JP2006350311A - 表示装置及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】暗所から強い外光下においてもその表示が認識できる表示装置を提供することを目的する。
【解決手段】外光強度に応じて階調数を変えて表示を行うものであり、画面に表示する内容に応じて表示モードを切り替えることのできる表示装置である。外光強度に応じて、アナログとデジタルを切り替える。アナログデジタル切り替え回路において、ビデオ信号がアナログ値の場合は、そのまま画素配列に信号を出力し、ビデオ信号がデジタル値の場合は、ラッチ回路などのデジタル動作をする回路に出力する。その結果、画素の表示階調が、適時変化する。これにより、綺麗な画像を表示できる。例えば、暗所若しくは屋内の蛍光灯下から屋外の太陽光下まで広い範囲において視認性を確保することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、文字、静止画若しくは動画などを表示する画面を備えた表示装置に関するものであり、さまざまな使用環境下において、表示画面の視認性を改善するための技術に関する。
近年、画素を発光ダイオード(LED)などの発光素子で形成した、いわゆる自発光型の表示装置が注目を浴びている。このような自発光型の表示装置に用いられる発光素子としては、有機発光ダイオード(OLED(Organic Light Emitting Diode)、有機EL素子、エレクトロルミネッセンス(Electro Luminescence:EL)素子などとも言う)が注目を集めており、ELディスプレイ(例えば、有機ELディスプレイなど)に用いられるようになってきている。OLEDなどの発光素子は自発光型であるため、液晶ディスプレイに比べて画素の視認性が高く、バックライトが不要で応答速度が速い等の利点がある。また発光素子の輝度は、そこを流れる電流値によって制御される。
このような表示装置の発光階調を制御する駆動方式として、デジタル階調方式とアナログ階調方式とがある。デジタル階調方式はデジタル制御で発光素子をオンオフさせ、階調を表現している。一方、アナログ階調方式には、発光素子の発光強度をアナログ制御する方式と発光素子の発光時間をアナログ制御する方式がある。
デジタル階調方式の場合、発光・非発光の2状態しかないため、このままでは、2階調しか表現できない。そこで、別の手法を組み合わせて、多階調化を図ることが行われている。多階調化のための手法としては、時間階調法を用いられることが多い(特許文献1〜特許文献2参照)。
デジタル制御で画素の表示状態を制御して、時間階調を組み合わせて階調を表現するディスプレイとしては、デジタル階調方式を用いた有機ELディスプレイの他にも、いくつか存在する。例としては、プラズマディスプレイなどがある。
時間階調法とは、発光している期間の長さや、発光した回数を制御して、階調を表現する方法である。つまり、1フレーム期間を複数のサブフレーム期間に分割し、各サブフレームに、発光回数や発光時間などの重み付けを行い、重み付けの総量(発光回数の総和や、発光時間の総和)を階調ごとに差を付けることによって、階調を表現している。
ところで、このような表示用パネルも、見た目の画質が重要視されるようになり、明るさやコントラストを自動または手動で調整する機能が備えられているものが多く普及している。例えば、液晶パネルのバックライトの輝度を上げずに、液晶の透過率を変化させて階調視認性を高める調整機能を備えた液晶表示装置が知られている(特許文献3参照。)。
特開2001−324958号公報 特開2001−343933号公報 特開2003−186455号公報
しかしながら、液晶パネルは、300〜700ルクスの室内環境下では良好な視認性を示すが、1,000ルクス以上の屋外環境下では視認性が著しく悪化してしまうという問題があった。反射型液晶パネルと呼ばれ、画素電極で外光を反射する構成にしたものあるが、屋内の蛍光灯下ではむしろ画質が低下してしまい、本質的な解決には至っていなかった。すなわち、暗所若しくは屋内の蛍光灯下から屋外の太陽光下まで広い範囲において視認性を確保することが解決されていなかった。
そこで、本発明は、暗所から強い外光下においても表示が認識できる表示装置を提供することを目的する。
本発明は、複数の画素がマトリクス状に配置された表示装置であって、該表示装置は、ソースドライバとゲートドライバとを有し、 該ソースドライバは、外光強度に応じて、デジタル値とアナログ値のいずれか一つの信号を、該画素に供給する回路を有していることを特徴としている。
本発明は、複数の画素がマトリクス状に配置された表示装置であって、該表示装置は、少なくとも2つの表示モードを有し、 第1の表示モードにおいて、該画素にアナログ信号が供給され、第2の表示モードにおいて、該画素にデジタル信号が供給され、外光強度に応じて表示モードが切り替わることを特徴としている。
本発明は、複数の画素がマトリクス状に配置された表示装置であって、該表示装置は、少なくとも第1及び第2の表示モードを有し、該画素は、発光素子を有し 該第1の表示モードにおいて、該画素にアナログ信号が供給され、該第2の表示モードにおいて、該画素にデジタル信号が供給され、外光強度に応じて表示モードが切り替わり、該発光素子に供給させる電圧が、該第1の表示モードと該第2の表示モードとで異なることを特徴としている。
本発明は、複数の画素がマトリクス状に配置された表示装置であって、該表示装置は、少なくとも第1及び第2の表示モードを有し、該画素は、発光素子とトランジスタとを有し、該発光素子の第1の電極と、該トランジスタのソース電極またはドレイン電極の一方とが接続され 該第1の表示モードにおいて、該画素にアナログ信号が供給され、該第2の表示モードにおいて、該画素にデジタル信号が供給され、外光強度に応じて表示モードが切り替わり、該発光素子の第2の電極と、該トランジスタのソース電極またはドレイン電極の他方との間の電圧は、該第1の表示モードと該第2の表示モードとで異なることを特徴としている。
なお、本発明において、トランジスタは、様々な形態のトランジスタを適用させることが出来る。よって、適用可能なトランジスタの種類に限定はない。したがって、非晶質シリコンや多結晶シリコンに代表される非単結晶半導体膜を用いた薄膜トランジスタ(TFT)、半導体基板やSOI基板を用いて形成されるMOS型トランジスタ、接合型トランジスタ、バイポーラトランジスタ、ZnO、a−InGaZnOなどの化合物半導体を用いたトランジスタ、有機半導体やカーボンナノチューブを用いたトランジスタ、その他のトランジスタを適用することができる。なお、非単結晶半導体膜には水素またはハロゲンが含まれていてもよい。また、トランジスタが配置されている基板の種類は、様々なものを用いることができ、特定のものに限定されることはない。従って例えば、単結晶基板、SOI基板、ガラス基板、石英基板、プラスチック基板、紙基板、セロファン基板、石材基板などに配置することが出来る。また、ある基板でトランジスタを形成し、その後、別の基板にトランジスタを移動させて、別の基板上に配置するようにしてもよい。
なお、トランジスタの構成は、様々な形態をとることができる。特定の構成に限定されない。例えば、ゲート本数が2本以上になっているマルチゲート構造を用いてもよい。マルチゲート構造にすることにより、オフ電流を低減したり、トランジスタの耐圧を向上させて信頼性を良くしたり、飽和領域で動作する時に、ドレイン・ソース間電圧が変化しても、ドレイン・ソース間電流があまり変化せず、フラットな特性にすることができる。また、チャネルの上下にゲート電極が配置されている構造でもよい。チャネルの上下にゲート電極が配置されている構造にすることにより、チャネル領域が増えるため、電流値を大きくしたり、空乏層ができやすくなってS値をよくしたりすることができる。また、チャネルの上にゲート電極が配置されている構造でもよいし、チャネルの下にゲート電極が配置されている構造でもよいし、正スタガ構造であってもよいし、逆スタガ構造でもよいし、チャネル領域が複数の領域に分かれていてもよいし、並列に接続されていてもよいし、直列に接続されていてもよい。また、チャネル(もしくはその一部)にソース電極やドレイン電極が重なっていてもよい。チャネル(もしくはその一部)にソース電極やドレイン電極が重なってい構造にすることにより、チャネルの一部に電荷がたまって、動作が不安定になることを防ぐことができる。また、LDD領域があってもよい。LDD領域を設けることにより、オフ電流を低減したり、トランジスタの耐圧を向上させて信頼性を良くしたり、飽和領域で動作する時に、ドレイン・ソース間電圧が変化しても、ドレイン・ソース間電流があまり変化せず、フラットな特性にすることができる。
なお、本発明において、接続されているとは、電気的に接続されている場合と直接接続されている場合とを含むものとする。したがって、本発明が開示する構成において、所定の接続関係に加え、その間に電気的な接続を可能とする他の素子(例えば、スイッチやトランジスタや容量素子やインダクタや抵抗素子やダイオードなど)が配置されていてもよい。あるいは、間に他の素子を挟まずに、直接接続されて、配置されていてもよい。なお、電気的な接続を可能とする他の素子を間に介さずに接続されていて、直接接続されている場合のみを含む場合であって、電気的に接続されている場合を含まない場合には、直接接続されている、と記載するものとする。なお、電気的に接続されている、と記載する場合は、電気的に接続されている場合と直接接続されている場合とを含むものとする。
なお、本発明においては、一画素とは、明るさを制御できる要素一つ分を示すものとする。よって、一例としては、一画素とは、一つの色要素を示すものとし、その色要素一つで明るさを表現する。従って、そのときは、R(赤)G(緑)B(青)の色要素からなるカラー表示装置の場合には、画像の最小単位は、Rの画素とGの画素とBの画素との三画素から構成されるものとする。なお、色要素は、三色に限定されず、それ以上でもよく、例えば、RGBW(Wは白)や、RGBに、イエロー、シアン、マゼンダを追加したものなどがある。また、別の例としては、1つの色要素について、複数の領域を用いて明るさを制御する場合は、その領域一つ分を一画素とする。よって、一例としては、面積階調を行う場合、一つの色要素につき、明るさを制御する領域が複数あり、その全体で階調を表現するわけであるが、明るさを制御する領域の一つ分を一画素とする。よって、その場合は、一つの色要素は、複数の画素で構成されることとなる。また、その場合、画素によって、表示に寄与する領域の大きさが異なっている場合がある。また、一つの色要素につき複数ある、明るさを制御する領域において、つまり、一つの色要素を構成する複数の画素において、各々に供給する信号を僅かに異ならせるようにして、視野角を広げるようにしてもよい。
なお、本発明において、画素は、マトリクス状に配置(配列)されている場合を含んでいる。ここで、画素がマトリクスに配置(配列)されているとは、縦縞と横縞を組み合わせたいわゆる格子状にストライプ配置されている場合を含んでいる。そして、三色の色要素(例えばRGB)でフルカラー表示を行う場合に、三つの色要素のドットがいわゆるデルタ配置されている場合も含むものとする。さらに、ベイヤー配置されている場合も含んでいる。また、色要素のドット毎にその発光領域の大きさが異なっていてもよい。
なお、トランジスタとは、それぞれ、ゲートと、ドレインと、ソースとを含む少なくとも三つの端子を有する素子である。ゲートとは、ゲート電極とゲート配線(ゲート線またはゲート信号線等とも言う)とを含んだ全体、もしくは、それらの一部のことを言う。ゲート電極とは、チャネル領域やLDD(Lightly Doped Drain)領域などを形成する半導体と、ゲート絶縁膜を介してオーバーラップしている部分の導電膜のことを言う。ゲート配線とは、各画素のゲート電極の間を接続したり、ゲート電極と別の配線とを接続したりするための配線のことを言う。
ただし、ゲート電極としても機能し、ゲート配線としても機能するような部分も存在する。そのような領域は、ゲート電極と呼んでも良いし、ゲート配線と呼んでも良い。つまり、ゲート電極とゲート配線とが、明確に区別できないような領域も存在する。例えば、延伸して配置されているゲート配線とオーバーラップしてチャネル領域がある場合、その領域はゲート配線として機能しているが、ゲート電極としても機能していることになる。よって、そのような領域は、ゲート電極と呼んでも良いし、ゲート配線と呼んでも良い。
また、ゲート電極と同じ材料で形成され、ゲート電極とつながっている領域も、ゲート電極と呼んでも良い。同様に、ゲート配線と同じ材料で形成され、ゲート配線とつながっている領域も、ゲート配線と呼んでも良い。このような領域は、厳密な意味では、チャネル領域とオーバーラップしていなかったり、別のゲート電極と接続させる機能を有してなかったりする場合がある。しかし、製造マージンなどの関係で、ゲート電極やゲート配線と同じ材料で形成され、ゲート電極やゲート配線とつながっている領域がある。よって、そのような領域もゲート電極やゲート配線と呼んでも良い。
また、例えば、マルチゲートのトランジスタにおいて、1つのトランジスタのゲート電極と、別のトランジスタのゲート電極とは、ゲート電極と同じ材料で形成された導電膜で接続される場合が多い。そのような領域は、ゲート電極とゲート電極とを接続させるための領域であるため、ゲート配線と呼んでも良いが、マルチゲートのトランジスタを1つのトランジスタであると見なすことも出来るため、ゲート電極と呼んでも良い。つまり、ゲート電極やゲート配線と同じ材料で形成され、それらとつながって配置されているものは、ゲート電極やゲート配線と呼んでも良い。
また、例えば、ゲート電極とゲート配線とを接続してさせている部分の導電膜も、ゲート電極と呼んでも良いし、ゲート配線と呼んでも良い。
なお、ゲート端子とは、ゲート電極の領域や、ゲート電極と電気的に接続されている領域について、その一部分のことを言う。
なお、ソースとは、ソース領域とソース電極とソース配線(ソース線またはソース信号線等とも言う)とを含んだ全体、もしくは、それらの一部のことを言う。ソース領域とは、P型不純物(ボロンやガリウムなど)やN型不純物(リンやヒ素など)が多く含まれる半導体領域のことを言う。従って、少しだけP型不純物やN型不純物が含まれる領域、いわゆる、LDD(Lightly Doped Drain)領域は、ソース領域には含まれない。ソース電極とは、ソース領域とは別の材料で形成され、ソース領域と電気的に接続されて配置されれいる部分の導電層のことを言う。ただし、ソース電極は、ソース領域も含んでソース電極と呼ぶこともある。ソース配線とは、各画素のソース電極の間を接続したり、ソース電極と別の配線とを接続したりするための配線のことを言う。
しかしながら、ソース電極としても機能し、ソース配線としても機能するような部分も存在する。そのような領域は、ソース電極と呼んでも良いし、ソース配線と呼んでも良い。つまり、ソース電極とソース配線とが、明確に区別できないような領域も存在する。例えば、延伸して配置されているソース配線とオーバーラップしてソース領域がある場合、その領域はソース配線として機能しているが、ソース電極としても機能していることになる。よって、そのような領域は、ソース電極と呼んでも良いし、ソース配線と呼んでも良い。
また、ソース電極と同じ材料で形成され、ソース電極とつながっている領域や、ソース電極とソース電極とを接続する部分も、ソース電極と呼んでも良い。また、ソース領域とオーバーラップしている部分も、ソース電極と呼んでも良い。同様に、ソース配線と同じ材料で形成され、ソース配線とつながっている領域も、ソース配線と呼んでも良い。このような領域は、厳密な意味では、別のソース電極と接続させる機能を有していたりすることがない場合がある。しかし、製造マージンなどの関係で、ソース電極やソース配線と同じ材料で形成され、ソース電極やソース配線とつながっている領域がある。よって、そのような領域もソース電極やソース配線と呼んでも良い。
また、例えば、ソース電極とソース配線とを接続してさせている部分の導電膜も、ソース電極と呼んでも良いし、ソース配線と呼んでも良い。
なお、ソース端子とは、ソース領域の領域や、ソース電極や、ソース電極と電気的に接続されている領域について、その一部分のことを言う。
なお、ドレインについては、ソースと同様である。
なお、本発明において、ある物の上に形成されている、あるいは、〜上に形成されている、というように、〜の上に、あるいは、〜上に、という記載については、ある物の上に直接接していることに限定されない。直接接してはいない場合、つまり、間に別のものが挟まっている場合も含むものとする。従って例えば、層Aの上に(もしくは層A上に)、層Bが形成されている、という場合は、層Aの上に直接接して層Bが形成されている場合と、層Aの上に直接接して別の層(例えば層Cや層Dなど)が形成されていて、その上に直接接して層Bが形成されている場合とを含むものとする。また、〜の上方に、という記載についても同様であり、ある物の上に直接接していることに限定されず、間に別のものが挟まっている場合も含むものとする。従って例えば、層Aの上方に、層Bが形成されている、という場合は、層Aの上に直接接して層Bが形成されている場合と、層Aの上に直接接して別の層(例えば層Cや層Dなど)が形成されていて、その上に直接接して層Bが形成されている場合とを含むものとする。なお、〜の下に、あるいは、〜の下方に、の場合についても、同様であり、直接接している場合と、接していない場合とを含むこととする。
本発明によれば、外光強度に応じて表示画像の階調数を制御することにより、視認性の優れた表示装置を提供することができる。すなわち、暗所若しくは屋内の蛍光灯下から屋外の太陽光下まで広い範囲において視認性を確保した表示装置を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。但し、本発明は多くの異なる態様で実施することが可能であり、本発明の趣旨及びその範囲から逸脱することなくその形態及び詳細を様々に変更し得ることは当業者であれば容易に理解される。従って本実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。
(実施の形態1)
図1に、全体の構成図を示す。画素配列101を駆動するために、ソースドライバ102、ゲートドライバ110が配置されている。なお、ソースドライバ102、ゲートドライバ110は、各々複数個配置されていてもよい。
光センサ113は外光(表示装置が受ける外部の光)を検出する。その出力は、アンプ114に供給される。アンプ114は光センサ113が出力する電気信号を増幅し、増幅した電気信号をコントローラ117に供給する。なお、光センサ113が出力する電気信号が十分大きければ、アンプ114を設けなくてもよい。
コントローラ117は、表示モード切替制御回路2101を制御する。表示モード切替制御回路2101において、表示モードや階調数などを決定する。そして、表示モード制御信号107をソースドライバ102に出力して制御する。
光センサ113からの信号を元にして、コントローラ117が表示モード切替制御回路2101を制御する。そして、光センサ113からの信号により、つまり、周辺の輝度に応じて、ソースドライバ102などに供給するビデオ信号の階調数や表示モード制御信号107を制御する。階調数を制御するとき、周辺の輝度に応じて、階調数を徐々に変化させてもよいし、幾つかの表示モードを持たせて、どの表示モードで表示させるかを切り替えるようにしてもよい。
このように、光センサ113の出力に基づき、表示モード、つまり、表示するときの階調数を変える。具体的には、表示装置が強い外光を受けて、光センサ113の出力がある一定の値以上になると、表示画面に表示する画像の総階調数を低くする。表示装置が強い外光を受けると、ある階調目とある階調目との区別がはっきりせず、表示画面に表示する画像がぼやけてしまう。しかしながら、上記のように、表示装置が受ける外光に応じて、総階調数を低くすることにより、ある階調目とある階調目との区別を明確にして、表示パネルの表示画面の視認性を向上させることができる。
また、光センサ113の出力により、表示画面に表示する画像の総階調を2階調とする場合、通常では、白地の背景画像に黒地の表示画像を表示すが、それを反転させて黒地の背景画像に白地の表示画像を表示してもよい。そうすると、表示画面の視認性をさらに向上させることができる。また、白地の表示画像の輝度を高くすることにより、表示画面の視認性をさらに向上させることができる。この背景画像と表示画像の組み合わせは黒地に白表示に限定されず、コントラストのとりやすい(明暗比がはっきりする)組み合わせであれば任意の色の組み合わせをすることができる。
光センサ113の出力は、アンプ114を介して、コントローラ117に送られる。コントローラ117は、光センサ113の出力がある一定の値以上であるかどうかを検出する。光センサ113の出力がある一定の値以上ではない場合、表示パネルに出力する映像信号の総階調数は変えない。一方、光センサ113の出力がある一定の値以上の場合、表示パネルに出力する映像信号の総階調数を低くなるように補正する。
表1に示すように、室内及び屋外の明るさは、照明の具合や天候などの気象条件、時刻などによりさまざまに変化する。例えば、照明のある室内における照度は800〜1,000ルクス前後であり、昼間の曇天下における照度は32,000ルクス程度であり、昼間の晴天下の照度は100,000ルクスに達する。
Figure 2006350311
このようなさまざまな明るさの状況下において、エレクトロルミネセンスを利用した表示パネル(ELパネル)、透過型液晶パネル(透過型LCDパネル)、半透過型液晶パネル(半透過型LCDパネル)、反射型液晶パネル(反射型LCD)の視認性を比較した結果を表2に示す。
Figure 2006350311
結果として、1,500ルクス程度までの明るさ(主に室内、照明付きホールなど)の環境下では、ELパネル、反射型液晶パネルを除く各種液晶パネルで表示パターン(自然画、テキスト(文字、記号)など)によらず良好な視認性が得られた。これに対して、10,000ルクス下(昼間の曇天時)においては、ELパネル、透過型液晶パネルでは、自然画を表示した場合、中間調部分などの、コントラストが低い部分の視認度が大きく低下する傾向が見られた。しかしながら、この場合においても、ELパネルの方が透過型液晶パネルよりも視認性は良好であった。また、ELパネルにおいて、階調数を低下させた場合(2〜8階調)視認性は回復し、特にテキスト表示においては実用上支障のない視認性が得られている。一方、半透過型液晶パネルでは、室内から屋外の環境下において、全体的にコントラストがやや低いものの、10,000ルクスの環境下で良好な視認性が得られた。消費電力に関しては、反射型液晶パネルが優れているが、室内などの比較的照度が低い環境下において視認性が低下する傾向が現れている。透過型液晶パネルでは、バックライトが電力を消費するので、反射型液晶パネルよりも消費電力が高くなっている。これに対し、ELパネルにおいては、階調数を低くした表示モードでは低消費電力化が図られている。
表2から明らかなように、ELパネルを用い、外光強度に応じて階調数を調節した表示モードとすることにより、室内から屋外までの環境下において視認性を確保しつつ、低消費電力化を図った表示装置を提供することができる。
例えば、図1に示す表示装置において、光センサ113の出力により、表示装置が10〜100ルクスの外光を受けていることが検出された場合、総階調数は64〜1024として変化させない。また、光センサ113の出力により、表示装置が100〜1,000ルクスの外光を受けていることが検出された場合、総階調数を減らして総階調数を16〜64に補正する。また、光センサ113の出力により、表示装置が1,000〜10,000ルクスの外光を受けていることが検出された場合、総階調数を減らして総階調数を4〜16に補正する。また、光センサ113の出力により、表示装置が10,000〜100,000ルクスの外光を受けていることが検出された場合、総階調数を減らして総階調数を2〜4に補正する。
なお、表示装置に利用者が表示モードを選択する選択スイッチを設けてもよい。そして、利用者が選択スイッチを操作することにより、上記のモードを選択してもよい。また、選択スイッチにより表示モードを選択した場合であっても、光センサ113の信号によって(外光強度)に応じて、選択されている表示モードの階調を自動的に増減しても良い。
なお、ソースドライバやその一部は、画素配列101と同一基板上に存在せず、例えば、外付けのICチップを用いて構成されることもある。
なお、アンプ114や光センサ113は、画素配列101と同一基板上に存在してもよい。その場合、画素配列101と同一基板上で作成してもよい。あるいは、画素配列101と同一基板上に、COG(チップオングラス)やバンプなどを用いて、アンプ114や光センサ113を配置してもよい。
なお、すでに述べたように、本発明におけるトランジスタは、どのようなタイプのトランジスタでもよいし、どのような基板上に形成されていてもよい。したがって、図1で示したような回路が、全てガラス基板上に形成されていてもよいし、プラスチック基板に形成されていてもよいし、単結晶基板に形成されていてもよいし、SOI基板上に形成されていてもよいし、どのような基板上に形成されていてもよい。あるいは、図1などにおける回路の一部が、ある基板に形成されており、図1などにおける回路の別の一部が、別の基板に形成されていてもよい。つまり、図1などにおける回路の全てが同じ基板上に形成されていなくてもよい。例えば、図1などにおいて、画素配列101とゲートドライバ110とは、ガラス基板上にTFTを用いて形成し、ソースドライバ102(もしくはその一部)は、単結晶基板上に形成し、そのICチップをCOG(Chip On Glass)で接続してガラス基板上に配置してもよい。あるいは、そのICチップをTAB(Tape Auto Bonding)やプリント基板を用いてガラス基板と接続してもよい。
同様に、本発明における光センサは、どのようなタイプの光センサでもよいし、どのような基板上に形成されていてもよい。光センサの例としては、PIN型ダイオード、PN型ダイオード、ショットキー型ダイオードなどがあげられる。また、光センサは、どのような材質で形成されていてもよい。アモルファスシリコンやポリシリコン、単結晶、SOIなどで形成されていてもよい。アモルファスシリコンやポリシリコンで光センサを作成すると、画素配列と同じ基板で、同じプロセス工程で同時に作成できるため、コストを低減できる。
したがって、光センサやアンプが、全てガラス基板上に形成されていてもよいし、プラスチック基板に形成されていてもよいし、単結晶基板に形成されていてもよいし、SOI基板上に形成されていてもよいし、どのような基板上に形成されていてもよい。あるいは、光センサやアンプの一部が、ある基板に形成されており、光センサやアンプの別の一部が、別の基板に形成されていてもよい。つまり、光センサやアンプの全てが同じ基板上に形成されていなくてもよい。例えば、図1などにおいて、光センサ113と画素配列101とゲートドライバ110とは、ガラス基板上にTFTを用いて形成し、ソースドライバ102(もしくはその一部)は、単結晶基板上に形成し、そのICチップをCOG(Chip On Glass)で接続してガラス基板上に配置してもよい。あるいは、そのICチップをTAB(Tape Auto Bonding)やプリント基板を用いてガラス基板と接続してもよい。
ソースドライバ102は、大きく3つの部分に分けることが出来る。
まず、シフトレジスタ103は、順次選択していくような信号(いわゆるサンプリングパルス)を出力する回路である。よって、同様な機能を果たす回路であれば、シフトレジスタに限定されない。例えば、デコーダ回路でもよい。
シフトレジスタが出力するサンプリングパルスは、アナログデジタル切り替え回路104に入力される。アナログデジタル切り替え回路104には、ビデオ信号線108を通ってビデオ信号106が入力される。そして、入力されたビデオ信号106を、デジタルデータ処理回路105に入力するのか、画素配列に入力するのかを、表示モード制御信号107を用いて制御する機能を有している。表示モード制御信号107は、表示モード制御信号線109を通って、アナログデジタル切り替え回路104に入力される。例えば、表示モード制御信号107がH信号や有意レベルの信号の時には、ビデオ信号106は、画素配列101に入力される。逆に、表示モード制御信号107がL信号や非有意レベルの信号の時には、ビデオ信号106は、デジタルデータ処理回路105に入力される。
デジタルデータ処理回路105は、通常のデジタルドライバと同様な機能を有している。すなわち、ビデオ信号106を保持し、保持したビデオ信号106を画素配列に出力する機能を有している。
したがって、表示モード制御信号107を切り替えることにより、画素配列101には、ビデオ信号106をそのまま入力する場合と、一旦保持したあとで、画素配列101に入力する場合とを切り替えることが出来る。
よって、画素配列101にビデオ信号106をそのまま入力できるときには、ビデオ信号106をアナログ値とすることが可能となる。その場合、画素はアナログ的に制御されることが可能になる。したがって、アナログ階調方式を用いることが出来る。
一方、ビデオ信号106を一旦保持する場合は、アナログ値でデータを保持することが困難であるため、ビデオ信号106はデジタル値となる。よって、画素は、デジタル的に制御されることになる。したがって、デジタル階調方式を用いることとなる。
そこで、表示モードとして、アナログ階調方式を用いる場合をアナログモード、デジタル階調方式を用いる場合をデジタルモードと呼ぶことにする。
ただし、ビデオ信号106を一旦保持する場合であっても、容量素子などを用いれば、アナログ値で信号を保存することも可能である。
以上のことから、表示モード制御信号107を切り替えることにより、アナログ階調方式とデジタル階調方式とを切り替えることが可能となる。
次に、図1の構成の一部を具体化した場合を図2に示す。なお、図2では、簡単のため、2列分の場合に関して記載したが、これに限定されない。任意に列数を増やすことが出来る。
アナログデジタル切り替え回路104において、サンプリングスイッチ201、202が、シフトレジスタ103から順次出力されるサンプリングパルスにより制御される。そして、モード選択用スイッチ203、204は、表示モード制御信号107により制御される。モード選択用スイッチ203、204は、排他的にオンオフする。つまり、モード選択用スイッチ203、204のいずれか一方がオンのときは、他方がオフになる。このモード選択用スイッチにより、ビデオ信号106をデジタルデータ処理回路105に入力するのか、画素配列101に入力するのかを制御する。図2の場合、モード選択用スイッチ203がオンのとき、ビデオ信号106は、サンプリングスイッチ201とモード選択用スイッチ203を通って、画素配列101に伝達される。同様に、モード選択用スイッチ205がオンのとき、ビデオ信号106は、サンプリングスイッチ202とモード選択用スイッチ205を通って、画素配列101に伝達される。一方、モード選択用スイッチ204がオンのとき、ビデオ信号106は、サンプリングスイッチ201とモード選択用スイッチ204を通って、デジタルデータ処理回路105に伝達される。同様に、モード選択用スイッチ206がオンのとき、ビデオ信号106は、サンプリングスイッチ202とモード選択用スイッチ206を通って、デジタルデータ処理回路105に伝達される。
デジタルデータ処理回路105では、ラッチ1回路207やラッチ2回路208において、ビデオ信号の保存と出力が行われる。ラッチ1回路207には、シフトレジスタ103から順次出力されるサンプリングパルスにしたがって、ビデオ信号106が入力され、保存される。そして、1行分のビデオ信号106を保存した後、ラッチ信号211がオンする。その結果、ラッチ1回路に保存されていたビデオ信号106がラッチ2回路208に転送される。このような動作を行うことにより、線順次駆動が可能となる。ラッチ2回路208からは、出力制御スイッチ209、210を介して、画素配列101にビデオ信号が出力される。出力制御スイッチ209、210は、表示モード制御信号107に応じて制御される。つまり、ラッチ2回路208の出力を画素配列101に入力したい場合、例えば、デジタルモードの場合は、出力制御スイッチ209、210はオンする。逆に、ラッチ2回路208の出力を画素配列101に入力したくない場合、例えば、アナログモードの場合は、出力制御スイッチ209、210はオフする。その結果、ビデオ信号106は、モード選択用スイッチ203、205を通って、画素配列101に入力される。
ここで、図3に、ラッチ1回路207とラッチ2回路208の例を示す。クロックドインバータやインバータを用いて、構成されている。なお、図3の構成に限定されない。
なお、図3のようなデジタルデータ処理回路105を用いる場合、サンプリングスイッチ201、202などは、省略することが出来る。なぜなら、図3のようなデジタルデータ処理回路105を用いる場合、サンプリングスイッチ201、202が無くても、デジタルデータ処理回路105にデータが入ってしまうことを防ぐことが出来るからである。
画素配列101には、画素220がマトリクス状に配置されている。1画素分の画素220の例を図4に示す。ゲート信号線401を用いて、選択用トランジスタ404を制御する。選択用トランジスタ404がオンすると、ソース信号線402から、保持容量405にビデオ信号が入力される。すると、ビデオ信号に応じて、駆動用トランジスタ406がオンオフし、電源線403から発光素子407を通って、対向電極408へ電流が流れる。
図4における電源線403は、図2における電源線221へと接続される。また、図4における対向電極408は、図2における対向電極222へと接続される。対向電極222は、全ての画素に接続されている場合が多い。ただし、これに限定されない。
なお、画素構成は、図4に限定されない。例えば、駆動トランジスタのバラツキを補正するような構成でもよい。
バラツキを補正する画素構成としては、大きく分けて、しきい値電圧のバラツキを補正するタイプと、ビデオ信号として電流を入力するタイプとがある。
図32に、しきい値電圧のバラツキを補正する画素構成を示す。スイッチ3106を制御することにより、駆動トランジスタ3101のしきい値電圧を容量素子3104に保存する。スイッチ3103は、駆動トランジスタ3101のゲート電位を初期化する機能を果たす。そして、ソース信号線3111からスイッチ3102を通ってビデオ信号を入力する。このビデオ信号が容量素子3105に書き込まれる。スイッチ3107は駆動トランジスタ3101のソース端子と電源線3116との導通又は非導通を制御する。第1の走査線3113はスイッチ3102のオンオフを制御する。第2の走査線3114はスイッチ3103のオンオフを制御する。第3の走査線3115はスイッチ3107のオンオフを制御する。
図32では、駆動トランジスタ3101のゲート電位を初期化するための配線3112が必要であったが、それを削除したものを図33に示す。駆動トランジスタ3101のゲートは、スイッチ3203を介して、駆動トランジスタ3101のドレインに接続されている。
なお、しきい値電圧のバラツキを補正する画素構成には、さまざまなものがあり、図32,図33の構成に限定されない。このように、しきい値電圧のバラツキを補正する画素構成を用いると、発光素子に流れる電流のバラツキを低減することができる。特に、アナログモードにおいて、輝度を均一にできる。よって、より好適である。
次に、ビデオ信号として電流を入力するタイプの画素構成を図34に示す。ソース信号線3311にビデオ信号に応じた電流が供給され、スイッチ3302及びスイッチ3304がオンすると、駆動トランジスタ3301にその電流が流れ、それに応じて、ゲート・ソース間電圧が発生する。そのゲート・ソース間電圧は、容量素子3305に保存され、その後、スイッチ3302及びスイッチ3304がオフし、スイッチ3306がオンすると電源線3316から発光素子に電流が供給される。第1の走査線3313はスイッチ3302のオンオフを制御する。第2の走査線3314はスイッチ3304のオンオフを制御する。第3の走査線3315はスイッチ3306のオンオフを制御する。図34は、信号電流を供給されるトランジスタと、発光素子に電流を供給するトランジスタとは同一であるが、異なっていても良い。その場合を図35に示す。信号電流を供給されるトランジスタ3401と、発光素子に電流を供給するトランジスタ3421とは、別である。
なお、電流を入力してバラツキを補正する画素構成には、さまざまなものがあり、図34,図35の構成に限定されない。このように、電流を入力してバラツキを補正する画素構成を用いると、発光素子に流れる電流のバラツキを低減することができる。特に、アナログモードにおいて、輝度を均一にできる。よって、より好適である。
なお、画素に配置するのは、特定の発光素子に限定されない。画素に配置する表示素子の例としては、EL素子(有機EL素子、無機EL素子又は有機物材料び無機材料を含むEL素子)、電子放出素子、液晶素子、電子インク、光回折素子、放電素子、微小鏡面素子(DMD:Digital Micromirror Device)、圧電素子、カーボンナノチューブなど、電気磁気的作用によりコントラストが変化する表示媒体を適用することができる。なお、EL素子を用いたELパネル方式の表示装置としてはELディスプレイ、電子放出素子を用いた表示装置としてはフィールドエミッションディスプレイ(FED:Field Emission Display)やSED方式平面型ディスプレイ(SED:Surface−conduction Electron−emitter Disply)など、液晶素子を用いた液晶パネル方式の表示装置としては液晶ディスプレイ、電子インクを用いたデジタルペーパー方式の表示装置としては電子ペーパー、光回折素子を用いた表示装置としてはグレーティングライトバルブ(GLV)方式のディスプレイ、放電素子を用いたPDP(Plazma Display Panel)方式のディスプレイとしてはプラズマディスプレイ、微小鏡面素子を用いたDMDパネル方式の表示装置としてはデジタル・ライト・プロセッシング(DLP)方式の表示装置、圧電素子を用いた表示装置としては圧電セラミックディスプレイ、カーボンナノチューブを用いた表示装置としてはナノ放射ディスプレイ(NED:Nano Emissive Display)、などがある。
なお、保持容量405は、駆動用トランジスタ406のゲート電位を保持する役目をしている。よって、駆動用トランジスタ406のゲートと電源線403の間に接続されているが、これに限定されない。駆動用トランジスタ406のゲート電位を保持できるように配置されていればよい。また、駆動用トランジスタ406のゲート容量などを用いて、駆動用トランジスタ406のゲート電位を保持できる場合は、保持容量405を省いても良い。
なお、図1などに示すスイッチ、例えば、サンプリングスイッチ201やモード選択用スイッチ203や出力制御スイッチ209等は、電気的スイッチや機械的なスイッチなどがある。つまり、電流の流れを制御できるものであればよく、特定のものに限定されず、様々なものを用いることができる。例えば、トランジスタでもよいし、ダイオード(PNダイオード、PINダイオード、ショットキーダイオード、ダイオード接続のトランジスタなど)でもよいし、それらを組み合わせた論理回路でもよい。よって、スイッチとしてトランジスタを用いる場合、そのトランジスタは、単なるスイッチとして動作するため、トランジスタの極性(導電型)は特に限定されない。ただし、オフ電流が少ない方が望ましい場合、オフ電流が少ない方の極性のトランジスタを用いることが望ましい。オフ電流が少ないトランジスタとしては、LDD領域を設けているものやマルチゲート構造にしているもの等がある。また、スイッチとして動作させるトランジスタのソース端子の電位が、低電位側電源(Vss、GND、0Vなど)に近い状態で動作する場合はNチャネル型を、反対に、ソース端子の電位が、高電位側電源(Vddなど)に近い状態で動作する場合はPチャネル型を用いることが望ましい。なぜなら、ゲートソース間電圧の絶対値を大きくできるため、スイッチとして、動作しやすいからである。なお、Nチャネル型とPチャネル型の両方を用いて、CMOS型のスイッチにしてもよい。CMOS型のスイッチにすると、スイッチを介して出力する電圧(つまりスイッチへの入力電圧)が、出力電圧に対して、高かったり、低かったりして、状況が変化する場合においても、適切に動作させることが出来る。
スイッチの例を図5に示す。図5(A)は、模式的に記載したスイッチである。図5(B)は、AND回路を用いたスイッチである。制御線502を使って、入力501の信号を出力503に伝えるかどうかを制御する。図5(B)の場合は、出力503は、入力信号にかかわらず、L信号なる、というような制御は可能である。しかし、出力503がフローティング状態になることはない。したがって、出力503が、デジタル回路の入力に接続されている場合などに、図5(B)のスイッチを用いることが好適である。デジタル回路の場合、入力をフローティング状態にしても、出力はフローティング状態にならない。入力をフローティング状態にすると、出力が不安定になり、望ましくない。よって、デジタル回路の入力に接続されている場合などは、図5(B)のスイッチを用いることが好適である。
なお、図5(B)は、AND回路を用いて構成したが、これに限定されない。OR回路やNAND回路やNOR回路を用いても、同様の機能を果たすことが出来る。
一方、入力をフローティング状態にしたい場合は、図5(C)や図5(D)のスイッチを用いればよい。図5(C)は、トランスミッションゲートもしくはアナログスイッチなどと呼ばれている回路である。図5(C)は、入力511の電位を、ほぼそのまま出力513に伝達する。よって、アナログ信号の伝達に好適である。図5(D)は、クロックドインバータなどと呼ばれている回路である。図5(D)は、入力521の信号を反転させて出力523に伝達する。よって、デジタル信号の伝達に好適である。
以上のことから、サンプリングスイッチ201などや、アナログ信号を伝達するモード選択用スイッチ203などは、図5(C)のスイッチを用いることが好適である。デジタル信号を伝達するモード選択用スイッチ204は、デジタル回路であるラッチ1回路207の入力に接続されているので、図5(B)のスイッチを用いることが好適である。出力制御スイッチ209などは、出力をフローティング状態にする必要があるので、図5(C)や図5(D)が好適である。ただし、出力制御スイッチ209への入力はデジタル信号なので、図5(D)の方がより好適である。
このように、表示モードの選択や、表示する階調数を、外光強度に応じて制御することができる。このように、周辺の照度に応じて、表示画像の階調数を制御することにより、視認性の優れた表示装置を提供することができる。すなわち、暗所若しくは屋内の蛍光灯下から屋外の太陽光下まで広い範囲において視認性を確保した表示装置を得ることができる。
(実施の形態2)
本実施の形態では、アナログモードにおける画素の駆動方法について述べる。
図6に、駆動トランジスタと発光素子とに加わる電圧と電流の関係を示す。図6(A)は、駆動トランジスタ601と発光素子602の回路を示す。配線603と配線604の間に、駆動トランジスタ601と発光素子602とが直列に接続されている。配線603の方が配線604よりも電位が高いため、駆動トランジスタ601から発光素子602の方へ電流が流れる。
図4における駆動用トランジスタ406が、図6(A)における駆動トランジスタ601に相当し、図4における発光素子407が、図6(A)における発光素子602に相当する。
図6(B)に、駆動トランジスタ601のゲート・ソース間電圧(の絶対値)と、駆動トランジスタ601と発光素子602とに流れる電流の関係を示す。ゲート・ソース間電圧(の絶対値)を大きくしていくと、それに応じて、電流値も大きくなっていく。これは、駆動トランジスタ601が飽和領域で動作しているためである。飽和領域では、トランジスタのゲート・ソース電圧の2乗に比例して電流値が増える。さらにゲート・ソース間電圧(の絶対値)を大きくしていくと、発光素子602に加わる電圧が大きくなるため、ドレイン・ソース電圧が小さくなり、駆動トランジスタ601が線形領域で動作するようになる。すると、ドレイン・ソース電圧が小さくなるにしたがって、電流値の上昇率も小さくなっていく。そして、ある電流値以上の電流は流れなくなる。
アナログモードでは、アナログ階調方式を用いて階調を表現する。したがって、駆動トランジスタ601のゲート・ソース間電圧(の絶対値)をアナログ的に変化させることによって、駆動トランジスタ601と発光素子602とに流れる電流もアナログ的に変化するような状態で動作させることが望ましい。
例えば、620のように、電流が殆どながれないようなところから、飽和領域内で動作するような状態で、駆動トランジスタ601のゲート・ソース間電圧(の絶対値)を制御してもよい。電流が殆どながれないような状態とは、駆動トランジスタ601のゲート・ソース間電圧が、駆動トランジスタ601のしきい値電圧とほぼ等しい場合に相当する。
あるいは、621のように、駆動トランジスタ601のゲート・ソース間電圧が、駆動トランジスタ601のしきい値電圧よりも確実に低い状態から、ゲート・ソース間電圧(の絶対値)を大きくしていって制御し、飽和領域内で動作するような状態で、駆動トランジスタ601のゲート・ソース間電圧(の絶対値)を制御してもよい。このように、黒状態のときの、駆動トランジスタ601のゲート・ソース間電圧を、駆動トランジスタ601のしきい値電圧よりも確実に低い電圧にすることにより、確実に黒状態にすることができる。例えば、駆動トランジスタ601の電流特性がばらついたとき、しきい値電圧もばらつく。よって、ある画素では黒状態になっていても、別の画素では、僅かに発光してしまうこともある。その結果、コントラストの低下を招いてしまう。そこで、それを防止するため、621のような電圧範囲で動作させることは、好適である。
なお、620や621では、駆動トランジスタ601のゲート・ソース間電圧(の絶対値)を大きくしても、飽和領域で動作するとしたが、これに限定されない。622や623のように、飽和領域だけでなく、線形領域も使って動作させてもよい。駆動トランジスタ601のゲート・ソース間電圧(の絶対値)をアナログ的に変化させることによって、駆動トランジスタ601と発光素子602とに流れる電流もアナログ的に変化するような範囲であれば、線形領域でも動作させてもよい。
次に、発光素子602の色によって、最適化させた場合について述べる。発光素子602は、色によって、輝度が異なったり、必要な電流値が異なったりしている。そこで、色バランスを合わせる必要がある。そのためには、駆動トランジスタ601のゲート・ソース間電圧(の絶対値)を色ごとに異なるようにすることが望ましい。あるいは、駆動トランジスタ601の電流供給能力(たとえば、トランジスタ幅など)を色ごとに異なるようにすることが望ましい。あるいは、発光素子602の発光面積を色ごとに異なるようにすることが望ましい。あるいは、これらの幾つかを組み合わせることが望ましい。これにより、色バランスを合わせることが可能となる。
なお、配線603の電位を色ごとに変えることも可能である。ただし、駆動トランジスタ601をオフにするときの電圧も色ごとに変わってしまうという欠点がある。よって、配線603の電位は、全ての色で同じにしてもよい。
なお、駆動トランジスタ601は、Pチャネル型の場合について述べたが、これに限定されない。Nチャネル型にして、電流が流れる向きを逆にすることは、同業者であれば、容易に実現できる。また、Pチャネル型の場合、Nチャネル型の場合、各々について、電流が流れる向きを逆にすることも、同業者であれば、容易に実現できる。その場合は、ゲート・ソース間電圧の大きさは、発光素子602の電圧電流特性の影響を受けることとなる。
なお、本実施の形態は、実施の形態1の画素について詳細に述べたものである。よって、本実施の形態で述べた内容は、実施の形態1で述べた内容と自由に組み合わせることが出来る。
(実施の形態3)
本実施の形態では、デジタルモードにおける画素の駆動方法について述べる。
図6(B)の、駆動トランジスタ601のゲート・ソース間電圧(の絶対値)と、駆動トランジスタ601と発光素子602とに流れる電流の関係を参照する。デジタルモードでは、オンとオフや、HとLのように、2値で制御する。つまり、発光素子602に電流が流れるか、流れないかを制御する。したがって、まず、電流が流れない場合について考える。その場合は、駆動トランジスタ601のゲート・ソース間電圧(の絶対値)は、624、625、626に示すように、0V以上で、かつ、電流が流れない場合、つまり、駆動トランジスタ601のしきい値電圧以下であればよい。
次に、電流が流れる場合について考える。その場合は、駆動トランジスタ601のゲート・ソース間電圧(の絶対値)は、624、625、626に示すように、飽和領域内か、線形領域か、さらに電圧を大きくして、電流値が増えなくなっている領域などで動作させればよい。
例えば、飽和領域で動作させる場合は、発光素子602の電圧電流特性が劣化しても、そこを流れる電流値が変化しない、という利点がある。そのため、焼き付きの影響を受けにくい。ただし、駆動トランジスタ601の電流特性がばらつくと、そこを流れる電流もばらついてしまう。そのため、表示ムラを生じてしまう場合がある。
それに対して、線形領域で動作させると、駆動トランジスタ601の電流特性がばらついても、そこを流れる電流値は影響を受けにくい。そのため、表示ムラが生じにくい。また、駆動トランジスタ601のゲート・ソース間電圧(の絶対値)が大きくなりすぎないことと、配線603と配線604との間の電圧を大きくしておく必要がないため、消費電力も小さくできる。
さらに、駆動トランジスタ601のゲート・ソース間電圧(の絶対値)を大きくすると、駆動トランジスタ601の電流特性がばらついても、そこを流れる電流値は影響をほとんど受けなくなる。ただし、発光素子602の電圧電流特性が劣化すると、そこを流れる電流値が変化してしまう場合がある。そのため、焼き付きの影響を受けやすくなる。
このように、駆動トランジスタ601を飽和領域で動作させると、発光素子602の特性が変化しても、電流値が変化しない。よって、その場合、駆動トランジスタ601は、電流源として動作していると見なせる。したがって、このような駆動を定電流駆動と呼ぶことにする。
また、駆動トランジスタ601を線形領域で動作させると、駆動トランジスタ601の電流特性がばらついても、電流値が変化しない。よって、その場合、駆動トランジスタ601は、スイッチとして動作していると見なせる。よって、発光素子602には、配線603の電圧がそのまま加わっているように見なせる。したがって、このような駆動を定電圧駆動と呼ぶことにする。
デジタルモードにおいては、定電圧駆動を用いても良いし、定電流駆動を用いても良い。ただし、定電圧駆動を用いると、トランジスタのバラツキの影響を受けず、消費電力も小さくなるため、好適である。
次に、発光素子602の色によって、最適化させた場合について述べる。定電流駆動の場合は、アナログモードと同様である。
定電圧駆動の場合は、駆動トランジスタ601のゲート・ソース間電圧(の絶対値)や、駆動トランジスタ601の電流供給能力(たとえば、トランジスタ幅など)を色ごとに異なるようにしても、そこを流れる電流値は、あまり変わらない。なぜなら、スイッチとして動作しているからである。
そのため、発光素子602の発光面積を色ごとに異なるようにすることが望ましい。あるいは、配線603の電位を色ごとに変えることも可能である。あるいは、これらを組み合わせることが望ましい。これにより、色バランスを合わせることが可能となる。
なお、本実施の形態は、実施の形態1の画素について詳細に述べたものである。よって、本実施の形態で述べた内容は、実施の形態1や実施の形態2で述べた内容と自由に組み合わせることが出来る。
(実施の形態4)
デジタルモードの場合、このままでは、発光と非発光の2値しか表現できない。そこで、他の方法を組み合わせて、多階調化を図ってもよい。そこで、多階調化を図った場合の画素の駆動方法について述べる。
多階調化を図る方法として、時間階調方式と面積階調方式とがある。時間階調方式は、ある期間の中で、発光している時間の長さを変えることにより、階調を表現する方法である。面積階調方式は、発光している面積の大きさを変えることにより、階調を表現する方法である。
なお、時間階調方式と面積階調方式とを組み合わせても良い。
ここでは、時間階調方式について、詳細に述べる。デジタル時間階調方式では、1フレーム期間を複数のサブフレーム期間に分割する。そして、各サブフレーム期間における点灯期間の長さを変えることにより、階調を表現する。
まず、画素に信号を書き込む期間と点灯する期間とが分離されている場合のタイミングチャートを図7に示す。まず、信号書き込み期間において、1画面分の信号を全画素に入力する。この間は、画素は点灯しない。信号書き込み期間が終了したのち、点灯期間が始まり、画素が点灯する。次に、次のサブフレームが始まり、信号書き込み期間において、1画面分の信号を全画素に入力する。この間は、画素は点灯しない。信号書き込み期間が終了したのち、点灯期間が始まり、画素が点灯する。
同様のことを繰り返すことにより、階調を表現することが可能となる。このとき、各サブフレーム期間における点灯期間の長さを、1:2:4:8:・・・というように、2のべき乗にすることにより、様々な階調を表現することが出来る。
その場合の画素構成は、図4の構成を用いればよい。
なお、信号書き込み期間においては、電源線403と対向電極408の電位を制御することにより、発光素子407には電圧が加わらないようにしておく。例えば、対向電極408の電位を高くして、発光素子407に電圧が加わらないようにしたり、対向電極408に電荷を供給せず、フローティング状態にしてもよい。その結果、信号書き込み期間において、発光素子407が点灯することを避けることが出来る。
次に、画素に信号を書き込む期間と点灯する期間とが分離されていない場合のタイミングチャートを図8に示す。各行において、信号書き込み動作を行うと、すぐに点灯期間が開始する。
ある行において、信号を書き込み、所定の点灯期間が終了したのち、次のサブフレームにおける信号の書き込み動作を開始する。これを繰り返すことにより、点灯期間の長さを各々制御することができる。
このようにすることにより、信号の書き込み動作が遅くても、1フレーム内にたくさんのサブフレームを配置することが可能となる。また、1フレーム期間における点灯期間の割合(いわゆるデューティー比)を大きくできるので、消費電力を低減したり、発光素子の劣化を抑制したり、疑似輪郭を抑制することが可能となる。
その場合の画素構成は、図4の構成を用いればよい。その場合、図8において、時刻t0の場合、同時に3行分の画素に信号を入力する必要がある。通常は、同時に複数行の画素に信号を入力することは出来ない。そこで、図9に示すように、1ゲート選択期間を複数(図9では3つ)に分割する。そして、分割された選択期間内で、各々のゲート信号線401を選択し、その時に対応する信号をソース信号線402に入力する。例えば、ある1ゲート選択期間において、G1(t0)ではi行目を選択し、G2(t0)ではj行目を選択し、G3(t0)ではk行目を選択する。すると、1ゲート選択期間において、あたかも同時に3行分を選択したかのように動作させることが可能となる。
なお、図8、図9では、同時に3行分の画素に信号を入力する場合について示したが、これに限定されない。さらに多くの行やさらに少ない行に信号を入力してもよい。
なお、このような駆動方法の詳細については、例えば、特開2001−324958号公報等に記載されており、その内容を本願と組み合わせて適用することが出来る。
次に、画素の信号を消去する動作を行う場合のタイミングチャートを図10に示す。各行において、信号書き込み動作を行い、次の信号書き込み動作を行う前に、画素の信号を消去する。このようにすることにより、点灯期間の長さを容易に制御できるようになる。
ある行において、信号を書き込み、所定の点灯期間が終了したのち、次のサブフレームにおける信号の書き込み動作を開始する。もし、点灯期間が短い場合は、信号消去動作を行い、非点灯状態にする。このような動作を繰り返すことにより、点灯期間の長さを制御することが出来る。
このようにすることにより、信号の書き込み動作が遅くても、1フレーム内にたくさんのサブフレームを配置することが可能となる。また、消去動作を行う場合は、消去用のデータをビデオ信号と同様に取得する必要がないため、ソースドライバの駆動周波数も低減出来る。
その場合の画素構成を図11に示す。消去トランジスタ1104が、駆動用トランジスタ406のゲートと電源線403の間に接続されている。
ゲート信号線401を用いて、選択用トランジスタ404を制御する。選択用トランジスタ404がオンすると、ソース信号線402から、保持容量405にビデオ信号が入力される。すると、ビデオ信号に応じて、駆動用トランジスタ406がオンオフし、電源線403から発光素子407を通って、対向電極408へ電流が流れる。
信号を消去したい場合は、第2ゲート線1101を選択して、消去トランジスタ1104をオン状態にして駆動用トランジスタ406がオフ状態になるようにする。すると、電源線403から発光素子407を通って、対向電極408へ電流が流れないようになる。その結果、非点灯期間を作ることができ、点灯期間の長さを自由に制御できるようになる。
図11では、消去トランジスタ1104を用いていたが、別の方法を用いることも出来る。なぜなら、強制的に非点灯期間をつくればよいので、発光素子407に電流が供給されないようにすればよいからである。よって、電源線403から発光素子407を通って、対向電極408へ電流が流れる経路のどこかに、スイッチを配置して、そのスイッチのオンオフを制御して、非点灯期間を作ればよい。あるいは、駆動用トランジスタ406のゲート・ソース間電圧を制御して、駆動トランジスタが強制的にオフになるようにすればよい。
駆動トランジスタを強制的にオフにする場合の画素構成の例を図12に示す。消去ダイオード1204が、駆動用トランジスタ406のゲートと第2ゲート線1201との間に接続されている。
信号を消去したい場合は、第2ゲート線1201を選択(ここでは、高い電位にする)して、消去ダイオード1204がオンして、第2ゲート線1201から駆動用トランジスタ406のゲートへ電流が流れるようにする。その結果、駆動用トランジスタ406がオフ状態になる。すると、電源線403から、発光素子407を通って、対向電極408には、電流が流れないようになる。その結果、非点灯期間を作ることができ、点灯期間の長さを自由に制御できるようになる。
信号を保持しておきたい場合は、第2ゲート線1201を非選択(ここでは、低い電位にする)しておく。すると、消去ダイオード1204がオフするので、駆動用トランジスタ406のゲート電位は保持される。
なお、消去ダイオード1204は、整流性がある素子であれば、なんでもよい。PN型ダイオードでもよいし、PIN型ダイオードでもよいし、ショットキー型ダイオードでもよいし、ツェナー型ダイオードでもよい。
また、トランジスタを用いて、ダイオード接続(ゲートとドレインを接続)して、用いても良い。その場合の回路図を図13に示す。消去ダイオード1204として、ダイオード接続したトランジスタ1304を用いている。ここでは、Nチャネル型を用いているが、これに限定されない。Pチャネル型を用いても良い。
なお、さらに別の回路として、図4の回路を用いて、図10のような駆動法を実現することも可能である。その場合のタイミングチャートは、図9と同様にすればよい。図9では、1ゲート選択期間を3つに分割しているが、1ゲート選択期間をここでは、2つに分割する。そして、分割された選択期間内で、各々のゲート線を選択し、その時に対応する信号(ビデオ信号と消去するための信号)をソース信号線402に入力する。例えば、ある1ゲート選択期間において、前半はi行目を選択し、後半はj行目を選択する。そして、i行目が選択されているときは、それようのビデオ信号を入力する。一方、j行目が選択されているときは、駆動トランジスタがオフするような信号を入力する。すると、1ゲート選択期間において、あたかも同時に2行分を選択したかのように動作させることが可能となる。
なお、このような駆動方法の詳細については、例えば、特開2001−324958号公報等に記載されており、その内容を本願と組み合わせて適用することが出来る。
なお、本実施の形態において示したタイミングチャートや画素構成や駆動方法は、一例であり、これに限定されない。様々なタイミングチャートや画素構成や駆動方法に適用することが可能である。
なお、本実施の形態は、実施の形態1〜実施の形態3の画素について詳細に述べたものである。よって、本実施の形態で述べた内容は、実施の形態1〜実施の形態3で述べた内容と自由に組み合わせることが出来る。
(実施の形態5)
デジタルモードの場合、このままでは、発光と非発光の2値しか表現できない。ただし、2値のみで表示を行ってもよい。2値のみで表示を行うことによって、消費電力を大幅に低減することが可能となる。
また、階調の区別が明確になるため、表示パネルの表示画面の視認性を向上させることができる。
このような表示モードを2値モードと呼ぶことにする。
ここでは、2値モードで表示を行うについて、詳細に述べる。画素構成については、実施の形態4で述べた様々な構成を用いればよい。
まず、実施の形態4で述べた各々の駆動方法と同程度の速度で、行をスキャンしながら信号を書き込んでいく場合のタイミングチャートを図14(A)に示す。この場合、同程度の周波数でソースドライバやゲートドライバを動作させることになるので、それらのドライバに入力する信号(たとえばクロック信号など)は、同じ周波数でよい。したがって、周波数発生回路は、複数なくてもよく、1つでよい。よって、回路を縮小でき、コスト低減を実現できる。
ただしこの場合、2値モードのデューティー比が、アナログモードや、2値モード以外のデジタルモードと比較したとき、高くなってしまう場合がある。よって、デューティー比を下げるために、消去動作を行っても良い。その場合のタイミングチャートを図14(B)に示す。
次に、実施の形態4で述べた各々の駆動方法の場合よりも、低い速度で、行をスキャンしながら信号を書き込んでいく場合のタイミングチャートを図15(A)に示す。ここでは、1フレーム期間をかけて、全行をスキャンしている。この場合、低い周波数でソースドライバやゲートドライバを動作させることになる。よって、ソースドライバやゲートドライバに供給する信号や電源の電圧が小さくても良い。したがって、消費電力を小さくできる。
ただしこの場合も、2値モードのデューティー比が、アナログモードや、2値モード以外のデジタルモードと比較したとき、高くなってしまう場合がある。よって、デューティー比を下げるために、消去動作を行っても良い。その場合のタイミングチャートを図15(B)に示す。
なお、アナログモードにおいても、図14や図15のタイミングチャートに従って動作させればよい。
なお、2値モードでカラー表示を行う場合は、RGBごとに2値で表示するため、合計で8色を表示することが出来る。
なお、ここでは、2値のみで表示を行う場合について述べたが、これに限定されない。2値、つまり、1ビットでの表示だけでなく、2ビット以上で表示してもよい。例えば、3ビット表示を行った場合について、図16に示す。図14や図15のように、消去動作を行ったり、行をスキャンする速度を遅くしてもよい。
なお、本実施の形態は、実施の形態1〜実施の形態4の画素などについて詳細に述べたものである。よって、本実施の形態で述べた内容は、実施の形態1〜実施の形態4で述べた内容と自由に組み合わせることが出来る。
(実施の形態6)
これまで、様々な表示モードについて述べてきた。まず、アナログモードとデジタルモードとがあり、デジタルモードでは、通常のモードと2値モードとがある。
なお、デジタルモードにおいて、通常のモードよりも表示する階調数が少なく、2値モードよりも表示する階調数が多い場合を、多値モードと呼ぶことにする。つまり、通常のモードはデジタルモードにおいて最も階調数が多い場合の表示モードのことをいい、以下通常のモードをフル階調モードという。多値モードでは、フル階調モードよりも消費電力を低減でき、2値モードよりも画像を綺麗に表示できる。
よって、アナログモードと、フル階調モードのデジタルモード、多値モードのデジタルモード、2値モードのデジタルモードとを、表示する画像や外部や周囲などの照度によって、切り替えても良い。
例えば、写真などのように、綺麗な画像を表示したいや、周囲の照度があまり高くない場合は、アナログモードもしくはフル階調モードを用いて表示する。これにより、正しくかつ、きめ細やかに階調を表現することができる。その場合、ビデオ信号106として入力される信号によって、表示モードを切り替えればよい。例えば、ビデオ信号106がアナログ信号の場合は、アナログモードを用いて、ビデオ信号106がデジタル信号の場合は、フル階調モードを用いればよい。フル階調モードは、6ビット以上の表示、より望ましくは8ビット以上の表示を行うことが望ましい。アナログモードは、8ビット以上の表示を行うことが望ましい。
また、例えば、文字を主体として表示させるような場合、例えば、メールを読む場合や、電子ブックを読む場合や、屋外などのように照度が高い場合、などは、2値モードのデジタルモードを用いて表示することが望ましい。これにより、消費電力を低減することが出来る。また、階調の区別が明確になるため、表示パネルの表示画面の視認性を向上させることができる。
また、例えば、イラストやアニメやマンガなど、階調を表現したいが、写真等ほど細かく表現する必要がない場合や、曇ったときの屋外程度の照度の場合は、多値モードを用いて表示することが望ましい。これにより、消費電力を低減しつつ、綺麗な画像を表示することができる。
なお、本実施の形態は、実施の形態1〜実施の形態5について詳細に述べたものである。よって、本実施の形態で述べた内容は、実施の形態1〜実施の形態5で述べた内容と自由に組み合わせることが出来る。
(実施の形態7)
次に、各々の表示モード、つまり、アナログモードと、フル階調モード、多値モードのデジタルモード、2値モードのデジタルモードなどにおいて、各表示モードにおける電源線403と対向電極408の電位に関して述べる。
まず、電源線403の電位を変化させた場合について述べる。アナログモード、2値モードのデジタルモード、フル階調モードのデジタルモードという順で表示モードを変化させた場合の電位を図17に示す。アナログモードでは、駆動トランジスタを主に飽和領域で動作させるため、電源線403と対向電極408の間の電圧を大きくしておく必要がある。つまり、電源線403の電位を高くしておく必要がある。2値モードでは、駆動トランジスタを主に線形領域で動作させるため、電源線403と対向電極408の間の電圧は、小さくなる。つまり、電源線403の電位は低くても良い。また、2値モードでは、デューティー比が高い場合あるので、それも考慮すると、電源線403と対向電極408の間の電圧は、小さくなる。フル階調モードのデジタルモードでは、2値モードよりもデューティー比が高くなる場合があるので、その場合は、電源線403と対向電極408の間の電圧は、2値モードの場合よりも大きくなる。つまり、電源線403の電位は高くなる。しかし、駆動トランジスタを主に線形領域で動作させるため、アナログモードの場合よりも小さくてよい。つまり、電源線403の電位は低くても良い。
なお、色ごとに発光素子の特性が変わるため、2値モードやフル階調モードでは、色ごとに電源線403の電位がことなっていてもよい。
図17では、表示モードによって、電源線403の電位を変えたが、これに限定されない。対向電極408の電位を変えても良い。その場合を図18に示す。
アナログモードでは、駆動トランジスタを主に飽和領域で動作させるため、電源線403と対向電極408の間の電圧を大きくしておく必要がある。つまり、対向電極408の電位を低くしておく必要がある。2値モードでは、駆動トランジスタを主に線形領域で動作させるため、電源線403と対向電極408の間の電圧は、小さくなる。つまり、対向電極408の電位は高くても良い。また、2値モードでは、デューティー比が高い場合あるので、それも考慮すると、電源線403と対向電極408の間の電圧は、小さくなる。フル階調モードでは、2値モードよりもデューティー比が高くなる場合があるので、その場合は、電源線403と対向電極408の間の電圧は、2値モードの場合よりも大きくなる。つまり、対向電極408の電位は低くなる。しかし、駆動トランジスタを主に線形領域で動作させるため、アナログモードの場合よりも小さくてよい。つまり、対向電極408の電位は高くても良い。
なお、色ごとに発光素子の特性が変わるため、2値モードやフル階調モードでは、色ごとに電源線403の電位がことなっていてもよい。
図17と図18を組み合わせてもよい。つまり、電源線403と対向電極408の電位を両方とも、表示モードに応じて変化させてもよい。ただし、表示モードが異なっていても、電源線403や対向電極408の電位を変化させなくてもよい。
なお、図17、図18では、アナログモード、2値モードのデジタルモード、フル階調モードのデジタルモードという順で変化させたが、これに限定されない。どのような順序で表示モードを変化させてもよい。また、多値モードを用いた場合を図19、図20に示す。多値モードでの電源線403の電位は、フル階調モードの場合よりも低く、2値モードの場合よりも高いのが望ましい。また、多値モードでの対向電極408の電位は、フル階調モードの場合よりも高く、2値モードの場合よりも低いのが望ましい。
これらを用いることにより、表示する画像に応じて、消費電力を低減しつつ、綺麗な画像を表示することが可能となる。
次に、電源線403や対向電極408の電位を変化させる場合の回路構成について述べる。図21に、複数の電源を用いた場合の構成図を示す。表示モード切替制御回路2101において、表示モードを決定する。そして、表示モード制御信号107を出力して制御する。配線2102は、電源線403、221や対向電極408、対向電極222などに接続されている。そして、スイッチ2103やスイッチ2104を用いて、電源2105、2106のどちらの電圧を出力するかを制御する。図21では、電源2105、2106やスイッチ2103、2104は、2個の場合について示したが、これに限定されない。必要な電源数やスイッチ数だけ配置すればよい。したがって、例えば、図22のように、可変電圧2205を用いて配置してもよい。
なお、本実施の形態は、実施の形態1〜実施の形態6について詳細に述べたものである。よって、本実施の形態で述べた内容は、実施の形態1〜実施の形態6で述べた内容と自由に組み合わせることが出来る。
(実施の形態8)
次に、各々の表示モード、つまり、アナログモードと、デジタルモードにおいて、各表示モードにおけるビデオ信号の電位に関して述べる。
図4の駆動用トランジスタ406や図6(A)の駆動トランジスタにおいて、ゲート電極に入力する信号の電位について述べる。
まず、アナログモードでは、駆動トランジスタを主に飽和領域で動作させるため、駆動トランジスタのゲート・ソース間電圧(の絶対値)は小さい。一方、デジタルモードでは、駆動トランジスタを主に線形領域で動作させるため、駆動トランジスタのゲート・ソース間電圧(の絶対値)は大きい。
よって、画素に入力するビデオ信号は、アナログモードとデジタルモードとで、異なるようにしてもよい。そこで、レベル制御を行う回路を配置してもよい。その場合の回路図を図23に示す。ラッチ2回路の後に、レベル制御回路2301を配置してもよい。この回路において、表示モードに応じて、画素に入力するビデオ信号が異なるようにしてもよい。
図24に、レベル制御回路2301の構成を示す。レベルシフタ2401を通るか通らないかを切り替えることにより、レベルを変換するかどうかを制御する。
なお、本実施の形態は、実施の形態1〜実施の形態7について詳細に述べたものである。よって、本実施の形態で述べた内容は、実施の形態1〜実施の形態7で述べた内容と自由に組み合わせることが出来る。
(実施の形態9)
次に、本発明の表示装置における画素のレイアウトについて述べる。例としては、図4に示した回路図について、そのレイアウト図を図25に示す。なお、回路図やレイアウト図は、図4や図25に限定されない。
選択用トランジスタ404、駆動用トランジスタ406、発光素子407の電極407Aが配置されている。選択用トランジスタ404のソースとドレインは各々、ソース信号線402と駆動用トランジスタ406のゲートに接続されている。選択用トランジスタ404のゲートは、ゲート信号線401に接続されている。駆動用トランジスタ406のソースとドレインは各々、電源線403と発光素子407の電極に接続されている。保持容量405は、駆動用トランジスタ406のゲートと電源線403の間に接続されている。
ソース信号線402、電源線403は、第2配線によって形成され、ゲート信号線401は、第1配線によって形成されている。
トップゲート構造の場合は、基板、半導体層、ゲート絶縁膜、第1配線、層間絶縁膜、第2配線、の順で膜が構成される。ボトムゲート構造の場合は、基板、第1配線、ゲート絶縁膜、半導体層、層間絶縁膜、第2配線、の順で膜が構成される。
次に、図36に、薄膜トランジスタ(TFT)とそれに接続する発光素子で構成される画素の断面図を示す。
図36において、基板700上に、下地層701、TFT750を構成する半導体層702、容量部751の一方の電極を構成する半導体層752が形成されている。その上層には第1絶縁層703が形成され、TFT750にあってはゲート絶縁層として、容量部751にあっては容量を形成するための誘電体層として機能する。
第1絶縁層703上にはゲート電極704と容量部751の他方の電極を形成する導電層754が形成されている。TFT750に接続する配線707は、発光素子712の第1電極708と接続している。この第1電極708は、第3絶縁層706上に形成されている。第1絶縁層703と第3絶縁層706との間には、第2絶縁層705が形成されていてもよい。発光素子712は、第1電極708、EL層709、第2電極710で構成される。また、第1電極708の周辺端部及び、第1電極708と配線707との接続部を覆うように第4絶縁層711が形成されている。
次に、上記に示す構成の詳細を説明する。基板700としては、例えばバリウムホウケイ酸ガラスや、アルミノホウケイ酸ガラスなどのガラス基板、石英基板、セラミック基板等を用いることができる。また、ステンレスを含む金属基板または半導体基板の表面に絶縁膜を形成したものを用いても良い。プラスチック等の可撓性を有する合成樹脂からなる基板を用いても良い。基板700の表面を、化学的機械研磨(CMP)法などの研磨により平坦化しておいても良い。
下地層701としては、酸化珪素や、窒化珪素または窒化酸化珪素などの絶縁膜を用いることができる。下地層701によって、基板700に含まれるNaなどのアルカリ金属やアルカリ土類金属が半導体層702に拡散しTFT750の特性に悪影響をおよぼすのを防ぐことができる。図36では、下地層701を単層の構造としているが、2層あるいはそれ以上の複数層で形成してもよい。なお、石英基板など不純物の拡散がさして問題とならない場合は、下地層701を必ずしも設ける必要はない。
また、マイクロ波で励起され、電子温度が2eV以下、イオンエネルギーが5eV以下、電子密度が1011〜1013/cm程度である高密度プラズマで、ガラス基板の表面を直接処理しても良い。プラズマの生成はラジアルスロットアンテナを用いたマイクロ波励起のプラズマ処理装置を用いることができる。このとき、窒素(N)、またはアンモニア(NH)、亜酸化窒素(NO)などの窒化物気体を導入すると、ガラス基板の表面を窒化することができる。このガラス基板の表面に形成された窒化物層は、窒化珪素を主成分とするので、ガラス基板側から拡散してくる不純物のブロッキング層として利用することができる。この窒化物層の上に酸化珪素膜または酸窒化珪素膜をプラズマCVD法で形成して下地層701としても良い。
他にも、酸化珪素や、酸窒化珪素などによる下地層701の表面に対し同様なプラズマ処理を行うことにより、その表面及び表面から1〜10nmの深さを窒化処理をすることができる。このきわめて薄い窒化珪素の層により、その上に形成する半導体層へ応力の影響を与えることなくブロッキング層とすることができる。
半導体層702及び半導体層752としては、パターニングされた結晶性半導体膜を用いることが好ましい。なお、パターニングとは、膜を形状加工することをいい、フォトリソグラフィー技術によって膜のパターンを形成すること(例えば、感光性アクリルにコンタクトホールを形成することや、感光性アクリルをスペーサとなるように形状加工することも含む)や、フォトリソグラフィー技術によってマスクパターンを形成し、当該マスクパターンを用いてエッチング加工を行うことなどをいう。結晶性半導体膜は非晶質半導体膜を結晶化して得ることができる。結晶化方法としては、レーザ結晶化法、RTA又はファーネスアニール炉を用いる熱結晶化法、結晶化を助長する金属元素を用いる熱結晶化法等を用いることができる。半導体層702は、チャネル形成領域と、一導電型を付与する不純物元素が添加された一対の不純物領域とを有する。なお、チャネル形成領域と一対の不純物領域との間に、該不純物元素が低濃度で添加された不純物領域を有していてもよい。半導体層752には、全体に一導電型若しくはそれと逆の導電型を付与する不純物元素が添加された構成とすることができる。
第1絶縁層703としては、酸化珪素、窒化珪素または窒化酸化珪素等を用い、単層または複数の膜を積層させて形成することができる。この場合において、当該絶縁膜の表面を、前述と同様に、マイクロ波で励起され、電子温度が2eV以下、イオンエネルギーが5eV以下、電子密度が1011〜1013/cm程度である高密度プラズマ処理によって酸化又は窒化処理して緻密化しても良い。この処理は第1絶縁層703の成膜に先立って行っても良い。すなわち、半導体層702の表面に対してプラズマ処理を行う。このとき、基板温度を300〜450℃とし、酸化雰囲気(O、NOなど)又は窒化雰囲気(N、NHなど)で処理することにより、その上に堆積するゲート絶縁層と良好な界面を形成することができる。
ゲート電極704及び導電層754としては、Ta、W、Ti、Mo、Al、Cu、Cr、Ndから選ばれた一種の元素または該元素を複数含む合金若しくは化合物からなる単層または積層構造を用いることができる。
TFT750は、半導体層702と、ゲート電極704と、半導体層702とゲート電極704との間の第1絶縁層703とによって構成される。図36では、画素を構成するTFT750として、発光素子712の第1電極708に接続されるものを示している。このTFT750は、ゲート電極704を半導体層702上に複数配置したマルチゲート型の構成を示している。すなわち、複数のTFTが直列に接続された構成を有している。このような構成により、不用意なオフ電流の増加を抑制することができる。なお、また、図36では、TFT750をトップゲート型のTFTとして示したが、半導体層の下方にゲート電極を有するボトムゲート型のTFTであっても良いし、半導体層の上下にゲート電極を有するデュアルゲート型のTFTであっても良い。
容量部751は、第1絶縁層703を誘電体とし、第1絶縁層703を挟んで対向する半導体層752と導電層754とを一対の電極として構成される。なお、図36では、画素に設ける容量素子として、一対の電極の一方をTFT750の半導体層702と同時に形成される半導体層752とし、他方の導電層754をゲート電極704と同時に形成される層とする例を示したが、この構成に限定されない。
第2絶縁層705は窒化珪素膜などイオン性不純物をブロッキングするバリア性の絶縁膜であることが望ましい。この第2絶縁層705は窒化シリコンまたは酸窒化シリコンで形成する。この第2絶縁層705は、半導体層702の汚染を防ぐ保護膜としての機能を含んでいる。この第2絶縁層705を堆積した後に、水素ガスを導入して前述のようにマイクロ波で励起された高密プラズマ処理をすることで、第2絶縁層705の水素化を行っても良い。または、アンモニアガスを導入して、第2絶縁層705の窒化と水素化を行っても良い。または、酸素、NOガスなどと水素ガスを導入して、酸化窒化処理と水素化処理を行っても良い。この方法により、窒化処理、酸化処置若しくは酸化窒化処理を行うことにより第2絶縁層705の表面を緻密化することができる。それにより保護膜としての機能を強化することができる。この第2絶縁層705に導入された水素は、その後400〜450℃の熱処理をすることにより、第2絶縁層705絶縁層749を形成する窒化シリコンから水素を放出させて、半導体層702の水素化をすることができる。
第3絶縁層706としては、無機絶縁膜や有機絶縁膜を用いることができる。無機絶縁膜としては、CVD法により形成された酸化シリコン膜や、SOG(Spin On Glass)膜(塗布酸化珪素膜)などを用いることができる。有機絶縁膜としてはポリイミド、ポリアミド、BCB(ベンゾシクロブテン)、アクリルまたはポジ型感光性有機樹脂、ネガ型感光性有機樹脂等の膜を用いることができる。また、第3絶縁層706として、シリコン(Si)と酸素(O)との結合で骨格構造が構成される材料を用いることができる。この材料の置換基として、少なくとも水素を含む有機基(例えばアルキル基、芳香族炭化水素)が用いられる。置換基として、フルオロ基を用いてもよい。または置換基として、少なくとも水素を含む有機基と、フルオロ基とを用いてもよい。
配線707としては、Al、Ni、C、W、Mo、Ti、Pt、Cu、Ta、Au、Mnから選ばれた一種の元素または該元素を複数含む合金からなる単層または積層構造を用いることができる。
第1電極708及び第2電極710の一方もしくは両方を透明電極とすることができる。透明電極としては、酸化タングステンを含むインジウム酸化物(IWO)、酸化タングステンと酸化亜鉛を含む酸化インジウム(IWZO)、酸化チタンを含むインジウム酸化物(ITiO)、酸化チタンを含むインジウム錫酸化物(ITTiO)、モリブデン含む酸化インジウムスズ(ITMO)などを用いることができる。勿論、インジウム錫酸化物(ITO)、インジウム亜鉛酸化物(IZO)、酸化ケイ素を添加したインジウム錫酸化物(ITSO)なども用いることができる。
第1電極708及び第2電極710の少なくとも一方は、透光性を有さない材料で形成されていてもよい。例えば、LiやCs等のアルカリ金属、およびMg、Ca、Sr等のアルカリ土類金属、これらを含む合金(Mg:Ag、Al:Li、Mg:Inなど)、およびこれらの化合物(CaF、Ca)の他、YbやEr等の希土類金属を用いることができる。
第4絶縁層711としては、第3絶縁層706と同様の材料を用いて形成することができる。
発光素子712は、EL層709と、それを挟む第1電極708及び第2電極710とによって構成される。第1電極708及び第2電極710の一方が陽極に相当し、他方が陰極に相当する。発光素子712は、陽極と陰極の間にしきい値電圧より大きい電圧が順バイアスで印加されると、陽極から陰極に電流が流れて発光する。
EL層709は、単数または複数の層で構成されている。複数の層で構成されている場合、これらの層は、キャリア輸送特性の観点から正孔注入層、正孔輸送層、発光層、電子輸送層、電子注入層などに分類することができる。なお各層の境目は必ずしも明確である必要はなく、互いの層を構成している材料が一部混合し、界面が不明瞭になっている場合もある。各層には、有機系の材料、無機系の材料を用いることが可能である。有機系の材料として、高分子系、中分子系、低分子系のいずれの材料も用いることが可能である。
EL層709は、正孔注入輸送層、発光層、電子注入輸送層など、機能の異なる複数の層を用いて構成することが好ましい。正孔注入輸送層は、ホール輸送性の有機化合物材料と、その有機化合物材料に対して電子受容性を示す無機化合物材料とを含む複合材料で形成することが好ましい。このような構成とすることで、本来内在的なキャリアをほとんど有さない有機化合物に多くのホールキャリアが発生し、極めて優れたホール注入性・輸送性が得られる。この効果により、従来よりも駆動電圧を低くすることができる。また、駆動電圧の上昇を招くことなく正孔注入輸送層を厚くすることができるため、ゴミ等に起因する発光素子の短絡も抑制することができる。
ホール輸送性の有機化合物材料としては、例えば、銅フタロシアニン(略称:CuPc)、4,4’,4’’−トリス[N−(3−メチルフェニル)−N−フェニルアミノ]トリフェニルアミン(略称:MTDATA)、1,3,5−トリス[N,N−ジ(m−トリル)アミノ]ベンゼン(略称:m−MTDAB)、N,N’−ジフェニル−N,N’−ビス(3−メチルフェニル)−1,1’−ビフェニル−4,4’−ジアミン(略称:TPD)、4,4’−ビス[N−(1−ナフチル)−N−フェニルアミノ]ビフェニル(略称:NPB)、4,4’−ビス{N−[4−ジ(m−トリル)アミノ]フェニル−N−フェニルアミノ}ビフェニル(略称:DNTPD)、などが挙げられるが、これらに限定されることはない。
電子受容性を示す無機化合物材料としては、酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化バナジウム、酸化モリブデン、酸化タングステン、酸化レニウム、酸化ルテニウム、酸化亜鉛などが挙げられる。特に酸化バナジウム、酸化モリブデン、酸化タングステン、酸化レニウムは真空蒸着が可能で扱いやすいため、好適である。
電子注入輸送層は、電子輸送性の有機化合物材料を用いて形成する。具体的には、トリス(8−キノリノラト)アルミニウム(略称:Alq)、トリス(4−メチル−8−キノリノラト)アルミニウム(略称:Almq)、ビス(2−メチル−8−キノリノラト)(4−フェニルフェノラト)アルミニウム(略称:BAlq)、バソキュプロイン(略称:BCP)、2−(4−ビフェニリル)−5−(4−tert−ブチルフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール(略称:PBD)、3−(4−ビフェニリル)−4−フェニル−5−(4−tert−ブチルフェニル)−1,2,4−トリアゾール(略称:TAZ)、などが挙げられるが、これらに限定されることはない。
EL層709は、9,10−ジ(2−ナフチル)アントラセン(略称:DNA)、9,10−ジ(2−ナフチル)−2−tert−ブチルアントラセン(略称:t−BuDNA)、4,4’−ビス(2,2−ジフェニルビニル)ビフェニル(略称:DPVBi)、クマリン30、クマリン6、クマリン545、クマリン545T、ルブレン、2,5,8,11−テトラ(tert−ブチル)ペリレン(略称:TBP)、9,10−ジフェニルアントラセン(略称:DPA)、5,12−ジフェニルテトラセン、4−(ジシアノメチレン)−2−メチル−[p−(ジメチルアミノ)スチリル]−4H−ピラン(略称:DCM1)、4−(ジシアノメチレン)−2−メチル−6−[2−(ジュロリジン−9−イル)エテニル]−4H−ピラン(略称:DCM2)などが挙げられる。また、ビス{2−[3’,5’−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ピリジナト−N,C2’}イリジウム(ピコリナート)(略称:Ir(CFppy)(pic))、トリス(2−フェニルピリジナト−N,C2’)イリジウム(略称:Ir(ppy))、ビス(2−フェニルピリジナト−N,C2’)イリジウム(アセチルアセトナート)(略称:Ir(ppy)(acac))、ビス[2−(2’−チエニル)ピリジナト−N,C3’]イリジウム(アセチルアセトナート)(略称:Ir(thp)(acac))、ビス(2−フェニルキノリナト−N,C2’)イリジウム(アセチルアセトナート)(略称:Ir(pq)(acac))、などの燐光を放出できる化合物用いることもできる。
また、EL層709は一重項励起発光材料と金属錯体などを含む三重項励起発光材料を用いても良い。例えば、赤色の発光性の画素、緑色の発光性の画素及び青色の発光性の画素のうち、輝度半減時間が比較的短い赤色の発光性の画素を三重項励起発光材料で形成し、他を一重項励起発光材料で形成する。三重項励起発光材料は発光効率が良いので、同じ輝度を得るのに消費電力が少なくて済むという特徴がある。すなわち、赤色画素に適用した場合、発光素子に流す電流量が少なくて済むので、信頼性を向上させることができる。低消費電力化として、赤色の発光性の画素と緑色の発光性の画素とを三重項励起発光材料で形成し、青色の発光性の画素を一重項励起発光材料で形成しても良い。人間の視感度が高い緑色の発光素子も三重項励起発光材料で形成することで、より低消費電力化を図ることができる。
EL層709は、発光波長帯の異なる発光層を画素毎に形成して、カラー表示を行う構成としても良い。典型的には、R(赤)、G(緑)、B(青)の各色に対応した発光層を形成する。この場合にも、画素の光放射側にその発光波長帯の光を透過するフィルターを設けた構成とすることで、色純度の向上や、画素部の鏡面化(映り込み)の防止を図ることができる。フィルターを設けることで、従来必要であるとされていた円偏光板などを省略することが可能となり、発光層から放射される光の損失を無くすことができる。さらに、斜方から画素部(表示画面)を見た場合に起こる色調の変化を低減することができる。
図36で示す構成の画素と外光強度検出手段とを組み合わせることで、発光素子の発光時間を変化させ表示画面の輝度を制御することができる。また、外光強度検出手段により発光素子の発光を制御することにより、無用に点灯時間が増大しりことがないので、表示パネルの消費電力の低減と、寿命時間を延ばすことができる。
なお、トランジスタとして、半導体層にポリシリコンを用いたものだけでなく、アモルファスシリコンを用いたものでもよい。
そこで、次に、トランジスタの半導体層にアモルファスシリコン(a−Si:H)膜を用いた場合について説明する。図37にはトップゲートのトランジスタ、図38及び図39にはボトムゲートのトランジスタの場合について示す。
アモルファスシリコンを半導体層に用いたトップゲート構造のトランジスタの断面を図37(a)に示す。に示すように、基板2801上に下地膜2802が形成されている。さらに下地膜2802上に画素電極2803が形成されている。また、画素電極2803と同層に同じ材料からなる第1の電極2804が形成されている。
基板はガラス基板、石英基板、セラミック基板などを用いることができる。また、下地膜2802としては、窒化アルミニウム(AlN)や酸化珪素(SiO2)、酸化窒化珪素(SiOxNy)などの単層やこれらの積層を用いることができる。
また、下地膜2802上に配線2805及び配線2806が形成され、画素電極2803の端部が配線2805で覆われている。配線2805及び配線2806の上部にN型の導電型を有するN型半導体層2807及びN型半導体層2808が形成されている。また、配線2806と配線2805の間であって、下地膜2802上に半導体層2809が形成されている。そして、半導体層2809の一部はN型半導体層2807及びN型半導体層2808上にまで延長されている。なお、この半導体層はアモルファスシリコン(a−Si:H)、微結晶半導体(μ−Si:H)等の非結晶性を有する半導体膜で形成されている。また、半導体層2809上にゲート絶縁膜2810が形成されている。また、ゲート絶縁膜2810と同層の同じ材料からなる絶縁膜2811が第1の電極2804上にも形成されている。なお、ゲート絶縁膜2810としては酸化珪素膜や窒化珪素膜などが用いられる。
また、ゲート絶縁膜2810上に、ゲート電極2812が形成されている。また、ゲート電極と同層に同じ材料でなる第2の電極2813が第1の電極2804上に絶縁膜2811を介して形成されている。第1の電極2804及び第2の電極2813で絶縁膜2811を挟まれた容量素子2819が形成されている。また、画素電極2803の端部、駆動トランジスタ2818及び容量素子2819を覆い、層間絶縁膜2814が形成されている。
層間絶縁膜2814及びその開口部に位置する画素電極2803上に有機化合物を含む層2815及び対向電極2816が形成され、画素電極2803と対向電極2816とで有機化合物を含む層2815が挟まれた領域では発光素子2817が形成されている。
また、図37(a)に示す第1の電極2804を図37(b)に示すように第1の電極2820で形成してもよい。第1の電極2820は配線2805及び2806と同層の同一材料で形成されている。
また、アモルファスシリコンを半導体層に用いたボトムゲート構造のトランジスタを用いた表示装置のパネルの部分断面を図38に示す。
基板2901上に下地膜2902が形成されている。さらに下地膜2902上にゲート電極2903が形成されている。また、ゲート電極と同層に同じ材料からなる第1の電極2904が形成されている。ゲート電極2903の材料にはリンが添加された多結晶シリコンを用いることができる。多結晶シリコンの他に、金属とシリコンの化合物であるシリサイドでもよい。
また、ゲート電極2903及び第1の電極2904を覆うようにゲート絶縁膜2905が形成されている。ゲート絶縁膜2905としては酸化珪素膜や窒化珪素膜などが用いられる。
また、ゲート絶縁膜2905上に、半導体層2906が形成されている。また、半導体層2906と同層に同じ材料からなる半導体層2907が形成されている。
基板はガラス基板、石英基板、セラミック基板などを用いることができる。また、下地膜2902としては、窒化アルミニウム(AlN)や酸化珪素(SiO2)、酸化窒化珪素(SiOxNy)などの単層やこれらの積層を用いることができる。
半導体層2906上にはN型の導電性を有するN型半導体層2908、2909が形成され、半導体層2907上にはN型半導体層2910が形成されている。
N型半導体層2908、2909上にはそれぞれ配線2911、2912が形成され、N型半導体層2910上には配線2911及び2912と同層の同一材料からなる導電層2913が形成されている。
半導体層2907、N型半導体層2910及び導電層2913からなる第2の電極が構成される。なお、この第2の電極と第1の電極2904でゲート絶縁膜2905を挟み込んだ構造の容量素子2920が形成されている。
また、配線2911の一方の端部は延在し、その延在した配線2911上部に接して画素電極2914が形成されている。
また、画素電極2914の端部、駆動トランジスタ2919及び容量素子2920を覆うように絶縁物2915が形成されている。
画素電極2914及び絶縁物2915上には有機化合物を含む層2916及び対向電極2917が形成され、画素電極2914と対向電極2917とで有機化合物を含む層2916が挟まれた領域では発光素子2918が形成されている。
容量素子の第2の電極の一部となる半導体層2907及びN型半導体層2910は設けなくても良い。つまり第2の電極は導電層2913とし、第1の電極2904と導電層2913でゲート絶縁膜が挟まれた構造の容量素子としてもよい。
なお、図38(a)において、配線2911を形成する前に画素電極2914を形成することで、図38(b)に示すような、画素電極2914からなる第2の電極2921と第1の電極2904でゲート絶縁膜2905が挟まれた構造の容量素子2922を形成することができる。
なお、図38では、逆スタガ型のチャネルエッチ構造のトランジスタについて示したが、もちろんチャネル保護構造のトランジスタでも良い。チャネル保護構造のトランジスタの場合について、図39(a)、(b)を用いて説明する。
図39(a)に示すチャネル保護型構造のトランジスタは図38(a)に示したチャネルエッチ構造の駆動トランジスタ2919の半導体層2906のチャネルが形成される領域上にエッチングのマスクとなる絶縁物3001が設けられている点が異なり、他の共通しているところは共通の符号を用いている。
また、同様に、図39(b)に示すチャネル保護型構造のトランジスタは図38(b)に示したチャネルエッチ構造の駆動トランジスタ2919の半導体層2906のチャネルが形成される領域上にエッチングのマスクとなる絶縁物3001が設けられている点が異なり、他の共通しているところは共通の符号を用いている。
本発明の画素を構成するトランジスタの半導体層(チャネル形成領域やソース領域やドレイン領域など)に非晶質半導体膜を用いることで、製造コストを削減することができる。例えば、図6や図36に示す画素構成を用いることで非晶質半導体膜を適用することが可能である。
なお、本発明の画素構成の適用することができるトランジスタの構造や、容量素子の構造は上述した構成に限られず、さまざまな構成のトランジスタの構造や、容量素子の構造のものを用いることができる。
なお、本実施の形態で述べた内容は、実施の形態1〜8で述べた内容と自由に組み合わせて実施することができる。
(実施の形態10)
外光の強度を検出する光センサは表示装置の一部み組み込まれていても良い。この光センサは部品として表示装置に実装されていても良いし、表示パネルに一体形成されていても良い。表示パネルに一体形成されている場合には、表示面を光センサの受光面として併用することができ、意匠上すぐれた効果を発揮する。すなわち表示装置に光センサが付属していることを意識させることなく、その外光強度に基づく階調制御を行うことができる。
図40は表示パネル上に光センサを一体形成する一態様を示す図である。なお、図40では、エレクトロルミネセンスによる発光をする発光素子とその動作を制御するTFTで画素を構成する場合を示している。
図40は、透光性を有する基板8800上に形成された駆動用TFT8801、透光性材料により形成された第1の電極(画素電極)8802、EL層8803及び透光性材料により形成された第2の電極(対向電極)8804が設けられている。第1の電極(画素電極)8802は、絶縁膜8841の上に形成されている。発光素子8825は上方(矢印方向)に発光する。そして、第2の電極8804上に形成された絶縁膜8812上に、p型層8831、実質的に真性なi型層8832及びn型層8833の積層体からなる光電変換素子8838と、p型層8831に接続された電極8830、n型層8833に接続された電極8834が設けられる。なお、光電変換素子8838は、絶縁膜8841の上に形成されていてもよい。
本実施例では光センサ素子として光電変換素子8838を用いる。発光素子8825及び光電変換素子8838は同一の基板8800上に形成されており、発光素子8825から発せられる光は、映像を構成し、ユーザーが視認する。一方、光電変換素子は外光を検出し、検出信号をコントローラに送る役割を持つ。このようにして、発光素子と光センサ(光電変換素子)を同一基板上に形成でき、セットの小型化に貢献できる。
なお、本実施の形態で述べた内容は、実施の形態1〜5で述べた内容と自由に組み合わせて実施することができる。
(実施の形態10) 本実施の形態では、実施の形態1から実施の形態9までで述べた駆動方法を制御するハードウェアについて述べる。
大まかな構成図を図26に示す。基板2701の上に、画素配列2704が配置されている。ソースドライバ2706やゲートドライバ2705が配置されている場合が多い。それ以外にも、電源回路やプリチャージ回路やタイミング生成回路などが配置されていることもある。また、ソースドライバ2706やゲートドライバ2705が配置されていない場合もある。その場合は、基板2701に配置されていないものは、ICに形成されることが多い。そのICは、基板2701の上に、COG(Chip On Glass)によって配置されている場合も多い。あるいは、周辺回路基板2702と基板2701とを接続する接続基板2707の上に、ICが配置される場合もある。
周辺回路基板2702には、信号2703が入力される。そして、コントローラ2708が制御して、メモリ2709やメモリ2710などに信号が保存される。信号2703がアナログ信号の場合は、アナログ・デジタル変換を行った後、そして、メモリ2709やメモリ2710などに保存されることが多い。そして、コントローラ2708がメモリ2709やメモリ2710などに保存された信号を用いて、基板2701に信号を出力する。
実施の形態1から実施の形態9までで述べた駆動方法を実現するために、コントローラ2708が、各種のパルス信号などを制御して、基板2701に信号を出力する。
なお、本実施の形態で述べた内容は、実施の形態1〜9で述べた内容と自由に組み合わせて実施することができる。
(実施の形態12)
本発明の表示装置、およびその駆動方法を用いた表示装置を表示部に有する携帯電話の構成例について図27を用いて説明する。
表示パネル5410はハウジング5400に脱着自在に組み込まれる。ハウジング5400は表示パネル5410のサイズに合わせて、形状や寸法を適宜変更することができる。表示パネル5410を固定したハウジング5400はプリント基板5401に嵌入されモジュールとして組み立てられる。
表示パネル5410はFPC5411を介してプリント基板5401に接続される。プリント基板5401には、スピーカ5402、マイクロフォン5403、送受信回路5404、CPU及びコントローラなどを含む信号処理回路5405が形成されている。このようなモジュールと、入力手段5406、バッテリ5407を組み合わせ、筐体5409に収納する。表示パネル5410の画素部は筐体5412に形成された開口窓から視認できように配置する。
表示パネル5410は、画素部と一部の周辺駆動回路(複数の駆動回路のうち動作周波数の低い駆動回路)を基板上にTFTを用いて一体形成し、一部の周辺駆動回路(複数の駆動回路のうち動作周波数の高い駆動回路)をICチップ上に形成し、そのICチップをCOG(Chip On Glass)で表示パネル5410に実装しても良い。あるいは、そのICチップをTAB(Tape Auto Bonding)やプリント基板を用いてガラス基板と接続してもよい。なお、一部の周辺駆動回路を基板上に画素部と一体形成し、他の周辺駆動回路を形成したICチップをCOG等で実装した表示パネルの構成は図28(a)に一例を示してある。なお、図28(A)の表示パネルは、基板5300、信号線駆動回路5301、画素部5302、第1の走査線駆動回路5303、第2の走査線駆動回路5304、FPC5305、ICチップ5306、ICチップ5307、封止基板5308、シール材5309を有し、ICチップに形成された信号線駆動回路5301がCOG等で実装されている。このような構成とすることで、表示装置の低消費電力を図り、携帯電話機の一回の充電による使用時間を長くすることができる。また、携帯電話機の低コスト化を図ることができる。
また、走査線や信号線に設定する信号をバッファによりインピーダンス変換することで、1行毎の画素の書き込み時間を短くすることができる。よって高精細な表示装置を提供することができる。
また、さらに消費電力の低減を図るため、基板上にTFTを用いて画素部を形成し、全ての周辺駆動回路をICチップ上に形成し、そのICチップをCOG(Chip On Glass)などで表示パネルに実装しても良い。
そして、本発明の表示装置を用いることにより、コントラストの高い綺麗な画像で見ることが出来る。
また、本実施例に示した構成は携帯電話の一例であって、本発明の表示装置はこのような構成の携帯電話に限られす様々な構成の携帯電話に適用することができる。
(実施の形態13)
図29は表示パネル5701と、回路基板5702を組み合わせたELモジュールを示している。表示パネル5701は画素部5703、走査線駆動回路5704及び信号線駆動回路5705を有している。回路基板5702には、例えば、コントロール回路5706や信号分割回路5707などが形成されている。表示パネル5701と回路基板5702は接続配線5708によって接続されている。接続配線にはFPC等を用いることができる。
コントロール回路5706が、実施の形態7における、コントローラ2708やメモリ2709やメモリ2710などに相当する。主に、コントロール回路5706において、サブフレームの出現順序などを制御している。
表示パネル5701は、画素部と一部の周辺駆動回路(複数の駆動回路のうち動作周波数の低い駆動回路)を基板上にTFTを用いて一体形成し、一部の周辺駆動回路(複数の駆動回路のうち動作周波数の高い駆動回路)をICチップ上に形成し、そのICチップをCOG(Chip On Glass)などで表示パネル5701に実装するとよい。あるいは、そのICチップをTAB(Tape Auto Bonding)やプリント基板を用いて表示パネル5701に実装しても良い。なお、一部の周辺駆動回路を基板上に画素部と一体形成し、他の周辺駆動回路を形成したICチップをCOG等で実装した構成は図28(a)に一例を示してある。このような構成とすることで、表示装置の低消費電力を図り、携帯電話機の一回の充電による使用時間を長くすることができる。また、携帯電話機の低コスト化を図ることができる。
また、走査線や信号線に設定する信号をバッファによりインピーダンス変換することで、1行毎の画素の書き込み時間を短くすることができる。よって高精細な表示装置を提供することができる。
また、さらに消費電力の低減を図るため、ガラス基板上にTFTを用いて画素部を形成し、全ての信号線駆動回路をICチップ上に形成し、そのICチップをCOG(Chip On Glass)表示パネルに実装してもよい。
なお、基板上にTFTを用いて画素部を形成し、全ての周辺駆動回路をICチップ上に形成し、そのICチップをCOG(Chip On Glass)で表示パネルに実装するとよい。なお、基板上に画素部を形成し、その基板上に信号線駆動回路を形成したICチップをCOG等で実装した構成は図28(b)に一例を示してある。なお、図28(B)の表示パネルは、基板5310、信号線駆動回路5311、画素部5312、第1の走査線駆動回路5313、第2の走査線駆動回路5314、FPC5315、ICチップ5316、ICチップ5317、封止基板5318、シール材5319を有し、ICチップに形成された信号線駆動回路5311、第1の走査線駆動回路5313及び第2の走査線駆動回路5314がCOG等で実装されている。
このELモジュールによりELテレビ受像機を完成させることができる。図30は、ELテレビ受像機の主要な構成を示すブロック図である。チューナ5801は映像信号と音声信号を受信する。映像信号は、映像信号増幅回路5802と、そこから出力される信号を赤、緑、青の各色に対応した色信号に変換する映像信号処理回路5803と、その映像信号を駆動回路の入力仕様に変換するためのコントロール回路5706により処理される。コントロール回路5706は、走査線側と信号線側にそれぞれ信号が出力する。デジタル駆動する場合には、信号線側に信号分割回路5707を設け、入力デジタル信号をm個に分割して供給する構成としても良い。
チューナ5801で受信した信号のうち、音声信号は音声信号増幅回路5804に送られ、その出力は音声信号処理回路5805を経てスピーカー5806に供給される。制御回路5807は受信局(受信周波数)や音量の制御情報を入力部5808から受け、チューナ5801や音声信号処理回路5805に信号を送出する。
ELモジュールを筐体に組みこんで、テレビ受像機を完成させることができる。ELモジュールにより、表示部が形成される。また、スピーカー、ビデオ入力端子などが適宜備えられている。
勿論、本発明はテレビ受像機に限定されず、パーソナルコンピュータのモニタをはじめ、鉄道の駅や空港などにおける情報表示盤や、街頭における広告表示盤など特に大面積の表示媒体として様々な用途に適用することができる。
このように、本発明の表示装置を用いることにより、コントラストの高い綺麗な画像で見ることが出来る。
なお、本実施の形態で述べた内容は、実施の形態1〜13で述べた内容と自由に組み合わせて実施することができる。
(実施の形態14)
本実施の形態では、光センサやアンプの例を示す。
図44に、基本的な構成図を示す。光電変換素子3601に光が照射され、照度に応じて電流が流れる。その電流を電流電圧変換回路3902で電圧信号に変換する。このように、光電変換素子3601と電流電圧変換回路3902とで光センサ113が構成される。そして、光センサ113から出力された信号は、アンプ114へ入力される。図44では、オペアンプを用いた電圧フォロワ回路を示した。ただし、これに限定されない。
電流電圧変換回路3902の例としては、図41に示すように、抵抗素子3602を用いればよい。ただし、これに限定されない。オペアンプを用いて、回路を構成してもよい。
図44、図41では、光電変換素子3601に流れる電流を用いていたが、この電流を増幅してもよい。例えば、図42に示すように、カレントミラー回路3703を用いて、電流電圧変換回路である抵抗素子3702に流れる電流を大きくしてもよい。その結果、光に対する感度が向上したり、ノイズに対する耐性が向上したりさせることができる。
また、図43のように、光電変換素子3601とカレントミラー回路3803とに流れる電流をすべて電流電圧変換回路3802に流すようにして、さらに、光に対する感度が向上したり、ノイズに対する耐性が向上したりしてもよい。また、このようにすることにより、光電変換素子3601に接続される配線とカレントミラー回路の出力とを1つにすることが出来るため、接続端子を減らすことが出来る。
なお、本実施の形態で述べた内容は、実施の形態1〜14で述べた内容と自由に組み合わせて実施することができる。
(実施の形態15)
本発明は様々な電子機器に適用することができる。具体的には電子機器の表示部に適用することができる。そのような電子機器として、ビデオカメラ、デジタルカメラ等のカメラ、ゴーグル型ディスプレイ、ナビゲーションシステム、音響再生装置(カーオーディオ、オーディオコンポ等)、コンピュータ、ゲーム機器、携帯情報端末(モバイルコンピュータ、携帯電話、携帯型ゲーム機又は電子書籍等)、記録媒体を備えた画像再生装置(具体的にはDigital Versatile Disc(DVD)等の記録媒体を再生し、その画像を表示しうる発光装置を備えた装置)などが挙げられる。
図31(A)は発光装置であり、筐体35001、支持台35002、表示部35003、スピーカー部35004、ビデオ入力端子35005等を含む。本発明の表示装置を表示部35003に用いることができる。なお、発光装置は、パーソナルコンピュータ用、テレビジョン放送受信用、広告表示用などの全ての情報表示用発光装置が含まれる。本発明の表示装置を表示部35003に用いた発光装置は、コントラストの高い綺麗な画像で見ることが可能となる。
図31(B)はカメラであり、本体35101、表示部35102、受像部35103、操作キー35104、外部接続ポート35105、シャッター35106等を含む。
本発明を表示部35102に用いたデジタルカメラは、コントラストの高い綺麗な画像で見ることが可能となる。
図31(C)はコンピュータであり、本体35201、筐体35202、表示部35203、キーボード35204、外部接続ポート35205、ポインティングマウス35206等を含む。本発明を表示部35203に用いたコンピュータは、コントラストの高い綺麗な画像で見ることが可能となる。
図31(D)はモバイルコンピュータであり、本体35301、表示部35302、スイッチ35303、操作キー35304、赤外線ポート35305等を含む。本発明を表示部35302に用いたモバイルコンピュータは、コントラストの高い綺麗な画像で見ることが可能となる。
図31(E)は記録媒体を備えた携帯型の画像再生装置(具体的にはDVD再生装置)であり、本体35401、筐体35402、表示部A35403、表示部B35404、記録媒体(DVD等)読み込み部35405、操作キー35406、スピーカー部35407等を含む。表示部A35403は主として画像情報を表示し、表示部B35404は主として文字情報を表示することができる。本発明を表示部A35403や表示部B35404に用いた画像再生装置は、コントラストの高い綺麗な画像で見ることが可能となる。
図31(F)はゴーグル型ディスプレイであり、本体35501、表示部35502、アーム部35503を含む。本発明を表示部35502に用いたゴーグル型ディスプレイは、コントラストの高い綺麗な画像で見ることが可能となる。
図31(G)はビデオカメラであり、本体35601、表示部35602、筐体35603、外部接続ポート35604、リモコン受信部35605、受像部35606、バッテリー35607、音声入力部35608、操作キー35609、接眼部35610等を含む。本発明を表示部35602に用いたビデオカメラは、コントラストの高い綺麗な画像で見ることが可能となる。
図31(H)は携帯電話機であり、本体35701、筐体35702、表示部35703、音声入力部35704、音声出力部35705、操作キー35706、外部接続ポート35707、アンテナ35708等を含む。本発明を表示部35703に用いた携帯電話機は、コントラストの高い綺麗な画像で見ることが可能となる。
以上の様に、本発明の適用範囲は極めて広く、あらゆる分野の電子機器に用いることが可能である。また本実施の形態の電子機器は、実施の形態1〜14に示したいずれの構成の表示装置を用いても良い。
本発明の表示装置の構成を説明する図。 本発明の表示装置の構成を説明する図。 本発明の表示装置の構成を説明する図。 本発明の表示装置の構成を説明する図。 本発明の表示装置の構成を説明する図。 本発明の表示装置の構成を説明する図。 本発明の表示装置の駆動方法を説明する図。 本発明の表示装置の駆動方法を説明する図。 本発明の表示装置の駆動方法を説明する図。 本発明の表示装置の駆動方法を説明する図。 本発明の表示装置の構成を説明する図。 本発明の表示装置の構成を説明する図。 本発明の表示装置の構成を説明する図。 本発明の表示装置の駆動方法を説明する図。 本発明の表示装置の駆動方法を説明する図。 本発明の表示装置の駆動方法を説明する図。 本発明の表示装置の駆動方法を説明する図。 本発明の表示装置の駆動方法を説明する図。 本発明の表示装置の駆動方法を説明する図。 本発明の表示装置の駆動方法を説明する図。 本発明の表示装置の構成を説明する図。 本発明の表示装置の構成を説明する図。 本発明の表示装置の構成を説明する図。 本発明の表示装置の構成を説明する図。 本発明の表示装置の構成を説明する図。 本発明の表示装置の構成を説明する図。 本発明が適用される電子機器を説明する図。 本発明の表示装置の構成を説明する図。 本発明の表示装置の構成を説明する図。 本発明の表示装置の構成を説明する図。 本発明が適用される電子機器を説明する図。 本発明の表示装置の構成を説明する図。 本発明の表示装置の構成を説明する図。 本発明の表示装置の構成を説明する図。 本発明の表示装置の構成を説明する図。 本発明の表示装置の構成を説明する図。 本発明の表示装置の構成を説明する図。 本発明の表示装置の構成を説明する図。 本発明の表示装置の構成を説明する図。 本発明の表示装置の構成を説明する図。 光センサやアンプの例。 光センサやアンプの例。 光センサやアンプの例。 光センサやアンプの例。
符号の説明
101 画素配列
102 ソースドライバ
103 シフトレジスタ
104 回路
105 デジタルデータ処理回路
106 ビデオ信号
107 表示モード制御信号
108 ビデオ信号線
109 表示モード制御信号線
110 ゲートドライバ
113 光センサ
114 アンプ
116 光センサ
117 コントローラ
201 サンプリングスイッチ
202 サンプリングスイッチ
203 モード選択用スイッチ
204 モード選択用スイッチ
205 モード選択用スイッチ
206 モード選択用スイッチ
207 回路
208 回路
209 出力制御スイッチ
211 ラッチ信号
220 画素
221 電源線
222 対向電極
401 ゲート信号線
402 ソース信号線
403 電源線
404 選択用トランジスタ
405 保持容量
406 駆動用トランジスタ
407 発光素子
407A 電極
408 対向電極
501 入力
502 制御線
503 出力
511 入力
513 出力
521 入力
523 出力
545 クマリン
601 駆動トランジスタ
602 発光素子
603 配線
604 配線
700 基板
701 下地層
702 半導体層
703 絶縁層
704 ゲート電極
705 絶縁層
706 絶縁層
707 配線
708 電極
709 EL層
710 第2電極
711 絶縁層
712 発光素子
749 絶縁層
750 TFT
751 容量部
752 半導体層
754 導電層
1101 ゲート線
1104 消去トランジスタ
1201 ゲート線
1204 消去ダイオード
1304 トランジスタ
2101 表示モード切替制御回路
2102 配線
2103 スイッチ
2104 スイッチ
2105 電源
2205 可変電圧
2301 レベル制御回路
2401 レベルシフタ
2701 基板
2702 周辺回路基板
2703 信号
2704 画素配列
2705 ゲートドライバ
2706 ソースドライバ
2707 接続基板
2708 コントローラ
2709 メモリ
2710 メモリ
2801 基板
2802 下地膜
2803 画素電極
2804 電極
2805 配線
2806 配線
2807 N型半導体層
2808 N型半導体層
2809 半導体層
2810 ゲート絶縁膜
2811 絶縁膜
2812 ゲート電極
2813 電極
2814 層間絶縁膜
2815 層
2816 対向電極
2817 発光素子
2818 駆動トランジスタ
2819 容量素子
2820 電極
2901 基板
2902 下地膜
2903 ゲート電極
2904 電極
2905 ゲート絶縁膜
2906 半導体層
2907 半導体層
2908 N型半導体層
2910 N型半導体層
2911 配線
2913 導電層
2914 画素電極
2915 絶縁物
2916 層
2917 対向電極
2918 発光素子
2919 駆動トランジスタ
2920 容量素子
2921 電極
2922 容量素子
3001 絶縁物
3101 駆動トランジスタ
3102 スイッチ
3103 スイッチ
3104 容量素子
3105 容量素子
3106 スイッチ
3107 スイッチ
3111 ソース信号線
3112 配線
3116 電源線
3203 スイッチ
3301 駆動トランジスタ
3302 スイッチ
3304 スイッチ
3305 容量素子
3306 スイッチ
3311 ソース信号線
3316 電源線
3401 トランジスタ
3421 トランジスタ
3601 光電変換素子
3602 抵抗素子
3702 抵抗素子
3703 カレントミラー回路
3802 電流電圧変換回路
3803 カレントミラー回路
3902 電流電圧変換回路
5300 基板
5301 信号線駆動回路
5302 画素部
5303 走査線駆動回路
5304 走査線駆動回路
5305 FPC
5308 基板
5310 基板
5311 信号線駆動回路
5312 画素部
5313 走査線駆動回路
5314 走査線駆動回路
5315 FPC
5318 基板
5401 プリント基板
5402 スピーカ
5403 マイクロフォン
5404 送受信回路
5405 信号処理回路
5406 入力手段
5407 バッテリ
5409 筐体
5410 表示パネル
5411 FPC
5412 筐体
5400 ハウジング
5701 表示パネル
5702 回路基板
5703 画素部
5704 走査線駆動回路
5705 信号線駆動回路
5706 コントロール回路
5707 信号分割回路
5708 接続配線
5801 チューナ
5802 映像信号増幅回路
5803 映像信号処理回路
5804 音声信号増幅回路
5805 音声信号処理回路
5806 スピーカー
5807 制御回路
5808 入力部
8800 基板
8801 駆動用TFT
8802 電極(画素電極)
8803 EL層
8804 電極
8812 絶縁膜
8825 発光素子
8830 電極
8831 p型層
8832 i型層
8833 n型層
8834 電極
8838 光電変換素子
8841 絶縁膜
35001 筐体
35002 支持台
35003 表示部
35004 スピーカー部
35005 ビデオ入力端子
35101 本体
35102 表示部
35103 受像部
35104 操作キー
35105 外部接続ポート
35106 シャッター
35201 本体
35202 筐体
35203 表示部
35204 キーボード
35205 外部接続ポート
35206 ポインティングマウス
35301 本体
35302 表示部
35303 スイッチ
35304 操作キー
35305 赤外線ポート
35401 本体
35402 筐体
35403 表示部A
35404 表示部B
35405 部
35406 操作キー
35407 スピーカー部
35501 本体
35502 表示部
35503 アーム部
35601 本体
35602 表示部
35603 筐体
35604 外部接続ポート
35605 リモコン受信部
35606 受像部
35607 バッテリー
35608 音声入力部
35609 操作キー
35610 接眼部
35701 本体
35702 筐体
35703 表示部
35704 音声入力部
35705 音声出力部
35706 操作キー
35707 外部接続ポート
35708 アンテナ

Claims (6)

  1. 複数の画素がマトリクス状に配置された表示装置であって、
    前記表示装置は、ソースドライバとゲートドライバとを有し、
    前記ソースドライバは、外光強度に応じて、デジタル値とアナログ値のいずれか一つの信号を、前記画素に供給する回路を有していることを特徴とする表示装置。
  2. 複数の画素がマトリクス状に配置された表示装置であって、
    前記表示装置は、少なくとも第1及び第2の表示モードを有し、
    前記第1の表示モードにおいて、前記画素にアナログ信号が供給され、
    前記第2の表示モードにおいて、前記画素にデジタル信号が供給され
    外光強度に応じて表示モードが切り替わることを特徴とする表示装置。
  3. 複数の画素がマトリクス状に配置された表示装置であって、
    前記表示装置は、少なくとも第1及び第2の表示モードを有し、
    前記画素は、発光素子を有し
    前記第1の表示モードにおいて、前記画素にアナログ信号が供給され、
    前記第2の表示モードにおいて、前記画素にデジタル信号が供給され、
    外光強度に応じて表示モードが切り替わり、
    前記発光素子に供給する電圧が、前記第1の表示モードと前記第2の表示モードとで異なることを特徴とする表示装置。
  4. 複数の画素がマトリクス状に配置された表示装置であって、
    前記表示装置は、少なくとも第1及び第2の表示モードを有し、
    前記画素は、発光素子とトランジスタとを有し、
    前記発光素子の第1の電極と、前記トランジスタのソース電極またはドレイン電極の一方とが接続され
    前記第1の表示モードにおいて、前記画素にアナログ信号が供給され、
    前記第2の表示モードにおいて、前記画素にデジタル信号が供給され、
    外光強度に応じて表示モードが切り替わり、
    前記発光素子の第2の電極と、前記トランジスタのソース電極またはドレイン電極の他方との間の電圧は、前記第1の表示モードと前記第2の表示モードとで異なることを特徴とする表示装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項において、前記表示装置がELディスプレイであることを特徴とする表示装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項の表示装置を搭載した電子機器。
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