JP2006341790A - Booster - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、車両用の倍力装置に関し、特に静粛性を向上した倍力装置に関するものである。 The present invention relates to a booster for a vehicle, and more particularly to a booster with improved quietness.
一般に、負圧式倍力装置においては、ブースタシェルがダイヤフラムにより変圧室と定圧室に区画され、ダイヤフラムにバルブピストンが固定され、このバルブピストンにプランジャが嵌合されている。プランジャの前端部はバルブピストンの基端部を貫通してマスタシリンダのマスタピストンを押動するようになっている。後端部はバルブピストンの円筒部内で入力ロッドに回動可能に連結され、入力ロッドを介してブレーキペダルに連結されている。バルブピストンとプランジャとの相対移動に基づいて変圧室を定圧室および大気に連通、遮断する弁機構が設けられている。バルブピストンとブースタシェルのフロント側内面との間にコイルスプリングが介在され、バルブピストンおよびダイヤフラム等を非作動位置に後退させるようになっている。 In general, in a negative pressure type booster, a booster shell is divided into a variable pressure chamber and a constant pressure chamber by a diaphragm, a valve piston is fixed to the diaphragm, and a plunger is fitted to the valve piston. The front end portion of the plunger penetrates the base end portion of the valve piston and pushes the master piston of the master cylinder. The rear end portion is rotatably connected to the input rod within the cylindrical portion of the valve piston, and is connected to the brake pedal via the input rod. A valve mechanism is provided that communicates and shuts off the variable pressure chamber to the constant pressure chamber and the atmosphere based on relative movement between the valve piston and the plunger. A coil spring is interposed between the valve piston and the front-side inner surface of the booster shell so that the valve piston, the diaphragm and the like are retracted to the non-operating position.
このコイルスプリングの線材は、1巻き弱だけコイル軸線に直角な平面で巻かれ、線材の端部の手前からリードに応じて螺旋状に巻かれている。従って、コイルスプリングが、バルブピストンとブースタシェルのフロント側内面との間にセット荷重をかけた状態で介在されると、図4に示すように、コイルスプリング50の2巻き目52の始まり部分53が線材54の端部55に乗り上げ、2巻き目52の線材54は、ねじりモーメントによるねじれ角によって1巻き目51の線材に接近するとともに、セット荷重によって端部55を支点として湾曲状に曲げられ、端部55から離間した微小隙間部56で1巻き目51の線材54に極めて接近した後に徐々に離間していく。
The coil spring wire is wound on a plane perpendicular to the coil axis by a little less than one turn, and is wound spirally from the front of the end of the wire in accordance with the lead. Accordingly, when the coil spring is interposed between the valve piston and the front side inner surface of the booster shell in a state where a set load is applied, as shown in FIG. 4, the
このため、ブレーキペダルが急激に作動されてコイルスプリング50が急激に圧縮または伸張された場合、コイルスプリング50が振動し、微小隙間部56で2巻き目52の線材54が1巻き目51の線材54に接離して接触音が発生する。このコイルスプリングの線材の接触音を防止するために、特許文献1に記載された負圧式倍力装置では、コイルスプリングの端部がゴムのカバー13によって覆われている。
しかしながら、上記した特許文献1に記載されたものにおいては、コイルスプリングの端部をゴムのカバーで被覆してコイルスプリング端部での振動による線材の接触音を防止するようにしているので、ゴムのカバーが別途必要となり、コストアップの要因となる。さらに、ゴムが経時劣化して弾性が低下するとコイルスプリングの振動を減衰する能力が低下し、コイルスプリングから生じる騒音を低減できなくなる。
However, in the one described in
本発明は、コイルスプリングの1巻き目と2巻き目の線材を所定範囲に亘って密着させることにより、コイルスプリングが振動しても線材の接離による接触音を生ずることがない静粛性の高い倍力装置を提供することを目的とするものである。 In the present invention, the first and second winding wires of the coil spring are brought into close contact with each other over a predetermined range, so that even if the coil spring vibrates, no contact noise is generated due to the contact and separation of the wires. The object is to provide a booster.
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明の構成上の特徴は、ブースタシェル(1)が区画部材(4)により変圧室(6)と定圧室(5)とに区画され、該区画部材にバルブピストン(8)の基端部(8a)が固着され、前記変圧室と定圧室の圧力差に基づく前記区画部材の出力が前記バルブピストンから出力ロッド(14)に反力部材(17)を介して伝達され、前記反力部材と連携して作用するプランジャ(21)がブレーキペダル(25)によって軸線方向に移動される入力ロッド(23)と連結され、前記バルブピストンと前記プランジャとの相対移動に基づいて前記変圧室を前記定圧室および大気または圧力空気源に連通、遮断する弁機構(30)を備え、前記バルブピストンと前記ブースタシェルのフロント側内面との間にコイルスプリング(16)が介在された倍力装置において、
In order to solve the above-mentioned problem, the structural feature of the invention according to
前記コイルスプリング(16)の線材(40)は、1巻き目(41)がコイル軸線(42)に直角な平面で巻かれ、2巻き目(43)が前記線材の端部(44)から所定範囲(L)に亘って前記1巻き目と線材が密着して巻かれていることである。 In the wire rod (40) of the coil spring (16), the first roll (41) is wound in a plane perpendicular to the coil axis (42), and the second roll (43) is predetermined from the end (44) of the wire rod. That is, the first winding and the wire are wound in close contact over the range (L).
請求項2に係る発明の構成上の特徴は、請求項1において、前記コイルスプリング(16)の線材(40)は、コイルスプリングの自由状態において1巻き目(41)がコイル軸線(42)に直角な平面で巻かれ、2巻き目(43)が前記線材の端部(44)から所定範囲(L)に亘って前記1巻き目と線材が密着して巻かれていることである。
The structural feature of the invention according to
請求項3に係る発明の構成上の特徴は、請求項1または請求項2において、前記コイルスプリング(16)は中央部分の直径が両端部分の直径より大きいビヤ樽状であることである。
The structural feature of the invention according to
上記のように構成した請求項1に係る発明によれば、弁機構により変圧室が大気(或いは圧力空気源)または定圧室に連通されると、変圧室と定圧室との間に差圧が生じ、または消滅し、区画部材はコイルスプリングを圧縮し、またはコイルスプリングの伸長により非作動位置に後退される。コイルスプリングは急激に圧縮または伸長されると振動するが、コイルスプリングの1巻き目は線材がコイル軸線に直角な平面で巻かれ、1巻き目と線材間隔が狭くなる2巻き目は線材の端部から所定範囲に亘って1巻き目と線材が密着されているので、コイルスプリングが振動しても線材が接離して接触音を発生することがなく、倍力装置の作動時の静粛性を高めることができる。
According to the invention according to
上記のように構成した請求項2に係る発明によれば、自由状態においてコイルスプリングの2巻き目が線材の端部から所定範囲に亘って1巻き目と線材が密着されているので、コイルスプリングが振動しても線材が接離して接触音を発生することを確実に防止することができる。
According to the invention according to
上記のように構成した請求項3に係る発明によれば、コイルスプリングをビヤ樽状にして振動の発生を抑制したことにより、コイルスプリングの1巻き目と2巻き目の線材が接離することを更に効果的に防止することができる。
According to the invention according to
以下、本発明に係る倍力装置の実施形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、ブースタシェル1は、フロントシェル2およびリアシェル3から構成され、両シェル2,3間には、フレキシブルなダイヤフラム4が外周縁のビードで気密的に挟着され、ブースタシェル1の内部を定圧室5と変圧室6とに区画している。ダイヤフラム4には円盤状のプレート7が定圧室5側で重合され、ダイヤフラム4およびプレート7には円筒状のバルブピストン8の基端部8aの外周面が気密的に固着され、基端部8aの前端面が定圧室5に露出している。フロントシェル2には負圧導入管10が取付けられ、定圧室5は負圧導入管10を介してエンジンの吸気マニホールドに連通されてエンジン作動中は常に負圧に維持されている。
Hereinafter, embodiments of a booster according to the present invention will be described with reference to the drawings. As shown in FIG. 1, a
図2に示すように、リアシェル3の中心部は、外方に屈曲されて円筒状の突出部3aが後方に向けて突設され、軸線上に貫通穴3bが形成されている。バルブピストン8には基端部8aから円筒部8bが後方に突設され、円筒部8bが貫通穴3bを貫通してリアシェル3の突出部3aから後方に突出されている。貫通穴3bの内周面と円筒部8bの外周面との間にはシール9が介在され、変圧室6を大気から遮断している。
As shown in FIG. 2, the center portion of the
11はマスタシリンダで、マスタシリンダ11は図1に示すように、後端部11aがフロントシェル2に形成された中心穴を貫通して定圧室5内に気密的に突出し、フランジ部11bがフロントシェル2の前面に当接している。フロントシェル2とリアシェル3とは、両シェルで構成されるブースタシェル1の軸線と外周との略中間位置で軸線と平行に延在する複数本、例えば2本のタイロッド12で結合されてマスタシリンダ11に固定されている。
As shown in FIG. 1, the
13はマスタシリンダ11に前後方向に摺動可能に嵌合されたマスタピストンで、マスタシリンダ11の後端部から定圧室5内に突出し、バルブピストン8の前端面近傍まで延在している。バルブピストン8とマスタピストン13との間には出力ロッド14が介在されている。バルブピストン8は定圧室5と変圧室6との室内の圧力差に基づくダイヤフラム4の出力を反力部材17を介して出力ロッド14に伝達し、出力ロッド14がマスタピストン13を前方に押動する。フロントシェル2とバルブピストン8の前端面との間にはコイルスプリング16がセット荷重をかけた状態で介在されバルブピストン8を後方に付勢している。コイルスプリング16は中央部分の直径が両端部分の直径より大きいビヤ樽状とし、荷重に対する安定性、防振性の向上を図っている。
A master piston 13 is fitted to the
図3に示すように、コイルスプリング16の線材40は、コイルスプリングの自由状態において1巻き目41がコイル軸線42に直角な平面で巻かれ、2巻き目43が線材40の端部44から所定範囲Lに亘って1巻き目41と線材40が密着して巻かれ、その後は1巻き目から徐々に開離されている。なお、線材40はコイルスプリング16の両端部において同様に巻かれている。
As shown in FIG. 3, in the
図2に示すように、バルブピストン8には、前端面から後端面に向けて反力室穴8c、反力室穴8cに開口する小径の反力穴8d、反力穴8dに連なる中径の中間穴8h、中間穴8hより大径の弁体収納穴8eが軸線上に順次穿設されている。反力室穴8cの底面には、外側の内周面を反力室穴8cの内周面と共通にする環状凹溝8fが軸線方向に形成され、環状凹溝8fに出力ロッド14の後端に形成された環状突起14aが軸線方向に相対移動可能に嵌合されている。環状突起14aと反力室穴8cの底面との間で反力室15が形成され、反力室15内に弾性材料で形成された円盤状の反力部材17が収納されている。
As shown in FIG. 2, the
21は先端軸部21aが反力穴8d内に摺動可能に嵌合されたプランジャで、先端面が反力部材17の後端面と対向している。22はH字状のキー部材で、両側の直線部の内側がプランジャ21に形成された環状溝21c内に侵入し、両端部はバルブピストン8の半径方向に穿設された矩形穴8gに両直線部の外側面で摺接して外部に延在している。これにより、バルブピストン8とプランジャ21とは、矩形穴8gおよび環状溝21cの幅を加算した距離からキー部材22の厚さを2倍した距離を減じた距離だけ軸線方向に相対移動することができる。
プランジャ21の後端には入力ロッド23が回動可能に連結され、入力ロッド23は塵芥等の通過を防止するフィルタ24と吸音機能を有するサイレンサ27を貫通して円筒部8bより後方に延在し、ブレーキペダル25(図1参照)に連結されている。入力ロッド23とリアシェル3の突出部3aとの間には蛇腹26が固定され、バルブピストン8の円筒部8bの外周を覆っている。蛇腹26の端面には円周上複数の通気穴26aが開口され、この通気穴26aよりサイレンサ27およびフィルタ24を介してバルブピストン8内に外気が導入されるようになっている。
An
変圧室6を定圧室5または大気に切換えて連通する弁機構30は、バルブピストン8の中間穴8hと弁体収納穴8eとの間の段部8kに形成された環状の負圧弁座8iを有している。環状の負圧弁座8iは、段部8kの端面が外方に向かって前方に傾斜され、この傾斜端面と中間穴8hの内周面とを円弧で結んで形成されている。負圧弁座8iより外側で弁収納穴8eに開口する通路8jはバルブピストン8の側壁を貫通して定圧室5に開口している。プランジャ21の後端面には負圧弁座8iより内側で大気弁座21bが形成されている。弁体収納穴8e内には円盤状の弁体31が前後方向に移動可能に遊嵌されている。弁体31の前端面には負圧弁座8iに接離して変圧室6と定圧室5とを連通、遮断する負圧弁31aが形成されている。弁体31の前端面の負圧弁31aより内側には大気弁31bが環状に突設され、大気弁座21bが大気弁31bに接離して変圧室6と大気とを連通、遮断する。
The
弁体31の後端は弁体31の軸線方向の移動を許容するベローズ34により環状の保持体35に連結されている。保持体35は、入力ロッド23の中央部に係止されたリテーナ37との間に介在された圧縮スプリング38のばね力により弁体収納穴8eに形成された段部に押圧されている。弁体31の後端面と入力ロッド23に形成された肩部との間には圧縮スプリング39が介在され、弁体31を入力ロッド23に対して前方に付勢している。これにより、ブレーキの非作動時は、大気弁座21bを大気弁31bに接触させて変圧室6と大気との連通を遮断するとともに、負圧弁31aを負圧弁座8iに対して僅かに離れた位置に保持して変圧室6と定圧室5とを互いに連通している。
The rear end of the valve body 31 is connected to an annular holding body 35 by a
次に、上記した実施形態に係る倍力装置の作動について説明する。ブレーキペダル25の作動時においては、入力ロッド23によりプランジャ21が圧縮スプリング38のばね力に抗して前進され、弁体31が圧縮スプリング39のばね力により前進される。これにより、負圧弁31aが円弧状の負圧弁座8iの頂点部分に当接して変圧室6と定圧室5との連通が遮断される。
Next, the operation of the booster according to the above-described embodiment will be described. When the
プランジャ21が更に前進されると、大気弁座21bと大気弁31bとが開離され、サイレンサ27およびフィルタ24を介してバルブピストン8内に導入された大気が中間室8h、矩形穴8g等を介して変圧室6に流入する。これにより、変圧室6と定圧室5との間で圧力差が発生し、バルブピストン8はダイヤフラム4に作用する両室5,6内の圧力差によりコイルスプリング16を圧縮して前進し、圧力差に応じた作動力で反力部材17を弾性変形して出力ロッド14を介してマスタピストン13を押動する。このとき、コイルスプリング16は、特に急激に圧縮されるとかなり振動するが、その2巻き目43が線材40の端部44から所定範囲Lに亘って1巻き目41と線材40が密着して巻かれ、その後は1巻き目から徐々に開離しているので、振動により2巻き目の線材40が1巻き目の線材40に接離して接触音を発生することがない。
When the
バルブピストン8に押圧されて反力部材17が弾性変形し、反力部材17が反力穴8dに流入してプランジャ21の先端軸部21aの先端部を後方へ押圧することにより、プランジャ21が後退されて大気弁座21bが大気弁31bに着座して大気と変圧室6との連通を遮断し、ブレーキペダル25の踏力に応じたブレーキ油圧がマスタシリンダ11に発生、保持される。このとき、ブレーキペダル25を踏む力は、入力ロッド23を介してプランジャ21の先端軸部21aから反力部材17に伝達され、反力部材17が踏力に応じて弾性変形するので、運転者は反力を感じることができる。
The
ブレーキ作動後、ブレーキペダル25が開放されると、プランジャ21が圧縮スプリング38のばね力によりバルブピストン8に対して後方に移動され、大気弁座21bが大気弁31bに当接した状態で弁体31が圧縮スプリング39のばね力に抗してバルブピストン8に対して相対的に後方に移動され、負圧弁31aが負圧弁座8iから開離される。これにより、定圧室5内の負圧が通路8jを通って変圧室6に導入され、変圧室6と定圧室5との室内の圧力差がなくなり、バルブピストン8、プレート7およびダイヤフラム4がコイルスプリング16のばね力により後方に移動されるとともに、マスタピストン13が後方に移動されてマスタシリンダ11内の油圧が無くなる。
When the
このとき、コイルスプリング16は、特にブレーキペダル25が急激に解放されて急に伸張されるとかなり振動するが、その2巻き目43が線材40の端部44から所定範囲Lに亘って1巻き目41と線材40が密着して巻かれ、その後は1巻き目から徐々に開離しているので、振動により2巻き目の線材40が1巻き目の線材40と接離して接触音を発生することがない。
At this time, the
プランジャ21はキー部材22がリアシェル3の突出部3aの段部内面に当接するのと同時に停止し、バルブピストン8はキー部材22に当接して停止する。これにより、ブレーキの非作動時に負圧弁31aが負圧弁座8iに極めて接近した状態となり、ブレーキが掛けられたとき弁体31の前方移動により負圧弁31aが負圧弁座8iに迅速に当接することができる。プランジャ21が停止後にバルブピストン8がキー部材22に当接するまで後退することにより、負圧弁座8iは負圧弁31aに対して僅かに離れた位置まで後退される。
The
上記実施の形態では、コイルスプリング16の線材40は、コイルスプリング16の自由状態において1巻き目41がコイル軸線42に直角な平面で巻かれ、2巻き目43が線材40の端部44から所定範囲Lに亘って1巻き目41と線材40が密着して巻かれているが、コイルスプリング16がフロントシェル2とバルブピストン8の前端面との間にセット荷重をかけて介在された状態において、1巻き目41がコイル軸線42に直角な平面で巻かれ、2巻き目43が線材40の端部44から所定範囲Lに亘って1巻き目41と線材40が密着して巻かれているようにしてもよい。
In the above embodiment, the
また、コイルスプリング16は、ビヤ樽状に限定されるものではなく、円筒状または裁頭円錐状のものとしてもよい。
The
上記実施の形態では、定圧室5をエンジンの吸気マニホールドに連通して負圧に維持し、バルブピストンと8プランジャ21との相対移動に基づいて変圧室6を弁機構(30)により定圧室5および大気に連通、遮断しているが、定圧室を大気に維持し、変圧室を弁機構を介してエアポンプ等からなる定圧の圧力空気源に接続し、バルブピストンと8プランジャ21との相対移動に基づいて変圧室6を弁機構(30)により定圧室5および圧力空気源に連通、遮断するようにしてもよい。
In the above embodiment, the constant pressure chamber 5 communicates with the intake manifold of the engine and is maintained at a negative pressure, and the
1…ブースタシェル、2…フロントシェル、3…リアシェル、4…ダイヤフラム(区画部材)、5…定圧室、6…変圧室、8…バルブピストン、8b…円筒部、8i…負圧弁座、11…マスタシリンダ、13…マスタピストン、14…出力ロッド、15・・・反力室、16…コイルスプリング、17…反力部材、21…プランジャ、21b…大気弁座、22…キー部材、23…入力ロッド、25…ブレーキペダル、30…弁機構、31…弁体、31a…負圧弁、31b…大気弁、38,39…圧縮スプリング、40…線材、41…1巻き目、42…コイル軸線、43…2巻き目、44…端部、L…所定範囲。
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記コイルスプリング(16)の線材(40)は、1巻き目(41)がコイル軸線(42)に直角な平面で巻かれ、2巻き目(43)が前記線材の端部(44)から所定範囲(L)に亘って前記1巻き目と線材が密着して巻かれていることを特徴とする負圧倍力装置。 The booster shell (1) is partitioned into a variable pressure chamber (6) and a constant pressure chamber (5) by a partition member (4), and a base end portion (8a) of the valve piston (8) is fixed to the partition member, Plunger (21), wherein the output of the partition member based on the pressure difference between the chamber and the constant pressure chamber is transmitted from the valve piston to the output rod (14) via the reaction member (17) and acts in cooperation with the reaction member. ) Is connected to an input rod (23) which is moved in the axial direction by a brake pedal (25), and the variable pressure chamber and the atmosphere or pressure air source are made to be based on relative movement of the valve piston and the plunger. A booster comprising a valve mechanism (30) for communicating and blocking, and a coil spring (16) interposed between the valve piston and a front-side inner surface of the booster shell,
In the wire rod (40) of the coil spring (16), the first roll (41) is wound in a plane perpendicular to the coil axis (42), and the second roll (43) is predetermined from the end (44) of the wire rod. The negative pressure booster, wherein the first roll and the wire are wound in close contact over a range (L).
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