JP2006500798A - キャリア漏れが減少されたrfフロントエンド - Google Patents

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Abstract

入力信号周波数を所定の値で割って出力信号周波数(417)を生成する周波数分周器(407)と、出力信号周波数(417)をキャリア信号周波数とミキシングして、出力信号周波数(417)とキャリア信号周波数の差に実質的に等しい変換された信号周波数を生成する周波数ミクサ(405、406)とを含んだ、無線周波フロントエンドで周波数変換を実現する方法および装置が開示される。所定の値および前記入力信号周波数は、キャリア信号周波数が出力信号周波数(417)の整数倍数と実質的に同値でないように選択される。本方法および装置は、無線通信システムおよび無線LANシステムを含んだ無線通信受信機で使用することができる。

Description

本発明は、無線通信受信機のフロントエンドに関し、より詳細には、広帯域中間周波(IF)無線受信機および直接変換無線受信機に関する。
無線トランシーバにおける無線周波(RF)フロントエンド設計は、おそらく受信機設計の最も重要な部分である。というのは、雑音指数および直線性の点におけるフロントエンドの性能が受信機の性能全体を決定するからである。無線トランシーバを実現するいくつかのアーキテクチャが存在している。2つの一般的なものは、ヘテロダインアーキテクチャと、ホモダインまたは直接変換アーキテクチャとである。
多モードおよび多帯域無線受信機の需要が成長するにつれて、直接変換無線受信機に払われる関心もまたそのように成長する。直接変換受信機は簡単に図示される構成を有するが、無線市場における直接変換受信機の実用は、それの固有の問題のために遅れている。この問題は、直流(D/C)成分オフセット雑音に関係し、この直流(D/C)成分オフセット雑音は、周波数の逆数値(1/f)に比例し、かつ偶数次の歪みである。これらのうちで、DCオフセット測定とDCオフセット補正の間には相反する条件があるために、DCオフセットの問題は解決するのがより困難である。DCオフセットの主な原因はキャリア漏れによる。
図1は、キャリア漏れのある関連技術直接変換受信機のブロック図を示す。局部発振器(LO)1の信号のスペクトル漏れ5または結合が、低雑音増幅器(LNA)2の入力信号に加わる。この追加信号はLO1の信号と同じ周波数成分を有するので、ミクサ3の出力にDC成分を生成する。このDC成分が、今度は、入力信号に加わる。関連技術の一般的な無線用途では、要求されるダイナミックレンジは、80デシベル(dB)を超えるので、小さなオフセットの場合でも受信機の出力が飽和することがある。
DCオフセットはDCに非常に近接しているので、平均化に基づいたオフセット相殺方法のために、DCオフセットの測定プロセスを行なうには余りにも多くの時間が必要となる。また、DCオフセットを相殺するための補正時間は長くなる傾向がある。高速DCオフセット相殺を必要とする無線システムでは、上述の理由のために大抵の方法が実施可能でない。したがって、DCオフセットを完全に無くするのではなく無視できるレベルに減少させることが、非常に望ましいかもしれない。DCオフセットを減少させるためには、アンテナ4およびLNA2の入力へのキャリア漏れの量を減少させることが非常に重要である。
図2は、近年使用されている、キャリア漏れを減少する関連技術の広帯域ゼロIF、RFフロントエンド設計を示す。図2の完全な説明は、(特許文献1)に見出すことができる。これによって、この特許を参照して組み込む。図示の構成は、関連技術のヘテロダイン受信機に似ている。しかし、関連技術ヘテロダイン受信機と図示の設計の主な差は、中間周波数(IF)の選択である。
図3は、関連技術のスーパヘテロダイン受信機を示す。スーパヘテロダイン受信機では、像選択性とチャネル選択性の間の妥協を解決するために、IF周波数は、キャリア周波数の約1/5であるように選ばれる。ダウンコンバージョン31の前に、像帯域の信号を阻止するために像阻止フィルタ32が挿入される。第1のダウンコンバージョン31の後で、狭帯域フィルタ33が不要な信号を阻止する。
図2の設計と図3の設計の主要な差は、図2で示す設計に、チャネル選択に使用される帯域フィルタ、および像阻止フィルタが無いことである。このことは図2の回路で実施可能である。その理由は、IF周波数は非常に高いので、帯域選択を実現するように意図されたフロントエンドフィルタは像信号も阻止するのにも十分であるからである。チャネル選択は、IF帯域ではなくてベースバンドで行なわれる。高性能ベースバンド回路を使用するとき、図2に示す回路で行なわれるような広帯域IF変換の性能劣化は、無視できるほどになる。
広帯域ゼロIF受信機では、2つの局部発振器周波数21および22の和は元のキャリア周波数23に等しい。信号増幅がベースバンドで行なわれるときはいつでも、低DCオフセットを生じさせるために、RFフロントエンドの注意深い設計が要求される。それは、交流(AC)結合またはそれと同等なものが、長い整定時定数のために、言われているほどでないからである。最も重要なDCオフセット源はキャリア漏れである。
ここで図1を参照して、キャリア周波数に対して分数調波関係にある信号があるときキャリア漏れは避けられない。例えば、図2に示すように、1/4分周回路23で生成された第2のLO信号22の第5高調波周波数は、所望のキャリア周波数と同じ周波数である。したがって、第2のLO信号22のアンテナ引込み口(図示しない)への漏れは、ミクサ24出力にDCオフセットを生じさせる。この簡単な観察は、DCオフセットを生成しないようにするために、LO信号の全ての高調波または分数調波がキャリア信号と異なるべきであることを示す。
どんなRFフロントエンドの実現でも信号分離は完全ではないので、電磁放射、基板結合、および寄生結合を通してスペクトル漏れが発生する。関連技術の実施では、このスペクトル結合は、キャリア周波数と同じ周波数を有するLO信号の高調波成分によって合成され、それによって、ダウンコンバージョンミクサ出力にDCオフセット成分を生成する。このことは関連技術の実現では起こる。というのは、設計は、1/N分周回路を使用して、RFキャリア周波数の信号を生成する電圧制御発振器(VCO)からミキシング周波数の各々を発生させるからである。この設計でNは整数であるので、ミキシングされるRFキャリアと同じ周波数を有する高調波が、必然的にダウンコンバータで生成される。
追加または代替の細部、特徴および/または技術的背景の適切な教示に適切である限りで、上述の文献を参照して本明細書に組み込む。
米国特許第5,761,615号明細書 米国特許第6,313,688号明細書
本発明の目的は、少なくとも上述の問題および/または不利点を解決し、かつ少なくとも以下で述べる有利点を提供することである。
したがって、本発明の目的は、キャリア漏れを減少させる無線周波(RF)フロントエンドを提供することである。
本発明の他の目的は、ミクサ出力でのDCオフセットを減少するRFフロントエンドを提供することである。
本発明のなお他の目的は、高集積化無線受信機で使用するためのRFフロントエンドを提供することである。
本発明のさらに他の目的は、RFフロントエンドでLO信号を生成するための分数分周器またはその同等物を提供することである。
本発明のさらに他の目的は、RFフロントエンドで分数分周器を使用して、RFキャリアに対して高調波関係にある周波数成分のダウンコンバータによる生成を無くすることである。
本発明の目的は、入力信号周波数を所定の値で割って出力信号周波数を生成する周波数分周器と、この出力信号周波数をキャリア信号周波数とミキシングして、出力信号周波数とキャリア信号周波数の差に実質的に等しい変換された信号周波数を生成する周波数ミクサとを含んだ周波数変換器によって、全体的または部分的に実現することができる。所定の値および入力信号周波数は、キャリア信号周波数が出力信号周波数の整数倍数と実質的に同値でないように選択される。
さらに、本発明の目的は、各々N番目の入力信号周波数をN番目の値で割ってN番目の出力信号周波数を生成するN個の周波数分周器と、各々そのN個の出力信号周波数の別個の対応する1つをN個の対応するキャリア信号周波数の別個の1つとミキシングして、N番目の出力信号周波数とN番目のキャリア信号周波数の差に実質的に等しいN番目の変換された信号周波数を生成するN個の周波数ミクサとを含んだ周波数変換器によって、全体的または部分的に実現することができる。Nは1よりも大きな整数であり、さらに、N番目の値および対応するN番目の入力信号周波数は、N番目のキャリア信号周波数がN番目の出力信号周波数の整数倍数と実質的に同値でないように選択される。
さらに、本発明の目的は、入力信号周波数を所定の値で割って出力信号周波数を生成すること、および、出力信号周波数をキャリア信号周波数とミキシングして、出力信号周波数とキャリア信号周波数の差に実質的に等しい変換された信号周波数を生成することを含んだ周波数変換の方法によって、全体的または部分的に実現することができる。所定の値および入力信号周波数は、キャリア信号周波数が出力信号周波数の整数倍数と実質的に同値でないように選択される。
さらに、本発明の目的は、N個の入力信号周波数の各々を対応するN番目の値で割って対応するN番目の出力信号周波数を生成すること、および、N個の出力信号周波数の各々をN個の対応するキャリア信号周波数の別個の1つとミキシングして、N番目の出力信号周波数とN番目のキャリア信号周波数の差に実質的に等しいN番目の変換された信号周波数を生成することを含んだ周波数変換の方法によって、全体的または部分的に実現することができる。Nは1よりも大きな整数であり、さらに、N番目の値および対応するN番目の入力信号周波数は、N番目のキャリア信号周波数がN番目の出力信号周波数の整数倍数と実質的に同値でないように選択される。
さらに、本発明の目的は、周波数変換器であって、各々N番目の入力信号周波数をN番目の値で割ってN番目の出力信号周波数を生成するN個の周波数分周器、および、各々N個の出力信号周波数の別個の対応する1つをN個の対応するキャリア信号周波数の別個の1つとミキシングして、N番目の出力信号周波数とN番目のキャリア信号周波数の差に実質的に等しいN番目の変換された信号周波数を生成するN個の周波数ミクサを備え、Nは1よりも大きな整数であり、さらに、N番目の値および対応するN番目の入力信号周波数は、N番目のキャリア信号周波数がN番目の出力信号周波数の整数倍数と実質的に同値でないように選択されるものである周波数変換器と、最高値の入力信号周波数に等しい周波数を有する被選択信号を含んで信号を受け取るアンテナと、受け取られた被選択信号をフィルタ処理するアンテナに結合されたRFフィルタと、フィルタ処理された被選択信号を増幅するRFフィルタに結合された利得を有する低雑音増幅器と、低雑音増幅器から受け取られた信号をフィルタ処理する像阻止フィルタと含み、N個の周波数ミクサは最高値の入力信号周波数を有する被選択信号をベースバンド信号に変換するものであり、さらに、ベースバンド信号をディジタル信号に変換するA/D変換ユニットと、ディジタル信号を受け取る離散時間信号処理ユニットとを含んだ通信システムによって、全体的または部分的に実現することができる。
本発明の他の有利点、目的、および特徴は、以下の説明で一部が明らかになり、さらに、一部は、下記のものを考察するときに当業者に明らかになり、または本発明の実施から学ぶことができる。本発明の目的および有利点は、添付の特許請求の範囲に特に指摘するように実現し達成することができる。
本発明は、以下の図面を参照して詳細に説明する。この図面では、同様な参照数字は同様な要素を参照する。
ここで本発明の好ましい実施例を詳細に参照し、その実施例の例を添付の図面に示す。
図4は、DSオフセットを減少するか、または無くするRFフロントエンドの第1の好ましい実施例を示す。アンテナ401は、受信無線周波(RF)信号をRF帯域フィルタ(BPF)402に供給する。RFBPF402は、受信RF信号をフィルタ処理して、低雑音増幅器(LNA)403に送られる意図された通過帯域以外の周波数成分のスペクトルエネルギーを減少させるか、または最小限にする。LNA403は、キャリア周波数の近くに中心を置く通過帯域信号を増幅する。LNA403は、この通過帯域信号をRFBPF402から受け取り、増幅された信号を随意の像阻止フィルタ404に送る。像阻止フィルタ404は、LNA403から受け取った像信号のスペクトルエネルギーを最小限にし、そのフィルタ処理された信号を同相の第1のミクサ405と直角位相の第1のミクサ406の両方に送る。可変周波数局部発振器(LO)408が、第1の分周器407に第1のミキシング周波数417の倍数を供給する。第1の分周器407は、LO408から受け取った信号の周波数を好ましくは2で割り、結果として得られた信号を第1のミキシング周波数417として第1のミクサ405、406および2個の第2の分周器411、412に供給する。第1のミクサ405、406は、随意の像阻止フィルタ404から、または像阻止フィルタが回路に含まれていない場合にはLNA403から受け取った信号を、第1のミキシング周波数417とミキシングして、それぞれ同相IF信号および直角位相IF信号を生成する。同相IF信号は、直接か、または随意の増幅段またはフィルタ処理段409で増幅またはフィルタ処理された後かのどちらかで、第2のミクサ413に供給される。同様に、直角位相IF信号は、直接か、または随意の増幅段またはフィルタ処理段410で増幅またはフィルタ処理された後かどちらかで、第2のミクサ414に供給される。第2の分周器411、412は、第1のミキシング周波数を3/2で割り、その商を第2のミキシング周波数418としてそれぞれ第2のミクサ413、414に供給する。第2のミクサ413は、第2のミキシング周波数418を第1のミクサ405から直接または間接に受け取った同相IF信号とミキシングする。第2のミクサ413で生成された信号積は同相ベースバンド信号415である。同様に、第2のミクサ414は、第2のミキシング周波数418を第1のミクサ406から直接または間接に受け取った同相IF信号とミキシングする。第2のミクサ414で生成された信号積は直角位相ベースバンド信号416である。
図4の回路構成は、図2に示す広帯域中間周波(IF)配列と似ているが、LO周波数の配分が違っている。図4の回路で生成される高調波および分数調波の全ては、所望のキャリア周波数とは違っている。このようにして、ミクサ出力にDCオフセットを生成するダウンコンバートされたミキシング項はない。所望のキャリア周波数は、次の一般式に従って合成されるかもしれない。
Figure 2006500798
式1で、fは所望のキャリア周波数であり、i番目のN/Mの各々はi番目のダウンコンバートミクサに供給されるミキシング周波数である。
次の要求を満たす項N/Mの任意の組合せが、ミキシング周波数を特定しこれによって第1の分周器407および第2の分周器411、412の除数値を特定するための解になる。制約は、選択されたNi/Miの可能な整数倍数(すなわち、k*Ni/Mi、kは任意の整数値)がどれも所望のキャリア周波数fに等しい積を生成しないかもしれないことである。言い換えると、全てのLO信号の高調波がキャリア周波数と異なるはずである。
本発明に従った好ましい実施例と図2の関連技術回路の主な差は、本発明によればNi/Miのどの高調波または分数調波もfに等しくないことである。図2に示す関連技術の回路は、上の条件を満たすことができない。というのは、第2のLO信号の第5高調波はキャリア周波数と同じであるからである。したがって、本発明に従った好ましい実施例では、ミキシング積は高い周波数を有するので、アンテナ引込み口へのどのようなスペクトル漏れもDCオフセットに寄与しない。
式1の考察で、特定の要求を満たしながら、RFフロントエンドで使用されるミキシング周波数の組合せについて多数の解を考案できることが明らかになる。図4は、本発明のそのような特徴を維持する多くの可能な実現のうちの1つだけを示す。図4では、キャリア周波数は次式によって生成される。
Figure 2006500798
式2では、LO周波数fLOは、所望のキャリア周波数fと分数被乗数6/5の積として選ばれる。したがって、第1の分周器407は、fLOを2で割るために選ばれ、第2の分周器411、412は第1のミキシング周波数を3/2で割るために選ばれる。式2と図4の間の対応を表す別の方法を述べると、第1の分周器407はfLOに1/2を掛けるために選ばれ、第2の分周器411、412は、1/2とfLOの積に2/3を掛けるために選ばれる。ミキシング周波数Ni/Mi(すなわち、6/10*fおよび4/10*f)のどの整数倍数も所望のキャリア周波数fに等しい積を生成しないことに注目されたい。
最も最新の通信受信機は、同相ベースバンド信号と直角位相ベースバンド信号の両方の回復を必要とする。したがって、LO408は、同相ミキシング周波数と直角位相ミキシング周波数の両方を供給すべきである。同相と直角位相の両方のミキシング信号を単一LOで生成する2つのよく知られている方法は、位相シフタか1/2分周回路かのどちらかを利用する。1/2分周回路の場合に位相精度がより優れているが、LOはミキシング周波数の2倍で動作しなければならない。図4は、直角位相LO信号を生成するために、1/2分周回路を利用する多くの可能な実現のうちの1つだけを示す。他の可能な実現を図5に示す。
図5は、本発明のRFフロントエンドの第2の好ましい実施例を示す。アンテナ501は、受信無線周波(RF)信号をRF帯域フィルタ(BPF)502に供給する。RFBPF502は、受信RF信号をフィルタ処理して、低雑音増幅器(LNA)503に送られる意図された通過帯域以外の周波数成分のスペクトルエネルギーを最小限にするか、または減少させる。LNA503は、キャリア周波数の近くに中心を置く通過帯域信号を増幅する。LNA503は、この通過帯域信号をRFBPF502から受け取り、増幅された信号を随意の像阻止フィルタ504に送る。像阻止フィルタ504は、LNA503から受け取った像信号のスペクトルエネルギーを最小限にするかまたは減少させ、そのフィルタ処理された信号を同相の第1のミクサ505と直角位相の第1のミクサ506の両方に送る。可変周波数局部発振器(LO)508は、第1の分周器507および第2の分周器511にそれぞれ第1および第2のミキシング周波数517および518の倍数を供給する。第1の分周器507は、LO508から受け取った信号の周波数を2で割り、好ましくは結果として得られた信号を第1のミクサ505、506に供給する。第1のミクサ505、506は、随意の像阻止フィルタ504から、または像阻止フィルタが回路に含まれていない場合にはLNA503から受け取った信号を、第1のミキシング周波数517とミキシングして、それぞれ同相IF信号および直角位相IF信号を生成する。
同相IF信号は、直接か、または随意の増幅段またはフィルタ段509で増幅またはフィルタ処理された後かのどちらかで、第2のミクサ513に供給される。同様に、直角位相IF信号は、直接か、または随意の増幅段またはフィルタ段510で増幅またはフィルタ処理された後かのどちらかで、第2のミクサ514に供給される。第2の分周器511は、第1のミキシング周波数を3で割り、その商を第2のミキシング周波数としてそれぞれ第2のミクサ513、514に供給する。第2のミクサ513は、第2のミキシング周波数518を第1のミクサ505から直接または間接に受け取った同相IF信号とミキシングする。第2のミクサ513で生成された信号積は同相ベースバンド信号515である。同様に、第2のミクサ514は、第2のミキシング周波数518を第1のミクサ506から直接または間接に受け取った同相IF信号とミキシングする。第2のミクサ514で生成された信号積は直角位相ベースバンド信号516である。
上の式1を使用して、図5のキャリア周波数生成は、式3で表すことができる。
Figure 2006500798
式3において、LO周波数fLOは、所望のキャリア周波数fと分数被乗数6/5の積として選ばれる。したがって、第1の分周器507は、fLOを2で割るために選ばれ、第2の分周器511はFLOを3で割るために選ばれる。別の方法で述べると、第1の分周器507はfLOに1/2を掛けるために選ばれ、第2の分周器511は、fLOに1/3を掛けるために選ばれる。ミキシング周波数N/M(すなわち、3/5*fおよび2/5*f)のどの整数倍数も所望のキャリア周波数fに等しい積を生成しないことに注目されたい。第2の好ましい実施例では、局部発振器の周波数は所望のキャリア周波数の6/5であるので、図4の分数分周器が後に続く1/2分周器は、図5に示すように1/3分周回路に取り替えることができる。
式1のLO信号生成の一般式を参照して、ダウンコンバージョン段の数は、式1で一緒に合計される添え字iで識別される項の数に等しい。好ましい実施例のある特定の構造は、図2に示す広帯域ゼロIF、RFフロントエンドに似ているので、像阻止のために適切なフィルタ処理段が信号経路中に好ましい。スーパヘテロダイン受信機と違って、所望帯域と像帯域の間の周波数差は大きく、したがって、本発明では、この目的のために、好ましくは簡単な低域または帯域フィルタを使用することができる。さらに、2つの隣り合うダウンコンバージョン段の間に適切な利得段を挿入して、雑音指数の悪化を軽減することができる。この設計の考慮すべきことは、また、より適切に理解するために図4および図5に示す。例えば、図4に示す回路では、利得段409が第1のミクサ405と第2のミクサ413の間の信号経路に挿入され、さらに利得段410が第1のミクサ406と第2のミクサ414の間の信号経路に挿入される。同様に、図5で示す回路では、利得段509が第1のミクサ505と第2のミクサ513の間の信号経路に挿入され、さらに利得段510が第1のミクサ506と第2のミクサ514の間の信号経路に挿入される。
(特許文献2)に記載される多相ミクサで行なわれる周波数変換と同じように、本発明は、多相ミクサを使用する単一段ダウンコンバータを利用することができる。この米国特許は、このようにして参照して組み込む。図6は、積重ねスイッチを有する単一ダウンコンバージョン段を使用する本発明の好ましい実施例を示す。
図6に示すように、アンテナ601は、受信無線周波(RF)信号をRF帯域フィルタ(BPF)602に供給する。RFBPF602は、受信RF信号をフィルタ処理して、低雑音増幅器(LNA)603に送られる意図された通過帯域以外の周波数成分のスペクトルエネルギーを最小限にするか、または減少させる。LNA603は、キャリア周波数の近くに中心を置く通過帯域信号を増幅する。LNA603は、この通過帯域信号をRFBPF602から受け取り、増幅された信号を随意の像阻止フィルタ604に送る。像阻止フィルタ604は、LNA603から受け取った像信号のスペクトルエネルギーを最小限にするかまたは減少させ、そのフィルタ処理された信号を同相のミクサ605と直角位相のミクサ606の両方に送る。可変周波数局部発振器(LO)608は、好ましくは、第1および第2のミキシング周波数617および618の倍数をそれぞれ第1の分周器607および第2の分周器611に供給する。第1の分周器607は、LO608から受け取った信号の周波数を2で割り、結果として得られた信号を第1のミキシング周波数617としてミクサ605、606に供給する。同様に、第2の分周器611は、LO608から受け取った信号の周波数を3で割り、結果として得られた信号を第2のミキシング周波数618としてミクサ605、606に供給する。
ミクサ605、606各々は、好ましくは、ミクサ負荷620、2つの積重ねスイッチ621および622、およびトランジスタ623を含む。積重ねスイッチ621、622は、好ましくは、ミクサ負荷620およびトランジスタ623と並列に接続される。ミクサ負荷620は、電圧源を通してトランジスタ623と直列に接続される。他のミクサ構成は、本発明に従った好ましい実施例で使用することができ、また、上で言及した文献で教示されるものを含んで、当業者によく知られている。
好ましくは、積重ねスイッチ621、622は、直列に接続された2つのMOSFETトランジスタで形成され、各積重ねスイッチ621、622の一方のトランジスタのドレインはミクサ負荷620に接続され、そして各積重ねスイッチ621、622の他方のトランジスタのソースがトランジスタ623に接続されている。各積重ねスイッチ621、622の直列接続トランジスタを形成する一方のトランジスタのゲートが、切換え動作を調整するための第1のミキシング周波数617を受け取る。各積重ねスイッチ621、622の直列接続トランジスタを形成する他方のトランジスタのゲートは、切換え動作を調整するための第2のミキシング周波数618を受け取る。しかし、積重ねスイッチ621は、好ましくは、積重ねスイッチ622で同時に受け取られる第1および第2のミキシング周波数617、618に対して180度位相反転した第1および第2のミキシング周波数617、618を受け取る。
好ましくは、トランジスタ623は同じくMOSFETであり、両方の積重ねスイッチ621、622に接続されたドレイン、および電圧源の一方の電位に接続されたソースを有する。電圧源の他方の電位は、ミクサ負荷620に直列接続されている。トランジスタ623のゲートは、随意の像阻止フィルタ640から、または像阻止フィルタが回路に含まれない場合にはLNA603からRF信号を受け取る。このRF信号は、トランジスタ623の切換え動作を調整する。ミクサ605、606は、第1と第2のミキシング周波数617、618の両方をRF信号とミキシングして、それぞれ同相ベースバンド信号615および直角位相ベースバンド信号616を生成する。
上の式1を使用して、図6のキャリア周波数生成を式4で表すことができる。この式は、前に説明した式3と全く同じである。
Figure 2006500798
式4において、LO周波数fLOは、所望のキャリア周波数fと分数被乗数6/5の積として選択される。したがって、第1の分周器607は、fLOを2で割るように選択され、第2の分周器611はFLOを3で割るように選択される。他の方法で述べると、第1の分周器607はfLOに1/2を掛けるように選択され、第2の分周器611は、fLOに1/3を掛けるように選択される。ミキシング周波数N/M(すなわち、3/5*fおよび2/5*f)のどの整数倍数も所望のキャリア周波数fに等しい積を生成しないことに注目されたい。
図5で示す回路に関する場合のように、図6で示す回路は、また、キャリア周波数に直接関係した高調波またはスペクトル漏れを全く有しない。したがって、この実施例もまた、DCオフセットを有しない。信号経路にただ1つのダウンコンバージョン段があるので、ハードウェアの複雑さは、図5に示すものからさらに減少する。
表1は、DCオフセットを無くするように本発明に従って使用することができるLO信号の他のいくつかの組合せを列挙する。表の用語FLOiはi番目のミキシング周波数を指す(ここで、i=1、2、...)。表1のLO周波数の組合せは、図4および5に示すもののような多段ミクサ、または図6に示すもののような単一段多相ミクサで使用することができる。回路実現は、複数のLO信号を生成するために、分数分周器か整数分周器かのどちらかを使用することができ、またLOの位相は、同相信号および直角位相信号のために調整することができる。さらに、いくつかの分周器を有する単一VCOを、全ての要求されるLO信号を生成するために使用することができる。
Figure 2006500798
本発明は、セルラーシステムおよび無線LANシステムを含んだどのような種類の無線通信受信機でもRFフロントエンドに応用することができる。本発明はキャリア漏れおよびDCオフセットの減少に対処するので、広帯域IFおよび直接変換無線受信機に特に適している。
前述の実施例および有利点は、単に例示に過ぎず、本発明を制限するものとして解釈すべきでない。本教示は、他の型の装置に容易に応用することができる。本発明の説明は、例示であり、特許請求の範囲を制限する意図でない。多くの代替物、修正物および変形物が当業者には明らかになるであろう。特許請求の範囲では、手段に機能を加えた項は、列挙された機能を行なうものとして本明細書で説明された構造および構造上の同等物だけでなく同等な構造も含む意図である。
キャリア漏れのある関連技術の直接変換無線受信機を示すブロック図である。 関連技術の広帯域ゼロIF、RFフロントエンドを示す図である。 関連技術のスーパヘテロダイン受信機を示す図である。 DCオフセットを減少した本発明のRFフロントエンドの好ましい実施例を示す図である。 本発明のRFフロントエンドの他の好ましい実施例を示す図である。 単一ダウンコンバージョン段を有する本発明のRFフロントエンドの第3の好ましい実施例を示す図である。

Claims (36)

  1. 周波数変換器であって、
    入力信号周波数を所定の値で割って出力信号周波数を生成する周波数分周器と、
    前記出力信号周波数をキャリア信号周波数とミキシングして、前記出力信号周波数と前記キャリア信号周波数の差に実質的に等しい変換された信号周波数を生成する周波数ミクサと
    を具え、
    前記所定の値および前記入力信号周波数は、前記キャリア信号周波数が前記出力信号周波数の整数倍数と実質的に同値でないように選択されることを特徴とする周波数変換器。
  2. 前記入力信号周波数は、前記キャリア信号周波数に繁分数を掛けたものと実質的に同値であることを特徴とする請求項1記載の周波数変換器。
  3. 各々前記入力信号周波数を所定の値で割ってN個の出力信号周波数を生成するN個の周波数分周器をさらに具え、
    Nが1よりも大きな整数であり、かつ前記N個の出力信号周波数の和が前記キャリア信号周波数に実質的に等しいことを特徴とする請求項2記載の周波数変換器。
  4. 前記入力信号周波数を生成する発振器をさらに具え、
    前記周波数ミクサは、前記N個の出力信号周波数を前記キャリア信号周波数と結合して、前記キャリア信号周波数をベースバンド信号周波数に変換することを特徴とする請求項3記載の周波数変換器。
  5. 周波数変換器であって、
    各々N番目の入力信号周波数をN番目の値で割ってN番目の出力信号周波数を生成するN個の周波数分周器と、
    各々前記N個の出力信号周波数の別個の対応する1つをN個の対応するキャリア信号周波数の別個の1つとミキシングして、前記N番目の出力信号周波数と前記N番目のキャリア信号周波数の差に実質的に等しいN番目の変換された信号周波数を生成するN個の周波数ミクサと
    を具え、
    Nは1よりも大きな整数であり、
    前記N番目の値および前記対応するN番目の入力信号周波数は、前記N番目のキャリア信号周波数が前記N番目の出力信号周波数の整数倍数と実質的に同値でないように選択されることを特徴とする周波数変換器。
  6. 前記N番目の値および前記対応するN番目の入力信号周波数は、前記N個のキャリア信号周波数のどれもが前記N個の出力信号周波数のどれの整数倍数とも実質的に同値でないように、選択されることを特徴とする請求項5記載の周波数変換器。
  7. 前記N個の入力信号周波数は、実質的に同じ周波数を有することを特徴とする請求項5記載の周波数変換器。
  8. M番目の出力信号周波数は、前記対応するM+1番目の周波数分周器へのM+1番目の入力信号周波数として用いられ、
    MはN−1に等しい整数値であることを特徴とする請求項5記載の周波数変換器。
  9. 各M番目の出力信号周波数は、前記対応するM+1番目の周波数分周器へのM+1番目の入力信号周波数として用いられ、
    Mは1よりも大きくNよりも小さな整数値であることを特徴とする請求項5記載の周波数変換器。
  10. 前記N個の出力信号周波数の和は、最高値のキャリア信号周波数に実質的に等しいことを特徴とする請求項9記載の周波数変換器。
  11. 最高値の入力信号周波数を生成する発振器をさらに具え、
    前記最高値の入力信号周波数は、最高値のキャリア信号周波数に繁分数を掛けたものと実質的に同値であることを特徴とする請求項5記載の周波数変換器。
  12. 前記繁分数は、6/5、8/7、または10/9であることを特徴とする請求項11記載の周波数変換器。
  13. 周波数変換の方法であって、
    入力信号周波数を所定の値で割って出力信号周波数を生成するステップと、
    前記出力信号周波数をキャリア信号周波数とミキシングして、前記出力信号周波数と前記キャリア信号周波数の差に実質的に等しい変換された信号周波数を生成するステップとを具え、
    前記所定の値および前記入力信号周波数は、前記キャリア信号周波数が前記出力信号周波数の整数倍数と実質的に同値でないように選択されることを特徴とする周波数変換の方法。
  14. 前記入力信号周波数を発振器で生成するステップをさらに具え、
    前記発振器で生成される前記入力信号周波数が、前記キャリア信号周波数に繁分数を掛けたものと実質的に同値であることを特徴とする請求項13記載の方法。
  15. 前記入力信号周波数を所定の値で割って、N個の出力信号周波数を生成するステップをさらに具え、
    Nは1よりも大きな整数であり、
    前記N個の出力信号周波数の和が、前記キャリア信号周波数に実質的に等しいことを特徴とする請求項14記載の方法。
  16. 前記N個の出力信号周波数を前記キャリア信号周波数とミキシングして、前記キャリア信号周波数をベースバンド信号周波数に変換するステップをさらに具えたことを特徴とする請求項15記載の方法。
  17. 周波数変換の方法であって、
    N個の入力信号周波数の各々を対応するN番目の値で割って、対応するN番目の出力信号周波数を生成するステップと、
    前記N個の出力信号周波数の各々をN個の対応するキャリア信号周波数の別個の1つとミキシングして、前記N番目の出力信号周波数と前記N番目のキャリア信号周波数の差に実質的に等しいN番目の変換された信号周波数を生成するステップと
    を具え、
    Nは1よりも大きな整数であり、
    前記N番目の値および前記対応するN番目の入力信号周波数は、前記N番目のキャリア信号周波数が前記N番目の出力信号周波数の整数倍数と実質的に同値でないように選択されることを特徴とする周波数変換の方法。
  18. 前記N番目の値および前記対応するN番目の入力信号周波数は、前記N個のキャリア信号周波数のどれもが前記N個の出力信号周波数のどれの整数倍数とも実質的に同値でないように、選択されることを特徴とする請求項17記載の方法。
  19. 前記N個の入力信号周波数は、実質的に同じ周波数を有することを特徴とする請求項18記載の方法。
  20. 前記N個の出力信号周波数の和は、最高値のキャリア信号周波数に実質的に等しいことを特徴とする請求項19記載の方法。
  21. M番目の出力信号周波数をM+1番目の周波数分周器にM+1番目の入力信号周波数として与えるステップをさらに具え、
    前記M+1番目の周波数分周器が、前記M+1番目の入力信号周波数を前記対応するN番目の値で割って、前記対応するM+1番目の出力信号周波数を生成し、さらに、
    MはN−1に等しい整数値であることを特徴とする請求項17記載の方法。
  22. 各M番目の出力信号周波数をM+1番目の周波数分周器にM+1番目の入力信号周波数として与えるステップをさらに具え、
    各M+1番目の周波数分周器が、前記M+1番目の入力信号周波数を前記対応するN番目の値で割って、前記対応するM+1番目の出力信号周波数を生成し、
    Mは1よりも大きくNよりも小さな整数値であることを特徴とする請求項17記載の方法。
  23. 最高値の入力信号周波数を生成するステップをさらに具え、
    前記最高値の入力信号周波数が、最高値のキャリア信号周波数に繁分数を掛けたものと実質的に同値であることを特徴とする請求項17記載の方法。
  24. 前記繁分数は、6/5、8/7、または10/9であることを特徴とする請求項23記載の方法。
  25. 周波数変換器であって、
    各々N番目の入力信号周波数をN番目の値で割ってN番目の出力信号周波数を生成するN個の周波数分周器と、
    各々前記N個の出力信号周波数の別個の対応する1つをN個の対応するキャリア信号周波数の別個の1つとミキシングして、前記N番目の出力信号周波数と前記N番目のキャリア信号周波数の差に実質的に等しいN番目の変換された信号周波数を生成するN個の周波数ミクサとを具え、
    Nは1よりも大きな整数であり、
    前記N番目の値および前記対応するN番目の入力信号周波数は、前記N番目のキャリア信号周波数が前記N番目の出力信号周波数の整数倍数と実質的に同値でないように選択されるものである周波数変換器と、
    最高値の入力信号周波数に等しい周波数を有する選択された被選択信号を含んだ信号を受け取るアンテナと、
    前記受け取られた被選択信号をフィルタ処理する前記アンテナに結合されたRFフィルタと、
    前記フィルタ処理された被選択信号を増幅する、前記RFフィルタに結合された、利得を有する低雑音増幅器と、
    前記低雑音増幅器から受け取られた信号をフィルタ処理する像阻止フィルタと、
    前記N個の周波数ミクサは、前記最高値の入力信号周波数を有する前記被選択信号をベースバンド信号に変換するものであり、
    前記ベースバンド信号をディジタル信号に変換するA/D変換ユニットと、
    前記ディジタル信号を受け取る離散時間信号処理ユニットと
    を具えたことを特徴とする通信システム。
  26. 信号を復調する方法であって、
    第1および第2の発振器信号を生成するステップと、
    キャリア周波数で受け取られた信号を前記第1の発振器信号とミキシングして中間周波信号を生成するステップと、
    前記中間周波信号を前記第2の発振器信号とミキシングするステップと
    を具え、
    前記第1および第2の発振器信号は、前記第1および第2の発振器信号の全ての高調波が前記キャリア周波数と異なるように生成されることを特徴とする方法。
  27. 前記生成するステップは、
    基準周波数を第1の値で割って前記第1の発振器信号を生成するステップと、
    前記第1の発振器信号を第2の値で割って前記第2の発振器信号を生成するステップとを含み、
    前記第1の値および前記第2の値は、前記第1の発振器信号と前記第2の発振器信号の和が、前記キャリア周波数に少なくとも実質的に等しいように選択されることを特徴とする請求項26記載の方法。
  28. 前記生成するステップは、
    基準周波数を第1の値で割って前記第1の発振器信号を生成するステップと、
    前記基準周波数を第2の値で割って前記第2の発振器信号を生成するステップとを含み、
    前記第1の値および前記第2の値は、前記第1の発振器信号と前記第2の発振器信号の和が前記キャリア周波数に少なくとも実質的に等しいように選択されることを特徴とする請求項26記載の方法。
  29. 信号を復調する方法であって、
    第1および第2の発振器信号を生成するステップと、
    キャリア周波数で受け取られた信号を前記第1および第2の発振器信号と同時にミキシングしてベースバンド信号を生成するステップと
    を具え、
    前記第1および第2の発振器信号は、前記第1および第2の発振器信号の全ての高調波が前記キャリア周波数と異なるように生成されることを特徴とする方法。
  30. 前記生成するステップは、
    基準周波数を第1の値で割って前記第1の発振器信号を生成するステップと、
    前記基準周波数を第2の値で割って前記第2の発振器信号を生成するステップとを含み、
    前記第1の値および前記第2の値は、前記第1の発振器信号と前記第2の発振器信号の和が前記キャリア周波数に少なくとも実質的に等しいように選択されることを特徴とする請求項29記載の方法。
  31. 信号復調を行なう発振器信号を生成する方法であって、
    第1の発振器信号を生成するステップと、
    第2の発振器信号を生成するステップと
    を具え、
    前記第1および第2の発振器信号は、前記第1および第2の発振器信号の全ての高調波が受け取られた信号のキャリア周波数と異なるように生成されることを特徴とする方法。
  32. 基準周波数を第1の値で割って前記第1の発振器信号を生成するステップと、
    前記第1の発振器信号を第2の値で割って前記第2の発振器信号を生成するステップとをさらに具え、
    前記第1の値および前記第2の値は、前記第1の発振器信号と前記第2の発振器信号の和が前記キャリア周波数に少なくとも実質的に等しいように選択されることを特徴とする請求項31記載の方法。
  33. 基準周波数を第1の値で割って前記第1の発振器信号を生成するステップと、
    前記基準周波数を第2の値で割って前記第2の発振器信号を生成するステップと
    をさらに具え、
    前記第1の値および前記第2の値は、前記第1の発振器信号と前記第2の発振器信号の和が前記キャリア周波数に少なくとも実質的に等しいように選択されることを特徴とする請求項31記載の方法。
  34. 周波数変換器であって、
    入力信号周波数を所定の値で割って出力信号周波数を生成するための手段と、
    前記出力信号周波数をキャリア信号周波数とミキシングして、前記出力信号周波数と前記キャリア信号周波数の差に実質的に等しい変換された信号周波数を生成するための手段と
    を具え、
    前記所定の値および前記入力信号周波数は、前記キャリア信号周波数が前記出力信号周波数の整数倍数と実質的に同値でないように選択されることを特徴とする周波数変換器。
  35. 前記入力信号周波数を発振器で生成するための手段をさらに具え、
    前記発振器で生成された前記入力信号周波数が、前記キャリア信号周波数に繁分数を掛けたものと実質的に同値であることを特徴とする請求項34記載の周波数変換器。
  36. 前記入力信号周波数を所定の値で割ってN個の出力信号周波数を生成する手段をさらに具え、
    Nは1よりも大きな整数であり、前記N個の出力信号周波数の和が前記キャリア周波数に実質的に等しいことを特徴とする請求項35記載の周波数変換器。
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