JP2006341885A - 板状精密品の収容容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】
容器本体内に収容した精密品を傷つけることなく容易に取り出すことができ、しかも蓋体の容器本体への着脱も容易かつ確実に行うことができ、安全に精密品を収容することができる容器を提供する。
【解決手段】
底板部2の外周縁から周壁3が立ち上がり、上部が開口する容器本体1と、頂板部6の外周縁から周壁7が垂下し、下部が開口する蓋体5とよりなり、前記容器本体側周壁まわりに前記蓋体側周壁が嵌合して容器本体の開口上部が蓋体によって閉止される容器において、前記容器本体側周壁3に、上下方向に延びる切欠部4を少なくとも2箇所以上設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は半導体ウェハーや光学用ガラス板等の板状に形成された精密品を収容するための容器に関する。
半導体ウェハーや光学用ガラス板等の板状に形成された精密品を、保管、運搬等のために使用する収容容器には、筒状に構成した容器本体に精密品を収容し、蓋体で容器本体の開口上部を閉止する構成のものが従来からある(例えば、特許文献1参照)。
図5は、多数枚の板状精密品を収容できるようにした容器の一例を示し、容器本体21内に発泡性樹脂等よりなるクッション材22を各精密品23の間に介在せしめて収容し、蓋体24で容器本体21の開口上部を閉止するようになっており、蓋体24における筒部25の内側に形成した係合突条26と、容器本体の筒部27外周に形成した係合突条28とを係合せしめることによって、容器本体21に対して蓋体24を着脱可能に取り付ける構成となっている。
したがって、容器本体内から精密品を取り出すのが容易ではなく、作業員や自動機にて精密品を取り出すのが困難であり、誤って傷を付けてしまうおそれがある。
また、容器本体と蓋体との係合は互いの係合用突条どうしを引っ掛けるだけの構成であるので、係合がゆるいと容器を搬送する際に蓋体が外れて精密品が脱落してしまうおそれがあり、逆に係合状態をきつくすると、蓋体を取り外のが困難となって蓋体の取り外しの際に容器を取り落としたり、精密品が脱落したりというようなおそれがある。
実願平2−12165号(実開平3−102738号)のマイクロフィルム(第1〜6頁、第1〜3図)
本発明は、容器本体内に収容した精密品を傷つけることなく容易に取り出すことができ、しかも蓋体の容器本体への着脱も容易かつ確実に行うことができ、安全に精密品を収容することができる容器を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に係る容器は、底板部の外周縁から周壁が立ち上がり、上部が開口する容器本体と、頂板部の外周縁から周壁が垂下し、下部が開口する蓋体とよりなり、前記容器本体側周壁まわりに前記蓋体側周壁が嵌合して容器本体の開口上部が蓋体によって閉止される容器において、前記容器本体側周壁に、上下方向に延びる切欠部を少なくとも2箇所以上設けてなる構成のものとしてある。
本発明の請求項2に係る容器は、前記蓋体側周壁を、上下方向に延びる2本のスリットにより前記周壁の他の部分と区画されるフラップ部を少なくとも2箇所以上有し、各フラップ部の下端に、内側へ向かう係止片部を設けてなる構成のものとしてある。
本発明の請求項3に係る容器は、前記容器本体の底板部と、前記蓋体の頂板部に、それぞれ互いに係合可能な凹凸部を設けた構成のものとしてある。
本発明によれば、容器本体の周壁に上下方向に延びる2箇所以上の切欠部を設けてあるので、容器本体の外部からこれら切欠部によって容器本体内に収容される精密品の外周縁部にアクセスすることができ、したがって精密品の取り出しを安全確実かつ容易に行うことができる。
また、容器本体に蓋体を取り付けると、蓋体に設けたフラップ部の係止片部が容器本体の底面周辺部に係合し、蓋体を容器本体に対して確実に取り付けることができ、しかも蓋体を容器本体から取り外す際にはフラップ部を外側に引っ張れば蓋体と容器本体の係合が簡単に解除でき、したがって蓋体の取り付け、取り外しの際に収容物たる精密品が脱落してしまうようなおそれがまずなく、精密品を安全に収容することができる。
以下、本発明に係る収容容器の実施例を添付図面に示す具体例に基づいて詳細に説明する。
容器本体1は、底板部2の外周縁から周壁3が立ち上がり、上部が開口する円筒状に形
成されたものとしてあって、上記周壁3には上下方向に延びる切欠部4、4を設けてある。
上記切欠部4、4は、本実施例では容器本体の中心軸を挟んで2箇所設けてあるが、3箇所以上設ける場合には円周方向に等間隔となるように設けるのが好ましく、また切欠部の幅は、作業員の指や自動機の爪が十分に入る幅に設定する。
そして蓋体5は、頂板部6の外周縁から周壁7が垂下し、下部が開口する円筒状に形成されたものとしてあって、蓋体の周壁7は前記容器本体側周壁3まわりに所要の公差をあけて嵌合する寸法のものとしてある。
前記蓋体側の周壁7には、上下方向に延びる2本のスリット8、8により、前記周壁の他の部分と区画されるフラップ部9、9を2箇所設けてあり、各フラップ部9の下端に、内側へ向かう係止片部10をそれぞれ設けてある。
上記フラップ部9、9は、蓋体を構成する素材自体の弾性によって外側へ撓むように構成してあって、蓋体の材質がある程度の硬質なものである場合には、フラップ全体またはフラップの基部を薄肉に形成して、フラップの下部が少なくとも前記係止片部10の内方への突出長さ以上に撓むようにしておく。
また、容器本体1の前記底板部2と、前記蓋体5の頂板部6には、それぞれ互いに係合可能な凹凸部を設けてあり、具体的には、前記底板部2に周壁3と同心をなす円形の中央凸部11と、円周状の外周凸部12を設けてあり、前記頂板部6に周壁7と同心をなす円周状の凸部13を設けてある。
そして、複数の容器を上下に積み重ねると、図4に示されるように下方の容器14の頂板部6における円周状凸部13が、上方の容器15の底板部2における中央凸部11と外周凸部12の間の凹部16に嵌入して、上下の容器15、14が安定よろしく積み重ねられる。
なお、容器どうしを積み重ねた状態において、上方の容器15の底板部2における外周凸部12まわりには下方の容器14の頂板部6との間に隙間17ができるように構成されていて、前記蓋体のフラップにおける係止片部10がこの隙間17に収まるように形成されている。
容器内においては、板状の精密品18、18が間にクッション材19、19を挟んで積み重ねて収容され、精密品どうしや容器本体1の内底や蓋体5の頂板部内面と接触して傷が付かないようにしてあり、必要に応じて精密品の外周縁部と容器本体側周壁3の内面との間にもクッション材を設ける場合がある。
上述した実施例においては、容器本体1および蓋体5を円筒状のもので構成してあるが、これら容器本体および蓋体の平面形状は内部に収容される被収容品の外形と略相似に形成され、非収容品の形状によっては角筒状等の他の形状のものとする場合もある。
本発明に係る容器の実施例の一部を破断して示す正面図。 本発明に係る容器の実施例を示す平面図。 本発明に係る容器の実施例を示す側面図。 本発明に係る容器の使用状態を一部破断して示す正面図。 従来の容器の一例を示す断面図。
符号の説明
1 容器本体
2 底板部
3 容器本体側の周壁
4 切欠部
5 蓋体
6 頂板部
7 蓋体側の周壁
8 スリット
9 フラップ部
10 係止片部
11 中央凸部
12 外周凸部
13 円周状凸部
14 下方の容器
15 上方の容器
16 凹部
17 隙間
18 精密品
19 クッション材

Claims (3)

  1. 底板部の外周縁から周壁が立ち上がり、上部が開口する容器本体と、頂板部の外周縁から周壁が垂下し、下部が開口する蓋体とよりなり、前記容器本体側周壁まわりに前記蓋体側周壁が嵌合して容器本体の開口上部が蓋体によって閉止される容器において、前記容器本体側周壁に、上下方向に延びる切欠部を少なくとも2箇所以上設けてなる板状精密品の収容容器。
  2. 前記蓋体側周壁は、上下方向に延びる2本のスリットにより前記周壁の他の部分と区画されるフラップ部を少なくとも2箇所以上有し、各フラップ部の下端に、内側へ向かう係止片部を設けてなる請求項1に記載の板状精密品の収容容器。
  3. 前記容器本体の底板部と、前記蓋体の頂板部に、それぞれ互いに係合可能な凹凸部を設けてなる請求項1に記載の板状精密品の収容容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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