することを支援する。実際、当該電極アセンブリーの操作者は、当該電極12の当該鋭点20を見ることがない。したがって、鋭点保護アセンブリー14は、畳み込まれた電極12の潜在的に汚染された部分を保護し、患者の介護人又はその他の付添人を、電気治療の前後最中における該電極12の該鋭点20との意図しない接触から保護する。
図2A−図2Eでは、展開及び患者の皮膚の中への電極挿入より前の制御装置に接続された電極を示しているが、当該制御装置と当該電極との間の接続は展開中又は挿入後においてなされていても良い。また、図2A−図2Eは、当該制御装置に接続された1つの電極のみを示しているが、所望の電気刺激治療によって必要となる場合には、複数の電極が単一の制御装置に接続されていても良いと解されなければならない。
患者を治療するために図1A−図1G及び図2A−図2Eの深経皮的な電気治療装置を使用するためには、1つ又はそれを超える数の電極が患者の皮膚を通してその裏にある組織に挿入されなければならない。たとえば、単極電極を備えたPNTを使用して腰痛を治療するためには、図3において示されているような配列又はモンタージュを使用することができる。「T12」−「S1」による指示は、患者の脊椎骨を指している。当該制御装置又はジェネレーターは、数分から数時間持続させるために、ペア電極間に電流パルスを、好ましくは上述した電流の制限された波形を、供給する。30分間の治療がゴーナム等の腰痛治療の論文の中で推奨されている。
図4−12は、本発明の別の実施形態による装置を示すものである。電極アセンブリー30は、ベース32、電極34及びプランジャーないしアクチュエーター36を含むことができる。そのベース32は、患者の皮膚と接触するために適応されるフランジないしフレアエンド44を有することができる。ベース32は、高密度ポリエチレン(HDPE)のような、任意の適当なポリマー又は金属から形成することができる。ベース32は、針の怖い患者が電極を見ることができないようにするために、不透明とされ得る。
アクチュエーター36は、ベース32のハウジング部40の内側にスライド可能な構成で適合する。ロックするアセンブリーは、アクチュエーター36とベース32のハウジング部40との間の相対運動を防ぐことができる。ある実施形態では、アクチュエーター36のロックするアセンブリーは、一体的に形成された弾性の移動止め48をその外部の円筒状の表面に有している。電極アセンブリー30の展開されていない状態において、アクチュエーター36とベース32とを相互に適所に保持し、電極34がベース32の保護ハウジング40の外部に出るのを防ぐために、移動止め48はベース32の対応する穴50と噛み合い、これにより鋭点保護を提供する。他の実施形態において、該移動止めと穴の配置以外の機構が、アクチュエーターとベースを適所に保持するために使用されても良い。
ある実施形態では、電極34は、3cmの長さで32ゲージのステンレス鋼針を含むことができる。その他のサイズや材料が、当該発明の範囲を離れないで、電極34に勿論使用されても良い。別の適切な材料が使用されても構わないが、アクチュエーター36もまたHDPEから形成され得る。
電極34は、その近位端部に、より大きな直径のハンドル52を有することができる。ハンドル52は、該アクチュエーター36内に形成されたチャネル54の内側に適合する。該チャネル54は、初期製造及び組立て後にアクチュエーター36内の適所に電極34を保持するために直径が電極34の直径より僅かに大きいがハンドル52の直径より小さい狭い態様で、オープニング56をその遠位端部に有することができる。図7において示されている展開されていない当該状態において、電極34の鋭点38は、ベース32のハウジング部40内に、特に、ハウジング40の狭いチャネル42内に配置される。
(PNTのような)電気的な刺激療法を提供するために患者に対して1つ又はそれを超える電極アセンブリーを展開するのに、ベース32のフランジ部分44の遠位面46は、患者の皮膚上に所望の位置に、好ましくは、チャネル42の遠位端部に形成されたアパーチャ41の周囲の表面46から下方へ伸びるリング43を取り巻く圧縮可能な粘着性パッド(不図示)と共に、立設され得る。患者に対してベース32を取り付ける別の手段が適宜使用されても良い。この動作は、ベース32を患者に対して適所に押し当てるものである。ベース32のフランジ部分44は、電極挿入及び利用の際に、該電極アセンブリーのために更なる安定性を提供する。
カプラーないしアクチュエーター・ツール60が、電極を挿入するために、そしてまた電極を制御装置62に電気的に接続するために、使用され得る。カプラー60と電極アセンブリー30はまた、実施形態の鋭点保護アセンブリーを提供するために相互に作用することができる。カプラー60の遠位端部が、ベース32及びアクチュエーター36の近位端に対して配置されると、電極ハンドル52の露出した近位端64は、カプラー60内の接触面66と電気的に接触する。続いて当該接触面66は、ケーブル又はその他の導線68を介して制御装置62に電気的に接続され得る。
カプラー60は、その円筒状表面の遠位部分から外へ伸びる2本の反対に配置された掛け釘70を有し得る。掛け釘70は、アクチュエーター36内の2つの対応するスロット72及びベース32内の2つの対応する溝74と、噛み合うことができる。該2つのスロット72の2つ目と該2つの溝74の2つ目とは、図4と5において示されているスロット72と溝74の各反対側に、それぞれ存在する。カプラー60を電極アセンブリー30に接続する場合、掛け釘70は、スロット72の縦方向の部分76及び溝74の縦方向の部分78に沿って動く。同時に、電極ハンドル52の該露出した遠位端部64は、カプラー60と電極32との間に電気的な接続を創造するために、アクチュエーター・ツール60の接触面66とスライドコンタクトをし始める。
掛け釘70が縦方向の部分76と78のエンドに届いた後、カプラー60は、(該アセンブリーに向かって)時計回りに回転されうる。したがって、掛け釘70は、それぞれにスロット72と溝74の短い円周部分80と82の中へ移動する。スロット72の円周部分80の長さは、溝74の円周部分82の長さよりも短い。掛け釘70を円周部分82に沿って動かすと、したがって、掛け釘70を円周スロット80のエンド81まで移動させることとなる。さらに、カプラー60を時計回りに回転させると、アクチュエーター36も同様に時計回りに回転させることになり、これによって、移動止め48がオープニング50から移動させられ、電極34とアクチュエーター36がベース32に関して動くことを可能にする。
溝74の第2の縦方向部84は、ベース32内の該円周部分82の端部に形成されている。該第2の縦方向部分84に沿った遠位方向への掛け釘70の動きは、掛け釘70を円周スロット部分80の遠位端に押しつけ、これによって、アクチュエーター36と電極34を患者の皮膚22に向かって制御された態様で遠位方向へと移動させる。
それが動くのに合わせて、電極34はチャネル42を通り抜け、電極34の鋭点はアパーチャ41を通って出て行く。チャネル42とアクチュエーター36とは電極34に前方向へ動く際の軸サポートをし、そしてまた、フランジ44によって提供されるサポートと供に、当該電極34に入射角ガイダンスを提供する。さらに、電極展開中の患者の皮膚に対する下方への圧力は、圧縮可能な粘着性のパッドを圧縮し、患者の皮膚22に対してリング43を押し当てることができる。このことは、皮膚を通るときの電極挿入をし易くするとともに、患者の感じる挿入の際の痛みを減少させる。
患者に対してベース32を押し当ててベース32内のアクチュエーター36と電極34との動作を制御することによって、当該電極が患者の皮膚の裏にある組織に挿入する角度を制御することができる。ベース32内の電極34とそのアクチュエーターの遠位方向への動きは、カプラー60の円筒状のキャップ部92の遠位表面86がハウジング40の環状表面88と接するまで、継続することができる。この時点で、電極34の鋭点38は、患者の皮膚の裏側にある組織へ所定の深さだけ挿入されている。ある実施形態において、該所定の深さは約3cmとなっているが、該深さは行われる治療によって他の値を有することができる。
電極アセンブリー30は、展開された電極把持機構を含むことができる。該実施形態の一側面において、チャネル42の内部表面とチャネル52の外側表面55との間における相互接触が、該機能を行なう。
電気的な刺激治療は、電極が一旦展開され挿入されると開始されるであろう。制御装置62は、例えばゴーナム等の論文に記載された方法で、電極に刺激電流を供給することができる。制御装置によって提供される電気的な波形は、どのように用いるかということに依存する。たとえば、ある実施形態において、制御装置62は、高々約20mAの振幅、約4Hzから50Hzの間の周波数、及び約50μsecから1msecの間のパルス幅の、電流が制限され電流バランスのとられた波形を、好ましくは供給することができる。他の実施形態においては、制御装置62は、他の周波数の電流を供給することができる。
カプラー60とベース32の相互作用は、電極を適所に保持することによって、ケーブル68上の引っ張る力に関して負荷軽減を提供することによって、並びにしっかりした機械的接続を提供することによって、電極34に安定性を提供し、治療している間の制御装置に対する電気的な接続を提供することができる。それらの実施形態において、電極34の鋭点が、電極アセンブリーの展開及び使用中のどの時点においても、操作者又はその他の付添人に晒されることがないという点が注目されるべきである。
治療が終わった後には、電極は患者から取り除かれるであろう。そうするために、カプラー60は、患者から近位方向へと動かされ得る。掛け釘70が溝74の縦方向部分84に沿って近位方向へ動くのに合わせて、掛け釘70は、アクチュエーターの円周スロット部分80の近位端を押し、それによって、アクチュエーター36と電極34とを近位方向へ同様に移動させる。掛け釘70が縦方向の溝部分84の近位端に達すると、電極34の鋭端38は、患者の外にあり、ベース32のハウジング40の内部に安全に収納される。カプラー60の反時計回りの動きは、掛け釘70と、スロット72及び溝74の円周部分80と、同82とを、それぞれ移動させる。円周部分80は円周部分82より短いので、該反時計回りの動きは、アクチュエーター36を反時計回りに回転することになる。
反時計回りの動きが終わると、ベース32に対して電極とアクチュエーターとがさらに動くことを防ぐために、移動止め48がオープニング50の中に戻る。アクチュエーター・ツール60を更に遠位方向へ動かすと、電極アセンブリー30からアクチュエーター・ツール60を分離するように、掛け釘70はスロット72と溝74の各縦方向部分76、78に沿って遠位方向へと動かされる。その後、ベース32は患者から外される。
図10−12は、PNTを用いて腰痛を治療するために、図4−9の電極及び鋭点保護アセンブリーの使用を示したものである。図10において示されているように、10個の電極アセンブリー30a−jが、患者の背中にモンタージュに配置され、接着性のものによって取り付けられている。そして、10個のカプラー60a−jが、10個の電極アセンブリー30a−jに取り付けられる。(図11において示されているように)ある実施例において、展開に先立ちカプラー・サポート61(図12)によってサポートないし伴われている。当該実施形態の一側面において、カプラー・サポート61は、サポート部材63の対応するカプラー位置に配置された10の係合部材65を有する全般的に平らで固い支柱部材63を含むことができる。各係合部材65は、カプラー60の内の1つを取外し可能にサポート又は伴うように構成され得る。例えば、各係合部材65は、カプラー60の対応する軸方向アパーチャの中に取外し可能に受け容れられるように、サポート部材63から上方へ突き出る柱を含むことができる。図12において示されているように、各カプラー60は、個々のケーブル68a−jと共にサポート部材63に繋がれ得る。個々のケーブル68a−jは、カプラー60と制御装置62との間の電気的な連絡を提供する(マルチワイヤーケーブルのような)リンク69を形成するべく、一緒に束ねられ得る。
当該実施形態の別の側面において、サポート部材63上の係合部材65の配置は、患者の背中上の電極アセンブリー30a−jの配置に相当することができる。例えば、電極アセンブリー30a−jが患者の背骨の各横に2列に配置された10の位置において患者に対して接続されている場合、係合部材65は、患者の背骨と一直線となり得る中心軸67(図11)の両サイドに1つずつ置いて、2列に配置され得る。従って、係合部材65の配置は、適切な電極アセンブリー30に各カプラー60を接続するように従事者を案内することができる。各電極アセンブリー30が完全な電気回路を定義するために別のものとペアにされるので(陽極として作用する1つの電極と陰極として作用する隣接した1つの電極が一緒)、個々のケーブル68と対応する電極アセンブリーとを正確に対応させることは重要かもしれない。例えば、陽極として作用する所与の電極アセンブリー30が陰極として作用する対応する電極アセンブリー30から不注意に遠く離れて配置された場合、電極アセンブリーに流される電流は弱すぎて効果的でなくなり得る。さらに、各回路に供給された電気信号の特性が別々に制御される場合、カプラー60が間違った電極アセンブリーに取り付けられていると、どの回路が制御されているのかが明らかでないかもしれない。従って、カプラー・サポート61は、カプラー60が不正確に展開される可能性を抑制することにより、電気刺激療法の有効性を増加させることができる。図23−30に関して下記に述べられるように、他の実施形態において、カプラー・サポート61は他の構成を有することができ、他の構成を有するカプラーをサポートすることができる。
(図12において示されているように)電極を患者の組織に挿入するために各電極アセンブリーが、各カプラーにより一旦始動され始めると、制御装置62は患者を治療する電気信号を供給する。上述したように、電極の半分(例えば、アセンブリー30b、30d、30g、30h及び30i)は陽極として、そしてその他の半分は陰極として作用することができる。ある実施形態においては、制御装置62は、PNTを使用して患者の腰痛を治療するために、高々約20mAの振幅、約4Hzから50Hzの間の周波数、及び約50μsecから1msecの間のパルス幅の、電流が制限され、電流バランスのとられた波形を、供給することができる。
図13−28は、本発明の別の実施形態による器具を示す。この実施形態の一側面において、電極導入器及び患者の肌の上に立設された合わせ部材は、患者の組織の中への電極挿入角を制御する挿入アセンブリーの電極角を提供する。
この実施形態の更なる側面において、図13−16と19−21において示されている電極導入器100は、複合電極を挿入することができる。どのような数の電極であれ保持・挿入するように設計された導入器に対してこの発明の原理を適用することができる、という点が理解されなければならない。
12個の電極102が、ハウジング104内にマウントされたマガジン103内に回転可能に配置されている。ある実施形態において、ハウジング104は、2つの射出成形されたポリスチレン・アセンブリーである。図14において示されているように、マガジン103は、ハウジング104内に形成されたサポートにマウントされたハブ105の周囲を回転する。板ばね106は、ハウジング104の回転可能なマガジン103に関して12個の位置からなるラチェット機構を形成するために、マガジン103内に形成された12個の放射状溝108の内の1つと噛み合う。
マガジン103は、ハブ105に関して放射状に設けられた、12室の電極部屋115を有することができる。導入器100が完全に満たされている場合、各部屋115は、1つの電極102を含んでいる。部屋115の上方部118の直径は、電極102の電極ハンドル部107の広い部分112、114と相互接触するようなサイズとなっている。電極102の低くて広い部分114は、圧縮可能な材料から形成され得る。下記に説明する理由により、部屋115の低い部分119の直径は、部屋部分119と電極ハンドル107との間で相互接触しないように僅かに大きくなっている。図14と15において示されているように、板ばね106が溝108の内に収まるたび毎に、マガジン部屋115の開口106は、導入器100のアパーチャ117と直線状になる。
スライド部材109は、ハウジング104に形成されたレール110に配置される。スライド部材109から縦に下方に伸びているのはドライブ・ロッド111で、該スライド部材109から縦に上方に伸びているのはギヤーラック120である。ギヤーラック120の歯は、シャフト124に関してマウントされるとともに、ハウジング104内に形成されたシャフトマウント126に伸びている、回転ギヤー122の歯と噛み合う。別のセットの歯が、シャフト124に関して同様に立設されているより小さな直径の回転ギヤー128(図16においてより明確に示されている)に立設されている。ギヤー122と128は、シャフト124に関して共に回転する。
小さな直径のギヤー128の歯は、縦方向に可動なアクチュエーター132から伸張している第2のギヤーラック130の歯と噛み合う。アクチュエーター132とスプリング・プラットフォーム136の間にマウントされたスプリング134は、アクチュエーター132にハウジング104から遠ざけるようにバイアスをかける。
この実施形態の電極アセンブリーを展開させるために、柔軟で圧縮可能な環状のパッチ140が、好ましくは接着性のもの(不図示)とともに、所望の位置の患者の皮膚に配置される。たとえば、PNTを用いて腰痛を治療するために、図17において示される配置又はモンタージュを使用することができる。このモンタージュでは、5つの電極が陰極として作用し、5つは陽極として作用する。
図19及び図20において示されているように、該パッチ140は、その中心に配置されてそこから上方へ伸びている環状の剛性部材141を有している。剛性部材141は、より大きな直径の開口144に繋がっている、小さな直径の開口142を有している。開口142の直径は電極102のハンドル部107の下側で広い部分114より僅かに小さく、電極102のハンドル部107の中央部113の直径より僅かに大きい。
パッチ140が適所に設けられると、図18において示されているように、導入器アパーチャ117が固いパッチ部材141の上方へ伸びる部分を囲むように該導入器100の遠位端部がパッチ140に対して配置される。この相互接続は、図19において示されているように、導入器のマガジン部屋115の内の1つの開口116を、剛性部材141の開口142に対して整列させて、電極挿入角をコントロールすることを支援する。導入器100に対する下方への圧力はパッチ140を圧縮し、これによって、剛性部材141の上部表面にマガジン103の低面にインゲージさせ、剛性部材141を患者の皮膚22へと下方に押し当てる。挿入位置のまわりの患者の皮膚に対する圧力は、電極挿入によりもたらされる痛みを削減することができる。
アクチュエーター132を押し下げると、ギヤーラック130が遠位方向へ移動し、これによってギヤー128と122が回転する。ギヤー128の直径と歯数がギヤー122の直径と歯数と異なるため、ギヤーラック120は、ギヤーラック130の対応する縦方向の動きに比して遥かに大きな距離を縦方向に移動する。その特徴は、操作者の親指の比較的小さな動きのみを使用するだけで、電極がその必要とされる距離を患者の皮膚に対して挿入されることを可能にする。ギヤーラック120の遠位方向への動きは、レール110に沿ったスライド部材109の動きによって案内される。
スライド部材109が遠位方向へ移動すると、ドライブ・ロッド111の遠心端が電極のハンドル部107の上部面とインゲージするまで、ドライブ・ロッド111はマガジン部屋115へ移動する。図20において示されているように、電極102の鋭点108が導入器ハウジングを離れて、患者の皮膚22と皮膚の下部組織に入射するように、ドライブ・ロッド111の更なる遠位方向への移動は電極102を下方に押す。部屋115は、挿入する際に、電極102に対して軸方向の安定性を提供する。
電極のハンドル部107のトップ部112がマガジン部屋115の小さな直径部分118を離れる時、それは部屋115の大きな直径部分119に入る。(図21に示されているように)このポイントにおいて、部屋部分119の直径が電極ハンドル107の直径よりも大きいので、電極はもはや挿入器100に付従していない。アクチュエーター132及びドライブ・ロッド111の連続した下方への移動は、電極ハンドル107の下側でより大きな直径部分114を、ハンドル部114を押圧することにより剛性部材141の小さい直径部分142を通してプッシュする。
更なる下方への移動は、剛性部材の小さな直径部分が電極ハンドル107の大きな直径部分112、114の間に位置するように、剛性部材141の大きな直径部分144にハンドル部114を押し込む。その相互作用は、患者の組織の適所に電極を保持し、電極挿入に関してデプス・コントロールを提供することを支援する。行なわれる治療によっては別の電極深さまで挿入されても良いが、実施形態における電極の鋭いポイント108の好ましい深さは約3cmである。スライド部材109はまた、スライド部材109がハウジング104の限界ストップ・領域145とインゲージしたときに、そのポイントにおいてリミットストッパーとしての機能を果たす。
電極がすべて展開されて挿入されるまで、各電極の挿入後、マガジン103は新しい挿入位置へ回転され、空のパッチ140に対して配置され得る。図22に示されるように、ケーブル又はその他の導線149を介して制御装置150と電極102との間の電気的なコミュニケーションを提供するために、わに口クリップのような、適切な電気的なコネクター148が、電極ハンドル107の上部の大きな直径部分112に形成されたアパーチャ(不図示)を通して、電極102に電気的に接続され得る。パッチ140は、患者から電極を移動させることからケーブル149上の引っ張る力を防ぐことにより、電極102に対して負荷除去を提供することができ、これによって、電極を適所に維持することを支援する。当該実施形態の一側面において、該電極の該鋭点は、展開、挿入及び電気治療プロセスのいかなる時点においても、従事者や付添人にさらされていない。
該制御装置150は、例えばゴーナム等の論文に記述された方法によって、電極に刺激電流を供給する。再言するが、制御装置によって供給される電気的な波形は、どのように用いるかということに依存する。例えば、経皮的な神経修飾療法を提供するシステムの実施形態においては、該制御装置150は、高々約20mAの振幅、約4Hzから50Hzの間の周波数、及び約50μsecから1msecの間のパルス幅の、電流が制限され、電流バランスのとられた波形を、好ましくは供給することができる。
他の代替的な実施例では、電極ハンドルの下側で広い部分は剛性材から形成されて得、カムする丸いエッジを有し得る。その実施例のパッチ140の中央の環形は、圧縮可能であるか、又は電極ハンドルのカム作用の下で弾性のカム開口を有している。
(ここからが本番)
図23は、本発明の別の実施形態によるカプラー260をサポートし又は伴うカプラー・サポート200の上部等角図である。その実施形態の1つの側面において、カプラー・サポート200は、サポート部材220とサポート部材220のカプラー位置に配置された10個の噛合せ部材240を含んでいる。各噛合せ部材240は、カプラー260のうちの1つを取外し可能にサポートすることができる。その実施形態の1つの側面では、カプラー260は、図4−12に関して上に記述されたカプラー60に全体的に似ているかもしれません。あるいは、カプラー260は、参照により先に盛り込まれた、発明の名称が「深経皮的なプローブの位置を変える方法と器具」である同時係属中の米国出願09/666,931で開示された構成のような、他の構成を有することができる。他の実施形態では、該カプラーは、例えば図27−30に関して下記において述べられもののような、他の構成を有することができる。
カプラー260が図4−12に関して上述されたカプラー60に全体的に類似している場合、各噛合せ部材240は円柱ないしポスト形状を有することができ、カプラー260の下を向くアパーチャにおいて取外し可能に受け容れられることができる。サポート部材220に対してカプラー260を固くサポートするために、噛合せ部材240は、カプラー260のアパーチャへ十分な距離を上方へ拡張することができる。他の実施形態では、図26−30に関して下記で述べられるように、噛合せ部材240は他の構成を有することができる(例えば、カプラーが別の構成を有している場合。)。
カプラー・サポート200は、サポート部材220と各カプラー260の間のリンク250を含むことができる。当該実施形態の一側面において、リンク250は、カプラー260及びカプラー260が取り付けられている患者又はレシピエントに対して電気的信号を送るために、電気的なケーブルを含むことができる。他の実施形態では、図27−30に関して下記において述べられるように、リンク250は他の構成を有することができる。それらの実施形態のうちの何れにおいても、対応するカプラー260がレシピエントの適切な位置に合わせられることを可能にするために、異なるリンク250は異なる長さを有することができる。あるいは、各カプラー260がレシピエントの適切な位置に合わせられるのに十分な長さである限り、各リンク250は同じ長さを有し得る。例えば、一実施形態において、単一セットのリンク250を備えた単一のサポート部材220は、約4.5フィートから約6.5フィートの高さのレシピエントに適合することができる。
リンク250が電気的なケーブルを含んでいる場合、各リンク250は挿入取付ポイント223でサポート部材220に入ることができる。その後、リンク250は、サポート部材220のケーブル・チャネル212を通り抜けて、出口取付ポイント224でサポート部材220を出ることができる。リンク250は、電気的ポテンシャル源に連結する電気的なコネクター252に取り付けられ得る束リンク251を形成するために、ともに束ねられることができる。
一実施形態において、サポート部材220は、低部211に接合された上部210を含むことができる。上部210は、ケーブル・チャネル212と噛合せ部材240を含むことができる。サポート部材220は、上部210を成形し、上部210を逆さにし、ケーブル・チャネル212へケーブル・ハーネス(これは束リンク251と各リンク250を含んでいる。)を据え付けることにより、形成することができます。低部211は、サポート部材220へ該ハーネスを固定するために、(例えばオーバーモールド過程において)上部210に取り付けられることができる。他の実施形態では、カプラー・サポート200は他の技術によって形成されうる。それらの実施形態のうちの何れにおいても、サポート部材220は、オハイオ州のアドバンスト・イラストメリック・システムズ・オブ・アクロン社(Advanced Elastomeric Systems of Akron)から入手可能なサントプレーン(Santoprene:登録商標)のような、フレキシブルで、柔らかいジュロメーターで、バイオ互換で、熱可塑性のエラストマー材料を含むことができる。従って、図24に関して下記で述べられるように、サポート部材220はレシピエントの体の形状に一致することができる。
当該実施形態の更なる側面において、サポート部材220の形状及びサポート部材220上の噛合せ部材の位置は、従事者が各カプラー260をレシピエントの体の正確な対応する結合部位に接続するのを援助するように構成されることができる。例えば、カプラー・サポート200がレシピエントの背中への電気治療を施すように構成されている場合、サポート部材220は中心軸270と一直線となった軸方向に細長い部分221を有し得る。サポート部材220は、中心軸270に交わるように配置された2つの横方向に細長い部分222(第1の横方向に細長い部分222a及び第2の横方向に細長い部分222bとして示されている。)を更に含むことができる。当該実施形態の一側面において、カプラー・サポート200は一般的に、また細長い部分221,222は特に、レシピエントにカプラー260を取り付ける操作に干渉しないようにするために、レシピエントの背中上の対応する結合部位から一定間隔離れて配置されるように構成され得る。例えば、一実施形態において、軸方向の長方形部分221は、(出口取付ポイント224から測定して)約11インチ±0.25インチの長さを有することができる。横方向に細長い部分222a、222bは、約6.8インチと約7.5インチに、±0.25インチの長さをそれぞれ有することができる。他の実施形態において、長方形の部分221,222は他の寸法を有することができる。それらの実施形態のうちの何れにおいても、各カプラー260は、図24に関して下記で述べられるように、従事者が該カプラーを適切な結合部位に接続するのを援助するために、対応する結合部位の近くに配置されうる。
図24は、レシピエントの背中上の位置に配置された(仮想線で示されている)カプラー・サポート200の部分的に図式的な上部等角図である。明瞭さの目的のために、カプラー・サポート200は、カプラー260のない図24において図式的に示されている。実施形態の一側面において、カプラー・サポート200の中心軸270は、レシピエントの結合領域280へ隣接してカプラー・サポート200を配置するために、(背骨のような)身体の縦方向軸271と一直線となる。当該結合領域は(図24において示されているように)レシピエントの背中上に存在し得て、あるいはまた、当該結合領域はレシピエントの首、頭、脚体またはその他の身体部位上に存在し得る。カプラー・サポート200が結合領域280上の位置にある場合、細長い部分221,222a及び222bは結合領域280にあるレシピエントの身体形状に一致するように曲がることができる。したがって、カプラー・サポート200は、レシピエントの体から移動され難くなり得、カプラー260を結合領域280の適切な部位により正確に配列させることができる。
結合領域280は、対応する複数の電極アセンブリー230(230a−jとして示されている。)が取り付けられる、複数の結合位置ないし部位281を含んでいる。一実施形態において、電極アセンブリー230は、電極アセンブリー・ペア230aと230b、230cと230d、230eと230f、230gと230h、及び230iと230jによって形成された5つの回路を備えた陰極/陽極ペアとして配置されている。一旦カプラー・サポート200がレシピエントの背中に配置されると、(240a−jとして示されている)各噛合せ部材240はその対応する電極アセンブリー230a−jに隣接して配置される。例えば、身体の縦方向軸271に近い電極アセンブリー230と結合されるべき噛合せ部材240は、カプラー・サポート200の中心軸270に近接して配置される。身体の縦方向軸271から遠く離れている電極アセンブリー230と結合されるべき噛合せ部材240は、カプラー・サポート200の中心軸270から遠く離れて配置される。したがって、カプラー260の多くは、そのカプラー260が接続されることになっている1つの対応する電極アセンブリー230に対して、その他のどの電極アセンブリーに対するよりも近接して配置される。その結果、従事者は、カプラー260を正しくない電極アセンブリー230にリンクしないようになるであろう。
図25は、噛合せ部材240a−jの上部が見えるように、カプラー260が取り除かれたカプラー・サポート200の平面図である。当該実施形態の一側面において、噛合せ部材240a−jは、対応するカプラー260がどの回路に接続されるのかを示すように、マークを付けられうる。例えば、噛合せ部材240aと240bは、それらの噛合せ部材から取り除かれたカプラー260がレシピエントに接続されて回路番号「1」を形成することを示すために、数字「1」で印をつけられることができる。その配置の利点は、回路番号「1」が不完全又は不備であることを制御装置62(図9)が示す場合に、従事者が潜在的に不完全なカプラー260のフィールドを噛合せ部材240aと240bから取り除かれた2つのカプラー260まで容易に縮小することができるということである。
当該実施形態の別の側面において、カプラー・サポート200は、従事者が正確な結合部位281にカプラー260を取り付けるのをさらに援助するために他の特徴を含むことができる。例えば、従事者が、対応するカプラー260a、260b(図24)を適切な結合部位281a、281bへ接続し易くなるように、噛合せ部材240aは中心軸270の右側にオフセットされ得、噛合せ部材240bは中心軸270の左側にオフセットされ得る。当該実施形態の更なる側面において、中心軸270の右側に置かれた噛合せ部材240a、240e、240f、240i及び240jは、中心軸270の左側に置かれた噛合せ部材240b、240c、240d、240g及び240hと異なった色を有し得る。図24及び図25において示されてもいるように、カプラー・サポート200の全面的な形状、そして特に、噛合せ部材240の位置によって規定されたアウトラインは、結合部位281の位置によって規定されたアウトラインに全体的に類似している。他の実施形態において、例えば、カプラー・サポート200が、レシピエントの脚、首又は頭にそれらの部分への治療目的のために留まるように構成されている場合、該噛合せ部材によって規定されるアウトラインは該結合部位によって規定されるアウトラインに相当することもできる。それらの実施形態のうちの何れにおいても、噛合せ部材240の相対的な縦方向及び横方向の位置は、レシピエントの体の上の結合部位281の相対的な縦方向及び横方向の位置に、少なくとも概略的に対応することができる。
さらに従事者を援助するために、カプラー・サポート200は整列フィーチュア229(第1整列フィーチュア229a及び第2整列フィーチュア229bとして示されている。)を含むことができる。従事者は、カプラー・サポート200をレシピエントの体の上に配置する場合、整列フィーチュアを対応する結合部位281gと281iとに整列させることにより、整列フィーチュア229をカプラー・サポート200の適切なポジショニングのために使用することができる。他の実施形態において、カプラー・サポート200は、他の結合部位に関連する追加的な整列フィーチュアを含むことができ、あるいは整列フィーチュア229は省略されても良い。
図26は、本発明の別の実施形態による噛合せ部材340を備えた横方向に細長い部位322aを有している、カプラー・サポート300の一部の上部等角図面である。カプラー・サポート300の全体的な形状は、図23−25に関して上述されたのと概して類似し得る。当該実施形態の一側面において、噛合せ部材340は、図23に関して上述されたカプラー260又は図4−8に関して上述されたカプラー60のような、カプラーのハウジングを受け容れるように配置されたアパーチャ341を含むことができる。当該実施形態の尚も更なる側面において、噛合せ部材340は、カプラー60の掛け釘70(図5)を受け容れるように配置された1組の入口溝342を含むことができる。一旦掛け釘70が入口溝342へ挿入されたならば、掛け釘70を横方向のロックスロット343へ動かすために、カプラー60は時計回りに回転されることができる。したがって、その構成の利点は、確実に、けれども取外し可能に、カプラー60を噛み合わせることができるということである。
図27は、本発明の別の実施形態による噛合せ部材440を備えた横方向に細長い部位422aを有しているカプラー・サポート400の一部の上部等角図である。当該実施形態の一側面において、噛合せ部材440は、わに口クリップのような、クランプカプラー460を受け容れるように構成されたアパーチャ441を含むことができる。クランプカプラー460は、深経皮的な鍼治療針402又は別の深経皮的経皮的な器具に直接に取り付けられることができる。クランプカプラー460が針402に取り付けられていない場合、それは、ケーブルのような電気的なリンク450に接続されたまま、アパーチャ441の中に取外し可能に配置され得る。図28において示されている別の構成では、カプラー・サポート400は、柱形状の噛合せ部材440aを含むことができる。当該実施形態の一側面において、カプラー・サポート400に対するカプラー460をサポートするために、クランプカプラー460は噛合せ部材440aに留められることができる。
図27及び図28に関して上述された実施形態の一側面において、クランプカプラー460は、図22に関して上述された電極102のような、深経皮的な電極に取り付けられることができる。あるいは、カプラー460(又はその他のカプラー)は経皮的な電気的な神経刺激装置に取り付けられることができる。(図29において示されている)更に別の実施形態において、クランプカプラー660は、パッチ電極又は英国サウス・クロイドンのSLE社から入手可能なタイプのEMG針電極630のような、診断用電極に留めることができる。複数のカプラー660(それらのうちの1つは図29の中で示されている。)は、図23及び/又は図11に関して上述されたのと全体的に類似している構成において、(図29において図式的に示された)サポート600に接続されることができる。サポート600は、ケアユニット690まで繋がっている束リンク651と接続されることができる。ケアユニット690は、カプラー660に電気信号を提供するのでなく、カプラー660から電気信号を受け取る診断用器機を含むことができる。したがって、サポート600は、従事者が複数のカプラー660を正確な対応電極630に合わせるのを支援することができる。
図30は、本発明の別の実施形態による、従事者がレシピエントの複数の結合部位に薬剤を伝えるのを援助することができるカプラー・サポート700の部分的に図式的な図である。したがって、カプラー・サポート700は、一定の長さのドラッグ・デリバリー管のような、複数の薬剤リンク750(そのうちの1つは図30の中で示されている)を含むことができる。各リンク750は、レシピエントに挿入される針又は他のドラッグ・デリバリー器具730に取り付けるためのカプラー760を含むことができる。個々の薬剤リンク750は、ケアユニット790に接続される束リンク751を形成するために、ともに束ねられることができる。ケアユニット790は、カプラー・サポート700とレシピエントに液体の薬剤を提供するポンプ、ドリップバッグ又はその他の組合せを含むことができる。
図11と図23−30に関して上述されたカプラー・サポートの構成に係る実施形態の特徴は、適切な結合位置へ隣接してカプラーを配置するように、該サポートが構成されているということである。したがって、比較的未熟な従事者を含め、従事者は、正しくない結合位置にカプラーを接続し難くなる。当該構成の利点は、該カプラーが、より信頼性が高く且つ/又はより効果的な治療及び/又は診断に役立つ情報を提供することができるということである。更に別の利点は、従事者がレシピエントにより迅速にカプラーを接続することができ、従事者が治療及び/又は診断に役立つ情報を提供することができる効率性を増加させることができるということである。
上述されたカプラー・サポートの実施形態の尚も別の利点は、単一のサポートが広範囲の利用に適応することができるということである。例えば、上論されたように、単一のサポートは、約4.5フィートから約6.5フィートの高さのレシピエントに利用されることができる。単一のカプラー・サポートは、種々様々の体形を有しているレシピエントに使用することもできる。さらにまた、単一のカプラー・サポートは、様々な姿勢を有しているレシピエントに配置されることができる。例えば、単一のカプラー・サポートは、カプラーが適切な結合位置に接続されたまま、レシピエントが俯いているか、屈んでいるか、いくぶん直立しているかに関わらず、レシピエントの背中に留まることができる。
図31は、本発明の実施形態に従って形成された取付具202を取り付けられた横向きに寝ているレシピエント上に、適切に配置されたカプラー・サポート200を示す、いくぶん図式的な側面等角図である。明瞭さの観点から、カプラー・サポート200は、カプラー260のない状態で図31において図式的に示されている。当該実施形態の一側面において、カプラー・サポート200の中心軸270は、レシピエントの結合領域280へ隣接してカプラー・サポート200を配置するために、(背骨のような)身体の縦方向軸271と一直線となっている。結合領域280は、(図24において示されているように)レシピエントの背中に位置され得、あるいはその代わりに、結合領域280はレシピエントの首、頭、脚又はその他の身体のー部上に存在し得る。
当該実施形態の別の側面において、取付具202は、第1方向に第1の横に細長い部位222aから伸びる第1アタッチメント部203aと、該第1方向と反対の第2方向に第1の横に細長い部位222aから伸びる第2アタッチメント部203bと、を含んでいる。他の実施形態において、アタッチメント部203は、カプラー・サポート200の他の部分から伸びるものであっても良い。例えば、ある別の実施形態では、取付具202は、第2の横に細長い部位222b又は軸方向に細長い部位221から伸びることができる。
当該実施形態の更に別の側面において、アタッチメント部203は、レシピエントの胴の対向面の周りに少なくともいくぶんか伸びるように構成された可撓性部材になりえて、また、レシピエントの周囲に連続的なループを形成し且つカプラー・サポート200をしっかりと固定するために、解放可能に互いに噛み合うように構成された遠位端部205(第1遠位端部205aと第2遠位端部205bとして示されている)を含むことができる。この実施形態の更に別の側面において、遠位端部205は、解放可能に相互にくっつき合うヴェルクロ(Velcro:登録商標)を含むことができる。他の実施形態においては、他の噛み合わせフィーチュアが、解放可能にアタッチメント部203を一緒に接続するために使用され得る。例えば、他の実施形態では、従来のバックル、ホック、スナップ又はラッチ機構が使用され得る。更に別の実施形態では、遠位端部205は、カプラー・サポート200をしっかりと固定するために、レシピエントの前でともに結ばれても良い。
図32は、本発明の別の実施形態に従って形成された取付具206を取り付けられた横向きに寝ているレシピエント上に適切に保持されたカプラー・サポート200の部分的に図式的な側面等角図である。明瞭さの観点から、カプラー・サポート200は、カプラー260のない状態で図32において図式的に示されている。その実施形態の一側面において、取付具206は、レシピエントの周囲にずっとは伸びないアタッチメント部207(第1アタッチメント部207aと第2アタッチメント部207bとして示されている)を含むことができる。代わりに、アタッチメント部207は、レシピエントの周囲の一部のみに伸長し、カプラー・サポート200を適切に配置するためにレシピエントを軽く圧迫するように構成されている。例えば、一実施形態において、アタッチメント部207は、従事者が特定のレシピエントの周囲に適合するように容易に曲げたり形作ったりできる変形可能な金属部材又は他の素材を含むことができる。他の実施形態では、アタッチメント部207は、レシピエントへの取付けのための他のフィーチュアを含むことができる。例えば、他の一実施形態では、アタッチメント部207は、カプラー・サポート200を適切に固定するために、レシピエントに解放可能に粘り着く粘着性の支持物を含むことができる。
取付具206と取付具202(図31)は、何れも、説明目的のためにのみ、カプラー・サポート200と伴に示されている。したがって、それらの取付具は両方とも、カプラー・サポート200の構成と異なる構成を有する他のカプラー・サポートを配置するために使用され得る。そのようなカプラー・サポートは、例えば、図33−37に関して下記に述べられるカプラー・サポートを含むことができる。
図31及び図32に関して上述された取付具202、206の実施形態の一特徴は、それぞれが、結合領域が傾斜面に位置する場合であっても、カプラー・サポート200をレシピエントの結合領域へ隣接して固定することができるということである。その特徴の利点は、それが、従事者が、カプラー・サポート200がレシピエントから落ちて治療処置を中断させることなく、傾いたレシピエントへ治療を施すことを可能にするというとである。
図33は、本発明の別の実施形態によるカプラー260をサポートないし伴うカプラー・サポート350の上部等角図である。当該実施形態の一側面において、カプラー・サポート350は、サポート部材360と、サポート部材360のカプラー位置に配置された10個の噛合せ部材370と、を含んでいる。当該実施形態の別の側面において、カプラー・サポート350は、全体的にU字型をしており、第2の細長い脚部361bから一定間隔離れた第1の細長い脚部361aとして図33において示されているように、2つの脚部361を含んでいる。脚部361は、サポート部材360の中心軸390の対向する側から少なくとも部分的に対面するように配置され得る。
図33において図示されたカプラー・サポート350の多くの側面は、図23、図24及び図25に関して上述されたカプラー・サポート200の対応する側面と、構造及び機能の点において少なくとも全体的に類似し得る。例えば、噛合せ部材370の各々は、円柱又は柱形状を有することができ、カプラー260の下を向いているアパーチャの中に取外し可能に受け容れることができる。加えて、カプラー・サポート350は、サポート部材360と各カプラー260との間に伸びるリンク380を含むことができる。リンク380は、カプラー260及びカプラー260が取り付けられるであろう患者ないしレシピエントに電気信号を送るために、電気的なケーブルを含むことができる。図23−25のカプラー・サポート200に関して上記において説明されたように、異なるリンク380は、対応するカプラー260がレシピエントの適切な位置に合わせられることを可能にするために、異なる長さを有することができる。他の実施形態では、しかしながら、各長さが、各カプラー260がレシピエントの所望の位置に届くのに十分である限り、各リンク380は同じ長さを有していても良い。
リンク380が電気的なケーブルを含んでいる場合、各リンク380は対応する挿入取付ポート363でサポート部材360に入ることができる。その後、リンク380は、サポート部材360の中に形成されたケーブル・チャネル312(図35A−35Cでより詳細に示される)を通り抜けることができる。リンク380は出口取付ポイント366でサポート部材360を出ることができる。図35A−35Cに関して下記でより詳細に記述されるように、一実施形態において、サポート部材360は、ケーブル・チャネル312を含んでいる上部310と、サポート部材360内にリンク380を埋め込むためにケーブル・チャネル312上に成形された低部311と、を含むことができる。リンク380は、電気的なポテンシャル源に連結する電気的なコネクター352に取り付けられ得る束リンク351を形成するために、ともに束ねられ得る。
当該実施形態の更に別の側面において、サポート部材360の形状と、サポート部材360上の噛合せ部材370の位置は、従事者が、レシピエントの身体上の正確な対応する結合部位に各カプラー260を接続するのを援助するように構成されることができる。例えば、カプラー・サポート350がレシピエントの首か頸部への電気治療を施すように構成されている場合、脚部361は身体の縦方向軸271の反対側のレシピエントの頭に向かって伸長することができる。その構成において、カプラー・サポート350は全体的に、そして脚部位361は特に、レシピエントにカプラー260を取り付ける操作を邪魔しないように、レシピエントの首部分上の対応する結合部位と一定間隔離されて配置されている。例えば、一実施形態において、各脚部361は約8.0インチ+/−1.0インチの長さを有することができ(中心軸390が脚部位361と交差する場所から測定した場合)、脚部361は約6.0インチ+/−1.0インチだけ互いに離されて配置され得る。他の実施形態では、脚部位361は他の長さを有していても良く、異なる距離だけ互いに離されて配置されても良い。例えば、別の実施形態では、各脚部位361は約12.0インチ+/−1.0インチの長さを有することができ、脚部361は約8.0インチ+/−1.0インチだけ互いに離されて配置され得る。それらの何れの実施形態においても、各カプラー260は、サポート部材360上に存在する場合、図34に関してより詳細に下記で述べられるように、従事者が正確な結合部位に各カプラーを接続するのを援助するために、レシピエントの頸部上のその対応する結合部位に少なくとも隣接して配置され得る。
図34は、レシピエントの結合部位近くに配置された図33のカプラー・サポート350(幻影ラインで示されている)の部分的に図式的な上部等角図である。明瞭となるべく、カプラー・サポート350は、図34においてカプラー260のない状態で図式的に示されている。当該実施形態の一側面において、レシピエントの結合領域382へ隣接してカプラー・サポート350を配置するために、カプラー・サポート350の中心軸390は身体の縦方向軸271と一直線となっている。結合領域382は、レシピエントの首や背中の上部、あるいは頸部(図34の中で示されているように)上に存在しうる。あるいはまた、結合部分382は、レシピエントの腰、頭、脚又はその他の身体部上に存在しうる。カプラー・サポート350が結合領域382上の位置にある場合、脚部361は、結合領域382へ隣接したレシピエントの頸部の形状に一致するように屈曲することができる。したがって、カプラー・サポート350はレシピエントの身体から移動され難く、複数のカプラー260を結合領域382のそれらの適切な結合位置に隣接してより正確に整列させることができる。
結合領域382は、対応する複数の電極アセンブリー330(330a−jとして示されている)がレシピエントに取り付けられる複数のサイトないし結合位置381(381a−jとして示されている)を含んでいる。当該実施形態の一側面において、電極アセンブリー330は、図24に関して上述された電極アセンブリー230と、構造及び機能の点において少なくとも全体的に類似し得る。他の実施形態では、他のアセンブリーが使用され得る。例えば、他の実施形態では、図27−29に関して上述されたのと全体的に類似している電極アセンブリー、あるいは図30に関して上述されたのと全体的に類似している深経皮的な中空針アセンブリーが、結合位置381でレシピエントに取り付けられ得る。アセンブリーが電極を含んでいる実施形態では、電極アセンブリー330は、電極アセンブリー・ペア330aと330b、330cと330d、330eと330f、330gと330h、及び330iと330jによって形成された5つの回路を備えた陰極/陽極ペアとしてアレンジされ得る。
一旦カプラー・サポート350がレシピエントの背中の上部上に配置されると、各噛合せ部材370(370a−jとして示されている)は、その対応する電極アセンブリー330a−jに隣接して配置される。例えば、レシピエントの首に近接して配置された電極アセンブリー330に対応するところの噛合せ部材370は、脚部361の遠位端部に配置される。レシピエントの首から遠くに配置された電極アセンブリー330に対応するところの噛合せ部材370は、出口取付ポイント366に隣接した脚部361に配置される。組合せの結果、カプラー260(図33)の多くは、他の何れの電極アセンブリー330に対するよりも、特定のカプラー260が接続されるべき1つの対応する電極アセンブリー330に対して、より近接して配置される。したがって、従事者は、カプラー260を混同してしまったり、あるいはカプラー260を正しくない電極アセンブリー330にリンクしてしまったりし難くなるであろう。
図35A−Cは、本発明の実施形態によるサポート部材360(図33)又はその他の柔軟なキャリアを製造する方法を図示する一連のモールド・アセンブリーの断面端面図である。以下の議論は、説明目的のためにサポート部材360を参照するものであるが、記述された方法は、弾性のキャリアのような、柔軟な外部ボディ内に電線やケーブルのような1つ又はそれを超える可撓性部材が埋め込まれる他の用途において使用することができる。
まず図35Aに関し、当該実施形態の一側面において、サポート部材360の上部310は、第1モールド部325及び第2モールド部326を有する第1モールド・アセンブリー324を使用して形成することができる。第1モールド部325は、上部310の外部輪郭を含んでいる断面形状328を有することができる。第2モールド部326は、ケーブル・チャネル312のような、上部310の内側輪郭を含んでいる断面形状338を有することができる。当該実施形態の別の側面において、上部310の内側輪郭は、ケーブル・チャネル312に関して少なくとも部分的に内部へ伸びる2つのヘリ313を含んでいる。図35Cに関してより詳細に説明されるように、ヘリ313は、成形過程中にケーブル・ハーネス358をケーブル・チャネル312内に保持するのを支援することができる。他の実施形態では、ヘリ313は省略されることができます。サントプレーン(Santoprene:登録商標)のような、硬化処理されておらず、低ジュロメーターで、バイオ互換の熱可塑性エラストマー材料327、又は他の弾性若しくは非弾性の素材からなる第1部は、上部310を形成するために、第1モールド部325と第2モールド部326との間の穴に注入され得る。材料327の第1部が部分的に硬化した後、第1モールド部325及び第2モールド部326は互いに分離され得、上部310は第1モールド・アセンブリー324から取り除かれ得る。ここに使用されたように、硬化するとは、材料327の少なくとも部分的に強固になることを広く意味し、材料327の性質に依存して多くの異なる方法で達成され得る。例えば、実施形態の一側面において、材料327は、部屋の温度及び/又は圧力で硬化することができる。別の実施形態では、材料327は、高くされた温度及び/又は圧力で硬化することができる。さらに別の実施形態では、材料327は、他の条件下で硬化することができる。
次に図35Bに関し、上部310は、第2モールド・アセンブリー329の第3モールド部346の中に配置され得る。当該実施形態の一側面において、第3モールド部346は、第一モールド部325(図35A)の断面形状328に少なくともほぼ類似している断面形状347を有している。当該実施形態の別の側面においては、しかしながら、断面形状347は断面形状328よりわずかに小さく、その結果、第3モールド部346に配置されたときにエラストマー材料327の上部310を第3モールド部346の表面348より上に少しだけ出させる。上部310が第3モールド部346に配置された後、ケーブル・ハーネス358(例えば図33の束リンク351と各リンク380を含むことができる)がケーブル・チャネル312に配置され得る。第4モールド部349はその後第3モールド部346上に配置され、エラストマー材料327の上部310を圧縮して第3モールド部346に詰め込むために表面348に対して押し当てられ得る。
次に図35Cに関し、当該実施形態の更に別の側面において、第4モールド部349がひとたび第3モールド部346と一緒になると、サポート部材360の低部311を形成するために、第2部の硬化処理されていない熱可塑性のエラストマー材料327又はその他の材料が、第2モールド・アセンブリー329に注入され得る。上部310を第4モールド部349に逆らって圧縮することは、該第2部の材料327が注入・硬化される際に、該第2部の材料327をケーブル・チャネル312に含み入れるのを助ける。加えて、ヘリ313は、当該プロセルのこの部分が行われている間、ケーブル・ハーネス358をケーブル・チャネル312に保持するのを支援することができる。第2部の材料327が少なくとも部分的に硬化した後、第3及び第4のモールド部346、349は分離され得、サポート部材360は第2モールド・アセンブリー329から取り除かれ得る。
他の実施形態においては、他の方法がサポート部材360(図33)を製造するために使用され得る。例えば、一実施形態において、サポート部材360の上部310および低部311は、単一のモールド・アセンブリーを使用して形成され得る。当該実施形態の一側面において、上部310は、図35Aに関して上記で説明されたような第1モールド・アセンブリー324で作られる。該上部が部分的に硬化した後、第2モールド部326は第1モールド部325から分離され、第2モールド部326がサポート部材360の上部310から抜き取られる。第4モールド部349がその後第1モールド部325に対して当接され得、第2部の材料327が、図35Cに関して上記で説明されたように、低部311を形成するためにケーブル・チャネル312に注入され得る。当該実施形態の別の側面において、第2部の材料327の漏出を防ぐための上部310の圧縮は、多くの方法で提供され得る。そのような1つの方法は、第4モールド部349が第1モールド部325と一緒にされたときに、下方へ伸びて上部310を圧縮する突出する部分を第4モールド部349に提供することである。別の方法は、第1モールド部325の上部表面上に、上部310が形成された後取り除くことができるシムかスペーサーを提供することである。スペーサーの除去は、上部310を第1モールド部325よりわずかに上に出させるであろう(第3モールド部に関して図35Bにおいて示されたように)。その結果、第4モールド部349を第1モールド部325へのくっつけることは、上部310を圧縮しシールを提供するであろう。
当該実施形態のさらに別の側面において、上部310と低部311は、低ジュロメーター、バイオ互換で熱可塑性のエラストマー材料を用い、上記に概説された方法を使用することによって形成されることができる。例えば、一実施形態において、上部310および低部311は、約55ショアAから約87ショアA、又は約40ショアDから約50ショアDまでのジュロメーターを有している弾性材料を使用して形成され得る。別の実施形態では、上部310と低部311は、約73ショアAのジュロメーターを有するサントプレーン(Santoprene:登録商標)を使用して形成され得る。更に別の実施形態では、もっと別の硬度/軟度特性を有するその他の素材が使用され得る。
図35A−Cに関して上述された製造方法の実施形態の1つの特徴は、ケーブル・ハーネス358が成形過程中にケーブル・チャネル312内に捕捉されるということである。その特徴の1つの利点は、熱可塑性エラストマーがモールド・アセンブリーに注入される際に、ケーブル・ハーネス358がストレッチ若しくは屈曲し、又は「表面処理」されることから防ぐということである。表面処理の語は、ケーブル・ハーネス358又はその他の可撓性部材がモールド・アセンブリーの中で、モールド面の位置へ又はモールド面の近くの位置へ動く状況について記述するものである。そのような表面処理は、ケーブル・ハーネス358の幾つかの部分を露出又は幾分非保護状態にし、各リンク380の1つ又は複数の早期の損耗又は衰弱に帰着する。当該特徴の更に別の利点は、各リンク380を整理するが、サポート部材360が配置される不均一の表面に各リンク380が柔軟に適合することを尚も可能にする保護的方法で、上部310内にケーブル・ハーネス358が埋め込まれるということである。
図36は、本発明の実施形態に従って形成され、真直ぐ又はやや真直ぐな姿勢のレシピエントに配置されたカプラー・サポート365の部分的に図式的な側面等角図である。当該実施形態の一側面において、カプラー・サポート365は、図33及び図34に関して上述されたサポート部材360の細長い脚部361に構造及び機能において少なくとも全体的に類似している細長い脚部364を有しているサポート部材366を含んでいる。当該実施形態の別の側面において、しかしながら、サポート部材366は、レシピエントの肩に一致するように脚部364が曲げられ且つ/又は形作られることを可能にする変形可能な部材367を含んでいる。そのように脚部364を形成することは、カプラー・サポート365が、図34に関して上述された結合領域382のような結合領域へ隣接してレシピエントの肩に乗ることを可能にする。当該特徴は、例えば、レシピエントが真直ぐ若しくはやや真直ぐ、又は着席又は直立姿勢にあるときでさえ、図34に関して上述された方法で従事者がカプラー・サポート365を使用することを可能にする。
図37は、図36におけるライン37−37に沿って実質的に取得された図36のサポート部材366の断面端面図である。当該実施形態の一側面において、サポート部材366は、上部410、低部411及びケーブル・チャネル412に位置したケーブル・ハーネス458を含んでいる。サポート部材366のそれらの特徴は、図33および図35A−Cに関して上述されたサポート部材360の対応する特徴と、構造、機能及び形成において少なくとも全体的に類似し得る。当該実施形態の別の側面において、サポート部材366の変形可能な部材367は、ケーブル・ハーネス458を備えたケーブル・チャネル412に配置され得る。他の実施形態では、変形可能部材367は、サポート部材366の他の部位に埋め込まれ得る。例えば、ある他の実施形態では、図37において幻影ラインによって示されているように、変形可能な部材367は上部410に成形され得る。
当該実施形態のさらに別の側面においては、変形可能部材367は、上部410と低部411のジュロメーターより大きなジュロメーターを備えた弾性ジャケット459を有する変形可能なワイヤー又はその他の変形可能な部材を含むことができる。例えば、一実施形態において、上部410および低部411は約73ショアAのジュロメーターを有することができ、ジャケット459は約87ショアAのジュロメーターを有することができる。他の実施形態では、他の硬度/軟度特性を有する他の素材が、ジャケット459、上部410および低部411に使用され得る。ジャケット459にサポート部材366の周囲の材料より大きなジュロメーターを提供することは、変形可能部材367がレシピエント上で適合するように特定の形状へ曲げられたり傾けられたりされた場合に、変形可能部材367がサポート部材366を突き抜けたり、そうでなければ損傷したりするのを防ぐことができる。更に別の実施形態では、各リンク380及び/又はケーブル・ハーネス358は、サポート部材366の周囲の材料より高度のジュロメーターの弾性ジャケットを備えられ得る。
当該実施形態の更に別の側面では、変形可能な部材367は、銅、スチール又はアルミニウムのような展性のある金属を含むことができる。例えば、一実施形態では、変形可能部材367は、約.040インチから約.064インチの直径を有している焼きなまされた302又は304ステンレス鋼ロッドを含むことができる。他の実施形態では、変形可能部材367は、非金属でプラスチック材料のような他の素材を含むことができる。当該実施形態の更に別の側面では、ジャケット459は、約10インチから約20インチの外部直径を有することができる。例えば、一実施形態では、ジャケット459は、約15インチの外部直径を有することができる。他の実施形態では、該ジャケットは、他の直径を有することができ、あるいは省かれ得る。図示された実施形態の変形可能部材367は、銅、スチール若しくはアルミのワイヤ又は環伏に断面積を有するその他の要素のようなワイヤーとして示されているが、他の実施形態では、他の変形可能な素材が使用され得る。例えば、他の実施形態では、変形可能部材367は、焼きなまされた鋼又はアルミニウムのような、平らな又は長方形の1片の展性のある金属を含むことができる。更に別の実施形態では、変形可能部材367は、その他の変形可能な素材を含むことができる。
図38は、レシピエントの背中の下辺りの結合領域384へ隣接して配置された図33のカプラー・サポート350(幻影ラインで示されている)の部分的に図式的な上部等角図である。明瞭となるために、カプラー・サポート350は、図38においてカプラー260(図33)のない状態で図式的に示されている。結合領域384は、対応する複数の電極アセンブリー330(330a−jとして示されている)がレシピエントに取り付けられ得る複数のサイト又は結合位置383(383a−jとして示されている)を含んでいる。一旦カプラー・サポート350が該レシピエントの背中の低い部分上に配置されると、各噛合せ部材370(370a−jとして示されている)はその対応する電極アセンブリー330a−jに隣接して配置される。その結果、カプラー260の多くは、その特定のカプラー260が接続されることになっている1つの対応する電極アセンブリー330に対して、他のどの電極アセンブリー330に対するよりも、より近接して配置される。したがって、従事者は、カプラー260を混同してしまったり、カプラー260を正しくない電極アセンブリー330にリンクしたりし難くなる。
以上より、本発明の特定の実施形態が説明目的のためにここに記述されたものの、種々の変形が本発明の思想及び範囲から離れることなく為され得ることが認識されるであろう。例えば、該カプラーは、電極のような中間デバイスに接続されることなく、該レシピエントに直接に接続され得る(つまり、該電極は該カプラーに一体化され得る。)。サポート部材のカプラー位置は、柱若しくはカラム、アパーチャ、又は取外し可能に該カプラーを伴うその他のフィーチュアを含むことができる。したがって、本発明は、添付されたクレームによる場合を除き、制限されるものでない。


本発明の上記実施形態に対する変形は、当該技術において熟練している者にとっては明白となろう。例えば、発明の側面は、患者に電流を伝えるために電極が使用される深経皮的な電気治療の文脈において記述されたが、発明の特徴は、医学のモニタリング及び/又は診断のために設計された電極と共に使用されてもよい。さらに、この発明の特徴は、液体の搬送及び/又は抽出針のような、患者に対して電流を送り又は患者から電流を受け取る目的で使用されない、鍼治療針又はその他の針とともに使用されても良い。
図1A−Gは、本発明の1つの実施形態による深経皮的な電気治療装置を図式的にレンダリングした図面である。図1Aは、電極が展開されないで未挿入状態にある場合における、挿入アセンブリーの電極及び角度を示すものである。 図1Bは、展開中だが、患者の組織の中へ挿入する前にある、図1Aの挿入アセンブリーの電極及び角度を示すものである。 図1Cは、展開中で、患者の組織の中へ電極を挿入中の、図1Aの挿入アセンブリーの電極及び角度を示すものである。 図1Dは、患者の組織に挿入された、図1Aの電極を示すものである。 図1Eは、深経皮的な電気治療を提供するために制御装置に取り付けられた、図1Aの電極を示すものである。 図1Fは、畳む途中だが、患者の組織から電極を取り除く前の、図1Aの挿入アセンブリーの電極及び角度を示すものである。 図1Gは、畳む途中で、患者の組織から電極の鋭点を取り除いた後の、図1Aの電極及び鋭点保護アセンブリーを示すものである。 図2A−Eは、本発明の別の実施形態による深経皮的な電気治療装置を図式的にレンダリングしたものである。図2Aは、電極が非展開かつ非挿入状態にある、挿入アセンブリーの電極及び角度を備えた深経皮的な電気治療装置を示すものである。 図2Bは、電極が展開中であるが挿入前にある、図2Aの深経皮的な電気治療装置を示すものである。 図2Cは、電極が展開されて挿入された状態にある、図2Aの深経皮的な電気治療装置を示すものである。 図2Dは、電極を畳み込む際の、図2Aの深経皮的な電気治療装置を示すものである。 図2Eは、電極が畳み込まれた後の、図2Aの深経皮的な電気治療装置を示すものである。 図3は、腰痛を治療するための深経皮的な神経修飾療法で使用される電極モンタージュを示すものである。 図4は、本発明の更に別の実施形態による挿入アセンブリーの電極及び角度の展開断面図である。 図5は、図4の実施形態の部分的な展開正面図である。 図6は、挿入アセンブリーの電極及び角度並びにカプラーを示す図4の実施形態の正面図である。 図7は、挿入アセンブリーの電極及び角度並びにカプラーを示す図4の実施形態の断面図である。 図8は、患者の組織の中へ電極を挿入する前の、挿入アセンブリーの電極及び角度と一緒になっているカプラーを示す図4の実施形態の断面図である。 図9は、電極が展開され挿入された状態の図4の実施形態の断面図である。 図10は、部分的に展開されたが未挿入状態の電極により腰痛を治療するために、図4の実施形態を使用するためのモンタージュを示すものである。 図11は、電極挿入段階の初めにある図10の電極モンタージュを示すものである。 図12は、患者に電気治療を提供するために、電極が展開され、挿入され、制御装置に取り付けられた状態にある図10の電極モンタージュに示すものである。 図13は、本発明のさらに別の実施形態の電極導入器及び挿入アセンブリーの角度の展開図である。 図14は、図13の導入器及び挿入アセンブリーの角度の部分的な断面図である。 図15は、図13の導入器及び挿入アセンブリーの角度の断面図である。 図16は、図13の導入器及び挿入アセンブリーの角度のギヤー・アセンブリーの正面図である。 図17は、PNTを使用して腰痛を治療するために使用されるモンタージュにおける図13−16の実施形態の電極アセンブリーの一部を示すものである。 図18は、電極を展開させる過程における図13の導入器を示す正面図である。 図19は、電極挿入前の、電極を展開させる過程における図13の導入器を示す断面図である。 図20は、電極挿入中の、電極を展開させる過程における図13の導入器を示す断面図である。 図21は、これまた電極挿入中の、電極を展開させる過程における図13の導入器を示す断面図である。 図22は、図13−16の実施形態の挿入された電極アセンブリーの断面図である。 図23は、本発明の実施形態によるカプラー・サポートの部分的に図式的な上部等角図である。 図24は、本発明の他の実施形態によるレシピエントの背中に配置されたカプラー・サポートの部分的に図式的な上部等角図である。 図25は、本発明の他の実施形態による結合位置の近くに配置されたサポート部材の部分的に図式的な平面図である。 図26は、本発明の他の実施形態によるカプラーをサポートするように構成されたカプラー・サポートの一部の上部等角図である。 図27は、本発明の更に別の実施形態によるクランプ・タイプ・カプラーを受け容れるように構成されたアパーチャを有するカプラー・サポートの一部の上部等角図である。 図28は、本発明の更に別の実施形態によるクランプ・タイプ・カプラーによって留められるように構成された柱を有するカプラー・サポートの一部の上部等角図である。 図29は、本発明の更に別の実施形態による診断用情報を得るカプラーをサポートするように構成されたカプラー・サポートを含んでいる配置構成の部分的に図式的な図である。 図30は、本発明の更に別の実施形態による液状の薬剤を施す複数のカプラーをサポートするように構成されたカプラー・サポートを含んでいる配置構成の部分的に図式的な図である。 図31は、横に寝ているレシピエントにカプラー・サポートを配置する本発明の実施形態に従って構成された取付具を有するカプラー・サポートの部分的に図式的な側面等角図である。 図32は横に寝ているレシピエントにカプラー・サポートを配置する他の実施形態に従って構成された取付具を有するカプラー・サポートの、部分的に図式的な側面の等角図である。 図33は、レシピエントに配置された本発明の他の実施形態に従って形成されたカプラー・サポートの上部の等角図法である。 図34は、レシピエントの背中の結合位置の近くに配置された図33のカプラー・サポートの部分的に図式的な上部等角図である。 図35A−Cは、本発明の実施形態に従ってサポート部材又はその他の柔軟なキャリアを製造する方法を図示するモールド・アセンブリーの断面端面図である。図35Aは、本発明の実施形態に従ってサポート部材又はその他の柔軟なキャリアを製造する方法を図示するモールド・アセンブリーの断面端面図である。 図35Bは、本発明の実施形態に従ってサポート部材又はその他の柔軟なキャリアを製造する方法を図示するモールド・アセンブリーの断面端面図である。 図35Cは、本発明の実施形態に従ってサポート部材又はその他の柔軟なキャリアを製造する方法を図示するモールド・アセンブリーの断面端面図である。 図36は、レシピエントの頚部領域へ隣接して配置された本発明の更に別の実施形態に従って形成された変形可能なカプラー・サポートの部分的に図式的な側面の等角図である。 図37は、図36のライン37−37に沿って実質的に取得された図36のサポート部材の断面端面図である。 図38は、レシピエントの背中の下辺りの結合領域へ隣接して配置された図33のカプラー・サポートの部分的に図式的な上部等角図である。
符号の説明
260 カプラー
350 カプラー・サポート(カプラーをサポートする器具)
360 サポート部材(U字型サポート部材)
361a 第1の細長い脚部(第1カプラー・サポート部)
361b 第2の細長い脚部(第2カプラー・サポート部)
381a−j 結合位置

Claims (50)

  1. 治療措置及びレシピエント・モニタリングの少なくとも1つがなされる際に、レシピエントの身体の少なくとも第1及び第2の結合位置に取外し可能に結合するために、少なくとも第1及び第2のカプラーをサポートする器具であって、
    該器具は、該レシピエントに留まるように構成されたU字型サポート部材を備え、
    該U字型サポート部材は、該U字型サポート部材の第1脚に配置された第1カプラー・サポート部と、該U字型サポート部材の第2脚に配置された第2カプラー・サポート部と、を有し、
    該第1カプラー・サポート部は、該レシピエントの該身体の該第1結合位置に近接して配置されるように構成され、該第1カプラーを取外し可能に伴い、
    該第2カプラー・サポート部は、該レシピエントの該身体の該第2結合位置に近接して配置されるように構成され、該第2カプラーを取外し可能に伴い、
    該U字型サポート部材は、該レシピエントの該身体に留まるときに、該第1及び第2結合位置から一定間隔離れていることを特徴とするカプラー・サポート器具。
  2. 該第1カプラー・サポート部は、該第1カプラーの、該第1カプラーが該第1カプラー・サポート部によって伴われる第1の伴われる位置と該第1カプラーが該レシピエントに対して該第1結合位置で効果的に結合される第1被結合位置との間の動き、に適合するように構成され、
    該第2カプラー・サポート部は、該第2カプラーの、該第2カプラーが該第2カプラー・サポート部によって伴われる第2の伴われる位置と該第2カプラーが該レシピエントに対して該第2結合位置で効果的に結合される第2被結合位置との間の動き、に適合するように構成されていることを特徴とする請求項1記載の器具。
  3. 該第1カプラー・サポート部で該サポート部材から延び出て、該第1カプラーと取り外し可能に噛み合うように構成されている第1噛合せ部材と、
    該第2カプラー・サポート部で該サポート部材から延び出て、該第2カプラーと取り外し可能に噛み合うように構成されている第2噛合せ部材と、
    を更に備えていることを特徴とする請求項1記載の器具。
  4. 該第1カプラーと、
    該第1カプラーと該サポート部材との間に繋がれる柔軟ケーブルと、
    を更に備え、
    該柔軟ケーブルは、該第1カプラーが、該第1カプラーが該第1カプラー・サポート部によって伴われる第1の伴われる位置と該第1カプラーが該レシピエントに対して該第1結合位置で効果的に結合される第1被結合位置との間を動くときに、該第1カプラーと該サポート部材との間に繋がれたままであることを特徴とする請求項1記載の器具。
  5. 該サポート部材は、該第1及び第2のカプラー・サポート部を含め、複数のカプラー・サポート部を含み、該第1及び第2のカプラー・サポート部よりも大きな数字を付与し、
    該複数のカプラー・サポート部の各々は、該レシピエントの対応する結合位置に近接して配置されるように構成され、
    該結合位置のアウトラインは第1形状を定義し、該カプラー・サポート部のアウトラインは該第1形状に少なくとも全体的に類似する対応する第2形状を定義することを特徴とする請求項1記載の器具。
  6. 該サポート部材は、該第1及び第2のカプラー・サポート部に少なくとも近接して延びている変形可能な部材を含み、
    該変形可能な部材は、第1形状から第2形状まで曲がることができ、曲げられた後にその形状を少なくとも維持するように形成されていることを特徴とする請求項1記載の器具。
  7. 治療措置及びレシピエント・モニタリングの少なくとも1つがなされる際に、レシピエントに取外し可能に結合するカプラーをサポートする器具であって、
    該レシピエントの身体に留まるように構成されたサポート部材を備え、
    該サポート部材は、中間部から遠くへ延び、相互に少なくとも向かい合う第1及び第2の細長い脚部を有し、
    該第1の細長い脚部は、該レシピエントの該身体上の第1結合位置に近接して配置されるように構成された第1カプラー・サポート部を有し、
    該第2の細長い脚部は、該レシピエントの該身体上の第2結合位置に近接して配置されるように構成された第2カプラー・サポート部を有し、
    該サポート部材の該第1カプラー・サポート部で第1カプラーに取外し可能に噛み合うように構成された第1噛合せ部材を備え、
    該第1カプラーは、該第1カプラーが該第1噛合せ部材によって噛み合わされる第1噛合い位置と該第1カプラーが該レシピエントに対して該第1結合位置で効果的に結合される第1被結合位置との間を動くことが可能であり、
    該サポート部材の該第2噛合い部で第2カプラーに取外し可能に噛み合うように構成された第2噛合せ部材を備え、
    該第2カプラーは、該第2カプラーが該第2噛合せ部材によって噛み合わされる第2噛合い位置と該第2カプラーが該レシピエントに対して該第2結合位置で効果的に結合される第2被結合位置との間を動くことが可能であり、
    該第1噛合せ部材は、該第1結合位置に対して、該第2噛合せ部材よりも近接して配置されるように構成されていることを特徴とするカプラー・サポート器具。
  8. 該第1結合位置で該レシピエントに挿入された深経皮的な電気プローブに接続されるように構成された電気的コンタクトを有する該第1カプラーと、
    該第1カプラーと該サポート部材との間に繋がれる柔軟ケーブルと、
    を更に備え、
    該柔軟ケーブルは、該第1カプラーが第1噛合い位置と第1被結合位置との間を動かされるときに、該第1カプラーと該サポート部材との間に繋がれたままであることを特徴とする請求項7記載の器具。
  9. 該第1結合位置で該レシピエントに挿入された深経皮的な電気プローブに接続されるように構成された電気的コンタクトを有する該第1カプラーと、
    該第1カプラーと該第1噛合せ部材に近接した該サポート部材の該第1の細長い脚部との間に繋がれる柔軟ケーブルと、
    を更に備え、
    該柔軟ケーブルは、該第1カプラーが第1噛合い位置と第1被結合位置との間を動かされるときに、該第1カプラーと該サポート部材との間に繋がれたままであることを特徴とする請求項7記載の器具。
  10. 該サポート部材は、該身体の表面に適合するように柔軟で弾性を有していることを特徴とする請求項7記載の器具。
  11. 該サポート部材は、該第1及び第2の細長い脚部の間に位置した中心軸を含み、
    該サポート部材は、該第1及び第2の噛合せ部材を含め、複数の噛合せ部材を更に含み、該第1及び第2の噛合せ部材よりも大きな数字を付与し、
    該複数の噛合せ部材は該中心軸に関して反対側に2列に配置され、
    該複数の噛合せ部材の各々は該レシピエントの対応する結合位置に近接して配置されるように構成されていることを特徴とする請求項7記載の器具。
  12. 該サポート部材は、該第1及び第2の細長い脚部の間に位置した中心軸を含み、
    該サポート部材は、該第1及び第2の噛合せ部材を含め、複数の噛合せ部材を更に含み、該第1及び第2の噛合せ部材よりも大きな数字を付与し、
    該複数の噛合せ部材は該中心軸に関して反対側に2つの少なくとも全体的に平行な列に配置され、
    該複数の噛合せ部材の各々は該レシピエントの対応する結合位置に近接して配置されるように構成されていることを特徴とする請求項7記載の器具。
  13. 該第1噛合せ部材は、電気伝導性のクランプを有する第1カプラーを伴うように構成されていることを特徴とする請求項7記載の器具。
  14. 該第1噛合せ部材は、深経皮的な電極を該レシピエントに挿入するように構成されたアクチュエーター・ツールを有する第1カプラーを伴うように構成されていることを特徴とする請求項7記載の器具。
  15. 治療措置及びレシピエント・モニタリングの少なくとも1つがなされる際に、レシピエントに取外し可能に結合するカプラーをサポートする器具であって、
    該レシピエントの身体に留まるように構成されたサポート部材を備え、
    該サポート部材は、該レシピエントの該身体の第1結合位置に近接して配置されるように構成された第1カプラー・サポート部を有し、
    該サポート部材は、該レシピエントの該身体の第2結合位置に近接して配置されるように構成された第2カプラー・サポート部を更に有し、
    該第1カプラー・サポート部は、第1カプラーを取外し可能に伴い、
    該第2カプラー・サポート部は、第2カプラーを取外し可能に伴い、
    該サポート部材は、該第1及び第2カプラー・サポート部に少なくとも近接して配置される変形可能な部材を含み、
    該変形可能な部材は、第1形状から第2形状まで曲がることができ、曲げられた後にその形状を少なくとも維持するように構成されていることを特徴とするカプラー・サポート器具。
  16. 該第1カプラー・サポート部は、該第1カプラーの、該第1カプラーが該第1カプラー・サポート部によって伴われる第1の伴われる位置と該第1カプラーが該レシピエントに対して該第1結合位置で効果的に結合される第1被結合位置との間の動き、に適合するように構成され、
    該第2カプラー・サポート部は、該第2カプラーの、該第2カプラーが該第2カプラー・サポート部によって伴われる第2の伴われる位置と該第2カプラーが該レシピエントに対して該第2結合位置で効果的に結合される第2被結合位置との間の動き、に適合するように構成されていることを特徴とする請求項15記載の器具。
  17. 該第1カプラー・サポート部は、該第1カプラーを取外し可能にサポートするように構成された噛合せ部材を含み、
    該器具は、該第1カプラーと該サポート部材との間に繋がれるように構成された柔軟ケーブルを更に備え、
    該ケーブルは、該第1カプラーが第1の伴われる位置と第1被結合位置との間を動かされるときに、該第1カプラーと該サポート部材との間に繋がれたままであることを特徴とする請求項15記載の器具。
  18. 該サポート部材は、第1ジュロメーターを有する第1柔軟材料を含み、
    該変形可能な部材は、第1ジュロメーターよりも大きな第2ジュロメーターを有する第2柔軟材料の中に詰め込まれることを特徴とする請求項15記載の器具。
  19. 該第1及び第2のカプラー・サポート部は、大きな複数のカプラー・サポート部の内の2つであり、
    該複数のカプラー・サポート部の各々は、該第1及び第2の結合位置を含め、大きな複数の結合位置の内の対応する1つに近接して配置され、
    該結合位置のアウトラインは第1形状を定義し、
    該カプラー・サポート部のアウトラインは、該第1形状に少なくとも全体的に類似する、対応する第2形状を定義することを特徴とする請求項15記載の器具。
  20. 該サポート部材は、少なくとも全体的にU字型にアレンジされた第1及び第2の細長い脚部を含み、
    該変形可能な部材は、該第1及び第2の脚部に少なくとも近接して延びることを特徴とする請求項15記載の器具。
  21. 複数の深経皮的プローブ・カプラーを、レシピエントに対して取外し可能に結合するために、適所にサポートする器具であって、
    該レシピエントの身体に留まるように構成されたサポート部材と、
    該サポート部材から延び出て、該身体の第1結合位置に近接して配置されるように構成された第1噛合せ部材と、
    該第1噛合せ部材と取外し可能に噛み合わされる第1カプラーと、
    該第1カプラーと該サポート部材との間に取り付けられる第1電気ケーブルと、
    該サポート部材から延び出て、該レシピエントの該身体の第2結合位置に近接して配置されるように構成された第2噛合せ部材と、
    該第2噛合せ部材と取外し可能に噛み合わされる第2カプラーと、
    該第2カプラーと該サポート部材との間に取り付けられる第2電気ケーブルと、
    を備え、
    該サポート部材は、第1形状から第2形状まで曲がることができ、曲げられた後にその形状を少なくとも維持するように構成された変形可能な部材を含み、
    該第1噛合せ部材は該第1結合位置に対して該第2噛合せ部材よりも近接して配置されるように構成され、該第2噛合せ部材は該第2結合位置に対して該第1噛合せ部材よりも近接して配置されるように構成されていることを特徴とするプローブ・カプラー・サポート器具。
  22. 該第1電気ケーブルは該サポート部材に対して第1取付位置で取り付けられるとともに、該第2電気ケーブルは該サポート部材に対して第2取付位置で取り付けられ、
    該第1及び第2の電気ケーブルは、該サポート部材内で束ねられ、該サポート部材から第3取付位置で相互に隣接して外に出ることを特徴とする請求項21記載の器具。
  23. レシピエントに対して治療を施し、該レシピエントをモニタリングし、又は該レシピエントに対して治療を施すとともにモニタリングする器具であって、
    該レシピエントの身体に留まるように構成されており、該サポート部材を該レシピエントの身体の輪郭にフィットするように形合わせをするように構成された変形可能な部材を含んでおり、該レシピエントの該身体の第1結合位置に近接して配置されるように構成された第1カプラー・サポート部を有しており、該レシピエントの該身体の第2結合位置に近接して配置されるように構成された第2カプラー・サポート部を更に有している、サポート部材と、
    該身体に対して第1結合位置で効果的に結合されるように構成され、該第1カプラー・サポート部で取外し可能にサポートされている第1カプラーと、
    該身体に対して第2結合位置で効果的に結合されるように構成され、該第2カプラー・サポート部で取外し可能にサポートされている第2カプラーと、
    該レシピエントに対して治療を施し、該レシピエントの状態をモニタし、又は該レシピエントに対して治療を施すとともに該レシピエントの状態をモニタするように構成されたレシピエント治療ユニットと、
    該治療ユニットと該第1カプラーとの間の第1リンクと、
    該治療ユニットと該第2カプラーとの間の第2リンクと、
    を備えていることを特徴とする器具。
  24. 治療措置及びレシピエント・モニタリングの少なくとも1つを行う際に、レシピエントの身体の少なくとも第1及び第2の結合位置に対して取り外し可能に結合する第1及び第2のカプラーを少なくともサポートする器具であって、
    該レシピエントに配置されるように構成されたサポート部材と、
    該サポート部材を該レシピエント上に該第1及び第2の結合位置に少なくとも近接して適所に保持するために、該サポート部材から延び出て、該レシピエントの該身体の周囲に少なくとも部分的に延びるように構成された取付具と、
    を備え、
    該サポート部材は、該レシピエントの該身体の第1結合位置に近接して配置されるように構成され、該第1カプラーを取外し可能に伴う第1カプラー・サポート部を有し、
    該サポート部材は、該レシピエントの該身体の第2結合位置に近接して配置されるように構成され、該第2カプラーを取外し可能に伴う第2カプラー・サポート部を更に有していることを特徴とするカプラー・サポート器具。
  25. 該第1カプラー・サポート部は、該第1カプラーの、該第1カプラーが該第1カプラー・サポート部によって伴われる第1の伴われる位置と該第1カプラーが該レシピエントに対して該第1結合位置で効果的に結合される第1被結合位置との間の動き、に適合するように構成され、
    該第2カプラー・サポート部は、該第2カプラーの、該第2カプラーが該第2カプラー・サポート部によって伴われる第2の伴われる位置と該第2カプラーが該レシピエントに対して該第2結合位置で効果的に結合される第2被結合位置との間の動き、に適合するように構成され、
    該取付具は、該サポート部材から第1方向へ延びている第1部と、該サポート部材から該第1方向と反対の第2方向へ延びている第2部と、を含んでいることを特徴とする請求項24記載の器具。
  26. 該取付具は、該サポート部材から第1方向へ延びている第1柔軟ストラップ部と、該サポート部材から該第1方向と反対の第2方向へ延びている第2柔軟ストラップ部と、を含み、
    該第1及び第2のストラップ部の各々は、該レシピエントの周囲に連続的にストラップを形成するように互いに解放可能に噛み合う遠位端を含んでいることを特徴とする請求項24記載の器具。
  27. レシピエントに対して治療を施し、該レシピエントをモニタリングし、又は該レシピエントに対して治療を施すとともにモニタリングする器具であって、
    該レシピエントの身体の結合位置に取外し可能に結合する結合手段と、
    該レシピエントの身体上で該結合位置に近接して該結合手段を取り外し可能に伴うキャリー手段と、
    該結合手段が、該結合手段が該キャリー手段によって伴われる第1キャリー位置と該結合手段が該レシピエントに第1結合位置で効果的に結合される第1被結合位置との間を動かされるときに、該結合手段を該キャリー手段に接続する接続手段とを有することを特徴とする器具。
  28. レシピエントに対して治療を施し、該レシピエントの状態をモニタリングし、又は該レシピエントに治療を施すとともにモニタリングするレシピエント治療手段を更に備え、
    該結合手段は、該結合手段が該レシピエントに対して取外し可能に結合されているときに、電気信号を該レシピエント治療手段から該レシピエントに伝達する伝導手段を含んでいることを特徴とする請求項27記載の器具。
  29. 該結合手段は、該レシピエントに該結合位置で挿入される深経皮的電気プローブに取外し可能に結合されるように構成されていることを特徴とする請求項27記載の器具。
  30. 該結合手段は、少なくとも第1及び第2カプラーを含み、
    該第1カプラーは、該レシピエントの第1結合位置に取外し可能に結合されるように構成され、
    該第2カプラーは、該レシピエントの第2結合位置に取外し可能に結合されるように構成され、
    該キャリー手段は、該第1カプラーを該第1結合位置に近接して伴うとともに、該第2カプラーを該第2結合位置に近接して伴うように構成されていることを特徴とする請求項27記載の器具。
  31. レシピエントに対して治療を施すことと、レシピエントをモニタリングすることの少なくとも一方を行う方法であって、
    少なくとも1つのカプラーを適合可能なサポート部材に取外し可能に配置し、
    該サポート部材の少なくとも一部を、該サポート部材が該レシピエントの身体の輪郭に少なくとも全体的に適合するように曲げ、
    該サポート部材を該レシピエントの該身体に配置し、
    該少なくとも1つのカプラーを該サポート部材から取り外し、
    該少なくとも1つのカプラーを該レシピエントの該身体の結合位置に対して該配置されたサポート部材に少なくとも近接して取外し可能に結合することを備えていることを特徴とする方法。
  32. 該少なくとも1つのカプラーを該適合可能なサポート部材に取外し可能に配置することは、第1カプラーを該サポート部材の第1の細長い部分に取り外し可能に配置することを含み、
    該方法は、第2カプラーを、該第1の細長い部分から一定距離離れている該サポート部材の第2の細長い部分に取り外し可能に配置することを更に備えていることを特徴とする請求項31記載の方法。
  33. 該少なくとも1つのカプラーを該適合可能なサポート部材に取外し可能に配置することは、第1カプラーを該サポート部材の第1の細長い部分に取り外し可能に配置することを含み、
    該方法は、第2カプラーを、該第1の細長い部分から一定距離離れている該サポート部材の第2の細長い部分に取り外し可能に配置することを更に備え、
    該サポート部材の該少なくとも一部を曲げることは、該サポート部材の該第1及び第2の細長い部分を、該レシピエントの肩領域に少なくとも全体的に適合するように曲げることを含んでいることを特徴とする請求項31記載の方法。
  34. 該少なくとも1つのカプラーを該適合可能なサポート部材に取外し可能に配置することは、第1カプラーを該サポート部材から延びている第1噛合せ部材に取外し可能に配置することと第2カプラーを該サポート部材から延びている第2噛合せ部材に取外し可能に配置することとを含み、該第2噛合せ部材は該第1噛合せ部材から一定距離離れており、
    該少なくとも1つのカプラーを該レシピエントの該身体の該結合位置に対して取外し可能に結合することは、該第1カプラーを該第1噛合せ部材に少なくとも近接した第1結合位置に対して取外し可能に結合することと該第2カプラーを該第2噛合せ部材に少なくとも近接した第2結合位置に対して取外し可能に結合することとを含んでいることを特徴とする請求項31記載の方法。
  35. レシピエントに対して治療装置及びモニタリング装置の少なくとも一方を結合する方法であって、
    U字型のサポート部材の第1及び第2の脚部をレシピエントの身体に対して、該身体の結合領域に近接し且つ該結合領域の第1及び第2の結合位置から一定距離して、配置し、
    第1カプラーを該身体に関して、該サポート部材の該第1脚部の第1カプラー・サポート部で、該第1結合位置に近接してサポートし、
    第2カプラーを該身体に関して、該サポート部材の該第2脚部の第2カプラー・サポート部で、該第2結合位置に近接してサポートし、
    該第1カプラーを該サポート部材の該第1脚部の該第1カプラー・サポート部から取り外して、該第1カプラーを該身体に該第1結合位置で結合させ、
    該第2カプラーを該サポート部材の該第2脚部の該第2カプラー・サポート部から取り外して、該第2カプラーを該身体に該第2結合位置で結合させることを備えていることを特徴とする方法。
  36. 該サポート部材の該第1及び第2脚部を配置することは、該サポート部材の第1の細長い部分を該レシピエントの背骨の一方に少なくとも全体的に配置することと、第2の細長い部分を該レシピエントの背骨の他方に少なくとも全体的に配置することと、を含んでいることを特徴とする請求項35記載の方法。
  37. 深経皮的な治療をレシピエントに対して施す方法であって、
    U字型の柔軟なサポート部材の第1及び第2の脚部を該レシピエントの身体に対して、第1及び第2結合位置を有する結合領域に近接して配置し、
    第1カプラーを該身体に関して、該サポート部材の該第1脚部の第1カプラー・サポート部で、該第1結合位置に近接してサポートし、
    第2カプラーを該身体に関して、該サポート部材の該第2脚部の第2カプラー・サポート部で、該第2結合位置に近接してサポートし、該第1カプラー・サポート部は該第1結合位置に対して該第2カプラー・サポート部よりも近くに配置されており、
    該第1カプラーを該第1脚部の該第1カプラー・サポート部から取り外して、該第1カプラーを該身体に配置された第1の深経皮的プローブに該第1結合位置で電気的に結合し、
    該第2カプラーを該第2脚部の該第2カプラー・サポート部から取り外して、該第2カプラーを該身体に配置された第2の深経皮的プローブに該第2結合位置で電気的に結合し、
    該第1及び第2カプラーを電気的なポテンシャル源に電気的に結合することを備えていることを特徴とする方法。
  38. 該第1及び第2カプラー・サポート部の配置構成が該第1及び第2結合位置の配置構成に対応するように、該サポート部材を方向付けることを更に備えていることを特徴とする請求項37記載の方法。
  39. 少なくとも1つの柔軟部材が伴われる柔軟キャリアを製造する方法であって、
    該柔軟キャリアの、チャネルを有する第1部を、第1量の弾性材料から形成し、
    該柔軟部材の少なくとも一部を該チャネルに配置し、
    該柔軟キャリアの第2部を、該チャネルに配置された該柔軟部材の該一部を少なくとも覆うために、少なくとも部分的に硬化されていない第2量の弾性材料を該チャネルに流し込むことによって形成し、
    該柔軟キャリアの該第2部を該柔軟キャリアの該第1部に接合させるために、該第2材料を少なくとも部分的に硬化させることを備えていることを特徴とする製造方法。
  40. 該柔軟キャリアの該第1部を形成することは、第1モールド・アセンブリーを、該第1量の弾性材料が少なくとも部分的に硬化されていないときに、該第1量の弾性材料で充填することを含み、
    該第1量の弾性材料を硬化し、
    該柔軟キャリアの第1部を、該チャネルに配置された該柔軟部材の該一部を少なくとも覆うために、該チャネル内の少なくとも部分的に硬化されていない第2量の弾性材料を受け取るように、第2モールド・アセンブリーに配置することを更に備えていることを特徴とする請求項39記載の製造方法。
  41. 該柔軟キャリアの第1部を形成することは、第1断面形状を有する第1モールド・アセンブリーを、該第1量の弾性材料が少なくとも部分的に硬化されていないときに、該第1量の弾性材料で充填することを含み、
    該第1量の弾性材料を硬化し、
    該柔軟キャリアの第1部を、該第1断面形状よりも小さい第2断面形状を有する第2モールド・アセンブリーに配置し、
    該第2量の弾性材料を硬化する際に、該チャネルをシールして該少なくとも部分的に硬化されていない第2量の弾性材料を含むために、該第1部の少なくとも一部を該第2モールド・アセンブリーに押し当てることを更に備えていることを特徴とする請求項39記載の製造方法。
  42. 該柔軟部材の該少なくとも一部を該チャネルに配置することは、変形可能な部材の少なくとも一部を該チャネルに配置することを含み、
    該変形可能な部材は第1形状から第2形状まで曲げられることができ、曲げられた後にその形状を少なくとも全体的に維持するように構成されていることを特徴とする請求項39記載の製造方法。
  43. 該柔軟キャリアの第1及び第2部を形成することは、該第1及び第2部を約55ショアA乃至約87ショアA、又は約40ショアD乃至約50ショアDのデュロメーターを有する弾性材料から形成することを含むことを特徴とする請求項39記載の製造方法。
  44. 治療措置及びレシピエント・モニタリングの少なくとも1つが為される際にレシピエントの身体に留まることができるように構成され、該レシピエントの該身体の少なくとも第1及び第2結合位置に対する取外し可能な結合のための少なくとも第1及び第2カプラーをサポートするように構成された柔軟なサポート部材を製造する方法であって、
    該サポート部材の、少なくとも第1チャネル並びに該第1カプラーを解放可能に伴うように構成された第1噛合せ部材及び該第2カプラーを解放可能に伴うように構成された第2噛合せ部材を含んでいる、第1部を形成するために、モールド・アセンブリーを少なくとも部分的に硬化されていない第1量の弾性材料で充填し、
    第1リンクの少なくとも一部を該第1チャネル内に配置し、
    少なくとも部分的に硬化されていない第2量の弾性材料を、該サポート部材の第2部を形成して該チャネル内の該第1リンクの該一部を少なくとも覆うために、該チャネルに流し込むことを備えていることを特徴とする製造方法。
  45. 該モールド・アセンブリーを該少なくとも部分的に硬化されていない第1量の弾性材料で充填することは、該第1及び第2噛合せ部材を該サポート部材の該第1部から外向きに突出していて、該第1及び第2カプラーの開口に受け容れられるように構成されているシリンダの形をした形状に形成することを含んでいることを特徴とする請求項44記載の製造方法。
  46. 弾性ジャケットに覆われている金属コアを含み、第1形状から第2形状まで曲がることが可能で曲げられた後にその形状を少なくとも全体的に維持するように構成された変形可能な金属部材の少なくとも一部を、該第1チャネルに配置することを更に含んでいることを特徴とする請求項44記載の製造方法。
  47. 該少なくとも部分的に硬化されていない第2量の弾性材料を流し込むことは、約55ショアA乃至約87ショアA、又は約40ショアD乃至約50ショアDのデュロメーターを有する該第2量の弾性材料を注入することを含んでいることを特徴とする請求項44記載の製造方法。
  48. 人の身体に留まることができるように構成された適合可能なサポート部材を製造する方法であって、
    該サポート部材の、少なくとも第1チャネルを有している第1部を、第1弾性材料から形成し、
    第1の細長い柔軟部材の少なくとも一部を該第1チャネルに配置し、
    第1形状から第2形状まで曲がることが可能で曲げられた後にその形状を少なくとも全体的に維持するように構成された細長い変形可能部材の少なくとも一部を、該第1チャネルに配置し、
    該サポート部材の第2部を、該第1の細長い柔軟部材の少なくとも一部及び該細長い変形可能部材の少なくとも一部を少なくとも部分的に覆うために、第2弾性材料の硬化されていない部分を該チャネルに流し込むことにより形成し、
    該サポート部材の該第2部を該サポート部材の該第1部にくっつけるために、該第2材料を硬化することを備えていることを特徴とする製造方法。
  49. 該サポート部材の該第1部を形成することは、該第1部を、少なくとも全体的にU字型をしている第1チャネルでU字型に形成することを含んでいることを特徴とする請求項48記載の製造方法。
  50. 該サポート部材の該第1部を形成することは、該第1部を、約55ショアA乃至約87ショアA、又は約40ショアD乃至約50ショアDのデュロメーターを有する該第1弾性材料から形成することを含み、
    該サポート部材の該第2部を形成することは、該第2部を、約55ショアA乃至約87ショアA、又は約40ショアD乃至約50ショアDのデュロメーターを有する該第2弾性材料から形成することを含んでいることを特徴とする請求項48記載の製造方法。
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