JP2006352888A - 通信システム、送信電力制御方法、基地局、宛先装置及び中間装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明はソース装置から宛先装置へ少なくとも1つの中間装置を介して信号を伝送するための無線通信システム並びに関連する方法及び装置に関連する。特に本発明はマルチホップ通信システムでデータスループットを改善する技術に関連する。
【選択図】図1B
Description
L=b+10nlogd (A)
ここでd(メートル)は送信機−受信機間の隔たりであり、b(dB)及びnはパスロスパラメータであり、絶対パスロスはl=10(L/10)で与えられる。
上記の計算例は、間接的なリンクで体験する絶対パスロスの合計SI+IDは直接的なリンクSDで体験するパスロスより少ないことを示す。言い換えればそれは次のように書ける:
L(SI)+L(ID)<L(SD) (B)
従って単一の伝送リンクを2つの短い伝送セグメントに分割することは、パスロス及び距離の間の非線形関係を引き出す。数式(A)を用いたパスロスの簡易な理論分析により、全体的なパスロスの減少(及び信号強度及びデータスループットにおける改善又は利益)は、ソース装置から宛先装置へ直接的に伝送されるのではなく、中間装置(例えば、中継ノード)を介してソース装置から宛先装置へ信号が伝送される場合に達成されることが理解できる。実現されるならばマルチホップ通信システムは送信機の送信電力を潜在的に削減可能にする。これは、電磁放射に晒されることを減らすだけでなく干渉レベルの低減効果をももたらす。
図2Bには、表2のパスロスパラメータを用いたグラフ(全パスロス対規格化された中継ノード位置)が示されている。理論的な中継ノードの位置を調整しながら全パスロスを計算するために、より現実的なパスロスパラメータ群が使用される場合には、図2Aの完全な「釣り鐘形状」は得られないことが理解できる。実際、グラフの領域は減少している。中継ノード又はユーザ装置の位置の比較的小さな変化は、通信リンクにおける絶対パスロスの変化を招き、受信装置における通信信号の品質にかなりの影響を与えることが分かる。従って、達成されるゲインがマルチホップ伝送により得られる場合には、ソース及び宛先間の直接的な伝送に比較して、中間装置又は中継ノードの位置は重要である。
i)前記宛先装置で受信された前記通信信号の品質の測定値;及び
ii)前記又は各々の中間装置で受信された前記通信信号の品質の測定値;
の間で実質的にバランスをとる又は維持するように、1以上の送信機に割り当てられるリソースの測定値を又は測定値の変化を判定する判定手段を有する。
i)リンクの一方で生じるパスロスが変化する。これはそのリンクに関する送信機及び受信機の一方又は双方の位置変化に起因し、又は送信機及び受信機間で生じる環境状態や干渉レベルの変化に起因するかもしれない。
i)宛先装置により導出されるインジケータの所望値からの変化を検出するインジケータ変化検出手段;
ii)基地局に設けられ、第1計算手段を有する制御手段であって、そのような変化の検出に続いて、中間装置の新たな送信電力又は中間装置及び基地局の新たな送信電力を計算し、新たな計算値はa)中間装置で受信された通信信号の品質の測定値と宛先装置で受信された通信信号の品質の測定値との間の不均衡を実質的に減らし;又はb)生じる不均衡を実質的に防ぐところの制御手段;を有する。
i)宛先装置で導出された或るインジケータと中間装置で導出された或るインジケータとの間の不均衡を検出する不均衡検出手段;及び
ii)そのような不均衡の検出に続いて、不均衡を実質的に減らす基地局の新たな送信電力を計算する計算手段;を有する。
i)宛先装置で送出された或るインジケータと中間装置で導出された或るインジケータとの間の不均衡を検出する不均衡検出手段;及び
ii)そのような不均衡の検出に続いて、不均衡を実質的に減らすソース装置の新たな送信電力を計算する第2計算手段;を更に有する。
i)宛先装置で受信された通信信号の品質の1以上のインジケータを宛先装置で導出するステップ;
ii)宛先装置で導出されたインジケータの所望値からの変化を検出するステップ;
iii)そのような変化の検出に続いて、中間装置の新たな送信電力、又は中間装置及び基地局の新たな送信電力を計算するステップであって、新たな送信電力はa)中間装置で受信された通信信号の品質の測定値と宛先装置で受信された通信信号の品質の測定値との間の不均衡を実質的に減らす;又はb)生じている不均衡を実質的に防ぐところのステップ;を有する。
i)宛先装置で又は中間装置でそれぞれ受信された通信信号の品質の1以上のインジケータを、宛先装置及び中間装置の各々で導出するステップ;
ii)宛先装置で導出されたインジケータ及び中間装置で導出されたインジケータの間の不均衡を検出するステップ;
iii)そのような変化の検出に続いて、不均衡を実質的に減らす基地局の新たな送信電力を計算するステップ;を有する。
i)宛先装置から及びインジケータ変化検出手段からインジケータを受信し、インジケータの所望値からの変化を検出する受信手段(インジケータは宛先装置で受信された通信信号の品質を示す);
ii)中間装置の新たな送信電力の要求を宛先手段から受信する受信手段;
iii)宛先装置から受信した或るインジケータの変化の検出に続いて、又は場合によっては宛先装置からの要求の受信に続いて、中間装置の新たな送信電力、又は中間装置及び基地局の新たな送信電力を計算する第1計算手段を有する制御手段;を有し、その新たな送信電力は、a)中間装置で受信された通信信号の品質の測定値と基地局で受信された通信信号の品質の測定値との間の不均衡を実質的に減らし;又はb)生じている不均衡を実質的に防ぐ。
i)宛先装置から受信した或るインジケータ及び中間装置から受信した或るインジケータの間の不均衡を検出する不均衡検出手段;を更に有し、前記制御手段は、そのような不均衡の検出に続いて、不均衡を実質的に減らす基地局の新たな送信電力を計算する第2計算手段を更に有する。
i)宛先装置及び中間装置各々から1以上のインジケータを受信する受信手段(インジケータは宛先装置又は中間装置でそれぞれ受信された通信信号の品質を示す);
ii)宛先装置から受信した或るインジケータ及び中間装置から受信した或るインジケータの間の不均衡を検出する不均衡検出手段;及び
iii)そのような不均衡の検出に続いて、不均衡を実質的に減らす基地局の新たな送信電力を計算する計算手段;を有する。
ダウンリンクアルゴリズム1:パート1
トリガ:NBがRN送信電力の変更要求をUEから受信したこと
アルゴリズム入力 要求元 原因
RN送信電力の変更要求 NB UEで導出された変化及びRNを介したNBへの通知
RN送信電力 NB NBでの探知/算出
RN−UE伝搬損失 NB NBでの算出(パート2参照)
アルゴリズム出力 導出 宛先及び通知要求
新たなNB送信電力 明示的な計算 NBで使用される
新たなRN送信電力 明示的な計算 RNに通知されるRN電力の相対的変化
新たなRN送信電力の計算を可能にするため、NB内の制御手段は現在のRN送信電力の情報を要する。この情報を得るために2つの技法が利用可能である:1)NBが最大値に加えてRNの初期送信電力の情報を有し;この情報は固有である或いはRNがNBに接続される場合に通知される。NBは変更命令が発行された場合にRN送信電力を探知する、或いは、2)RNが現在の送信電力をNBに報告し、NBで追跡する必要性を回避する。このアルゴリズムは第1の技法が使用されることを仮定している(なぜなら、通知の複雑さがより少ない恩恵があるからである)。
2.RNがその要求を第1計算手段を有するNBに伝送する;
3.現在のRN送信電力の情報に基づいて、第1計算手段はそのUEによって要求される変更を満足するのに必要な新たなRN送信電力を計算する。NBはRN送信電力の有限性を考慮して、適切に新たな送信電力を調整する;
4.そして:
i)(本発明の第2形態の例で導出される入力信号で決定されるような)RN−UE伝搬損失で何の変化も生じなかったことが検出されたならば、RN−UE伝搬損失における変化ではなく、UEにおけるターゲットの変化に起因する要求が生成される。この場合、第1計算手段はNBの新たな送信電力も計算する。そしてNBは、NBの送信電力変化が充足され得ること(即ち、最大送信電力を超えないこと)を確認する。最大値を上回る場合には、その電力変更はそうならないように調整される。RN送信電力は均衡が維持されるように再計算される。RNが第1計算手段で計算された新たな送信電力に従って送信電力を調整するように、NBは命令をRNに通知し、NBはRN送信電力変更に合うように自身の送信電力を変更する;或いは
ii)RN−UE伝搬損失の変化が生じたことが検出された場合に、第1計算手段で計算された新たな送信電力に従って送信電力をRNが調整するように、NBは命令をRNに通知する。
ダウンリンクアルゴリズム1:パート2
トリガ:NBで周期的に実行される
アルゴリズム入力 要求元 原因
UEでのRSS NB RNを介したUEからの通知
RNでのRSS NB RNからの通知
NB送信電力 NB 既知
RN送信電力 NB NBで追跡/算出
アルゴリズム出力 導出 宛先及び通知要求
新たなNB送信電力 明示的な計算 NBで使用される
新たなRN送信電力 明示的な計算 RNに通知されるRN電力の相対的変化
伝搬損失 明示的な計算 送信電力及び受信電力の差分から導出され、NBで使用される
このアルゴリズムは、2つのリンクにわたる伝搬損失の第2計算手段による計算を促すために、UE及びRNでの受信信号強度のインジケータがNBに報告されることを仮定している。NBは本発明の第2形態の例による第2計算手段を備える。
2.NB−RN又はRN−UE伝搬損失の変化が検出されると、最適なNB送信電力を計算するために、RN送信電力情報と共に、更新された伝搬損失が第2計算手段で使用される。伝搬損失の変化が一切検出されなかったならば、アルゴリズムのその回の反復は終了する;
3.伝搬損失の変化が検出されると:
i)計算されたNB送信電力が満たされるならば(即ち、NBの最大送信電力を超えないならば)、第2計算手段によって計算された新たな送信電力に従ってRNがその送信電力を調整するように、NBはRNに命令を通知する;或いは
ii)計算されたNB送信電力が満たされなかった場合には、NB送信電力は満たされるものに修正される。そして第2計算手段は最適な均衡を保証する新たなRN送信電力を計算する。第2計算手段によって計算された新たな送信電力に従ってRNがその送信電力を調整するように、NBはRNに命令を通知し、NBはRN送信電力変更に合わせるように自身の送信電力を変える。
以下の理論分析は、様々な配備シナリオについてマルチホップネットワークを構成する送信要素の最適な送信電力を計算するための可能な解を導出する。シングルセルモデル及び2セルモデルを仮定しながら、各配備状況について理論的な解が得られる。2セルモデルの場合には、セル双方での配置は等しいこと及び基地局(BS)及び中間装置(I)の送信電力は同じであることが仮定される。適切ならば、Ptx_tot,RN=GpPtx,RN及びPtx_tot,NB=GpPtx,NBであること、及びTDDの場合に双方のRNが同時に送信することも仮定される。事実上これは2セルに関して最悪の状況を生み出す。
[図1Aに示されるようなFDD−シングルセル−モデルによる再生中継]
この場合、中間のRNに接続される宛先UEでのSINRは次式で与えられる:
[図1Bに示されるようなFDD−2セルモデルによる再生中継]
この場合、送信電力の式は、他セルで行っている送信によって引き起こされる干渉を考慮することによって導出される。
[図1AのシングルセルモデルでTDDの場合の再生中継]
RNの受信及び送信動作を分離するためにTDDを利用し、2つのリンク(ソースから中間へ及び中間から宛先へ)が同一周波数で動作することが仮定される(即ち、もはや全二重ではない。)。RNが送信するタイムスロットはNBによっては使用されず、FDD二重化法の再生中継の場合に関して説明された数式が使用可能であることが仮定される。しかしながら、ソースNBが或るRNと異なる装置又はノードと通信するためにその中間RNと同じタイムスロットを使用するならば、そのRNによる送信に起因して干渉が生じることになる。この場合、中間RNから通信信号を受信する宛先UEでのSINRは次式のように与えられる:
[図1Bで示される2セルモデルでTDDの場合の再生中継]
双方での配備が同じであり、NB及びRNでの送信電力が同じであると仮定することに加えて、適切ならばPtx−tot,RN=GpPtx,RN及びPtx−tot,NB=GpPtx,NBであること、及びTDDの場合に双方のRNが同じ時間に送信することが仮定される。これは事実上2セルの場合の劣悪な状況を生み出す。
[図1Aに示されるFDD−シングルセルモデルによる非再生的中継ノード(RN)]
この例の場合とFDD二重化法に関して使用された再生中継ノードの場合との間の相違は、UEでのSINRがRNでのSINRの関数になっていることであり、RNに接続される宛先UEでのSINRは次式で与えられる:
[図1Aに示されるようなTDD−シングルセルモデルによる非再生的中継]
この状況は非再生的な上記の場合と同様であるが、目下の場合NBからの干渉が考慮されなければならない点が異なる。NBはRNと同一周波数及び同一時間に送信を行うからである。この場合、RNによって送信された通信信号を受信しているUEでのSINRは次式で与えられる:
[図1に示されるTDD−2セルモデルによる非再生的中継]
セル端のUEの見地から、より悪い状態は、隣接するセルがRN送信に使用されるのと同じタイムスロットを用いるTDD法を使用する場合である。セルが同じ配置及び送信電力でサイズが等しく、Ptx_tot,RN/NB=GpPtx,RN/NB であると仮定すると:
送信機受信機間の隔たりはセル半径に等しい(即ち、UEはセル半径の場所に位置する)。示されているRN位置は、NBが位置するセル中心を基準とする距離である。従ってRN位置はNBからRNまでの距離である。そしてRN−UEはセル半径及びNB−RN距離の差分である。
_再生中継
FDDに関して(3)及び(5)の式に及びTDDに関して(12)及び(17)の式に表3及び表4に与えられる値を代入することで、所与のRN送信電力の下で最適なNB送信電力を見出すことができる。図9Aは、2つの配備状況についてFDD及びTDD双方のRN送信電力の関数として、最適なNB送信電力を示す。
図9Bに示されるように、パラメータを(23)及び(24)に代入することで、2つの配備状況について最適なNB送信電力を求めることができる。
図9Cに示されるように、パラメータを(37)及び(44)に代入することで、2つの配備状況について最適なNB送信電力を求めることができる。
図9Cの結果に基づいて予測される最適送信電力設定内容を確認するため、RN及びNBの送信電力が最適ポイント近辺で変化する平均パケットコールスループットゲインを用いて、3番目の送信時間間隔毎に伝送内容を中継するTDD二重化の非再生的中継を行うマルチホップHSDMAネットワークのシステムシミュレーションが行われた。
双方の配備状況に関し、ユーザによって体験される平均パケットコールスループットのゲイン(30dBmのNB送信電力でシングルホップシステムの場合に観測される)が、4つの異なるRN送信電力についてのNB送信電力の関数としてプロットされている。図9Aは配備状況(シナリオ)1に関するゲインを示し、図9Bはシナリオ2に関するゲインを示す。
図10は各配備状況についてTDDの非再生的中継用のRN送信電力の関数として、最適NB送信電力を示し、NBからUEへのリンクは他のリンクに比べて3dBのゲインを有することが仮定されている。この場合、シミュレーションで使用されたRN送信電力について、NBでの予測された送信電力は、スループットゲインに関する表7に掲載され、そのゲインはこれらの設定値が使用された場合に得られる達成可能な最大値である。
上記の数式に基づく技法を用いて本発明による好適実施例に従ってパワーバランスが図られる場合に、選択されるパワーバランスは一般に最適地点の利用域内にあることを、表7、図8A及び図9Bは示す。特に使用される送信電力に関し、ゲインは常に達成可能な最大値の10%以内にあることが示され、そのズレはマルチセルシステムをモデル化するのに2セルモデルを利用していることに起因する。
基地局、宛先装置及び少なくとも1つの中間装置を有する通信システムであって、基地局は中間装置を介して宛先装置に通信信号を送信し、宛先装置は該宛先装置で受信した通信信号の品質の1以上のインジケータを導出するインジケータ導出手段を有し、当該システムは:
i)宛先装置により導出されるインジケータの所望値からの変化を検出するインジケータ変化検出手段;
ii)基地局に設けられ、第1計算手段を有する制御手段;
を有し、前記制御手段は、前記変化の検出に続いて、中間装置の新たな送信電力又は中間装置及び基地局の新たな送信電力を計算し、新たな計算値はa)中間装置で受信された通信信号の品質の指標と宛先装置で受信された通信信号の品質の指標との間の不均衡を実質的に減らす;又はb)生じる不均衡を実質的に防ぐための量である
ことを特徴とする通信システム。
前記宛先装置で導出される或るインジケータが、該宛先装置で受信された通信信号の強度指標を含む
ことを特徴とする付記1記載の通信システム。
前記宛先装置で導出される或るインジケータが、該宛先装置で受信された通信信号の信号対干渉プラス雑音電力比(SINR)の指標を含む
ことを特徴とする付記1又は2に記載の通信システム。
前記宛先装置で導出される或るインジケータが、該宛先装置で受信された通信信号の、該宛先装置に関するターゲット受信信号品質群からの変位を表す指標を有する
ことを特徴とする付記1乃至3の何れか1項に記載の通信システム。
前記不均衡が、宛先装置で受信された通信信号の信号対干渉プラス雑音電力比の指標と、中間装置で受信された通信信号の信号対干渉プラス雑音電力比の指標との間の差分を含む
ことを特徴とする付記1乃至4の何れか1項に記載の通信システム。
インジケータ変化検出手段が宛先装置に設けられ、a)中間装置で受信された通信信号の品質の指標と宛先装置で受信された通信信号の品質の指標との間の不均衡を実質的に減らす;又はb)生じている不均衡を実質的に防ぐための中間装置の新たな送信電力を計算するために、該宛先装置は、該インジケータ変化検出手段による変化の検出後に、前記中間装置を介して又は直接的に第1計算手段に要求を送信する要求送信手段を更に有する、
ことを特徴とする付記1乃至5の何れか1項に記載の通信システム。
前記第1計算手段は前記宛先装置により送信された要求を受信し、前記第1計算手段は、前記制御手段による要求の受信後に、要求を満たす中間装置の新たな送信電力を計算する
ことを特徴とする付記6記載の通信システム。
前記制御手段は、前記第1計算手段による中間装置の新たな送信電力の計算後に、中間装置の該新たな送信電力が該中間装置の最大送信電力より大きいか否かを判定する
ことを特徴とする付記1乃至7の何れか1項に記載の通信システム。
新たな送信電力が最大送信電力より大きいことが前記制御手段により確認された場合に、前記第1計算手段は、中間装置の最大送信電力を超えない中間装置の第2の新たな送信電力を計算する
ことを特徴とする付記8記載の通信システム。
前記制御手段は入力信号を受信し、該入力信号は、宛先装置のターゲット受信信号品質群の変化に起因して生じる、宛先装置により導出されたターゲットインジケータからの変化に、前記要求が起因するか否かを制御手段が判定することを可能にする
ことを特徴とする付記6乃至9の何れか1項に記載の通信システム。
前記要求が宛先装置のターゲット受信信号品質の変化に起因して生じたことが確認された場合に、前記第1計算手段は、中間装置用に計算された新たな送信電力に基づいて、基地局の新たな送信電力を計算し、中間装置で受信された通信信号の品質指標と宛先装置で受信された通信信号の品質指標との間の不均衡を実質的に防止する
ことを特徴とする付記10記載の通信システム。
前記制御手段は、基地局の新たな送信電力の計算後に、基地局の該新たな送信電力が基地局の最大送信電力より大きいか否かを判定する
ことを特徴とする付記11記載の通信システム。
新たな送信電力が基地局の最大送信電力より大きいことが前記制御手段により確認された場合に、前記第1計算手段は、基地局の最大送信電力を超えない中間装置の第2の新たな送信電力を計算する
ことを特徴とする付記12記載の通信システム。
前記第1計算手段は、基地局の第2の新たな送信電力の計算後に、不均衡の発生を防ぐ中間装置の第2の新たな送信電力を計算する
ことを特徴とする付記13記載の通信システム。
前記中間装置は、該中間装置で受信した通信信号の品質の1以上のインジケータを導出するインジケータ導出手段を有し、中間装置及び宛先装置の各々は導出された或るインジケータを制御手段に送信し、制御手段は:
i)宛先装置で送出された或るインジケータと中間装置で導出された或るインジケータとの間の不均衡を検出する不均衡検出手段;及び
ii)不均衡の検出後に、不均衡を実質的に減らす基地局の新たな送信電力を計算する第2計算手段;
を更に有することを特徴とする付記1乃至14の何れか1項に記載の通信システム。
中間装置及び宛先装置各々により導出された或るインジケータは、宛先装置又は中間装置で受信された通信信号の強度指標を含む
ことを特徴とする付記15記載の通信システム。
中間装置及び宛先装置各々により導出された或るインジケータは、宛先装置又は中間装置で受信された通信信号の信号対干渉プラス雑音比率(SINR)の指標を含む
ことを特徴とする付記15又は16に記載の通信システム。
不均衡検出手段はパスロス更新手段を有し、パスロス更新手段は、宛先装置及び中間装置双方からのインジケータ受信後に又は制御手段で受信された複数のインジケータの一方又は双方の変化後に、基地局及び中間装置間で並びに中間装置及び宛先装置間で伝送される通信信号が受けるパスロスの指標を判定する
ことを特徴とする付記16又は17に記載の通信システム。
前記パスロス更新手段は、通信信号が送信された時の基地局の送信電力指標から、基地局及び中間装置間を伝送した通信信号の受けたパスロスの指標を判定する
ことを特徴とする付記18記載の通信システム。
前記パスロス更新手段は、通信信号が送信された時の中間装置の送信電力指標から、中間装置及び宛先装置間を伝送した通信信号の受けたパスロスの指標を判定する
ことを特徴とする付記18又は19に記載の通信システム。
前記中間装置は、該中間装置の現在の送信電力を示す送信電力インジケータを前記パスロス更新手段に送信し、該パスロス更新手段は送信電力インジケータを受信し、中間装置及び宛先装置間で伝送される通信信号の受けるパスロスを判定するように前記送信電力インジケータを利用する
ことを特徴とする付記20記載の通信システム。
中間装置の送信電力の情報は、i)初期時点における中間装置の送信電力の指標;及びii)該初期時点以来生じた中間装置の送信電力の変化を示す情報から判定される
ことを特徴とする付記18記載の通信システム。
付記6に従属する場合であって、宛先装置から中間装置の送信電力変更要求のない場合に、中間装置及び宛先装置間で受けるパスロスの指標の変化をパスロス更新手段により検出した後に、前記第2計算手段は、基地局の送信電力に要求される変更を計算し、中間装置で受信された通信信号の品質指標と宛先装置で受信された通信信号の品質指標とを均衡させる
ことを特徴とする付記18乃至22の何れか1項に記載の通信システム。
付記10に従属する場合であって、前記入力信号が、パスロス更新手段による判定用に、中間装置及び宛先装置間で受けるパスロスのインジケータを含む
ことを特徴とする付記18乃至22の何れか1項に記載の通信システム。
基地局、宛先装置及び少なくとも1つの中間装置を有する通信システムであって、基地局は中間装置を介して宛先装置に通信信号を送信し、基地局は制御手段を有し、宛先装置及び中間装置の各々は:宛先装置又は中間装置でそれぞれ受信した通信信号の品質の1以上のインジケータを導出するインジケータ導出手段を有し、前記中間装置及び前記宛先装置は前記インジケータを前記制御手段に送信し、前記制御手段は:
i)宛先装置で導出された或るインジケータと中間装置で導出された或るインジケータとの間の不均衡を検出する不均衡検出手段;及び
ii)不均衡の検出後に、不均衡を実質的に減らす基地局の新たな送信電力を計算する計算手段;
を有することを特徴とする通信システム。
前記中間装置及び前記宛先装置各々で導出される或るインジケータが、該宛先装置又は中間装置でそれぞれ受信された通信信号の強度指標を含む
ことを特徴とする付記25記載の通信システム。
前記中間装置及び前記宛先装置各々で導出される或るインジケータが、該宛先装置又は中間装置でそれぞれ受信された通信信号の信号対干渉プラス雑音電力比(SINR)の指標を含む
ことを特徴とする付記25又は26に記載の通信システム。
不均衡検出手段はパスロス更新手段を有し、パスロス更新手段は、宛先装置及び中間装置からのインジケータ受信後に又は制御手段で受信された複数のインジケータの一方又は双方の変化後に、基地局及び中間装置間で並びに中間装置及び宛先装置間で伝送される通信信号が受けるパスロスの指標を判定する
ことを特徴とする付記25,26又は27に記載の通信システム。
前記パスロス更新手段は、通信信号が送信された時の基地局の送信電力指標から、基地局及び中間装置間を伝送した通信信号の受けたパスロスの指標を判定する
ことを特徴とする付記28に記載の通信システム。
前記パスロス更新手段は、通信信号が送信された時の中間装置の送信電力指標から、中間装置及び宛先装置間を伝送した通信信号の受けたパスロスの指標を判定する
ことを特徴とする付記28又は29に記載の通信システム。
前記中間装置は、該中間装置の現在の送信電力を示す送信電力インジケータを前記パスロス更新手段に送信し、該パスロス更新手段は送信電力インジケータを受信し、中間装置及び宛先装置間で伝送される通信信号の受けるパスロスを判定するように前記送信電力インジケータを利用する
ことを特徴とする付記30記載の通信システム。
中間装置の送信電力の情報は、i)初期時点における中間装置の送信電力の指標;及びii)該初期時点以来生じた中間装置の送信電力の変化を示す情報から判定される
ことを特徴とする付記31記載の通信システム。
基地局及び中間装置間で受けるパスロスの指標の変化後に、前記計算手段は、基地局の送信電力に要求される変更を計算し、中間装置及び宛先装置で導出された信号強度インジケータを均衡させる
ことを特徴とする付記28乃至32の何れか1項に記載の通信システム。
前記制御手段は、基地局の新たな送信電力の計算後に、基地局の該新たな送信電力が該基地局の最大送信電力より大きいか否かを判定する
ことを特徴とする付記25乃至33の何れか1項に記載の通信システム。
新たな送信電力が最大送信電力より大きいことが前記制御手段により確認された場合に、前記第2計算手段は、最大送信電力を超えない基地局の第2の新たな送信電力を計算する
ことを特徴とする付記34記載の通信システム。
前記計算手段は、基地局の第2の新たな送信電力の計算後に、宛先装置及び中間装置の信号強度インジケータ間の不均衡を軽減又は防止する中間装置の新たな送信電力を計算する
ことを特徴とする付記35記載の通信システム。
前記制御手段が、計算手段によって計算された新たな送信電力に従って、中間装置の送信電力及び/又は基地局の送信電力の変更を指示する命令を中間装置及び/又は基地局に発行する命令手段を更に有する
ことを特徴とする付記1乃至36の何れか1項に記載の通信システム。
基地局、宛先装置及び少なくとも1つの中間装置を有するマルチホップ通信システムで通信信号を送信する1以上の装置の送信電力を制御する方法であって、基地局は通信信号を中間装置を介して宛先装置に送信し、当該方法は:
i)宛先装置で受信された通信信号の品質の1以上のインジケータを宛先装置で導出するステップ;
ii)宛先装置で導出されたインジケータの所望値からの変化を検出するステップ;
iii)前記変化の検出後に、中間装置の新たな送信電力、又は中間装置及び基地局の新たな送信電力を計算するステップ;
を有し、前記新たな送信電力はa)中間装置で受信された通信信号の品質の指標と宛先装置で受信された通信信号の品質の指標との間の不均衡を実質的に減らす;又はb)生じている不均衡を実質的に防ぐことを特徴とする方法。
基地局、宛先装置及び少なくとも1つの中間装置を有するマルチホップ通信システムで通信信号を送信する1以上の装置の送信電力を制御する方法であって、基地局は通信信号を中間装置を介して宛先装置に送信し、当該方法は:
i)宛先装置で又は中間装置でそれぞれ受信された通信信号の品質のインジケータを、宛先装置及び中間装置各々で導出するステップ;
ii)宛先装置で導出されたインジケータ及び中間装置で導出されたインジケータの間の不均衡を検出するステップ;
iii)前記不均衡の検出後に、不均衡を実質的に減らす基地局の新たな送信電力を計算するステップ;
を有することを特徴とする方法。
少なくとも1つの中間装置を介して宛先装置に通信信号を送信する基地局であって:
i)宛先装置から及びインジケータ変化検出手段からインジケータを受信し、宛先装置で受信された通信信号の品質を示すインジケータの所望値からの変化を検出する受信手段;
ii)中間装置の新たな送信電力を宛先手段から受信する受信手段;
iii)宛先装置から受信した或るインジケータの変化の検出後に、又は宛先装置からの要求の受信後に、中間装置の新たな送信電力、又は中間装置及び基地局の新たな送信電力を計算する第1計算手段を有する制御手段;
を有し、前記新たな送信電力は、a)中間装置で受信された通信信号の品質の指標と基地局で受信された通信信号の品質の指標との間の不均衡を実質的に減らし;又はb)生じている不均衡を実質的に防ぐことを特徴とする基地局。
前記制御手段は入力信号を受信し、該入力信号は、宛先装置のターゲット受信信号品質群の変化に起因して生じる、宛先装置により導出されたターゲットインジケータからの変化に、前記要求が起因するか否かを制御手段が判定することを可能にする
ことを特徴とする付記40記載の基地局。
前記制御手段が、第1計算手段によって計算された新たな送信電力に従って、中間装置の送信電力及び/又は基地局の送信電力の変更を指示する命令を中間装置及び/又は基地局に発行する命令手段を更に有する
ことを特徴とする付記40又は41に記載の基地局。
前記受信手段は更に宛先装置からのインジケータを受信し、インジケータは宛先装置で受信された通信信号の品質を表し、当該基地局は:
i)宛先装置から受信した或るインジケータ及び中間装置から受信した或るインジケータの間の不均衡を検出する不均衡検出手段;を更に有し、
前記制御手段は、不均衡の検出後に、不均衡を実質的に減らす基地局の新たな送信電力を計算する第2計算手段を更に有する
ことを特徴とする付記40,41又は42に記載の基地局。
不均衡検出手段はパスロス更新手段を有し、パスロス更新手段は、宛先装置及び中間装置からのインジケータ受信後に又は前記インジケータ複数の一方又は双方の変化後に、基地局及び中間装置間で並びに中間装置及び宛先装置間で伝送される通信信号の受けるパスロスの指標を判定する
ことを特徴とする付記43記載の基地局。
少なくとも1つの中間装置を介して宛先装置に通信信号を送信する基地局であって、制御手段を備える当該基地局は:
i)宛先装置又は中間装置でそれぞれ受信された通信信号の品質を示す1以上のインジケータを宛先装置及び中間装置各々から受信する受信手段;
ii)宛先装置から受信した或るインジケータ及び中間装置から受信した或るインジケータの間の不均衡を検出する不均衡検出手段;及び
iii)不均衡の検出後に、不均衡を実質的に減らす基地局の新たな送信電力を計算する計算手段;
を有することを特徴とする基地局。
不均衡検出手段はパスロス更新手段を有し、パスロス更新手段は、宛先装置及び中間装置からのインジケータ受信後に又は前記インジケータ複数の一方又は双方の変化後に、基地局及び中間装置間で並びに中間装置及び宛先装置間で伝送される通信信号の受けるパスロスの指標を判定する
ことを特徴とする付記45記載の基地局。
前記制御手段が、計算手段によって計算された新たな送信電力に従って、基地局の送信電力の変更を指示する命令を基地局に発行する命令手段を更に有する
ことを特徴とする付記45又は46に記載の基地局。
コンピュータにロードされた場合に、付記1乃至37の何れか1項に記載の通信システムの基地局として又は付記40乃至47の何れか1項に記載の通信システムの基地局として又は前記コンピュータを動作させるコンピュータプログラム。
キャリア媒体により持ち運ばれる付記48記載のコンピュータプログラム。
前記キャリア媒体が記録媒体である
ことを特徴とする付記49記載のコンピュータプログラム。
前記キャリア媒体が伝送媒体である
ことを特徴とする付記49記載のコンピュータプログラム。
Claims (10)
- 基地局、宛先装置及び少なくとも1つの中間装置を有する通信システムであって、基地局は中間装置を介して宛先装置に通信信号を送信し、宛先装置は該宛先装置で受信した通信信号の品質の1以上のインジケータを導出するインジケータ導出手段を有し、当該システムは:
i)宛先装置により導出されるインジケータの所望値からの変化を検出するインジケータ変化検出手段;
ii)基地局に設けられ、第1計算手段を有する制御手段;
を有し、前記制御手段は、前記変化の検出に続いて、中間装置の新たな送信電力又は中間装置及び基地局の新たな送信電力を計算し、新たな計算値はa)中間装置で受信された通信信号の品質の指標と宛先装置で受信された通信信号の品質の指標との間の不均衡を実質的に減らす;又はb)生じる不均衡を実質的に防ぐための量である
ことを特徴とする通信システム。 - インジケータ変化検出手段が宛先装置に設けられ、a)中間装置で受信された通信信号の品質の指標と宛先装置で受信された通信信号の品質の指標との間の不均衡を実質的に減らす;又はb)生じている不均衡を実質的に防ぐための中間装置の新たな送信電力を計算するために、該宛先装置は、該インジケータ変化検出手段による変化の検出後に、前記中間装置を介して又は直接的に第1計算手段に要求を送信する要求送信手段を更に有する、
ことを特徴とする付記1乃至5の何れか1項に記載の通信システム。 - 前記第1計算手段は前記宛先装置により送信された要求を受信し、前記第1計算手段は、前記制御手段による要求の受信後に、要求を満たす中間装置の新たな送信電力を計算する
ことを特徴とする請求項2記載の通信システム。 - 前記制御手段は、前記第1計算手段による中間装置の新たな送信電力の計算後に、中間装置の該新たな送信電力が該中間装置の最大送信電力より大きいか否かを判定する
ことを特徴とする請求項1記載の通信システム。 - 基地局、宛先装置及び少なくとも1つの中間装置を有するマルチホップ通信システムで通信信号を送信する1以上の装置の送信電力を制御する方法であって、基地局は通信信号を中間装置を介して宛先装置に送信し、当該方法は:
i)宛先装置で受信された通信信号の品質の1以上のインジケータを宛先装置で導出するステップ;
ii)宛先装置で導出されたインジケータの所望値からの変化を検出するステップ;
iii)前記変化の検出後に、中間装置の新たな送信電力、又は中間装置及び基地局の新たな送信電力を計算するステップ;
を有し、前記新たな送信電力はa)中間装置で受信された通信信号の品質の指標と宛先装置で受信された通信信号の品質の指標との間の不均衡を実質的に減らす;又はb)生じている不均衡を実質的に防ぐことを特徴とする方法。 - 基地局、宛先装置及び少なくとも1つの中間装置を有するマルチホップ通信システムで通信信号を送信する1以上の装置の送信電力を制御する方法であって、基地局は通信信号を中間装置を介して宛先装置に送信し、当該方法は:
i)宛先装置で又は中間装置でそれぞれ受信された通信信号の品質のインジケータを、宛先装置及び中間装置各々で導出するステップ;
ii)宛先装置で導出されたインジケータ及び中間装置で導出されたインジケータの間の不均衡を検出するステップ;
iii)前記不均衡の検出後に、不均衡を実質的に減らす基地局の新たな送信電力を計算するステップ;
を有することを特徴とする方法。 - 少なくとも1つの中間装置を介して宛先装置に通信信号を送信する基地局であって:
i)宛先装置から及びインジケータ変化検出手段からインジケータを受信し、宛先装置で受信された通信信号の品質を示すインジケータの所望値からの変化を検出する受信手段;
ii)中間装置の新たな送信電力を宛先手段から受信する受信手段;
iii)宛先装置から受信した或るインジケータの変化の検出後に、又は宛先装置からの要求の受信後に、中間装置の新たな送信電力、又は中間装置及び基地局の新たな送信電力を計算する第1計算手段を有する制御手段;
を有し、前記新たな送信電力は、a)中間装置で受信された通信信号の品質の指標と基地局で受信された通信信号の品質の指標との間の不均衡を実質的に減らし;又はb)生じている不均衡を実質的に防ぐことを特徴とする基地局。 - 前記制御手段は入力信号を受信し、該入力信号は、宛先装置のターゲット受信信号品質群の変化に起因して生じる、宛先装置により導出されたターゲットインジケータからの変化に、前記要求が起因するか否かを制御手段が判定することを可能にする
ことを特徴とする請求項7記載の基地局。 - 前記制御手段が、第1計算手段によって計算された新たな送信電力に従って、中間装置の送信電力及び/又は基地局の送信電力の変更を指示する命令を中間装置及び/又は基地局に発行する命令手段を更に有する
ことを特徴とする請求項7又は8に記載の基地局。 - 少なくとも1つの中間装置を介して宛先装置に通信信号を送信する基地局であって、制御手段を備える当該基地局は:
i)宛先装置又は中間装置でそれぞれ受信された通信信号の品質を示す1以上のインジケータを宛先装置及び中間装置各々から受信する受信手段;
ii)宛先装置から受信した或るインジケータ及び中間装置から受信した或るインジケータの間の不均衡を検出する不均衡検出手段;及び
iii)不均衡の検出後に、不均衡を実質的に減らす基地局の新たな送信電力を計算する計算手段;
を有することを特徴とする基地局。
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