JP2006352604A - 携帯情報端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 盗難時の捜索を確実に行うことができる携帯情報端末装置を提供することを目的とする。
【解決手段】盗難中の携帯電話機1とリーダライタ装置3との間で近距離通信が行われたときに、携帯電話機1からリーダライタ装置3に盗難情報を送信する。盗難情報を受信したリーダライタ装置3は、近距離通信によりリーダライタ位置情報32を携帯電話機1に送信する。携帯電話機1は、リーダライタ装置3から受信したリーダライタ位置情報32を、IDとともにサーバ7に送信する。サーバ7は、IDに基づいてユーザを特定し、そのユーザが所有する他の通信端末にリーダライタ位置情報32を送信する。リーダライタ位置情報32に基づいて盗難者を追跡することにより、盗難者に気付かれないように携帯電話機1を捜索することができる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、基地局との間でセルラー通信を行うとともに、近距離通信装置との間で近距離通信を行うことができる携帯情報端末装置に係り、さらに詳しくは、盗まれた携帯電話機などの携帯情報端末装置を捜索するための機能に関する。
携帯情報端末装置の一例である携帯電話機が盗まれた場合に、その携帯電話機の不正使用を防止する方法として、一般的に、携帯電話機に対する操作を無効化することにより動作をロックする方法が知られている。
この方法では、ユーザは、自己の所有する携帯電話機のメモリに、予め所定の電話番号(例えば、自宅に設置されている一般電話機の電話番号)を登録しておく。そして、携帯電話が盗まれた場合には、ユーザは、電話番号が登録されている電話機から、その携帯電話機に繰り返し電話をかける。このようにして、予め電話番号が登録されている電話機から、一定時間内に一定回数以上電話がかかってきた場合、携帯電話機は、その携帯電話機に対するその後の操作を無効化することにより動作をロックする。一定時間内に一定回数以上電話がかかってきた場合にのみ携帯電話機の動作をロックさせるような構成により、電話番号が登録されている電話機から日常かかってくる電話に対して、携帯電話機の動作がロックされてしまうのを防止している。
上記の方法では、予め電話番号が登録されている電話機から携帯電話機に電話をかけるといった遠隔操作により、携帯電話機の動作のロックが達成されている。携帯情報端末装置の動作を遠隔操作により制御する方法としては、特許文献1及び2に開示されているような方法が提案されている。
ところで、携帯電話機などの携帯情報端末装置の中には、特許文献3に開示されているように、いわゆる非接触ICチップを備え、この非接触ICチップとリーダライタ装置との間で近距離通信を行うことにより、課金処理などを行うことができる機能を有しているものがある。このような機能を有する携帯情報端末装置が盗まれた場合には、盗難者が、物品の購入や施設の利用に際して、その携帯情報端末装置を用いて課金処理を行うことにより、その携帯情報端末装置のユーザが多大な損害を蒙るおそれがある。
特開2001−268644号公報 特開2003−44416号公報 特開2003−16398号公報
上記従来技術のように、遠隔操作により携帯情報端末装置の動作をロックする方法では、ロックされたことに気付いた盗難者が携帯情報端末装置を人目につかない場所に捨ててしまうおそれがある。このような場合、携帯情報端末装置を捜索することが困難になり、結果的に、携帯情報端末装置を回収できなくなってしまう。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、盗難時の捜索を確実に行うことができる携帯情報端末装置を提供することを目的とする。
本発明による携帯情報端末装置は、基地局との間でセルラー通信を行うとともに、近距離通信装置との間で近距離通信を行うことができる携帯情報端末装置において、基地局から盗難情報を受信するセルラー受信部と、受信した盗難情報を記憶するメモリと、上記近距離通信装置からの受信信号に基づいて、上記メモリに記憶されている盗難情報を上記近距離通信装置に送信する近距離送信部と、盗難情報を受信した上記近距離通信装置から送信される信号を受信する近距離受信部と、上記近距離受信部が受信した信号を基地局に送信するセルラー送信部とを備えて構成される。
このような構成によれば、セルラー通信で携帯情報端末装置に盗難情報を送信することにより、その盗難情報をメモリに記憶させ、その後に近距離通信装置からの受信信号に基づいて近距離通信可能になったときに、携帯情報端末装置から近距離通信装置に盗難情報を送信することができる。そして、盗難情報を受信した近距離通信装置から送信される信号を受信し、その信号をセルラー通信により基地局に送信することができる。盗難者が盗んだ携帯情報端末装置を用いて近距離通信装置との間で近距離通信を行う度に、その近距離通信装置から携帯情報端末装置を介してセルラー通信により信号が送信されるので、それらの信号に基づいて盗難者に気付かれないように携帯情報端末装置を容易に捜索することができる。これにより、盗難者が携帯情報端末装置を捨ててしまうのを防止できるので、携帯情報端末装置を確実に捜索することができる。
また、本発明による携帯情報端末装置において、上記近距離受信部が受信する信号には、上記近距離通信装置の位置情報が含まれる。
このような構成によれば、盗難中に近距離通信装置との間で近距離通信が行われたときに、近距離通信装置から携帯情報端末装置を介して、その近距離通信装置の位置情報(例えば、近距離通信装置が設置されている住所又は施設名など)を送信することができる。従って、その位置情報に基づいて盗難者を追跡することにより、携帯情報端末装置を容易に捜索することができる。
また、本発明による携帯情報端末装置において、上記近距離送信部は、上記盗難情報とともに、上記近距離通信装置に対して撮影手段による撮影を指示する信号を送信するように構成される。
このような構成によれば、盗難中に近距離通信装置との間で近距離通信が行われたときに、携帯情報端末装置から近距離通信装置に信号を送信することにより、近距離通信装置に対して撮影手段による撮影を指示することができる。従って、盗んだ携帯情報端末装置を用いて近距離通信装置との間で近距離通信を行っている盗難者を撮影手段により撮影し、その撮影した画像に基づいて盗難者を追跡することにより、携帯情報端末装置を更に容易に捜索することができる。
また、本発明による携帯情報端末装置は、近距離通信で課金情報を受信することにより、上記近距離通信装置との間で課金処理を行う課金処理部を備えて構成される。
このような構成によれば、盗難によりユーザが多大な損害を蒙るおそれのある課金処理機能を有する携帯情報端末装置において、盗難時の捜索を確実に行うことができる。盗難者は、盗んだ携帯情報端末装置を悪用して課金処理を行う可能性が高いので、盗難中に近距離通信装置との間で課金処理が行われたときに、携帯情報端末装置から近距離通信装置に盗難情報を送信し、その盗難情報を受信した近距離通信装置から携帯情報端末装置を介してセルラー通信により送信される情報に基づいて携帯情報端末装置を捜索することにより、携帯情報端末装置を確実に捜索することができる。
本発明の携帯情報端末装置によれば、盗難者が盗んだ携帯情報端末装置を用いて近距離通信装置との間で近距離通信を行う度に、その近距離通信装置から携帯情報端末装置を介してセルラー通信により信号が送信されるので、それらの信号に基づいて盗難者に気付かれないように携帯情報端末装置を容易に捜索することができ、盗難者が携帯情報端末装置を捨ててしまうのを防止できるので、携帯情報端末装置を確実に捜索することができる。
本発明の携帯情報端末装置によれば、盗難中に近距離通信装置との間で近距離通信が行われたときに、近距離通信装置から携帯情報端末装置を介して、その近距離通信装置の位置情報を送信し、その位置情報に基づいて盗難者を追跡することにより、携帯情報端末装置を容易に捜索することができる。
本発明の携帯情報端末装置によれば、盗んだ携帯情報端末装置を用いて近距離通信装置との間で近距離通信を行っている盗難者を撮影手段により撮影し、その撮影した画像に基づいて盗難者を追跡することにより、携帯情報端末装置を更に容易に捜索することができる。
本発明の携帯情報端末装置によれば、盗難によりユーザが多大な損害を蒙るおそれのある課金処理機能を有する携帯情報端末装置において、盗難時の捜索を確実に行うことができる。
図1は、本発明の実施の形態による携帯情報端末装置の捜索システムの一例を示したブロック図であり、携帯情報端末装置の一例として携帯電話機1が示されている。この携帯電話機1は、基地局2との間で行うセルラー通信などの携帯電話機本体の各種機能を実行するための本体機能部10と、この本体機能部10とは別個独立に設けられ、近距離通信装置としてのリーダライタ装置3との間で近距離通信を行う近距離通信機能部20とを備えている。
この捜索システムは、盗まれた携帯電話機1を用いてリーダライタ装置3との間で近距離通信が行われたことに基づいて、その携帯電話機1を捜索するための処理を行うシステムであって、この例では、鉄道施設4の各駅の改札口5にリーダライタ装置3が設置されている場合を示している。鉄道施設4は、各駅に改札口5が設けられることにより閉空間を構成している。すなわち、乗車料金を支払った者のみが乗車駅の改札口5を通って鉄道施設4内に入場でき、入場した者は降車駅の改札口5を通らなければ鉄道施設4の外に出ることができない。
携帯電話機1は、この捜索システムを管理する管理センタ6に設置されているサーバ7との間で、基地局2を介してセルラー通信を行うことができる。また、リーダライタ装置3は、一般電話回線又は専用回線を介して、サーバ7に対して通信可能に接続されている。携帯電話機1の所有者は、基地局2を介してサーバ7との間でセルラー通信を行い、氏名、住所、携帯電話機1の電話番号及びメールアドレス、自宅に設置されている一般電話機の電話番号、並びにユーザが所有する他の通信端末(他の携帯情報端末装置やパーソナルコンピュータなど)のメールアドレスといった各種のユーザ情報をサーバ7に記憶させることにより、この捜索システムのユーザとして登録することができる。また、リーダライタ装置3は、盗まれた携帯電話機1との間で近距離通信が行われたときに、所定の情報をサーバ7に送信することができる。
各リーダライタ装置3には、改札口5を通る者、特にその者の顔を撮影するためのカメラ8が接続されており、各リーダライタ装置3との間で近距離通信が行われたときに、必要に応じて撮影を指示する信号をカメラ8に送信することにより、その近距離通信を行った携帯電話機1を所持する者(の顔)をカメラ8で撮影することができるようになっている。カメラ8は、この捜索システム専用のカメラであってもよいし、各駅の改札口5に一般的に設置されている防犯カメラを利用してもよい。
図2は、図1の携帯電話機1の電気的構成を示すブロック図である。携帯電話機1に備えられた本体機能部10及び近距離通信機能部20は、互いに電気的に接続されて通信可能に構成されている。
本体機能部10は、制御部11、メモリ12、セルラー通信部13、GPS(Global Positioning System)機能部14及びUSIM(Universal Subscriber Identity Module)カード15を備えている。制御部11は、本体機能部10の動作を制御するプロセッサであり、メモリ12、セルラー通信部13、GPS機能部14及びUSIMカード15にそれぞれ電気的に接続されている。メモリ12は、例えばRAM(Random Access Memory)又はROM(Read-Only Memory)などの携帯電話機1に備付けのメモリである。セルラー通信部13は、セルラー通信用アンテナ16を介して信号を送受信することにより、基地局2との間でセルラー通信を行う。GPS機能部14は、GPSを用いた周知の方法にて携帯電話機1の位置情報を定期的に検出し、検出した位置情報をメモリ12に記憶する。USIMカード15は、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)などの不揮発性メモリを備えたICカードであり、携帯電話機1に対して着脱可能に構成されている。USIMカード15の不揮発性メモリには、この携帯電話機1の電話番号やメールアドレスなどのセルラー通信に必要な加入者識別情報が記憶されている。
制御部11は、盗難情報検出部111及びリーダライタ位置情報送信処理部112を備えている。盗難情報検出部111は、基地局2から盗難中である旨の情報(盗難情報)をセルラー通信で受信したことを検出する。リーダライタ位置情報送信処理部112は、リーダライタ装置3から近距離通信により受信したリーダライタ位置情報を基地局2に送信する。リーダライタ位置情報には、そのリーダライタ装置3が設置されている住所又は施設名などの位置情報が含まれる。
近距離通信機能部20は、制御部21、メモリ22及び近距離通信部23を備えている。制御部21は、近距離通信機能部20の動作を制御するプロセッサであり、メモリ22及び近距離通信部23にそれぞれ電気的に接続されるととともに、本体機能部10の制御部11に対して通信可能に接続されている。メモリ22は、例えばRAM又はROMなどの携帯電話機1に備付けのメモリである。近距離通信部23は非接触ICチップ(図示せず)を備え、近距離通信用アンテナ24を介してリーダライタ装置3との間で信号を送受信することにより、いわゆる非接触方式による近距離(数cm〜数十cm)での通信を行うことができる。
制御部21は、リーダライタ検出部211、課金処理部212及び撮影処理部213を備えている。リーダライタ検出部211は、近距離通信に際してリーダライタ装置3から送信された信号を検出する。課金処理部212は、リーダライタ装置3との近距離通信により、後述する課金処理を行う。撮影処理部213は、カメラ8による撮影を指示する信号(撮影指示信号)を本体機能部10の制御部11から受信した場合に、その撮影指示信号を近距離通信部23からリーダライタ装置3に送信する。
この携帯電話機1では、物品の購入や施設の利用に際して携帯電話機1をリーダライタ装置3に近付けることにより、近距離通信機能部20におけるリーダライタ装置3との近距離通信によって、課金処理を行うことができる。例えば、図1に示す例では、駅の改札口5を通る際に携帯電話機1をリーダライタ装置3に近付けるだけで、近距離通信により乗車料金の課金処理を行って鉄道を利用することができるので、乗車券をわざわざ購入する必要がなく便利である。このような近距離通信機能は、FeliCa(ソニー株式会社の登録商標)などを用いて実現することができる。
近距離通信機能部20のメモリ22には、課金処理時に使用する有価価値(電子マネー)や、課金処理時に行う個人認証に必要なIDなどが記憶されている。課金処理は、携帯電話機1からリーダライタ装置3にIDが送信されることにより個人認証が確立された上で、リーダライタ装置3から携帯電話機1に課金情報が送信されることにより行われる。課金処理時に使用する有価価値は、サーバ7とのセルラー通信又は専用の近距離通信装置との近距離通信により、メモリ22に記憶される。リーダライタ装置3から課金情報を受信した携帯電話機1では、その課金情報に対応する金額がメモリ22に記憶されている有価価値から減算される。
図3は、盗難情報記憶処理の一例を示すフォローチャートである。この捜索システムのユーザは、自己の所有する携帯電話機1が盗まれた場合、自宅に設置されている一般電話機から管理センタ6に連絡するなどして、サーバ7から盗難中の携帯電話機1に盗難情報をセルラー通信により送信することができる。
この携帯電話機1では、盗難情報検出部111により盗難情報の受信を検出した場合(ステップS101でYes)、本体機能部10の制御部11が、その受信した盗難情報をメモリ12に記憶する(ステップS102)。
図4は、盗難中の携帯電話機1を捜索する方法について説明するためのブロック図である。盗難情報がメモリ12に記憶された携帯電話機1を用いて、リーダライタ装置3との間で近距離通信が行われた場合、携帯電話機1からリーダライタ装置3に、メモリ12に記憶されているID及び盗難情報とともに、撮影指示信号が近距離通信により送信される。リーダライタ装置3は、カメラ8に接続された制御部31を備えており、この制御部31の制御により、カメラ8を用いて撮影を行うことができる。リーダライタ装置3は、そのリーダライタ装置3に固有のリーダライタ位置情報32を記憶している。
図5は、リーダライタ位置情報送信処理の一例を示すフローチャートである。以下では、図4及び図5を参照して、携帯電話機1が行うリーダライタ位置情報送信処理について説明する。
携帯電話機1がリーダライタ装置3に近付けられることにより、リーダライタ検出部211でリーダライタ装置3からの信号が検出されると(ステップS201でYes)、携帯電話機1の近距離通信機能部20に備えられた制御部21が、メモリ12に盗難情報が記憶されているか否かを判定する(ステップS202)。そして、メモリ12に盗難情報が記憶されている場合には(ステップS202でYes)、制御部21は、近距離通信部23からリーダライタ装置3に、その盗難情報を送信する(ステップS203)。
盗難情報を受信したリーダライタ装置3の制御部31は、近距離通信によりリーダライタ位置情報32を携帯電話機1に送信し、そのリーダライタ位置情報32を携帯電話機1が受信すると(ステップS204)、本体機能部10の制御部11のリーダライタ位置情報送信処理部112が、セルラー通信部13からサーバ7に、メモリ22に記憶されているIDとともに受信したリーダライタ位置情報32をセルラー通信により送信する(ステップS205)。
ID及びリーダライタ位置情報32を受信したサーバ7は、図4に示すように、その受信したIDをサーバ7に記憶されているユーザ情報71と照らし合わせることにより、盗難中の携帯電話機1の所有者であるユーザを特定する。そして、サーバ7は、ユーザ情報71として管理しているそのユーザが所有する他の通信端末(他の携帯情報端末装置や自宅に設置されているパーソナルコンピュータ、ファクシミリなど)にリーダライタ位置情報32を送信する。
本実施の形態では、セルラー通信で携帯電話機1に盗難情報を送信することにより、その盗難情報を携帯電話機1のメモリ12に記憶させ、その後にリーダライタ装置3からの信号に基づいて近距離通信可能になったときに、携帯電話機1からリーダライタ装置3に盗難情報を送信することができる。そして、盗難情報を受信したリーダライタ装置3から送信されるリーダライタ位置情報32を受信し、そのリーダライタ位置情報32をセルラー通信により基地局2を介してサーバ7に送信することができる。盗難者が盗んだ携帯電話機1を用いてリーダライタ装置3との間で近距離通信を行う度に、そのリーダライタ装置3から携帯電話機1を介してセルラー通信によりリーダライタ位置情報32が送信されるので、それらのリーダライタ位置情報32に基づいて盗難者を追跡することにより、盗難者に気付かれないように携帯電話機1を容易に捜索することができる。これにより、盗難者が携帯電話機1を捨ててしまうのを防止できるので、携帯電話機1を確実に捜索することができる。
また、本実施の形態では、盗難によりユーザが多大な損害を蒙るおそれのある課金処理機能を有する携帯情電話機1において、盗難時の捜索を確実に行うことができる。盗難者は、盗んだ携帯電話機1を悪用して課金処理を行う可能性が高いので、盗難中にリーダライタ装置3との間で課金処理が行われたときに、携帯電話機1からリーダライタ装置3に盗難情報を送信し、その盗難情報を受信したリーダライタ装置3から携帯電話機1を介してセルラー通信により送信されるリーダライタ位置情報32に基づいて携帯電話機1を捜索することにより、携帯電話機1を確実に捜索することができる。
図6は、撮影指示処理の一例を示すフローチャートである。以下では、図4及び図6を参照して、リーダライタ位置情報送信処理と並行して携帯電話機1が行う撮影指示処理について説明する。
携帯電話機1がリーダライタ装置3に近付けられることにより、リーダライタ検出部211でリーダライタ装置3からの信号が検出されると(ステップS301でYes)、携帯電話機1の近距離通信機能部20に備えられた制御部21が、メモリ12に盗難情報が記憶されているか否かを判定する(ステップS302)。そして、メモリ12に盗難情報が記憶されている場合には(ステップS302でYes)、本体機能部10の制御部11から撮影指示信号を受信した制御部21の撮影処理部213が、近距離通信部23からリーダライタ装置3に、メモリ22に記憶されている盗難情報とともに撮影指示信号を送信する(ステップS303)。ただし、撮影指示信号は、盗難情報により兼用されていてもよい。
盗難情報とともに撮影指示信号を受信したリーダライタ装置3の制御部31は、カメラ8を制御することにより、その近距離通信を行った携帯電話機1を所持する者(の顔)をカメラ8で撮影する。カメラ8で撮影された画像(カメラ画像)は、図4に示すように、カメラ8からリーダライタ装置3に送信され、リーダライタ装置3の制御部31は、カメラ8から受信したカメラ画像を、予め携帯電話機1から受信しているIDとともにサーバ7に送信する。ID及びカメラ画像を受信したサーバ7は、その受信したIDをサーバ7に記憶されているユーザ情報71と照らし合わせることにより、盗難中の携帯電話機1の所有者であるユーザを特定する。そして、サーバ7は、ユーザ情報71として管理しているそのユーザが所有する他の通信端末(他の携帯情報端末装置や自宅に設置されているパーソナルコンピュータ、ファクシミリなど)にカメラ画像を送信する。これにより、ユーザは、自己の所有する通信端末を用いて盗難者(の顔)を確認することができる。
サーバ7からユーザへのカメラ画像の送信は、サーバ7からユーザへのリーダライタ位置情報32の送信とは別個独立に行われるような構成であってもよいし、リーダライタ位置情報32及びカメラ画像がサーバ7から一括してユーザに送信されるような構成であってもよい。また、携帯電話機1は、リーダライタ位置情報32とともに、GPS機能部14に記憶されている現在又は過去の携帯電話機1の位置情報(GPS位置情報)をサーバ7に送信し、そのGPS位置情報がサーバ7からユーザに送信されるようになっていてもよい。
本実施の形態では、盗難中にリーダライタ装置3との間で近距離通信が行われたときに、携帯電話機1からリーダライタ装置3に撮影指示信号を送信することにより、リーダライタ装置3に対してカメラ8による撮影を指示することができる。従って、盗んだ携帯電話機1を用いてリーダライタ装置3との間で近距離通信を行っている盗難者をカメラ8により撮影し、その撮影した画像に基づいて盗難者を追跡することにより、携帯電話機1を更に容易に捜索することができる。
上記実施の形態では、携帯情報端末装置が携帯電話機1により構成される場合について説明したが、このような構成に限らず、ノートタイプのパーソナルコンピュータやPDA(Personal Digital Assistance)などの他の携帯情報端末装置であってもよい。
また、携帯情報端末装置との間で近距離通信を行う近距離通信装置としてのリーダライタ装置3は、鉄道施設4の各駅構内の改札口5に限らず、他の施設に設置されていてもよい。この場合、リーダライタ装置3が設置される施設は、鉄道施設4のように閉空間を構成する施設に限らない。
本発明は、以上の実施の形態の内容に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。
本発明の実施の形態による携帯情報端末装置の捜索システムの一例を示したブロック図であり、携帯情報端末装置の一例として携帯電話機が示されている。 図1の携帯電話機の電気的構成を示すブロック図である。 盗難情報記憶処理の一例を示すフォローチャートである。 盗難中の携帯電話機を捜索する方法について説明するためのブロック図である。 リーダライタ位置情報送信処理の一例を示すフローチャートである。 撮影指示処理の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 携帯電話機
2 基地局
3 リーダライタ装置
7 サーバ
8 カメラ
10 本体機能部
11 制御部
111 盗難情報検出部
112 リーダライタ位置情報送信処理部
12 メモリ
13 セルラー通信部
14 GPS機能部
15 USIMカード
20 近距離通信機能部
21 制御部
211 リーダライタ検出部
212 課金処理部
213 撮影処理部
22 メモリ
23 近距離通信部

Claims (4)

  1. 基地局との間でセルラー通信を行うとともに、近距離通信装置との間で近距離通信を行うことができる携帯情報端末装置において、
    基地局から盗難情報を受信するセルラー受信部と、
    受信した盗難情報を記憶するメモリと、
    上記近距離通信装置からの受信信号に基づいて、上記メモリに記憶されている盗難情報を上記近距離通信装置に送信する近距離送信部と、
    盗難情報を受信した上記近距離通信装置から送信される信号を受信する近距離受信部と、
    上記近距離受信部が受信した信号を基地局に送信するセルラー送信部とを備えたことを特徴とする携帯情報端末装置。
  2. 上記近距離受信部が受信する信号には、上記近距離通信装置の位置情報が含まれることを特徴とする請求項1に記載の携帯情報端末装置。
  3. 上記近距離送信部は、上記盗難情報とともに、上記近距離通信装置に対して撮影手段による撮影を指示する信号を送信することを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯情報端末装置。
  4. 近距離通信で課金情報を受信することにより、上記近距離通信装置との間で課金処理を行う課金処理部を備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の携帯情報端末装置。
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