JP2006506817A - ヒートシンクを取り付けるためのシステム及び方法 - Google Patents

ヒートシンクを取り付けるためのシステム及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、1つ以上の構成にてヒートシンクを基板に取り付けることができる位置決め可能なヒートシンクを有するヒートシンクアッセンブリを提供すること。
【解決手段】ヒートシンクアッセンブリの配置について大きな自由度を得るため、様々な機構を説明する。かかる機構によって、ヒートシンクアッセンブリは、様々な環境に適応可能となる。またヒートシンクアッセンブリは、ヒートシンクに対応して気流を送るベーンなどの機構を有する。ヒートシンクと冷却される構成要素との間の圧力を変更、維持するための機構も含まれる。

Description

本発明は全般に、電子部品冷却の分野に関する。特に本発明は、1つ以上の電子部品を冷却するヒートシンクに関する。
対流冷却を用いた電子部品の冷却は一般に、流体送出源を使用して1つ以上の電子部品に付属するヒートシンクの周辺に流体を送ることによって行われる。流体はヒートシンクから熱を奪い、更にヒートシンクが付属する電子部品から熱を奪う。流体は、空気等の気体であってよく、かかる気体は、ファン等の流体送出源から送られる。ファンは一般に、ヒートシンク周辺の所定の経路に沿って流れるように空気を送る。したがってヒートシンクは、ヒートシンクが付属する電子部品を冷却するために、特定の気流経路に対応して位置決めしなければならない。
一般的な構成においては、基板が含まれる。この基板上に、1つ以上の電子部品が取り付けられる。このとき基板は、エンクロージャ内に取り付けてもよい。エンクロージャには空気吸込み口と空気吹出し口が設けられているので、温風をエンクロージャ内から排出することができる。空気はファンから送られてエンクロージャを流れる。ヒートシンクは、基板又は電子部品に取り付けられ、電子部品が発生する熱を空気に伝達して、その空気をエンクロージャの外部に排出するために使用される。ヒートシンクと電子部品との間の熱伝達が促進されるようにヒートシンクと電子部品との間の境界面において圧力を維持することが好ましい。しかしながら、かかる圧力を境界面において均一に維持することを保証することは困難な場合がある。
この熱伝達を促進するために、ヒートシンクは、その表面積を増大させる1つ以上のフィンを有している。フィンは一般に、気流がフィンを通り抜けることができるような配置で設けられている。気流経路は、エンクロージャの空気吸込み口、空気吹出し口の位置とファンの位置とによって定まることが多い。
いったんヒートシンクが取り付けられると、ヒートシンクの方向は、ヒートシンクを取り外して再度取付けを行わないかぎり、一般に変えることはできない。ヒートシンクの固定ねじを正方形の各頂点に配置した場合、ヒートシンクを取り外し、90度回転させ、再度取り付けることは可能である。ただし、ヒートシンクの取付け可能な方向は4方向に限られる(すなわち、90度ごとに4回転)。従来技術における多くの配置は、ヒートシンクの取付けが1つの位置のみ可能であるという点において限定的である。
大量生産においては、ヒートシンクは、エンクロージャ内への設置前に基板に予め取り付けられることが多い。ヒートシンクがファンによって形成される気流経路内に位置しない場合、ヒートシンクからの熱伝達は最適状態にならない。この配置は、ヒートシンクを取り外し再度取り付けて、ファンが発生する気流に対してヒートシンクのフィンを位置合わせすることによって改善することができる。この改善策を講じると、ヒートシンクの設置に必要な時間とコストが増大するおそれがある。更に、適切な代替取付け位置が基板上又は電子部品上にない場合には、この改善策を講じることさえ不可能な場合もある。また、電子部品とファンの様々な構成に対応するために、様々に構成されたヒートシンクが製造されている。この場合、製造原価や在庫費用が増大するおそれがある。特製ヒートシンクは、様々な用途に応じて製造する必要があるからである。電子部品の設置状態により、ヒートシンクを標準外で方向付けしなければならない場合、解決策を講じるために更なる努力とコストを費やす必要が生じ得る。
上記のことから、電子部品のアッセンブリの設計と製造において放熱は困難事項であった。したがって、現在の技術に対して代わりとなるヒートシンクが必要とされている。
対流冷却を用いた電子部品のヒートシンクは、特定の方向に流体をヒートシンクへ送る流体送出源に依存している。したがって、ヒートシンクとその取付け機構は、一つの気流方向経路に対応するよう設計される。
本特許は、様々なヒートシンクに適応可能な取付け機構を提供する。これにより、ボードへの取付け位置に関わりなく、ヒートシンクの方向付けを完全に自由に行うことができる。
一般にヒートシンクは、電子部品のエンクロージャ内に位置する流体送出源によって形成される流体の流れの方向に取り付けられる。この方向は、吸気・排気方向を決定するシステム要求事項による。本特定のヒートシンク取付け方法によって、エンクロージャ内におけるヒートシンクの方向が柔軟なものになる。
本特許は、ばねクリップ、並びにヒートシンクへのばねクリップの取付け方法を提供する。
ばねクリップは、ヒートシンクアッセンブリの一部であって、チップに必要な圧力を与えて良好な熱伝導経路を保証するためのものである。
本発明のこの他の態様については、以下に説明を行う。
以下、本発明の上記の態様及びその他の態様について、添付の図面を参照して詳細に説明を行う。ただし、図面は説明のためであって、本発明の技術範囲を限定するものではない。
以下、実施形態について、本発明の原理を表す特定の実施形態の例を挙げて説明する。これらの例は、これらの原理と本発明を説明するために示すが、限定的なものではない。以下の説明において、明細書、図面全体を通して、類似部品にはそれぞれ同一の符号を付す。
図1を参照すると、本発明の一実施形態に係るヒートシンクアッセンブリ20が示されている。ヒートシンクアッセンブリ20は、集積回路チップ24等の電子部品を冷却するためにマザーボード等の基板22に取り付けることができる。ヒートシンクアッセンブリ20は、ヒートシンクを含む。このヒートシンクは公知の技術である複数の構成のうちのいずれを有してもよい。本特定の実施形態において、ヒートシンク26は概ね長方形であり、一定の間隔に配列した概ね平行なフィン28を有する。ヒートシンク26は、ヒートシンク取付け板30に接続する。取付け板30は、留め具32を使用して基板22(又はその構成要素)に固定される。留め具32は、取付け板30において画成される1つ以上の穴34に挿入される。留め具32は、基板22に位置する孔36内に保持される。留め具32はねじ等であり、孔36はねじ穴等である。ヒートシンク26は、エンクロージャ38内に配置してもよい。フィン28は、空気等の流体がエンクロージャ38内のフィン28に沿ってAの方向に移動することができるように方向付けされる。これにより、空気とフィン28との接触を改善することができる。空気は、ファン37等の流体循環手段によってヒートシンク26周辺を循環する。ファン37は、設計要求事項に規定のとおり、空気を推進させるよう動作可能である。空気は方向A等の方向に空気吸込み口においてエンクロージャ36内に吸い込まれ、方向Bなどの方向に空気吹出し口においてエンクロージャ36から排出される。この他、ヒートシンクアッセンブリ20と基板22とを一体化して、エンクロージャ内に一緒に配置してもよい。この場合エンクロージャは、少なくとも1つの空気吸込み口を有し、かかる空気吸込み口を通して空気の循環が可能である。ヒートシンク26周辺に冷却用の十分な気流がある場合、エンクロージャ又は同様の構造体を使用せずに冷却を行ってもよい。空気の循環は、ファン等の装置や構造体、又はその他の態様によって促進することができる。
図2A〜2Cを参照すると、ヒートシンクアッセンブリの実施形態を符号40として示す。ヒートシンクアッセンブリ40は、複数のフィン44を有するヒートシンク42を含む。フィン44は、互いに隣接して配列されている。またフィン44は、概ね一定の間隔で配列され互いに平行である。フィン44は、例えば他の実施形態で説明するように(例えば図3A又は図9Bを参照)、従来から知られている他の方向で配置してもよい。フィン44と概ね反対側のヒートシンク42の一側面上には、ベース、スラグ、又は台座46の類の突出部がヒートシンク42に接続している。台座46は、規則正しい形状ならいずれの形状でもよいが、図2Aに示したように概ね円筒形であることが好ましい。
台座46は、ヒートシンクアッセンブリ40の取付け板50の開口部48に挿入される。開口部48は、開口部48内でヒートシンク42が比較的簡単に回転できるよう、台座46の横断面と同じ寸法及び形状であることが好ましい。台座46は、保持アッセンブリ52によって開口部48内に保持される。保持アッセンブリ52は、クリップ又はばねクリップ54の類の保持具、並びに溝56などの対応する機構を含む。クリップ54は台座46の円周に設けられた溝56によって保持される。
クリップ54は、ギャップ61によって間隔が保たれている自由端57、59を有する準環状であることが好ましい。ギャップ61は、台座46の直径より小さいので、クリップ54は台座46上に保持され得る。クリップ54を溝56内に取り付けるにあたっては、自由端57、59を互いに離れるように移動させ、台座46を通すために十分な隙間を形成する。いったん台座46がクリップ54内に収まると、クリップ54は溝56と位置合わせされ、自由端57、59はそれぞれの最初の位置まで移動する、すなわち弾性的に戻ることができる。溝56は、クリップ54を有効に保持するために十分機能するかぎり、部分的溝であっても全周に渡った溝であってもよい。本実施形態は、台座46を保持するクリップと溝の構成を用いて説明を行うが、従来から知られているその他の保持機構を使用して台座46を保持してもよい。本構成においては、ヒートシンク42は台座46の軸を中心として回転可能に移動可能であり、保持アッセンブリ52によって取付け板50に保持される。
台座46が概ね円筒形である場合、台座46は開口部48内で自由に回転することが可能である。ただし、台座46が正五角形や正方形などのその他の正多角形、又はその他の形状である断面を有し、且つ、開口部48がかかる断面に応じて構成され場合、台座46を開口部48から取り外し、回転させ、開口部48に再度挿入する場合にかぎって、台座46を位置決めすることができる。台座46が概ね円形の断面を有する場合と同様に、この変形例においても、ヒートシンク42の方向を取付け板50に対して変えることは可能である。
基板22への取付け前に、穴58が対応する孔36に位置合わせされるように、取付け板50は基板22に対して位置決めされる。これにより、ヒートシンクアッセンブリ40を、留め具32を使用して基板22に取り付けることができる。取付け板50はヒートシンク42に対して回転可能なので、ヒートシンク42の方向に影響を及ぼすことなく、孔36を有用ないずれの場所にでも設けることができる。孔36は、チップ24に位置合わせされかつチップ24を中心とする仮想正方形(図示せず)の各頂点に位置する必要はない。取付け板50の穴58が孔36と位置合せされるよう構成されるかぎり、並びに台座46の自由端に十分な力がかかり得るかぎり、孔36は、チップ24の位置に対して他の関係を有することができる(詳細は後述)。
いったん穴58と孔36とが位置合わせされると、留め具32を穴58、孔36に部分的にネジ込むでもよいが、締付けは行わない。組立てのこの段階においては、ヒートシンク42は取付け板50に対して回転可能である。このように回転可能であるので、フィン44はヒートシンク42の冷却、ひいてはチップ24の冷却に役立つように気流Aに位置合せされることが可能である。したがってヒートシンクアッセンブリ40においては、ヒートシンク42を気流Aに対応するよう容易に方向付けすることができる。したがって、基板22及びチップ24等の電子部品の構成は、気流Aの源(例えばファン)の位置によって制約を受けないし、気流Aの方向によっても制約を受けない。理由は、ヒートシンクアッセンブリ40を基板22(又はその構成要素)に取り付ける際に、ヒートシンク42を効果的に位置合わせすることができるからである。
いったんヒートシンク42の方向付けがなされたら、留め具32を孔36に締め付けてよい。この締付けによって、台座46の熱伝達境界面60はチップ24の表面と接触する。熱伝達境界面60は、台座46の遠位端に設けることができる。台座46とチップ24とのこの物理接続によって、チップ24が発生する熱は台座46からヒートシンク42に伝導され、フィン44によって気流Aに放散される。
熱伝達境界面60からチップ24にかかる力は、孔36の開口部65を、熱伝達境界面60に接触するチップ24の表面の平面より基板22に近い平面に置くことによって増大させてもよい。この構成において、熱伝達境界面60はチップ24の表面と接触し、留め具32は、穴58と孔36に挿入される。留め具32を締め付ける前には、取付け板50と孔36の開口部65との間には隙間がある。留め具32を孔36内に締め付けるのに伴い、穴58に隣接する取付け板50の部分(複数)が孔36の方にたわむ。このたわみによって、板50は台座46をチップ24に対して付勢するばねとして働いて、境界面に印加する圧力を増大させる。台座46とチップ24との境界面における圧力が増大することによってチップ24の熱伝導表面と台座46とが更に接触する。台座46がチップ24の方に付勢される程度は、チップ24とヒートシンク42の要件と特性により様々であってよい。台座46とチップ24との境界面における圧力を維持することによって、移動中及び振動中におけるヒートシンク42のチップ24への熱的接触も保たれる。またこの配置によって、台座46とチップ24との境界面における圧力が概ね均一に維持される。
板50は、金属から構成することが好ましいが、複数の適切な材料のいずれかから構成してもよい。例えば、高い弾性係数と高い耐力を有する、鋼、ベリリウム、銅、アルミニウム(例えば2024又は7075)、或いはその他の金属、又は混合物から構成してよい。
上記のとおり、ヒートシンク42を取付け板50に対して回転させて取付け板50とヒートシンク42とを有利に方向付けすることによって、ヒートシンクアッセンブリ40は、多様な構成の基板アッセンブリ22や様々な気流経路に対して適応可能となる。
図3A〜3Dを参照すると、ヒートシンクアッセンブリの一実施形態の概要が符号62として示されている。ヒートシンクアッセンブリ62は、下記を除いては、ヒートシンクアッセンブリ40と同様であり同様に機能する。ヒートシンクアッセンブリ62は、フィン66を有するヒートシンク64を含む。フィン66は、一定の間隔で概ね長楕円形に配置されている。フィン66は、互いに概ね平行であるが、フィン44の方向に対して概ね直交する方向にある。この構成においては、気流がヒートシンクアッセンブリ40で説明した例の場合に対して概ね直交する方向からくるとき、ヒートシンク64の冷却が行われる。様々な実施形態で説明されるいずれのヒートシンクのフィンの特定の構成も、必須構成ではないことに留意されたい。フィンについては、任意の気流を有する特定の構成に対して適宜構成されることのみ必要である。
ヒートシンク64は台座68を含み、その台座は取付け板72の開口部70に挿入される。保持アッセンブリ74は、開口部70内に台座68を保持する。保持アッセンブリ74は、クリップ76等の類の保持具を含む。またクリップ76は、台座68の周囲に設けられた対応する溝78によって保持される。この溝は全周に渡った溝であってもよい。ヒートシンクアッセンブリ62を基板22に保持するために、板72に設けられた穴80は、孔36に挿入される留め具32を収容する。留め具32を締め付けることによって、熱伝達境界面82はチップ24と当接する関係になり、熱伝達境界面82からチップ24に力がかかる。
ヒートシンクアッセンブリ62は、ラチェット84を更に含む。ラチェット84は、1つ以上の歯88と共働する1つ以上の単一方向ストップ86を含む。単一方向ストップ86は、取付け板72に取り付けても、取付け板72内に形成されてもよい。歯88は、台座60の周囲に設けられる(又は、歯88は開口部70の周囲に設けられてもよい)。歯88が、単一方向ストップ86と共働することにより、台座68の軸を中心としてヒートシンク64が一方向に回転する。留め具32を締め付ける前は、ヒートシンク64は所定の数の単一方向ストップ86を通過して回転可能である。したがってストップ86は、任意の弧を描くヒートシンク64の回転の指標となる。ヒートシンク64の回転の程度の指標を得るために、より多数又はより少数のストップを開口部70の周囲に均一間隔で設けてもよい。この配置は、ヒートシンク64を任意の気流に対して更に正確に位置合わせすることに役立つ。例えば、ヒートシンクアッセンブリ62の基板22への取付けに関する技術者向け取扱説明書に、ヒートシンク64は留め具32を締め付ける前に3つの単一方向ストップ86を通過するように回転させること、と記載することができる。
動作上、ヒートシンク64が開口部70内で回転するのに伴い、歯88は単一方向ストップ86の傾斜側面90に接触する。単一方向ストップ86は、弾性材料から構成されることが好ましい。これにより、歯88が傾斜側面90に沿って強制的に進むのに伴い、ストップ86は板72の方にたわむ。歯88が傾斜側面90を通過すると、弾力的な単一方向ストップ86は最初の位置に戻る。この位置において、ストップ88は歯88の側面に当接して、ヒートシンク64が反対方向に回転することを抑制する。
例えば図3Cに示したように、歯88の数は、単一方向ストップ86の数と一致する必要はないことが分かるであろう。ストップ86より歯88の数が多いと、ストップ86の数が多い場合よりも小さなインクリメントで回転の指標が得られる。歯88とストップ86との相対間隔は均一でなくてもよい。様々な間隔を設けることによって、ヒートシンク64の回転の程度の様々な指標を得ることができる。
ヒートシンク64は円形でないので、ヒートシンク64を回転させると、気流Aがヒートシンク64の熱伝達特性に及ぼす影響が変わる。例えば、図3Cにおいて、ヒートシンク64が90度の弧を描いて回転すると、ヒートシンク64は気流Aの経路から実質的に外れる。したがって、気流Aがヒートシンク64に及ぼす影響は、ヒートシンク64が様々な弧を描いて回転することによって変わり得る。
図4A〜4Cを参照すると、ヒートシンクアッセンブリの他の一実施形態の概要が符号92として示されている。ヒートシンクアッセンブリ92は、下記を除いては、ヒートシンクアッセンブリ62、ヒートシンクアッセンブリ40と概ね同様に作動する。ヒートシンクアッセンブリ92は、フィン96と台座98を有するヒートシンク94を含む。台座98は、取付け板102に設けられた開口部100に挿入される。台座98は、保持アッセンブリ104によって開口部100内に保持される。保持アッセンブリ104は、クリップ106の類の保持具を含む。クリップ106は、台座98の溝108内に位置する。
ヒートシンクアッセンブリ92は、開口部100の縁に位置するニブ又はキーの類の1つ以上の突出部110を有する点において、本明細書に記載の他の実施形態と異なる。キー110は例えば、互いに均一な間隔で配置されている。台座98は、溝108を横断しかつ台座98の中心軸に概ね平行である1つ以上のラベット112を有する。ラベット112は、キー110の寸法と位置に対応する寸法と位置で設けられている。台座98が開口部100に挿入されると、キー110がラベット112と位置合わせされることにより、台座98の通過が可能になる。この位置にあるとき、ヒートシンク94の回転は、キー110によって抑制される。ただし、ヒートシンク94は、台座98を開口部100に挿入する前に、取付け板102に対して方向付けを行うことができる。これにより、ヒートシンク94は先の実施形態で説明したように、気流Aに対して方向付けされる。先に説明した実施形態と異なり、いったん台座98を開口部100に挿入すると、ヒートシンク94を更に回転することはできなくなる。この配置によって、ヒートシンク94はより強く固定される。いったん開口部100に挿入されると、台座98はクリップ106によって固定される。他の点においては、ヒートシンクアッセンブリ92は、先の実施形態と同様に作動する。
キー110を有する代わりに、台座98は、正三角形(図示せず)などの円形以外の規則正しい形状の断面を有するように構成することができる。開口部100は、台座を収容することができるよう、同じ形状を実質的に有するよう構成される。非円形断面を使用するので、開口部100内における台座の回転が抑制される。先に説明した実施形態と同様に、台座(及びヒートシンク)は、台座を開口部に挿入する前に、所望の方向に回転させることができる。いったん挿入すると、台座を回転させることはできない。
図5A〜5Cを参照すると、ヒートシンクアッセンブリの一実施形態の概要が符号114として示されている。ヒートシンクアッセンブリ114は、フィン118と台座120を有するヒートシンク116を含む点において記載の他の実施形態と同様である。台座120は、取付け板124に設けられた開口部122に挿入することができる。開口部122は、台座120に沿って設けられた横断ラベット128に収容されるキー126の類の突出部を有する。
ヒートシンクアッセンブリ114は、例えばヒートシンクアッセンブリ92で説明したような保持アッセンブリを含まない点において、記載の他の実施形態と異なる。代わりに、台座120は、キー126を横断ラベット128と位置合わせすることによって開口部122に挿入される。キー126が溝130の類の保持具と位置合わせされると、ヒートシンク116は台座120の軸を中心として回転する。溝130は全周に渡って設けられてキー126を収容するよう構成されることが好ましい。いったんキー126が溝130に入ると、ヒートシンク116が取付け板124の平面に直交する方向に移動することは抑制される。いったんキー126がラベット128内に置かれると、取付け板124は上記のように、基板22に固定することができる。留め具32を締め付けるのに伴い、取付け板124、特にキー126は溝130の表面を圧迫する。これにより、ヒートシンク116が更に回転することが抑制される。
ヒートシンク116は、取付け板124を基板22に固定する前に所望の方向に回転させることができる。ただし、キー126同士の間の距離に対応した弧を描いてヒートシンク116が回転した場合、キー126は横断ラベット128に再度位置合わせされ、ヒートシンク116は取付け板124に保持されない。したがって、キー126とラベット128の間隔、並びにキー126とラベット128の数は、ヒートシンク116が様々な弧を描いて回転することができるよう変化させることが可能である。
図6A〜6Cを参照すると、ヒートシンクアッセンブリの一実施形態の概要が符号132として示されている。ヒートシンクアッセンブリ132は、上記のヒートシンクアッセンブリ114とほとんど同様である。特に、ヒートシンクアッセンブリ132はフィン136と台座138を有するヒートシンク134を含み、フィン136と台座138はヒートシンク134に取り付けられる。台座138は、取付け板142の開口部140に挿入することができる。台座138をその軸を中心として回転させてキー144を溝146に入れることによって、取付け板142の平面を横断する方向に台座138が取付け板142に対して移動することが抑制される。
ヒートシンクアッセンブリ132は、1つ以上のステップ148が溝146に沿って設けられている点において、ヒートシンクアッセンブリ114と異なる。ステップ148は、台座138の全周に渡って設けられ、キー144の間隔に対応した間隔で配置されている。ステップ148は、台座138の自由端150に隣接する溝146の側面に設けることが好ましい。
ヒートシンクアッセンブリ132を取り付けるためには、ヒートシンク134を、キー144が横断ラベット152に位置合わせされる方向まで回転させる。台座138が開口部140に挿入されるのに伴い、キー144は、溝146に入るまで横断ラベット152に沿って移動する。この時点において、ヒートシンク116は、所望の方向に回転し(又は、同時に、取付け板142が所望の方向まで回転し)、キー144は溝146に入る。これにより、台座138が開口部140に更に挿入されたり或いは開口部140から外れることが抑制される。ヒートシンク134の回転に伴い、キー144はステップ148に隣接して位置決めされる。
次に、留め具32を穴154内に挿入して締め付ける。留め具32を締め付けるのに伴い、板142は基板22の方に引っ張られる。同時に、熱伝達境界面156の基板22への変位量(ある場合)が板142の基板22への変位量よりも小さくなるように熱伝達境界面156がチップ24の表面を圧迫する。したがって、取付け板142が基板22の方にたわむのに伴い、キー144はステップ148に入る。いったん留め具32を締め付けると、台座138(ひいてはヒートシンク134)の更なる回転運動は、ステップ148内に保持されるキー144によって抑制される。
図7A〜7Cを参照すると、ヒートシンクアッセンブリの一実施形態の概要が符号158として示されている。ヒートシンクアッセンブリ158は、フィン162を有するヒートシンク160とヒートシンク160からぶら下がっている台座164を含む。取付け板165は、上記の取付け板とは構成が異なる。特に、取付け板165の開口部166は、上記のように台座164がそのまま通過できるように構成されていない。代わりに、取付け板165は、取付け板165の縁と開口部166との間に位置する場所に画成される通路168を有する。通路168によって、台座164は、下記のように開口部166内に側方から案内される。開口部166から台座164が側方に外れないようにするため、通路168の幅Wは台座164の直径より小さい。開口部166の寸法と形状は、溝170によって画成される空間と概ね同一に構成される。
台座164を開口部166に案内するために、取付け板165の自由端172、174は取付け板165の平面からそれぞれ反対方向にたわむ。これによって、通路168の寸法が増大して台座164が通路168を通過することが可能になる。このとき開口部166は溝170と位置合わせされるので、開口部166を画成する取付け板165の部分(複数)が溝170内に入って溝170に保持される。同時に、自由端172、174は取付け板165と同じ平面内の最初の位置に戻される(又は材料によっては弾性的に戻り得る)。力がかからくなったときに自由端172、174が最初の位置に戻ることができるよう、取付け板165は弾力性があって柔軟な材料から構成されることが好ましい。
取付け板165の柔軟性を増大させ、ヒートシンク160とチップ24の周辺の気流を増大させるため、取付け板165には1つ以上の切取り部176を設けてもよい。取付け板165は、上記と同様に基板22に固定される。これによって、取付け板165はばねとして働き、溝170周辺の台座164を圧迫するので、熱伝達境界面178はチップ24の表面を圧迫し、ヒートシンク160が更に回転することが抑制される。
図8A〜8Dを参照すると、ヒートシンクアッセンブリの一実施形態の概要が符号180として示されている。ヒートシンクアッセンブリ180は、ヒートシンクアッセンブリ40と同様であるが、その他の実施形態で説明した特性や機能と多くの共通点を有する。ヒートシンクアッセンブリ180は、一方の側面にフィン184を有するヒートシンク182と、もう一方の側面から突出する台座186とを含む。台座186は、取付け板190の開口部188に挿入することができる。保持アッセンブリ192によって、台座186が開口部188から外れることが抑制される。保持アッセンブリ192は、クリップ194等の類の保持具を含む。クリップ194は、台座186周囲に設けられた対応する溝196と共働する。その他の実施形態と同様に、留め具32を穴198に挿入して、ヒートシンクアッセンブリ180を基板22に固定することができる。
本実施形態においては、取付け板190は、先に説明した実施形態とは異なる。取付け板190は、ベーン部200を有する。このベーン部200は、取付け板190に取り付けてもよいし、取付け板190と一体化して設けてもよい。ベーン200は、取付け板190と一体化して設けることが好ましい。ベーン部200は、勾配が付いた概ねサイ円錐台形状をしており、その端189において開口部188を画成する。ベーン200の側面202は、概ね弓状で、開口部188からテーパ状になって取付け板190に徐々に結合する。
動作上、気流はA方向にヒートシンクアッセンブリ180に送られる(図8C、8Dを参照)。空気はフィン184を通り抜けベーン200にぶつかる。ベーン200の弓状側面202は、フィン184を通って熱せられた空気を、ヒートシンクアッセンブリ180から気流方向Cに送る。この構成においては、取付け板190を横切ってヒートシンク182から側方に離れるように気流を再方向付けることを促進するために、空気がヒートシンクアッセンブリ180を通過するために必要な圧力低下が少なくなっている。
ベーン200の形状は、図8A〜8Dに示した形状に限定されない。ヒートシンク182とヒートシンク182が付属する電子部品の冷却を向上させるために、この他の形状を使用して所望の方向に気流を送ってもよい。例えば、ベーン部200は、螺旋溝を有してもよく、カップ状であってもよく、概ね直線状の側面を有してもよく、或いは凹面を有してもよい。ベーン200は、基板22とヒートシンクアッセンブリ180を収容するエンクロージャの特定の一部分又は複数の部分に気流を送るために、不規則な形状を有してもよい。
図8Dの断面図に示したように、ベーン部200は、開口部188周辺の取付け板190におけるより厚い部分によって形成されている。ベーン200は、例えば板190のスタンピングやプレシング、板190の射出成形や鋳造、或いはその他の方法によって成形することができる。
図9A〜9Cを参照すると、ヒートシンクアッセンブリの一実施形態の概要が符号240として示されている。ヒートシンクアッセンブリ204は、ヒートシンクアッセンブリ40と概ね同様であるが、記載のその他の実施形態の特色や利点と多くの共通点を有する。特に、ヒートシンクアッセンブリ204は、フィン208と台座210を有するヒートシンク206を含む。ヒートシンクアッセンブリ204は、取付けアッセンブリがワイヤフレーム214の類である点において他の実施形態と異なる。
ワイヤフレーム214は、単一のワイヤから形成されても、或いは他の適切な材料から形成されてもよい。或いは、ワイヤフレーム214は、挿入、溶接、又はその他の方法で互いに接続された複数の部分を有するように形成されてもよい。
ワイヤフレーム214は、ヒートシンクアッセンブリ40の開口部48と機能上同様である開口部216を画成する。ワイヤフレーム214は、穴222を画成する弓状の自由端220を有する2つ以上のアーム218を有する。穴222は、穴58と同様に機能し、ヒートシンクアッセンブリ204を基板22に固定する留め具32を収容する。留め具32が基板22に固定されると、アーム218は、溝226内に保持される保持アッセンブリ215の取付けクリップ224の方にたわみクリップ224を圧迫する。これにより、熱伝達境界面228から、他の実施形態で先に述べたように、チップ24に圧力がかかる。
ワイヤフレーム取付けアッセンブリ214のアーム218、自由端220、及びその他の部品に使用される特定の寸法と形状は、取付け孔36の位置によって変わり得る。ワイヤフレーム214の構成要素は、すべて同じ平面内にあることが好ましいが、各アーム218は同じ長さである必要はないし、互いに均等な間隔で配置されている必要もない。アーム218と自由端220の相対配置については、熱伝達境界面228が十分な力でチップ24を圧迫して熱をチップ24から奪うことができるよう、保持クリップ224に適切な力がかかるのに十分であること以外は必要ない。
ワイヤフレームアッセンブリ214は、例えば取付け板50と比較すると、気流を増大させる。
図10A〜10Cを参照すると、ヒートシンクアッセンブリの一実施形態の概要が符号229として示されている。ヒートシンクアッセンブリ229は、ヒートシンクアッセンブリ204と同様である。様々な図面から分かるように、様々なヒートシンクが様々な実施形態に関して示されている。様々な実施形態の働きは一般に、使用するヒートシンクの種類や構成に依存しない。ただし、一部のヒートシンクアッセンブリは、他の構成よりも任意の構成を有するヒートシンクをより有効に使用することができる。例えば、ヒートシンクアッセンブリ204は、台座210の中心軸に概ね平行に進む気流を必要とする又は有する構成の場合に最も良好に使用することができる。この他、ヒートシンクアッセンブリ40の一部として示したヒートシンクは、台座60の軸を概ね横断する気流を有する構成の場合により適切に使用することができる。ただし、様々な実施形態で示される様々なヒートシンク、並びにその他の公知のヒートシンクは、必要に応じて他の実施形態に適用可能である。
ヒートシンクアッセンブリ229は、フィン232と台座234を含むヒートシンク230を有する。台座234は、ワイヤフレーム238の類の取付けアッセンブリによって画成される開口部236に挿入することができる。ワイヤフレーム238は、ワイヤフレーム214と同様である。ワイヤフレーム238は、板の類の部材を更に含む。この板は、環状板240であることが好ましい。環状板240は、台座234を通すことができるよう、開口部236の寸法と形状に概ね対応する開口部242を有する。環状板240はワイヤフレーム238のいずれの側面にも取付け可能であるが、ヒートシンク230と反対側にあるワイヤフレーム238の側面に取り付けることが好ましい。ワイヤフレーム238は、穴248を画成する自由端246を有するアーム244を有する。
ヒートシンクアッセンブリ229を組み立てるためには、台座234を開口部236と環状板240の開口部242とに挿入する。このとき台座234は、台座234の溝254と係合するクリップ252を含む保持具250によって保持される。留め具32は、穴248に挿入され締め付けられて、ヒートシンクアッセンブリ229が基板22に固定される。留め具が締め付けられるのに伴い、留め具は自由端246を圧迫して自由端246は基板22の方に引っ張られる。これにより、熱伝達境界面256はチップ24を圧迫する。自由端246が基板22の方に強制的に向かうに伴い、ワイヤフレーム238に接続された或いはその他の方法で取り付けられた環状板240は、アーム244のたわみに抵抗する。この抵抗によって、最終的に熱伝達境界面からチップ24に加わる力が増大する。これにより環状板240は、アーム244の実効弾力性を増大させる。環状板240は、ワイヤフレーム238の構造を強化するのにも役立ち得る。
図12A、12Bを参照すると、ヒートシンクアッセンブリの一実施形態の概要が符号274として示されている。ヒートシンクアッセンブリ274は、ヒートシンクアッセンブリ204と同様であるが、記載のその他の実施形態の特色や利点とも多くの共通点を有する。特に、ヒートシンクアッセンブリ274は、フィン276と台座278を有するヒートシンク275を含む。ヒートシンクアッセンブリ274は、保持具が台座278と一体化している又は台座に固定されている点において他の実施形態と異なる。保持具は、符号290で示されている。ヒートシンクアッセンブリ274と同様に、ワイヤフレーム取付けアッセンブリ282は、基板22にヒートシンク275を取り付けるために使用される。
ワイヤフレーム282は、単一のワイヤから形成されても、或いは他の適切な材料から形成されてもよい。或いは、ワイヤフレーム282は、挿入、溶接、又はその他の方法で互いに接続された複数の部分を有するように形成されてもよい。
ワイヤフレーム282は、開口部280を画成する。ワイヤフレーム282は、穴288を画成する弓状の自由端286を有する2つ以上のアーム284を有する。穴288は、穴58と同様に機能し、ヒートシンクアッセンブリ274を基板22に固定する留め具32を収容する。留め具32が基板22に固定されると、アーム284は、保持具290の方にたわみ保持具290を圧迫する。これにより、熱伝達境界面292から、他の実施形態で先に述べたように、チップ24に圧力がかかる。
開口部280を画成する1つ以上の部分294に力をかけることによって、ワイヤフレーム282は台座278に取り付けられる。力がかかると、1つ以上の部分294が変形して、保持具290とともに台座278が開口部280を通ることができる。ワイヤフレーム部分294は、かかる変形を可能とし、かついったん保持具290が開口部280に挿入されたらかかる部分294が最初の形状に戻ることを可能とするような、柔軟な、好ましくは弾力性のある材料から構成される。このようにして保持具290とワイヤフレーム282は、台座278が外れることを抑制する。
図13A〜13Dを参照すると、ヒートシンクアッセンブリの他の一実施形態の概要が符号296として示されている。ヒートシンクアッセンブリ296は、下記を除いて、ヒートシンクアッセンブリ40及びその他の実施形態で説明した場合と概ね同じように働く。ヒートシンクアッセンブリ296は、フィン300と台座302を有するヒートシンク298を含む。台座302は、取付け板306によって画成される開口部304内に位置決め可能である。台座302は、保持具308によって取付け板306に保持され得る。ヒートシンクアッセンブリ274の場合と同様に、保持具308は台座302と一体化されていても、或いは台座302に固定されていてもよい。
ヒートシンクアッセンブリ296は、取付け板306が少なくとも2つのサブプレート306a、306bに分割可能である点において本明細書に記載の他の実施形態と異なる。各サブプレート306a、306bは、少なくとも開口部304の一部を画成する。各サブプレートは、接続機構310、312を介して互いに移動可能に接続することができる。サブプレート306a、306bは、図13A〜13Dに示したように同様であってもよいし、互いに大きく異なってもよい。同様の構成にすれば、製造コストが削減される。
本実施形態において、接続機構310は接続機構312と同様である。したがって、ここでは機構310についてのみ説明する。機構310は、取付け板306の弾力性を、取付け板50を含む他の実施形態の取付け板と同様の程度に維持する嵌合い部品310a、310bを含む。本実施形態において、部品310aは、プレート306aの一部を形成するフィンガ314を有する。部品310bは、フィンガ314と嵌め合う、プレート306b内に形成された対応するリセプタクル316を含む。サブパーツ306a、306bがより一体化することができるよう、フィンガ314には段差をつけてもよい。
板306を台座302に取り付けるために、サブプレート306a、306bは台座302のいずれかの側面に位置決めされる。各サブプレート306aは、台座302の軸に対して角度を成して傾斜している。各サブプレート306は、台座302の軸に対して45度の角度を成すことが好ましく、互いに90度の角度を成すことが好ましい。このときサブプレート306a、306bは接続し、接続機構310、312の対応する部品が位置合わせされ係合する。次にサブプレート306a、306bは、共通平面内に移動し、かかる接続機構を十分係合させ、保持具308とヒートシンク298との間に台座302を係合させる。このようにしてヒートシンクアッセンブリは、他の実施形態で説明したように基板22に取り付けることができる。
保持具308とヒートシンク298との間の特定の接続機構が用いられるが、取付け板306が少なくとも部分的に分割された後(例えばサブパート306a、306bを蝶番で留めるなどして)台座302と係合させるために再び接続させるかぎり、その特定の接続機構は異なってよいことに留意されたい。
図11を参照すると、複数の実施形態が示されている。各実施形態はそれぞれ単独で基板22に取り付けられる。これらの実施形態は、図11の分解図から分かるように同時に取り付けられるものではない。4つの例として挙げた実施形態258、260、262、及び264は、便宜的に1つの図に同時に示してある。
ヒートシンクアッセンブリ20は、図1に示したアッセンブリと同じものである。ヒートシンクアッセンブリ20の取付けブラケット30は、他の実施形態で説明した場合と異なる。取付けブラケット30は、図2Aに示した取付けブラケット50と幾分同様ではあるが、この取付けブラケット30は、少なくともその内部に1つ以上の切取り部266を有する点において異なる。取付け板30も、端272に近く、アーム270に沿った点にベンド又はデフレクションポイント268を有する。ベンド268によって端272は取付け板30の平面外に置かれ、そのことによっても、端272を貫通する穴34も取付け板30の平面外に置かれる。
設置の際には、留め具32が穴34に挿入されて孔36内で締め付けられるのに伴い、端272が孔36から離れる方向にたわむように、取付け板30の方向付けを行うことが好ましい。各留め具32は、たわんだ端272を圧迫して、端272を孔36の開口部に接近させる。この配置によって、接続部は、曲げモーメントを伝え得る固定結合部として働く。取付け板165で説明したように、切取り部266は、取付け板30周辺の気流を増大させ、アーム270の弾力性を増大させる。
実施形態258を参照すると、エンクロージャ38は、ヒートシンク42に対応して有用な方向まで回転させることができる。同時に、取付けブラケット30は、最初の方向に留まってもよい。この他、実施形態258を、同様であるが同一ではない回路と構成要素配置を有する別の基板22Aに取り付ける場合、エンクロージャ38とヒートシンク42は特定の固定方向に維持し、取付け板30は基板22Aを取り付けるにあたりより有用な位置まで回転させることも可能である。
実施形態260を参照すると、別の基板上に別の回路と別の構成要素配置を有することを可能にするためにヒートシンク206又は取付け板30を回転させる必要なく、エンクロージャ38を回転させることができる。この他、エンクロージャ38の方向を維持しながら、取付け板30をより有用な方向に回転させることができる。ヒートシンク206は円形なので、回転しても熱伝達に影響を及ぼさない。
実施形態262を参照すると、エンクロージャ38とヒートシンク64は、実施形態258と同様に方向付け可能である。同様に、実施形態264は、実施形態258と同様に操作することができる。
以上、ヒートシンク、取付け板、取付けアッセンブリ、並びにその他の構成要素の様々な実施形態に関して様々な実施形態の説明を行ったが、これらの構成要素は、特定の設置の必要性に応じて一般に交換可能である。各実施形態における構成要素の特定の組合せは、上記例に示した組合せに限定されない。
したがって、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、実施形態に多くの変形、改変、変更を施すことが可能であることは、当業者にとっては明らかであろう。
本発明の一実施形態に係る基板に取り付けるためのヒートシンクアッセンブリの分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係るヒートシンクアッセンブリの分解図である。 図2Aのヒートシンクアッセンブリの組立透視図である。 図2Aのヒートシンクアッセンブリの組立側面図である。 ラチェット機構を有するヒートシンクアッセンブリの一実施形態の分解図である。 図3Aのヒートシンクアッセンブリの側面分解図である。 図3Aのヒートシンクアッセンブリの組立側面図である。 図3Aのヒートシンクアッセンブリの組立透視図である。 本発明の一実施形態に係るヒートシンクアッセンブリの分解透視図である。 図4Aのヒートシンクアッセンブリの分解側面図である。 図4Aのヒートシンクアッセンブリの組立側面図である。 本発明の一実施形態に係るヒートシンクアッセンブリの分解透視図である。 図5Aのヒートシンクアッセンブリの分解側面図である。 図5Aのヒートシンクアッセンブリの組立側面図である。 本発明の一実施形態に係るヒートシンクアッセンブリの分解透視図である。 図6Aのヒートシンクアッセンブリの分解側面図である。 図6Aのヒートシンクアッセンブリの組立側面図である。 本発明の一実施形態に係るヒートシンクアッセンブリの分解透視図である。 図7Aのヒートシンクアッセンブリの組立透視図である。 図7Aのヒートシンクアッセンブリの組立側面図である。 本発明の一実施形態に係るヒートシンクアッセンブリの分解透視図である。 図8Aのヒートシンクアッセンブリの分解側面図である。 図8Aのヒートシンクアッセンブリの組立側面図である。 図8Cのヒートシンクアッセンブリの断面図である。 本発明の一実施形態に係るヒートシンクアッセンブリの分解側面図である。 図9Aのヒートシンクアッセンブリの分解透視図である。 図9Aのヒートシンクアッセンブリの組立側面図である。 本発明の一実施形態に係るヒートシンクアッセンブリの分解透視図である。 図10Aのヒートシンクアッセンブリの組立透視図である。 図10Aのヒートシンクアッセンブリの組立側面図である。 ヒートシンクアッセンブリの様々な実施形態の例の透視図である。 本発明の一実施形態に係るヒートシンクアッセンブリの分解透視図である。 図12Aのヒートシンクアッセンブリの組立透視図である。 本発明の一実施形態に係るヒートシンクアッセンブリの分解透視図である。 図13Aのヒートシンクアッセンブリの組立透視図である。 本発明の一実施形態に係るヒートシンクアッセンブリの分解側面図である。 図13Cのヒートシンクアッセンブリの組立側面図である。
符号の説明
20 ヒートシンクアッセンブリ
22 基板(基板アッセンブリ)
22A 基板
24 集積回路チップ(チップ)
26 ヒートシンク
28 フィン
30 ヒートシンク取付け板(取付け板)(取付けブラケット)
32 留め具
34 穴
36 孔
37 ファン
38 エンクロージャ
40 ヒートシンクアッセンブリ
42 ヒートシンク
44 フィン
46 台座
48 開口部
50 取付け板(板)(取付けブラケット)
52 保持アッセンブリ
54 ばねクリップ(クリップ)
56 溝
57、59 自由端
58 穴
60 熱伝達境界面
61 ギャップ
62 ヒートシンクアッセンブリ
64 ヒートシンク
65 開口部
66 フィン
68 台座
70 開口部
72 取付け板(板)
74 保持アッセンブリ
76 クリップ
78 溝
80 穴
82 熱伝達境界面
84 ラチェット
86 単一方向ストップ(ストップ)
88 歯
90 傾斜側面
92 ヒートシンクアッセンブリ
94 ヒートシンク
96 フィン
98 台座
100 開口部
102 取付け板
104 保持アッセンブリ
106 クリップ
108 溝
110 突出部(キー)
112 ラベット
114 ヒートシンクアッセンブリ
116 ヒートシンク
118 フィン
120 台座
122 開口部
124 取付け板
126 キー
128 横断ラベット
130 溝
132 ヒートシンクアッセンブリ
134 ヒートシンク
136 フィン
138 台座
140 開口部
142 取付け板
144 キー
146 溝
148 ステップ
150 自由端
152 横断ラベット
154 穴
156 熱伝達境界面
158 ヒートシンクアッセンブリ
160 ヒートシンク
162 フィン
164 台座
165 取付け板
166 開口部
168 通路
170 溝
172、174 自由端
176 切取り部
178 熱伝達境界面
180 ヒートシンクアッセンブリ
182 ヒートシンク
184 フィン
186 台座
188 開口部
189 端
190 取付け板(板)
192 保持アッセンブリ
194 クリップ
196 溝
198 穴
200 ベーン部(ベーン)
202 側面(弓状側面)
204 ヒートシンクアッセンブリ
206 ヒートシンク
208 フィン
210 台座
214 ワイヤフレーム(ワイヤフレーム取付けアッセンブリ)
215 保持アッセンブリ
216 開口部
218 アーム
220 自由端
222 穴
224 取付けクリップ
226 溝
228 熱伝達境界面
229 ヒートシンクアッセンブリ
230 ヒートシンク
232 フィン
234 台座
236 開口部
238 ワイヤフレーム
240 環状板
242 開口部
244 アーム
246 自由端
248 穴
250 保持具
252 クリップ
254 溝
256 熱伝達境界面
266 切取り部
268 ベンド(デフレクションポイント)
270 アーム
272 端
274 ヒートシンクアッセンブリ
275 ヒートシンク
276 フィン
278 台座
280 開口部
282 ワイヤフレーム取付けアッセンブリ(ワイヤフレーム)
284 アーム
286 自由端
288 穴
290 保持具
292 熱伝達境界面
294 部分
296 ヒートシンクアッセンブリ
298 ヒートシンク
300 フィン
302 台座
304 開口部
306 取付け板
306a、306b サブプレート(サブパート)
308 保持具
310、312 接続機構(機構)
310a、310b 嵌合い部品(部品)
314 フィンガ
316 リセプタクル

Claims (9)

  1. ヒートシンクと、前記ヒートシンクを構造体に取り付けるための装置とを備えたヒートシンクアッセンブリにおいて、
    前記装置によって、前記ヒートシンクの最終取付け前に前記ヒートシンクを前記装置に対して位置決めすることができることを特徴とするヒートシンクアッセンブリ。
  2. 前記ヒートシンクの最終取付け前に、前記ヒートシンクが前記装置に対して回転可能であることを特徴とする請求項1記載のヒートシンクアッセンブリ。
  3. 前記ヒートシンクと前記取付け装置との間にラチェットを更に備えた請求項1記載のヒートシンクアッセンブリ。
  4. 前記ヒートシンクが、前記ヒートシンクを前記取付け装置に取り付けるために、前記ヒートシンクに取り付けられた台座を更に備えたことを特徴とする請求項1記載のヒートシンクアッセンブリ。
  5. 前記台座が円筒形であることを特徴とする請求項4記載のヒートシンクアッセンブリ。
  6. 前記台座が非円形正柱体であることを特徴とする請求項4記載のヒートシンクアッセンブリ。
  7. 前記ヒートシンクが機構を有し、前記装置が前記機構を収容するために前記装置によって画成される開口部を有することを特徴とする請求項1記載のヒートシンクアッセンブリ。
  8. 前記装置が前記開口部内に突出する少なくとも1つのキーを有し、前記機構が前記開口部に挿入される際に前記キーを収容する溝を前記機構が有することを特徴とする請求項7記載のヒートシンクアッセンブリ。
  9. ヒートシンクと、前記ヒートシンクを構造体に取り付けるための装置と、気流を送るため前記装置に接続されたベーンとを備えたヒートシンクアッセンブリにおいて、
    前記装置によって、前記ヒートシンクの最終取付け前に前記ヒートシンクが前記装置に対して位置決めすることができることを特徴とするヒートシンクアッセンブリ。
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