JP2006350533A - トラックパッド - Google Patents
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Abstract
【課題】 コンピュータの専門知識がなくてもトラックパッドの機能を容易に停止させたり復旧させたりすることができ、かつ、トラックパッドの機能を停止させた状態で円滑なキーボード操作を行うことのできるトラックパッドを提供する。
【解決手段】 パッド本体3aの表面を覆う保護カバー9を設け、更に、この保護カバー9をスライド式とし、パッド本体3aを実装したケーシング6の表面と同一面上もしくは其れよりもケーシング6の内部寄りの位置に配備する。
【選択図】図2
【解決手段】 パッド本体3aの表面を覆う保護カバー9を設け、更に、この保護カバー9をスライド式とし、パッド本体3aを実装したケーシング6の表面と同一面上もしくは其れよりもケーシング6の内部寄りの位置に配備する。
【選択図】図2
Description
本発明は、パーソナルコンピュータやワードプロセッサー等のモニタ画面上でのポインタの移動や命令入力等に利用されるポインティングデバイスの一種であるトラックパッドの改良に関する。
パーソナルコンピュータやワードプロセッサー等で使用されるトラックパッドは、キーボードの手前に位置しており、キーボード操作を行っている際に無意識に触れやすい場所に設置されている。
このため、キーボードの操作中に無意識にトラックパッドに触れ、トラックパッドによる命令入力が行われることがある。
この意識しない命令入力を防ぐためには、トラックパッドの機能を停止させる必要があるが、トラックパッドの機能を停止するためには、コンピュータの専門知識、例えば、トラックパッドのドライバソフトをシステム起動時に読み込まないようにしたり、トラックパッドの機能を無効化するフリーウェアを探してインストールする等のノウハウが必要となり、必ずしも万人向けではない。
この種の問題を解決するための一手段として、トラックパッド等のポインティングデバイスを保護カバーによって開閉自在に覆うようにした情報処理装置が特許文献1として既に提案されている。
しかしながら、このものは、ポインティングデバイスの表面を着脱可能な保護カバーで覆うことを前提としたもので、保護カバーの着脱操作が煩わしく、また、保護カバーを装着した状態では保護カバーが情報処理装置のケーシングの上面に突出するため、キーボードの操作中に指先や爪が保護カバーに引っ掛かってキーボード操作の妨げとなる問題があった。
そこで、本発明の目的は、コンピュータの専門知識がなくてもトラックパッドの機能を容易に停止させたり復旧させたりすることができ、更に、トラックパッドの機能を停止させた状態で円滑なキーボード操作を行うことのできるトラックパッドを提供することにある。
本発明は、前記目的を達成するため、パッド本体の表面を覆うスライド式の保護カバーが、前記パッド本体を実装したケーシングの表面と同一面上もしくは其れよりもケーシングの内部寄りの位置に設けられていることを特徴とする構成を有する。
以上の構成において、パーソナルコンピュータやワードプロセッサー等の操作に際して専らキーボードのみを使用する場合には、保護カバーをスライドさせてパッド本体の表面を覆うことによりパッド本体に対する押圧力の伝達(感圧式の場合)やパッド本体に対する指先の接触あるいは接近による静電容量の変化(静電式の場合)を防止して、トラックパッドのポインティング機能を停止させる。また、トラックパッドのポインティング機能が必要となった場合には、保護カバーをスライドさせてパッド本体を露出させ、指先でパッド本体を操作してモニタ上のポインタ等を移動させる。
保護カバーがスライド式であるため、保護カバーの着脱操作を行わなくてもトラックパッドの機能を容易に停止させたり復旧させたりすることができ、また、保護カバーは、パッド本体を実装したケーシングの表面と同一面上もしくは其れよりもケーシングの内部寄りの位置に設けられているので、キーボードの操作に際して保護カバーに指先や爪が引っ掛かってキーボード操作の妨げとなる問題が解消される。
保護カバーがスライド式であるため、保護カバーの着脱操作を行わなくてもトラックパッドの機能を容易に停止させたり復旧させたりすることができ、また、保護カバーは、パッド本体を実装したケーシングの表面と同一面上もしくは其れよりもケーシングの内部寄りの位置に設けられているので、キーボードの操作に際して保護カバーに指先や爪が引っ掛かってキーボード操作の妨げとなる問題が解消される。
また、この保護カバーは、パッド本体に併設されたボタンスイッチをパッド本体と共に覆うように構成されていることが望ましい。
トラックパッドに併設されたボタンスイッチをパッド本体と共に覆うようにすることでキーボードの操作中におけるボタンスイッチに対する誤操作の発生を防止することができる。パッド本体に併設されたボタンスイッチは、一般に、トラックパッドのポインティング機能で指定あるいは選択された処理の実行やコンテクストメニューの表示に使用されるので、このボタンスイッチに不用意に触れると、無闇にコンテクストメニューが表示されたり、また、その時点におけるポインタの位置によってはテキストの行や段落が選択されたり、あるいは、不用意にアプリケーションが起動してしまう等の問題が生じる恐れがあるが、これらの誤操作を簡単な構成で防止することができる。
このトラックパッドは、特に、モニタ開閉式ノート型パーソナルコンピュータやモニタ開閉式ワードプロセッサーに用いて好適である。
ケーシング上に保護カバーが突出しないため、モニタを畳んだ際のモニタ表面の傷付き等の問題が解消される。
更に、このトラックパッドとキーボードをケーシングに実装し、独立式手動データ入力装置とすることもできる。
この独立式手動データ入力装置は、従来のキーボードとマウスの組み合わせに代えて、デスクトップ型のパーソナルコンピュータやワードプロセッサ等の手動データ入力装置として利用することができる。
本発明のトラックパッドは、パッド本体の表面を覆う保護カバーがスライド式であるので、保護カバーの着脱操作を行わなくてもトラックパッドの機能を容易に停止させたり復旧させたりすることができ、また、保護カバーがパッド本体を実装したケーシングの表面と同一面上もしくは其れよりもケーシングの内部寄りの位置に設けられているので、キーボードの操作に際して保護カバーに指先や爪が引っ掛かってキーボード操作の妨げとなる問題も解消される。
次に、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1は本発明を適用したトラックパッドを実装した一実施形態のノート型パーソナルコンピュータ1(以下、ノートパソコン1という)の外観を示した斜視図である。
ノートパソコン1は、図1に示される通り、概略において、キーボード2とトラックパッド3およびボタンスイッチ4,5を備えた本体側ケーシング6(以下、単にケーシング6という)と、このケーシング6にヒンジ7,7を介して開閉自在に取り付けられたモニタ8とで構成される。
トラックパッド3は、感圧式もしくは静電式のポインティングデバイスからなるパッド本体3aを主要部として構成され、更に、パッド本体3aの手前側にボタンスイッチ4,5が併設されている。
トラックパッド3はモニタ8の画面上でのポインタの移動や命令入力等に利用されるもので、例えば、デスクトップ上にアイコン表示されたファイルの指定やアプリケーションプログラムの選択等に用いられ、更には、ボタンスイッチ4とのコンビネーション操作によって、デスクトップ上のアイコンのドラッグやテキストファイル上の文字列の複数選択等にも用いられる。
ボタンスイッチ4は、前述のコンビネーション操作の他、トラックパッド3のポインティング機能で指定あるいは選択されたファイルのオープンあるいは処理の実行等の指令にも利用される。
ボタンスイッチ5には、モニタ8の画面上にコンテクストメニューを表示させたり、トラックパッド3のポインティング機能で指定あるいは選択されたファイルの属性情報を表示させたりする機能がある。なお、ここでいうコンテクストメニューとは、其の時点で選択可能な処理をモニタ8上にポップアップ表示する機能のことである。
要するに、ボタンスイッチ4はツーボタンマウスにおける左スイッチに相当するもので、また、ボタンスイッチ5はツーボタンマウスにおける右スイッチに相当するものである。
この実施形態におけるトラックパッド3の構成を図2に示す。このトラックパッド3は、図2に示されるように、パッド本体3aの表面とボタンスイッチ4,5を開閉自在に覆うスライド式の保護カバー9を備える。
この例では、パッド本体3aを実装したケーシング6の表面よりも保護カバー9が僅かにケーシング6の内部寄りの位置、つまり、図2中で下方側に設けられているが、保護カバー9の配設位置は、ケーシング6の表面と面一としても構わない。
具体的には、ケーシング6の上面に穿設された矩形状の孔10の対向する2辺、つまり、図2における孔10の上下の2辺に保護カバー10の厚みに匹敵する溝幅を有するガイドレール11,11が形成され、このガイドレール11,11に摺嵌された保護カバー9が図2および図1の左右方向にスライドして移動するようになっており、更に、その僅かに下方位置にパッド本体3aが固設されている。なお、図2中の符号12は、保護カバー9と一体に形成された開閉操作用のノッチである。
保護カバー9を完全に開いたときの状態を図3に、また、保護カバー9を完全に閉鎖したときの状態を図4に示す。
ノートパソコン1の使用に際し、専らキーボード2のみを使用する場合、例えば、ワープロソフト等を起動して単純なテキスト入力操作を行うような場合には、保護カバー9を図2中の左方向にスライドさせて図4に示されるような完全閉鎖状態とし、保護カバー9でパッド本体3aおよびボタンスイッチ4,5の表面を覆うことにより、パッド本体3aおよびボタンスイッチ4,5に対する押圧力の伝達(感圧式の場合)やパッド本体3aに対する指先の接触あるいは接近による静電容量の変化(静電式の場合)を防止して、トラックパッド3のポインティング機能やボタンスイッチ4,5の入力操作受け付け機能を無効化する。
保護カバー9は、パッド本体3aを実装したケーシング6の表面と同一面上もしくは其れよりもケーシング6の内部寄りの位置に設けられているので、キーボード2の操作に際して保護カバー9に指先や爪が引っ掛かってキーボード操作の妨げとなるような弊害は生じない。
また、この保護カバー9は、パッド本体3aに併設されたボタンスイッチ4,5をパッド本体3aと共に覆うようになっているので、キーボード2の操作中におけるボタンスイッチ4,5に対する誤操作、例えば、無闇にコンテクストメニューが表示されたり、不用意にテキストの行や段落が選択されたり、あるいは、不用意に他のアプリケーションが起動されてしまう等の問題を解消することができる。
一方、トラックパッド3のポインティング機能やボタンスイッチ4,5の操作が必要となった場合、例えば、画像処理ソフトやドローソフト等を使用するような場合においては、保護カバー9を図2中の右方向にスライドさせて図3に示されるような完全開放状態とし、パッド本体3aを露出させて指先でパッド本体3aを操作してモニタ8上のポインタ等を移動させ、また、ボタンスイッチ4,5を操作して、トラックパッド3のポインティング機能で選択された線分要素の引き伸ばしや終点位置の指定操作(ドローソフトの場合)、あるいは、ファイルのオープン操作や選択されたアプリケーションプログラムの実行、更には、コンテクストメニューの表示等の操作を行う。
以上に述べた通り、保護カバー9がスライド式であるため、保護カバー9の着脱操作を行わなくてもトラックパッド3の機能を容易に停止させたり復旧させたりすることができ、また、ノートパソコン1に対しての面倒な操作、例えば、トラックパッド3のドライバソフトを外してOSを立ち上げるための再起動操作や、トラックパッド3の機能を無効化するためのフリーウェアを探してインストールする等の手間も解消される。
しかも、ケーシング6上に保護カバー9(ノッチ12を含む)が突出しないため、モニタ8を畳んだ際にモニタ8の表面に傷が付くといった心配もない。
ここでは一実施形態として、ノートパソコン1の本体側ケーシング6にトラックパッド3を実装した例について述べたが、このトラックパッド3はモニタ開閉式のワードプロセッサー等の本体側ケーシングに用いてもよく、前記と同様の作用効果を奏する。
あるいは、キーボード2とトラックパッド3を実装した単体のケーシングを設け、デスクトップ型のパーソナルコンピュータやワードプロセッサ等の筐体およびモニタと独立した手動データ入力手段として構成し、これを従来のキーボードとマウスの組み合わせに代わる独立式手動データ入力装置として利用するといったことも可能である。
1 ノートパソコン
2 キーボード
3 トラックパッド
3a パッド本体
4,5 ボタンスイッチ
6 ケーシング
7 ヒンジ
8 モニタ
9 保護カバー
10 矩形状の孔
11 ガイドレール
12 ノッチ
2 キーボード
3 トラックパッド
3a パッド本体
4,5 ボタンスイッチ
6 ケーシング
7 ヒンジ
8 モニタ
9 保護カバー
10 矩形状の孔
11 ガイドレール
12 ノッチ
Claims (5)
- パッド本体の表面を覆うスライド式の保護カバーが、前記パッド本体を実装したケーシングの表面と同一面上もしくは其れよりもケーシングの内部寄りの位置に設けられていることを特徴とするトラックパッド。
- 前記保護カバーが、前記パッド本体に併設されたボタンスイッチを前記パッド本体と共に覆うように構成されていることを特徴とする請求項1記載のトラックパッド。
- 請求項1または請求項2記載のトラックパッドを備えたモニタ開閉式ノート型パーソナルコンピュータ。
- 請求項1または請求項2記載のトラックパッドを備えたモニタ開閉式ワードプロセッサー。
- 請求項1または請求項2記載のトラックパッドとキーボードを備えた独立式手動データ入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005173840A JP2006350533A (ja) | 2005-06-14 | 2005-06-14 | トラックパッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005173840A JP2006350533A (ja) | 2005-06-14 | 2005-06-14 | トラックパッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006350533A true JP2006350533A (ja) | 2006-12-28 |
Family
ID=37646331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005173840A Pending JP2006350533A (ja) | 2005-06-14 | 2005-06-14 | トラックパッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006350533A (ja) |
-
2005
- 2005-06-14 JP JP2005173840A patent/JP2006350533A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080926 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080930 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090210 |