JP2006347722A - 移動式クレーンの伸縮ブーム - Google Patents

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Abstract

【課題】 干渉発生の恐れがある部分にスライドプレート42を配置することにより、クレーン作業時に伸縮ブーム30に大きな弾性変形が発生してもブーム同士が干渉することの無い移動式クレーンの伸縮ブームを提供する。
【解決手段】 外側ブーム内に内側ブームを順次摺動自在に嵌挿して構成する移動式クレーンの伸縮ブーム30において、前記内側ブーム32長手方向中間領域となる内側ブーム外面に、前記外側ブーム31内面と摺接可能なスライドプレート42を配置した。
【選択図】 図3

Description

本発明は、より高張力の鋼板を用いることにより軽量化、長尺化を図ろうとする移動式クレーンの伸縮ブームに好適な技術に関する。
図7に従来から使用されてきた移動式クレーンの伸縮ブームの基本的な構成を示している(例えば、特許文献1参照。)。図7に示した伸縮ブームは、ベースブーム12にセカンドブーム91を嵌挿し、さらにセカンドブーム91にトップブーム15を嵌挿した3段ブームである。これらのブームの断面形状は全て縦長の長方形である。ベースブーム12の先端内側の上部にはスライドプレート93が配置され、先端内側の下部にはスライドプレート89が配置されている。また、セカンドブーム91の基端外側の上部にはスライドプレート95が配置され、基端外側の下部にもスライドプレートが配置されている。これらのスライドプレートによって、セカンドブーム91はベースブーム12に対して支持されると共に摺動自在となっている。
同様に、セカンドブーム91の先端内側の上部にはスライドプレート109が配置され、先端内側の下部にはスライドプレート109が配置されている。また、トップブーム15の基端外側の上部にはスライドプレート109が配置され、基端外側の下部にもスライドプレート109が配置されている。これらのスライドプレートによって、トップブーム15はセカンドブーム91に対して支持されると共に摺動自在となっている。
98は第1伸縮シリンダであって、一方の端部がベースブーム12に対してピン100により軸着され、他方の端部がセカンドブーム91に対してピン102により軸着されている。103は第2伸縮シリンダであって、一方の端部がセカンドブーム91に対してピン105により軸着され、他方の端部がトップブーム15に対してピン107により軸着されている。これらの伸縮シリンダ98、103によって、上記伸縮ブームは伸縮動作を行う。
上述したような従来の伸縮ブームは、上記スライドプレートの厚さによって決定される各段のブーム間の隙間寸法が、現在の伸縮ブームに比べると比較的大きく取られていた。また、各段のブームの板厚も現在のものと比べると厚いものであり、その断面剛性は高いものであった。そのため、伸縮ブーム先端に吊荷等の荷重が作用して変形を生じても、スライドプレート以外の部分でブーム同士が干渉するということは起こり得なかった。
ところが、近年クレーン作業の高揚程、高荷重の要請から、伸縮ブームの長尺化、高負荷能力化又は大型化が図られてきた。その一方、伸縮ブームの全体重量は移動式クレーンに課せられる法規制等の各種の制限から所定の範囲に収める必要があった。そのため、図9に示されるように伸縮ブームの断面形状は長方形以外の形状が採用され、より薄板の鋼板が使用されるようになってきた(例えば、特許文献2参照。)。伸縮ブームの段数を増加してもトップブームの断面寸法を十分確保する為には、ブーム間の隙間もより小さく設定されるようになった。
実公昭45−25608号公報(第27図) EP0583552B1号公報(Fig15)
図8に示した特許文献2に記載された伸縮ブームを構成する鋼板には、100キロ級以上の引張り強さを有するような高張力鋼板が使用されており、クレーン作業時に発生する応力も従来に比べ非常に高くなっている。そのため、クレーン作業時の伸縮ブームの弾性変形も非常に大きなものとなってきており、それに伴う不具合も発生するようになった。
図9は伸縮ブームの弾性変形に伴って発生する不具合の状況を説明する図である。3段ブームのトップブーム3のみがセカンドブーム2から伸長された状態で、トップブーム先端に外力Fが下向きに作用してトップブーム3が大きく縦曲がり変形している。それに伴いセカンドブーム2も縦曲がり変形し、セカンドブーム長手方向中間部の上部とベースブーム内面上部とがA部で干渉を起こしている。このようにセカンドブーム2とベースブーム1とが干渉を起こした状態で、セカンドブーム2をベースブーム1に対して伸長すると、干渉した部分に傷が発生してしまう。
そこで、本発明は、上述した干渉発生の恐れがある部分にスライドプレートを配置することにより、クレーン作業時に伸縮ブームに大きな弾性変形が発生してもブーム同士が干渉することの無い移動式クレーンの伸縮ブームを提供しようとするものである。
本願の請求項1に記載された移動式クレーンの伸縮ブームは、外側ブーム内に内側ブームを順次摺動自在に嵌挿して構成する移動式クレーンの伸縮ブームにおいて、前記内側ブーム長手方向中間領域となる内側ブーム外面に、前記外側ブーム内面と摺接可能なスライドプレートを配置したことを特徴とする。
本願の請求項2に記載された移動式クレーンの伸縮ブームは、請求項1記載の移動式クレーンの伸縮ブームにおいて、前記スライドプレートを内側ブーム上部セクションの左右中間領域に配置したことを特徴とする。
本願の請求項3に記載された移動式クレーンの伸縮ブームは、請求項1記載の移動式クレーンの伸縮ブームにおいて、前記スライドプレートを内側ブーム側部セクションの上下中間領域に配置したことを特徴とする。
本願の請求項4に記載された移動式クレーンの伸縮ブームは、外側ブーム内に内側ブームを順次摺動自在に嵌挿して構成する移動式クレーンの伸縮ブームにおいて、前記外側ブーム長手方向中間領域となる外側ブーム内面に、前記内側ブーム外面と摺接可能なスライドプレートを配置したことを特徴とする。
本願の請求項5に記載された移動式クレーンの伸縮ブームは、請求項4記載の移動式クレーンの伸縮ブームにおいて、前記スライドプレートを外側ブーム上部セクションの左右中間領域に配置したことを特徴とする。
本願の請求項6に記載された移動式クレーンの伸縮ブームは、請求項4記載の移動式クレーンの伸縮ブームにおいて、前記スライドプレートを外側ブーム側部セクションの上下中間領域に配置したことを特徴とする。
請求項1に記載された移動式クレーンの伸縮ブームでは、内側ブーム長手方向中間領域となる内側ブーム外面に、外側ブーム内面と摺接可能なスライドプレートを配置したので、クレーン作業中に伸縮ブームに大きな弾性変形が発生しても、前記スライドプレートが外側ブーム内面と接触するので、ブームを構成する鋼板同士が干渉することが無くなる。さらに、その状態で伸縮ブームが伸長されても前記スライドプレートが外側ブーム内面と摺接することとなるので、ブームの接触部に傷が発生することもない。以上のように伸縮ブームの弾性変形による干渉の恐れがなくなるので、より高張力の薄い鋼板を使用することができ、ブーム間の隙間もより小さくすることができることとなる。そのため、よりいっそうの伸縮ブームの長尺化、高負荷能力化又は大型化が可能となる。
請求項2に記載された移動式クレーンの伸縮ブームでは、前記スライドプレートを内側ブーム上部セクションの左右中間領域に配置したので、伸縮ブームに大きな縦曲がり変形が発生した時に起きやすいブーム上部セクションの左右中間領域での干渉を効果的に防止することができる。
請求項3に記載された移動式クレーンの伸縮ブームでは、前記スライドプレートを内側ブーム側部セクションの上下中間領域に配置したので、伸縮ブームに大きな弾性変形が発生した時に起きるブーム側部セクションの上下中間領域での干渉を効果的に防止することができる。
請求項4に記載された移動式クレーンの伸縮ブームでは、外側ブーム長手方向中間領域となる外側ブーム内面に、内側ブーム外面と摺接可能なスライドプレートを配置したので、クレーン作業中に伸縮ブームに大きな弾性変形が発生しても、前記スライドプレートが内側ブーム外面と接触するので、ブームを構成する鋼板同士が干渉することが無くなる。さらに、その状態で伸縮ブームが伸長されても前記スライドプレートが内側ブーム外面と摺接することとなるので、ブームの接触部に傷が発生することもない。以上のように伸縮ブームの弾性変形による干渉の恐れがなくなるので、より高張力の薄い鋼板を使用することができ、ブーム間の隙間もより小さくすることができることとなる。そのため、よりいっそうの伸縮ブームの長尺化、高負荷能力化又は大型化が可能となる。
請求項5に記載された移動式クレーンの伸縮ブームでは、前記スライドプレートを外側ブーム上部セクションの左右中間領域に配置したので、伸縮ブームに大きな縦曲がり変形が発生した時に起きやすいブーム上部セクションの左右中間領域での干渉を効果的に防止することができる。
請求項6に記載された移動式クレーンの伸縮ブームでは、前記スライドプレートを外側ブーム側部セクションの上下中間領域に配置したので、伸縮ブームに大きな弾性変形が発生した時に起きるブーム側部セクションの上下中間領域での干渉を効果的に防止することができる。
図1に、本発明の実施の形態に係る伸縮ブーム30を搭載した移動式クレーン5を示す。移動式クレーン5は、アウトリガ6を備えたキャリア7に旋回台8を旋回自在に搭載している。旋回台8には伸縮ブーム30が枢着され、起伏シリンダ9により起伏駆動されるようになっている。伸縮ブーム30はベースブーム31にセカンドブーム32を摺動自在に嵌挿し、順次さらにサードブーム33、フォースブーム34、フィフスブーム35及びトップブーム36を摺動自在に嵌挿した6段ブームである。伸縮ブーム30には、図7で示した従来の技術の伸縮ブームと同様に外側ブームの先端内面にスライドプレートが配置され、内側ブームの基端外面にもスライドプレートが配置されている。
図2は図1のB矢視断面図であって、実施例1に係る伸縮ブーム30の断面を図示したものである。なお、ブーム断面は左右対称となっているので、図2ではベースブーム31(「外側ブーム」に相当)とセカンドブーム32(「内側ブーム」に相当する。)の上部断面のうち右半分のみを示している。セカンドブーム32の上部セクション40の上面には、補強プレート41が溶接されている。
42は前記上部セクション40上面の左右中間領域であって、前記補強プレート41に近接した位置に配置されたスライドプレートである。スライドプレート42は台座プレート43を有しており、スライドプレート42と台座プレート43を合わせた厚さは、前記補強プレート41の厚さよりも大きくなっている。そのため、セカンドブーム32の上部セクション40とベースブーム31の上部セクション44とが接近したときには、スライドプレート42の上面がベースブーム31の上部セクション44内面に当接する。したがって、クレーン作業により伸縮ブーム30が大きく弾性変形したときであっても、セカンドブーム32の上部セクション40の補強プレート41が、ベースブーム31の上部セクション44内面と干渉することが防止される。
図3は図2のC矢視図であって、セカンドブーム32の上部セクション40の長手方向中間領域にスライドプレート42を複数配置した状態を示すものである。上部セクション40には、セカンドブーム先端32aからセカンドブーム基端32bに向かってほぼ全長に渡り基端方向に向けその幅が広がる補強プレート41が貼られている。前記スライドプレート42は、補強プレート41の両側対象位置に一対となって配置され、かつセカンドブーム長手方向中間領域にほぼ等間隔になるよう合計6個が配置されている。
なお、スライドプレート42の配置位置及び個数は本実施例の態様に限定されるものではない。本願発明の技術的範囲には、本願発明の技術的思想に基づく作用・効果を達成するスライドプレートの配置位置及び個数の態様を全て包含するものである。
以上、セカンドブーム32外面となる上部セクション40にスライドプレート42を配置する構成を説明したが、伸縮ブーム30を構成する他のサードブーム33、フォースブーム34、フィフスブーム35及びトップブーム36にも同様にその上部セクションにスライドプレート42が配置される。
上述した移動式クレーン5の伸縮ブーム30では、内側ブーム長手方向中間領域となる内側ブーム上部セクション外面に、外側ブーム上部セクション内面と摺接可能なスライドプレート42を配置したので、クレーン作業中に伸縮ブーム30に大きな弾性変形が発生しても、前記スライドプレート42が外側ブーム上部セクション内面と接触するので、ブームを構成する鋼板同士が干渉することが無くなる。さらに、その状態で伸縮ブームが伸長されても前記スライドプレート42が外側ブーム上部セクション内面と摺接することとなるので、ブームの接触部に傷が発生することもない。また、前記スライドプレート42をセカンドブーム上部セクション40の左右中間領域に配置したので、伸縮ブーム30に大きな縦曲がり変形が発生した時に起きやすいブーム上部セクションの左右中間領域での干渉を効果的に防止することができる。
以上のように伸縮ブーム30の弾性変形による干渉の恐れがなくなるので、より高張力の薄い鋼板を使用することができ、ブーム間の隙間もより小さくすることができることとなる。そのため、よりいっそうの伸縮ブーム30の長尺化、高負荷能力化又は大型化が可能となる。
図4は図1のB矢視断面図であって、実施例2に係る伸縮ブーム30の断面を図示したものである。なお、ブーム断面は左右対称となっているので、図4ではベースブーム31(「外側ブーム」に相当)とセカンドブーム32(「内側ブーム」に相当する。)の断面のうち右半分のみを示している。セカンドブーム32の側部セクション45は上部部材46と下部部材47が溶接された一体構造となって構成されている。
42は前記側部セクション45側面の上下中間領域に配置されたスライドプレートである。スライドプレート42は台座プレート43を有しており、スライドプレート42と台座プレート43を合わせた厚さは、セカンドブーム32の側部セクション45とベースブーム31の側部セクション48との隙間よりもやや小さなものとなっている。そのため、セカンドブーム32の側部セクション45とベースブーム31の側部セクション48とが接近したときには、スライドプレート42の側面がベースブーム31の側部セクション48内側面とが当接する。したがって、クレーン作業により伸縮ブーム30が大きく弾性変形したときであっても、セカンドブーム32の側部セクション45が、ベースブーム31の側部セクション48内側面と干渉することが防止される。また、前記スライドプレート42をセカンドブーム側部セクション45の上下中間領域に配置したので、伸縮ブーム30に大きな弾性変形が発生した時に起きるブーム側部セクションの上下中間領域での干渉を効果的に防止することができる。なお、セカンドブーム32の長手方向にスライドプレート42を配置する位置と個数の態様は実施例1で説明したものとほぼ同様であるので、説明を省略する。
図5は図1のB矢視断面図であって、実施例3に係る伸縮ブーム30の断面を図示したものである。なお、ブーム断面は左右対称となっているので、図5ではベースブーム31(「外側ブーム」に相当)とセカンドブーム32(「内側ブーム」に相当する。)の上部断面のうち右半分のみを示している。セカンドブーム32の上部セクション40の上面には、補強プレート41が溶接されている。
42はベースブーム31の上部セクション44内面の左右中間領域であって、前記セカンドブーム32の補強プレート41に近接した位置に配置されたスライドプレートである。スライドプレート42は台座プレート43を有しており、スライドプレート42と台座プレート43を合わせた厚さは、前記補強プレート41の厚さよりも大きくなっている。そのため、セカンドブーム32の上部セクション40とベースブーム31の上部セクション44とが接近したときには、スライドプレート42の下面がセカンドブーム32の上部セクション40上面とが当接する。したがって、クレーン作業により伸縮ブーム30が大きく弾性変形したときであっても、セカンドブーム32の上部セクション40の補強プレート41が、ベースブーム31の上部セクション44内面と干渉することが防止される。また、前記スライドプレート42をベースブーム上部セクション44の左右中間領域に配置したので、伸縮ブーム30に大きな縦曲がり変形が発生した時に起きやすいブーム上部セクションの左右中間領域での干渉を効果的に防止することができる。
図6は図1のB矢視断面図であって、実施例4に係る伸縮ブーム30の断面を図示したものである。なお、ブーム断面は左右対称となっているので、図6ではベースブーム31(「外側ブーム」に相当)とセカンドブーム32(「内側ブーム」に相当する。)の断面のうち右半分のみを示している。セカンドブーム32の側部セクション45は上部部材46と下部部材47が溶接された一体構造となって構成されており、同様にベースブーム31の側部セクション48は上部部材50と下部部材51が溶接された一体構造となって構成されている。
42は前記ベースブーム31の側部セクション48内側面の上下中間領域に配置されたスライドプレートである。スライドプレート42は台座プレート43を有しており、スライドプレート42と台座プレート43を合わせた厚さは、セカンドブーム32の側部セクション45とベースブーム31の側部セクション48との隙間よりもやや小さなものとなっている。そのため、セカンドブーム32の側部セクション45とベースブーム31の側部セクション48とが接近したときには、スライドプレート42の側面がセカンドブーム32の側部セクション45側面とが当接する。したがって、クレーン作業により伸縮ブーム30が大きく弾性変形したときであっても、セカンドブーム32の側部セクション45が、ベースブーム31の側部セクション48内側面と干渉することが防止される。また、前記スライドプレート42をベースブーム側部セクション48の上下中間領域に配置したので、伸縮ブーム30に大きな弾性変形が発生した時に起きるブーム側部セクションの上下中間領域での干渉を効果的に防止することができる。
本願の発明に係る伸縮ブームを搭載した移動式クレーンである。 実施例1に係る図1のB矢視断面図である。 図2のC矢視図である。 実施例2に係る図1のB矢視断面図である。 実施例3に係る図1のB矢視断面図である。 実施例4に係る図1のB矢視断面図である。 従来から使用されてきた移動式クレーンの伸縮ブームの基本的な構成である。 特許文献2に記載された伸縮ブームの断面である。 伸縮ブームの弾性変形に伴って発生する不具合の状況を説明する図である。
符号の説明
5:移動式クレーン
30:伸縮ブーム
31:ベースブーム(外側ブーム)
32:セカンドブーム(内側ブーム)
40:上部セクション
42:スライドプレート
44:上部セクション
45:側部セクション
48:側部セクション

Claims (6)

  1. 外側ブーム内に内側ブームを順次摺動自在に嵌挿して構成する移動式クレーンの伸縮ブームにおいて、
    前記内側ブーム長手方向中間領域となる内側ブーム外面に、前記外側ブーム内面と摺接可能なスライドプレートを配置したことを特徴とする移動式クレーンの伸縮ブーム。
  2. 請求項1記載の移動式クレーンの伸縮ブームにおいて、前記スライドプレートは、内側ブーム上部セクションの左右中間領域に配置したことを特徴とする移動式クレーンの伸縮ブーム。
  3. 請求項1記載の移動式クレーンの伸縮ブームにおいて、前記スライドプレートは、内側ブーム側部セクションの上下中間領域に配置したことを特徴とする移動式クレーンの伸縮ブーム。
  4. 外側ブーム内に内側ブームを順次摺動自在に嵌挿して構成する移動式クレーンの伸縮ブームにおいて、
    前記外側ブーム長手方向中間領域となる外側ブーム内面に、前記内側ブーム外面と摺接可能なスライドプレートを配置したことを特徴とする移動式クレーンの伸縮ブーム。
  5. 請求項4記載の移動式クレーンの伸縮ブームにおいて、前記スライドプレートは、外側ブーム上部セクションの左右中間領域に配置したことを特徴とする移動式クレーンの伸縮ブーム。
  6. 請求項4記載の移動式クレーンの伸縮ブームにおいて、前記スライドプレートは、外側ブーム側部セクションの上下中間領域に配置したことを特徴とする移動式クレーンの伸縮ブーム。
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