JP2006506921A - マルチ・キャリア信号のガード間隔を使用したチャネル推定 - Google Patents

マルチ・キャリア信号のガード間隔を使用したチャネル推定 Download PDF

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Abstract

直交周波数分割多重(「OFDM」)を使用した通信方法は、送信機から送信されるOFDMシンボルとして変調される、ビット・ストリームb∈(0,1)、n=0,1,...,K−1、および、kがOFDMシンボル数である、対応する周波数領域キャリア振幅(X(k)〜X(k))のセットを生成することからなる。プレフィックスは、サンプル・ストリーム内にガード間隔として挿入され、OFDMシンボルが、送信機から受信機へ送信される。受信機は、プレフィックスからの情報を使用して、送信チャネルのチャネル・インパルス応答(H(F) )を推定し、推定されたチャネル・インパルス応答
【数1】
Figure 2006506921

を使用して、受信された信号のビット・ストリームを復調する。プレフィックス(α.c〜α.cD−1)は、決定論的であり、受信機ならびに送信機にとって既知である。好ましくは、プレフィックス(α.c〜α.cD−1)は、少なくとも1つの重みファクタ(α)を乗算される前記シンボルに共通であるベクトル(P)を含む。重みファクタ(α)は好ましくは、シンボルごとに異なるが、所与のベクトル(P)の要素は、同じ重みファクタで乗算される。好ましくは、重みファクタ(α)は複素擬似ランダム数を有する。

Description

本発明は、直交周波数分割多重(「OFDM」)を使用した通信に関し、より詳細には、OFDM通信におけるチャネル推定および追跡に関する。
現代の高データレート通信システム(デジタル音声放送−DAB、地上デジタルビデオ放送−DVB−T、および、たとえば、HIPERLAN/2、IEEE802.11aなどの広帯域無線アクセスネットワーク−BRAN)のほとんどについて、OFDM通信が選択されてきた。しかし、ほとんどの場合、受信機は、チャネル・インパルス応答の正確な推定を必要とする。
知られている多くのOFDMシステムでは、サイズN∈Nの各OFDMシンボルは、チャネル・インパルス応答(CIR)より長いガード間隔によって先行され、D∈Nサンプルの循環式(cyclic)プレフィックスは、送信機においてガード間隔として挿入され、プレフィックスは、使用可能なOFDMシンボル時間領域サンプルから循環式に複製されるDサンプルからなる。循環式プレフィックスは、受信機において非常に簡単な等化を可能にし、周波数選択性のあるチャネル出力を、それぞれが各サブキャリアに対応するN個の並列な一様なフェージングがかかった独立サブチャネル出力に変換するために、循環式プレフィックスは廃棄され、それぞれの打ち切られたブロックが、たとえば、フーリエ変換(通常、高速フーリエ変換)を使用して処理される。等化のために、多数の方策が存在する。たとえば、ゼロ強制手法に従って、それぞれのサブチャネルの出力は、出力がゼロでなければ、対応するサブキャリアの推定されたチャネル係数で割り算される。
他のデジタル通信システムと同様に、OFDM変調は、ユーザが、たとえば、車で高速に移動している時に特に発生する大きなドプラのばらつきにおける問題に遭遇する。たとえば、HIPERLAN/2は、最高3m/sの速度(「歩行者速度」)でのみ動作するように設計された。したがって、チャネル・インパルス応答は、特に、大きなドプラのばらつきが存在する時には、絶えず、追跡され、更新される必要がある。
既知のOFDM通信システムでは、OFDMシンボルごとにその位置を変えることが可能なパイロット・トーンが付加される。パイロット・トーンの振幅および位置は、受信機にとって既知である。受信機は、パイロット・トーンを使用して、対応するキャリアのチャネル係数を推定する。この方法は、広く使用されているが、一定数のキャリアが、パイロット・トーンのため使われるために、データに使用し得ないという理由で、システム性能を低下させる。
学習系列を付加することも知られている(たとえば、M.AlardおよびR.Lassalleによる「Principles of modulation and channel coding for digital broadcasting for mobile receiver」EBU Review Technical No.224,August 1987を参照されたい)。たとえば、HIPERLAN/2では、フレーム当たり少なくとも2つの学習OFDMシンボルが存在する(すなわち、2ms当たり、全部で2.4μsの持続期間の2つのOFDMシンボル)。チャネルが高速に変化する場合、より多くの訓練系列が存在しなければならず、その結果は、システム性能の低下がさらに大きくなることである。
既知のシステムの多くは、チャネル・ヌルの存在下でOFDMの全てのキャリアを復号
することが不可能である。最近の革新は、チャネル・ヌルの存在下にあっても、OFDMシンボルを復号する方法を提案している(たとえば、B.Muquet,Marc de
Courville,G.B.Giannakis,Z.Wang,P.Duhamelによる「Reduced Complexity Equalizers for Zero−Padded OFDM transmissions」the proceedings of the International Conference on
Acoustics Speech and Signal Processing (「ICASSP」)2000という名称の出版物、および、Muquet,B.;de
Courville,M.;Dunamel,P.;Giannakis,G.による「OFDM with trailing zeros versus OFDM with cyclic prefix:links,comparisons and application to the HiperLAN/2 system」the proceedings of the IEEE International Conference on Communications,2000,Volume:2という名称の出版物を参照されたい)。しかし、これらの出版物は、上記に関するチャネル推定およびチャネル追跡に関する問題に対する対応を提案していない。
理想的には、OFDM変調システムは、古典的なOFDMの利点を全て維持し、さらに、受信機における、非常に簡単で、かつ、完全に盲目的なチャネル推定を可能にするはずである。システムにはさらなる冗長性は付加されないはずであり、したがって、帯域は失われないはずである。こうしたシステムは、移動度が低いシナリオでは有利であるはずであり、OFDMシステムを移動度が高いシナリオにも適用可能にするはずである。
以下に提示される例および説明の多くは、N=4・Dという仮定に基づく、すなわち、プレフィックスのサイズ(Dサンプル)は、使用可能なOFDMシンボルのサイズ(Nサンプル)の4分の1であると仮定する。これは、HiperLAN/2またはIEEE802.11の場合に対応する。この制約は、単純化のためだけに導入される。例および説明は、より一般的に、N∈N、D∈Nの場合に適用可能であり、必要な適応は基本的に簡単であることが理解されるであろう。
本発明は、添付特許請求の範囲に記載されるOFDMを使用した通信方法、および、通信用の送信機および受信機を提供する。
図1はOFDM変調器1を備える送信機およびOFDM変調器2を備える受信機を備え、送信機および受信機は、通信チャネル3を通して通信する、本発明の一実施形態によるOFDM通信システムを示す。
入力ビット・ストリームb∈(0,1)、n=0,1,...,K−1は、N個のキャリアのセット上で変調され、キャリア振幅は、OFDMシンボル数kに対応するベクトルX(k)=(X(k),X(k),...,XN−1(k))によって与えられる。その後、時間領域OFDM信号が、手段4によって生成され、手段4は、逆フーリエ変換演算、または、好ましくは、逆高速フーリエ変換(「IFFT」)演算[F−1=[Fを実施し、この時、[F=([Fであり、ここで、(・)は転置作用素であり、(・)は複素共役作用素であり、
x(k)=[F−1X(k)=(x(k),x(k),...,xN−1(k)) (式1)
であり、ここで、
Figure 2006506921
および
Figure 2006506921
である。
得られる並列信号x(k)ベクトルは、並列−直列変換器5によって直列信号に変換され、直列デジタル信号xを生成するために、D×1ベクトルP=(c,...,cD−1で表されるプレフィックスが、それぞれのOFDMシンボル間のガード間隔として信号内に挿入される。直列デジタル信号xは、次に、デジタル−アナログ変換器6によってアナログ信号x(t)に変換され、チャネル3を通して送信される。
チャネル3は、チャネル・インパルス応答H(k)=C(k)を有し、雑音νも導入する。
受信機2において、アナログ信号r(t)が受信され、アナログ−デジタル変換器7によってデジタル信号rに変換される。デジタル信号rは、次に、直列−並列変換器によって並列信号r(k)に変換され、変調信号sest(k)を生成するために、等化および復調手段9によって等化され、復調される。以下の解析では、単純化するために、雑音を考慮することが省略される。しかし、雑音を考慮することによって、結果が大幅には変更されない。
一部の知られているOFDM通信システムでは、ガード間隔を使用して、たとえば、以下のように、循環式プレフィックスを導入することによって、ある冗長性が付加される(Dサンプルの冗長性が付加される)。
(CP)(k)=(xN−D(k),...,xN−1(k),x(k),x(k),...,xN−1(k))
換言すれば、プレフィックスを生成するために、フレームの終わりからのデータが、送信機によって繰り返される。
しかし、本発明のこの実施形態によれば、OFDMシンボル数kのガード間隔として挿入されるプレフィックス・サンプルα.c〜α.cD−1は、決定論的であり、前記受信機ならびに前記送信機にとって既知である。プレフィックスは、プレフィックスが全体の形態α.c〜α.cD−1を有するように、少なくとも1つの重みファクタαを乗算されるシンボルに共通である、サイズD×1のベクトルP=(c,...,cD−1を含む。重みファクタαは、シンボルごとに一定であってよい。しかし、本発明の好ましい実施形態では、重みファクタαは、シンボルごとに異なり、所与のベクトルPの要素は、同じ重みファクタで乗算される。送信機のOFDM変調器がこのように機能する状態で、受信機におけるブラインド・チャネル推定が、単純に、かつ、算術的な複雑さが小さい状態で行われ得る。特に、受信機は、データ帯域幅を喪失することなく、チャネル・インパルス応答を絶えず推定し、追跡し得る。さらに、受信機の復調器は、非常に低い算術コスト(中程度の性能)から高い算術コスト(非常に良好なシステム性能)にわたる、有利な特性を有し得る。
より詳細には、本発明の好ましい実施形態では、ガード間隔に付加されるDサンプルのプレフィックスは、Dサンプルの事前に計算された適当なベクトルP=(c,...
,cD−1を含み、そのベクトルは、データに独立であり、最新のOFDMシンボルの数kに依存するだけである擬似ランダムファクタαによって重み付けされる。
(const)(k)=(α,...,αD−1,x(k),x(k),...,xN−1(k))(式2)
以下の解析のために、第2プレフィックス/OFDMシンボルは、以下のように規定される。
(const,post)(k)=(x(k),x(k),...,xN−1(k),αk+1,...,αk+1D−1(式3)
αについて、いくつかの選択が可能である。α∈Cを選択し得る。すなわち、αは任意の複素値であり得る。しかし、|α|≠1である任意のαは、本発明の好ましい実施形態に比較して、性能低下をもたらす。
αの選択を、多少一般性は欠くが、|α|=1であるα∈Cに制限することが可能である。この選択は通常、良好なシステム性能をもたらすが、復号工程を不必要に複雑にする。
したがって、本発明の好ましい実施形態では、αの位相が、
Figure 2006506921
であるように選択される。ここで、mは整数であり、Nは使用可能なOFDMシンボル・サイズであり、Dは擬似ランダム・プレフィックスのサイズである。この選択は、以下に述べる特定の復号方法を使用する時に特に有利である。
単純化のために、以下の解析は、重みファクタが、mが整数である、
Figure 2006506921
として選択されたと仮定する。しかし、先に提示した場合の任意の場合に対する算術的適応は簡単であることが理解されるであろう。
αを、その位相がOFDMシンボルごとに変わるように選択することが非常に有用であることがわかる。一定プレフィックスPは、好ましくは、ある基準、たとえば、以下に関して選択される。
・周波数領域では、Pは、データ・キャリアに使用される周波数帯域にわたってできる限り平坦である。
・周波数領域では、Pは、帯域の全ての未使用部分についてできる限りゼロに近い。
・時間領域では、Pは、低いピーク−平均−電力比(PAPR)を有する。
・Pの長さは、OFDMガード間隔のサイズ、すなわち、Dサンプルである。別法として、より短い長さの系列
Figure 2006506921
が選択されてもよく、
Figure 2006506921
ゼロが付加される。
これらの基準を用いて、送信機を複雑にすることなく、受信機は、チャネル・インパルス応答を盲目的に推定し、チャネル・インパルス応答の変化を盲目的に追跡し、算術的に簡単な等化を実施することが可能である。
本発明の好ましい実施形態によるOFDMシンボルのフレームの例が図2に示される。システムの動作は、αが一定で、1に等しい特定の場合についてまず述べられるであろう。
ここで、送信機の変調単位が明確に規定される。以下では、受信機で実施される動作が考えられる。復調器9の入力で選択されたそれぞれの受信OFDMシンボルは、次に、(加法雑音を無視して)以下のように表される。
r(k)=[HIBI]・x(const,post)(k−1)+[HISI]・x(const,post)(k)(式4)
ここで、復調器9のチャネル・インパルス応答は、h=(h,...,hD−1)であると仮定され、[HIBI]はブロック間干渉に対応する復調器9のチャネル行列の寄与であり、[HISI]はシンボル間干渉に対する寄与である。
ブロック間干渉に対応する受信信号の成分[HIBI]r(k−1)は図3に示され、空白要素はゼロ値に対応し、たとえば、N=4・D(たとえば、HiperLAN/2またはIEEE802.11の場合、N=64およびD=16である)である。[HIBI]は、図7に示す、サイズ(D−1)×(D−1)の三角形部分行列[H]を上側右手角に有し、行列の他の要素がゼロである、サイズ(N+D)×(N+D)の行列であることが分かるであろう。
シンボル間干渉に対応する受信信号の成分[HISI]r(k−1)は、図3と同じ場合について、同じ方法で、図4に示される。[HISI]は、図7に示す、三角形部分行列[H]を主対角線上に有し、図8に示す、サイズD×Dの三角形部分行列[H]を主対角線のすぐ下の対角線上に有し、行列の他の要素がゼロである、サイズ(N+D)×(N+D)の行列であることが分かるであろう。
復調器9によって見られるチャネル・インパルス応答は、図5に示すように、ブロック間干渉[HIBI]とシンボル間干渉[HISI]の合計によって表される。この例について得られる信号は、図9に示され、この例では、r(k)〜r(k)は、チャネルによって畳み込まれた先行するプレフィックスおよび後続のプレフィックスの寄与を同様に含むOFDMシンボル#kの連続する部分であり、x(k)〜x(k)は、送信された使用可能な信号の、サイズDの対応する部分であり、x(k)は、後続のプレフィックスのサイズDの対応する部分である。もちろん、例は、任意のN∈N、D∈Nに一般化されてもよい。
受信信号の部分の期待値は以下の通りである。
Figure 2006506921
OFDMシンボルの使用可能な部分x(k)〜x(k)は、ゼロ平均を有する擬似ランダムであるため、多数のシンボルにわたってゼロになる傾向があることが理解されるであろう。しかし、プレフィックスPは、受信機には既知であり(この実施形態では、連続するシンボルにわたって一定である)、プレフィックスPによって、多くの数Rのシンボルにわたって、期待値EおよびEを近似することによって、[H]=[H]+[H]を推定することが可能になる。
Figure 2006506921
そのため、期待値EおよびEの和は、
+E=([H]+[H])・P=[H]・P(式11)
によって与えられる。
本発明による、Dシンボルに関してチャネル・インパルス応答を推定する方法の第1の実施形態は、以下のように上記式を利用する。
Figure 2006506921
ここで、行列[F]および[F−1=[F=([Fは、それぞれ、(高速)フーリエ変換および逆(高速)フーリエ変換行列であり、プレフィックスPはサイズDである。行列[H]、[H]、および[H]は、それぞれ、図7、図8、および図6によって示される。
したがって、この第1の方法では、チャネル・インパルス応答は、以下のステップを使用して推定される。
・VHP=([H]+[H])・P=E+EについてFFTD×Dを実施するステップ
・V=PについてFFTD×Dを実施するステップ
・第2の
Figure 2006506921
によって、第1の結果の成分ごとの割り算を実施するステップ
Figure 2006506921
Figure 2006506921
についてIFFTを実施するステップ
Figure 2006506921
得られるチャネル推定は、サイズD×1の
Figure 2006506921
である。この方法は、計算がサイズD×Dの行列に基づくため、多くの環境でうまく働き、算術的コストが低い。しかし、通常、サイズN>DサンプルであるOFDMシンボルは、この推定に基づいて等化されるであろう。そのため、この方法は、プレフィックス・スペクトルが、FFTD×D領域のどこででも非ゼロである場合、非常にうまく働く(また、もちろん、どこででもチャネル雑音を十分に超える)。これは、他の環境ではやっかいな制限であり得る。
本発明による、Dキャリアについてのチャネル・インパルス応答を推定する方法の第2の実施形態は、算術的コストの増加という犠牲を払ってこの制限を回避する。この第2の方法は、先に提示した、FFTD×D領域における逆畳み込みに基づいて推定
Figure 2006506921
しないが、受信ベクトル([H]+[H])・Pに基づいて直接推定
Figure 2006506921
する。これは、観測を利用することによって可能である。
Figure 2006506921
この式は、図10においてより詳細に表される。この第2の方法では、チャネル・インパスル応答は以下のステップを使用して推定される。
Figure 2006506921
についてFFT(N+D)×(N+D)を実施するステップ・
Figure 2006506921
についてFFT(N+D)×(N+D)を実施するステップ
・成分ごとの割り算
Figure 2006506921
を実施するステップ
・望まれる場合、
Figure 2006506921
についてIFFTを実施するステップ
上に提示した一覧の最後のステップは、基本的な等化アルゴリズムには必須ではないが、たとえば、雑音レベルを低減するのに使用されるアルゴリズムには有用である場合がある。
上記方法は、αが一定で、1に等しい特定の場合を参照して述べられた。しかし、本発明の好ましい実施形態では、それぞれのシンボルkに対するプレフィックスの重みαは、最も最近のOFDMシンボルの数kに依存するだけである、好ましくは複素擬似ランダム・ファクタである。(図9に示す)基本式のこの方法に対する適応が図11に示される。
式4および式8は以下のように適応する。
Figure 2006506921
上述したブラインド・チャネル推定についての手順は、E=Eα,0およびE=Eα,4と設定することによって適用可能なままである。これは、それぞれの受信シンボルの先行するDプレフィックス・サンプルおよび後続のDプレフィックス・サンプルを、対応する
Figure 2006506921
または
Figure 2006506921
によって、それぞれ重み付けすることになる。
プレフィックスα・Pの値は、上述した、選択された基準に応じて選択される。その基準を使用して良好な結果、すなわち、
・時間領域信号の低いピーク−平均−電力比
・低い帯域外放射、すなわち、使用可能な帯域にわたってプレフィックスのエネルギーを最大にし、ヌル・キャリアにわたってプレフィックス・エネルギーを浪費しない
・スペクトルの平坦性、たとえば、それぞれのチャネル推定のSNRはほぼ一定でなければならない
・複雑さの低いチャネル推定、(すなわち、そのスペクトルの寄与が主に位相である(すなわち、一定絶対値の)プレフィックス・スペクトルによる)を与えることが分かった値は、以下のOFDMパラメータについて、たとえば、図12に示される。
・時間領域におけるプレフィックスのサイズ:D=16サンプル
・フレームにおけるOFDMシンボルのサイズ:N=64サンプル
・チャネル係数が(N+D=80キャリアにわたって)推定されるはずであるキャリア:キャリア1〜52
・帯域外領域:キャリア76〜80
・最大PAPRが制限されている
・できる限り低い帯域外放射
・できる限り良好なスペクトル平坦性
チャネル推定は、先に説明したように、受信ベクトルの多数のサンプルにわたって期待値を計算することによって行われる。チャネルの追跡が、チャネル・インパルス応答および数RのOFDMシンボルの第1の推定
Figure 2006506921
に基づいて行われる場合、第1の推定は、次に、以下のように更新される。
先に提示したチャネル推定のための第1の方法の考えに基づいて
Figure 2006506921
別法として、第2の方法は、
Figure 2006506921
によって適用され得る。ここで、ファクタs,n=0,1,...,R−1は、異なる寄与の正規化および重み付けのために使用される正の実数である。そのため、たとえば、チャネル推定のために、最近のOFDMシンボルに比べてより古いOFDMシンボルをより少なく考慮することが可能である。フーリエ行列[F]は、N+DキャリアまたはDキャリア領域において選択され得る。
いくつかの等化方法は、擬似ランダム・プレフィックスOFDMを使用すると有利である。一般に、異なる方法は、異なる性能−複雑さの兼ね合いを提供する。
等化方法の第1の実施形態は、N+D領域でゼロ強制を使用し、複雑さの低い等化を提供する。
Figure 2006506921
によって、チャネル・インパルス応答行列は、以下のように表され得る。
Figure 2006506921
チャネル・インパルス応答の長さが、やはりDであると仮定すると、係数hD+1,...,hN+D−1はゼロにセットされる。これは、βが1に等しくない場合に対応する、いわゆる、擬似循環行列であり、以下のように対角化され得る。
Figure 2006506921
Figure 2006506921
であり、重みファクタが、mが整数である、
Figure 2006506921
として選択されたと仮定し、かつ、受信ベクトルR(k)が
Figure 2006506921
である場合、ゼロ強制等化のこの方法の手順は、
・乗算
Figure 2006506921
を実施する。ここで、
Figure 2006506921
である。
・周波数シフトした、推定CIR係数
Figure 2006506921
を計算する。
・成分ごとの割り算
Figure 2006506921
を実施する。
・乗算
Figure 2006506921
を実施する。
・k番目のOFDMデータ・シンボルSEQ(k)のN等化サンプルを抽出する。
・フーリエ変換S EQ(k)=[F]・SEQ(k)によって、k番目のOFDMデータ・シンボルSEQ(k)を周波数領域に変換する。
・受信した等化キャリアに対する、メトリック計算などに進む。
等化方法の別の実施形態は、ゼロ・パディングに関する調査から知られている方法を使用する。OFDM擬似ランダム・プレフィックス方式における受信ベクトルR(k)は、以下のように表すことが可能であり、ここで、[P]は、(N+D)×N事前符号化行列を含み、IはN×N単位行列である。
Figure 2006506921
上述したように得られるチャネル・インパルス応答推定は、次に、既知の値Pと共に使用されて、以下の演算が実施される。
Figure 2006506921
この演算において、既知のプレフィックス値はチャネル・インパルス応答推定によって乗算され、結果が、受信信号から引き算される。一般的な場合、[H]は、擬似循環チャネル行列である。そのため、次に、[H]・Pを計算するために、こうした行列の対角化が実施され得る。次に、いくつかの等化手法、たとえば、ゼロ強制(ZF)手法または最小平均2乗誤差(MMSE)等化手法が可能である。MMSE等化方法は、Muquet,B.;de Courville,M.;Dunamel,P.;Giannakis,G.による、文献「OFDM with trailing zeros versus OFDM with cyclic prefix:limks,comparisons and application to the HiperLAN/2 sy
stem」ICC 2000−IEEE international Conference on Communications,Volume 2,2000、および、Muquet,B.;de Courville,M.;Giannakis,G.B.;Wang,Z.;Duhamel,P.による、文献「Reduced Complexity Equalizers for Zero−Padded OFDM transmissions」International Conference on Acoustics Speech and Signal Processing(ICASSP)2000に記載される。
一例では、等化は、行列
Figure 2006506921
のムーア・ペンローズの擬似逆行列[G]によってy(1)を乗算することによって、ゼロ強制手法に基づいて実施される。そのため、等化された結果のベクトルは、
Figure 2006506921
である。
ムーア・ペンローズの擬似逆行列の規定は、とりわけ、Haykinによって、Simon Haykinによる書籍「Adaptive Filter Theory」3rd edition,Prentice Hall Information and System Science Series,1996において議論される。Haykinは、一般的な規定
[A]=(AA)−1(式21)
を使用する。ここで、[A]は矩形行列である。
例として示される、本発明の一実施形態による、送信機および受信機を備えるOFDM通信システムのブロック略図。 図1のシステムの動作時に現れる信号のOFDMフレームの略図。 図1のシステムの動作時のブロック間干渉に対するチャネル・インパルス応答を表す行列式。 図1のシステムの動作時のシンボル間干渉に対するチャネル・インパルス応答を表す行列式。 図1のシステムの動作時の組み合わせチャネル・インパルス応答を表す行列式。 図2の信号のプレフィックス部分についての、図1のシステムの動作時の組み合わせチャネル・インパルス応答に対応する部分行列の図。 図6で提示されたチャネル行列の上側三角形部分行列を表す図。 図6で提示されたチャネル行列の下側三角形部分行列を表す図。 図1に示す種類のシステムの一実施形態の動作時の組み合わせチャネル・インパルス応答の結果として現れる信号を表す行列式。 図1に示すシステムの一実施形態の動作時の、チャネル推定中に現れる信号を表す行列式。 図1に示す種類のシステムの別の実施形態の動作時の組み合わせチャネル・インパルス応答の結果として現れる信号を表す行列式。 図1のシステムにおいて使用されるプレフィックスの好ましい値を表すグラフ。

Claims (16)

  1. 直交周波数分割多重(「OFDM」)を使用した通信方法において、 送信機から送信されるOFDMシンボルとして変調される、ビット・ストリームb∈(0,1)、n=0,1,...,K−1、および、kがOFDMシンボル数である、対応する周波数領域キャリア振幅(X(k)〜X(k))のセットを生成すること、
    前記サンプル・ストリーム内にガード間隔としてプレフィックスを挿入すること、
    前記OFDMシンボルを前記送信機から受信機へ送信すること、
    該送信チャネルのチャネル・インパルス応答
    Figure 2006506921
    を該受信機において推定するように、該プレフィックスからの情報を使用すること、
    および、前記受信機で受信された信号の前記ビット・ストリームを復調するように、該推定されたチャネル・インパルス応答
    Figure 2006506921
    を使用すること、
    からなる通信方法であって、前記プレフィックス(α.c〜α.cD−1)は決定論的であり、前記受信機ならびに前記送信機にとって既知である通信方法。
  2. 前記プレフィックス(α.c〜α.cD−1)は、少なくとも1つの重みファクタ(α)が乗算される前記シンボルに共通であるベクトル(P)を含む請求項1に記載の通信方法。
  3. 前記重みファクタ(α)はシンボルごとに異なるが、所与のベクトル(P)の要素は同じ重みファクタで乗算される請求項2に記載の通信方法。
  4. 前記重みファクタ(α)は擬似ランダム値を有する請求項3に記載の通信方法。
  5. 前記重みファクタ(α)は複素値を有する請求項1または2に記載の通信方法。
  6. 前記重みファクタ(α)の絶対値はシンボルごとに一定である請求項5に記載の通信方法。
  7. 前記重みファクタ(α)は、
    Figure 2006506921
    に比例し、Nは使用可能なOFDMシンボル・サイズであり、Dはプレフィックス・ベクトルのサイズであり、mは整数である請求項6に記載の通信方法。
  8. 前記チャネル・インパルス応答
    Figure 2006506921
    を推定することは、
    受信されたプレフィックス信号変換(VHP,F)を生成するように、前記プレフィックス(α.c〜α.cD−1)のうちの1つに対応する前記受信された信号成分および前記プレフィックス(αk+1.c〜αk+1.cD−1)のうちの後続の1つに対応する前記受信された信号成分を含む第1ベクトル(VHP)に対してフーリエ変換を実施すること、
    既知のプレフィックス変換(VP,F)を生成するように、前記プレフィックス(α.c〜α.cD−1,αk+1.c〜αk+1.cD−1)の対応する成分の既知の値を含む第2ベクトル(V)に対して同様のフーリエ変換を実施すること、
    および、該既知のプレフィックス変換(VP,F)によって、該受信されたプレフィックス信号変換(VHP,F)の成分ごとの割り算を実施すること、
    を含む請求項1乃至7のいずれかに記載の通信方法。
  9. 前記プレフィックスは、重みファクタ(α,αk+1)が乗算される前記シンボルに共通であるベクトル(P)を含み、
    前記重みファクタは、シンボルごとに異なるが、所与のベクトルの要素は、同じ重みファクタで乗算され、
    前記プレフィックス(α.c〜α.cD−1)のうちの1つ、および、前記プレフィックス(αk+1.c〜αk+1.cD−1)のうちの後続の1つに対応する前記受信された信号成分は合計されて、前記フーリエ変換を実施する前に前記重みファクタ(α,αk+1)のそれぞれの値で重み付けられて、
    前記受信されたプレフィックス信号変換(VHP,F)が生成される請求項8に記載の通信方法。
  10. 前記フーリエ変換は次元D×Dであり、Dは前記プレフィックス(α.c〜α.cD−1)のサイズである請求項8または9に記載の通信方法。
  11. 前記フーリエ変換は次元(D+N)×(D+N)であり、Dは前記プレフィックス(α.c〜α.cD−1)のサイズであり、Nは前記プレフィックス間のOFDM信号のサイズであり、前記第1ベクトル(VHP)は、サイズ(N+D)の前記受信されたプレフィックス信号変換(VHP,F)を生成するように、サイズ(N)のゼロ値ベクトル
    Figure 2006506921
    だけ拡大した、前記プレフィックス(α.c〜α.cD−1)のうちの1つおよび前記プレフィックス(αk+1.c〜αk+1.cD−1)のうちの後続の1つに対応する前記受信された信号成分の前記合計を含み、
    前記第2ベクトル(V)は、サイズ(N+D)の前記既知のプレフィックス変換(VP,F)を生成するように、サイズ(N)の前記ゼロ値ベクトル
    Figure 2006506921
    だけ拡大した、前記プレフィックス(α.c〜α.cD−1,αk+1.c〜αk+1.cD−1)の前記既知の成分を含む請求項8または9に記載の通信方法。
  12. 前記チャネル・インパルス応答
    Figure 2006506921
    を推定することは、前記推定されたチャネル・インパルス応答
    Figure 2006506921
    を得るために、2以上のシンボルについて、前記プレフィックス(α.c〜α.cD−1,αk+1.c〜αk+1.cD−1)からの情報を組み合わせることを含む先行する請求項のいずれかに記載の通信方法。
  13. 前記ビット・ストリームを復調することは、
    Figure 2006506921
    に比例する行列による乗算を実施することを含み、ここで、
    Figure 2006506921
    であり、
    周波数シフトされたCIR係数
    Figure 2006506921
    を計算すること、
    成分ごとの割り算
    Figure 2006506921
    を実施すること、
    Figure 2006506921
    に比例する行列による乗算を実施すること、
    ベクトルSEQ(k)に対するk番目のデータ・シンボルに対応するN個の等化されたサンプルを抽出すること、および、
    フーリエ変換:S EQ(k)=[FN×N]・SEQ(k)を実施することによって、シンボル
    Figure 2006506921
    を周波数領域へ変換することを含む請求項1乃至12のいずれかに記載の通信方法。
  14. 前記ビット・ストリームを復調することは、後続の演算について、適合した次元を得るよ
    うに、前記受信した信号行列および前記作用素行列をゼロでパディングすること、前記既知のプレフィックス値行列を前記チャネル・インパルス応答推定行列によって乗算すること、および、該受信した信号行列から該結果を減算することを含む請求項1から12のいずれかに記載の通信方法。
  15. 送信されるべきOFDMシンボルとして変調されるビット・ストリームb∈(0,1)、n=0,1,...,K−1を生成し、前記OFDMシンボル間にガード間隔としてプレフィックスを挿入するための、生成手段を備え、前記プレフィックス(α.c〜α.cD−1)は、決定論的であり、前記受信機ならびに前記送信機にとって既知であるのが適当である請求項1乃至14のいずれかに記載の通信方法において使用するための送信機。
  16. プレフィックスが前記OFDMシンボル間のガード間隔に挿入された状態で、送信機から送信されるべき該OFDMシンボルとして変調されるビット・ストリームb∈(0,1)、n=0,1,...,K−1を含む信号を受信する復調手段を備え、前記OFDMシンボルは、前記送信機から前記受信機へ送信されてしまっており、前記復調手段は、伝送チャネルのチャネル・インパルス応答
    Figure 2006506921
    を推定するのに前記プレフィックスからの情報を使用し、前記受信機において受信される信号内の前記ビット・ストリームを復調するのに、推定されたチャネル・インパルス応答
    Figure 2006506921
    を使用するように構成され、前記プレフィックス(α.c〜α.cD−1)は、決定論的であり、前記受信機ならびに前記送信機にとって既知である請求項1から14のいずれかに記載の通信方法において使用するための受信機。
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