JP2006339744A - 分波器付きテレビ端子及び直列ユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】 3つの出力端子を有していながら、通過損失を低く抑えることができ、より高いレベルでテレビに電波を供給することができるテレビ端子及び直列ユニットを提供する。
【解決手段】 第1〜第3の壁面出力端子4〜6を有し、入力信号が、まず分波器3によってBS・CS放送信号とVHF・UHF放送信号(又はCATV信号)とに分波され、BS・CS放送信号は第1の壁面出力端子4から出力され、VHF・UHF放送信号(又はCATV信号)は2分配器7によって分配されて第2の壁面出力端子5及び第3の壁面出力端子6からそれぞれ出力されるように構成した。
【選択図】 図1
【解決手段】 第1〜第3の壁面出力端子4〜6を有し、入力信号が、まず分波器3によってBS・CS放送信号とVHF・UHF放送信号(又はCATV信号)とに分波され、BS・CS放送信号は第1の壁面出力端子4から出力され、VHF・UHF放送信号(又はCATV信号)は2分配器7によって分配されて第2の壁面出力端子5及び第3の壁面出力端子6からそれぞれ出力されるように構成した。
【選択図】 図1
Description
本発明は、室内の壁面等に設置されるテレビ端子、及び、直列ユニットに関し、特に、少なくとも3つの出力端子を有するテレビ端子、及び、直列ユニットに関する。
テレビ受像機へ受信信号を供給するテレビ端子や直列ユニットにおける出力端子の数は、従来は通常の場合一つで十分であったが、現在では、従来からのテレビ放送(VHF、UHF、BS、CS)に加えて地上デジタル放送が開始されたことや、CATVの普及、或いは、大容量ハードディスクレコーダー等の多種多様な周辺機器の普及に伴い、一般の住宅においても、出力端子の複数化が望まれるようになってきた。
このため最近では、複数(3つ)の出力端子を有し、端子毎に異なる種類の放送信号が個別に出力されるように構成されたテレビ端子や直列ユニットが開発されている(例えば、特開2002−300421号公報に記載されている「直列ユニット」等)。
特開2002−300421号公報
特開2002−300421号公報に掲載されている直列ユニットは、入力された受信信号が分配回路によって2分配或いは3分配されて、各出力端子から出力されるように構成されているため、分配によるロス(通過損失)が生じ、十分な出力レベルを得られない場合がある。この場合、ユーザーにおいて別途ブースターを購入して、テレビと直列ユニットとの間に設置する必要が生じる、という問題がある。
本発明は、このような従来技術における問題を解決すべくなされたものであって、3つの出力端子を有していながら、通過損失を低く抑えることができ、より高いレベルでテレビに電波を供給することができるテレビ端子及び直列ユニットを提供することを目的とする。
本発明の分波器付きテレビ端子及び直列ユニットは、3つの壁面出力端子を有し、入力信号が、まず分波器によって分波され、一方の信号が第1の壁面出力端子から出力され、他方の信号が分配器によって分配されて第2の壁面出力端子及び第3の壁面出力端子からそれぞれ出力されるように構成されていることを特徴としている。
尚、第1の壁面出力端子からはBS・CS放送信号が出力され、第2の壁面出力端子、及び、第3の壁面出力端子からは、VHF・UHF放送信号又はCATV信号が入出力されるように構成することが好ましい。
本発明の分波器付きテレビ端子、及び、分波器付き直列ユニットは、壁面出力端子が3つ設けられているため、ケーブルを接続する必要があるテレビや周辺機器の入力端子が3つである場合でも、分配器等を間に接続する必要がない。また、分配方式のテレビ端子や直列ユニットと比べて損失が少なく、テレビや周辺機器に対し、より高いレベルで受信信号を供給することができ、ブースター等の接続を行うことなく、受信システムを構成することができる。
以下、添付図面に沿って、本発明の「分波器付き三端子型テレビ端子、及び、直列ユニット」を実施するための最良の形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係るテレビ端子1のブロック図である。この図において2は入力端子、3は分波器、4〜6は第1〜第3の壁面出力端子、7は2分配器である。
このテレビ端子1においては、複数種類のアンテナ(VHF用、UHF用、BS用、CS用等)から混合器及び宅内配線を介して送られてくる各種テレビ放送の受信信号(或いは、CATV局からCATVケーブル網、タップオフ、引込線、保安器、宅内配線を介して送られてくるCATVの下り信号)が、入力端子2から入力され、分波器3によって、BS・CS放送信号と、VHF・UHF放送信号(或いは、CATV信号)とに分波される。
そして、BS・CS放送信号は第1の壁面出力端子4から出力され、VHF・UHF放送信号(或いは、CATV信号)は、2分配器7によって2分配されて、第2の壁面出力端子5、及び、第3の壁面出力端子6からそれぞれ出力されるようになっている。
従って、例えばハードディスクレコーダーとアナログテレビとからなる視聴システムに、新たにデジタルテレビを追加したような場合において、アナログテレビに接続されているハードディスクレコーダーの2つの入力端子と、第1の壁面出力端子4及び第2の壁面出力端子5とをそれぞれ接続して、BS・CS放送信号とVHF・UHF放送信号とがハードディスクレコーダーに対して個別に入力されるように、更に、デジタルテレビの入力端子と、第3の壁面出力端子6とを接続して、地上デジタル放送信号(UHF)がデジタルテレビに入力されるような構成を、簡単に(即ち、分配器や分岐器を別途購入して挿入するというような作業を行うことなく)実現することができる。
また、本実施形態の分波器付きテレビ端子1は、従来の3分配器(3つの出力端子を有し、入力信号を分配回路によって3分配して、各出力端子からそれぞれ出力するように構成したテレビ端子)と比べて、通過損失を低く抑えることができる。
表1は、図1の分波器付きテレビ端子1(本発明)、及び、従来の3分配器(比較例)の通過損失(dB)についての計測結果(周波数帯域毎)の一覧表であり、この計測結果により、「本発明の分波器付き三端子型テレビ端子1は、いずれの帯域においても、従来の3分配器より通過損失を低く抑えることができる」ということが実証された。
尚、第1の実施形態においては、本発明を「テレビ端子」として構成した例について説明したが、図2に示すように、下位のテレビ端子或いは直列ユニットへ信号を分岐出力するための端子8を有する直列ユニット11として構成することもできる。
更に、図3に示すように、2分配器7と、第2の壁面出力端子5及び第3の壁面出力端子6との間に、ハイパスフィルタ9,9及び切替スイッチをそれぞれ配置するように構成することもできる。この場合、例えばアナログテレビ、ハードディスクレコーダー、セットトップボックス、CATV用ケーブルモデムからなる視聴システムにおいて、アナログテレビに接続されているハードディスクレコーダーの入力端子と、第1の壁面出力端子4とを接続して、BS・CS放送信号がハードディスクレコーダーに対して入力されるように、また、ハードディスクレコーダー及びアナログテレビに接続されているセットトップボックスと、第2の壁面出力端子5とを接続して、CATV信号がセットトップボックスに接続又は入出力されるように、更に、ケーブルモデムと、第3の壁面出力端子6とを接続して、CATVの上り信号が、ケーブルモデムから第3の壁面出力端子6に入力されるような構成を簡単に実現することができ、BS・CS放送及びCATVを好適に視聴することができるほか、CATVの上り流合雑音を好適に防止することができる。
また、ハイパスフィルタ9は、図4に示すように、分波器3と、第1の壁面出力端子4との間に配置することもできる。この場合、例えば第1の壁面出力端子4においてCATV信号(上り信号を含む)が入出力され、第2の壁面出力端子5、及び、第3の壁面出力端子6からBS・CS放送信号が出力されるような構成を簡単に実現することができ、BS・CS放送及びCATVを好適に視聴することができるほか、CATVの上り流合雑音を好適に防止することができる。
また、図3及び図4に示したフィルタ付きの直列ユニット21,31については、下位のテレビ端子或いは直列ユニットへ信号を分岐出力するための端子を有しない「テレビ端子」として構成することもできる。
1:テレビ端子、
2:入力端子、
3:分波器、
4:第1の壁面出力端子、
5:第2の壁面出力端子、
6:第3の壁面出力端子、
7:2分配器、
8:分岐出力端子、
9:ハイパスフィルタ、
11,21,31:直列ユニット
2:入力端子、
3:分波器、
4:第1の壁面出力端子、
5:第2の壁面出力端子、
6:第3の壁面出力端子、
7:2分配器、
8:分岐出力端子、
9:ハイパスフィルタ、
11,21,31:直列ユニット
Claims (6)
- 3つの壁面出力端子を有し、入力信号が、まず分波器によって分波され、一方の信号が第1の壁面出力端子から出力され、他方の信号が分配器によって分配されて第2の壁面出力端子及び第3の壁面出力端子からそれぞれ出力されるように構成されていることを特徴とするテレビ端子。
- 前記第1の壁面出力端子からはBS・CS放送信号が出力され、前記第2の壁面出力端子、及び、第3の壁面出力端子からは、VHF・UHF放送信号又はCATV信号が出力されるように構成したことを特徴とする、請求項1に記載のテレビ端子。
- 前記第1の壁面出力端子からはVHF・UHF放送信号又はCATV信号が出力され、前記第2の壁面出力端子、及び、第3の壁面出力端子からは、BS・CS放送信号が出力されるように構成したことを特徴とする、請求項1に記載のテレビ端子。
- 3つの壁面出力端子を有し、入力信号が、まず分波器によって分波され、一方の信号が第1の壁面出力端子から出力され、他方の信号が分配器によって分配されて第2の壁面出力端子及び第3の壁面出力端子からそれぞれ出力されるように構成されていることを特徴とする直列ユニット。
- 前記第1の壁面出力端子からはBS・CS放送信号が出力され、前記第2の壁面出力端子、及び、第3の壁面出力端子からは、VHF・UHF放送信号又はCATV信号が出力されるように構成したことを特徴とする、請求項4に記載の直列ユニット。
- 前記第1の壁面出力端子からはVHF・UHF放送信号又はCATV信号が出力され、前記第2の壁面出力端子、及び、第3の壁面出力端子からは、BS・CS放送信号が出力されるように構成したことを特徴とする、請求項4に記載の直列ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005158766A JP2006339744A (ja) | 2005-05-31 | 2005-05-31 | 分波器付きテレビ端子及び直列ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005158766A JP2006339744A (ja) | 2005-05-31 | 2005-05-31 | 分波器付きテレビ端子及び直列ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006339744A true JP2006339744A (ja) | 2006-12-14 |
Family
ID=37559949
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005158766A Pending JP2006339744A (ja) | 2005-05-31 | 2005-05-31 | 分波器付きテレビ端子及び直列ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006339744A (ja) |
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2005
- 2005-05-31 JP JP2005158766A patent/JP2006339744A/ja active Pending
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