JP2006337498A - 表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 低コストで画質の劣化が少ない表示装置を提供する。
【解決手段】 液晶表示装置は、ビデオ端子インターフェイス100と、フォーマット変換回路150と、複数のLEDと、演算回路160およびLED駆動回路200と、制御回路170と、LCDパネル190とを含む。ビデオ端子インターフェイス100は、画像信号を受付ける。フォーマット変換回路150は、画像信号に基づき、画像の長短比を特定する。複数のLEDは、それぞれ所定の位置で発光する。演算回路160およびLED駆動回路200は、発光するLEDの範囲の長短比が画像の長短比に対応するように、複数のLEDを制御する。制御回路170は、吸収する光を、画素ごとに決定する。LCDパネル190は、画素ごとに、LEDが発光した光から、制御回路170が決定した色を吸収することで、画像を表示する。
【選択図】 図1
【解決手段】 液晶表示装置は、ビデオ端子インターフェイス100と、フォーマット変換回路150と、複数のLEDと、演算回路160およびLED駆動回路200と、制御回路170と、LCDパネル190とを含む。ビデオ端子インターフェイス100は、画像信号を受付ける。フォーマット変換回路150は、画像信号に基づき、画像の長短比を特定する。複数のLEDは、それぞれ所定の位置で発光する。演算回路160およびLED駆動回路200は、発光するLEDの範囲の長短比が画像の長短比に対応するように、複数のLEDを制御する。制御回路170は、吸収する光を、画素ごとに決定する。LCDパネル190は、画素ごとに、LEDが発光した光から、制御回路170が決定した色を吸収することで、画像を表示する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、表示装置に関し、特に、独立の光源から到達する光を制御する表示装置に関する。
図11を参照して、特許文献1は、LCD(Liquid Crystal Display)パネル190の背面にLED(Light Emitting Diode)バックライト210を有し、LCDパネル190に表示される映像信号の明るさに応じてLEDバックライト210の明るさを制御するLED駆動回路200を備えた液晶表示装置であって、LEDバックライト210は、冷陰極蛍光ランプと、発光ダイオードアレイとを有し、LCDパネル190に表示される映像信号の画質を制御する制御回路170と、映像信号の明るさを検出する明るさ検出回路220と、明るさ検出回路220で検出した映像信号の明るさ検出信号に基づいてLEDバックライト210の調光信号を生成する制御回路兼演算回路230と、調光信号により発光ダイオードの輝度を制御するLED駆動回路200とを有することを特徴とする液晶表示装置の駆動回路を開示する。
特許文献1に開示された発明によると、明るさ検出回路220は、LCDパネル190に表示するためのフォーマットに変換した画像の明るさをフレーム毎に検出する。明るさ検出回路220は、LEDバックライト210に使用されている一つ一つのLEDの輝度を計算するため、各LEDが照射する範囲ごとに明るさ検出を行う。そして、明るさ検出回路220は、検出された明るさを表わす情報を制御・演算回路230へと送る。制御回路兼演算回路230は、明るさ検出回路220から送られた情報を元に、LEDバックライト210に使用されているLED一つ一つの輝度をフレーム毎に制御する。これにより、特許文献1に開示された液晶表示装置の駆動回路は、表示される映像信号の明るさに応じてバックライトの光量を高速で応答するように制御できる。
特開2003−140110号公報
しかしながら、特許文献1に開示された発明には、バックライトに用いるLEDの数がLCDパネルの画素数よりも少ない場合に、画質劣化が生じ得るという問題点がある。
たとえば、水平方向16個、垂直方向9個のLEDを含むLEDバックライト210を、水平方向1920ドット(1ドットは「R(赤)」、「G(緑)」、および「B(青)」の3画素で構成される)、垂直方向1080ドットのLCDパネル190と組み合わせて使用するとする。この場合、1組のLEDで120ドット×120ドットの範囲を照射することになる(隣接するLED間で相互にやりとりされる光量があるため、厳密に言えば明確に区切ることはできない場合が多いが、このように考えても発生する問題に差異は生まれないため、説明の簡単化のためにこのように切り分けることとする)。明るさ検出回路220が120ドット×120ドットの範囲に表示する画像データの輝度を測定し、制御回路兼演算回路230がLEDの輝度を算出したり制御したりする場合、実際に輝度を変化させるタイミングをどのように制御するかが問題となる。水平方向16個、垂直方向9個のLEDを含むLEDバックライト210を、水平方向1920ドット、垂直方向1080ドットのLCDパネル190と組み合わせて使用する場合、120ドット×120ドットの範囲の画像データがLCDパネル190に表示される前にLEDの輝度が変化すると、実際の画像の輝度変化とは異なる動作をしてしまうこととなる。実際の画像の輝度変化とは異なる動作をしてしまうと、輝度が大きく変化した箇所で画質が大きく劣化してしまう。例えば画像のある範囲が白から黒に変わる場合、まだ画像の書き換えを行っていない箇所のバックライトも消灯することとなる。まだ画像の書き換えを行っていない箇所のバックライトが消灯されると、輝度が大幅に下がってしまう。画像データをすべてLCDパネル190に表示させた後にLEDの輝度を変化させると、画像のある範囲が黒から白に変わるような場合、すでに画像の書き換えが完了した箇所であっても輝度が低いままとなってしまう。上述した問題点は、画像の明るさが急激に変化する箇所において特に顕著となる。
LEDバックライト210に用いる発光ダイオードの数を多くすれば、この画質の劣化の度合いは低減されるが、LEDバックライト210に用いる発光ダイオードの数を多くすれば、コストが増加してしまう。発光ダイオード自体の数と共に、各発光ダイオードの輝度を制御するための回路も同数用意する必要が生じるからである。
本発明は上述の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、低コストで画質の劣化が少ない表示装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、表示装置は、第1の受付手段と、特定手段と、複数の発光手段と、制御手段と、決定手段と、表示手段とを含む。第1の受付手段は、画像を表わす信号である画像信号を受付ける。特定手段は、画像信号に基づき、画像の長短比(後述)を特定する。複数の発光手段は、それぞれ所定の位置で発光する。制御手段は、発光する発光手段の範囲の長短比が画像の長短比に対応するように、複数の発光手段を制御する。決定手段は、複数の発光手段のいずれかが発光した光から吸収する光を、画素ごとに決定する。表示手段は、画素ごとに、複数の発光手段のいずれかが発光した光から、決定手段が決定した色を吸収することで、画像を表示する。
また、上述の複数の発光手段は、白色光を発光するための手段を含むことが望ましい。
また、上述の発光手段は、赤色光を発光するための手段と、緑色光を発光するための手段と、青色光を発光するための手段とを含むことが望ましい。
また、上述の発光手段は、赤色光を発光するための手段と、緑色光を発光するための手段と、青色光を発光するための手段とを含むことが望ましい。
また、上述の制御手段は、発光手段ごとに、赤色光を発光するための手段、緑色光を発光するための手段、および青色光を発光するための手段のいずれかを制御することによって、発光する発光手段の範囲の長短比が画像の長短比に対応するように、複数の発光手段を制御するための手段を含むことが望ましい。
また、上述の表示装置は、発光する発光手段の範囲の規則を受付けるための第2の受付手段をさらに含むことが望ましい。併せて、制御手段は、規則に従って発光する発光手段の範囲の長短比が画像の長短比に対応するように、複数の発光手段を制御するための手段を含むことが望ましい。
また、上述の第2の受付手段は、所定の規則のいずれかの指定を受付けることにより、発光する発光手段の範囲の規則を受付けるための手段を含むことが望ましい。
また、上述の規則を受付けるための手段は、長短比についての所定の規則のいずれかの指定を受付けることにより、発光する発光手段の範囲の規則を受付けるための手段を含むことが望ましい。
また、上述の制御手段は、発光する発光手段の範囲の長短比と画像の長短比との差が所定の値以下となるように、複数の発光手段を制御するための手段を含むことが望ましい。
また、上述の制御手段は、発光する発光手段の範囲の長短比と画像の長短比との差が最小となるように、複数の発光手段を制御するための手段を含むことが望ましい。
本発明に係る表示装置は、低コストで画質の劣化が少ない表示装置を提供することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図1は、本発明における液晶表示装置の構成を示したブロック図である。図1を参照して、液晶表示装置は、ビデオ端子インターフェイス100と、D端子インターフェイス110と、DVI(Digital Visual Interface)レシーバ120と、MPEG(Moving Picture Experts Group)−2デコーダ130と、ユーザインターフェイス140と、フォーマット変換回路150と、演算回路160と、制御回路170と、LCDコントローラ180と、LCDパネル190と、LED駆動回路200と、LEDバックライト210とを含む。
ビデオ端子インターフェイス100は、コンポジットのビデオ端子から入力されたアナログのビデオ信号を「R」、「G」、および「B」(またはY(輝度)、Cb(色差Cb=B−Y)、およびCr(色差Cr=R−Y))のデジタル信号へと変換し、フォーマット変換回路150へ出力する。本実施の形態において、ビデオ端子インターフェイス100がデジタル信号として出力したデジタル画像データを「Aデータ」と称する。
D端子インターフェイス110は、D端子から入力されたアナログフォーマットの画像信号を「R」、「G」、および「B」(または「Y」、「Cb」、および「Cr」)のデジタル信号へと変換し、フォーマット変換回路150へ出力する。本実施の形態において、D端子インターフェイス110がデジタル信号として出力したデジタル画像データを「Bデータ」と称する。
DVIレシーバ120は、DVI端子から入力されたDVIフォーマットの信号を「R」、「G」、および「B」(または「Y」、「Cb」、および「Cr」)のデジタル信号へと変換し、フォーマット変換回路150へ出力する。本実施の形態において、DVIレシーバ120がデジタル信号として出力したデジタル画像データを「Cデータ」と称する。
MPEG−2デコーダ130は、iLink端子やチューナ等から入力されるMPEG−2ストリームを復号処理して、「R」、「G」、および「B」(または「Y」、「Cb」、および「Cr」)のデジタル信号をフォーマット変換回路150へ出力する。本実施の形態において、MPEG−2デコーダ130がデジタル信号として出力したデジタル画像データを「Dデータ」と称する。
ユーザインターフェイス140は、表示モードや入力ソースの選択といったユーザからの操作を受ける。ユーザインターフェイス140は、受付けた操作に応じて、表示モード情報や入力ソースデータを作成する。ユーザインターフェイス140は、作成した表示モード情報や入力ソースデータを、フォーマット変換回路150および演算回路160へと渡す。
入力ソースデータとは、ビデオ端子インターフェイス100、D端子インターフェイス110、DVIレシーバ120、およびMPEG−2デコーダ130のいずれから出力されたデジタル画像データを、LCDパネル190にどのように表示するかに用いるデータである。入力ソースデータには、第1データと第2データとの2種類がある。第1データと第2データとを使い分ける方法は後述する。
本実施の形態において、「表示モード」とは、画像を表示する範囲(ひいては発光するLED1000の範囲)の、長短比についての所定の規則のいずれかである。表示モード情報とは、表示モードを表わすパラメータである。表示モード情報には、「ノーマル」、「ワイド」、「ドットバイドット」、「縮小」および、「二画面」の5種類がある。表示モード情報が「ノーマル」ならば、画像は、長短比を保ちつつも最大となるように、LCDパネル190上に表示される。図2は、表示モード情報が「ノーマル」の場合に、LCDパネル190において画像が表示される領域(斜線がない領域)の例を表わす図である。表示モード情報が「ワイド」ならば、画像は、長短比を変更させた上で、LCDパネル190全面に表示される。画像はLCDパネル190のサイズにあわせて引き伸ばされる。図3は、表示モード情報が「ワイド」の場合または表示モード情報が「ノーマル」であって画像の長短比がLCDパネル190の長短比と等しい場合に、LCDパネル190において画像が表示される領域の例を表わす図である。表示モード情報が「ドットバイドット」ならば、画像は、画像を構成する1画素がLCDパネル190の1ドットに対応するように表示される。図3は、画像がLCDパネルと同じドット数を持つ場合に、画像が表示される領域の例を表す図であり、図4は、画像がLCDパネルよりも少ないドット数である場合に画像が表示される領域を表す図である。表示モード情報が「縮小」ならば、画像を縮小するように予め処理されたデータに基づき、画像が表示される。表示モード情報が「二画面」ならば、Aデータ、Bデータ、Cデータ、およびDデータのうち2つのデジタル画像データに基づき、LCDパネル190の左半分と右半分とに、長短比を保ち得る最大のサイズとなるように、2つの画像が表示される。上述した第1データおよび第2データは、表示モード情報が「二画面」の場合に、それぞれ画像が表示される位置に対応する。本実施の形態の場合、第1データが表わす画像はLCDパネル190の向かって右側に表示される。第2データが表わす画像はLCDパネル190の向かって左側に表示される。図5は、表示モード情報が「二画面」の場合に、LCDパネル190において画像が表示される領域の例を表わす図である。
ビデオインターフェース100、D端子インターフェース110、DVIレシーバ120、MPEG−2デコーダ130は、Aデータ、Bデータ、Cデータ、Dデータ以外に、各々の入力画像の水平解像度XI[N]、垂直解像度YI[N]、長短比αI[N]を特定し、フォーマット変換回路150及び演算回路160へ出力する。本実施の形態において、「長短比」とは、ある長方形の、長辺(画像の外周の各辺のうち最も長い辺)の長さと短辺(画像の外周の各辺のうち最も短い辺)の長さとの比をいう。「ある長方形」とは、発光するLED1000の領域や入力されたデジタル画像データが表わす画像に外接する長方形のことである。本実施の形態では、入力されたデジタル画像データが表わす画像についての長短比を、「9/16」や「3/4」などといった、(画像に外接する長方形の縦の辺の長さに所定の係数を乗じた値)/(画像に外接する長方形の横の辺の長さに所定の係数を乗じた値)という書式で表わすこととする。
変数「N」は、水平解像度XI[N]、垂直解像度YI[N]、および長短比αI[N]が、ビデオ端子インターフェイス100、D端子インターフェイス110、DVIレシーバ120、およびMPEG−2デコーダ130の何れに入力された信号についての値かということを示す。水平解像度XI[1]、垂直解像度YI[1]、および長短比αI[1]は、ビデオ端子インターフェイス100に入力された値である。水平解像度XI[2]、垂直解像度YI[2]、および長短比αI[2]は、D端子インターフェイス110に入力された値である。水平解像度XI[3]、垂直解像度YI[3]、および長短比αI[3]は、DVIレシーバ120に入力された値である。水平解像度XI[4]、垂直解像度YI[4]、および長短比αI[4]は、MPEG−2デコーダ130に入力された値である。「水平解像度XI[N]」、「垂直解像度YI[N]」、または「長短比αI[N]」と表記されている場合、ビデオ端子インターフェイス100、D端子インターフェイス110、DVIレシーバ120、およびMPEG−2デコーダ130のうち任意のものに入力された信号についての値であることを示す。
本実施の形態の場合、ビデオ端子インターフェイス100に入力された信号についての、水平方向解像度XI[1]、垂直方向解像度YI[1]、および長短比αI[1]は、原則として一意に決まる。水平方向解像度XI[1]、垂直方向解像度YI[1]、および長短比αI[1]は、それぞれ、「640」、「480」、「3/4」という値である。これは、ビデオ端子からの入力、即ちコンポジット信号の殆どが「3/4」という長短比の画像を表わすからである。
D端子インターフェイス110に入力された信号についての、水平方向解像度XI[2]、および垂直方向解像度YI[2]は、水平同期信号および垂直同期信号から検出する。長短比αI[2]は、D端子の信号線に含まれる信号(長短比が「3/4」および「9/16」のいずれであるかを表わす信号)から検出する。
DVIレシーバ120においては、DVI信号中の水平同期信号や垂直同期信号の周期を計測し、その結果から水平方向解像度XI[3]、垂直方向解像度YI[3]を検出する。さらに解像度から長短比αI[3]を求める。アナログRGB端子から信号が入力された場合も、同様の方法を用いることが可能である。
MPEG−2デコーダ130に入力された信号についての、水平方向解像度XI[4]、垂直方向解像度YI[4]、および長短比αI[4]は、MPEG−2ストリーム中から抽出された、水平方向ドット数、垂直方向ドット数、ドットのアスペクト比(長短比)といったパラメータから求められる。
フォーマット変換回路150は、自らが内蔵するROMに記憶された、LCDパネル190の水平方向解像度XP、垂直方向解像度YP、および長短比αPの値と、入力されたデジタル画像データの水平方向解像度XI[N]、垂直方向解像度YI[N]、および長短比αI[N]とを用いて、自らが内蔵するROMに記憶された所定の規則に従い、画像フォーマットを変換する回路である。図6は、フォーマット変換回路150が内蔵するROM(Read Only Memory)に記憶された、画像フォーマットを変換するための規則を表わす図である。表示モード情報が「ノーマル」、「ワイド」、「ドットバイドット」、および「縮小」のいずれかの場合、入力ソースデータのうち第1データにあたるデジタル画像データの画像フォーマットを変換する。表示モード情報が「二画面」の場合、第1データにあたるデジタル画像データの画像フォーマットと第2データにあたるデジタル画像データの画像フォーマットとを変換した上で、これらが表わす画像を水平方向に並べて結合させる処理が行われる。変換の結果、水平方向および垂直方向のいずれかの解像度が、LCDパネル190の解像度よりも低くなるように変換される場合、フォーマット変換回路150は、変換後のデータが表わす画像の中心とLCDパネル190の中心とが一致し、変換後のデータが表わす画像の周囲には何らかの画像(例えば黒い画像)が挿入されるように、デジタル画像データを処理する。このようにして、処理後のデータが表わす画像の解像度はLCDパネル190の解像度と一致することとなる。
フォーマット変換回路150は、入力された様々な形態のデジタル画像データ(たとえばインターレース走査のデータ)のフォーマットを、LCDパネル190と同じ解像度を持つプログレッシブ走査のデジタルRGB画像フォーマットへ変換し、制御回路170へ出力する回路でもある。
演算回路160は、LEDバックライト210内のLEDのうち、点灯するLED(LCDパネル190の画像を表示する領域に属するLED)と、消灯するLED(画像を表示しない領域に属するLED)とを判定する回路である。判定には、表示モード情報、入力ソースデータ、水平方向解像度XI[N]、垂直方向解像度YI[N]、解像度αI[N](ビデオ端子インターフェイス100、D端子インターフェイス110、DVIレシーバ120、およびMPEG−2デコーダ130のいずれかから入力される)、LCDパネル190の水平方向解像度XP、垂直方向解像度YP、解像度αP、および後述のLEDバックライト210におけるLED1000の配列を表わす情報が用いられる。表示モード情報および入力ソースデータは、ユーザインターフェイス140から入力される。水平方向解像度XI[N]、垂直方向解像度YI[N]、および解像度αI[N]は、ビデオ端子インターフェイス100、D端子インターフェイス110、DVIレシーバ120、およびMPEG−2デコーダ130のいずれかから入力される。
制御回路170は、入力されたデジタル画像データのコントラストの調整やγ補正処理などを行い、LCDコントローラ180へと出力する回路である。制御回路170は、複数のLED1000のいずれかが発光した光から吸収する色を、画素ごとに決定する装置でもある。
LCDコントローラ180は、入力されたデジタル画像データに基づき、LCDパネル190を駆動する。
LCDパネル190は、画素ごとに、複数のLED1000のいずれかが発光した光から、LCDコントローラ180が決定した色を吸収することで、画像を表示する装置である。本実施の形態の場合、LCDパネル190の解像度は、水平方向XP=1920ドットで、垂直方向YP=1080ドット(長短比αP=9/16)である。LED駆動回路200は、後述するLED1000の輝度を制御する回路である。LEDバックライト210は、発光する装置である。
図7および図8を参照して、LEDバックライト210は、複数のLED1000(本実施の形態の場合、LED1000は、それぞれ所定の位置で白色光を発光する素子である)と、拡散板1010と、光学シート1020とを含む。図7は、LEDバックライト210のLEDの配置を表わす図である。図8は、LEDバックライト210の部品の配置を表わす図である。本実施の形態の場合、LED1000の配置は、図7のような横16個×縦9個の碁盤目状である(LED1000の配置は、LEDをジグザクに配置するといった、水平方向の間隔と垂直方向の間隔とが異なる配置であってもよい)。これにより、図7に図示されている破線で区切られた水平方向120ドット×垂直方向120ドットの領域毎に、LED1000が1個ずつ配置されていることとなる。LED1000は、それぞれ「C1」〜「C16」のいずれかである列番号と「L1」〜「L9」のいずれかである行番号とで特定される。LED1000が点灯する領域も、それぞれ「C1」〜「C16」のいずれかである列番号と「L1」〜「L9」のいずれかである行番号とで特定される。列番号の、数字の部分を表わす値をXLEDとする。行番号の、数字の部分を表わす値をYLEDとする。拡散板1010は、光を散乱させたり拡散させたりする。光学シート1020は、拡散板1010を保護する。
図9を参照して、液晶表示装置で実行されるプログラムは、画像の表示に関し、以下の制御を実行する。
ステップ300(以下、ステップをSと略す。)にて、ユーザインターフェイス140は、ユーザの操作を受付ける。ユーザの操作の一つに、表示モードや入力ソースの指定がある。
S302にて、演算回路160は、ユーザインターフェイス140が受付けた操作が表示モードのいずれかの指定を表す操作か否かを判断する。表示モードまたは入力ソースの指定を表わす操作と判断した場合(S302にてYES)、処理はS304へと移される。もしそうでないと(S302にてNO)、処理はS310へと移される。
S304にて、演算回路160は、ユーザインターフェイス140が受付けた表示モード情報及び画像信号に基づき、画像の長短比を特定する。画像の長短比の特定に用いられる画像信号は、入力ソース情報に基づいて選択された信号である。入力ソース情報に基づいて選択された信号は、ビデオ端子インターフェイス100、D端子インターフェイス110、DVIレシーバ120、およびMPEG−2デコーダ130のいずれが選択する。入力ソース情報に基づいて選択された信号は、ビデオ端子インターフェイス100、D端子インターフェイス110、DVIレシーバ120、およびMPEG−2デコーダ130のいずれが受付けた画像信号である。 S306にて、演算回路160は、LED1000を点灯させる領域(すなわち発光するLED1000の範囲)を特定する。この処理は、後述するS320〜S360の各処理に相当する。これにより、演算回路160およびLED駆動回路200は、複数の発光するLED1000の範囲の長短比と画像の長短比との差が最小となるように、複数のLED1000を制御できることとなる。
S308にて、LED駆動回路200は、演算回路160が特定した範囲(すなわち長短比が画像の長短比に対応する範囲)のLED1000が発光するように、LEDバックライト210(ひいては複数のLED1000)を制御する。これにより、演算回路160およびLED駆動回路200は、表示モード(すなわちLED1000が規則に従って発光する範囲)の長短比が画像の長短比に対応するように、複数のLED1000を制御することとなる。制御回路170は、複数のLED1000のいずれかが発光した光から吸収する色を、画素ごとに決定する。LCDパネル190は、画素ごとに、複数のLED1000のいずれかが発光した光から、制御回路170が決定した色を吸収することで、画像を表示する。
S310にて、演算回路160は、ユーザインターフェイス140が受付けた操作が表示を終了する旨の操作か否かを判断する。表示を終了する旨の操作と判断した場合には(S310にてYES)、処理は終了する。もしそうでないと(S310にてNO)、処理はS312へと移される。
S312にて、フォーマット変換回路150、演算回路160、制御回路170、LCDコントローラ180、LCDパネル190、LED駆動回路200、LEDバックライト210は、それぞれユーザインターフェイス140が受付けた操作に応じた処理を実施する。この処理は一般的な処理なのでここでは繰返さない。
図10を参照して、液晶表示装置で実行されるプログラムは、LEDを点灯する領域の特定に関し、以下のような制御を実行する。
S320にて、演算回路160は、ユーザインターフェイス160が受付けた表示モード情報の内容は「ノーマル」か否かを判断する。内容が「ノーマル」と判断した場合には(S320にてYES)、処理はS322へと移される。もしそうでないと(S320にてNO)、処理はS340へと移される。
S322にて、演算回路160は、αI[N]<αPが成立するか否かを判断する。成立すると判断した場合(S322にてYES)、処理はS324へと移される。もしそうでないと(S322にてNO)、処理はS326へと移される。
S324にて、XLEDの値は「1」〜「16」なので(すべての列においてLED1000を点灯させるので)、演算回路160は、式(1)に基づき領域(LED1000が点灯する領域)を特定する。式(1)は、YLEDの範囲を表わすための式である。本実施の形態の場合、LED1000のうち、列番号が「C8」および「C9」のいずれかであって行番号が「L5」であるLEDは、常時LED1000が点灯する領域の中心に位置することとなるので、式(1)に基づき、LED1000が点灯する領域が特定されることとなる。式(1)により、LCDパネル190のサイズに合わせてスケーリングされた画像データの垂直解像度がある任意の画像の垂直解像度よりも240ライン多い場合、前者の画像を表示する際、後者の画像を表示する際に比べ、点灯するLED1000が上下に1行ずつ増加することとなる。
5−[((YI[N]×1920/XI[N]−1)+120)/240]
≦YLED
≦5+[((YI[N]×1920/XI[N]−1)+120)/240]
・・・(1)
S326にて、演算回路160は、αI[N]=αPが成立するか否かを判断する。成立すると判断した場合(S326にてYES)、処理はS328へと移される。もしそうでないと(S326にてNO)、処理はS330へと移される。
≦YLED
≦5+[((YI[N]×1920/XI[N]−1)+120)/240]
・・・(1)
S326にて、演算回路160は、αI[N]=αPが成立するか否かを判断する。成立すると判断した場合(S326にてYES)、処理はS328へと移される。もしそうでないと(S326にてNO)、処理はS330へと移される。
S328にて、演算回路160は、全てのLCD1000を点灯させることとする。
S330にて、YLEDの値は「1」〜「9」なので(すべての行においてLED1000を点灯させるので)、演算回路160は、式(2)に基づき領域を特定する。式(2)は、XLEDの範囲を表わすための式である。本実施の形態の場合、LED1000のうち、列番号が「C8」および「C9」のいずれかであって行番号が「L5」であるLEDは、常時LED1000が点灯する領域の中心に位置することとなるので、式(2)に基づき、LED1000が点灯する領域が特定されることとなる。式(2)により、LCDパネル190のサイズに合わせてスケーリングされた画像データの水平解像度がある任意の画像の水平解像度よりも240ライン多い場合、前者の画像を表示する際、後者の画像を表示する際に比べ、点灯するLED1000が左右に1列ずつ増加することとなる。
S330にて、YLEDの値は「1」〜「9」なので(すべての行においてLED1000を点灯させるので)、演算回路160は、式(2)に基づき領域を特定する。式(2)は、XLEDの範囲を表わすための式である。本実施の形態の場合、LED1000のうち、列番号が「C8」および「C9」のいずれかであって行番号が「L5」であるLEDは、常時LED1000が点灯する領域の中心に位置することとなるので、式(2)に基づき、LED1000が点灯する領域が特定されることとなる。式(2)により、LCDパネル190のサイズに合わせてスケーリングされた画像データの水平解像度がある任意の画像の水平解像度よりも240ライン多い場合、前者の画像を表示する際、後者の画像を表示する際に比べ、点灯するLED1000が左右に1列ずつ増加することとなる。
8−[(XI[N]×1080/YI[N]−1)/240]
≦XLED
≦9+[(XI[N]×1080/YI[N]−1)/240]
・・・(2)
S340にて、演算回路160は、表示モード情報の内容が「ワイド」か否かを判断する。「ワイド」と判断した場合(S340にてYES)、処理はS342へと移される。もしそうでないと(S340にてNO)、処理はS350へと移される。
≦XLED
≦9+[(XI[N]×1080/YI[N]−1)/240]
・・・(2)
S340にて、演算回路160は、表示モード情報の内容が「ワイド」か否かを判断する。「ワイド」と判断した場合(S340にてYES)、処理はS342へと移される。もしそうでないと(S340にてNO)、処理はS350へと移される。
S342にて、演算回路160は、全てのLCD1000を点灯させることとする。
S350にて、演算回路160は、表示モード情報の内容が「ドットバイドット」か否かを判断する。内容が「ドットバイドット」と判断した場合(S350にてYES)、処理はS352へと移される。もしそうでないと(S350にてNO)、処理はS360へと移される。
S350にて、演算回路160は、表示モード情報の内容が「ドットバイドット」か否かを判断する。内容が「ドットバイドット」と判断した場合(S350にてYES)、処理はS352へと移される。もしそうでないと(S350にてNO)、処理はS360へと移される。
S352にて、演算回路160は、式(3)および式(4)に基づき領域を特定する。式(3)は、XLEDの範囲を表わすための式である。式(4)は、YLEDの範囲を表わすための式である。本実施の形態の場合、LED1000のうち、列番号が「C8」および「C9」のいずれかであって行番号が「L5」であるLEDは、常時LED1000が点灯する領域の中心に位置することとなるので、式(3)および式(4)に基づき、LED1000が点灯する領域が特定されることとなる。
8−[(XI[N]−1)/240]
≦XLED
≦9+[(XI[N]−1)/240]
・・・(3)
5−[((YI[N]−1)+120)/240]
≦YLED
≦5+[((YI[N]−1)+120)/240]
・・・(4)
S360にて、演算回路160は、表示モード情報の内容が「縮小」か否かを判断する。内容が「縮小」と判断した場合には(S360にてYES)、処理はS362へと移される。もしそうでないと(S360にてNO)、処理はS370へと移される。
≦XLED
≦9+[(XI[N]−1)/240]
・・・(3)
5−[((YI[N]−1)+120)/240]
≦YLED
≦5+[((YI[N]−1)+120)/240]
・・・(4)
S360にて、演算回路160は、表示モード情報の内容が「縮小」か否かを判断する。内容が「縮小」と判断した場合には(S360にてYES)、処理はS362へと移される。もしそうでないと(S360にてNO)、処理はS370へと移される。
S362にて、演算回路160は、デジタル画像データをA(0<A≦1)倍に縮小して表示を行うため、これを考慮した式(5)および式(6)に基づき領域を特定する。式(5)は、XLEDの範囲を表わすための式である。式(6)は、YLEDの範囲を表わすための式である。本実施の形態の場合、LED1000のうち、列番号が「C8」および「C9」のいずれかであって行番号が「L5」であるLEDは、常時LED1000が点灯する領域の中心に位置することとなるので、式(5)および式(6)に基づき、LED1000が点灯する領域が特定されることとなる。
8−[(XI[N]×A−1)/240]
≦XLED
≦9+[(XI[N]×A−1)/240]
・・・(5)
5−[((YI[N]×A−1)+120)/240]
≦YLED
≦5+[((YI[N]×A−1)+120)/240]
・・・(6)
S370にて、演算回路160は、式(7)〜式(10)に基づき、表示モードが「二画面」の場合の領域を特定する。式(7)は、第1LED点灯領域に属する列番号の、数字の部分を表わす値XLEDAの、範囲を表わすための式である。式(8)は、第1LED点灯領域に属する行番号の、数字の部分を表わす値YLEDAの、範囲を表わすための式である。式(9)は、第2LED点灯領域に属する列番号の、数字の部分を表わす値XLEDBの、範囲を表わすための式である。式(8)は、第2LED点灯領域に属する行番号の、数字の部分を表わす値YLEDBの、範囲を表わすための式である。
≦XLED
≦9+[(XI[N]×A−1)/240]
・・・(5)
5−[((YI[N]×A−1)+120)/240]
≦YLED
≦5+[((YI[N]×A−1)+120)/240]
・・・(6)
S370にて、演算回路160は、式(7)〜式(10)に基づき、表示モードが「二画面」の場合の領域を特定する。式(7)は、第1LED点灯領域に属する列番号の、数字の部分を表わす値XLEDAの、範囲を表わすための式である。式(8)は、第1LED点灯領域に属する行番号の、数字の部分を表わす値YLEDAの、範囲を表わすための式である。式(9)は、第2LED点灯領域に属する列番号の、数字の部分を表わす値XLEDBの、範囲を表わすための式である。式(8)は、第2LED点灯領域に属する行番号の、数字の部分を表わす値YLEDBの、範囲を表わすための式である。
1≦XLEDA≦8…(7)
5−[((YI[m]×1920/(XI[m]×2)−1)+120)/240]
≦YLEDA
≦5+[((YI[m]×1920/(XI[m]×2)−1)+120)/240]
・・・(8)
9≦XLEDB≦16…(9)
5−[((YI[s]×1920/(XI[s]×2)−1)+120)/240]
≦YLEDB
≦5+[((YI[s]×1920/(XI[s]×2)−1)+120)/240]
・・・(10)
以上のような構造およびフローチャートに基づく、液晶表示装置の動作について説明する。
5−[((YI[m]×1920/(XI[m]×2)−1)+120)/240]
≦YLEDA
≦5+[((YI[m]×1920/(XI[m]×2)−1)+120)/240]
・・・(8)
9≦XLEDB≦16…(9)
5−[((YI[s]×1920/(XI[s]×2)−1)+120)/240]
≦YLEDB
≦5+[((YI[s]×1920/(XI[s]×2)−1)+120)/240]
・・・(10)
以上のような構造およびフローチャートに基づく、液晶表示装置の動作について説明する。
ユーザインターフェイス140は、ユーザの操作を受付ける(S300)。ユーザの操作が受付けられると、演算回路160は、ユーザの操作が表示モードまたは表示ソースの指定を表わす操作か否かを判断する(S302)。この場合、ユーザの操作が表示モードまたは表示ソースの指定を表わす操作とすると(S302にてYES)、演算回路160は、画像の長短比を特定する(S304)。長短比が特定されると、演算回路160は、表示モード情報の内容が「ノーマル」か否かを判断する(S320)。この場合、表示モードの内容が「ノーマル」とすると(S320にてYES)、演算回路160は、αI[N]<αPが成立するか否かを判断する(S322)。この場合、αI[N]<αPが成立しないとすると(S322にてNO)、演算回路160は、αI[N]=αPが成立するか否かを判断する(S326)。この場合、αI[N]=αPが成立しないとすると(S326にてNO)、演算回路160は、式(2)に基づき領域を特定する(S330)。領域が特定されると、演算回路160は、特定された領域を表わす情報をLED駆動回路200に出力する。LED駆動回路200は、演算回路160が特定した範囲のLED1000が発光するように、LEDバックライト210を制御する。制御回路170は、複数のLED1000のいずれかが発光した光から吸収する色を、画素ごとに決定する。LCDパネル190は、画素ごとに、複数のLED1000のいずれかが発光した光から、LCDコントローラ180が決定した色を吸収することで、画像を表示する(S308)。
以上のようにして、本実施の形態に係る液晶表示装置は、画像の長短比に基づき、予めLEDを点灯させる領域を特定し、特定された領域のLEDを点灯させる。このようにLEDを点灯させることは、安価な回路を用いても十分なし得ることである。表示される画像の画質が低下することはなくなる。これにより、低コストで画質の劣化を抑制することができる。その結果、低コストで画質の劣化が少ない液晶表示装置を提供することができる。
なお、LEDバックライト210には、白色のLED1000に代えて、R(赤)、G(緑)、およびB(青)の3原色のLEDを複数個(3個とは限らない)並べたLEDアレイが横16個×縦9個の碁盤目状に配置されていてもよい。この場合、LEDアレイは、赤色光を発光する素子と、緑色光を発光する素子と、青色光を発光する素子とを含むこととなる。LEDアレイが配置される場合、R、G、およびBの3原色のLEDそれぞれについて、表示される画像の大きさに合わせてLEDが点灯する領域を決定する処理を実施できる。すなわち、演算回路160およびLED駆動回路200は、LEDごとに、赤色光を発光する素子、緑色光を発光する素子、および青色光を発光する素子のいずれかを制御することによって、LEDが発光する範囲の長短比が画像の長短比に対応するように、複数のLEDを制御することとなる。
また、液晶表示装置は、S端子インターフェイス(S端子から入力されたアナログフォーマットの画像信号を、「R」、「G」、および「B」(または「Y」、「Cb」、および「Cr」)のデジタル信号へと変換し、出力するインターフェイス)、アナログRGB端子インターフェイス(D−Sub15ピンのアナログRGB端子から入力されたアナログフォーマットの信号を「R」、「G」、および「B」(または「Y」、「Cb」、および「Cr」)のデジタル信号へと変換し、出力するインターフェイス)、および任意の複合器(MPEG−2以外の画像圧縮アルゴリズム(例えば、H.264やMPEG−4)で圧縮された動画ストリームを復号し、「R」、「G」、および「B」(または「Y」、「Cb」、および「Cr」)のデジタル信号を出力する。あわせて、動画ストリーム中から、水平方向ドット数、垂直方向ドット数、ドットのアスペクト比(長短比)といったパラメータを抽出し、これらから水平方向解像度XI[M]、垂直方向解像度YI[M]、長短比αI[M](「M」は任意に定められる値)を求める。)のいずれかをさらに含んでもよい。ビデオ端子インターフェイス100、D端子インターフェイス110、DVIレシーバ120、およびMPEG−2デコーダ130は、各々、S端子インターフェイス、アナログRGB端子インターフェイス、任意の復号器に置き換えることが可能である。ビデオ端子インターフェイス100、D端子インターフェイス110、DVIレシーバ120、MPEG−2デコーダ130、S端子インターフェイス、アナログRGB端子インターフェイス、および任意の復号器のいずれかは、幾つ取り付けられてもかまわない。ビデオ端子インターフェイス100、D端子インターフェイス110、DVIレシーバ120、MPEG−2デコーダ130、S端子インターフェイス、アナログRGB端子インターフェイス、および任意の復号器のいずれかのうち、同じ種類のものが複数取り付けられてもよい。
また、「Aデータ」、「Bデータ」、「Cデータ」、または「Dデータ」の解像度(解像度の種類の例には、640×480や1920×1080がある)や走査方法(走査方法の種類の例には、インターレースやプログレッシブがある)は、特に限定されない。
また、LED1000の数やLCDパネル190の解像度は、上述した値に限定されない。
LEDバックライト210の構造によっては、図7の分割線上にある画素が、隣接した領域のLED1000からの照射光の影響を受けてしまう場合も考えられる。図7の分割線上にある画素が、隣接した領域のLED1000からの照射光の影響を受けてしまう場合、その隣接した領域のLED1000も点灯させるように制御すればよい。隣接した領域のLED1000も点灯させるように制御するため、演算回路160およびLED駆動回路200は、発光するLED1000の範囲の長短比と画像の長短比との差が所定の値(すなわち任意に定められる許容値)以下となるように、複数のLED1000を制御することとなる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100 ビデオ端子インターフェイス、110 D端子インターフェイス、120 DVIレシーバ、130 MPEG−2デコーダ、140 ユーザインターフェイス、150 フォーマット変換回路、160 演算回路、170 制御回路、180 LCDコントローラ、190 LCDパネル、200 LED駆動回路、210 LEDバックライト、220 明るさ検出回路、230 制御回路兼演算回路、1000 LED、1010 拡散板、1020 光学シート。
Claims (9)
- 画像を表わす信号である画像信号を受付けるための第1の受付手段と、
前記画像信号に基づき、前記画像の長短比を特定するための特定手段と、
それぞれ所定の位置で発光するための複数の発光手段と、
発光する前記発光手段の範囲の長短比が前記画像の長短比に対応するように、前記複数の発光手段を制御するための制御手段と、
前記複数の発光手段のいずれかが発光した光から吸収する色を、画素ごとに決定するための決定手段と、
画素ごとに、前記複数の発光手段のいずれかが発光した光から、前記決定手段が決定した色を吸収することで、画像を表示するための表示手段とを含む、表示装置。 - 前記複数の発光手段は、白色光を発光するための手段を含む、請求項1に記載の表示装置。
- 前記発光手段は、
赤色光を発光するための手段と、
緑色光を発光するための手段と、
青色光を発光するための手段とを含む、請求項1に記載の表示装置。 - 前記制御手段は、前記発光手段ごとに、前記赤色光を発光するための手段、前記緑色光を発光するための手段、および前記青色光を発光するための手段のいずれかを制御することによって、発光する前記発光手段の範囲の長短比が前記画像の長短比に対応するように、前記複数の発光手段を制御するための手段を含む、請求項3に記載の表示装置。
- 前記表示装置は、発光する前記発光手段の範囲の規則を受付けるための第2の受付手段をさらに含み、
前記制御手段は、前記規則に従って発光する前記発光手段の範囲の長短比が前記画像の長短比に対応するように、前記複数の発光手段を制御するための手段を含む、請求項1に記載の表示装置。 - 前記第2の受付手段は、所定の規則のいずれかの指定を受付けることにより、発光する前記発光手段の範囲の規則を受付けるための手段を含む、請求項5に記載の表示装置。
- 前記規則を受付けるための手段は、長短比についての所定の規則のいずれかの指定を受付けることにより、発光する前記発光手段の範囲の規則を受付けるための手段を含む、請求項6に記載の表示装置。
- 前記制御手段は、発光する前記発光手段の範囲の長短比と前記画像の長短比との差が所定の値以下となるように、前記複数の発光手段を制御するための手段を含む、請求項1に記載の表示装置。
- 前記制御手段は、発光する前記発光手段の範囲の長短比と前記画像の長短比との差が最小となるように、前記複数の発光手段を制御するための手段を含む、請求項1に記載の表示装置。
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- 2005-05-31 JP JP2005159396A patent/JP2006337498A/ja active Pending
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