JP2006344437A - ライン状照明器具 - Google Patents

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秀雄 新井
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幸一 海宝
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Abstract

【課題】良好な照明環境を機能的且つフレキシブルに設計できるライン状照明器具及びその取付け構造を提供する。
【解決手段】内面が鏡面1aのパイプ1内に光源2からの光2aを通過させ、該光2aを鏡面1aで反射させてパイプ1に設けた軸方向に伸びるスリット3から放出するライン状照明器具において、パイプ1にスリット3が2本以上設けられているライン状照明器具。本発明のライン状照明器具は、スリット数が2本以上のため、少ない光源で長い領域を照明できる効果に加えて、設置場所又は用途等に応じて照明をより機能的に且つフレキシブルに設計できる。横断面形状を多角形とすることにより、建物とのデザインマッチングを改善でき、また建物の天井、壁面等と面接触して取付けることで省スペース及び取付け強度の向上が図れる。
【選択図】図1

Description

本発明は、少ない光源で長い領域を照明できるライン状照明器具の改良に関する。
従来のライン状照明器具は、内面が鏡面の円筒状パイプの一端又は両端に光源を配置し、前記光源からの光を前記鏡面で反射させてパイプ奥へ導き、パイプの軸方向に設けた1本のスリットから放出する照明器具で、少ない光源で長い領域(数m〜100m程度)を照明できる照明器具である(特許文献1)。
近年、住環境における照明の位置づけの変化、特にオフィスビルや駅舎等、人が集まる空間において、照明がより質の高い住環境を創造するための機能的要素として見直されるようになった。その結果、ライン状照明器具に対しては、その機能的要素を最大限に生かすためのフレキシビリティ、省スペース、建物とのデザインマッチング、メンテナンス負荷の低減等が要請されており、種々の改良が提案されている(例えば、特許文献2)。
特開平11−203919号公報 特開2001−155504号公報
しかしながら、従来のライン状照明器具はスリットが1本(特許文献1、図2等参照)のため、良好な照明環境を機能的且つフレキシブルに設計することができなかった。
本発明は、良好な照明環境を機能的且つフレキシブルに設計できるライン状照明器具の提供を目的とする。
請求項1記載発明は、内面が鏡面のパイプ内に光源からの光を通過させ、該光を前記鏡面で反射させて前記パイプに設けた軸方向に伸びるスリットから放出するライン状照明器具において、前記パイプにスリットが2本以上設けられていることを特徴とするライン状照明器具である。
請求項2記載発明は、前記パイプの横断面形状が多角形であり、前記2本以上のスリットが前記多角形パイプの異なる面にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1記載のラインである。
請求項3記載発明は、前記パイプの横断面の中心点とスリットの中心点を結ぶ複数の線の隣り合う線のなす角度が略90°以上であることを特徴とする請求項2記載のライン状照明器具である。
請求項4記載発明は、前記パイプの横断面形状が多角形であり、前記スリットが前記多角形パイプの角に設けられていることを特徴とする請求項1記載のライン状照明器具である。
請求項5記載発明は、前記パイプ内に防眩リングが設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のライン状照明器具である。
本発明のライン状照明器具は、スリット数が2本以上のため、少ない光源で長い領域を照明できる効果に加えて、設置場所又は用途等に応じて照明をより機能的に且つフレキシブルに設計できるという効果が得られる。本発明のライン状照明器具は、横断面形状を多角形とすることにより、建物とのデザインマッチングを改善でき、また建物の天井、壁面等と面接触して取付けることで省スペース及び取付け強度の向上が図れる。建物のコーナー部に取付けたものは取付け強度をより高めることができる。パイプ内の光源付近に防眩リングを配することにより眩しさを低減できる。
本発明のライン状照明器具において、パイプの横断面形状は、円形、楕円形、三角形、四角形、他の多角形等任意である。パイプに設けるスリット数は2本以上であれば何本でも良い。スリットは、何も付けず空けておいても良いが、透明板を設けておくとパイプ内部が防塵されるため鏡面の反射率が高度に維持され望ましい。透明板にはアクリル樹脂、ガラス等の任意の光透過性材料が使用できる。スリットは、その開口部形状を波形に形成したり、透明板に着色透明板を用いる等任意に設計できる。
本発明において、パイプの横断面形状が多角形の場合、スリットは、面、角、又は面と角の両方に設けることができる。また1つの面に複数のスリットを設けても良い。
1面に1スリットずつ設けたものは広範囲を明るく照明でき望ましい。
前記パイプの横断面の中心点とスリットの中心点を結ぶ複数の線の隣り合う線のなす角度を略90°以上とすると、照明効果がデザイン的に向上する。
なお、前記パイプの横断面の中心点とは、形状がパイプの横断面と同じで、厚みが均一かつ材質が均質な物体の質量中心である。
パイプの横断面の中心点とスリットの中心点を結ぶ複数の線の隣り合う線のなす角度は、スリットが各面の中央に設けられている場合では、パイプの横断面の形状が正三角形のとき120°、正四角形のとき90°になる。
光源にはメタルハイドランプ、蛍光灯、白熱灯、LED等の任意の光源が使用できる。光源の配置位置は、パイプの両端、片端、中央など任意である。片端にだけ配置するときは他端に反射板を置き、中央に配置するときは両端に反射板を置くと放出光量の均一化が図れる。パイプが長い場合は、光源はパイプの両端の他、中間部分にも適宜配置する。反射板の表面は鏡面研磨又は白色塗装等が施される。
本発明のライン状照明器具の取付け箇所は任意であり、例えば、階段に沿って斜めに配置して足元を照らしても、階段室に縦に配置して階段室全体を照明しても良い。
以下に、本発明を、図を参照して具体的に説明する。
なお、本発明を説明するための全図において同一符号の繰り返しの説明は省略する。
図1は本発明のライン状照明器具の第1実施形態を示す側面説明図、図2(イ)は図1のA−A断面図(パイプ部分の横断面図)である。
パイプ1の両端に光源2が配置され、パイプ1は内面が鏡面1aの横断面四角形のパイプであり、その各面には軸方向に伸びるスリット3がそれぞれ1本ずつ設けられている。光源2からの光2aは、鏡面1aで反射しつつパイプ1内を通過し、その間に4本のスリット3からパイプ1外に放出される。なお、図1でスリットは図示を省略した。
このパイプ(内面が鏡面のパイプ)1は、図2(イ)に示すように、4本のL字状形材(パネル)4を断面四角形になるように、かつ所定間隔(スリット幅)を開けて配置し、パネル4の端部の溝4aに透明板5を嵌め込んで組立てたものである。パネル4は曲部にRを付ける(図2(ロ)参照)等により照明器具全体のイメージを変えることができる。パイプ1の形状は、パイプ1内又はパイプ1端部に保持部材(図示せず)を取付けて保持される。パネル4には内面となる面を鏡面研磨したアルミ又はアルミ合金形材等が用いられる。
図3(イ)は本発明のライン状照明器具の第2実施形態を示すパイプ部分の横断面図である。
このライン状照明器具は、パイプ1を、4本の板材(パネル)6を断面四角形になるように、かつ所定間隔を開けて配置し、パネル6の端部の溝6aに横断面L字状の透明板7を嵌め込んで組立てたものである。
透明板7は2枚の透明平板7aを連結部材7bで連結して形成されている。連結部材7bを光透過性材料で作ると放出光量が増加し望ましい。横断面L字状の透明板7は1枚の透明平板をL字状に折り曲げて形成しても、2枚の透明平板7aを接着して形成(図3(ロ)参照)しても良く、これらを使い分けることで照明器具全体のイメージを変えることができる。
図4は本発明のライン状照明器具の第3実施形態を示すパイプ部分の横断面図である。
このライン状照明器具は、パイプ1を湾曲した形材(パネル)8を用いて組み立てたもので、パイプ1の横断面形状は略円形を呈する。
図5は、本発明のライン状照明器具の、第4実施形態を示すパイプ部分の光源側から見た軸方向透視図で、パイプ1内の光源2付近に防眩リング9を、その奥に拡散板10を、さらにパイプ1の中央部分に反射板12を配置した他は、図4に示したものと同じである。
防眩リング9は、円筒部材にパンチング穴を開けたもので、光源2付近の眩しさを低減する作用を果たす。拡散板10は、表面に鏡面研磨又は白色塗装等を施した板材で、光源2からの光を拡散させ、スリット3からの放出光量を均一化する作用を果たす。拡散板10を横断面十字状に組み合わせた拡散板は放出光量の均一化効果が増大する。反射板12は、表裏両面に鏡面研磨又は白色塗装等を施した板材で、両端に配置した光源からの光を反射させ、スリット3からの放出光量を均一化する作用を果たす。
防眩リング及び拡散板はパイプ内面に支持部材を介して支持されるが、図6に示すように、拡散板10をパネル6に直接接合し、拡散板10の支持とパイプ1の形状保持(補強)を兼ねることもできる。拡散板10とパネル6の接合には溶接、ロー付け、接着等の常法が適用できる。図7に示すように、パネル(L字状形材)4と拡散板10を一体に形成しておくと、パイプの組立作業が容易に行える。
本発明において、スリットの個数の調整は、例えば、図8に示すように、横断面四角形のパイプ1の4面すべてにスリット3を設けておき、所定のスリット3を遮蔽板13で遮蔽するか、又は、図9に示すように、隣接する2個のパネルを、スリットを有さないパネル(コの字状形材)14に置き換えることによって容易に行える。
本発明のライン状照明器具の取付け構造は、例えば、図10に示すように、横断面三角形のパイプ1の1面を建物の天井15に接して取付けたもの、図11に示すように、横断面四角形のパイプの隣接する2面を建物の天井15と壁面16からなるコーナーに接して取付けたものである。これらの取付け構造は、面接合のため、横断面円形のパイプを用いたものに較べて、省スペース及び取付け強度の向上が図れる。
本発明のライン状照明器具の第1実施形態を示す側面説明図である。 (イ)は図1のA−A断面図(パイプ部分の横断面図)、(ロ)はパネルの説明図である。 (イ)は本発明照明器具の第2実施形態を示すパイプ部分の横断面図、(ロ)は透明板の説明図である。 本発明のライン状照明器具の第3実施形態を示すパイプ部分の横断面図である。 本発明のライン状照明器具の第4実施形態を示すパイプ部分の光源側から見た軸方向透視図である。 本発明のライン状照明器具の第5実施形態を示すパイプ部分の横断面図である。 本発明のライン状照明器具の第6実施形態を示すパイプ部分の横断面図である。 本発明のライン状照明器具の第7実施形態を示すパイプ部分の横断面図である。 本発明のライン状照明器具の第8実施形態を示すパイプ部分の横断面図である。 本発明のライン状照明器具の取付け構造の1例を示す側面説明図である。 本発明のライン状照明器具の取付け構造の他の例を示す側面説明図である。
符号の説明
1 内面が鏡面のパイプ
1a 鏡面
2 光源
2a 光源からの光
3 スリット
4 パネル(L字状形材)
4a パネル端部の溝
5 透明板
6 パネル(板材)
6a パネル端部の溝
7 L字状透明板
7a 透明平板
7b 連結部材
8 パネル(湾曲形材)
8a パネル端部の溝
9 防眩リング
10 拡散板
12 反射板
13 遮蔽板
14 パネル(コの字状形材)
14aパネル端部の溝
15 建物の天井
16 建物の壁

Claims (5)

  1. 内面が鏡面のパイプ内に光源からの光を通過させ、該光を前記鏡面で反射させて前記パイプに設けた軸方向に伸びるスリットから放出するライン状照明器具において、前記パイプにスリットが2本以上設けられていることを特徴とするライン状照明器具。
  2. 前記パイプの横断面形状が多角形であり、前記2本以上のスリットが前記多角形パイプの異なる面にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1記載のライン状照明器具。
  3. 前記パイプの横断面の中心点とスリットの中心点を結ぶ複数の線の隣り合う線のなす角度が略90°以上であることを特徴とする請求項2記載のライン状照明器具。
  4. 前記パイプの横断面形状が多角形であり、前記スリットが前記多角形パイプの角に設けられていることを特徴とする請求項1記載のライン状照明器具。
  5. 前記パイプ内に防眩リングが設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のライン状照明器具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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