JP2006349756A - フォトマスク - Google Patents

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Kiyoshige Omori
清薫 大森
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Abstract

【課題】欠陥検査が容易であり、かつ、CADデータのハンドリングが容易であるフォトマスクを提供すること。
【解決手段】本発明のフォトマスクは、密集して配置された複数のホールパターンからなるホールパターン群と、ホールパターン群に近接して配置され、前記ホールパターンのうち2つ以上の光近接効果を補正する補助パターンを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、フォトマスクに関する。
半導体デバイスの微細化技術の進展は目覚しく、その中でも、半導体基板上のパターンを形成するリソグラフィー技術はキーテクノロジーである。
光露光技術は、電子ビーム露光により形成されたマスクを用いる一括縮小露光により、既に、量産技術として使用されている。これまでに開発されている、例えばKrF(波長:248nm)リソグラフィーでは130nm、ArF(波長:193nm)リソグラフィーでは90nm、現在開発中のF2(波長:157nm)リソグラフィーでは65nmの最小寸法を目標にしている。
いずれも、超解像技術と言われる位相シフトマスクを用い、使用波長の半分程度の解像度が求められている。しかしながら、光の波長に起因する解像限界付近では、回折や干渉などの光近接効果により、フォトマスク上のパターンをフォトレジスト層に正確に転写できないという問題がある。
これについて、図4を用いて説明する。図4(a)は、従来のフォトマスク31を示す平面図である。フォトマスク31は、透光性基板31a上に、マトリックス状に密集して配置された複数のホールパターン32からなるホールパターン群33を有する。フォトマスク31aでは、ホールパターン32が遮光部、その他の領域が透光部となっている。
図4(b)は、フォトマスク31を用いてネガ型レジスト層を露光・現像して得られるレジストマスク51を示す平面図である。レジストマスク51には、ホールパターン群33に対応したビアホール群53が形成されている。ビアホール群53は、マトリックス状に密集して配置された複数のビアホール52を有している。中心付近のビアホール52aは光近接効果をあまり強く受けず、円形に近い。一方、外周付近のビアホール52bは、光近接効果を強く受け、楕円になるか、半径が小さい円になっている。
このような光近接効果を抑制するために、ホールパターンに近接して補助パターンを形成する方法が知られている(例えば、特許文献1を参照。)
これについて、図5を用いて説明する。図5(a)は、フォトマスク41を示す平面図である。フォトマスク41には、ホールパターン群33に近接してその外側を囲むように、各ホールパターン32ごとに複数の補助パターン35が形成されている。
図4(b)は、フォトマスク41を用いてネガ型レジスト層を露光・現像して得られるレジストマスク61を示す平面図である。レジストマスク61には、ホールパターン32に対応したビアホール52が形成されており、補助パターン35の効果によって全てのビアホール52のサイズは、ほぼ等しくなっている。
特開2002−323746号公報
しかし、補助パターン35のような微細なパターンは、フォトマスクの欠陥検査工程においてフォトマスクに付着した塵や、パターンの出っ張りや欠けなどとの区別をするのが困難であり、このようなパターンがフォトマスク上に多数配置されると、フォトマスクの欠陥検査が困難になる。また、多数の補助パターンを作成すると、それにつれてフォトマスク作製用CADデータサイズが大きくなり、CADデータのハンドリングが困難になる。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、欠陥検査が容易であり、かつ、CADデータのハンドリングが容易であるフォトマスクを提供するものである。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明のフォトマスクは、密集して配置された複数のホールパターンからなるホールパターン群と、ホールパターン群に近接して配置され、前記ホールパターンのうち2つ以上の光近接効果を補正する補助パターンを備える。
本発明では、1つの補助パターンが1つのホールパターンの光近接効果補正を行うのではなく、1つの補助パターンが2つ以上のホールパターンの光近接効果補正を行う。従って、本発明の補助パターンは従来の補助パターンよりもサイズが大きくなり、フォトマスクの欠陥検査工程においてフォトマスクに付着した塵や、パターンの出っ張りや欠けなどとの区別をするのが容易になる。また、補助パターンの数を減らすことができるので、フォトマスク作製用CADデータ量を小さくすることができる。
図面を用いて、本発明の実施形態について説明する。以下の記載及び図面は、例示であって、本発明の範囲を限定するものではない。
図1は、本発明の一実施形態のフォトマスク1を示す平面図である。フォトマスク1は、透光性基板1a上に、密集して配置された複数のホールパターン2からなるホールパターン群3と、ホールパターン群3に近接して配置され、前記ホールパターン2のうち2つ以上の光近接効果補正を行う補助パターン5を備える。複数のホールパターン2は、マトリックス状に配置されている。4本の補助パターン5が、ホールパターン群3の四側面に配置されている。それぞれの補助パターン5は、マトリックスの最外部で一列に配置される全てのホールパターン2の光近接効果補正を一括して行っている。
ホールパターン2及び補助パターン5は、クロムなどからなる遮光膜によって形成されている。ホールパターン2は、例えば一辺が90〜160nm程度の正方形であるが、形成するホールの形状に合わせて長方形やその他の形状にしてもよい。補助パターン5は、レジストに転写されないパターンであり、露光波長の1/8〜1/2、好ましくは、1/4の幅で形成する。隣接したホールパターン間の距離は、好ましくは、露光波長の2倍以下、さらに好ましくは、露光波長の0.5〜2倍である。補助パターン5は、ホールパターン2からの距離が好ましくは、露光波長の2倍以下、さらに好ましくは、露光波長の0.5〜2倍となるように配置される。
本実施形態では、補助パターン5は、細長いバー状のパターンであり、従来の補助パターンよりも長い。従って、フォトマスクの欠陥検査工程において、フォトマスクに付着した塵や、パターンの出っ張りや欠けなどとの区別をするのが容易である。また、従来であれば、5つの補助パターンで光近接効果補正を行っていたものを、本発明では1つの補助パターンで行うことができるので、フォトマスク作製用CADデータ量を少なくすることができる。
ここまで、特定の実施形態を例にとって説明してきたが、本発明は、この実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
補助パターン5は、遮光膜で形成する代わりに、酸化クロムなどからなる半透光膜(例えば、透光率5〜20%)で形成してもよい。また、位相を150〜210度、好ましくは180度ずらす位相シフトパターンであってもよい。位相シフトパターンは、酸化シリコンなどからなる透光膜(例えば、透光率80%以上)で形成してもよく、基板1aを掘り込んで形成してもよい。
ホールパターン2は、遮光膜で形成する代わりに、酸化クロムなどからなる半透光膜(例えば、透光率5〜20%)で形成してもよい。また、位相シフト機能を有する半透光膜で形成してもよい。この場合、フォトマスクは、ハーフトーン型位相シフトマスクとなり、解像度が高くなる。
補助パターン5は、図2に示すように、ホールパターン群3を囲むリング状のパターンであってもよい。
上記実施形態では、複数行×複数列のマトリックスの周囲に補助パターン5を形成したが、図3に示すように、複数行×1列のマトリックス、すなわち、ホールパターン2が一列に配置されるものの周囲に補助パターン5を形成してもよい。
上記実施形態では、補助パターン5やホールパターン2は遮光部であったが、これらのパターンを透光部とし、その他の部分に遮光膜を形成して遮光部としてもよい。また、遮光膜を形成する代わりに、位相シフト機能を有する半透光膜を形成してもよい。この場合、フォトマスクは、ハーフトーン型位相シフトマスクとなり、解像度が高くなる。
また、ホールパターン2の1つおきに、位相シフト機能を有する膜を形成してもよい。この場合、レベンソン型位相シフトマスクとなり、解像度が高くなる。
本発明の一実施形態のフォトマスクを示す平面図である。 本発明のフォトマスクの別の実施形態を示す平面図である。 本発明のフォトマスクの別の実施形態を示す平面図である。 (a)は、従来のフォトマスクを示す平面図である。(b)は、(a)のフォトマスクを用いて形成されたレジストマスクを示す平面図である。 (a)は、従来のフォトマスクを示す平面図である。(b)は、(a)のフォトマスクを用いて形成されたレジストマスクを示す平面図である。
符号の説明
1,31,41:フォトマスク 1a,31a:透光性基板 2,32:ホールパターン 3,33:ホールパターン群 5,35:補助パターン 51,61:レジストマスク 52:ビアホール 52a:中心付近のビアホール 52b:外周付近のビアホール 53:ビアホール群

Claims (7)

  1. 密集して配置された複数のホールパターンからなるホールパターン群と、
    ホールパターン群に近接して配置され、前記ホールパターンのうち2つ以上の光近接効果補正を行う補助パターンを備えるフォトマスク。
  2. ホールパターンは、マトリックス状に配置される請求項1に記載のフォトマスク。
  3. ホールパターンは、一列に配置される請求項1に記載のフォトマスク。
  4. 隣接したホールパターン間の距離が、露光波長の0.5〜2倍である請求項1に記載のフォトマスク。
  5. 補助パターンは、細長いバー状のパターンである請求項1に記載のフォトマスク。
  6. 補助パターンは、ホールパターン群を囲むリング状のパターンである請求項1に記載のフォトマスク。
  7. 補助パターンは、ホールパターンからの距離が露光波長の0.5〜2倍となるように配置される請求項1に記載のフォトマスク。
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