JP2006348931A - タービンエンジン、タービンエンジンロータおよび連結システム - Google Patents

タービンエンジン、タービンエンジンロータおよび連結システム Download PDF

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Abstract

【課題】圧縮機の流路断面積の減少を補い、効率を向上させる
【解決手段】ロータスタック32は、ベーン段38A〜Iとブレードディスク34A〜Iを備え、各ディスクは、ブレード段36A〜Iを支持する。スペーサ62A〜Hは、ディスク34A〜Iの隣接のペアを連結し、圧縮力を伝える。スペーサ62B〜Hの凹部は、流路断面積の減少を補う。スペーサ62は、外側ディスク間キャビティに伴う空気再循環の損失や熱移動を排除する。スペーサ62C〜Hの半径方向内側の継手66C〜Hは、前方のディスクから後方に延びる第1の環状構造部および後方のディスクから前方に延びる第2の環状構造部を備えるとともに、トルクを伝える。ディスク34Gと34Hとの間のアンチボルテックスチューブ100は、継手66Gに取り付けられるとともに、半径方向内側の空気流をスペーサ67Gに導き、所望のディスク温度特性を維持し、熱/機械的応力を制御する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ガスタービンエンジンに関し、特に、中心で連結固定されたロータスタックを有するガスタービンエンジンに関する。
ガスタービンエンジンは、通常、エンジンの1つまたは複数のセクションに対応する1つまたは複数のロータスタックを備える。ロータスタックは、1つのセクションにおける連続する段の複数のディスクを備える。これらのディスクは、長手方向に間隔を隔てるとともに、ブレードを支持する。ステータ構造は、ロータディスクの間に長手方向に位置する周方向のベーン段を備える。ロータディスクは、相対的に回転しないように互いに固定されており、ロータスタックは、共通のスプール(例えば、エンジンの低速/低圧スプール、高速/高圧スプール)上に固定され、他の構成部品に対し回転する。
ロータディスクを一体的に連結するために、多数のシステムが用いられている。例示的な中心連結(center−tie)システムにおいては、ディスクは、スリーブ状のスペーサにより、互いに長手方向に間隔を隔てて保持されている。スペーサは、1つまたは両方の隣接するディスクとともに単体として一体的に形成される場合がある。しかし、スペーサは、隣接するディスクのペアの少なくとも1つから独立していることが多く、締まりばめ、ないしキー構造を介してディスクに係合している場合もある。このような締まりばめ、またはキー構造においては、係合を維持するために、ディスクスタックにわたる長手方向の圧縮力を維持することが要求される場合がある。圧縮力は、スタックの対向する両端部をスタック内を通る中央のシャフトに固定することにより得られる。スタックは、長手方向の予圧力(precompression force)を与えた状態でシャフトに取り付けられ、それにより、同等の大きさの引張力が、スタック内のシャフトの部分から伝わる。
別の形態では、周方向に間隔を有するタイロッドの列の使用が含まれる。タイロッドは、ディスクを一体的に連結するようにロータディスクのウエブ部分を通り延びている。そのようなシステムにおいては、対応するスプールは、ロータ内を通るシャフト部分を備えていない場合がある。代わりに、分割したシャフトセグメントが、ロータスタックの1つまたは両方の端部から長手方向外側に延びた形となる。
効率および出力における所望の改良により、タービンエンジンの形態の発展が大いに促進される。効率には、性能上の効率および生産効率が含まれる。
SuciuおよびNorrisの米国特許出願第10/825,255号(特許文献1)、第10/825,256号(特許文献2)および第10/985,863(以下、Suciuらの出願とする)では、1つまたは複数の外側にくぼんだディスク間スペーサを有するエンジンが開示されている。ロータが回転すると、遠心力により、長手方向のロータの圧縮が維持され、スペーサと少なくとも1つの隣接するディスクとの係合が維持される。この係合は、圧縮に加えて、ディスク間に長手方向のトルクを伝える。
特開2005−299673号公報 特開2005−299672号公報
本発明の1つの態様は、内側の開口部から外側周縁部にそれぞれ延びている第1のディスクおよび第2のディスクを備えるタービンエンジンに関する。継手(カップリング)は、第1のディスクと第2のディスクとの間でトルクおよび長手方向の圧縮力を伝える。継手は、トルクの大部分を伝える第1の手段と、第1の手段の半径方向外側に位置するとともに、圧縮力の大部分を伝える第2の手段と、を備える。
種々の実施例においては、第2の手段は、スペーサ(例えば、Suciuらの出願と同様または別のスペーサ)を備えていてもよい。第1の手段は、第1および第2のディスクに放射状のスプライン、つまり互いに嵌合する第1および第2の複数の歯部をそれぞれ備えていても良い。第1の複数の歯部を、第1のディスクのウエブの後方から延びている第1のスリーブの後方リムに形成してもよいし、第1のディスクのウエブと一体的に形成してもよい。第2の複数の歯部を、第2のディスクのウエブの前方から延びている第2のスリーブの前方リムにおいて形成してもよいし、第2のディスクのウエブと一体的に形成してもよい。第1および第2のディスクは、第1および第2のスリーブの内側に内側環状隆起部をそれぞれ備えていてもよい。第2の手段は、外側へ向かってくぼんだ長手方向の部分を有するスペーサをからなっていてもよい。このくぼんだ部分は、第1および第2のディスクの回転速度に伴って、圧縮力を増加させるのに効果的な厚さおよび長手方向の範囲を備える。エンジンは、高速/高圧圧縮機および低速/低圧圧縮機を備えていてもよく、第1および第2のディスクは、高速/高圧圧縮機に位置する。第1の手段により、周方向に間隔を有する複数のアンチボルテックスチューブ(anti vortex tube)が支持されていてもよい。引張(テンション)シャフトは、第1および第2のディスクの各々の内側開口部内を通って延びるとともに、第1および第2のディスクに対して実質的に回転しない。第1のディスクとシャフトとの間をシールする手段を備えていてもよい。第3のディスクは、内側開口部から外側周縁部に向かって延びていてもよい。第2の継手は、第3のディスクと第2のディスクとの間でトルクおよび長手方向の圧縮力を伝える。第2の継手は、トルクの大部分を伝える第1の手段と、第1の手段の半径方向外側に位置し、圧縮力の大部分を伝える第2の手段と、を備える。長手方向に圧縮して第1および第2のディスクを保持する中心から外れた連結部材を備えていなくてもよい。
本発明の別の態様は、熱的に制御され、かつ中心で連結固定されたロータに関する。ロータは、中心シャフトおよび複数のブレードディスクを有する。各ディスクは、シャフトを取り囲む中央開口部を備える。ディスクにより、ディスクの隣接するペアの間に環状キャビティが画定される。円周方向に分配された1つまたは複数のアンチボルテックスチューブは、第1のディスクと第2のディスクとの間に位置する少なくとも第1のキャビティ内を延びている。半径方向に追従性を有するシール(radially compliant seal)が、シャフトと少なくとも1つのディスクとの間に配置される。
種々の実施例においては、放射状スプライントルク継手が、第1のディスクと第2のディスクとの間に位置し、円周方向に分配された1つまたは複数のアンチボルテックスチューブを支持する。半径方向に追従性を有するシールは、金属製のベローシールであってもよく、1つまたは複数の他のキャビティと、キャビティの少なくとも一部分またはより多くの部分とを熱的に隔てる。円周方向に分配された1つまたは複数のアンチボルテックスチューブは、共通の長手方向の位置における円周方向に均等な間隔を有する複数のチューブであってもよい。
本発明の別の態様は、複数のディスクおよび複数のブレード段を有するタービンエンジンロータに関する。各ディスクは、内側開口部から外側周縁部まで半径方向に延びている。各段は、ディスクの対応する1つにより支持されている。複数のスペーサが存在しており、各スペーサは、ディスクの隣接するペアの間に位置する。中心シャフトは、複数のディスクおよび複数のスペーサを支持し、これらとともに中心軸を中心に回転する。第1のスペーサは、第1のディスクと第2のディスクとの間に長手方向の圧縮力を伝える。第1および第2のディスクの互いに嵌合する第1および第2の部分は、第1のスペーサの半径方向内側に位置し、第1のディスクと第2のディスクとの間で長手方向のトルクを伝える。
種々の実施例においては、嵌合する第1および第2の部分は、放射状のスプラインを備えていてもよい。第1のスペーサは、第1のディスクと単体として一体的に形成されていてもよい。第1のスペーサは、第2のディスクの一部分内に実質的に締まりばめした端部を備えていてもよい。ステータは、複数のベーン段を備えていてもよい。第1のスペーサは、長手方向の断面を有していてもよく、この長手方向の断面は、静止状態で実質的に外側にくぼんでいる第1の部分を有する。ベーン段は、第1のベーン段を少なくとも備えていてもよい。第1のベーン段は、第1の部分における第1のスペーサの外側面に近接して直面している内側ベーン先端部を有する。第1のベーン段の内側先端部は、長手方向に凸状をなしていてもよい。
図1では、高速/高圧圧縮機(HPC)22を有するガスタービンエンジン20が図示されている。高速/高圧圧縮機(HPC)22は、低速/低圧圧縮機(LPC)23からコア流路500に沿って流れる空気を受けるとともに、燃焼室24に空気を供給する。高速/高圧タービン部(HPT)25および低速/低圧タービン部(LPT)26は、コアの流路500に沿って燃焼室24の下流側に位置する。エンジンは、他のシステムまたは構造として、バイパス流路501に沿って空気を送るトランスミッション駆動式のファン28、およびオーグメンタ(図示せず)をさらに備えていてもよい。
エンジン20は、低速スプールおよび高速スプールを備える。低速および高速スプールは、エンジンの長手方向の中心軸つまり中心線502を中心に回転するように、複数のベアリングシステムを介してエンジンの静止構造物に取り付けられている。低速スプールには、低速/低圧圧縮機(LPC)および低速/低圧タービン部(LPT)のロータおよびブレードを支持する低速シャフト29が含まれる。高速スプールには、高速/高圧圧縮機(HPC)および高速/高圧タービン部(HPT)のロータおよびブレードが含まれる。図2では、低速シャフト29を同心円状に取り囲んでいるHPC連結シャフト30が図示されている。シャフト29,30の各々は、(例えば、溶接により)完全に、あるいは部分的に一体化したアッセンブリであってもよい。
図2では、高速シャフト30に取り付けられたHPTロータスタック32が図示されている。例示的なロータスタック32は、前方/上流側から後方/下流側に向かって、例示的な9個のブレードディスク34A〜34Iを備え、各々のディスクは、対応するブレード段36A〜36Iをそれぞれ支持する。複数のベーン段38A〜38Iは、コア流路500に沿って、ブレード段と交互に並び連続的に配置されている。ベーンは、エアフォイルを有し、このエアフォイルは、コア流路の外側壁40の一部として形成された外側プラットフォーム39のルート部から半径方向内側に延びている。第1および第2のベーン段のエアフォイルは、コア流路内側壁46の一部を形成している内側プラットフォーム42まで延びている。以下にさらに詳しく述べるように、連続するベーン段のエアフォイルは、内側エアフォイル先端部48まで延びている。
実施例においては、各々のディスクは、実質的に環状のウエブ50A〜50Iを有する。ウエブ50A〜50Iは、“ボア(bore)”として知られる内側の環状隆起部分52A〜52Iから、外側周縁部(ブレードプラットフォームバンド)54A〜54Iに向かって半径方向外側に延びている。ボア52A〜52Iは、ディスクの中央開口部を取り囲んでおり、その中を連結シャフト30の一部分56が隙間を備えて円滑に通過している。周縁部54A〜54Iとともに予め単体として(例えば、連続的な微細構造を備えた単一の部品として)ブレードを形成してもよいし、完全な単体としてではなく(例えば、破壊によってのみ取り外し可能なように溶接により)ブレードを形成してもよいし、あるいは取付機構(例えば、末梢部分における相補的なもみの木形状の溝部に取り付けられるもみの木形状のブレードルート部、またはばち型(ダブテール)の相互作用、周方向のスロットの相互作用など)により非破壊的に取り外しできるように周縁部にブレードを取付けてもよい。
一連のスペーサ62A〜62Hにより、ディスク34A〜34Iの互いに隣接するペアが連結される。例示的なエンジンでは、第1のスペーサ62Aは、第1のディスクのウエブ50Aと一体的に(例えば、ウエブ50Aとともに予め単体として、あるいはウエブ50Aに溶接されて)形成されており、第2のディスクとの接触結合部まで後方に延びている。例示的なエンジンでは、(例えば、Suciuらの出願に記載されているように)第1のスペーサ62Aは、外側に向かってくぼんおり、そのため、第2のディスク34Bとの接触係合部では、スペーサの断面を平坦にする遠心力により、速度とともに長手方向の係合力が増す。例示的なエンジンでは、第2のスペーサ62Bは、(ブレードプラットフォームバンド54Bを備えて)第2のディスク34Bと一体的に形成され、(ブレードプラットフォームバンド54Cにおける)第3のディスク34Cとの接触係合部まで後方に延びている。例示的な残りのスペーサ62C〜62Hは、隣接するディスクと別々に形成され、隣接ディスクのブレードプラットフォームバンドと接触係合する。スペーサ62B〜62Hは、(Suciuの米国特許出願第10/985,863号に記載されているように)対応するベーンの内側先端部に近接して面している外側面を備える。また、これらのスペーサ62B〜62Hの外側へのくぼみによっても、速度に応じて増加する長手方向の圧縮力が生じる。
したがって、第1のスペーサ62Aにより、外側/外部の環状ディスク間キャビティ65と内側/内部の環状ディスク間キャビティ64Aとが隔てられている。キャビティ65は、第2のベーン段38Bのプラットフォーム42を収容していてもよく、第1のスペーサ62Aは、そのプラットフォームをシールする機構を備えていてもよい。これに対し、前述のように、残りのスペーサのうち1つまたは複数のスペーサ(例示的なロータスタックにおいては残りの全てのスペーサ)は、半径方向外側に移動している。スペーサの上流側および下流側の部分は、隣接ディスクのプラットフォームバンド54B〜54Gと実質的に一体化または接続している。したがって、例示的な残りのスペーサ62B〜62Hは、コア流路500から対応する第1の環状ディスク間キャビティ64B〜64Hを隔てている。
付加的なディスク間の継手(カップリング)が、少なくともいくつかのディスクの間に設けられている。図2では、対応するスペーサ62C〜62Hの半径方向内側に位置する継手66C〜66Hが図示されている。継手66C〜66Hにより、第2の環状キャビティ67C〜67Hから対応する第1の環状キャビティ64C〜64Hが隔てられている。例示的な継手66C〜66Hの各々は、前方に位置するディスクから後方に向かって延びている第1の管状ないし、スリーブ状の構造部70(図3参照)と、後方に位置するディスクから前方に向かって延びている第2の管状ないし、スリーブ状の構造部72と、を備える。例示的な環状構造部70,72の各々は、対応する個々のディスクと単体として一体的に形成されており、ディスクのウエブとボアとの接合部付近からそれぞれ後方および前方に向かって延びている。別の実施例においては、環状構造部を、対応するディスクの残りの部分に接合、溶接してもよいし、あるいは一体化、連結してもよい。環状構造部70の後方リムおよび環状構造部72の前方リムにおいて、環状構造部は、円周方向の列をなす互いに嵌合する放射状スプラインつまり歯部74を有する(図4参照)。例示的な嵌合においては、対をなす環状構造部70,72の歯部の間の谷部が、環状構造部70,72の歯部74の一つを受ける。
図示された例示的な歯部74は、半径方向のスパンと概ね等しい長手方向のスパンと、やや長い円周方向のスパンと、を有する。以下でさらに詳しく説明するように、実施例においては、各々の歯部74と歯部を受ける谷部との間に、長手方向のギャップ75を備えていてもよい。例示的な実施例においては、このギャップ75は、歯部の長手方向の先端部76と歯部間の谷部の底部77との間に位置している。各歯部74の側面78は、長手方向に延び、嵌合する隣接の歯部の隣接する側面78とスライド可能に係合して、相対的な長手方向の動きが可能となる。
継手66C〜66Hにより、圧縮力よりもトルクが優先的に伝えられる。歯部の側面78の係合により、トルクが伝達される。長手方向のギャップ75が存在する場合には、継手66C〜66Hの収縮が許容され、実質的に圧縮力が伝達されない。
例示的なロータスタックでは、前方端部80および後方端部82において、ロータスタックが連結シャフト30に取り付けられているが、中間部分(例えば、ディスクのボアの部分)では、構造的にシャフト30に取り付けられていない。後方端部82において、後方ハブ90(図2参照:これは連結シャフト30の隣接部分と単体として一体的に形成されていてよいし、一体化していてもよい)は、外側面および前方リム面を有する環状の遠位端部92まで、半径方向外側かつ前方に延びている。この外側面を、後方にあるディスク34Iのプラットフォームバンド54Iの後方部分の内側面が受けている。この部分の係合は、Suciuらの出願のハブの係合と同様であってもよい。
Suciuらの出願のスペーサと同様に、速度が増加することにより、特に長手方向の中間部分において、スペーサ62A〜62Hは半径方向に延び、それにより部分的にスペーサが平坦化する。有利には、先端部48およびスペーサの外側面の形状は、定常状態の運転条件および過渡条件、またはそのような条件の範囲において、実質的に最小のギャプをもたらすように選択される。
したがって、スペーサ62A〜62Hは、ロータスタックに亘る圧縮荷重を局所的に受ける。連結シャフト30は、対応する引張荷重が生じる(これは空気流によりブレードにかかる正味の長手方向の力に影響を受ける)。一方、少なくとも特定のディスク間においては、付加的な継手(例えば、66C〜66H)が、ディスク間のねじり(トルク)荷重を少なくとも部分的に受ける。例えば、スペーサ62A,62Bは、ディスク34A〜34Cの間の圧力荷重およびねじり荷重を実質的に全て受ける場合がある。したがって、スペーサ62A,62Bおよびこれらのディスクとの接触部分は、そのような圧力荷重およびねじり荷重に耐え得る十分な堅牢性を備えていなければならない。例えば、ねじり荷重を伝えるように、接触部分において嵌合する歯部を備えていてもよいし、部分的に堅牢な摩擦/締まりばめしていてもよい。しかし、残りのスペーサ62C〜62Hは、ディスク34C〜34Iの間のねじり荷重のごく一部(例えば、半分以下)を受けるか、好ましくは実質的に全く受けない(例えば、変形が生じない最小限に近い程度)。継手66C〜66Hは、ねじり荷重の残余を受ける。
別の実施例においては、継手66C〜66Hは、長手方向の荷重をある程度受ける場合がある(例えば、ギャップ75が存在しない場合、ギャップが底部に届くほど小さい場合、または付加的な荷重の経路が存在する場合)。そのような場合、スペーサ62C〜62Hが、ねじり荷重のごく少量を受けるとともに、継手66C〜66Hは、ディスク34C〜34Iの間の長手方向の荷重のごく少量を受ける。しかし、長手方向の荷重がそのように分割された場合、予測するのが困難であり、技術的な問題が生じる恐れがある。
スタックの少なくとも一部についてトルクと圧縮とで継手を別にすることにより、このような2系統の継ぎ手を備えていない(例えば、ディスクの隣接するペアの間の圧縮およびねじり荷重の全てを、1つのスペーサが支持する)形態に対して設計する自由度および利点がもたらされる。スペーサ62C〜62Hからねじり荷重を支持する必要性を取り除くことにより、スペーサ62C〜62Hは、基準の形態のスペーサと比べ、軽量化される。特に対応するディスクとの接触部分において、(例えば、特に締まりばめしている堅牢な部分の歯部の係合機構を取り除くことにより)軽量化が実現する。また、ディスクバンド54C〜54Iの相補的な機構を、削減ないしは除去できる。
付加的なスペーサ62C〜62Hは、スペーサおよびディスクの軽量化により減少した質量よりも、より多く質量を加えてしまう場合がある。しかし、1つまたは複数の潜在的な利点がある。スペーサやプラットフォームバンドに質量が存在する場合、相対的に外側の部分となるので、そのような質量によってかかる遠心応力が著しく増加する。そのような質量(可能性のある質量の純増加を含む)を内側の構造物に対して半径方向内側に移動することにより、応力が減少する。応力の減少によって、いくつかの設計または再設計の利点が得られる。エンジンは、半径方向に膨張する可能性がある。そのような膨張により応力が増すため、継手を分けることにより生じた応力の減少により、全体の応力を危険な状態以下にとどめることができる。ボアおよびウエブは荷重の影響を受けにくいため、所定の半径の大きさで、(例えば、ディスクボアおよびウエブを)軽量化してもよい。これは、他の方法では達成できないか、あるいは構成部品のより優れた堅牢性(および質量)を増すことを通してのみ達成できるようなエンジンの大きさ、幾何学的形状、および運転速度の増加を実現する潜在的な可能性がある。全体の質量が増加したとしても、ロータの慣性極モーメントを減少させることが可能であり、それにより、加速/減速の性能が向上する。
種々の設計上の考慮により、ディスク間の継手を2系統に分割するか、しないかということに影響が及ぶ。例示的なエンジンにおいては、コア流路は、下流側方向に向かって半径方向外側にそれている。したがって、下流側の領域において遠心荷重がより顕著である。したがって、下流側の継手は2系統に分割されているが、例示的な上流側の継手は2系統に分割されていない。種々の設計上の考慮により、コア流路の半径方向位置の外形に影響が及ぶ。したがって、これにより、適用される特定の継ぎ手の分割に影響が及ぶ。
さらに、1つまたは複数の継手66C〜66Hは、アンチボルテックスチューブ100(図2参照)を支持するために用いられる。他の方法で取り付けられた種々のそのようなチューブは、当技術分野で周知である。例示的なエンジンにおいては、長手方向の位置において、ディスク34Gとディスク34Hとの間にあり、円周方向に均一な間隔を有して、半径方向に延びている円周方向の列をなすチューブ100(例えば、3〜8個)を備える。
内側端部102付近において、チューブ100は継手66Gに取り付けられる。例えば、チューブ100は、リング103に取り付けられている(図3参照)。リング103を、環状構造部の一方(例えば、環状構造部72)にスナップ式に嵌合していてもよい。ギャップ75と同じように同様の可動性/自由度を付与するのに効果的な長手方向のギャップが、チューブ100と他方の環状構造部(例えば、70)との間に存在する。
チューブの外側端部104は、中心線502と流路500との間の半径方向のスパンの外側部分に位置している。より具体的には、端部104は、かなり外側に位置する(例えば、継手66Gとスペーサ62Gとの間の半径方向のスパンの外側半分)。チューブ100により、半径方向内側の空気流がスペーサ67Gに導かれる。有利には、この空気流により、所望のディスク温度特性が維持され、熱/機械的応力が制御される。条件に応じて、空気流により、ディスクの他の部分より熱い部分が冷却され、あるいは、ディスクの他の部分より冷たい部分が加熱される。
個々のディスクまたは一群のディスクを熱的に絶縁することが望ましい場合がある(例えば、チューブ100の特定のグループを通る流れの熱的影響を受けやすいディスクを限定するために)。例えば、図3では、ディスクボア52Gの前方端部における円周方向の幅の狭いリップ部122から内側に延びている金属製のベローシール120が図示されている。シール120は、連結シャフト30の外側面との接触係合部分まで延びている。シール120は、シャフト30に固定されていてもよいが、ねじれおよび円周方向の振動を吸収するように、円周方向の移動に自由度があることが有利である。同様に、ベローシールの断面は、半径方向の追従性を付与し、ボア52Gに対してシャフト30の半径方向の移動(例えば、振動)を吸収する。シール120により、ディスクボア52Gの後方に位置する環状の体積67Gからボア52Gの前方の体積67Fが隔てられる。
Suciuらの米国特許第10/985,863号の出願に記載されているように、62B〜62Hなどのスペーサを利用することは、さらなる利点をもたらす。外側へのくぼみは、スペーサの中間部分においてスペーサの外側面に半径方向の凹部をもたらす。この凹部により、コア流路に対してより優れた半径方向のスパンがもたらされる。半径方向のスパンが増加すると、面積法則の効果がもたらされ、ベーンエアフォイルが存在することにより生じる流路断面積の減少を少なくとも部分的に補う。これにより、圧縮機の効率が向上する。スペーサ62により、ベーン内側プラットフォーム(例えば、プラットフォーム42など)を収容する従来技術の外側ディスク間キャビティに付随する空気再循環の損失、熱移動などが実質的に排除される。さらに、例えば、ベーン内側プラットフォームが存在することによる製造上の複雑さも緩和される。
前述の原理を、現存のエンジン形態の再構成、または新しく設計する工程において適用してもよい。種々の設計技術を用いてもよい。種々の設計技術には、模擬実験および実際のハードウェア試験が含まれる。模擬実験/試験は、静止状態および1つまたは複数のゼロを超える速度条件下で行われる。ゼロを超える速度条件は、定常状態の運転条件および過渡条件の一方または両方を含んでいてもよい(例えば、加速、減速およびそれらの組み合わせ)。模擬実験/試験は、繰り返し行われる。繰り返し行われる模擬実験/試験には、スペーサの厚さ、スペーサの曲率または他の形状のパラメータ、ベーン先端の曲率または他の形状のパラメータ、および静止状態の先端部とスペーサの距離(先端部とスペーサの特定の位置を変更することも含んでいてもよい)などのスペーサ62C〜62Hのパラメータを変更することが含まれる。繰り返し行われる模擬実験/試験には、環状構造部70,72の厚さの形状、歯部74のサイズと幾何学形状、継手の半径方向の位置などの継手66C〜66Hのパラメータを変えることが含まれる。
本発明の1つまたは複数の実施例の説明がなされた。しかしながら、本発明の精神および範囲から逸脱することなく、種々の変更形態がなされることが理解されるであろう。例えば、従来のエンジン形態の再設計品として適用する場合、従来形態の詳細は、あらゆる特定の実施態様に影響を及ぼす場合がある。したがって、他の実施例は、添付の特許請求の範囲の範囲内にある。
ガスタービンエンジンの長手方向に亘る部分断面図。 図1のエンジンの高圧圧縮機のロータスタックの長手方向に亘る部分断面図。 図2のスタックのディスクボアの長手方向に亘る断面図。 図2のスタックの2つのディスクの嵌合しているスプラインの半径方向に亘る図。

Claims (23)

  1. 内側開口部から外側周縁部まで半径方向にそれぞれ延びている第1のディスクおよび第2のディスクと、
    前記第1のディスクと前記第2のディスクとの間でトルクおよび長手方向の圧縮力を伝えるとともに、
    前記トルクの大部分を伝える第1の手段と、
    前記第1の手段の半径方向外側に位置するとともに、前記圧縮力の大部分を伝える第2の手段と、を備える
    継手と、
    を備えることを特徴とするタービンエンジン。
  2. 前記第1の手段が、前記第1のディスクおよび第2のディスクにそれぞれ設けられた互いに嵌合する第1および第2の複数の歯部を備えることを特徴とする請求項1に記載のエンジン。
  3. 前記第1の複数の歯部が、前記第1のディスクのウエブから後方に延びるとともに前記ウエブと一体的に形成されている第1のスリーブの後方リムに位置し、
    前記第2の複数の歯部が、前記第2のディスクのウエブから前方に延びるとともに前記ウエブと一体的に形成されている第2のスリーブの前方リムに位置し、
    前記第1のディスクおよび前記第2のディスクが、前記第1のスリーブおよび前記第2のスリーブの内側に内側環状隆起部をそれぞれ有することを特徴とする請求項2に記載のエンジン。
  4. 前記第2の手段が、外側に向かって長手方向にくぼんだ部分を有するスペーサを備え、前記外側に向かって長手方向にくぼんだ部分が、前記第1のディスクおよび前記第2のディスクの回転速度とともに前記圧縮力を増加させるのに効果的な厚さおよび長手方向の範囲を備えることを特徴とする請求項2に記載のエンジン。
  5. 前記エンジンが、高速/高圧圧縮機を備え、
    前記第1のディスクおよび前記第2のディスクが、前記高速/高圧圧縮機に位置することを特徴とする請求項1に記載のエンジン。
  6. 前記第1の手段により支持される円周方向に間隔を有する複数のアンチボルテックスチューブをさらに備える請求項5に記載のエンジン。
  7. 前記第1のディスクおよび前記第2のディスクの各々の前記内側開口部を通って延びる引張シャフトをさらに備える請求項1に記載のエンジン。
  8. 前記第1のディスクおよび前記第2のディスクの各々の前記内側開口部を通って延びるとともに、前記第1のディスクおよび前記第2のディスクに対して実質的に回転しない引張シャフトと、
    前記第1のディスクと前記シャフトとの間をシールする手段と、
    をさらに備える請求項1に記載のエンジン。
  9. 内側開口部から外側周縁部に半径方向に延びている第3のディスクと、
    前記第3のディスクと前記第2のディスクとの間にトルクおよび長手方向の圧縮力を伝えるとともに、
    前記トルクの大部分を伝える第1の手段と、
    前記第1の手段の半径方向外側に位置し、前記圧縮力の大部分を伝える第2の手段と、を備える
    第2の継手と、
    をさらに備える請求項1に記載のエンジン。
  10. 長手方向に圧縮して前記第1のディスクおよび前記第2のディスクを保持する中心から外れた連結部材を備えていないことを特徴とする請求項1に記載のエンジン。
  11. 中心シャフトと、
    前記シャフトを囲む中央開口部をそれぞれ有するとともに、隣接するペアの間に環状キャビティを画定する複数のブレードディスクと、
    前記ディスクのうちの第1のディスクと第2のディスクとの間に位置する前記キャビティのうち少なくとも第1のキャビティ内で延びている円周方向に分配された1つまたは複数のアンチボルテックスチューブと、
    前記シャフトと前記ディスクの少なくとも1つとの間に位置する半径方向に追従性を有するシールと、
    を備える熱的に制御され、かつ中心で連結固定されたロータ。
  12. 前記第1のディスクと前記第2のディスクとの間に位置するとともに、前記円周方向に分配された1つまたは複数のアンチボルテックスチューブを支持する放射状スプライントルク継手をさらに備える請求項11に記載のロータ。
  13. 前記半径方向に追従性を有するシールが、1つまたは複数の別の前記キャビティから、1つまたは複数の前記キャビティの少なくとも一部分を熱的に隔てるように配置されたベローシールであることを特徴とする請求項11に記載のロータ。
  14. 前記円周方向に分配された1つまたは複数のアンチボルテックスチューブが、共通の長手方向の位置における円周方向に均等な間隔を有する複数のチューブであることを特徴とする請求項11に記載のロータ。
  15. 内側開口部から外側周縁部に向かって半径方向にそれぞれ延びている複数のディスクと、
    前記ディスクの対応する1つにそれぞれ支持された複数のブレード段と、
    前記ブレード段の間に広がる複数のベーン段と、
    前記ディスクの隣接するペアの間にそれぞれ位置する複数のスペーサと、
    前記複数のディスクおよび前記複数のスペーサを支持し、これらとともに中心軸を中心に回転する中央シャフトと、
    を備え、
    前記スペーサのうちの第1のスペーサが、前記ディスクのうち第1のディスクと第2のディスクとの間に長手方向の圧縮力を伝え、
    前記第1のスペーサの半径方向内側に、前記第1のディスクおよび第2のディスクの互いに嵌合する第1および第2の部分を備え、前記第1のディスクと前記第2のディスクとの間で長手方向のトルクを伝えることを特徴とするタービンエンジンロータ。
  16. 前記嵌合する第1および第2の部分が、放射状のスプラインを備えることを特徴とする請求項15に記載のロータ。
  17. 前記第1のスペーサが、前記第1のディスクと一体的に形成されるとともに、前記第2のディスクの一部内に実質的に締まりばめした端部を有することを特徴とする請求項15に記載のロータ。
  18. ステータと組み合わされるロータであって、
    前記ステータが、複数のベーン段を備え、
    前記第1のスペーサが、長手方向の断面を有し、前記長手方向の断面が、静止状態で実質的に外側にくぼんでいる第1の部分を有し、
    前記ベーン段が、前記第1の部分において、前記第1のスペーサの外側面に近接して直面している内側ベーン先端部を有する少なくとも第1のベーン段を備えていることを特徴とする請求項15に記載のロータ。
  19. 前記第1のベーン段の前記内側先端部が、長手方向に凸状をなしていることを特徴とする請求項18に記載のロータ。
  20. 第1のディスクおよび第2のディスクの互いに嵌合する第1の嵌合部分と、
    前記第1の嵌合部分の半径方向外側に間隔を隔てるとともに、長手方向外側にくぼんだ部分を備えるスペーサと、
    を備える第1および第2のターボ機械用ディスクを連結するシステム。
  21. 前記第1のディスクおよび前記第2のディスクの前記第1の嵌合部分が、前記第1のディスクおよび前記第2のディスクにおいて互いに嵌合する第1および第2の複数の歯部を備えることを特徴とする請求項20に記載のシステム。
  22. 前記スペーサが、前記第1のディスクおよび前記第2のディスクの少なくとも一方と別体であることを特徴とする請求項20に記載のシステム。
  23. 前記第1のディスクおよび前記第2のディスクが、内側開口部から外側周縁部まで半径方向にそれぞれ延びており、前記外側周縁部が、前記外側周縁部と一体的に形成されているか、あるいは前記外側周縁部に取り付けられている対応するベーン段を支持し、
    前記スペーサが、前記外側周縁部と近接しており、
    引張シャフトが、前記内側開口部を通って延びていることを特徴とする請求項20に記載のシステム。
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