JP2006502927A - 逆止弁及び真空包装袋 - Google Patents

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Abstract

包装袋(1)から空気を外部に排出するために,吸引ノズル(2)に取り付けられる真空包装袋用の逆止弁(100,200)である。逆止弁(100,200)は,バルブ本体(10,210)の下側中央部に形成された孔(11,211)を含むバルブ本体(10,210),孔(11,211)上部の逆止弁本体(100,200)内に形成される内部空間,吸引ノズル(2)に挿入される突出部(14,214),前記突出部(14,214)は孔(11,211)から遠ざかる方向に直径が小さくなるものであり,逆止弁本体(10,210)の内部空間に取り付けた孔(11,211)を開閉する手段,を具備する。

Description

本発明は概して,真空包装袋の逆止弁,特に真空包装袋に取り付けられた逆止弁に関し,詳しくは寝具,衣服,食品などの物品を真空包装した袋の容積を削減するように改良された構造に係り,掃除機などの吸引手段の吸引ノズルが逆止弁と容易に,密接に接続することができるようにした構造であって,したがって高度な使用効率を達成できる発明に関する。
概して,寝具や厚手の冬物衣類は,使用しない時は洋服箪笥内に格納されている。洋服箪笥内に格納されている。これらの物品はかなりの空間を占有し,したがって限られた空間でその物品を格納することは困難である。また,食品を真空袋で保存する際,真空袋を真空包装機で封かんする必要がある。
限られた空間にその物品を格納するために,ビニールでできた包装袋にその物品を収納するという方法が提案されている。さらには,包装された物品の容積を格段に低減するために,掃除機の吸引ノズルを使用した真空包装手段が提案されている。このような,包装袋から空気を抜き取る真空包装手段によれば,洋服箪笥内の湿度に応じて繁殖するカビや虫食いから,収納した物品を守ることができる。
また,提案され市販されている改良型包装袋もある。この改良型包装袋は,耐久性のある素材でできているため,袋を再使用することができる。物品を収納した袋を閉じるためにそこで使用されるファスナーは,二層または三層構造になっているため,優れた密閉効果がえられる。逆止弁が空気を袋の外部へ排出するために袋の所定の位置に取り付けられ,袋の内部を真空状態に保つことができる。
図1に示されているのは,バルブ本体10を有する従来の逆止弁100である。バルブ本体10は,包装袋1の内部と外部に空気を流動させるように所定の位置に取り付けられている。
図に示されるように,円形のバルブ本体10は孔11を有する。孔11は, バルブ本体10の底面の中心に形成されている。複数の空気誘導翼12が孔11に向かって伸びている。包装誘導チャネル13は,孔11と連通するようにバルブ本体10の底面から上方へ伸びている。外側ネジ筒15は包装誘導チャネル13の外面を構成するように形成されている。輪状テープシート16は外側ネジ筒15の外周に形成され,両面粘着テープTがテープシート16の上部に貼り付けられている。
包装誘導チャネル13の外面を構成する外側ネジ筒15は,包装袋1から外方向に突出している。輪状ディスク60が外側ネジ筒15の上端部から嵌め合わされており,その下部表面は他の両面粘着テープTに貼着されているため,ディスク60は包装袋1の外面に密着している。
従来の逆止弁100はまた,吸引ノズル接続部材3を備えている。吸引ノズル接続部材3は,バルブ本体10に密着している。
吸引ノズル接続部材3は,排気孔3aを有する。排気孔3aは吸引ノズル接続部材3の基部パネルの中心に形成されている。2つのネジ込円筒形部品が,排気孔3aに通ずるように吸引ノズル接続部剤3の両側に配置されている。第一の内部ネジ込部品3bは吸引ノズル接続部材3の下部に設けられ,バルブ本体10の外側ネジ筒15にかみ合う。第一の内部ネジ込部品3bと異なる直径を持つ第二の内部ネジ込部品3cは,吸引ノズル接続部材3の上部に設けられている。所定の深さを有する誘導溝3dは,吸引ノズル接続部材3の基部パネルの上端部に沿って形成されている。
パッキン20は,バルブ本体10の孔11の中に取り付けられ,掃除機の吸気圧力によって孔11を開閉する。栓5は,吸引ノズル接続部材3の第二の内部ネジ込部品3cに,パッキン20を適切な位置に保持すべくかみ合わさっている。
従来の逆止弁100を使用した寝具の包装袋1への圧縮方法は以下の通りである。第一に,寝具を包装袋1の中に収納し,開口部に取り付けられているファスナーを閉じる。その後,包装袋1に残留している空気が逆止弁100を通って排出され,したがって包装袋1の内部に真空状態が形成される。
図2において詳細を示すように,止め具5を逆止弁100から取り外した後,掃除機の吸引ノズル2を吸引ノズル接続部材3の誘導溝3dに対して直角になるように接続させる。
掃除機がこのような状態で操作される時,包装袋1の内部に残留している空気は,バルブ本体10の底面に設けられている空気誘導翼12を通って迅速に吸引され,孔11に流入する。
このとき,パッキン20は掃除機の吸引力によって上方へ移動し,それにより孔11が開く。パッキン20が上方へ移動するとき,空気は結果的にバルブ本体10の包装誘導チャネル13と吸引ノズル接続部材3の排気孔3aを通過して外部へ排出される。この場合,包装袋1に残留した空気はほぼ完全に排出され,それゆえ袋内で真空包装された物品の容積は格段に低減される。
掃除機を使用した吸引の過程で包装袋1内に収納された物品の容積がそれ以上低減されなくなったときは,空気吸入を停止するため掃除機の吸引ノズル2を逆止弁本体10から取り外す。このとき,パッキン20は包装袋1内につくり出された負圧によって自動的に孔11を閉じる。次に,止め具5が吸引ノズル接続部材3の第二の内部ネジ込部品3cにかみ合っているとき,止め具5の下端部がパッキン20を押し下げる。このとき,パッキン20はバルブ本体10の孔11を密閉し,それゆえ包装袋1の真空状態が保たれる。
しかしながら,この方法で物品を真空包装しようとすると,その物品はまず包装袋1に入れられなければならない。次に,物品を収容した包装袋1は平面上に置かれなければならない。したがって,従来の逆止弁100を使用した真空包装方法には,誘導溝3dが平面上に配置されなければならず,そして掃除機の吸引ノズル2が誘導溝3dに対して垂直に接続されなければならない,という2つの問題点があり,片手だけを使って包装袋1に物品を真空包装するのは困難である。すなわち,使用者が包装袋1に物品を真空包装するためには,掃除機の吸引ノズル2を片手で持ちながらもう一方の手で吸引ノズル接続部材3を持っていなければならない。
使用者が不意に掃除機の吸引ノズル2を持つ手をはなした場合,外部の空気が吸引ノズル2の周囲に形成された隙間に流入し,掃除機の吸引効率が下がる。
さらには,従来の逆止弁100を使用した真空包装方法では,包装袋1の内部に真空状態を形成するときは,孔11が止め具5によって閉じられていなければならず,包装袋1の内部に物品を真空パックするのは複雑でまた止め具5を誤って失う可能性があるという別の問題点もある。
止め具5によって孔11が閉じられているとき,図3に示されるように止め具5は必然的に包装袋1から突出していることになる。それゆえ,1つあるいはそれ以上の物品を保有する包装袋1が積み重ねられると,積み重ねられた包装袋の外見は止め具5によって見すぼらしいものになる。
従来の逆止弁100を使用した真空包装方法には,物品を保有する複数の包装袋を積み重ねたときに,突き出した止め具5と突き出した吸引ノズル接続部材3の高さの違いによって,包装袋1が不意に傷つけられるという別の不具合がある。
このように,本発明は従来技術に見られる上記の問題点を考慮のうえ発明されたもので,その目的は包装袋に取り付けられる逆止弁の提供であり,寝具,衣服,食品などの物品を真空包装した袋の容積を削減する改良された構造により,掃除機などの吸引手段の吸引ノズルと逆止弁との関連を容易に密接にすることを可能にすることで高度な使用効率を達成することである。
上記目的を達成するために,本発明は包装袋から外部へ空気を排出するために包装袋用の吸引ノズルに取り付けられる逆止弁を提供する。詳細には,包装袋の空気を外部へ排出するために吸引ノズルと接続される真空包装袋用の逆止弁であって,
逆止弁本体の底面中央部に形成される孔を含む逆止弁本体,上記孔上部の逆止弁本体内に形成される内部空間,吸引ノズルに挿入される突出部,逆止弁本体の上記内部空間に取り付けられ上記孔を開閉する手段,とを具備し,上記突出部は孔から遠ざかる方向に直径が小さくなるものである逆止弁を提供する。
上記開閉する手段は,逆止弁本体の孔に設けられ,逆止弁本体の包装誘導チャネルに取り付けられ,バネにより弾性的に支持され,上記孔を開閉するためのパッキンと,基部パネルと,基部パネルの上部に設けられたハンドルと,基部パネルの対向端部から伸びている誘導ツマミと,基部パネルのハンドルとは対向側に形成されている排気孔を有する施錠部材と,逆止弁本体に適合しており,ガイド部材の下端部から施錠部材を受け入れるための貫通孔と,施錠部材の誘導ツマミのらせん状の動きを誘導するためのガイド部材の側壁下端部に沿って形成された傾斜縁部と,突出部の上端部で止まるように誘導部材の側壁上端部に沿って外部へと伸びている施錠フランジを有する円筒形誘導部材と,を有して構成することができる。
また,上記突出部は,球体部分を形成する外面を持つことが望ましい。
さらに,上記突出部は,円錐状部を形成する外面を持つものであっても良い。
この逆止弁は,逆止弁本体の突出部の下部外周と組み合わされるディスクを具備し,さらには逆止弁本体がディスクと組み合わさるように突出部の下縁部から放射状に伸びる輪状フランジを有することで包装袋が輪状フランジとディスクの間に固定されるものであっても良い。上記逆止弁を“OPEN”及び“CLOSED”の記号をディスクの上面に付すことで,包装袋の中の真空を維持するか解除するかを使用者が制御することを可能にするものとして構成することが望ましい。
本発明はさらに上記のような逆止弁を具備する真空包装袋をも含むものである。
以降,発明の第一の実施形態について図4から図7を参照しながら詳細な説明をおこなっていく。
図4は本発明の第一の実施形態による逆止弁の分解斜視図である。図5は本発明の第一の実施形態による逆止弁に,吸引手段の吸引ノズルが接続されているときの断面図である。図6は本発明の第一の実施形態による逆止弁が閉じているときの断面図である。図7は本発明の第一の実施形態による逆止弁の“OPEN”及び“CLOSED”のマークを付した平面図である。
本発明によれば,逆止弁100は空気を外部へ排出するために包装袋1に取り付けられ,バルブ本体10,施錠部材40と誘導部材50とを有する。バルブ本体10は,包装袋1の内部に残留している空気が,包装袋1を通って掃除機などの吸引手段(表示なし)の吸引ノズル2から直接吸引されるように,包装袋1に取り付けられている。施錠部材40は,逆止弁100の内部の空気の流動を制御する機能をもっている。誘導部材50は施錠部材40の動作を制御しており,それゆえ施錠部材40の回転状態にしたがって空気の流動を制御している。逆止弁100はバルブ本体10の下部外周に連結しているディスク60と,ディスク60とバルブ本体10の間に挟まれた包装袋1とを有する。
バルブ本体10は孔11,複数の空気誘導翼12,包装誘導チャネル13と半球の形状を持つ突出部14とを有する。孔11は,バルブ本体10の底面の中心に形成されている。空気誘導翼12は孔11に向かって放射状に伸びている。包装誘導チャネル13は,バルブ本体10の底面から上部へ向かって,孔11と連通するように伸びている。半球状突出部14は包装誘導チャネル13の外縁を構成するように設けられており,吸引ノズル2が半球状突出部14に密着することを可能にする。バルブ本体10は,輪状フランジ15をも有する。フランジ15は半球状の突出部14の下端部からディスク60に連結するように放射状に伸びており,したがって包装袋1は輪状フランジ15とディスク60の間に固定される。
バルブ本体10は,バルブ本体10の上面が包装袋1に接着し,半球状突出部14が包装袋1を通過するように取り付けられている。
パッキン20とバネ30はバルブ本体10の包装誘導チャネル13に組み込まれている。パッキン20は,包装誘導チャネル13の内側の孔11に,孔11を開閉するように組み込まれており,バネ30によって弾力的に付勢されている。
施錠部材40は,バルブ本体10の包装誘導チャネル13の内部において,バネ30の上の部分に取り付けられ,それゆえバネ30によって押されている。施錠部材40はハンドル41,ディスク形状の基部パネル42,誘導突起44と排気孔43を有する。ハンドル41は,施錠部材40の基部パネル42の上面に設置されている。誘導突起44は基部パネル42の対向縁部から伸びている。排気孔43は基部パネル42上のハンドル41と対向する側に形成されている。
円筒形誘導部材50は施錠部材40の回転を制御しており,したがって空気の流動を制御し,通過孔51,傾斜縁部52,施錠フランジ53を有する。通過孔51は,施錠部材40が誘導部材50の下端部からその中に配置されるように形成される。傾斜縁部52は,施錠部材40の誘導突出部44のらせん状の動きを誘導するために,施錠部材40の側壁下端部に沿って形成されている。施錠フランジ53はガイド部材50の側壁上端部に沿って外側に向かって形成され半球状突出部14の上部で止まるように延びている。
ディスク60はバルブ本体10の半球状突出部14に,例えば包装袋1の外部表面に溶接などを行って密接に接合される。それゆえ,包装袋のバルブ本体10が取り付けられている部分が外部に露出することを回避できる。
さらには,“OPEN”及び“CLOSED”の記号がディスク60の上面に付されており,これにより逆止弁100が真空状態を維持するか解除するかを,使用者が確実に制御することが可能になる。
本発明による包装袋用逆止弁の操作及び効果は以下の通りである。
はじめに,寝具を包装袋1に入れ,袋の開口部に取り付けられているファスナー(表示なし)を閉じる。
次に,包装袋1の中に残留している空気を,包装袋1に取り付けられている逆止弁100を通して吸引し,それにより包装袋1の内部に真空状態が形成される。空気を包装袋1から外部へ排出する必要があるときは,図5に示すように施錠部材40のハンドル41を90度回転させ,それにより空気が逆止弁を通って支障なく流動することを可能にする。
すなわち,ハンドル41が回転すると,施錠部材40の誘導突起44は,閉鎖位置からガイドユニット50の傾斜端部52に沿ってらせん状に上部に向かって移動し,それにより施錠部材40が開きパッキン20が自由に動くことを可能にしている。
このような状態では,掃除機の吸引ノズル2はバルブ本体10の半球状突出部14に連結するように配置される。この場合,吸引ノズル2は半球状突出部14に対して垂直になるよう配置されることがある。あるいは,吸引ノズル2は半球状突出部14に対して図5に鎖線で示されるような角度に配置されることもある。すなわち,吸引ノズル2が円形十字部分を持ち,突出部14が半球形状を持っているので,半球状突出部14の吸引ノズル2と接触している部分が,常に吸引ノズル2の断面に相当する円形となる。その結果,吸引ノズル2が半球状突出部14に対してある角度に配置されているにもかかわらず,吸引ノズル2と半球状突出部14との間に溝が形成されることなく,それにより吸引ノズル2を半球状突出部14に安定的かつ密接に接触させることが可能になる。
言い換えれば,吸引ノズル2と半球状突出部14とがそれらの角度に関係なく,密接に接触しているため,使用者は,片手で吸引ノズル2だけを握ることで,掃除機の吸引ノズル2を使った吸引工程を実行することができ,それにより容易に吸引工程を完遂できる。
吸引ノズル2が,半球状突出部14にこのように配置されているときに,掃除機を吸引力が発生する操作状態となる。
このとき,包装袋1の中に残留している空気は包装袋1に取り付けられている空気誘導翼12を通って吸引される。次に,吸引された空気は バルブ本体10の孔11に流入する。
吸引された空気が孔11へ流入すると,パッキン20が空気の流動により上部へ移動する。その後,孔11へ流入した空気は,施錠部材40の排気孔43より排出される。空気が外部へ排出されるので,寝具,衣服などの物品を収納した包装袋1の容積は格段に低減する。さらには,物品は包装袋1内に真空包装されているため,包装袋1内のカビの繁殖を抑え,それゆえその物品を細菌から保護できる。
物品が収納されている本発明の逆止弁100が取り付けられている包装袋1が平面状に置かれていなくても,掃除機の吸引ノズル2は包装袋1の逆止弁100に片手で容易に連結させることができるので使いやすい。
物品を収納した包装袋1の容積が格段に低減されたら,吸引ノズル2をバルブ本体10の半球状突出部14から外す。それにより,吸引ノズル2の吸引操作は停止する。
このとき,パッキン20は包装袋1内の負圧により元の位置に戻って孔11が自動的に閉じるので,それゆえ包装袋1の内部を真空状態に保つ。施錠部材40のハンドル41が閉鎖位置まで回転すると,バネ30とパッキン20はともに押し下げられることで孔11が強制的に閉じ,それゆえ真空を確実に維持する。
この場合,施錠部材40は逆止弁100に常時取り付けられており,紛失することがないので使いやすい。
物品が,本発明の逆止弁100によって包装袋1内に真空包装されているとき,半球状突出部14のみが包装袋1から突き出すように逆止弁100が設計されているため,従来の逆止弁に比べて突出部の高さがかなり低い。それゆえ,いくつかの包装袋1を積み重ねたいとき,それらは逆止弁の干渉が少ないのできっちりと積み重ねられる。さらには,バルブ本体10はポリエステル(PE)のような柔らかい素材でできているため,包装袋1から斜めに突き出し,したがってひとつの包装袋が他の包装袋に傷つけられることがない。
図8は本発明の第二の実施形態による逆止弁の分解斜視図であり,図9は本発明の第二の実施形態による逆止弁に,吸引手段の吸引ノズルが接続されているときの断面図である。
図8及び9に示される逆止弁200は吸引ノズル2(図5参照)が円錐状部214に密着することを可能にする円錐状部214を具備する。第一の実施形態の半球状突出部14は,第二の実施形態では円錐状部214に置き換えられる。第二の実施形態の逆止弁200の構造は第一の実施形態の逆止弁100のそれと実質的に同じである。第二の実施形態の逆止弁200の他の構造は,第一の実施形態の逆止弁100のそれと実質的に同等である。
それゆえ,第二の実施形態の逆止弁200は第一の実施形態の逆止弁100と実質的に同等の操作及び効果を持っていると理解される。
産業上の利用の可能性
上述のように,本発明は包装袋用逆止弁を備え,それが半球状突出部あるいは円錐状部を具備するゆえに,吸引ノズルが包装袋に対して垂直あるいは傾斜して設置されているときでも掃除機の吸引ノズルと逆止弁との間に溝が形成されるのを防ぎ,したがって物品を簡単に真空包装でき従来の逆止弁に比べて使いやすい。
さらには,本願の逆止弁は袋から突出している半球状突出部あるいは円錐状部が従来の逆止弁の突出部に比べて低く,それゆえ数個の包装袋の間の障害を小さくすることができるため,包装袋を容易にきれいに積み重ねることができる。
本発明における実施形態は説明目的で開示したものであるが,これにより当業者ならば,添付の請求項に開示される本発明の範囲と精神から逸脱することなく,変更,追加,代用が可能であろう。
従来の包装袋用逆止弁の分解斜視図。 従来の逆止弁が包装袋に取り付けられているときの従来の逆止弁の断面図。 従来の逆止弁が閉じているときの従来の断面図。 本発明の第一の実施形態による逆止弁の分解斜視図。 本発明の第一の実施形態による逆止弁に,吸引手段の吸引ノズルが接続されているときの断面図。 本発明の第一の実施形態による逆止弁が閉じているときの逆止弁の断面図。 本発明の第一の実施形態による逆止弁の“OPEN”及び“CLOSED”の記号がある平面図。 本発明の第二の実施形態による逆止弁の分解斜視図。 本発明の第二の実施形態による逆止弁に,吸引手段の吸引ノズルが接続されているときの断面図。
符号の説明
1…包装袋
2…吸引ノズル
3…吸引ノズル接続部材
3a…排気孔
3b…第一の内部ネジ込部品
3c…第二の内部ネジ込部品
5…止め具
10…バルブ本体
11…孔
12…空気誘導翼
13…包装誘導チャネル
14…半球状突出部
15…外側ネジ筒
16…輪状テープシート
20…パッキン
30…バネ
40…施錠部材
41…ハンドル
42…基部パネル
43…排気孔
50…誘導部材
51…通過孔
52…傾斜縁部
53…施錠フランジ
60…ディスク
100,200…逆止弁
214…円錐状部

Claims (7)

  1. 包装袋の空気を外部へ排出するために吸引ノズルと接続される真空包装袋用の逆止弁であって,
    逆止弁本体の底面中央部に形成される孔を含む逆止弁本体,
    上記孔上部の逆止弁本体内に形成される内部空間,
    吸引ノズルに挿入される突出部,
    逆止弁本体の上記内部空間に取り付けられ上記孔を開閉する手段,
    とを具備し,上記突出部は孔から遠ざかる方向に直径が小さくなるものである逆止弁。
  2. 上記開閉する手段が,
    逆止弁本体の孔に設けられ,逆止弁本体の包装誘導チャネルに取り付けられ,バネにより弾性的に支持され,上記孔を開閉するためのパッキンと,
    基部パネルと,
    基部パネルの上部に設けられたハンドルと,
    基部パネルの対向端部から伸びている誘導ツマミと,
    基部パネルのハンドルとは対向側に形成されている排気孔を有する施錠部材と,
    逆止弁本体に適合しており,ガイド部材の下端部から施錠部材を受け入れるための貫通孔と,
    施錠部材の誘導ツマミのらせん状の動きを誘導するためのガイド部材の側壁下端部に沿って形成された傾斜縁部と,
    突出部の上端部で止まるように誘導部材の側壁上端部に沿って外部へと伸びている施錠フランジを有する円筒形誘導部材と,
    を有する請求項1に記載の逆止弁。
  3. 突出部が球体部分を形成する外面を持つ請求項1に記載の逆止弁。
  4. 突出部が円錐状部を形成する外面を持つ請求項1に記載の逆止弁。
  5. 逆止弁本体の突出部の下部外周と組み合わされるディスクを具備し,さらには逆止弁本体がディスクと組み合わさるように突出部の下縁部から放射状に伸びる輪状フランジを有することで包装袋が輪状フランジとディスクの間に固定される請求項1に記載の逆止弁。
  6. “OPEN”及び“CLOSED”の記号をディスクの上面に付すことで,包装袋の中の真空を維持するか解除するかを使用者が制御することを可能にする請求項1に記載の逆止弁。
  7. 請求項1に記載の逆止弁を具備する真空包装袋。
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