JP2006350768A - モーションコントロールシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 リアルタイムOSや、高速な同期通信が行えるネットワークや、専用のNCボードを必要とせず、リアルタイム性の低いパソコンで安価にモーションコントロールシステムを構築する。
【解決手段】 パソコン10に、複数の位置指令を保存しておく位置指令バッファ112と、サーボドライブ20からの要求を受けて位置指令バッファ112から位置指令を取り出す位置指令要求受付手段104を備え、サーボドライブ20に、パソコン10に定周期に位置指令要求を出力する位置指令要求手段203を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、パソコンとサーボドライブがネットワークで接続された構成を持つモーションコントロールシステムに関する。
従来、パソコンとサーボドライブがネットワークで接続されたモーションコントロールシステムでは、パソコン、サーボドライブ共にリアルタイムOSを搭載し、リアルタイム性を実現しているものが多い。(従来例1)
図8は従来のモーションコントロールシステムの構成例を示す図である。
パソコン100とサーボドライブ200、300がネットワーク12を介して接続されている。
パソコン100内には、直線や円弧等のモータの動作を記述したモーションプログラム111、そのモーションプログラム111を解析し、位置指令を作成する位置指令作成部101、作成された位置指令をサーボドライブ200、300に出力する位置指令出力部105、リアルタイムOS107がある。
なお、サーボドライブは動作の対象となる機械の構成により、1軸の場合や3軸以上の場合もあるが、制御の方法は基本的に同一であるので、ここではX軸、Y軸の2軸の場合で説明する。
サーボドライブ200には、位置指令を入力する位置指令入力部204、入力された位置指令に基づきモータへの指令を演算し出力するサーボ制御部205、リアルタイムOS206がある。サーボドライブ300も同様の構成となっている。
図9は従来のモーションコントロールシステムの各処理部の動作のタイムチャートである。
パソコン100と、サーボドライブ200、300は、一定周期Tごとに同期して繰り返し処理を行う。
パソコン100は一定周期Tごとに位置指令作成Ai、位置指令出力Biを順次実行する。(i=0、1、2、3・・・)
サーボドライブ200は一定周期ごとに位置指令入力Exi、サーボ制御Fxiを順次実行する。サーボドライブ300も同様にEyi、Fyiを実行する。
このとき、位置指令作成の処理で生成された位置指令は途中で途切れることなくサーボドライブへ渡されて、モータを駆動する必要がある。このデータが途中で途切れるとモータに速度変動が発生し、モータを滑らかに駆動することが出来なくなる。
そのため、パソコンとサーボドライブの実行のトリガとなる起動信号は完全に同期して数μs以下の精度とするする必要があり、パソコン、サーボドライブの起動信号は高速同期通信の同期信号を使用してタイミングを合わせる。
図10は従来の高速同期通信を説明する図である。
高速同期通信を行うシステムは図10に示すように、1個の通信マスタ50と、1個または複数個の通信スレーブ51、52で構成され、通信マスタ50と通信スレーブ51、52には通信LSI501、511、521が搭載されている。モーションコントロールシステムの場合、通常、通信マスタとなる機器はモーションコントローラとして機能するパソコン、通信スレーブとなる機器はサーボドライブとなる。
このようなシステムで高速同期通信を行う場合、通信マスタ50の通信LSI501は基準となる同期信号を一定周期間隔で生成し、この同期信号を通信スレーブ51、52の通信LSI511、521に供給する。全ての通信LSIはこの同期信号に同期して通信処理を行う事により各機器間で同期通信が行われる。
また、図9に示す位置指令作成Ai、位置指令出力Bi、位置指令入力Exi、サーボ制御Fxiの各処理は、クロック1、2・・・で示す同期信号により起動されるソフトウエア処理として実行される。このとき、パソコン100、サーボドライブ200、300にはリアルタイムOSが搭載されており、ソフトウエア処理をリアルタイムOSを介して起動することにより、数μs以下の精度での同期実行が可能となる。
また、パソコンにリアルタイムOSを搭載せずに、パソコンに拡張ボードを装着し、拡張ボード上で上記リアルタイム処理を実行させる方式もある。(従来例2、例えば特許文献1参照)
特開平10−240330号公報(第5−5頁、第1図)
従来例1でモータを制御する場合、パソコンにリアルタイムOSを搭載したり、パソコンとサーボドライブ間に高速な同期通信が行えるネットワークを使用してモーションコントロールシステムを構築するため、高価なシステムとなる。
また、従来例2の方法でも、リアルタイム処理を実行させる為に、専用のNCボードを製作する必要があり、非常に高価なシステムとなる。
そこで本発明は、リアルタイムOSや、高速な同期通信が行えるネットワークや、専用のNCボードを必要とせず、リアルタイム性の低いパソコンで安価にリアルタイム性のあるモーションコントロールシステムを構築することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したのである。
請求項1に記載の発明は、直線や円弧等のモータの動作を記述したモーションプログラムと、該モーションプログラムを解析し前記モータの位置指令を作り出す位置指令作成手段と、前記位置指令をサーボドライブに出力する位置指令出力手段を有するパソコンと、前記位置指令を入力する位置指令入力手段と、該位置指令に基づき前記モータへの指令を演算し出力するサーボ制御手段を有する少なくとも1つのサーボドライブがネットワークで接続されたモーションコントロールシステムにおいて、前記パソコンに、複数の位置指令を保存しておく位置指令バッファと、前記サーボドライブからの要求を受けて前記位置指令バッファから位置指令を取り出す位置指令要求受付手段を備え、前記サーボドライブに、前記パソコンへ定周期に位置指令要求を出力する位置指令要求手段を備えることを特徴とするものである。
また、請求項2に記載の発明は、前記パソコンに、前記位置指令バッファの位置指令の数を監視し、該位置指令バッファに空きがあれば前記位置指令作成手段に位置指令を作成させる位置指令バッファ監視設定手段を更に備えることを特徴とするものである。
また、請求項3に記載の発明は、前記サーボドライブが2つ以上ネットワークに接続される場合、1つをマスタのサーボドライブとし、他をスレーブのサーボドライブとし、前記マスタのサーボドライブに、前記スレーブのサーボドライブに同期処理開始要求を出力する同期マスタ処理手段を更に備えることを特徴とするものである。
また、請求項4に記載の発明は、前記スレーブのサーボドライブに、前記マスタのサーボドライブからの同期処理開始要求により、前期パソコンから位置指令を入力する位置指令入力手段の起動をかける同期スレーブ処理手段を更に備えることを特徴とするものである。
請求項1および請求項2に記載の発明によれば、パソコンに、複数の位置指令を保存しておく位置指令バッファと、サーボドライブからの要求を受けて前記位置指令バッファから位置指令を取り出す位置指令要求受付手段を備え、サーボドライブに、パソコンに定周期に位置指令要求を出力する位置指令要求手段を備え、また、パソコンに、位置指令バッファの位置指令の数を監視し、位置指令バッファに空きがあれば位置指令作成手段に位置指令を作成させる位置指令バッファ監視設定手段を備えたので、サーボドライブが位置指令をリアルタイムで取り出すことができる。
請求項3および請求項4に記載の発明によれば、サーボドライブが2つ以上ネットワークに接続される場合、マスタのサーボドライブに、スレーブのサーボドライブに同期処理開始要求を出力する同期マスタ処理手段を備え、スレーブのサーボドライブに、同期処理開始要求により、パソコンから位置指令を入力する位置指令入力手段の起動をかける同期スレーブ処理手段を備えたので、マスタとスレーブのサーボドライブの同期を取ることができる。
これにより、リアルタイムOSや、高速な同期通信が行えるネットワークや、専用のNCボードを必要とせず、リアルタイム性の低いパソコンで安価にリアルタイム性のあるモーションコントロールシステムを構築できる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は本発明のモーションコントロールシステムの構成例を示す図である。
パソコン10とサーボドライブ20、30が非同期通信が行えるネットワーク11を介して接続されている。
パソコン10内には、直線や円弧等のモータの動作を記述したモーションプログラム111、そのモーションプログラム111を解析し、位置指令を作成する位置指令作成部101、複数の位置指令を保存しておく位置指令バッファ112、位置指令バッファの位置指令の数を監視し、位置指令バッファに空きがあれば位置指令作成部101に位置指令を作成させ、バッファを補充する位置指令バッファ監視設定部102、サーボドライブ20、30とデータのやり取りを行うパソコンデータ送受信部103、非リアルタイムOS106がある。また、パソコンデータ送受信部103の中にはサーボドライブ20からの位置指令の要求を受付ける位置指令要求受付部104、サーボドライブ20、30に位置指令を出力する位置指令出力部105がある。
サーボドライブ20、30には、パソコン10とデータのやり取りを行うサーボデータ送受信部201、301、入力された位置指令に基づきモータへの指令を演算し出力するサーボ制御部205、305、リアルタイムOS206、306がある。サーボデータ送受信部201、301には、位置指令を入力する位置指令入力部204、304がある。
また、複数のサーボドライブ20、30がネットワーク11に接続されている場合、位置指令の読み出しの同期したタイミングを生成するマスタとなるサーボドライブを1つ設ける。本実施例ではX軸用のサーボドライブ20をマスタとし、Y軸用のサーボドライブ30をスレーブとする。マスタとなるサーボドライブ20のサーボデータ送受信部201には、パソコンとスレーブとの同期を取る同期マスタ処理部202と、パソコンに位置指令を要求する位置指令要求部203をもつ。スレーブとなるサーボドライブ30のサーボデータ送受信部301には、マスタとの同期を取る同期スレーブ処理部302をもつ。
本発明が従来と異なる点は、パソコンのOSは非リアルタイムOSとし、サーボドライブが主体となって、リアルタイムでパソコンに位置指令を要求し、パソコンはその要求に応えられるように、位置指令をバッファに持つようにした点である。
具体的には、パソコン10の位置指令バッファ監視設定部102、位置指令バッファ112、位置指令要求受付部104、非リアルタイムOS106、サーボドライブ20の同期マスタ処理部202、位置指令要求部203、サーボドライブ30の同期スレーブ処理部302、ネットワーク11が非同期通信が行えるものとなっている点である。
図2は本発明のモーションコントロールシステムの各処理部の動作のタイムチャートである。
X軸用のサーボドライブ20とY軸用のサーボドライブ30は一定周期TsごとにクロックS1、S2・・・に同期して繰り返し処理を行う。
サーボドライブ20の定周期処理が、非同期通信でパソコン10上に設けられた位置指令バッファ112内の位置指令を読み出す。
同期マスタであるサーボドライブ20の定周期処理の実行のトリガとなる起動信号はサーボドライブ20のリアルタイムクロックを使用する。
サーボドライブ20はリアルタイムクロックによるS1、S2・・・の起動信号が入ると、同期マスタ処理Cxiを実行し、スレーブであるサーボドライブ30へ同期処理開始要求を出力する。
サーボドライブ30はマスタからの同期処理開始要求を受けると、リアルタイムOSを介して同期スレーブ処理Cyiが起動されることで、サーボドライブ20の定周期処理より数μsec遅れて、定周期処理の実行が開始される。
サーボドライブ20は同期マスタ処理Cxiに続いて、1周期前のタイミングでパソコンが出力した位置指令を入力する位置指令入力Exiとその結果に基づくサーボ制御Fxiを実行する。次にパソコン10に位置指令の出力を要求する位置指令要求Dxiを実行する。(i=0、1、2、3・・・)
サーボドライブ30は同期スレーブ処理Cyiに続いて、位置指令入力Eyi、サーボ制御Fyiを実行するが、位置指令要求は行わない。
パソコン10は位置指令を位置指令バッファ112にためておいて、サーボドライブ20からの要求により、サーボドライブ20、30へ非同期に出力する。
パソコン10にリアルタイムOSの搭載は行わずに、位置指令を作成して位置指令バッファ112へセットする処理は、パソコン10上のタイマを使用して非リアルタイムOS106により一定周期Tpごとに起動する。
そのため、位置指令バッファ112へ位置指令をセットする処理と、サーボドライブ20、30が位置指令バッファ112から位置指令を入力する処理が同期して実行されないので、位置指令バッファ112が一杯になったり、空になったりするという問題が発生する。そこで、位置指令を作成して位置指令バッファ112へセットする処理は、位置指令バッファ112の状態を監視して、バッファに貯められた位置指令の数が、予め設定されたバッファ上限値を超えると作成処理を休み、空きがあれば処理を継続するようにする。
図2ではクロックS1が発生するより前のタイミングで、位置指令作成A1〜A4が予め起動され、4個の位置指令が既に位置指令バッファ112上にあるものとする。クロックS1のタイミングで、サーボドライブ20から位置指令要求が来ると、位置指令出力B1が起動し、位置指令バッファ112から位置指令作成A1で作成した位置指令を1個サーボドライブ20、30に出力する。
同様に、クロックS2、クロックS3のタイミングでも、位置指令バッファ112から1個位置指令を出力する。クロックP2のタイミングで位置指令バッファに空きがあるので、位置指令作成Aiの処理が起動され、位置指令バッファ112に位置指令が補充される。
なお、位置指令バッファ112に貯められる位置指令の数であるバッファ上限値と、バッファの空きをチェックするタイミングは、モーションシステムの応答性に影響をおよぼすため、図示しないパラメータとして、作業者が予めモーションシステムを適用する機械システムの要求性能に応じた値を設定しておく。
図3は位置指令バッファを示す図である。
図3で、位置指令1(A1)とは、位置指令作成の処理A1で作成された位置指令という意味である。
以下に図1に示した各処理部の詳細を説明する。
図4は本発明のモーションコントロールシステムの位置指令バッファ監視設定部102の処理のフローチャートである。この処理は次のステップを実行する。
ステップS1:位置指令バッファ監視設定部102は位置指令バッファに保持されている位置指令の数を示すバッファカウンタをチェックし、予め設定されたバッファ上限値を越えているかをチェックする。バッファ上限値を超えている場合は、以降のステップを実行しない。バッファ上限値を超えていない場合は次ステップへ進む。
ステップS2:位置指令バッファ監視設定部102は位置指令作成部101にモーションプログラム111の解析を依頼し、位置指令作成部101は、モーションプログラム111に従った各軸の位置指令を作成する。
ステップS3:生成した位置指令を位置指令バッファ112にセットする。
ステップS4:バッファカウンタを+1する。
ステップS5:バッファカウンタが予め設定されたバッファ上限値を超えていないかチェックする。超えていない場合は、ステップS2へ進み、再度位置指令を作成する。
以上のステップを定周期に繰り返す。
図5は本発明のモーションコントロールシステムのパソコンデータ送受信部103の処理のフローチャートである。この処理は次のステップを実行する。
ステップS11:位置指令要求受付部104はサーボドライブ20からの位置指令要求があるかどうかチェックし、要求があれば次のステップに進む。
ステップS12:サーボドライブ20から位置指令要求を受け取ると、位置指令バッファ112より位置指令を1個取り出す。
ステップS13:バッファカウンタを−1する。
ステップS14:位置指令出力部105が位置指令をサーボドライブ20、30に出力する。
以上のステップを繰り返す。
図6は本発明のモーションコントロールシステムのマスタとなるサーボドライブ20のサーボデータ送受信部201の処理のフローチャートである。
ステップS21:同期マスタ処理部202がスレーブのサーボドライブであるY軸用のサーボドライブ30に同期処理開始要求を出力する。
ステップS22:位置指令入力部204がパソコン10からの位置指令を受信し、位置指令をサーボ制御部205へ転送する。
ステップS23:サーボ制御部205がサーボ制御を行う。
ステップS24:位置指令要求部203がパソコン10へ位置指令要求を出力する。
以上のステップを定周期に繰り返す。
図7は本発明のモーションコントロールシステムのスレーブとなるサーボドライブ30のサーボデータ送受信部301の処理のフローチャートである。
ステップS31:同期スレーブ処理部302はマスタのサーボドライブ20からの同期処理開始要求があるかどうかチェックし、あれば位置指令入力部304の起動をかけ、次ステップに進む。
ステップS32:位置指令入力部304がパソコン10からの位置指令を受信し、位置指令をサーボ制御部305へ転送する。
ステップS33:サーボ制御部305がサーボ制御を行う。
以上のステップを定周期に繰り返す。
このように、本発明によれば、パソコンに、複数の位置指令を保存しておく位置指令バッファと、サーボドライブからの要求を受けて前記位置指令バッファから位置指令を取り出す位置指令要求受付手段を備え、サーボドライブに、パソコンに定周期に位置指令要求を出力する位置指令要求手段を備え、また、パソコンに、位置指令バッファの位置指令の数を監視し、位置指令バッファに空きがあれば位置指令作成手段に位置指令を作成させる位置指令バッファ監視設定手段を備えたので、サーボドライブが位置指令をリアルタイムで取り出すことができる。
また、サーボドライブが2つ以上ネットワークに接続される場合、マスタのサーボドライブに、スレーブのサーボドライブに同期処理開始要求を出力する同期マスタ処理手段を備え、スレーブのサーボドライブに、同期処理開始要求により、パソコンから位置指令を入力する位置指令入力手段の起動をかける同期スレーブ処理手段を備えたので、マスタとスレーブのサーボドライブの同期を取ることができる。
これにより、リアルタイムOSや、高速な同期通信が行えるネットワークや、専用のNCボードを必要とせず、リアルタイム性の低いパソコンで安価にリアルタイム性のあるモーションコントロールシステムを構築できるのである。
本発明によれば、ローコストでモーションコントロールシステムが構築できるので、一般産業用機械、半導体製造装置、ロボット、などの用途に幅広く適用できる。
本発明におけるモーションコントロールシステムの構成例を示す図 本発明のモーションコントロールシステムの各処理部の動作のタイムチャート 位置指令バッファを示す図 本発明のモーションコントロールシステムの位置指令バッファ監視設定部の処理のフローチャート 本発明のモーションコントロールシステムのパソコンデータ送受信部の処理のフローチャート 本発明のモーションコントロールシステムのマスタとなるサーボドライブのサーボデータ送受信部の処理のフローチャート 本発明のモーションコントロールシステムのスレーブとなるサーボドライブのサーボデータ送受信部の処理のフローチャート 従来のモーションコントロールシステムの構成例を示す図 従来のモーションコントロールシステムの各処理部の動作のタイムチャート 従来の高速同期通信を説明する図
符号の説明
10、50、100 パソコン
11、12、53 ネットワーク
101 位置指令作成
102 位置指令バッファ監視設定部
103 パソコンデータ送受信部
104 位置指令要求受付部
105 位置指令出力部
106 非リアルタイムOS
107、206、306 リアルタイムOS
111 モーションプログラム
112 位置指令バッファ
20、30、51、52、200、300 サーボドライブ
21、31 モータ
201、301 サーボデータ送受信部
202 同期マスタ処理部
203 位置指令要求部
204、304 位置指令入力部
205、305 サーボ制御部
302 同期スレーブ処理部
50 通信マスタ機器
51、52 通信スレーブ機器
501、502、503 通信LSI

Claims (4)

  1. 直線や円弧等のモータの動作を記述したモーションプログラムと、
    該モーションプログラムを解析し前記モータの位置指令を作り出す位置指令作成手段と、
    前記位置指令をサーボドライブに出力する位置指令出力手段を有するパソコンと、
    前記位置指令を入力する位置指令入力手段と、
    該位置指令に基づき前記モータへの指令を演算し出力するサーボ制御手段を有する少なくとも1つのサーボドライブがネットワークで接続されたモーションコントロールシステムにおいて、
    前記パソコンに、複数の位置指令を保存しておく位置指令バッファと、
    前記サーボドライブからの要求を受けて前記位置指令バッファから位置指令を取り出す位置指令要求受付手段を備え、
    前記サーボドライブに、前記パソコンに定周期に位置指令要求を出力する位置指令要求手段を備えることを特徴とするモーションコントロールシステム。
  2. 前記パソコンに、前記位置指令バッファの位置指令の数を監視し、該位置指令バッファに空きがあれば前記位置指令作成手段に位置指令を作成させる位置指令バッファ監視設定手段を更に備えることを特徴とする請求項1記載のモーションコントロールシステム。
  3. 前記サーボドライブが2つ以上ネットワークに接続される場合、1つをマスタのサーボドライブとし、他をスレーブのサーボドライブとし、前記マスタのサーボドライブに、前記スレーブのサーボドライブに同期処理開始要求を出力する同期マスタ処理手段を更に備えることを特徴とする請求項1記載のモーションコントロールシステム。
  4. 前記スレーブのサーボドライブに、前記マスタのサーボドライブからの同期処理開始要求により、前期パソコンから位置指令を入力する位置指令入力手段の起動をかける同期スレーブ処理手段を更に備えることを特徴とする請求項1記載のモーションコントロールシステム。
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