JP2006501132A5 - - Google Patents

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JP2006501132A5
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Claims (21)

  1. 式(I):
    Figure 2006501132
    〔式中、
    R、R2およびR3は互いに独立して:
    1.H、または
    2.C1−C6−アルキル、C2−C6−アルケニルまたはC2−C6−アルキニル[ここで、アルキル、アルケニルおよびアルキニルは直鎖または分枝鎖であって、場合によって以下の基:
    2.1 −OH、
    2.2 =O、
    2.3 −O−C1−C6−アルキル(ここでアルキルは直鎖または分枝鎖である)、
    2.4 −O−C2−C6−アルケニル(ここでアルケニルは直鎖または分枝鎖である)、
    2.5 −アリール、
    2.6 −NH−C1−C6−アルキル(ここでアルキルは直鎖または分枝鎖である)、
    2.7 −NH−C2−C6−アルケニル(ここでアルケニルは直鎖または分枝鎖である)、
    2.8 −NH2または
    2.9 ハロゲン
    (ここで、上記の置換基2.3から2.7は追加的に−CN、−アミドまたは−オキシム基で置換されうる)により1または2回置換されている]であり、
    4は、C1−C6−アルキルまたはC2−C6−アルケニル(ここで、アルキルおよびア
    ルケニルは直鎖または分枝鎖であってよく、そして場合によって置換基2.1から2.9で記載されているように1または2回置換されている)であり、
    5は、Hまたはメチルであり、
    X、X2、X3、X4およびX5は、互いに独立してO、NH、N−C1−C6−アルキル、N−C2−C6−アルケニル、N−C2−C6−アルキニル、N−アシル、N−アリール、N−O−RまたSである〕
    の化合物、または式(I)の化合物の立体異性体型もしくは互変異性体型、または前記の型のあらゆる比率での混合物、または式(I)の化合物もしくは式(I)の化合物の立体異性体型もしくは互変異性体型の生理学的に許容可能な塩。
  2. 式(I)中、
    Rが、
    1.0 H、または
    2.0 C1−C6−アルキル、C2−C6−アルケニルまたはC2−C6−アルキニル〔ここで、アルキル、アルケニルおよびアルキニルは直鎖または分枝鎖であって、場合によって以下の基:
    2.1 −OH、
    2.2 =O、
    2.3 −O−C1−C6−アルキル(ここでアルキルは直鎖または分枝鎖である)、
    2.4 −O−C2−C6−アルケニル(ここでアルケニルは直鎖または分枝鎖である)、
    2.5 −アリール、
    2.6 −NH−C1−C6−アルキル(ここでアルキルは直鎖または分枝鎖である)、
    2.7 −NH−C2−C6−アルケニル(ここでアルケニルは直鎖または分枝鎖である)、
    2.8 −NH2または
    2.9 ハロゲン
    (ここで、上記の置換基2.3から2.7は追加的に−CN、−アミドまたは−オキシム基で置換されうる)により1または2回置換されている〕であり、
    2がHであり、
    3がCH3であり、
    4が−CH=CH−CH3であり、
    5がCH3であり、そして
    X、X2、X3、X4およびX5がOであることを特徴とする、請求項1に記載の式(I)の化合物。
  3. 式(I)中、
    RがHであり、
    2がHまたはCH3であり、
    3がCH3であり、
    4が−CH=CH−CH3であり、
    5がCH3であり、そして
    X、X2、X3、X4およびX5がOであることを特徴とする、請求項1に記載の式(I)の化合物。
  4. 式(IV):
    Figure 2006501132
    の化合物、または式(IV)の化合物の立体異性体型もしくは互変異性体型、または上記の型のあらゆる比率での混合物、または式(IV)の化合物もしくは式(IV)の化合物の立体異性体型もしくは互変異性体型の生理学的に許容可能な塩。
  5. 式(V):
    Figure 2006501132
    の化合物、または式(V)の化合物の立体異性体型もしくは互変異性体型、または上記の型のあらゆる比率での混合物、または式(V)の化合物もしくは式(V)の化合物の立体異性体型もしくは互変異性体型の生理学的に許容可能な塩。
  6. 式(VI):
    Figure 2006501132
    の化合物、または式(VI)の化合物の立体異性体型もしくは互変異性体型、または上記の型のあらゆる比率での混合物、または式(VI)の化合物もしくは式(VI)の化合物の立体異性体型もしくは互変異性体型の生理学的に許容可能な塩。
  7. 式(VII):
    Figure 2006501132
    の化合物、または式(VII)の化合物の立体異性体型もしくは互変異性体型、または上
    記の型のあらゆる比率での混合物、または式(VII)の化合物もしくは式(VII)の化合物の立体異性体型もしくは互変異性体型の生理学的に許容可能な塩。
  8. ESIおよびFAB質量分析によって立証された実験式C2535NO4を有し、そして1HNMRデータ δ(CDCl3、275K)=0.70、0.81、0.87、0.92、
    1.24、1.26、1.29、1.36、1.65、1.69、1.84、2.08、2.30
    、2.32、2.66、3.02、3.36、3.76、5.06、5.31、5.44、7.1
    、17.73、および13CNMRデータ δ(CDCl3、275K)=17.90、20.77、22.41、23.27、23.43、25.52、27.20、27.44、29.46、31.91、34.97、37.61、42.17、45.69、49.01、51.62、64.27、98.81、128.95、130.04、132.25、132.86、177.05、178.18、190.36、203.37であることを特徴とするガブセクチン、または化合物ガブセクチンの立体異性体型若しくは互変異性体型、または上記の型それぞれのあらゆる比率での混合物、または化合物ガブセクチンの生理学的に許容可能な塩または化合物ガブセクチンの立体異性体型若しくは互変異性体型の生理学的に許容可能な塩。
  9. ESIおよびFAB質量分析によって立証された実験式C2739NO5を有し、そして1HNMRデータ δ(CDCl3、275K)=0.70、0.80、0.88、0.92、
    1.24、1.25、1.30、1.35、1.64、1.68、1.69、1.83、2.11
    、2.23、2.29、2.67、3.02、3.36、3.66、3.71、5.05、5.3
    0、5.43、17.75および13CNMRデータ δ(CDCl3、275K)=17.90、20.83、22.42、23.44、23.52、25.55、27.13、27.42、29.48、31.91、35.00、37.63、42.17、45.70、48.89、51.65、51.93、64.49、98.91、128.87、130.08、132.35、132.86、173.05、177.06、190.33、202.86であることを特徴とするガブセクチンメチルエステル、または化合物ガブセクチンメチルエステルの立体異性体型若しくは互変異性体型、または上記の型それぞれのあらゆる比率での混合物、または化合物ガブセクチンメチルエステルの生理学的に許容可能な塩または化合物ガブセクチンメチルエステルの立体異性体型もしくは互変異性体型の生理学的に許容可能な塩。
  10. 請求項1に記載の式(I)の化合物が培養ブロス中に蓄積するまで、ST 003236(DSM 14476)またはST 003236(DSM 14476)の変種および/または突然変異体を培地中で培養し、続いて式(I)の化合物を単離し、そして、必要によって薬理学的に許容可能な塩に変換することによって得ることができる請求項1に
    記載の式(I)の化合物。
  11. 化合物ガブセクチンが培養ブロス中に蓄積するまでST 003236(DSM 14476)またはST 003236(DSM 14476)の変種および/または突然変異体を培地中で培養し、続いて化合物ガブセクチンを単離し、そして、必要によって薬理学的に許容可能な塩に変換することによって得ることができる実験式C2637NO5の化合物(ガブセクチン)。
  12. 微生物ST 003236(DSM 14476)またはST 003236の変種および/または突然変異体を水性栄養培地中で培養すること、式(I)の化合物を単離しそして精製すること、そして、必要によって明らかな化学的同等物および/または薬理学的に許容可能な塩に変換することを含む、請求項1に記載の式(I)の化合物の製造方法。
  13. 微生物ST 003236(DSM 14476)またはST 003236の突然変異体若しくは変種を、炭素源および窒素源、そして、通例の無機塩類および微量元素を含む培地中、好気性条件下で培養することを特徴とする、請求項12に記載の方法。
  14. 通気培養法での培養を20℃〜35℃の温度および4〜10のpHで実施することを特徴とする、請求項12または13に記載の方法。
  15. 請求項4に記載の式(IV)のガブセクチンを、C1−C6アルキル−、C2−C6−アルケニル−またはC2−C6−アルキニル−アルコール誘導体を用いて、またはC1−C6−アルキル−、C2−C6−アルケニル−またはC2−C6−アルキニル−アルキル化剤を用いて、エステル化して請求項1に記載の式(I)の化合物とすることを含み、ここで、アルキル、アルケニルおよびアルキニルは直鎖または分枝鎖であり、場合によって基2.1から2.9によって1回または2回置換されることができ、ここで、置換基2.3から2.7はさらに−CN、−アミドまたは−オキシム基で置換されることができ、R2はHであ
    り、R3はCH3であり、R4は−CH=CH−CH3であり、R5はCH3であり、X、X2
    、X3、X4およびX5はOであることを特徴とする、請求項1に記載の式(I)の化合物
    の製造方法。
  16. エステル化をC1−アルキル化剤を用いて行うことを特徴とする請求項15に記載の式
    (I)の化合物の製造方法。
  17. 請求項1〜11のいずれか1項に記載の化合物の、医薬の製造のための使用。
  18. 請求項1〜11のいずれか1項に記載の化合物の、細菌を原因とする感染症の治療および予防用医薬の製造のための使用。
  19. 請求項1〜11のいずれか1項に記載の少なくとも1つの化合物および生理学的に適した1つまたはそれ以上の助剤物質を含む医薬。
  20. 請求項1〜11のいずれか1項に記載の少なくとも1つの化合物を、生理学的に適した1つまたはそれ以上の助剤物質と共に適当な投与形態にすることを含む請求項19に記載の医薬の製造方法
  21. 微生物ST 003236(DSM 14476)。
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