JP2006349877A - 光コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】受光用と投光用の2本の光ファイバが接続される光コネクタにおいて、部品点数を削減し、実装タクトを縮減できると共にコストを低減できる。
【解決手段】光コネクタ1は、フォトダイオード31を透明樹脂33によりモールドした受光側レンズブロック2Aと、発光ダイオード34を透明樹脂33によりモールドした投光側レンズブロック2Bと、フォトダイオード31からの信号を処理する回路が形成された受光側基板3Aと、発光ダイオード34を発光させるための信号を処理する回路が形成された投光側基板3Bと、ハウジング4とを備える。ハウジング4は、受光用光ファイバ11を接続するための受光用スリーブ22と、送光用光ファイバ12を接続するための送光用スリーブ23を有する。受光側基板3Aと投光側基板3Bは一体になっており、一体になった受光側基板3A及び投光側基板3Bをハウジング4内に収納する。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば通信分野などにおいて用いられ、光ファイバから受光した光信号を電気信号に変換し、また、電気信号を光信号に変換して光ファイバにて送光する光コネクタに関するものである。
従来から、光コネクタにおいて、受光用と送光用の2本の光ファイバが接続され、受光用の光ファイバから受光した光信号を電気信号に変換し、また、電気信号を光信号に変換して送光用の光ファイバにて送光するものがある。
この種の光コネクタは、図7(a)(b)(c)に示す構成のものが知られている。この光コネクタ60は、ハウジング61、シールドケース62、受光側レンズブロック63、受光側基板64、投光側レンズブロック65、及び投光側基板66により構成されており、受光用光ファイバ101と送光用光ファイバ102の2本の光ファイバが接続されるようになっている。受光用光ファイバ101及び送光用光ファイバ102は、例えば、プラグ103により受光用光ファイバ101と送光用光ファイバ102を一体的に保持した形態のものが用いられる。
ハウジング61は、金属、導電性樹脂、あるいは成型品(鍍金されている場合もある)により成形されている。このハウジング61は、隔壁により2分された2つの室71、72を有しており、一方の室71内に受光側レンズブロック63及び受光側基板64が収納され、他方の室72に投光側レンズブロック65及び投光側基板66が収納されている。
また、ハウジング61は、受光用光ファイバ101を接続するための受光用スリーブ73と、送光用光ファイバ102を接続するための送光用スリーブ74とを有している。受光用スリーブ73には、ハウジング61の一方の室71内とハウジング61の外部とを連通する貫通口73aが形成されており、送光用スリーブ74には、ハウジング61の他方の室72内とハウジング61の外部とを連通する貫通口74aが形成されている。
受光用光ファイバ101は、受光用光ファイバ101末端のフェルール104を受光用スリーブ73の貫通口73aに挿入することにより、光コネクタ60に接続され、送光用光ファイバ102は、送光用光ファイバ102末端のフェルール105を送光用スリーブ74の貫通口74aに挿入することにより、光コネクタ60に接続される。
シールドケース62は、板金により形成されている。このシールドケース62は、隔壁により2分された2つの室75、76を有しており、ハウジング61の室71内に収納された受光側レンズブロック63及び受光側基板64を覆うと共に、ハウジング61の室72に収納された投光側レンズブロック65及び投光側基板66を覆うように、ハウジング61の外周に装着されている。
受光側レンズブロック63は、リードフレームである金属パッケージ端子81の先端平坦部に、受光用の光電素子であるフォトダイオード82を実装し、これら金属パッケージ端子81及びフォトダイオード82を透明樹脂83によりモールドしたものである。
受光側基板64は、導電パターン(不図示)を形成したプリント回路基板84に、フォトダイオード82からの電気信号を処理する受光側信号処理用のチップIC85やノイズカット用コンデンサ86などを実装したものである。チップIC85には、フォトダイオード82の入出力信号を処理する信号処理回路(例えば増幅回路)などが形成されている。チップIC85は、ワイヤ又は半田付け(不図示)により、プリント回路基板84に形成された導電パターンに電気的に接続されている。
プリント回路基板84には、受光側レンズブロック63の金属パッケージ端子81が半田付けにより電気的に接続されており、これにより、チップIC85は、プリント回路基板84に形成された導電パターン及び金属パッケージ端子81を介して、フォトダイオード82と電気的に接続されている。また、プリント回路基板84には、電気信号の入出力用端子88が半田付けにより電気的に接続されており、これにより、チップIC85は、プリント回路基板84に形成された導電パターンを介して、入出力用端子88と電気的に接続されている。
受光側レンズブロック63及び受光側基板64は、ハウジング61の室71内に収納されて、封止樹脂89により樹脂封止されており、電気信号の入出力用端子88がハウジング61及び封止樹脂89から露出されている。受光側レンズブロック63のフォトダイオード82は、受光用スリーブ73の貫通口73aに臨んでおり、受光用スリーブ73の貫通口73aに挿入された受光用光ファイバ101と光学的に結合される。
投光側レンズブロック65は、リードフレームである金属パッケージ端子91の先端平坦部に、投光用の光電素子である発光ダイオード92を実装し、これら金属パッケージ端子91及び発光ダイオード92を透明樹脂93によりモールドしたものである。
投光側基板66は、導電パターン(不図示)を形成したプリント回路基板94に、発光ダイオード92を発光させるための電気信号を処理する投光側信号処理用のチップIC95などを実装したものである。チップIC95には、発光ダイオード92の入出力信号を処理する信号処理回路などが形成されている。チップIC95は、ワイヤ又は半田付け(不図示)により、プリント回路基板94に形成された導電パターンに電気的に接続されている。
プリント回路基板94には、投光側レンズブロック65の金属パッケージ端子91が半田付けにより電気的に接続されており、これにより、チップIC95は、プリント回路基板94に形成された導電パターン及び金属パッケージ端子91を介して、発光ダイオード92と電気的に接続されている。また、プリント回路基板94には、電気信号の入出力用端子98が半田付けにより電気的に接続されており、これにより、チップIC95は、プリント回路基板94に形成された導電パターンを介して、入出力用端子98と電気的に接続されている。
投光側レンズブロック65及び投光側基板66は、ハウジング61の室72内に収納されて、封止樹脂99により樹脂封止されており、電気信号の入出力用端子98がハウジング61及び封止樹脂99から露出されている。投光側レンズブロック65の発光ダイオード92は、送光用スリーブ74の貫通口74aに臨んでおり、送光用スリーブ74の貫通口74aに挿入された送光用光ファイバ102と光学的に結合される。
このような光コネクタ60は、以下のようにして製造される。まず、受光側レンズブロック63を受光側基板64に実装することにより、受光側レンズブロック63と受光側基板64が一体となった受光側モジュールを作製し、また、投光側レンズブロック65を投光側基板66に実装することにより、投光側レンズブロック65と投光側基板66が一体となった投光側モジュールを作製する。
そして、シールドケース62をハウジング61に装着した後、受光側モジュール(すなわち一体となった受光側レンズブロック63と受光側基板64)をハウジング61の室71内に収納して、受光側モジュールを封止樹脂89によりハウジング61の室71内に樹脂封止する。また、投光側モジュール(すなわち一体となった投光側レンズブロック65と投光側基板66)をハウジング61の室72内に収納して、投光側モジュールを封止樹脂99によりハウジング61の室71内に樹脂封止する。これにより、光コネクタ1が完成する。
また、光信号を双方向に伝送する1芯の光ファイバを接続して、光ファイバと電気回路の間で信号の授受を行うようにした1芯双方向型の光伝送モジュールが知られている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載の光伝送モジュールでは、受光素子上に発光素子が搭載されて一体化された受発光素子を有しており、この受発光素子が配線基板に実装され、これら受発光素子及び配線基板がハウジング内に収納されている。
特開2003−66286号公報
しかしながら、上述した従来の受光用と投光用の2本の光ファイバが接続される光コネクタにおいては、受光側基板と投光側基板が別体である、又は、受光側レンズブロックと投光側レンズブロックが別体であるなど、部品点数が多く、このため、実装タスクが多くなり、コストも高くなる。なお、上述した特許文献1に記載の光伝送モジュールは、受光用光ファイバと送光用光ファイバの2本の光ファイバを接続する構成のものではなく、この光伝送モジュールのハウジングは、受光用光ファイバを接続するための受光用スリーブと送光用光ファイバを接続するための送光用スリーブの2つのスリーブを有していない。従って、この特許文献1に開示の内容を適用したとしても、上記の課題を解決することはできない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、受光用と投光用の2本の光ファイバが接続される光コネクタにおいて、部品点数を削減し、実装タクトを縮減できると共にコストを低減できる光コネクタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、受光素子及び該受光素子が実装されるリードフレームを透明樹脂によりモールドした受光側レンズブロックと、発光素子及び該発光素子が実装されるリードフレームを透明樹脂によりモールドした投光側レンズブロックと、これら受光側レンズブロック及び投光側レンズブロックを収納するハウジングとを備え、ハウジングは、受光側レンズブロックに光を導光する光ファイバを接続するための受光用スリーブ、及び投光側レンズブロックからの光を送光する光ファイバを接続するための送光用スリーブを有する光コネクタにおいて、受光素子からの信号を処理する回路が形成された受光側基板と、発光素子を発光させるための信号を処理する回路が形成された投光側基板とを備え、受光側基板と投光側基板を一体とし、該一体とした受光側基板及び投光側基板をハウジング内に収納したものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の光コネクタにおいて、受光側基板と投光側基板を仕切るシールド板をさらに備え、シールド板は、スリットが形成されており、該スリットに受光側基板と投光側基板の中間部分が挿入されて受光側基板と投光側基板を仕切るものである。
請求項3の発明は、請求項1に記載の光コネクタにおいて、受光側基板と投光側基板を仕切るシールド板をさらに備え、受光側基板と投光側基板の間にスリットが形成されており、シールド板は、スリットに挿入されて受光側基板と投光側基板を仕切るものである。
請求項4の発明は、受光素子及び該受光素子が実装されるリードフレームを透明樹脂によりモールドした受光側レンズブロックと、発光素子及び該発光素子が実装されるリードフレームを透明樹脂によりモールドした投光側レンズブロックと、これら受光側レンズブロック及び投光側レンズブロックを収納するハウジングとを備え、ハウジングは、受光側レンズブロックに光を導光する光ファイバを接続するための受光用スリーブ、及び投光側レンズブロックからの光を送光する光ファイバを接続するための送光用スリーブを有する光コネクタにおいて、受光側レンズブロックと投光側レンズブロックを一体成形し、該一体成形した受光側レンズブロック及び投光側レンズブロックをハウジング内に収納したものである。
請求項5の発明は、請求項4に記載の光コネクタにおいて、受光側レンズブロックと投光側レンズブロックを仕切るシールド板をさらに備え、シールド板は、スリットが形成されており、該スリットに受光側レンズブロックと投光側レンズブロックの中間部分が挿入されて受光側レンズブロックと投光側レンズブロックを仕切るものである。
請求項6の発明は、請求項4に記載の光コネクタにおいて、受光側レンズブロックと投光側レンズブロックを仕切るシールド板をさらに備え、受光側レンズブロックと投光側レンズブロックの間にスリットが形成されており、シールド板は、スリットに挿入されて受光側レンズブロックと投光側レンズブロックを仕切るものである。
請求項1の発明によれば、受光側基板と投光側基板を一体としているため、部品点数を削減でき、これにより、実装タクトを縮減することができ、また、コストを低減することができる。
請求項2の発明によれば、受光側基板と投光側基板がシールド板により仕切られるため、シールド板により受光側基板と投光側基板の間での電磁ノイズの伝播が防止され、受光側基板と投光側基板のクロストークを低減することができる。
請求項3の発明によれば、請求項2と同様の作用、効果が得られる。
請求項4の発明によれば、受光側レンズブロックと投光側レンズブロックを一体成形しているため、部品点数を削減でき、これにより、実装タクトを縮減することができ、また、コストを低減することができる。
請求項5の発明によれば、受光側レンズブロックと投光側レンズブロックがシールド板により仕切られるため、シールド板により受光側レンズブロックと投光側レンズブロックの間での電磁ノイズの伝播が防止され、受光側レンズブロックと投光側レンズブロックのクロストークを低減することができる。
請求項6の発明によれば、請求項5と同様の作用、効果が得られる。
以下、本発明を具体化した実施形態による光コネクタについて図面を参照して説明する。図1(a)(b)(c)、図2(a)(b)(c)(d)(e)は、光コネクタの構成を示す。光コネクタ1は、受光用光ファイバ11と送光側光ファイバ12の2本の光ファイバが接続され、受光用光ファイバ11から受光した光信号を電気信号に変換し、また、電気信号を光信号に変換して送光用光ファイバ12にて送光するものである。
この光コネクタ1は、光信号を投受光する投受光レンズブロック2と、投受光レンズブロック2から光を投光するための電気信号を処理する回路及び投受光レンズブロック2により光を受光して得た電気信号を処理する回路が形成された投受光基板3と、これら投受光レンズブロック2及び投受光基板3を収納するハウジング4と、電磁ノイズの伝播を防止するためのシールドケース5とを備える。
投受光レンズブロック2及び投受光基板3は、ハウジング4内に収納されて、封止樹脂6により樹脂封止されており、電気信号の入出力用端子7がハウジング4及び封止樹脂6(図2(a)では封止樹脂6の図示を省略している)から露出されている。シールドケース5は、ハウジング4の外周に装着されている。受光用光ファイバ11及び送光用光ファイバ12は、例えば、プラグ13により受光用光ファイバ11と送光用光ファイバ12を一体的に保持した形態のものが用いられる。
ハウジング4は、金属、導電性樹脂、あるいは成型品(鍍金されている場合もある)により成形されている。このハウジング4は、投受光レンズブロック2及び投受光基板3を収納するための1つの室21(図1(a)参照)を有しており、この室21内に投受光レンズブロック2及び投受光基板3が収納されている。
また、ハウジング4は、受光用光ファイバ11を接続するための受光用スリーブ22と、送光用光ファイバ12を接続するための送光用スリーブ23とを有している。受光用スリーブ22と送光用スリーブ23は、所定の間隔をおいて略平行に並んでおり、これら受光用スリーブ22及び送光用スリーブ23には、各々、ハウジング61の室21内とハウジング61の外部とを連通する貫通口22a及び貫通口23aが形成されている。
受光用光ファイバ11は、受光用光ファイバ11末端のフェルール14を受光用スリーブ22の貫通口22aに挿入することにより、光コネクタ1に接続され、送光用光ファイバ12は、送光用光ファイバ12末端のフェルール15を送光用スリーブ23の貫通口23aに挿入することにより、光コネクタ1に接続される。
シールドケース5は、板金を折り曲げて形成されている。このシールドケース5は、ハウジング4に装着するための1つの室25(図1(a)参照)を有しており、この室25内にハウジング4を嵌め込むことにより、投受光レンズブロック2及び投受光基板3を覆うようにハウジング4の外周に装着されている。また、シールドケース5は、シールド接地端子29を有している。
投受光レンズブロック2は、光を受光するための受光側レンズブロック2Aと、光を投光するための投光側レンズブロック2Bとを有している。この投受光レンズブロック2は、受光用スリーブ22と送光用スリーブ23の配置に対応して、投受光レンズブロック2の略中央から一方の側が受光側レンズブロック2Aとなり、他方の側が投光側レンズブロック2Bとなっている。
受光側レンズブロック2Aは、受光素子であるフォトダイオード31、及びフォトダイオード31が実装されるリードフレームである受光側金属パッケージ端子32を透明樹脂33によりモールドしたものである。フォトダイオード31は、受光側金属パッケージ端子32の先端平坦部に実装されている。受光側金属パッケージ端子32の基端側は、透明樹脂33から露出している。透明樹脂33のフォトダイオード31前面部分は、レンズ形状に形成されている。受光側レンズブロック2Aは、光を透明樹脂33により集光してフォトダイオード31にて受光する。
投光側レンズブロック2Bは、発光素子である発光ダイオード34、及び発光ダイオード34が実装されるリードフレームである投光側金属パッケージ端子35を透明樹脂33によりモールドしたものである。発光ダイオード34は、投光側金属パッケージ端子35の先端平坦部に実装されている。投光側金属パッケージ端子35の基端側は、透明樹脂33から露出している。透明樹脂33の発光ダイオード34前面部分は、レンズ形状に形成されている。投光側レンズブロック2Bは、発光ダイオード34から発光された光を透明樹脂33によりコリメート又は集光して投光する。
投受光レンズブロック2は、これら受光側レンズブロック2Aと投光側レンズブロック2Bを一体成形したものである。この投受光レンズブロック2は、フォトダイオード31、受光側金属パッケージ端子32、発光ダイオード34、及び投光側金属パッケージ端子35を同時に透明樹脂33によりモールドすることにより一体成形している。投受光レンズブロック2は、フォトダイオード31が受光用スリーブ22の貫通口22aに臨み、また、発光ダイオード34が送光用スリーブ23の貫通口23aに臨むように、ハウジング4の室21内に収納されている。
投受光基板3は、フォトダイオード31からの信号を処理する回路が形成された受光側基板3Aと、発光ダイオード34を発光させるための信号を処理する回路が形成された投光側基板3Bとを有する。この投受光基板3は、受光用スリーブ22と送光用スリーブ23の配置、及び受光側レンズブロック2Aと投光側レンズブロック2Bの配置に対応して、投受光基板3の略中央から一方の側が受光側基板3Aとなり、他方の側が投光側基板3Bとなっている。
受光側基板3Aは、導電パターンを形成したプリント回路基板41に、フォトダイオード31からの信号を処理する受光側信号処理用のチップIC42やノイズカット用コンデンサ43などを実装したものである。チップIC42には、フォトダイオード31の入出力信号を処理する信号処理回路(例えば増幅回路)などが形成されている。チップIC42は、ワイヤ又は半田付けにより、プリント回路基板41に形成された導電パターンに電気的に接続されている。
投光側基板3Bは、導電パターンを形成したプリント回路基板41に、発光ダイオード34を発光させるための信号を処理する投光側信号処理用のチップIC44などを実装したものである。チップIC44には、発光ダイオード34の入出力信号を処理する信号処理回路などが形成されている。チップIC44は、ワイヤ又は半田付けにより、プリント回路基板41に形成された導電パターンに電気的に接続されている。
投受光基板3は、これら受光側基板3Aと投光側基板3Bを一体にしたものである。この投受光基板3は、1枚のプリント回路基板41に受光側信号処理用のチップIC42、ノイズカット用コンデンサ43、及び投光側信号処理用のチップIC44などを実装することにより一体にしている。
投受光基板3のプリント回路基板41には、投受光レンズブロック2の受光側金属パッケージ端子32及び投光側金属パッケージ端子35が半田付けにより電気的に接続されている。これにより、受光側信号処理用のチップIC42は、プリント回路基板41に形成された導電パターン及び受光側金属パッケージ端子32を介して、フォトダイオード31と電気的に接続されており、投光側信号処理用のチップIC44は、プリント回路基板41に形成された導電パターン及び投光側金属パッケージ端子35を介して、発光ダイオード34と電気的に接続されている。
電気信号の入出力用端子7は、投受光基板3のプリント回路基板41に半田付けにより電気的に接続されており、これにより、入出力用端子7は、プリント回路基板41に形成された導電パターンを介して、受光側信号処理用のチップIC42、及び投光側信号処理用のチップIC44と電気的に接続されている。
このような構成の光コネクタ1は、投受光レンズブロック2のフォトダイオード31が、受光用スリーブ22の貫通口22aに挿入される受光用光ファイバ11と光学的に結合され、発光ダイオード34が、送光用スリーブ23の貫通口23aに挿入される送光用光ファイバ12と光学的に結合される。そして、光コネクタ1は、受光用光ファイバ11から光信号が送られてくると、その光信号を受光レンズブロック2のフォトダイオード31で受光し、フォトダイオード31で受光した光信号を電気信号に変換して、その電気信号を入出力用端子7から出力する。また、光コネクタ1は、入出力用端子7から電気信号が入力されると、その電気信号を光信号に変換して、その光信号を受光レンズブロック2の発光ダイオード34から投光する。これにより、発光ダイオード34から投光された光信号は、送光用光ファイバ12により送光される。
図3(a)(b)は、上記投受光レンズブロック2、投受光基板3、及び信号入力端子7を一体に組立てた投受光モジュールの構成を示す。光コネクタ1は、例えば以下のようにして製造される。まず、投受光レンズブロック2及び投受光基板3を個別に作製する。次に、投受光レンズブロック2及び入出力用端子7を投受光基板3に実装することにより、図3(a)(b)に示すように、投受光レンズブロック2、投受光基板3、及び信号入力端子7が一体となった投受光モジュール50を組立てる。そして、シールドケース5をハウジング4に装着した後、投受光モジュール50をハウジング4の室21内に収納して、投受光モジュール50を封止樹脂6にてハウジング4の室21内に樹脂封止する。これにより、光コネクタ1が完成する。
このような構成の光コネクタ1によれば、受光側基板3Aと投光側基板3Bを投受光基板3として一体にしているため、部品点数を削減でき、これにより、実装タクトを縮減することができ、また、コストを低減することができる。しかも、受光側レンズブロック2Aと投光側レンズブロック3Aを投受光レンズブロック2として一体成形しているため、部品点数をさらに削減でき、これにより、実装タクトをより一層縮減することができ、また、コストをより一層低減することができる。
図4(a)(b)(c)(d)(e)は、光コネクタ1の別の構成例を示す。この光コネクタ1は、上記図1乃至図3の構成に加え、受光側レンズブロック2Aと投光側レンズブロック2Bを仕切ると共に受光側基板3Aと投光側基板3Bを仕切るシールド板51をさらに備えている。なお、図4(a)では、封止樹脂6の図示を省略している。
シールド板51は、金属板から成っており、ハウジング4の底面に形成された切欠き59(図4(a)参照)を通ってハウジング4内に伸びている。このシールド板51は、板金を折り曲げることにより、シールドケース5と一体に形成されている。シールド板51には、シールド板スリット52、53(図4(e)参照)が形成されており、投受光レンズブロック2の受光側レンズブロック2Aと投光側レンズブロック2Bの中間部分がシールド板スリット52に挿入され、また、投受光基板3の受光側基板3Aと投光側基板3Bの中間部分がシールド板スリット53に挿入されている。
シールド板51は、シールド板スリット52に受光側レンズブロック2Aと投光側レンズブロック2Bの中間部分が挿入されて、これら受光側レンズブロック2Aと投光側レンズブロック2Bを仕切っていると共に、シールド板スリット53に受光側基板3Aと投光側基板3Bの中間部分が挿入されて、これら受光側基板3Aと投光側基板3Bを仕切っている。光コネクタ1の他の構成については、上記図1乃至図3の構成と同様である。
このような構成の光コネクタ1は、例えば、以下のようにして製造される。まず、投受光レンズブロック2、投受光基板3、及び信号入力端子7が一体となった投受光モジュール50(上記図3(a)(b)参照)を組立てる。次に、シールド板51で受光側レンズブロック2Aと投光側レンズブロック2B及び受光側基板3Aと投光側基板3Bを仕切るように、シールドケース5を投受光モジュール50に装着する。そして、このようにシールドケース5を投受光モジュール50に装着した状態で、投受光モジュール50をハウジング4内に収納すると共に、シールドケース5をハウジング4に装着する。その後、投受光モジュール50を封止樹脂6にてハウジング4の室21内に樹脂封止する。これにより、光コネクタ1が完成する。
このような構成の光コネクタ1によれば、受光側レンズブロック2Aと投光側レンズブロック2Bがシールド板51により仕切られるため、シールド板51により受光側レンズブロック2Aと投光側レンズブロック2Bの間での電磁ノイズの伝播が防止され、受光側レンズブロック2Aと投光側レンズブロック2Bのクロストークを低減することができる。また、受光側基板3Aと投光側基板3Bがシールド板51により仕切られるため、シールド板51により受光側基板3Aと投光側基板3Bの間での電磁ノイズの伝播が防止され、受光側基板3Aと投光側基板3Bのクロストークを低減することができる。
図5(a)(b)(c)(d)(e)は、光コネクタ1のさらに別の構成例を示し、図6(a)(b)は、この光コネクタ1の投受光モジュール50(投受光レンズブロック2及び投受光基板3)の構成を示す。この光コネクタ1は、投受光レンズブロック2、投受光基板3、及びシールド板51の構成が上記図4の構成と異なっている。光コネクタ1の他の構成については、上記図4の構成と同様である。なお、図5(a)では、封止樹脂6の図示を省略している。
投受光レンズブロック2は、シールド板51を装着するためのレンズブロックスリット55(図5(e)、図6(b)参照)が透明樹脂33の受光側レンズブロック2Aと投光側レンズブロック2Bの間の箇所に形成されている。また、投受光基板3は、シールド板51を装着するための基板スリット56(図5(e)、図6(a)参照)がプリント回路基板41の受光側基板3Aと投光側基板3Bの間の箇所に形成されている。
シールド板51は、平板状の金属板から成っており、ハウジング4の底面に形成された切欠き59(図5(a)参照)を通ってハウジング4内に伸びている。このシールド板51は、板金を折り曲げることにより、シールドケース5と一体に形成されている。シールド板51は、投受光レンズブロック2のレンズブロックスリット55、及び投受光基板3の基板スリット56に挿入されている。
シールド板51は、投受光レンズブロック2のレンズブロックスリット55に挿入されて、投受光レンズブロック2の受光側レンズブロック2Aと投光側レンズブロック2Bを仕切っていると共に、投受光基板3の基板スリット56に挿入されて、投受光基板3の受光側基板3Aと投光側基板3Bを仕切っている。光コネクタ1の他の構成については、上記図4の構成と同様である。
このような構成の光コネクタ1は、例えば、以下のようにして製造される。まず、投受光レンズブロック2、投受光基板3、及び信号入力端子7が一体となった投受光モジュール50(図6(a)(b)参照)を組立てる。次に、シールドケース5をハウジング4に装着する。このとき、シールドケース5のシールド板51は、ハウジング4底面の切欠き59を通ってハウジング4内に配置される。そして、投受光モジュール50をハウジング4内に収納する。このとき、シールド板51が、投受光レンズブロック2のレンズブロックスリット55及び投受光基板3の基板スリット56に挿入される。その後、投受光モジュール50を封止樹脂6にてハウジング4内に樹脂封止する。これにより、光コネクタ1が完成する。
このような構成の光コネクタ1によれば、上記図4の構成と同様に、受光側レンズブロック2Aと投光側レンズブロック2Bのクロストークを低減することができ、また、受光側基板3Aと投光側基板3Bのクロストークを低減することができる。
(a)は本発明の一実施形態に係る光コネクタの構成を示す光コネクタの分解斜視図、(b)は同光コネクタを組み立てた状態の斜視図、(c)同光コネクタの別の角度から見た斜視図。 (a)は同光コネクタの構成を示す背面図、(b)は同側面図、(c)は同底面図、(d)は(c)のI−I線断面図、(e)は(b)のII−II線断面図。 (a)は同光コネクタの投受光レンズブロック、投受光基板、及び信号入力端子を一体に組立てた投受光モジュールの構成を示す背面図、(b)は同正面図。 (a)は同光コネクタの別の構成を示す背面図、(b)は同側面図、(c)は同底面図、(d)は(c)のIII−III線断面図、(e)は(b)のIV−IV線断面図。 (a)は同光コネクタのさらに別の構成を示す背面図、(b)は同側面図、(c)は同底面図、(d)は(c)のV−V線断面図、(e)は(b)のVI−VI線断面図。 (a)は同光コネクタの投受光レンズブロック、投受光基板、及び信号入力端子を一体に組立てた投受光モジュールの構成を示す背面図、(b)は同正面図。 (a)は従来の光コネクタの分解斜視図、(b)は同光コネクタを組み立てた状態の斜視図、(c)同光コネクタの別の角度から見た斜視図。
符号の説明
1 光コネクタ
2 投受光レンズブロック
2A 受光側レンズブロック
2B 投光側レンズブロック
3 投受光基板
3A 受光側基板
3B 投光側基板
4 ハウジング
5 シールドケース
6 封止樹脂
7 入出力用端子
11 受光用光ファイバ
12 送光用光ファイバ
22 受光用スリーブ
23 送光用スリーブ
31 フォトダイオード
32 受光側金属パッケージ端子
33 透明樹脂
34 発光ダイオード
35 投光側金属パッケージ端子
41 プリント回路基板
42 受光側信号処理用のチップIC
43 ノイズカット用コンデンサ
44 投光側信号処理用のチップIC
50 投受光モジュール
51 シールド板
52、53 シールド板スリット
55 レンズブロックスリット
56 基板スリット
59 切欠き

Claims (6)

  1. 受光素子及び該受光素子が実装されるリードフレームを透明樹脂によりモールドした受光側レンズブロックと、発光素子及び該発光素子が実装されるリードフレームを透明樹脂によりモールドした投光側レンズブロックと、これら受光側レンズブロック及び投光側レンズブロックを収納するハウジングとを備え、
    前記ハウジングは、前記受光側レンズブロックに光を導光する光ファイバを接続するための受光用スリーブ、及び前記投光側レンズブロックからの光を送光する光ファイバを接続するための送光用スリーブを有する光コネクタにおいて、
    前記受光素子からの信号を処理する回路が形成された受光側基板と、前記発光素子を発光させるための信号を処理する回路が形成された投光側基板とを備え、
    前記受光側基板と投光側基板を一体とし、該一体とした受光側基板及び投光側基板を前記ハウジング内に収納したことを特徴とする光コネクタ。
  2. 前記受光側基板と投光側基板を仕切るシールド板をさらに備え、
    前記シールド板は、スリットが形成されており、該スリットに前記受光側基板と投光側基板の中間部分が挿入されて前記受光側基板と投光側基板を仕切ることを特徴とする請求項1に記載の光コネクタ。
  3. 前記受光側基板と投光側基板を仕切るシールド板をさらに備え、
    前記受光側基板と投光側基板の間にスリットが形成されており、
    前記シールド板は、前記スリットに挿入されて前記受光側基板と投光側基板を仕切ることを特徴とする請求項1に記載の光コネクタ。
  4. 受光素子及び該受光素子が実装されるリードフレームを透明樹脂によりモールドした受光側レンズブロックと、発光素子及び該発光素子が実装されるリードフレームを透明樹脂によりモールドした投光側レンズブロックと、これら受光側レンズブロック及び投光側レンズブロックを収納するハウジングとを備え、
    前記ハウジングは、前記受光側レンズブロックに光を導光する光ファイバを接続するための受光用スリーブ、及び前記投光側レンズブロックからの光を送光する光ファイバを接続するための送光用スリーブを有する光コネクタにおいて、
    前記受光側レンズブロックと投光側レンズブロックを一体成形し、該一体成形した受光側レンズブロック及び投光側レンズブロックを前記ハウジング内に収納したことを特徴とする光コネクタ。
  5. 前記受光側レンズブロックと投光側レンズブロックを仕切るシールド板をさらに備え、
    前記シールド板は、スリットが形成されており、該スリットに前記受光側レンズブロックと投光側レンズブロックの中間部分が挿入されて前記受光側レンズブロックと投光側レンズブロックを仕切ることを特徴とする請求項4に記載の光コネクタ。
  6. 前記受光側レンズブロックと投光側レンズブロックを仕切るシールド板をさらに備え、
    前記受光側レンズブロックと投光側レンズブロックの間にスリットが形成されており、
    前記シールド板は、前記スリットに挿入されて前記受光側レンズブロックと投光側レンズブロックを仕切ることを特徴とする請求項4に記載の光コネクタ。


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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010220829A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Dainippon Printing Co Ltd 給電器、受電器、非接触型データ及び電力伝送装置
JP2022518940A (ja) * 2019-01-28 2022-03-17 アークソフト コーポレイション リミテッド 光学センサ組立体

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