JP2006349869A - 光コネクタ端面カバー、光コネクタ終端装置及び光コネクタ端面品質判定装置 - Google Patents

光コネクタ端面カバー、光コネクタ終端装置及び光コネクタ端面品質判定装置 Download PDF

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Abstract

【課題】
従来から、光コネクタ端面カバーを取り外さないと光コネクタの検査ができない課題がある。光コネクタを使用する前に検査を行うために光コネクタ端面カバーを光コネクタから取り外すことがあるが、この時に光コネクタ端面に塵が付着することがある。
本願発明は簡易な構造で光コネクタ端面カバーを取り外すことなく光コネクタ端面の状態を容易に検査できる光コネクタ端面カバー及び光コネクタ終端装置を提供することを目的とする。
【解決手段】
前記課題を解決する為に、光コネクタ端面カバーの透明体に球面の一部の形状の密着面を形成した。
【選択図】図1

Description

光ファイバーの接続に用いる光コネクタの端面を保護する光コネクタ端面カバーに関する。
従来から、光コネクタには、光コネクタ端面に塵が付着すると光ファイバーを伝搬する光信号が塵で遮られて光コネクタの伝搬損失が増大する、また、光信号を受けた塵が発熱することで光コネクタが破損する課題があった。光コネクタ端面カバーを光コネクタに装着したが、それでも光コネクタ端面に塵が付着した。例えば、光コネクタ端面カバーを成形したときの塵が光コネクタ端面カバーの内側に残留していると、光コネクタを運搬するときの振動で光コネクタ端面に付着する危険性があった。
前記課題を解決すべく、光コネクタ端面カバーを光コネクタ端面に粘着テープを用いて密着するように装着した(特許文献1を参照。)。光コネクタ端面カバーを成形したときに残留した塵は粘着テープに付着し、光コネクタ端面に塵が付着することを防止できる。
特開2004−12625号公報
しかし、特許文献1で開示される光コネクタ端面カバーは、光コネクタ端面カバーを取り外さないと光コネクタ端面の状態を容易に検査できない課題がある。光コネクタを使用する前に検査を行うために光コネクタ端面カバーを光コネクタから取り外すことがあるが、この時に光コネクタ端面に塵が付着することがある。また、光コネクタから光コネクタ端面カバーを取り外す際に光コネクタ端面に粘着テープの一部が残留する課題がある。光コネクタ端面に残留した粘着テープは光コネクタ端面に付着する塵となる。いずれの塵も光コネクタの伝搬損失の増大や破壊の原因となる。
本願発明は前記課題を解決する為になされたもので、簡易な構造で光コネクタ端面カバーを取り外すことなく光コネクタ端面の状態を容易に検査できる光コネクタ端面カバー及び光コネクタ終端装置を提供することを目的とする。また、光コネクタ端面品質判定装置を用いることで、光コネクタ端面の状態を容易に検査することを目的とする。
上記目的を達成するために、本願発明は、光コネクタ端面カバーの透明体に球面の一部の形状である密着面を形成することで、簡易な構造で光コネクタ端面カバーを取り外すことなく光コネクタ端面の状態を容易に検査できる光コネクタ端面カバーである。
具体的には、本願第一の発明は、球面の一部の形状である密着面が形成された透明な透明体と、前記密着面と光コネクタ端面とが密着するように前記透明体を光コネクタに装着する装着部と、を備える光コネクタ端面カバーである。
球面の一部の形状である前記密着面が形成された透明な前記透明体を備える前記光コネクタ端面カバーを前記光コネクタに装着すると、前記密着面が球面の一部の形状である為に前記光コネクタ端面と前記光コネクタ端面カバーの前記密着面が密着する。前記透明体の屈折率と前記光ファイバーのコアの屈折率を略等しくすれば、前記光コネクタ端面での反射減衰量を増大させることができる。前記光コネクタ端面に塵が付着すると前記光コネクタ端面の反射減衰量が減少する為に、反射減衰量を測定すれば前記光コネクタ端面カバーを取り外すことなく前記光コネクタ端面の状態を容易に検査できる。また、前記光コネクタ端面カバーを装着しておけば、前記光コネクタ端面に塵が付着することはない。従って、簡易な構造で光コネクタ端面カバーを取り外すことなく光コネクタ端面の状態を容易に検査できる光コネクタ端面カバーを提供することができる。
前記透明体の前記密着面から前記密着面に対向する面までが透明であることが好ましい。
前記透明体の前記密着面から前記密着面に対向する面までが透明であることで、前記光コネクタ端面カバーを外さずに前記光コネクタ端面に塵が付着しているか目視することができる。従って、簡易な構造で光コネクタ端面カバーを取り外すことなく光コネクタ端面の状態を容易に検査できる光コネクタ端面カバーを提供することができる。
前記透明体は、前記密着面に対向する面が凸レンズであることが好ましい。
前記透明体は、前記密着面に対向する面が凸レンズであることで、前記光コネクタ端面が拡大された状態で前記光コネクタ端面に塵が付着しているか目視することができる。従って、簡易な構造で光コネクタ端面カバーを取り外すことなく光コネクタ端面の状態を容易に検査できる光コネクタ端面カバーを提供することができる。
本願第二の発明は、本願第一の発明に係る光コネクタ端面カバーと、前記光コネクタ端面が形成され、コアの屈折率が前記透明体の屈折率に略等しい光ファイバーを有する光コネクタと、を備える光コネクタ終端装置である。
本願第一の発明に係る光コネクタ端面カバーを前記光コネクタに装着すると前記光コネクタ終端装置となる。前記密着面が球面の一部の形状である為に前記光コネクタ端面と前記光コネクタ端面カバーの前記密着面が密着する。前記透明体の屈折率と前記光ファイバーのコアの屈折率が略等しい為に、前記光コネクタ端面での反射減衰量を増大させることができる。前記光コネクタ端面に塵が付着すると前記光コネクタ端面の反射減衰量が減少する為に、反射減衰量を測定すれば前記光コネクタ端面カバーを取り外すことなく前記光コネクタ端面の状態を容易に検査できる。従って、簡易な構造で光コネクタ端面カバーを取り外すことなく光コネクタ端面の状態を容易に検査できる光コネクタ終端装置を提供することができる。
本願第三の発明は、本願第一の発明に係る光コネクタ端面カバーと、光ファイバーを有する光コネクタの反射減衰量が所定量以下か否かを判定する反射減衰量判定器と、を備える光コネクタ端面品質判定装置である。
本願第一の発明に係る光コネクタ端面カバーと、前記光ファイバーを有する前記光コネクタの反射減衰量が所定量以下か否かを判定する前記反射減衰量判定器と、を備える前記光コネクタ端面品質判定装置を用いることで、前記透明体の屈折率と前記光ファイバーのコアの屈折率を略等しくすれば、前記光コネクタ端面での反射減衰量を増大させることができる。前記光コネクタ端面に塵が付着すると前記光コネクタ端面の反射減衰量が減少する為に、反射減衰量を測定すれば前記光コネクタ端面カバーを取り外すことなく前記光コネクタ端面の状態を容易に検査できる。従って、光コネクタ端面の状態を容易に検査することができる。
本願発明により、簡易な構造で光コネクタ端面カバーを取り外すことなく光コネクタ端面の状態を容易に検査できる光コネクタ端面カバー及び光コネクタ終端装置を提供することができる。また、光コネクタ端面品質判定装置を用いることで、光コネクタ端面カバーを取り外すことなく光コネクタ端面の状態を容易に検査することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明は、以下に示す実施形態に限定されるものでない。
本実施形態は、球面の一部の形状である密着面が形成された透明な透明体と、前記密着面と光コネクタ端面とが密着するように前記透明体を光コネクタに装着する装着部と、を備える光コネクタ端面カバーである。
本実施形態である光コネクタ端面カバー10について、図1を用いて説明する。図1の光コネクタ端面カバー10は、透明体20、密着面21、装着部30及び突起31を備える。光コネクタ110は、どのようなタイプのものでもよく、詳細については後述する。溝111は、このような形状に限定されず、密着面21と光コネクタ端面140とが密着を維持できるように固定できればよい。光ファイバー120は、ガラスファイバーやプラスチックファイバーでもよく、シングルモードファイバーかマルチモードファイバーかは問わない。フェルール130の材料は、ジルコニアセラミック、硬化プラスチック等でもよい。
光コネクタ端面カバー10について説明する。図1の光コネクタ端面カバー10は、透明体20と装着部30を備える。
透明体20は、光コネクタ端面140に対向する面に球面の一部の形状である密着面21が形成される。透明体20は、光コネクタ110を伝搬する光信号に対して透明となる材料を一体モールド成形してもよいし、また、切削や研磨して製造してもよい。
例えば、透明体20の材料としては、フッ素化ポリマー、含重水素化ポリマー、ポリカーボネイト、ポリメチルメタクリレイト、ポリスチレン、シクロオレフィンポリマー及びジエチレングリコールビスアリルカーボネート等の樹脂、石英ガラス及び多成分ガラス等のセラミックをあげることができる。
装着部30は、透明体20を保持する。なお、光コネクタ端面カバー10を光コネクタ110に装着する方法については後述する。
例えば、装着部30と透明体20の密着面21に対向する面とを接着剤で接合してもよい。また、光コネクタのハウジング部品からなる装着部30と透明体20を組み合わせてもよい。
光コネクタ110について説明する。図1の光コネクタ110は、光ファイバー120と光ファイバー120の端にフェルール130を備える。光コネクタ端面140は、PC(フィジカルコンタクト)接続する為、球面の一部の形状となるように光ファイバー120及びフェルール130に形成される。また、光コネクタ110は、IEC(国際電気標準会議)で規格化されている光コネクタであってもよい。例えば、SC型、SC2型、D型、FC型、LC型又はMU型の規格に従った光コネクタ110をあげることができる。
光コネクタ端面カバー10を光コネクタ110に装着する方法について説明する。光コネクタ110と光コネクタ端面カバー10は、密着面21と光コネクタ端面140が密着し、光コネクタ端面140に塵が付着しなければどのような方法で装着されてもよい。
例えば、図1に示すように光コネクタ110の外周部に溝111を形成し、溝111と組み合わさる突起31を装着部30に形成してもよい。溝111と突起31が組み合わさることで、密着面21と光コネクタ端面140が密着するように光コネクタ端面カバー10を光コネクタ110に装着できる。
光コネクタ端面カバー10を光コネクタ110に装着する他の方法としては、ネジや粘着テープを用いてもよい。また、光コネクタ110がIECの規格に従ったものであれば、IECの規格に対応するように装着部30を形成することで、光コネクタ端面カバー10を光コネクタ110に装着することができる。
光コネクタ端面カバー10を光コネクタ110に装着したときの効果について図2を用いて説明する。なお、図2において、図1と同じ符号は同じ意味を有する。
図2の光コネクタ端面カバー10を光コネクタ110に装着すると、光コネクタ端面140と密着面21がそれぞれ球面の一部の形状である為に、光コネクタ端面140と透明体20の密着面21とが密着してPC接続することになる(図2の拡大部を参照。)。なお、ベアファイバー121は、光ファイバー120のコア及びクラッドが光コネクタ端面140に露出するように延長されたものである。光コネクタ端面140と透明体20の密着面21が密着し、透明体20の屈折率と光ファイバー120のコアの屈折率を略等しくすれば、光コネクタ端面140の反射減衰量が増大した状態になる。光コネクタ端面140と密着面21に塵が付着すると光コネクタ端面140がPC接続でなくなり光コネクタ端面140の反射減衰量が減少する為に、光コネクタ端面140の反射減衰量を測定すれば光コネクタ端面140に塵が付着しているか否かを判定できる。従って、簡易な構造で光コネクタ端面カバー10を取り外すことなく光コネクタ端面140の状態を容易に検査できる光コネクタ端面カバー10を提供することができる。
また、光コネクタ端面140と透明体20の密着面21が密着することで、光コネクタ110を運搬するときの振動で光コネクタ端面140に塵が付着することはない。
透明体20の密着面21から密着面21に対向する面までが透明であることが好ましい。
図3は、透明体20の密着面21から密着面21に対向する面までが透明である光コネクタ端面カバー10を光コネクタ110に装着した図である。なお、図3において、図1と同じ符号は同じ意味を有する。
例えば、前述したように、装着部30と透明体20を透明な樹脂で一体モールド成形して光コネクタ端面カバー10を製造してもよい。
また、密着面21と光コネクタ端面140とが密着できるように形成された貫通孔(図3に図示していない)を装着部30に設けてもよい。前述した貫通孔に透明体20を挿入することで、透明体20の密着面21から密着面21に対向する面までが透明な光コネクタ端面カバー10としてもよい。
透明体20の密着面21から密着面21に対向する面までが透明であることで、光コネクタ端面カバー10を外さずに光コネクタ端面140に塵が付着しているか外部から目視で確認することができる。従って、簡易な構造で光コネクタ端面カバー10を取り外すことなく光コネクタ端面140の状態を容易に検査できる光コネクタ端面カバー10を提供することができる。
透明体20は、密着面21に対向する面が凸レンズであることが好ましい。
図4は、密着面21に対向する面が凸レンズ22である光コネクタ端面カバー10を光コネクタ110に装着した図である。なお、図4において、図1と同じ符号は同じ意味を有する。
装着部30と透明体20を透明な樹脂で一体モールド成形すれば、透明体20の密着面21に対向する面を凸レンズ22とすることも容易である。また、透明体20の密着面21に対向する面に凸レンズ22を形成し、図3の透明体20と同様にして図4の装着部30を備えることで、密着面21に対向する面が凸レンズ22である光コネクタ端面カバー10としてもよい。
図4の密着面21に対向する面が凸レンズ22であることで、光コネクタ端面140が拡大された状態となる為に、光コネクタ端面140に塵が付着しているか目視で確認をすることができる。従って、簡易な構造で光コネクタ端面カバー10を取り外すことなく光コネクタ端面140の状態を容易に検査できる光コネクタ端面カバー10を提供することができる。
本願第一の発明に係る光コネクタ端面カバーを光コネクタに装着することで、本願第二の発明に係る光コネクタ終端装置とすることができる。具体的には、本願第一の発明に係る光コネクタ端面カバーと、前記光コネクタ端面が形成され、コアの屈折率が前記透明体の屈折率に略等しい光ファイバーを有する光コネクタと、を備える光コネクタ終端装置である。
図1から図4において、透明、かつ、光ファイバー120のコアの屈折率と略等しい屈折率の材料で透明体20を形成する。
例えば、透明体20の材料としては、光ファイバー120のコアが石英ガラスである場合に、光ファイバー120のコアの屈折率と略等しくなるものとして、ポリメチルメタクリレイトの樹脂、石英ガラス及び多成分ガラス等のセラミックをあげることができる。
図1から図4において、透明、かつ、光ファイバー120のコアの屈折率と略等しい屈折率の透明体20を備える光コネクタ端面カバー10を光コネクタ110に装着すると、光コネクタ終端装置となる。透明体20の屈折率と光ファイバー120のコアの屈折率が略等しいことで、光コネクタ端面140の反射減衰量を増大させることができる。光コネクタ端面140に塵が付着すると光コネクタ端面140がPC接続でなくなり光コネクタ端面140の反射減衰量が減少する為に、光コネクタ端面カバー10を取り外すことなく光コネクタ端面140の状態を容易に検査できる。従って、簡易な構造で光コネクタ端面カバー10を取り外すことなく光コネクタ端面140の状態を容易に検査できる光コネクタ終端装置を提供することができる。
本願第三の発明に係る光コネクタ端面品質判定装置を用いることで、光コネクタ端面1の状態を容易に検査することができる。具体的には、本願第一の発明に係る光コネクタ端面カバーと、光ファイバーを有する光コネクタの反射減衰量が所定量以下か否かを判定する反射減衰量判定器と、を備える光コネクタ端面品質判定装置である。
光コネクタ端面品質判定装置150を用いた光コネクタ端面140の検査方法の一例を図5に示す。図5の光コネクタ端面品質判定装置150は、光コネクタ端面カバー10、光コネクタ110、光ファイバー120、反射減衰量判定器160及び光スプリッタ170を備える。なお、図5において、図1と同じ符号は同じ意味を有する。
反射減衰量判定器160と光スプリッタ170は接続され、光スプリッタ170から分岐して光コネクタ110に接続される。
図5に示すように、全ての光コネクタ110に光コネクタ端面カバー10を装着したときの反射減衰量を測定する(以下、反射減衰量A)。反射減衰量判定器160に反射減衰量Aを所定値として記憶させる。次に、被測定物の光コネクタ110に光コネクタ端面カバー10を装着したときの反射減衰量を測定する(以下、反射減衰量B)。反射減衰量判定器160は、反射減衰量Bが反射減衰量A以下か否か、すなわち、反射減衰量Bが反射減衰量Aと同程度であれば、光コネクタ端面140と密着面21が密着しており、反射減衰量Bが反射減衰量Aより小さければ、光コネクタ端面140と密着面21が密着していないと判定することができる。例えば、反射減衰量の測定にはOTDR(Optical Time Domain Reflectometer)法を適用できる。
光パワー測定装置164を用いた光コネクタ端面140の検査方法を図6に示す。図6の光コネクタ端面品質判定装置151は、光コネクタ端面カバー10、光コネクタ110、光ファイバー120、反射量減衰判定器161、光源162、光方向性結合器163、光パワー測定器164及び光スプリッタ170を備える。なお、図6において、図1と同じ符号は同じ意味を有する。
図6に示すように、反射減衰量判定器161は、光源162、光方向性結合器163及び光パワー測定器164を備え、光コネクタ110の反射減衰量が所定量以下か否かを判定できるものである。反射減衰量判定器161と光スプリッタ170は接続され、光スプリッタ170から分岐して光コネクタ110に接続される。
光源162から光を出力すると、光スプリッタ170を介して光コネクタ110の光コネクタ端面140に到達した光は、光コネクタ端面140で反射され、光方向性結合器163により光パワー測定器164に入力されることになる。全ての光コネクタ110に光コネクタ端面カバー10を装着したときの反射減衰量を所定量として測定する(以下、反射減衰量A)。反射減衰量判定器161に反射減衰量Aを所定値として記憶させる。次に、被測定物の光コネクタ110に光コネクタ端面カバー10を装着した反射減衰量を測定する(以下、反射減衰量B)。図6の反射減衰量判定器161は、図5の反射減衰量判定器160と同様に、反射減衰量Aと反射減衰量Bを比較し光コネクタ端面140と密着面21が密着しているか判断することができる。また、光源162から出力した光の強度と光パワー測定器164に入力される光の強度を比較し、光コネクタ端面140の反射減衰量を求めることができる。
図5に示した光コネクタ端面品質判定装置150又は図6に示した光コネクタ端面品質判定装置151を用いることで、光コネクタ端面カバー10を取り外すことなく光コネクタ端面140の状態を容易に検査することができる。なお、図5に示した光コネクタ端面品質判定装置150又は図6に示した光コネクタ端面品質判定装置151には、光スプリッタ170で8分岐して8個の光コネクタ110が接続されているが、光スプリッタ170の分岐数又は光コネクタ110の数は8個に制限されるものでない。また、図5に示した光コネクタ端面品質判定装置150又は図6に示した光コネクタ端面品質判定装置151は、光スプリッタ170を介さずに光コネクタ110を接続してもよい。
本願発明は、光ファイバーを接続する光コネクタに用いることができる。
本願第一の発明の一の実施形態に係る光コネクタ端面カバーの断面図である。 本願第一の発明の他の実施形態に係る光コネクタ端面カバーの断面図である。 本願第一の発明の他の実施形態に係る光コネクタ端面カバーの断面図である。 本願第一の発明の他の実施形態に係る光コネクタ端面カバーの断面図である。 本願第三の発明の一の実施形態に係る光コネクタ端面品質判定装置の概念図である。 本願第三の発明の他の実施形態に係る光コネクタ端面品質判定装置の概念図である。
符号の説明
10 光コネクタ端面カバー
20 透明体
21 密着面
22 凸レンズ
30 装着部
31 突起
90 眼
110 光コネクタ
111 溝
120 光ファイバー
121 ベアファイバー
130 フェルール
140 光コネクタ端面
150、151 光コネクタ端面品質判定装置
160、161 反射減衰量判定器
162 光源
163 光方向性結合器
164 光パワー測定器
170 光スプリッタ

Claims (5)

  1. 球面の一部の形状である密着面が形成された透明な透明体と、
    前記密着面と光コネクタ端面とが密着するように前記透明体を光コネクタに装着する装着部と、を備える光コネクタ端面カバー。
  2. 前記透明体の前記密着面から前記密着面に対向する面までが透明であることを特徴とする請求項1に記載の光コネクタ端面カバー。
  3. 前記透明体は、前記密着面に対向する面が凸レンズであること特徴とする請求項2に記載の光コネクタ端面カバー。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の光コネクタ端面カバーと、
    前記光コネクタ端面が形成され、コアの屈折率が前記透明体の屈折率に略等しい光ファイバーを有する光コネクタと、を備える光コネクタ終端装置。
  5. 請求項1から3のいずれかに記載の光コネクタ端面カバーと、
    光ファイバーを有する光コネクタの反射減衰量が所定量以下か否かを判定する反射減衰量判定器と、を備える光コネクタ端面品質判定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101410495B1 (ko) * 2013-12-13 2014-06-25 오병윤 광커넥터 접속용 어댑터의 더스트 캡

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