JP2006505304A - 胸骨閉鎖装置及びその胸骨の部分間に間隔を保持するのを助長する方法 - Google Patents

胸骨閉鎖装置及びその胸骨の部分間に間隔を保持するのを助長する方法 Download PDF

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Abstract

装置(10)は、患者の切断された胸骨の二つの部分(5,6)の間に所望の間隔を保持する。装置(10)は、プラスチック又は外科用スチールプレートなどの長い部材(20)と、切断された胸骨の二つの部分(5,6)の各々に長い部材(20)を固定するための要素(60)とを有する。長い部材(20)は、切断された胸骨の二つの部分(5,6)を所望の間隔で離して配置するように寸法が決められかつ形成された縦の縁部(32,34)を有する。移植されたときに、切断された胸骨の二つの部分(5,6)は、長い部材(20)の縦の縁部(32,34)に係合し、その部分の間に所望の間隔を保持する。

Description

本発明は、外科用装置及び方法に関し、より詳細には、閉鎖後に切断された胸骨の部分の間に予め決められた間隔を保持するのを助長する胸骨閉鎖装置に関する。
米国では、毎年数1000件の心臓切開手術が行われる。大部分の手術を行うために、胸郭は、胸骨の中心位置での切開によって開かれる(胸郭の骨は、電気鋸で縦に切断される)。処置が終えた後、胸骨は、ステンレススチールワイヤー又は締め付け装置などの一般的な方法によって閉鎖される。しかしながら、心臓及び他の臓器は、たいてい浮腫になってり肥大し、それらの元の大きさよりも概ね大きくなる。その結果、胸骨を閉じている間及びその閉鎖後に、胸骨によって拡大した臓器に加えられた圧力は、低血圧、披裂軟骨、あるいは致死など、術後に生じる合併症を生じるかもしれない。
さらに、ある従来の締め付け閉鎖装置は、典型的にステンレススチールワイヤーの挿入用の胸骨の穴を必要としない。ワイヤーの挿入のために胸骨に穴を開けるのに利用される大きな針は、重大な出血性合併症、感染、及び不必要な胸骨の組織の破壊を生じることがあり得る。この従来の締め付け装置は、ワイヤーの使用によって生じる破壊がなく、簡単で丈夫な胸骨の閉鎖を実現する。
以下に、本発明のいくつかの面の基本的な理解を提供するために本発明の簡単な概要を述べる。この概要は、本発明の包括的なあらましではない。本発明の主要あるいは重大な要素を認定するものでも、本発明の範囲の輪郭づけるものでもない。後で提供されるより詳細な説明の前置きとして、単純な形態で本発明の概念を提供するだけの目的である。
本発明の一面によれば、装置が、切断された胸骨の閉鎖後など、患者の切断された胸骨の二つの部分の間に予め決められた間隔を保持する。上記装置は、プラスチック、外科用スチール又は骨に代わる物質で形成されたプレートのような長いスペーサー部材と、切断された胸骨の二つの部分の各々に長い部材を固定するための要素とを有する。長い部材は、胸骨の長さに略同等の長さを有する。長い部材は、切断された胸骨の二つの部分を予め決められた間隔で離して配置するように寸法が決められかつ形状付けられた縦に伸びる縁部を有する(例えば、プレートの幅は、予め決められた間隔を決める)。切断された胸骨の垂直面は、長い部材の縦に伸びる縁部に接合し、予め決められた間隔を保持するように要素を固定することによってそこに固定される。
本発明の他の面によれば、装置が、第1の部材の垂直面と第2の部材の垂直面(例えば、切断された胸骨の部分)との間に所望の間隔を保持する。装置は、長いスペーサープレートと、長いプレートに固定された少なくとも一つのシャフトと、長いプレートを第1の部材に固定するための固定要素とを有する。長いプレートは、第1の端部分と、該第1の端部分と反対側の第2の端部分とを有する。長いプレートは、第1の縦に伸びる側縁部分と、該第1の側縁部分と反対側の第2の縦に伸びる側縁部分とを更に有する。長いプレートは、相対する上面及び下面を更に有する。シャフトは長いプレートの上面から伸びている。固定要素は、シャフトに係合し、固定要素と長いプレートの突出部との間に第1の部材が固定される。固定要素は、第1の部材の上面に係合されるようになっている。長いプレートの突出部は、第1の部材の下面に係合する。この突出部は、第1の部分と第2の部分とを有する。突出部の第1の部分は、長いプレートの下面から下方に伸びる。突出部の第2の部分は、長いプレートの第1の側縁部分及び突出部の第1の部分から離れて横方向に伸びる。このように、長いプレートは、第1の部材の垂直面に隣接係合すると共に、第1の部材の上面及び下面と係合して固定されることができ、第1の部材が固定要素と長いプレートの突出部との間に締め付けられる。
本発明のさらに別の面によれば、方法が、患者の縦に切断された胸骨の相対する部分の間に閉鎖後の間隔を保持する。その方法は、心臓切開手術後のように、縦に切断された胸骨の相対する部分の間に長いスペーサー部材を移植することを含む。縦に切断された胸骨の相対する部分の垂直面がそれぞれ長い部材と係合するように、切断された胸骨は閉鎖される。次に、長い部材は、切断された胸骨の相対する部分に固定されることができ、長い部材の横方向の寸法は、患者の胸郭の空洞の容積を拡大して患者の臓器への圧力を軽減する、閉鎖後の間隔を提供する。
本発明の前述及び他の特徴は、添付図面を参照すると共に本発明の以下の説明を考慮して添付図面を参照すると共に本発明の以下の説明を考慮して当業者に明白になるであろう。
本発明の一つの実施例によれば、図1乃至図3に示されるように、装置10は、心臓切開処置につづく胸骨の閉鎖など、切断された胸骨の部分5,6の間の予め決められた間隔を保つ。装置10は、長いプレート状のスペーサー部材20、複数のねじ付きシャフト50及び固定手段を有し、固定手段は、複数の長い固定装置60を有する。
図1乃至図3に示された実施例では、長い部材20は、概ね平面かつ矩形である。長い部材20は、上方部分22、反対側の下方部分24及び上方部分と下方部分との間に介在された中央部分26を有する。下方部分24は、患者の胸骨の輪郭に近づけるように先細にされてもよく、患者への挿入を容易にする。長い部材20は、前面28(例えば、移植する時に患者から外側に面する)と反対側の後面30(例えば、長い部材20が患者に移植されたときに患者の内臓に面する)を有する。前面28及び後面30は、第1の縦の縁部分32、反対側の第2の縦の縁部分34、第3の上縁部分36及び反対側の第4の下縁部分38を画定する。第1、2の縁部分32,34は、下方部分24で先細になっているので、第4の縁部分38は、第3の縁部分36よりも短い。
患者の横幅に比例する胸郭の空洞の容積の拡大への対応を可能にするために、装置は、横寸法(あるいは幅)が異なるいろいろな大きさで提供されることができることを理解され、認識されるであろう。例えば、側縁32と側縁34との間の距離は、増大した肺の容量の広い範囲を許容するために略5mm乃至略0.3mmや、略100mmに変更することができる。
長い部材20は、第1の縦の縁部分32及び第2の縦の縁部分34から後方かつ横方向に伸びる複数の脚部状の突出部40を更に有する。各L字状縁部分40は、第1の部分42と第2の部分44を有する。各第1の部分42は、関連した縦の縁部分32,34及び長い部材20の後面30から後方に(例えば、部材20を通って伸びる平面に対して本質的に垂直に)伸びる。各第2の部分44は、その関連した第1の部分42から概ね横方向に伸び、かつ、その関連した縦の縁部分32又は34から横方向に伸びる。各第2の部分44は、切断された胸骨の部分5,6の後面8に係合するための前面46を有する。図3に示されるように、部材20が移植されたときに、第2の部分44は、胸骨の部分5,6の各後面8をつかむように係合するように形状付けられることができる。
複数のねじ付きシャフト50は、長い部材20の前面28から外方に伸びる(例えば、図1中の各側面に沿って示された5本)。各シャフト50は、第1の先端52及び反対側の第2の後端54を有する。各シャフト50の後端54は、長い部材20の後面30に係合するためのフランジ56を有する。各シャフト50は、フランジ56から長い部材20の開口を通り、長い部材の前面28から伸びる。フランジ56は、本発明の実施例に従って、部材20に対してその縦軸を中心にして固定されあるいは回転可能にすることができる。
図1乃至図3の実施例では、各シャフト50の一対は、切断された胸骨の部分5,6の間に長い部材20を固定するための関連した長い固定装置60を有する。各長い固定装置60は、第1の側部分62、第2の側部分64及び第1の側部分と第2の側部分との間に配置された第3の中央部分66を有する。第1及び第2側部分62,64は、長い部材20の各側まで横方向に伸びる。各長い固定装置60の中央部分66は、一組の開口を有し、その開口を通って対応するシャフト50の一組が伸びる。各長い固定装置60は、丸みを帯びた前面68と、平面で概ね長円形の後面70を有する。第1及び第2の側部分62,64の後面70は、後方に突出した三角形状の歯72を有する。歯72は、切断された胸骨の部分5,6の前面に対して長い固定装置60の位置を保つために、前面7に入り込む。
図2に示されるように、長い固定装置60は、切断された胸骨の部分5,6の間の間隙に対してどれだけの保護が必要とされるかによって、幅を変えてもよい。上部の胸骨から下部の胸骨まで伸びている単一の固定装置(図示せず)を用いることができる。この単一の長い固定装置は、例えば、切断された胸骨の部分5,6の間の間隙を完全に覆うことができる。
図3に示されるように、長い部材20及びシャフト50が組み立てられ、切断された胸骨の部分5,6の間に配置されたとき、切断された胸骨の部分5,6の垂直面9は、長い部材20の縦の縁部分32,34と衝合される。
図4は、装置10の他の実施例を示す。長い部材10は、動物の心膜(例えば、牛、馬、豚)あるいは他の適当な一般的な可撓性の生体適合性物質などの自然あるいは合成の物質から成る鞘29で覆われている。心膜鞘29は、例えば、適当なグルタルアルデヒド溶液に固定され、さらに、実質的に解毒された組織にすることができる。心膜あるいは他の組織の鞘(自然あるいは合成)は、図示された及び本明細書中に記述されたあらゆる設計(例えば、図7乃至図11を参照)と関連して用いられることができ、又、保持の特徴(図1乃至図6、図13乃至図16を参照)に適用されることができることを当業者は理解され、認識されるであろう。
例えば、心膜層は、ニュージャージー州のShelhigh会社から商業的に入手可能な、心膜の長い片のような組織製品NO−REACT(登録商標)を一枚以上有することができる。NO−REACT(登録商標)組織は、結果的な装置10の生体適合性を改善するに役立ち、それによって、移植された人工器官を患者が拒絶する可能性を軽減する。また、動物の心膜は、このように取り扱われたときに、実質的に伸縮性で且つ弾性になると共に石灰化に抵抗する。その改善された生体適合性の結果として、動物の心膜29は、治療を容易にし、改善された装置10の周囲への吸収を容易にすることができる。
図5に示されるように、長い固定装置60は、代替的に固定装置160に取り替えることができる。固定装置160は、円盤状にし、一つのシャフト50を受け入れるための一つの開口だけを有することができる。この型の固定装置160は、長い部材20が幅が狭い横寸法を有する場合(例えば、切断された胸骨の部分5,6の間の狭い間隙が望まれる場合)に特に有効である。円盤形状の固定装置160は、丸みを帯びた前面168と、平面で概ね円形の後面170を有する。後面170は、切断された胸骨の部分5,6の前面7に入り込むための三角形状の歯172を有する(長い固定装置60と同様)。
図6に示されるように、長い部材820は、本発明の実施例に従って、骨に代わる物質で形成することができる。部材820の厚みは、胸骨の部分5,6の厚さに近似することができる。例えば、長い部材820は、自然あるいは合成の骨に代わる物質にしてもよい。その物質は、胸骨の部分5,6の間に移植されることができ、例えば、注入可能なペースト状の物質、成形可能なパテ状の物質、あるいは予め固められたブロック状の物質である。適当な物質の突出部840は、長い部材820から横方向に伸びており、本明細書中に記載された同様の方法で切断された胸骨の部分5,6を固定するのを助長する。また、粘着性の物質(図示せず)を、物質820を胸骨の部分5,6の間に固定するのを助長するのに用いることができる。
さらに、可撓性鋸(a flexible saw)845は、骨に代わる物質の長い部材820の中あるいは下に配置されることができる。例えば、鋸845は、部材820よりも長い長さを有する研磨ワイヤ(例えば、ジーリソー(a Gigli saw))で形成されている。鋸845の端部850(その端部の一方のみが図6の断面図に示されている)は、握るのを容易にするためにそれぞれ輪を有することができる。従って、鋸845の端部850を、部材820の端部36、38及び/又は肋骨の近くにおき、かつ、固定要素の近くあるいは固定要素に接するなどして、上記部材の上面に固定することができる。これは、端部850を組織の近隣にあるいは固定要素の近隣に縫い合わせることによってなされることができる。代替的に、端部を、部材820と胸骨の部分5,6の一方との間に固定することができる。
鋸845は、患者の胸郭を再び開くことを実質的に容易にする。例えば、鋸845の端部850は、それらの概ね固定された場所から取り除かれ、その後、往復動されることができる。鋸845を往復動させることによって、鋸は部材820を切断する。往復動によって鋸が胸骨又は肋骨の部分を切断することができるこのような鋸を、突出部840と胸骨の部分5,6のそれぞれとの間など、再び開くことを容易にするために他の場所に配置することもできることを当業者は理解し、認識するだろう。さらに、当業者は、このような鋸を、本発明の実施例に従って、図示されると共に本明細書中に記載された他の装置の構成に関連して用いることもできることを理解され、認識されるであろう。
また、胸骨の部分5と部分6を離して間隔をあけるために、他の適当なタイプの概ね剛性のある生体適合性物質(例えば、自然あるいは合成)を、本発明に従って用いることができ、本発明の実施例に従って胸骨の厚さに近似することができることを当業者は理解し、認識するだろう。例えば、離間配置された二つ(あるいはそれ以上)の長い部材を、並置して用いることができ、胸骨の部分5,6の厚さに近似するとともに、このような胸骨の部分を離して横方向に間隔をあける。
図1乃至図5及び図9乃至図11に示されるように、長い部材20は、外部からの荷重に対する長い部材20の剛性を高めるために波形のような形状を有する。また、長い部材20は、長い部材の周りの組織の成長を容易にするための開口21を有することができる。代替的に、長い部材20の剛性をさらに増加するために開口を有していなくても良い。
図7に示されるように、長い部材320の前面及び後面は、均一な厚さを有する単一の平面を画定することができる。図8に示されるように、長い部材420の厚さを、上端部分422から下端部分424まで変化(図示では徐々に薄くなるように変化)させることができる。
図9は、波形のような形状及び変化した厚さを有する長い部材520を示す。図10は、波形のような形状及び均一な厚さを有する長い部材620を示す。図11は、ジグザグ波形の形状及び均一な厚さを有する長い部材720を示す。これらの特徴のどれが、どんな組み合わせで、個々の状況で用いられるかは、コスト、所望の剛性、切断された胸骨の部分5,6の間の所望の間隙、患者のサイズ等によって決定されることができる。
例として、図12に示されるように、第2の部分44の前面46が、切断された胸骨の部分5,6の後面8と係合できるように、突出部40が患者の体内で十分に深部にあるように、長い部材20をその縦軸を中心にして回転し、縦の縁部分32又は34の一つを後方に挿入することによって、長い部材20及び連結シャフト50は、切断された胸骨の部分5,6の垂直面9の間に挿入されることができる。次に、長い部材20の反対側の縦の縁部分34又は32が患者の体内で同じ深部まで挿入されることができる。胸骨接合装置(a sterna approximator)あるいは他の閉鎖装置を使用することなどによって、開口された胸骨の垂直面9は、周知の方法で長い部材20の方に移動されることができる。
図13及び図14は、本発明の一実施例に従って、個々のねじ付きシャフト50に沿って固定装置60を配置する方法の一例を示している。シャフト50が長い固定装置の開口を通り、かつ、長い固定装置の前面28から離れる方向に伸びるように、長い固定装置60は配置される。ナットのようなねじ付きファスナー80は、各シャフト50にねじ込まれることができ、各ファスナーの後面は、その関連した長い固定装置60の前面68と係合する。次に、ファスナー80はしっかりと締結され、各長い固定装置60の第1及び第2の側部分62,64の後面70及び三角形状の歯72が、切断された胸骨の部分5,6の前面7と係合しかつ入り込む。また、長い固定装置60の前面68に対するファスナー80の締結は、突出部40の第2の部分44の前面46を切断された胸骨の部分5,6の後面8に対して押しつける。
このように、長い部材20は、切断された胸骨の部分5,6の垂直面9によって側方への移動に抗して固定されると共に、長い部材20の突出部40及び長い固定装置60によって前方/後方への移動に抗して固定される。長い部材20は、さらにファスナー80及び切断された胸骨の部分5,6の前面7に入り込む長い固定装置の歯72によって提供された締付力によって上方向/下方向への移動に抗して固定される。各ファスナー80が十分に締結された後、ファスナーの上に伸びる各対応シャフト50の上部分52は、図3に示されるように切断されかつ捨てられることができる。
図15及び図16に示されるように、装置10を胸骨の部分5,6に固定する代替的な方法として、各シャフト50はその第1の前端52に輪51を有することができる。ロッド53がシャフト50の輪を通過でき、それによって、シャフトは回転される。この方法に関し、固定装置60の穴はねじ溝を有し、そのため、別個のファスナーを必要とせず、シャフト50は長い部材20に対して自由に回転できるであろう。胸骨の部分5,6の閉鎖及び締め付けの後、固定装置60の上に伸びるシャフト50の第1の前端52の部分(この場合は、輪51を含む)は、切断されかつ捨てられることができる(図16)。次に、シャフト50の切断された端部は、鋭い縁が残らないように仕上げられることができる。当業者は、このような固定方法を図示されると共に本明細書中に記載されたあらゆる固定装置や長い部材に関連して用いることができることを理解し、認識するであろう。
本発明の代替的な実施例は、長い部材と固定装置に対して吸収されやすい外科用ポリマーの使用を含むことができる。このようなポリマーは、当業界で周知である。この点に関し、患者の体は、自然治癒を可能にするのに十分な期間後に移植組織片の全部あるいは一部分を吸収できる。所望であれば、より大きな強度を必要とする装置10の部分は、吸収されやすいポリマーの中に設けた金属又はプラスチックで作られることができる。
例えば、シャフト50のねじ山と係合する固定装置60,160の部分は、金属又はプラスチックで構成されることができる。同様に、シャフト50自体も金属又はプラスチックにすることができる。さらに、装置10の一部分あるいは全部が吸収され、取り除かれる必要がないので、胸骨を再び開くことは容易であり、従って、処置を簡単にする。
前述の構造上及び機能上の態様に鑑み、本発明の実施例による種々のタイプの装置が、どのようにして患者の縦に切断された胸骨の部分の間に所望の間隔を保持するのを助長するのに利用されることができるかということを当業者は理解し、認識するであろう。例として、所望の間隔は、縦に切断された胸骨の相対する部分5,6の間に長い部材(例えば、部材20,320,420,520,620,720,820)を移植することによって保持されることができる。その部材は、図12に関して説明された方法で挿入されることができるが、当業者は、本発明の実施例による部材を挿入する他の方法を認識するであろう。ひとたび適所に入れば、縦に切断された胸骨の相対する部分5,6が長い部材にそれぞれ係合するように、縦に切断された胸骨の部分5,6が、互いに接近することが許容される。この状態で、長い部材20の横寸法が閉鎖後の所望の間隔を提供するように、長い部材は、切断された胸骨の相対する部分5,6に固定されることができる。
患者の胸骨に対する装置の固定は、さらに、ねじ付きシャフトにファスナーをねじ込むことと、ねじ付きシャフトが長い部材20から伸びることと、長い部材40の突出部40と固定要素60との間に、切断された胸骨の部分5,6を固定するステップとをさらに含むことができる。上記方法は、上記固定ステップに続くねじ付きシャフト50の一部分を切断するステップをさらに含むことができる。
上記間隔は、拡大した胸郭の空洞を患者に提供する(例えば、上記装置は、患者の胸郭の容積を拡大させる)ことを認識されるであろう。従って、容積の拡大は、その中の一つ以上の臓器又は体の部分に対して外科処置を受けた後など、患者の治癒を容易にし、ひいては、再度手術する可能性を軽減することができる。さらに、このような処置は、肺の縮小処置に関連して、あるいは肺の縮小処置の代替としてさえ利用されることができる。そのような方法で、胸骨を離して間隔をおくことによって、肺の縮小処置をしなくとも、患者の隔膜は顕著な量上昇するであろう。長い部材と固定装置のあるゆる組み合わせが、このような処置の構成要素として用いられることができるということを当業者は理解し、認識するであろう。さらに、本明細書中に記載されたように閉鎖後に胸骨を再び開くことを容易にするために、図6に関連して図示され記載されたような関連した可撓性鋸を有することができる。
上述の記載は、本発明の実施例を含む。勿論、本発明を述べる目的のために、考えられる構成の組み合わせ又は方法論を全て述べることは不可能であるが、通常の当業者は、より多くの本発明の組み合わせや変更例が可能であるということを認識できるであろう。例えば、固定装置は、上述されたもの以外のさまざまな形状及び物質にすることができる。従って、本発明は、添付された特許請求の範囲の精神及び範囲内にあるこのような変更、改良及び変形の全てを包含するものである。
図1は、本発明の一つの特徴による装置の概略斜視図である。 図2は、患者に移植された、図1の装置の概略正面図である。 図3は、図2において線3−3で切断した概略断面図である。 図4は、本発明の他の実施例による、図3と同様な概略図である。 図5は、本発明のさらに他の実施例による、図3と同様な概略図である。 図6は、本発明のさらに他の実施例による、図3と同様な概略部分図である。 図7は、図1の装置の一実施例を示す概略縦断面図である。 図8は、図1の装置の他の実施例を示す概略縦断面図である。 図9は、図1の装置のさらに他の実施例を示す概略縦断面図である。 図10は、図1の装置のさらに他の実施例を示す概略縦断面図である。 図11は、図1の装置のさらに他の実施例を示す概略縦断面図である。 図12は、患者の体内に図1の装置を配置する方法を示す概略図である。 図13は、第1の設置位置における、図1の装置の一部分を示す概略図である。 図14は、第2の設置位置における、図1の装置の一部分を示す概略図である。 図15は、第3の設置位置における、図1の装置の一部分の別の実施例を示す概略図である。 図16は、第4の設置位置における、図1の装置の一部分のさらに別の実施例を示す概略図である。

Claims (31)

  1. 患者の切断された胸骨の二つの部分の間に予め決められた間隔を保持する装置であって、
    前記胸骨の長さに略同等の長さを有すると共に、切断された胸骨の二つの部分を予め決められた間隔で離して配置するように寸法が決められかつ形状付けられた縦の縁部を有する長い部材と、
    前記長い部材を、前記切断された胸骨の二つの部分の各々に固定するための手段とを備えることを特徴とする装置。
  2. 請求項1に記載の装置において、
    前記固定手段は、前記切断された胸骨の二つの部分の双方に係合するための長い固定装置を更に備えることを特徴とする装置。
  3. 請求項1に記載の装置において、
    前記長い部材から外方に伸び、前記長い部材と前記固定手段を相互に連結するための少なくとも一つのねじ付きシャフトを更に備えることを特徴とする装置。
  4. 請求項3に記載の装置において、
    前記少なくとも一つのねじ付きシャフトは、前記長い部材の前記縦の縁部の近傍に配置された複数のねじ付きシャフトから成ることを特徴とする装置。
  5. 請求項3に記載の装置において、
    前記少なくとも一つのねじ付きシャフトは、その縦軸を中心にして回転可能であることを特徴とする装置。
  6. 請求項6に記載の装置において、
    前記固定手段は、前記少なくとも一つのねじ付きシャフトと螺合するために寸法が決められかつ形状付けられたねじ付き開口を有する固定装置を更に備えることを特徴とする装置。
  7. 請求項1に記載の装置において、
    前記固定装置は、前記切断された胸骨の二つの部分の少なくとも一つに係合するための概ね円盤状の固定装置を更に備えることを特徴とする装置。
  8. 請求項8に記載の装置において、
    前記長い部材と前記円盤状の固定装置を相互に連結するためのねじ付きシャフトを更に備えることを特徴とする装置。
  9. 請求項8に記載の装置において、
    前記ねじ付きシャフトに締結し、前記長い部材を固定装置の方へ押圧するファスナーを更に備えることを特徴とする装置。
  10. 請求項1に記載の装置において、
    前記長い部材は、該長い部材の周りの組織の成長を容易にするための、少なくとも部分的に貫通する開口を有することを特徴とする装置。
  11. 請求項1に記載の装置において、
    前記長い部材を覆う生体適合性の組織物質の鞘を更に備えることを特徴とする装置。
  12. 請求項11に記載の装置において、
    前記鞘は、実質的に解毒された生体組織物質であることを特徴とする装置。
  13. 請求項1に記載の装置において、
    前記長い部材は、前記切断された胸骨の部分の後面に係合する突出部を有することを特徴とする装置。
  14. 請求項13に記載の装置において、
    前記突出部は、前記長い部材の概ね平面な本体部分に対して概ね横切る方向に伸び、前記切断された胸骨の部分の後面を係合するために寸法が決められかつ形状付けられた外方に伸びる脚部が先端であることを特徴とする装置。
  15. 請求項1に記載の装置において、
    装置の移植後における患者の胸骨を再び開くのを容易にするための、前記長い部材と関連した長い可撓性鋸を更に備えることを特徴とする装置。
  16. 患者の骨格構造の隣接する部分の間に間隔を保持するのを助長するための装置であって、
    第1の端部分と、該第1の端部分と反対側の第2の端部分と、第1の側縁部分と、該第1の側縁部分と反対側の第2の側縁部分と、上面と、該上面と反対側の下面とを有する長い本体部分と、
    前記本体部分の前記上面から外方に伸びる少なくとも一つのシャフトと、
    前記隣接する部分の少なくとも一つに前記本体部分を固定するための固定要素とを備え、
    前記固定要素は、該固定要素と前記本体部分との間に所望の間隔を提供するために前記シャフトに沿って移動可能であり、かつ前記患者の骨格構造の隣接する部分の少なくとも一つの上面に係合されるようになっており、
    前記装置は、更に
    前記本体部分の前記下面から伸びると共に、前記患者の骨格構造の隣接する部分の少なくとも一つの下面に係合するために寸法が決められかつ形状付けられた、少なくとも一つの突出部を備えることを特徴とする装置。
  17. 請求項16に記載の装置において、
    前記少なくとも一つの突出部は、複数の突出部から成り、各突出部は、第1の部分と該第1の部分と隣接する第2の部分とを有し、前記突出部の前記第1の部分は、前記プレートの下面から外方に伸び、前記突出部の前記第2の部分は、前記第1の部分から離れて横方向に伸びることを特徴とする装置。
  18. 請求項16に記載の装置において、
    前記固定要素は、前記患者の骨格構造の隣接する部分の少なくとも一つの前面に握持する歯を備えることを特徴とする装置。
  19. 請求項18に記載の装置において、
    前記固定要素は、長い部材を備え、該長い部材は、前記少なくとも一つのシャフトを受け入れるように寸法が決められかつ形状付けられた、前記固定要素を貫通する少なくとも一つの開口を有することを特徴とする装置。
  20. 請求項19に記載の装置において、
    前記少なくとも一つのシャフトは、少なくとも一組のシャフトから成り、各シャフトは、前記側縁部分の一方の近傍で前記本体部分の前記上面から伸び、
    前記固定要素の前記長い部材は、該長い部材を貫通すると共に、一組のシャフを受け入れるのを容易にするために互いに離間配置された一組の開口を備えることを特徴とする装置。
  21. 請求項19に記載の装置において、
    前記固定要素は、円盤状の部材を備え、該円盤状の部材は、前記少なくとも一つのシャフトを受け入れるように寸法が決められかつ形状付けられた、概ね中心にある開口を有することを特徴とする装置。
  22. 請求項16に記載の装置において、
    前記長い本体部分は、該長い本体部分の剛性を高めるために、縦方向に波形状の断面を有することを特徴とする装置。
  23. 請求項16に記載の装置において、
    前記少なくとも一つのシャフトは、ねじ山が形成されると共に、その縦軸を中心にして回転可能であることを特徴とする装置。
  24. 請求項23に記載の装置において、
    前記固定要素は、前記少なくとも一つのシャフトと螺合するために寸法が決められかつ形状付けられたねじ付き開口を有することを特徴とする装置。
  25. 請求項16に記載の装置において、
    前記長い本体部分は、生体適合性の動物の組織物質の鞘で覆われていることを特徴とする装置。
  26. 請求項16に記載の装置において、
    装置の移植後における患者の胸骨を再び開くのを容易にするための、前記本体部分と関連した長い可撓性鋸を更に備えることを特徴とする装置。
  27. 患者の縦に切断された胸骨の閉鎖後の間隔を保持するための方法であって、
    前記縦に切断された胸骨の相対する部分の間に長い部材を配置することと、
    前記縦に切断された胸骨の相対する部分が前記長い部材の相対する縁部にそれぞれ係合するように前記縦に切断された胸骨を閉じることと、
    前記長い部材の横の寸法が閉鎖後の間隔を提供し、それによって患者の胸郭の空洞の容積の拡大を提供するように、前記切断された胸骨の相対する部分の少なくとも一つに対して前記長い部材を固定することを備えることを特徴とする方法。
  28. 請求項27に記載の方法において、
    前記固定することは、前記長い部材から伸びるねじ付きシャフトにファスナーを螺合することを更に備えることを特徴とする方法。
  29. 請求項27に記載の方法において、
    前記固定することは、前記長い部材からの伸びる回転可能なねじ付きシャフトに固定装置を螺合することを更に備えることを特徴とする方法。
  30. 請求項27に記載の方法において、
    前記固定することは、前記長い部材の横方向に伸びる突出部と固定要素との間に前記切断された胸骨の部分を固定することを更に備えることを特徴とする方法。
  31. 請求項27に記載の方法において、
    閉鎖された胸骨を再び開くために前記長い部材と関連した鋸を利用することを更に備えることを特徴とする方法。
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