JP2006500174A5 - - Google Patents

Claims (16)

1. 注射器外筒にストッパを有する注射器プランジャロッドをロックするためのロックエレメントであって、
   末端部および基端部を含む本体部分と、
   プランジャロッドと係合するために前記本体部分に接続された第１の手段と、
   前記注射器外筒と係合するために前記本体部分に接続され、前記ロックエレメントが前記注射器外筒に末端側には摺動可能である一方、前記注射器外筒内で基端側には実質的な摺動が阻止されるようにする第２の手段と、
   ストッパを切断するために前記本体部分の前記末端部に取り付けられたカッタと、
   を具えたロックエレメント。
2. 前記係合を行うための第２の手段が基端側に延在する棘を含む請求項１に記載のロックエレメント。
3. 前記本体部分が概してＶ形状である請求項２に記載のロックエレメント。
4. 前記本体部分と、前記係合を行うための第１および第２の手段と、前記カッタとが一体構造である請求項３に記載のロックエレメント。
5. 前記本体部分の前記基端部から延在する１対の第１の脚部を含み、前記係合を行うための前記第１の手段が前記客部に接続されている請求項４に記載のロックエレメント。
6. 前記本体部分の前記末端部と隣接して基端側に延在する第１の棘と、前記第１の脚部の対のうち少なくとも１つから基端側に延在する第２の棘とを含む請求項５に記載のロックエレメント。
7. 前記本体部分の前記末端部から延在する一対の第２の脚部を含み、その各々が基端側に延在する棘とストッパを切断するためのカッティングエッジを含んでいる請求項６に記載のロックエレメント。
8. 前記本体部分と、係合を行うための第１および第２の手段と、前記カッタとが、弾性のある金属の一体構造を具えている請求項１に記載のロックエレメント。
9. チャンバ、開放端および末端を形成する内側表面を有する注射器外筒と、
   細長い本体部分およびこれに接続されたストッパを含むプランジャロッドアセンブリと、
   前記チャンバ内に摺動可能に配置されたロックエレメントであって、前記注射器外筒の前記内側表面に係合し、前記注射器外筒の前記開放端の方向には実質的に移動しないようにされ、更に前記プランジャロッドアセンブリと係合可能で、前記プランジャロッドアセンブリとともに前記注射器外筒の前記末端部に向けて移動可能とされた当該ロックエレメントと、
   前記ロックエレメントと接続されたカッタであって、前記ストッパと係合し、前記注射器外筒の前記チャンバから前記プランジャロッドアセンブリの引き戻しを試みた際に前記ストッパを切断可能な当該カッタと、
   を具えた注射器アセンブリ。
10. 前記ロックエレメントと前記カッタとが弾性のある金属の一体構造を具えており、前記ロックエレメントは、前記プランジャロッドアセンブリが前記ロックエレメントに関して基端側に動くことができるように配置されている請求項９に記載の注射器アセンブリ。
11. 前記ロックエレメントは、前記注射器外筒の前記内側表面と係合する１以上の基端側に延在する棘を含み、前記ロックエレメントおよび前記ストッパは、前記プランジャロッドアセンブリが前記ロックエレメントに関して基端側に動くことができるように配置されている請求項９に記載の注射器アセンブリ。
12. 前記ロックエレメントは基端部および末端部を有する本体部分を含み、前記カッタは前記末端部と接続され、前記本体部分は概してＶ形状であり、前記プランジャロッドアセンブリの前記細長い部分は凹部を含み、該凹部内にロックエレメントが延在している請求項１１に記載の注射器アセンブリ。
13. 前記本体部分の前記基端部から延在し、かつこれに対して変形可能な第１の脚部の対を含み、該脚部が前記プランジャロッドアッセンブリと係合する請求項１２に記載の注射器アセンブリ。
14. 前記本体部分の前記末端部に隣接し、基端側に延在する第１の棘と、前記脚部の少なくとも１つから基端側に延在する第２の棘とを含み、前記第１および第２の棘が前記注射器外筒の前記内側表面と係合する請求項１３に記載の注射器アセンブリ。
15. 前記本体部分の前記末端部から延在する第２の脚部の対と、該脚部のそれぞれから基端側に延在する棘とを含み、該棘は前記注射器外筒の前記内側表面と係合し、前記第２の脚部の対のそれぞれが前記ストッパを切断するためのカッティングエッジを含んでいる請求項１３に記載の注射器アセンブリ。
16. 前記プランジャロッドアセンブリの前記細長い本体部分は、前記プランジャロッドアセンブリに過度の曲げまたは捩り力が加わることによって破壊されるよう構成された断面積減少部分を含む請求項９に記載の注射器アセンブリ。