JP2006343885A - コンテンツサーバの輻輳制御システム、輻輳制御方法、および輻輳制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 導入時よりユーザ側に何ら負担をかけずアクセスの輻輳状態の発生を回避でき、その対応が短時間で実用性の面でも利便性および信頼性を向上させるコンテンツの輻輳制御システム、輻輳制御方法、および輻輳制御プログラムを提供する。
【解決手段】 コンテンツを配信する複数のコンテンツサーバ104(1)〜104(n)と、複数のコンテンツサーバ104(1)〜104(n)のコンテンツへの輻輳するアクセス要求を処理して同一のコンテンツを配信する輻輳制御用サーバ105とを備え、複数のコンテンツサーバ104(1)〜104(n)のコンテンツへのアクセス要求が輻輳する場合、当該アクセス要求を輻輳制御用サーバ105に振り分ける輻輳制御装置103を備える。
【選択図】 図1
【解決手段】 コンテンツを配信する複数のコンテンツサーバ104(1)〜104(n)と、複数のコンテンツサーバ104(1)〜104(n)のコンテンツへの輻輳するアクセス要求を処理して同一のコンテンツを配信する輻輳制御用サーバ105とを備え、複数のコンテンツサーバ104(1)〜104(n)のコンテンツへのアクセス要求が輻輳する場合、当該アクセス要求を輻輳制御用サーバ105に振り分ける輻輳制御装置103を備える。
【選択図】 図1
Description
本発明は、アクセス要求を、輻輳状態にないコンテンツサーバ、あるいは、輻輳制御用サーバへ振り分けるコンテンツサーバの輻輳制御システム、輻輳制御方法、および輻輳制御プログラムに関する。
近年、映画やコンサート、音楽等の多種のコンテンツを一般のユーザに配信することが行われており、その普及が進んでいる。コンテンツの種別によっては、一般のユーザのアクセスが集中するため、コンテンツサーバの高機能化が要求されるが、その一方で、あらかじめ複数のコンテンツサーバを用いて多くのアクセス要求に対応するという配信方法も実用化されている。
ユーザのアクセス要求が集中し、コンテンツサーバが輻輳状態になることは、動作速度、配信速度の低下を招くため好ましくなく、このため、コンテンツサーバの輻輳状態を解消もしくは回避する技術が種々提案されている。
一つには、コンテンツ対応に日時別のアクセス頻度を集計し、日時に応じたアクセス頻度の多いコンテンツをあらかじめキャッシュサーバに格納させるという技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。また、所定時間当たりのアクセス数を計測し、コンテンツ情報を異なるコンテンツサーバへと移動させるという技術が知られている(例えば、特許文献2参照。)。また、コンテンツサーバから応答がなく30秒経過した場合に、携帯端末に輻輳状態であることを通知し、携帯端末の再接続要求を禁止するという技術が知られている(例えば、特許文献3参照。)。
また、クラスタ構成のサーバ群を構成するコンテンツサーバへのアクセスに際して、特定のコンテンツに対するアクセスが集中し負荷が増大した場合、負荷分散装置で負荷を分散するという方法もある。
しかしながら、特許文献1に記載の従来例においては、あらかじめ日時別のアクセス頻度を集計し、日時に応じたアクセス頻度の多いコンテンツをキャッシュサーバに移すというものであり、経験的な対応になるため、導入時からある程度の日時の経過後でなければ対応できず、従って導入時からその間に発生する輻輳状態には全く対応できず、その間は、システムの正常な動作を保障することができない問題がある。
特許文献2に記載の従来例においては、アクセス数をカウントし、アクセス数が低い他のコンテンツサーバがある場合、そのコンテンツサーバにアクセス過多のコンテンツを集約移動するというものであり、輻輳状態が発生した後にその処理を行うため、コンテンツの情報量が多い程、その処理に多くの時間を要する。コンテンツの集約移動に多くの時間を必要とする分、その間、システムの正常な動作が損なわれるものとなり、システム利用の信頼性が低い問題がある。
特許文献3に記載の従来例においては、コンテンツサーバから応答がなく30秒経過した場合に、携帯端末に輻輳状態であることを通知して、携帯端末の再接続要求を禁止してしまう。即ち、輻輳状態の解消をユーザ側に強いるものであって、サービスに停滞なく輻輳状態を根本的に解消するという観点からは不十分な構成で、実用性の面で利便性に問題がある。
また、特定のコンテンツに対するアクセスが集中し負荷が増大した場合、負荷分散装置で負荷を分散するという方法においては、サーバ群全体が輻輳状態になってレスポンスの悪化が余儀なくされてしまう問題がある。
本発明は、上記従来の技術の問題点を解決し、導入時(業務開始時)より即刻、ユーザ側の処理を一切必要とせずにアクセスの輻輳状態の発生を有効に回避することができるコンテンツの輻輳制御システム、輻輳制御方法、および輻輳制御プログラムを提供することを、その目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、一又は複数のコンテンツサーバに対しコンテンツのアクセス状況が輻輳する場合、輻輳するアクセス要求を処理する輻輳制御用サーバにアクセス要求を振り分けることを特徴とする(請求項1)。
上記輻輳制御用サーバにおいて、「輻輳するアクセス要求を処理する」の「処理する」には、そのアクセス要求に応えるコンテンツを配信するまでの過程を含む。
又、本発明は、コンテンツを配信する一又は複数のコンテンツサーバと、前記一又は複数のコンテンツサーバのコンテンツへの輻輳するアクセス要求を処理して同一のコンテンツを配信する輻輳制御用サーバと、前記一又は複数のコンテンツサーバのコンテンツへのアクセス要求が輻輳する場合、当該アクセス要求を前記輻輳制御用サーバに振り分ける輻輳制御手段とを備えることを特徴とする(請求項2)。
上記輻輳制御用サーバは、輻輳するアクセス要求を処理して同一のコンテンツを配信するのであり、あらかじめ上記一又は複数のコンテンツサーバが共有する各コンテンツと同一のコンテンツを全て所有する。上記輻輳制御用サーバは、所謂上記各コンテンツサーバのコンテンツの輻輳状態を適切に回避すべく常に援助する体制をもつ。
又、本発明は、前記輻輳制御手段は、前記各コンテンツサーバの応答時間を監視して、当該応答時間が所定の閾値を超える場合に、特定のコンテンツへのアクセス要求が輻輳状態にあると検出し、アクセス要求を前記輻輳制御用サーバに振り分けることを特徴とする(請求項3)。
上記応答時間の監視は、一つには、上記各コンテンツサーバに対し順次に行うという態様がある。最初に閾値以内の応答時間にあるコンテンツサーバを検出した場合、そのコンテンツサーバに対しアクセス要求を接続するという処理が可能になる。上記応答時間の監視は、アクセス要求の受信時のタイミングで行うという態様、又は、所定時間毎のタイミングもしくは常時繰り返し自発的に行うという態様がある。前者の場合、処理の負担が軽く実用に際しては好適である。
又、本発明は、前記輻輳制御手段は、アクセス対象のコンテンツの単位時間あたりのアクセス要求数と当該コンテンツのデータ転送量との積の値を監視して、前記積の値が所定の閾値を超える場合に、特定のコンテンツへのアクセス要求が輻輳状態にあると検出し、アクセス要求を前記輻輳制御用サーバに振り分けることを特徴とする(請求項4)。
上記積の値の監視は、上記各コンテンツサーバの各コンテンツに対し随時行って更新しておくという態様がある。この場合、アクセス要求の受信時に即座に対応することが可能である。一方、上記積の値の監視は、上記各コンテンツサーバの一つひとつ毎に行うという態様がある。この場合、アクセス要求の受信時、又は、常時あらかじめ、接続可能のコンテンツサーバを検出して、そのアクセス要求を接続するという処理が可能になる。
又、本発明は、一又は複数のコンテンツサーバのコンテンツの輻輳状態を制御するコンテンツの輻輳制御方法であって、前記各コンテンツサーバの応答時間が所定の閾値を超えるか否かを監視して、アクセス可能のコンテンツサーバを探索する探索工程と、全ての前記コンテンツサーバの応答時間が所定の閾値を超える場合に、輻輳するアクセス要求を処理して同一のコンテンツを配信する輻輳制御用サーバに対しアクセス要求を振り分ける振り分け工程とを含むことを特徴とする(請求項5)。
上記探索工程も、アクセス要求の受信時のタイミングで行うという態様、又は、所定時間毎のタイミングもしくは常時繰り返し自発的に行うという態様がある。
又、本発明は、一又は複数のコンテンツサーバのコンテンツの輻輳状態を制御するコンテンツの輻輳制御方法であって、アクセス対象のコンテンツの単位時間あたりのアクセス要求数と当該コンテンツのデータ転送量との積の値が所定の閾値を超えるか否かを監視して、前記コンテンツサーバがアクセス可能であるかを検索する検索工程と、前記積の値が所定の閾値を超える場合に、輻輳するアクセス要求を処理して同一のコンテンツを配信する輻輳制御用サーバに対しアクセス要求を振り分ける振り分け工程とを含むことを特徴とする(請求項6)。
上記積の値の監視も、上記各コンテンツサーバの各コンテンツに対し随時行って更新するという態様がある。アクセス要求の受信に際し即座に対応できる。一方、上記積の値の監視は、上記各コンテンツサーバの一つひとつ毎に行うという態様がある。アクセス要求の受信時、又は、常時あらかじめ、接続可能のコンテンツサーバを検出することが可能になる。
又、本発明は、一又は複数のコンテンツサーバのコンテンツの輻輳状態を制御するコンテンツの輻輳制御プログラムであって、前記各コンテンツサーバの応答時間が所定の閾値を超えるか否かを監視して、アクセス可能のコンテンツサーバを探索するステップと、全ての前記コンテンツサーバの応答時間が所定の閾値を超える場合に、輻輳するアクセス要求を処理して同一のコンテンツを配信する輻輳制御用サーバに対しアクセス要求を振り分けるステップとを含むことを特徴とする(請求項7)。
上記前者のステップも、アクセス要求の受信時のタイミングで行うという態様、又は、所定時間毎のタイミングもしくは常時繰り返し自発的に行うという態様がある。
又、本発明は、一又は複数のコンテンツサーバのコンテンツの輻輳状態を制御するコンテンツの輻輳制御プログラムであって、アクセス対象のコンテンツの単位時間あたりのアクセス要求数と当該コンテンツのデータ転送量との積の値が所定の閾値を超えるか否かを監視して、前記コンテンツサーバがアクセス可能であるかを検索するステップと、前記積の値が所定の閾値を超える場合に、輻輳するアクセス要求を処理して同一のコンテンツを配信する輻輳制御用サーバに対しアクセス要求を振り分けるステップとを含むことを特徴とする(請求項8)。
上記前者のステップも、上記各コンテンツサーバの各コンテンツに対し随時行って更新するという態様がある。アクセス要求の受信に際し即座に対応できる。一方、上記前者のステップの上記積の値の監視は、上記各コンテンツサーバの一つひとつ毎に行うという態様がある。アクセス要求の受信時、又は、常時あらかじめ、接続可能のコンテンツサーバを検出することが容易である。
本発明によれば、導入時より、即ち業務開始時より即刻、ユーザ側の処理を一切必要とせずにアクセスの輻輳状態の発生を有効に回避することができ、しかも、それに短時間で対応することができ、このため、レスポンスも良く、実用性の面でも利便性および信頼性を向上させることができる。
以下、図面を参照して、本発明の第1の実施の形態に係るコンテンツの輻輳制御システムについて説明する。
本例のコンテンツの輻輳制御システムは、複数のコンテンツサーバ(コンテンツサーバ群)に対し、ユーザのアクセス要求の状況が混雑し、各コンテンツサーバのコンテンツが輻輳する場合、もしくは輻輳状態に近づく場合、輻輳制御用サーバにアクセスを振り分け、輻輳制御用サーバからアクセス要求に応えるコンテンツ(同一のコンテンツ)を配信するものである。
図1は本実施の形態に係るコンテンツの輻輳制御システム1の概要を説明する説明図である。各利用者パソコン(パーソナルコンピュータ)101は、インターネット102に接続されており、インターネット102に接続された輻輳制御装置(輻輳制御手段)103を介してコンテンツサーバ(コンテンツサーバ群)104(1)〜104(n)、もしくは輻輳制御用サーバ105にアクセスすることが可能な構成となっている。
各コンテンツサーバ104(1)〜104(n)は、各々、少なくとも一又は複数のCPUと、一又は複数のHD等の記録装置とを備えている。各々の記録装置には、同一の各種コンテンツが一又は複数のファイルおよびディレクトリで記録されている。また、輻輳制御用サーバ105も、少なくとも一又は複数のCPUと、一又は複数のHD等の記録装置とを備え、その記録装置には、各コンテンツサーバ104(1)〜104(n)が所有する各種コンテンツと同一の各コンテンツが一又は複数のファイルおよびディレクトリで記録されている。即ち、各コンテンツサーバ104(1)〜104(n)および輻輳制御用サーバ105は、各々、同じ各種コンテンツを共有している。
各コンテンツサーバ(コンテンツサーバ群)104(1)〜104(n)は、インターネット102上でのコンテンツ配信のサービスを向上させるため、冗長性をもたせて耐障害性や可用性を高めている。
各コンテンツサーバ104(1)〜104(n)、および輻輳制御用サーバ105が所有するコンテンツには、映画、広告宣伝、コンサート、公演、会議録画、書籍データ、資料データ、音楽、プログラムファイル等、あらゆる情報を含めることが可能である。
各コンテンツサーバ104(1)〜104(n)、および輻輳制御用サーバ105は、例えばIPアドレスやコンテンツ名等を含むアクセス要求を受信した場合、例えばCPUおよびHDDを介して所定のHDからそのコンテンツを読み出して、そのIPアドレス等の利用者パソコン101に対し配信する機能を備えている。
各利用者パソコン101は、例えば、アクセス要求として自己のIPアドレス等とともにコンテンツの種別や名称等を送信することで、コンテンツサーバ104(1)〜104(n)、もしくは輻輳制御用サーバ105から所望のコンテンツの配信やプログラムファイルのダウンロード等を受けることができる。尚、アクセス要求は、Webブラウザからのリクエストの他、ファイル転送(FTP)や、コマンド送信、シェル接続等の形態でも良い。
一方、輻輳制御装置(輻輳制御手段)103は、インターネット102を介し利用者パソコン101から特定のコンテンツ配信を求めるアクセス要求を受信した場合、各コンテンツサーバ104(1)〜104(n)のアクセス状況を順次に認識し、これにより最初のアクセス可能の輻輳状態にないコンテンツサーバ104(1)等を探索する。また、輻輳制御装置103は、上記アクセス要求を最初の非輻輳状態にあるコンテンツサーバ104(1)等に接続し、当該コンテンツサーバ104(1)等から利用者パソコン101への所望のコンテンツの配信を行わせる。
しかし、輻輳制御装置103は、各コンテンツサーバ104(1)〜104(n)のコンテンツのアクセス状況が全て輻輳状態にあるか、もしくは輻輳状態に近い場合には、各コンテンツサーバ104(1)〜104(n)への上記アクセス要求の接続を禁止して、上記アクセス要求を輻輳制御用サーバ105に接続し、輻輳制御用サーバ105から利用者パソコン101に対し所望(要求に同一)のコンテンツの配信を行わせるように機能する。
図2は本例のコンテンツの輻輳制御システム1の機能構成を示す機能ブロック図である。コンテンツの輻輳制御システム1は、利用者パソコン101からのインターネット102を介するアクセス要求の受信を認識する受信認識部111と、各コンテンツサーバ104(1)〜104(n)の各通信I/F205(1)〜205(n)に対し応答確認用のパケット情報を送信して応答時間を計測しかつ所定の閾値と比較し、各コンテンツサーバ104(1)〜104(n)のコンテンツが輻輳状態もしくは輻輳に近い状態であるか、又は非輻輳状態であるかをチェックする状態検出部112と、そのチェックの結果に基づいて、各コンテンツサーバ104(1)〜104(n)および輻輳制御サーバ105のうち何れかに上記アクセス要求を振り分けて接続する接続実行部113とを備えている。
状態検出部112は、例えば通信I/F205(1)〜205(n)に対し順次に応答確認用のパケット情報を送信して、通信I/F205(1)等のトランスポートプロトコルの応答時間を次々に計測して所定の閾値と比較し、応答時間が閾値を超えていない非輻輳状態のコンテンツサーバ104を探索する。状態検出部112は、全てのコンテンツサーバ104(1)〜104(n)の応答時間が閾値を超えている場合、特定のコンテンツ(要求対象のコンテンツ)が輻輳状態もしくは輻輳に近い状態であると判定し、アクセス要求を輻輳制御用サーバ105に振り分けて接続する。
接続実行部113は、状態検出部112が応答時間が所定の閾値を超えない最初の非輻輳状態のコンテンツサーバ104(1)等を検出した場合、そのコンテンツサーバ104(1)等に対し上記アクセス要求を接続し、逆に、状態検出部112が各コンテンツサーバ104(1)〜104(n)の通信I/F205(1)〜205(n)の応答時間が全て所定の閾値を超え、このため全てのコンテンツサーバ104(1)〜104(n)の特定のコンテンツが輻輳状態又は輻輳に近い状態であることを検出した場合は、輻輳制御サーバ105に対し上記アクセス要求を接続する。
尚、受信認識部111、状態検出部112、および接続実行部113は、輻輳制御装置103により機能的に構成されるものである。
図3は輻輳制御装置(輻輳制御手段)103を主体として本例のコンテンツの輻輳制御システム1の具体的構成を説明するブロック図である。尚、図3では利用者パソコン101の図示を省略する。コンテンツの輻輳制御システム1は、インターネット102と、各コンテンツサーバ104(1)〜104(n)および輻輳制御サーバ105との間に、輻輳制御装置103を設置して、輻輳制御装置103を介し双方を物理的に接続した構成である。
輻輳制御装置103は、バス203を介し、制御部201、SW(スイッチ)部202、および、各通信インタフェイス(以下、各々「通信I/F」という)204,205(1)〜205(n)、206を備えて構成されている。
制御部201は、例えばCPUであり、図2に示し説明した受信認識部111、状態検出部112、及び接続実行部113としての構成の一部中心的部分を、所定のアプリケーションプログラムの実行と共に随時機能的に実現し、且つ上述した処理を実行する。
尚、輻輳制御装置103は、上記プログラム(特許請求の範囲に記載のコンテンツサーバの輻輳制御プログラムに相当)を記録するEP−ROM等の記録部を備えたものとしてもよい。
SW(スイッチ)部202は、受信認識部111、および、接続実行部113としての構成の直接的な動作実行部分を担う。即ちSW部202は、ネットワーク102との通信を司る通信I/F204のアクセス要求の受信時を検出して、アクセス要求を受信した旨、制御部201に知らせ、制御部201に対し、受信認識部111、状態検出部112、および、接続実行部113として起動することを促す。
SW部202は、制御部201の状態検出部112としての機能の実行に伴い、制御部201からコンテンツサーバ104(1)〜104(n)又は通信I/F205(1)〜205(n)の状態を示す信号を受信した際、各通信I/F205(1)〜205(n)の情報入力側の受信動作を有効にするか、又は受信動作を禁止するかの何れかを示す信号を出力する。SW部202は、その信号を通信I/F205(1)〜(n)、206に対し出力して、通信I/F205(1)〜(n)、206の受信動作を制御し、上記アクセス要求を何れのコンテンツサーバ(1)〜104(n)、もしくは輻輳制御用サーバ105に接続するかを選定する。SW部202は、各通信I/F205(1)〜205(n)、206の情報出力側の送信動作に対しては何ら関与することはなく、その結果、既にアクセス継続中の利用者パソコン101には、所望のコンテンツの配信を中断させず、接続中の一つのコンテンツサーバ104からの配信を安定して継続させる。
尚、SW部202は、各通信I/F205(1)〜205(n)の情報入力側の受信動作を有効にするか、又は受信動作を禁止するかの何れかを示す信号を出力する場合、その出力は、アクセス要求の受信時毎にその都度行っても良いが、制御部201、および各通信I/F205(1)〜205(n)、206の側にその信号の状態(又は種別)を記憶する機能があれば必ずしも毎回行う必要はない。即ち、一つのコンテンツサーバ104が非輻輳状態を続ける間は、SW部202はあらためて信号の出力を行う必要はなく、新しいアクセス要求はそのまま続けて動作中のコンテンツサーバ104もしくは輻輳制御用サーバ105に接続すれば良い。
一方、通信I/F204は、インターネット102を介する利用者パソコン101と、輻輳制御装置(輻輳制御手段)103との間の情報の送受信を司る通信用のインタフェイスである。通信I/F205(1)〜205(n)は、通信I/F204と、それぞれ対応関係のあるコンテンツサーバ104(1)〜104(n)との間の情報の送受信を司る通信用のインタフェイスである。通信I/F206は、通信I/F204と、輻輳制御用サーバ105との間の情報の送受信を司る通信用のインタフェイスである。各通信I/F205(1)〜205(n)、206は、受信動作はSW部202により制御されるが、送信動作は何ら遮られることがないことは既に述べた通りである。
ところで、制御部201又はSW部202は、通信I/F204がアクセス要求を受信した際、制御部201の制御の下に、当該アクセス要求の情報に対し、接続先の通信I/Fもしくはコンテンツサーバ(輻輳制御用サーバ)のアドレスを付加し、かつそのアクセス要求の情報を通信I/F204よりバス203上に出力させる。これは、多くのアクセス要求を一つのコンテンツサーバに集中させる状態を回避する動作の一つを担う。
次に、本実施の形態のコンテンツの輻輳制御方法の一例について説明する。まず、受信工程で、利用者パソコン101からアクセス要求の情報を通信I/F204を介し受信する。受信認識工程で、SW部202が、通信I/F204にアクセス要求が受信されたことを検出し、かつアクセス要求を受信した旨を示す信号を制御部201に出力し、その結果、制御部201は、アクセス要求が受信されたことを認識する(受信認識部111としての機能の起動)。
次いで探索工程で、制御部201が状態検出部112としての機能を起動し、各コンテンツサーバ104(1)〜104(n)の通信I/F205(1)〜205(n)に対し順次に応答確認用のパケット情報を送信して応答時間を計測し所定の閾値と比較する処理を行い、順次の比較の結果に基づいて、各コンテンツサーバ104(1)〜104(n)のうち最初の非輻輳状態のコンテンツサーバ104を探索する。
非輻輳状態のコンテンツサーバ104が存在する場合、振り分け工程で、制御部201が接続実行部113としての機能を起動し、SW部202に対し、上記アクセス要求の接続先としてそのコンテンツサーバ104を示す信号を出力する。その結果、SW部202は、今回の接続先の通信I/F205に対し情報入力側の受信動作を有効にする旨を示す信号を出力し、通信I/F205の受信動作を有効にする。続いてSW部202は、上記アクセス要求の情報に対し今回の接続先の通信I/F205又はコンテンツサーバ104のアドレスを付加し、かつ、バス203上に出力させ、上記アクセス要求を今回の接続先のコンテンツサーバ104に振り分けて接続する。この後のコンテンツサーバ104の動作については詳しい説明は省略する。
一方、非輻輳状態のコンテンツサーバ104が存在しない場合は、振り分け工程で、制御部201が接続実行部113としての機能を起動し、SW部202に対し、上記アクセス要求の接続先として通信I/F206もしくは輻輳制御用サーバ105を示す信号を出力する。その結果、SW部202は、今回の接続先の通信I/F206に対し情報入力側の受信動作を有効にする旨を示す信号を出力し、通信I/F206の受信動作を有効にする。続いてSW部202は、上記アクセス要求の情報に対し今回の接続先の通信I/F206又は輻輳制御用サーバ105のアドレスを付加し、かつ、バス203上に出力させ、上記アクセス要求を今回の接続先の輻輳制御用サーバ105に振り分けて接続する。この後の輻輳制御用サーバ105の動作については詳しい説明は省略する。
次に、図4を参照して、本実施の形態のコンテンツの輻輳制御プログラムの一例について説明する。まず、ステップ401において、利用者パソコン101からのアクセス要求を輻輳制御装置103の通信I/F204で受信した場合、ステップ402において、通信I/F205(1)〜205(n)の全てをチェックしたか否かを判定する。
ステップ402で全てをチェックしていないと判定した場合(NO)、ステップ403において、チェック対象の通信I/F205のトランスポートプロトコルの応答時間を検出する。具体的には制御部201からチェック対象の通信I/F205に対し応答確認用のパケット情報を送信して応答時間を計測する。チェック対象は、最初の通信I/F205(1)から始めて、最後の通信I/F205(n)へと向けて順次に移してゆく。
続いてステップ404において、今回のチェック対象の通信I/F205からの応答時間があらかじめ定めた所定の閾値を超えているか否かを判定する。尚、閾値については、30秒等の大きな時間を設定する必要はなく、極僅かな時間の値で良い。ステップ404で今回のチェック対象からの応答時間が所定の閾値を超えていると判定した場合(YES)、今回のチェック対象はコンテンツが輻輳状態にあり、従って次の通信I/F205に制御(計測判定の処理)を移し、ステップ402へ移行する。一方、ステップ404で今回のチェック対象からの応答時間が所定の閾値を超えていないと判定した場合(NO)、今回のチェック対象はコンテンツが輻輳状態になく、従ってステップ406において、今回のチェック対象の通信I/F205に接続されたコンテンツサーバ104に対し上記アクセス要求を接続する。即ち、今回のチェック対象であった通信I/F205を通してコンテンツサーバ104に対し上記アクセス要求を接続する。続いてステップ308において、今回のアクセス要求を接続したコンテンツサーバ104のサーバ情報を制御部201の例えば作業フィールド用としてのRAM等のメモリに記憶すると、本フローを終了する。
一方、ステップ402で全てをチェックしたと判定した場合(YES)、ステップ407において、今回のアクセス要求を、通信I/F206を通して輻輳制御用サーバ105に接続する。続いてステップ308において、今回のアクセス要求を接続した輻輳制御用サーバ105のサーバ情報を制御部201の例えばRAM等のメモリに記憶すると、本フローを終了する。
本実施の形態においては、通信I/F205(1)〜205(n)に対し順次に応答確認用のパケット情報を送信して、通信I/F205(1)等のトランスポートプロトコルの応答時間を計測し、かつ所定の閾値と比較することで、コンテンツサーバ104(1)〜104(n)のコンテンツの輻輳状態の如何を極短時間で探索し、常時、高いレスポンスで、アクセス要求に応じたコンテンツを配信することができる。その結果、サービスを全く停滞させず、かつ、ユーザ側に何らかの対応を強いることもなく、常時、安定して利便性が高く、しかも信頼性の高いコンテンツ配信のサービスを提供することができる。
しかも、本実施の形態においては、上記探索の結果、各コンテンツサーバ104(1)〜104(n)のコンテンツが全て輻輳状態もしくは輻輳に近い状態であることを検出した場合は、アクセス要求を、通信I/F206を通して輻輳制御用サーバ105に接続するようにしたため、コンテンツの輻輳状態を有効に回避し、よりサービスを停滞させない効果が高く、かつ、より安定して利便性を高め、しかもより信頼性を高めたコンテンツ配信のサービスを提供することができる。
特に、本実施の形態においては、非輻輳状態のコンテンツサーバ104(1)等の探索処理は、負荷が軽く、高速に極短時間で行うことができるため、上述の効果を、より確実、かつより有利に発揮することができる。
尚、本実施の形態においては、アクセス要求の受信時に上記探索を開始する場合を例に説明したが、通信I/F205(1)〜205(n)のトランスポートプロトコルの応答時間の計測、およびその閾値との比較判定は、あらかじめ定めた所定時間毎に、あるいは常時連続した繰り返しで自発的に行うようにしても良い。
次に、第2の実施の形態に係るコンテンツの輻輳制御システムについて説明する。尚、本例のコンテンツの輻輳制御システムは、構成的には図1乃至図3に示した構成と基本的には同様であるが、輻輳制御装置(輻輳制御手段)103の制御部201が起動する状態検出部112としての機能構成に相違点がある。
即ち、制御部201が起動する状態検出部112としての機能は、任意のタイミングでコンテンツサーバ104(1)〜104(n)内の各コンテンツの単位時間あたりのアクセス要求数と当該コンテンツのデータ転送量との積を計算(監視)してあらかじめ定めた閾値と比較し、アクセス可能のサーバがコンテンツサーバ104(1)〜104(n)であるか、もしくは輻輳制御用サーバ105であるかを検索する。
即ち、制御部201が起動する状態検出部112としての機能は、アクセス対象のコンテンツの単位時間あたりのアクセス要求数と当該コンテンツのデータ転送量との積の値が閾値を超えない場合は、上記アクセス対象のコンテンツが輻輳状態にないと判断してコンテンツサーバ104(1)〜104(n)の何れかに対しアクセス要求を接続し、逆に、上記積の値が閾値を超えた場合は、上記アクセス対象のコンテンツが輻輳状態にあると判断して通信I/F206を通して輻輳制御用サーバ105に対し上記アクセス要求を振り分けて接続する処理を行う。
一方、制御部201は、各コンテンツの単位時間あたりのアクセス要求数、および当該コンテンツのデータ転送量を検出する機能を備えており、各コンテンツのアクセス要求数、および各コンテンツのデータ転送量のデータを、制御部201の例えばRAM等のメモリに記憶する。また、制御部201が起動する状態検出部112としての機能は、具体的には上記RAM等のメモリから、アクセス対象のコンテンツの単位時間あたりのアクセス要求数、および当該コンテンツのデータ転送量のデータを読み出して、双方の積を計算した後、その計算結果を上記RAM等のメモリに記憶する処理をも行う。
次に、本実施の形態のコンテンツの輻輳制御方法の一例について説明する。まず、受信工程、および受信認識工程については上述の輻輳制御方法の場合と同様である。次いで検索工程では、制御部201が状態検出部112としての機能を起動して、アクセス対象のコンテンツの単位時間あたりのアクセス要求数とコンテンツのデータ転送量との積を計算(監視)し閾値と比較する処理を行い、比較の結果に基づいて、各コンテンツサーバ104(1)〜104(n)のうち任意のコンテンツサーバ104に対しアクセス要求を接続するか、あるいは輻輳制御用サーバ105に対しアクセス要求を接続するかを選択(検索)する。
上記検索の結果、任意のコンテンツサーバ104にアクセス要求を接続する場合の振り分け工程では、制御部201が接続実行部113としての機能を起動し、SW部202に対し、上記アクセス要求の接続先として特定のコンテンツサーバ104を示す信号を出力する。以下の動作は上述の輻輳制御方法の場合と同様である。一方、上記検索の結果、輻輳制御用サーバ105にアクセス要求を接続する場合の振り分け工程では、制御部201が接続実行部113としての機能を起動し、SW部202に対し、上記アクセス要求の接続先として輻輳制御用サーバ105を示す信号を出力する。以下の動作は上述の輻輳制御方法の場合と同様である。
次に、図5を参照して、本実施の形態のコンテンツの輻輳制御プログラムの一例について説明する。まず、ステップ501において、利用者パソコン101からのアクセス要求を輻輳制御装置103の通信I/F204で受信した場合、ステップ502において、アクセス対象のコンテンツの単位時間あたりのアクセス要求数と当該コンテンツのデータ転送量のデータを制御部201のRAM等のメモリから読み出す。
次いでステップ503において、上記アクセス対象のコンテンツの単位時間あたりのアクセス要求数と当該コンテンツのデータ転送量との積を計算し、その積の値が閾値を超えているか否かを判定する。ステップ503で、上記積の値が閾値を超えていないと判定した場合(NO)、上記アクセス対象のコンテンツが輻輳状態にないと判断し、ステップ504において、通信I/F205(1)〜205(n)の任意の1台に接続しているコンテンツサーバ104に対し上記アクセス要求を接続する。続いてステップ506において、制御部201のRAM等のメモリに記録した上記コンテンツの単位時間あたりのアクセス要求数、およびデータ転送量に対し、今回のアクセス要求数、および今回のデータ転送量を加算して上記メモリに記録すると、本フローを終了する。
一方、ステップ503で、上記アクセス対象のコンテンツの単位時間あたりのアクセス要求数と当該コンテンツのデータ転送量との積の値が閾値を超えていると判定した場合(YES)、上記アクセス対象のコンテンツが輻輳状態にあると判断し、ステップ505において、通信I/F206を通して輻輳制御用サーバ105に対し上記アクセス要求を接続する。続いてステップ506において、制御部201のRAM等のメモリに記録した上記コンテンツの単位時間あたりのアクセス要求数、およびデータ転送量に対し、今回のアクセス要求数、および今回のデータ転送量を加算して上記メモリに記録すると、本フローを終了する。
本実施の形態においては、アクセス対象のコンテンツの単位時間あたりのアクセス要求数と当該コンテンツのデータ転送量との積の値を所定の閾値と比較することで、アクセス要求をコンテンツサーバ104(1)〜104(n)、もしくは輻輳制御用サーバ105の何れに振り分けるかを極短時間で検索し、常時、高速度で、アクセス要求を適切に処理することができる。その結果、同じくサービスを全く停滞させず、かつ、ユーザ側に何らかの対応を強いることもなく、常時、安定して利便性が高く、しかもレスポンスが良く信頼性の高いコンテンツ配信のサービスを提供することができる。
しかも、本実施の形態においては、上記検索の結果、上記アクセス対象のコンテンツの単位時間あたりのアクセス要求数と当該コンテンツのデータ転送量との積の値が閾値を超える場合は、アクセス要求を、通信I/F206を通して輻輳制御用サーバ105に接続するようにしたため、コンテンツの輻輳状態を有効に回避し、よりサービスを停滞させない効果が高く、かつ、より安定して利便性を高めるとともに、より信頼性を高めたコンテンツ配信のサービスを提供することができる。
特に、本実施の形態においても、アクセス対象のコンテンツの単位時間あたりのアクセス要求数と当該コンテンツのデータ転送量との積の値を所定の閾値と比較する処理は、負荷が軽く、高速に極短時間で行うことができるため、上述の効果を、より確実、かつより有利に発揮することができる。
1 コンテンツの輻輳制御システム
101 利用者パソコン
102 インターネット
103 輻輳制御装置
104 コンテンツサーバ
105 輻輳制御用サーバ
111 受信認識部
112 状態検出部
113 接続実行部
201 制御部
202 SW部
203 バス
204,205,206 通信I/F
101 利用者パソコン
102 インターネット
103 輻輳制御装置
104 コンテンツサーバ
105 輻輳制御用サーバ
111 受信認識部
112 状態検出部
113 接続実行部
201 制御部
202 SW部
203 バス
204,205,206 通信I/F
Claims (8)
- 一又は複数のコンテンツサーバに対しコンテンツのアクセス状況が輻輳する場合、輻輳するアクセス要求を処理する輻輳制御用サーバにアクセス要求を振り分けることを特徴とするコンテンツの輻輳制御システム。
- コンテンツを配信する一又は複数のコンテンツサーバと、
前記一又は複数のコンテンツサーバのコンテンツへの輻輳するアクセス要求を処理して同一のコンテンツを配信する輻輳制御用サーバと、
前記一又は複数のコンテンツサーバのコンテンツへのアクセス要求が輻輳する場合、当該アクセス要求を前記輻輳制御用サーバに振り分ける輻輳制御手段と、
を備えることを特徴とするコンテンツの輻輳制御システム。 - 前記輻輳制御手段は、前記各コンテンツサーバの応答時間を監視して、当該応答時間が所定の閾値を超える場合に、特定のコンテンツへのアクセス要求が輻輳状態にあると検出し、アクセス要求を前記輻輳制御用サーバに振り分けることを特徴とする請求項2に記載のコンテンツの輻輳制御システム。
- 前記輻輳制御手段は、アクセス対象のコンテンツの単位時間あたりのアクセス要求数と当該コンテンツのデータ転送量との積の値を監視して、前記積の値が所定の閾値を超える場合に、特定のコンテンツへのアクセス要求が輻輳状態にあると検出し、アクセス要求を前記輻輳制御用サーバに振り分けることを特徴とする請求項2に記載のコンテンツの輻輳制御システム。
- 一又は複数のコンテンツサーバのコンテンツの輻輳状態を制御するコンテンツの輻輳制御方法であって、
前記各コンテンツサーバの応答時間が所定の閾値を超えるか否かを監視して、アクセス可能のコンテンツサーバを探索する探索工程と、
全ての前記コンテンツサーバの応答時間が所定の閾値を超える場合に、輻輳するアクセス要求を処理して同一のコンテンツを配信する輻輳制御用サーバに対しアクセス要求を振り分ける振分け工程と、
を含むことを特徴とするコンテンツの輻輳制御方法。 - 一又は複数のコンテンツサーバのコンテンツの輻輳状態を制御するコンテンツの輻輳制御方法であって、
アクセス対象のコンテンツの単位時間あたりのアクセス要求数と当該コンテンツのデータ転送量との積の値が所定の閾値を超えるか否かを監視して、前記コンテンツサーバがアクセス可能であるかを検索する検索工程と、
前記積の値が所定の閾値を超える場合に、輻輳するアクセス要求を処理して同一のコンテンツを配信する輻輳制御用サーバに対しアクセス要求を振り分ける振分け工程と、
を含むことを特徴とするコンテンツの輻輳制御方法。 - 一又は複数のコンテンツサーバのコンテンツの輻輳状態を制御するコンテンツの輻輳制御プログラムであって、
前記各コンテンツサーバの応答時間が所定の閾値を超えるか否かを監視して、アクセス可能のコンテンツサーバを探索するステップと、
全ての前記コンテンツサーバの応答時間が所定の閾値を超える場合に、輻輳するアクセス要求を処理して同一のコンテンツを配信する輻輳制御用サーバに対しアクセス要求を振り分けるステップと、
を含むことを特徴とするコンテンツの輻輳制御プログラム。 - 一又は複数のコンテンツサーバのコンテンツの輻輳状態を制御するコンテンツの輻輳制御プログラムであって、
アクセス対象のコンテンツの単位時間あたりのアクセス要求数と当該コンテンツのデータ転送量との積の値が所定の閾値を超えるか否かを監視して、前記コンテンツサーバがアクセス可能であるかを検索するステップと、
前記積の値が所定の閾値を超える場合に、輻輳するアクセス要求を処理して同一のコンテンツを配信する輻輳制御用サーバに対しアクセス要求を振り分けるステップと、
を含むことを特徴とするコンテンツの輻輳制御プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005167586A JP2006343885A (ja) | 2005-06-07 | 2005-06-07 | コンテンツサーバの輻輳制御システム、輻輳制御方法、および輻輳制御プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005167586A JP2006343885A (ja) | 2005-06-07 | 2005-06-07 | コンテンツサーバの輻輳制御システム、輻輳制御方法、および輻輳制御プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006343885A true JP2006343885A (ja) | 2006-12-21 |
Family
ID=37640827
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005167586A Withdrawn JP2006343885A (ja) | 2005-06-07 | 2005-06-07 | コンテンツサーバの輻輳制御システム、輻輳制御方法、および輻輳制御プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006343885A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010218001A (ja) * | 2009-03-13 | 2010-09-30 | Nec Corp | マルチタスク処理装置及び方法、並びにプログラム |
-
2005
- 2005-06-07 JP JP2005167586A patent/JP2006343885A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010218001A (ja) * | 2009-03-13 | 2010-09-30 | Nec Corp | マルチタスク処理装置及び方法、並びにプログラム |
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