JP2006506333A5 - - Google Patents

Claims (14)

1. 以下：
   （ａ）治療標的に結合する抗体結合部位を含む治療抗体（前記抗体が治療標的への該抗体の結合を阻害する化合物で修飾されており、前記修飾抗体が該抗体によって引き起こされる副作用を軽減すること及び治療標的への結合により治療効果を生み出すために有効である）；ならびに
   （ｂ）薬学的担体
   （ここで、該化合物は抗体の抗体結合部位に結合する）
   を含む医薬。
2. 該化合物はまた抗体に連結される、請求項１に記載の医薬。
3. 該化合物がペプチドである、請求項１に記載の医薬。
4. ペプチドと結合した、修飾された抗体のアビディティが、修飾されていない抗体のアビディティよりも少なくとも４倍小さく、１００倍まで小さい、請求項３に記載の医薬。
5. 抗体がアグリコシル化抗体である、請求項４に記載の医薬。
6. 抗体の鎖の１つのみが、抗体結合部位に結合する、そこに連結されたペプチドを有する、請求項５に記載の医薬。
7. 該化合物が抗体結合部位に可逆的に結合され、それによって標的に結合する抗体の量が、該化合物が抗体結合部位から置換（ｄｉｓｐｌａｃｅ）されるにつれて増加する、請求項１に記載の医薬。
8. 抗体結合部位に結合する化合物はまた、抗体に連結される、請求項７に記載の医薬。
9. 該化合物がペプチドである、請求項８に記載の医薬。
10. 抗体のＦｃ部分がアグリコシル化されている、請求項９に記載の医薬。
11. Ｆｃ受容体への抗体の結合が本質的に排除されている、請求項９に記載の医薬。
12. 抗体が非ヒト抗体である、請求項８に記載の医薬。
13. 抗体がキメラ抗体である、請求項８に記載の医薬。
14. 哺乳類を処置する及びタンパク質に対する副作用を軽減するための医薬（ｍｅｄｉｃａｍｅｎｔ）の製造における、いずれかの前記請求項に記載の治療タンパク質の使用。