JP2006341165A - 太陽熱およびバイオマス利用淡水化装置、及び、太陽熱およびバイオマス利用淡水化装置を用いた緑化方法 - Google Patents

太陽熱およびバイオマス利用淡水化装置、及び、太陽熱およびバイオマス利用淡水化装置を用いた緑化方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 京都議定書の削減対象となる二酸化炭素等の排出量削減を図るとともに、設備稼働率を向上させ、エネルギ効率の向上を図ることができる太陽熱およびバイオマス利用淡水化装置、及び、太陽熱およびバイオマス利用淡水化装置を用いた緑化方法を提供する。
【解決手段】 太陽熱を受けて水を加熱する集熱部5と、加熱された水を蒸発させる蒸発部7と、蒸発部7で生成された蒸気により駆動されるタービン部9と、タービン部9に駆動される発電部11と、バイオマスを燃焼させる燃焼部17と、を有し、蒸発部7と燃焼部17とが熱的に接続されていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、太陽熱およびバイオマス利用淡水化装置、及び、太陽熱およびバイオマス利用淡水化装置を用いた緑化方法に関する。
「気候変動に関する国際連合枠組条約の京都議定書(以下、京都議定書と表記する。)」が発行されたことにより、日本などの締結国には二酸化炭素、メタン等の温室効果ガスの排出量削減率が定められ、約束期間内に目標を達成することが求められるようになった。
また、京都議定書においては、発展途上国(非付属書I国)におけるプロジェクト投資を管理するものとしてクリーン開発メカニズム(Clean Development Mechanism;以下、CDMと表記する。)が規定されている。
CDMでは、先進国と途上国が共同で温室効果ガス削減プロジェクトを途上国において実施し、そこで生じた削減分の一部を先進国がクレジット(Certified Emission Reduction)として得て、自国の削減に充当できることとされている。
さらに京都議定書においては、先進国間で排出枠(排出量)の獲得/移転(取引)(以下、排出権取引と表記する。)を認めている。この排出権取引において獲得・移転が認められているものの中に上述のクレジットが含まれている。つまり、上述のクレジットは排出権取引において売買の目的とされ、この売買により収入を挙げることができる。
そのため、二酸化炭素等の排出削減が可能な、さまざまな省エネルギ技術や石油代替エネルギ技術が提案されている。これらの技術の中には、集熱した太陽熱を用いて蒸気を発生させ、発電や海水の淡水化を行なう技術も含まれている(例えば、特許文献1から3参照。)。
特開平6−66453号公報 特開平9−230116号公報 特表2002−517707号公報
上述の特許文献1から特許文献3は、太陽熱集熱装置における太陽熱の反射部や集光部などの形状に係る技術を開示するものである。これら開示された技術の目的は、効率よく太陽熱を集熱することにある。
しかしながら、これらの太陽熱集熱装置は、単に太陽光を所定領域に集光することにより太陽熱を集熱しているため、稼動時間が昼間に限定されるという問題があった。そのため、設備稼働率が低下することにより、設備を昼夜稼動させている場合と比較して減価償却費が割高となり、発電コストおよぎ造水コストが化石燃料利用に比べて割高となる問題があった。
さらに、効率よく太陽熱を集熱した結果、集熱部の温度が高くなると、集熱部と周囲との温度差が大きくなる。すると、集熱部から周囲へ熱が拡散しやすくなり、逆に集熱効率は低下するという問題があった。
また、設備を夜間も稼動させるために、昼間に熱を貯え、夜間に貯えた熱を放出する蓄熱装置を用いる技術も知られている。蓄熱装置を用いることで、夜間も設備を稼動させて設備稼働率を向上させることができる。
しかしながら、蓄熱装置を導入することで設備コストが増加するため、発電コストおよぎ造水コストが化石燃料利用に比べて割高となる問題があった。
さらに、太陽熱集熱装置で集めた熱を用いて蒸気を発生させ、この蒸気を用いて蒸気タービンを駆動して発電する技術も知られている。この技術においては、蒸気タービンを効率よく駆動するために、比較的低温の蒸気を、石油やガスなどの化石燃料等の燃焼熱を用いて更に加熱して蒸気タービンに導いていた。このように蒸気を化石燃料等の燃焼熱により加熱することで、夜間においても設備を稼動させることができるとともに、高温蒸気を得ることができる。そのため、設備稼働率を向上させるとともに、発電コストの向上を図ることができた。
しかしながら、化石燃料等を燃焼させると、京都議定書の規制対象である二酸化炭素などが発生するという問題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、京都議定書の削減対象となる二酸化炭素等の排出量削減を図るとともに、設備稼働率を向上させ、発電コストおよぎ造水コストの向上を図ることができる太陽熱およびバイオマス利用淡水化装置、及び、太陽熱およびバイオマス利用淡水化装置を用いた緑化方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、以下の手段を提供する。
本発明の太陽熱およびバイオマス利用淡水化装置は、太陽熱を受けて水を加熱する集熱部と、加熱された水を蒸発させる蒸発部と、前記蒸発部で生成された蒸気により駆動されるタービン部と、該タービン部に駆動される発電部と、バイオマスを燃焼させる燃焼部と、を有し、前記蒸発部と前記燃焼部とが熱的に接続されていることを特徴とする。
本発明によれば、太陽熱により蒸発させた蒸気を用いて発電を行なっているため、化石燃料のみを利用して発電する装置と比較して、同じ電力を供給する際に排出される二酸化炭素等を削減できる。この二酸化炭素削減量は、CDMとして利用すると所定のクレジットが発生する。発生したクレジットは売買の対象となり、その売り上げにより発電に要するコストを削減することができる。
蒸発部と燃焼部とが熱的に接続されているため、集熱部の温度を抑えて蒸気を発生させた後に、燃焼部で発生した熱により蒸気をより高温にすることができる。そのため、集熱部における外部への放熱によるエネルギ損失を抑えて、エネルギ効率の向上を図ることができる。また、タービンへ供給する蒸気温度を高めることができるため、タービンの駆動効率を向上させることができる。
燃焼部において発生する燃焼熱を利用することにより、昼間だけでなく夜間も利用可能な熱源を確保できる。そのため、熱源として昼間のみしか利用できない太陽熱を利用する装置と比較して、設備稼働率を向上させることができる。その結果、原価償却費を低減することができる。
燃焼部においてバイオマスを燃焼させるため、石油や石炭などの化石燃料を燃焼させる場合と比較して、京都議定書の削減対象である二酸化炭素等の排出量を削減できる。バイオマスとしては、ナツメヤシや小麦など(以後ナツメヤシ等と表記する。)の植物性廃棄物を例示することができ、このようなバイオマスを燃焼させた際に発生する二酸化炭素等は、京都議定書の削減対象である二酸化炭素等に含まれない。
上記発明においては、前記発電部により発電された電力の少なくとも一部を用いて、逆浸透膜淡水化装置を駆動させて海水から淡水を生成する淡水生成部を有することが望ましい。
本発明によれば、海水などの水から淡水生成部により淡水を得ることができる。そのため、発電を行なうとともに、例えば、砂漠地帯などにおいて淡水を供給することができる。
なお、淡水生成部としては、逆浸透膜(Reverse Osmosis:以下ROと表記する。)式のものが例示できる。
バイオマスの燃焼熱を利用して得られた電力を用いて淡水を造水することにより、太陽熱のみを利用する方法と比較して、夜間も装置を稼動させることができ、設備稼働効率を向上させることができる。また、化石燃料を用いて淡水を造水する方法と比較して、二酸化炭素等の排出量を削減できる。
上記発明においては、前記タービン部を駆動した蒸気の排熱を熱源として、多段フラッシュ方式または多段効用方式淡水化装置により、海水から淡水を生成する淡水生成部を有することが望ましい。
本発明によれば、淡水生成部においてタービン部を駆動した後の蒸気の排熱から淡水を得ているため、淡水の造水効率を向上させることができ、造水コストを低減させることができる。
なお、淡水生成部としては、多段効用型(Multi−Effect Distillation:以下、MEDと表記する。)のものが例示できる。
本発明の太陽熱およびバイオマス利用淡水化装置は、太陽熱を受けて水を加熱する集熱部と、加熱された水を蒸発させる蒸発部と、バイオマスを燃焼させる燃焼部と、蒸気を凝縮させて淡水を生成する淡水生成部と、を有し、前記蒸発部と前記燃焼部とが熱的に接続されていることを特徴とする。
本発明によれば、太陽熱により蒸発させた蒸気を用いて淡水の造水を行なっているため、化石燃料のみを利用して造水する装置と比較して、同量の淡水を供給する際に排出される二酸化炭素等を削減できる。この二酸化炭素削減量は、CDMとして利用すると所定のクレジットが発生する。発生したクレジットは売買の対象となり、その売り上げにより造水に要するコストを削減することができる。
燃焼部における燃焼熱を利用することにより、昼間だけでなく夜間も利用可能な熱源を確保できる。そのため、熱源として昼間のみしか利用できない太陽熱を利用する装置と比較して、設備稼働率を向上させることができる。その結果、原価償却費を低減することができる。
燃焼部においてバイオマスを燃焼させることにより、石油や石炭などの化石燃料を燃焼させる場合と比較して、京都議定書の削減対象である二酸化炭素等の排出量を削減できる。バイオマスとしては、ナツメヤシや小麦などの生物資源を例示することができ、このようなバイオマスを燃焼させた際に発生する二酸化炭素等は、京都議定書の削減対象である二酸化炭素等に含まれない。
本発明の太陽熱およびバイオマス利用淡水化装置を用いた緑化方法は、生成された淡水を農作物の育成に用いるとともに、該農作物の少なくとも一部を前記バイオマスとして前記燃焼部で燃焼させることを特徴とする。
本発明によれば、太陽熱利用装置により得られた淡水でバイオマスとなる農作物を育成し、その農作物を燃焼させることにより再び淡水を得ることができ、いわゆる閉鎖された循環系を形成することができる。そのため、例えば、淡水が不足する砂漠地帯などにおいても、安定して淡水を供給することができ、農作物を育成することにより緑化を図ることができる。
上述のような農作物などの育成はCDMのクレジット発生対象に含まれ、発生したクレジットの売り上げにより緑化に要するコストを削減することができる。
本発明の太陽熱およびバイオマス利用淡水化装置を用いた緑化方法によれば、太陽熱により蒸発させた蒸気を用いて発電を行なっているため、同じ電力を供給する際に排出される二酸化炭素等を削減できるという効果を奏する。
蒸気と燃焼部とが熱的に接続されているため、エネルギ効率を低下させることなく、燃焼部で発生した熱により蒸気の温度を更に高温にすることができる。そのため、タービンの駆動効率を向上させることができ、発電におけるエネルギ効率を向上できるという効果を奏する。また、燃焼部における燃焼熱を利用することにより、昼間だけでなく夜間も利用可能な熱源を確保でき、設備稼働率を向上できるという効果をそうする。
〔第1の実施形態〕
以下、本発明の第1の実施形態に係る太陽熱およびバイオマス利用発電・淡水化システムについて図1を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る太陽熱およびバイオマス利用発電・淡水化システムの構成を説明する概略図である。
太陽熱およびバイオマス利用発電・淡水化システム(太陽熱およびバイオマス利用淡水化装置)1は、図1に示すように、太陽光を反射する反射部3と、反射された太陽光の熱を受け、その内部に供給された鉱物油または溶融煙を加熱する集熱部5と、集熱部5により加熱された鉱物油または溶融煙を熱源として、水を蒸発させる蒸気発生器(蒸発部)7と、蒸発した蒸気により駆動される蒸気タービン(タービン部)9と、蒸気タービン9により駆動され発電する発電機(発電部)11と、塩水から淡水を造水するRO淡水化装置(淡水生成部)13と、蒸気タービン9を駆動した蒸気の排熱から淡水を造水するMED淡水化装置(淡水生成部)15と、ナツメヤシや小麦などのバイオマスを燃焼させる燃焼炉(燃焼部)17と、から概略構成されている。
なお、集熱部5およびRO淡水化装置13に供給される水としては、例えば海水や地下水など、塩分その他の不純物を含む水を挙げることができる。
反射部3はパラボラ状に形成された反射鏡から構成され、太陽光をパラボラの焦点に集光するように形成されている。反射部3の焦点には集熱部5が配置され、集熱部5は反射部3との間に配置された柱状の部材により保持されている。
なお、反射部3は、太陽光を集光することにより太陽熱を集熱できる構成であればよく、特に限定するものではない。
蒸気発生器7には、集熱部5から加熱された鉱物油または溶融煙が供給される供給配管が接続されている。また、蒸気発生器7と後述する燃焼炉17とは、燃焼熱が蒸気に伝達するように熱的に接続されるように構成されている。
燃焼炉17は、ナツメヤシや小麦などのバイオマスを燃焼させる炉であり、この用途に用いられる公知の炉を用いることができる。
蒸気タービン9は、蒸気発生器7で発生した高温蒸気を供給されることにより回転駆動されるタービンであり、公知の蒸気タービンを用いることができる。
RO淡水化装置13は、発電機11により発電された電力を用いて水を昇圧して供給するポンプと、昇圧された水から淡水を生成する逆浸透圧モジュールと、から概略構成されている。このRO淡水化装置13は、逆浸透膜を用いた淡水化装置であり、公知の逆浸透膜やポンプなどを用いることができる。
RO淡水化装置13には、集熱部5と同様に、例えば海水や地下水などの不純物を含む水を供給する、供給配管が接続されている。また、RO淡水化装置13と発電機11との間は、RO淡水化装置13を駆動する電力を供給する配線が配置されている。
MED淡水化装置15は、多段効用型のいわゆる蒸気法を用いた淡水化装置であり、公知の多段効用型の淡水化装置を用いることができる。MED淡水化装置15と蒸気タービン9との間には、蒸気タービン9を駆動した後の蒸気をMED淡水化装置15に供給する蒸気配管が配置されている。
なお、上述のように、蒸気タービン9の下流側に多段効用方式淡水化装置であるMED淡水化装置15を配置してもよいし、多段フラッシュ方式淡水化装置を配置してもよく、特に限定するものでない。
次に、上記の構成からなる太陽熱およびバイオマス利用発電・淡水化システム1における作用について説明する。
反射鏡3に入射した太陽光は、図1に示すように、集熱部5に集光される。集熱部5には外部から鉱物油または溶融煙が供給され、集光された太陽光の熱により加熱される。このときの集熱部5の温度は400℃よりも低くなるように設定されている。加熱された水は蒸気発生器7に供給され、加熱された鉱物油または溶融煙の一部は蒸気発生器7内において、淡水を蒸発させる。
一方、燃焼炉17においては、ナツメヤシなどのバイオマスが燃焼され、発生した燃焼熱は蒸気発生器7に供給される。
蒸気は蒸気発生器7内において、燃焼炉17から供給された燃焼熱を吸収して400度以上の温度に加熱され、蒸気タービン9に供給される。蒸気タービン9は、供給された高温蒸気により回転駆動され、発生した回転駆動力を発電機11に伝達する。発電機11は伝達された回転駆動力を用いて発電し、発電された電力を外部に供給する。また、発電された電力の一部は、RO淡水化装置13に供給される。
電力が供給されたRO淡水化装置13は、外部から供給された水を昇圧し、逆浸透膜を用いて淡水を造水する。
一方、蒸気タービン9を駆動した後の蒸気はMED淡水化装置15に供給される。MED淡水化装置15は供給された蒸気で海水を蒸発させた後、凝縮させて、淡水を造水する。
上記の構成によれば、太陽熱により蒸発させた蒸気を用いて発電を行なっているため、化石燃料のみを利用して発電する装置と比較して、同じ電力を供給する際に排出される二酸化炭素等を削減できる。この二酸化炭素削減量は、CDMとして利用すると所定のクレジットが発生し、その売り上げにより発電に要するコストを削減することができる。
蒸気発生器7と燃焼炉17とが熱的に接続されているため、集熱部5の温度を約400℃より低温に抑え、蒸気を発生させた後に、燃焼炉17で発生した熱を加えることで蒸気を約400℃より高温の蒸気にすることができる。そのため、集熱部5における外部への放熱によるエネルギ損失を抑えて、エネルギ効率の向上を図ることができる。また、蒸気タービン9へ供給する蒸気温度を高めることができるため、タービンの駆動効率を向上させることができる。そのため、太陽熱およびバイオマス利用発電・淡水化システム1の発電効率を向上させることができる。
燃焼炉17において発生する燃焼熱を利用することにより、昼間だけでなく夜間も利用可能な熱源を確保できる。そのため、熱源として昼間のみしか利用できない太陽熱を利用する装置と比較して、一日における設備稼働時間が略3倍となり、太陽熱およびバイオマス利用発電・淡水化システム1の設備稼働率を略3倍に向上させることができる。そのため、太陽熱およびバイオマス利用発電・淡水化システム1の原価償却費を略1/3に低減することができる。
燃焼炉17においてナツメヤシ等のバイオマスを燃焼させるため、石油や石炭などの化石燃料を燃焼させる場合と比較して、京都議定書の削減対象である二酸化炭素等の排出量を削減できる。なお、このようなバイオマスを燃焼させた際に発生する二酸化炭素等は、京都議定書の削減対象である二酸化炭素等に含まれないため、二酸化炭素等の排出量削減の効果を奏することができる。
また、バイオマスとして、砂漠地帯においてよく栽培されているナツメヤシや小麦などを用いることで、太陽熱を利用しやすい砂漠地帯において太陽熱およびバイオマス利用発電・淡水化システム1をより容易に稼動させることができる。
太陽熱およびバイオマス利用発電・淡水化システム1にRO淡水化装置13やMED淡水化装置15を備えることにより、海水などの不純物を含む塩水から淡水を得ることができる。そのため、発電を行なうとともに、例えば、砂漠地帯などにおいて淡水を供給することができる。
バイオマスの燃焼熱を利用して得られた電力を用いて淡水を造水することにより、太陽熱のみを用いて淡水を造水する方法と比較して、夜間も装置を稼動させることができ、設備稼働効率を向上させることができる。また、化石燃料を用いて淡水を造水する方法と比較して、二酸化炭素等の排出量を削減できる。
太陽熱利用発電、太陽熱利用淡水化、バイオマス燃料、バイオマス発電といった二酸化炭素排出権取引事業を同時に実現することができる。
また、これらの事業にCDMを利用することで、所定のクレジットを得ることができ、このクレジットの売買により収入を挙げることができる。この収入により、発電コスト、または、造水コストなどを低減することができる。
例えば、低格出力10MWの太陽熱利用発電では、30000t/年の二酸化炭素排出量が削減される。この削減量をCDMとして利用すると2円/kWh程度の収入となる。
これにより、太陽熱利用発電における発電コストは、米国において化石燃料を用いて発電した場合の発電コスト(5円/kWh)と同等となる。
本実施形態において、バイオマスを利用した24時間稼動を行なった場合には、淡水の造水コストが、化石燃料を用いた淡水化コストと同程度の50円/tから100円/tとなる。
この淡水化事業にCDMを利用すると、約30円/tの収入が推定され、化石燃料を用いる方法よりも淡水化コストを低くすることができる。
なお、上述のように、太陽熱を利用した発電システムと淡水化システムとを組み合わせてもよいし、太陽熱を利用した発電システムのみ、または、太陽熱を利用した淡水化システムのみとしてもよい。これらの場合においても、二酸化炭素排出量の削減、設備稼働効率の向上、エネルギ効率の向上などの効果を奏することができる。
〔第2の実施形態〕
次に、本発明の第2の実施形態について図2を参照して説明する。
本実施形態の太陽熱およびバイオマス利用発電・淡水化システムの基本構成は、第1の実施形態と同様であるが、第1の実施形態とは、太陽熱およびバイオマス利用発電・淡水化システムを用いて緑化を行なう点が異なっている。よって、本実施形態においては、図2を用いて太陽熱およびバイオマス利用発電・淡水化システムを用いた緑化方法を中心に説明し、太陽熱およびバイオマス利用発電・淡水化システム本体等の説明を省略する。
図2は、本実施形態に係る太陽熱およびバイオマス利用発電・淡水化システムを用いた緑化方法の概略を説明する図である。
なお、第1の実施形態と同一の構成要素には、同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施形態における太陽熱およびバイオマス利用発電・淡水化システムを用いた緑化方法は、図2に示すように、太陽熱およびバイオマス利用発電・淡水化システム1を用いて造水された淡水をナツメヤシ農園Pの灌漑に用い、ナツメヤシ農園Pで発生する植物性廃棄物をバイオマスとして太陽熱およびバイオマス利用発電・淡水化システム1で利用するものである。
太陽熱およびバイオマス利用発電・淡水化システム1は、第1の実施形態と同様に、太陽光を反射する反射部3と、反射された太陽光の熱により水を加熱する集熱部5と、加熱された水を蒸発させる蒸気発生器7と、蒸気により駆動される蒸気タービン9と、蒸気タービン9により駆動され発電する発電機11と、淡水を造水するRO淡水化装置13およびMED淡水化装置15と、バイオマスを燃焼させる燃焼炉17と、から概略構成されている。
ナツメヤシ農園Pは、太陽熱が期待できる乾燥地(中東や北アフリカなど)で、一般的に存在するものであり、多数の農園が存在している。典型的なナツメヤシ農園Pは、数km四方から数十km四方の面積を有している。
次に、太陽熱およびバイオマス利用発電・淡水化システムを用いた緑化方法の試算について説明する。
一般的に、ナツメヤシ農園Pにおいては、定期的に下枝の伐採が行なわれることと、15年から20年周期で古いナツメヤシの木を伐採して若木に植え替えられるため、年間を通じて一定量の植物性廃棄物(バイオマス)が発生する。例えば、10km四方のナツメヤシ農園Pでは、年間約8万tのバイオマスが発生すると推定される。
また、上述の乾燥地(例えば、年間降水量が約150mmの地域)における10km四方のナツメヤシ農園Pに必要とされる灌漑水量は約30000t/日である。
太陽熱およびバイオマス利用発電・淡水化システム1は、第1の実施形態と同様に、太陽熱およびバイオマスを利用して発電および造水を行うため、その説明を省略する。
例えば、上述の約8万tのバイオマスのみを用いて太陽熱およびバイオマス利用発電・淡水化システム1を発電した場合には、約10MWの発電が可能となる。約10MWの電力を利用してRO淡水化装置13を稼動させると、約40000t/日の海水が淡水化される。また、このとき蒸気発生器7において発生した蒸気を淡水化するMED淡水化装置15においては約4000t/日の淡水が造水される。
そのため、太陽熱およびナツメヤシ農園Pから発生するバイオマスを用いて太陽熱およびバイオマス利用発電・淡水化システム1により約10MW以上の発電が可能となる。また、太陽熱およびバイオマス利用発電・淡水化システム1により約40000t/日以上の淡水が造水される。
上記の緑化方法によれば、太陽熱およびバイオマス利用発電・淡水化システム1はナツメヤシ農園Pから排出されるバイオマスのみを利用して淡水を造水しても、ナツメヤシ農園Pで必要とされる灌漑水量以上の淡水を増水できる。つまり、太陽熱およびバイオマス利用発電・淡水化システム1とナツメヤシ農園Pとから構成される閉鎖した循環系を構築でき、本実施形態の緑化方法を持続可能な緑化方法とすることができる。
太陽熱およびバイオマス利用発電、または、太陽熱利用淡水化、および、緑化、バイオマス燃料、バイオマス発電といった二酸化炭素排出権取引事業を同時に実現することができる。
また、これらの事業にCDMを利用することで、所定のクレジットを得ることができ、このクレジットの売買により収入を挙げることができる。この収入により、発電コスト、または、造水コストなどを低減することができる。
なお、本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記の実施の形態においては、ナツメヤシ農園から排出されるバイオマスを利用する太陽熱およびバイオマス利用発電・淡水化システムを用いた緑化方法に適用して説明したが、このナツメヤシ農園のバイオマスを利用する方法に限られることなく、中東諸国で広く栽培されている小麦から発生するバイオマスなど、その他各種のバイオマスを利用する方法に適用することができるものである。
本発明における第1の実施形態に係る太陽熱およびバイオマス利用発電・淡水化システムの構成を説明する概略図である。 本発明における第2の実施形態に係る太陽熱およびバイオマス利用発電・淡水化システムを用いた緑化方法の概略を説明する図である。
符号の説明
1 太陽熱およびバイオマス利用発電・淡水化システム(太陽熱およびバイオマス利用淡水化装置)
5 集熱部
7 蒸気発生器(蒸発部)
9 蒸気タービン(タービン部)
11 発電機(発電部)
13 RO淡水化装置(淡水生成部)
15 MED淡水化装置(淡水生成部)
17 燃焼炉(燃焼部)

Claims (5)

  1. 太陽熱を受けて水を加熱する集熱部と、
    加熱された水を蒸発させる蒸発部と、
    前記蒸発部で生成された蒸気により駆動されるタービン部と、
    該タービン部に駆動される発電部と、
    バイオマスを燃焼させる燃焼部と、を有し、
    前記蒸発部と前記燃焼部とが熱的に接続されていることを特徴とする太陽熱およびバイオマス利用淡水化装置。
  2. 前記発電部により発電された電力の少なくとも一部を用いて、逆浸透膜淡水化装置を駆動させて海水から淡水を生成する淡水生成部を有することを特徴とする請求項1記載の太陽熱およびバイオマス利用装置。
  3. 前記タービン部を駆動した蒸気の排熱を熱源として、多段フラッシュ方式または多段効用方式淡水化装置により、海水から淡水を生成する淡水生成部を有することを特徴とする請求項1または2に記載の太陽熱およびバイオマス利用装置。
  4. 太陽熱を受けて水を加熱する集熱部と、
    加熱された水を蒸発させる蒸発部と、
    バイオマスを燃焼させる燃焼部と、
    蒸気を凝縮させて淡水を生成する淡水生成部と、を有し、
    前記蒸発部と前記燃焼部とが熱的に接続されていることを特徴とする太陽熱およびバイオマス利用淡水化装置。
  5. 請求項2から請求項4のいずれかに記載の太陽熱利用装置により生成された淡水を農作物の育成に用いるとともに、該農作物の少なくとも一部を前記バイオマスとして前記燃焼部で燃焼させることを特徴とする太陽熱およびバイオマス利用淡水化装置を用いた緑化方法。
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