JP2006337335A - 識別装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 衝撃印加手段の衝撃印加に応じて受けた力がずれたとしても信号出力部の所定部位に作用させる識別装置を提供する。
【解決手段】 識別装置は、例えばシート材等の被識別体に衝撃を印加する衝撃印加部と、衝撃印加部の衝撃印加に応じて信号出力する例えば圧電素子等の信号出力部25と、信号出力部25からの信号に基づき被識別体の識別を行う制御部とを備えている。衝撃印加部が印加した衝撃力を受圧する受圧部27aと、受圧部27aよりも小さな面積で形成され、該受圧部27aに受けた力を信号出力部25の所定部位に作用させる作用部27bとを有する受圧位置補正部材27を、例えば信号出力部25と衝撃印加部との間に介在するように備える。
【選択図】 図4

Description

本発明は、被識別体に衝撃を印加し、その衝撃印加に応じた出力信号に基づき被識別体の識別を行う識別装置に関する。
従来、被識別体の種類を識別するものとして、被識別体に衝撃印加手段により衝撃を加え、該衝撃に応じて信号出力手段が信号出力し、識別手段がその信号に基づき被識別体の種類を検出するものが提案されている(特許文献1参照)。
このものは、例えばインクジェットプリンタ、レーザービームプリンタ、複写機等の画像形成装置に用いることができる。例えば画像形成装置においては、被識別体であるシート材の種類を識別して、識別結果を画像形成の制御(例えばインク吐出量、定着温度、搬送速度等の制御)に用いるものとして活用が可能である。また、例えばインクジェットプリンタにおいて、インクを封入する液体容器の状態を識別するものとしても活用が可能である。なお、このような識別装置は、上述のシート材や液体容器に限らず、様々な物質、即ち金属、合金、プラスチック、セラミック等の有機物、無機物、及びそれらの化合物や成型品、等の識別を行う識別装置としても有効に活用することが可能である。
特許第3658382号公報
ところで、上述のような識別装置において、信号出力手段として例えば圧電素子等を用いることが可能であるが、この信号出力手段が受ける力の位置が異なると、たとえ同じ力であっても、信号出力手段におけるせん断力や撓み応力の生じ方が異なり、つまり出力する信号に差違が生じ、精度として欠いてしまう。
しかしながら、例えば経時劣化や各構成部品の誤差等に起因し、衝撃印加手段が必ずしも正確に同じ位置に衝撃を印加するとは限らず、また、被識別体の形状や設置位置によって信号出力手段が受ける力の位置が異なってしまう虞もある。
また特に、衝撃印加手段と信号出力手段とが別体に構成されているものにあっては、該衝撃印加手段と該信号出力手段とが識別装置として組み付けられる際に、組み付け誤差を生じてしまう虞がある。具体例としては、例えば画像形成装置において、シート材の搬送路を挟んで、対向する位置に衝撃印加手段と信号出力手段とが別々に組み付けられるため、組み付け誤差によって識別装置ごと(画像形成装置ごと)に異なる位置関係に配置されてしまうことが考えられる。このように識別装置ごとに異なる信号を出力する虞があると、被識別体を識別するために該信号と比較参照する参照データを各識別装置の個体誤差に応じて用意することが好ましくなり、製造するにあたって困難である。また反対に、同じ参照データを各識別装置に備えることは、誤識別を生じてしまう虞がある。
そこで本発明は、衝撃印加手段の衝撃印加に応じて受けた力を信号出力手段の所定部位に作用させることが可能な識別装置を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するための本発明は、被識別体に衝撃を印加する衝撃印加手段と、前記衝撃印加手段の衝撃印加に応じて信号出力する信号出力手段と、前記信号出力手段からの信号に基づき被識別体の識別を行う識別手段と、を備えた識別装置において、
前記衝撃印加手段が印加した衝撃力を受圧する受圧部と、前記受圧部よりも小さな面積で形成され、該受圧部に受けた力を前記信号出力手段の所定部位に作用させる作用部と、を有する受圧位置補正部材を備えた、
ことを特徴とする識別装置にある。
本発明によると、衝撃印加手段の衝撃印加に応じて受ける力の位置にばらつきが生じても、信号出力手段の所定部位に作用させることができる。それにより、信号出力手段から出力される信号の精度向上を図ることができ、識別装置としての識別精度の向上を図ることができる。
以下、図面を用いて、本発明の実施の形態について説明する。
まず、本発明に係る識別装置1の基本的な構成及び原理を図1及び図2に沿って簡単に説明する。図1は識別装置を模式的に示す概略構成図、図2は識別工程を示すフローチャートである。なお、本実施の形態においては、発明の理解を容易にするため、例えば識別装置がプリンタ等の画像形成装置に配設されたものであって、被識別体としてシート材の種類を識別する場合を一例として説明するが、勿論、これらに限るものではない。
識別装置1は、例えば図示を省略した画像形成装置のシート材供給部(例えば手差しトレイや給紙カセット等)と画像形成部(例えば転写ドラム、インクジェットヘッド等)との間におけるシート材2の搬送路近傍に配設されており、図1に示すように、衝撃印加部(衝撃印加手段)10と衝撃力検出部20と識別部である制御部(識別手段)50とを備えて構成されている。衝撃印加部10と衝撃力検出部20とは、シート材の搬送路を挟んで対向するように配置されている。なお、制御部50は、例えば画像形成装置のコントロールユニット内や衝撃力検出部20の近傍など、何れの場所に配置されていてもよい。
衝撃印加部10は、衝撃印加部材12と、該衝撃印加部材12を移動駆動し、該衝撃印加部材12の衝撃印加を発生させる駆動装置11とを備えて構成されている。また、衝撃力検出部20は、衝撃力を受けた際に該衝撃力に応じて信号(例えば電圧信号、音波信号、赤外線信号等)を出力する信号出力部22と、該信号出力部22を設置する信号出力部設置台23と、信号出力部22が配置される孔を有し、シート材2を設置し得るシート材設置台21とを備えて構成されている。なお、シート材設置台21は、例えば画像形成装置に備えられたシート案内部材(例えばガイドレール等)で代用してもよく、必ずしも識別装置1に備えられていなくてよい。
制御部50は、信号入力部51と、信号解析部52と、判定テーブル55と、結果処理部53とを備えて構成されている。信号入力部51は、信号出力部22からの信号を入力(受信)する。また、判定テーブル55には、あらかじめシート材の種類別に参照データ(参照情報)が格納されている。信号解析部52は、該判定テーブル55の参照データを参照しつつ信号入力部51に入力された信号に基づきシート材の種類を判別する。そして、結果処理部53は、信号解析部52によるシート材の種類の判別結果を例えば画像形成装置の制御部に送信する等の結果処理を行う。なお、結果処理部53は、結果を送信するだけに限らず、例えば記録手段に結果を記録したり、表示装置を介して結果を表示したり、判定テーブル55に結果を反映(学習)させたり、インターネットを介して転送したりする等、種々の結果処理を行わせることも可能である。
以上のような識別装置1を用いてシート材2の種類を判別する場合には、まず図2に示すように、シート材2をシート材設置台21に設置する(工程1、S1)。なお、この際、シート材2は静止してなくてもよく、画像形成装置内で搬送されている状態であってもよい。次に、衝撃印加部10により衝撃印加部材12を駆動し、シート材2に衝撃力を印加する(工程2、S2)。この衝撃力により、シート材2は変形し、たわみながら衝撃力検出手段に押し付けられ、圧縮変形する。このときに、衝撃力印加部10から印加された衝撃力は、シート材2により衝撃力が吸収されながら信号出力部設置台23に取り付けられた信号出力部22で検出され、信号出力される(工程3、S3)。シート材2の種類により、印加された衝撃力は異なる形でシート材2内部を伝播するため、信号出力部22からは、各シート材の特有の信号が出力される。したがって、あらかじめ特性がわかっているシート材2の情報を判定テーブル55として作成しておくことにより、信号解析部52がこの判定テーブル55と信号との比較を行うことでシート材2の種類が判別できる(工程4、S4)。この結果は、結果処理部53により、必要により表示したり、メモリーに記録したり、出力したりすることで、判別結果が利用可能となる(工程5、S5)。
[第1の実施の形態]
ついで、本発明に係る第1の実施の形態について図3乃至図5に沿って説明する。図3は第1の実施の形態に係る衝撃印加部を示す構成図、図4は第1の実施の形態に係る衝撃力検出部を示す構成図、図5は衝撃印加位置と発生電圧との関係を示す図で、(a)は圧電素子に直接衝撃力を印加した場合の図、(b)は受圧位置補正部材を介して衝撃力を印加した場合の図である。
本実施の形態に係る衝撃印加部10の駆動装置11には、図3に示すように、モーター13が備えられており、該モータ13により回転駆動自在な駆動軸14が本体19に回転自在に支持されて構成されている。また、該駆動軸14には、カム15A,15B,15Cが固着されている。一方、本体19には、衝撃印加部材12と、2つの押さえ部材16,17とが上下方向に移動自在に支持されていると共に、各フランジ部12b,16b,17bとの間に縮設されたバネ18A,18B,18Cにより衝撃印加部材12及び押さえ部材16,17が常時下方側に付勢されている。そして、衝撃印加部材12及び押さえ部材16,17は、各フランジ部12a,16a,17aが上記カム15A,15B,15Cに係合することにより、上方に駆動されるように形成されている。
このカム15A,15B,15Cの形状及び取付角度は、押さえ部材16,17がシート材2(図1参照)を両側で抑えた状態で衝撃印加部材12がカム15Bより解放されて衝撃を印加するように構成されている。また、カム15Bの形状は、衝撃印加部材12を上方に駆動する位置が2段階に異なるように構成されており、つまり異なる衝撃力を印加し得るように構成されている。
なお、衝撃力印加部材12は例えばステンレス製のような、弾性係数が低い部材で形成されている。また、衝撃力の強さ、印加する回数やタイミングなどは、カム、バネ、衝撃印加部材12の構成によって任意に設定することが可能であるが、本実施の形態においては、例えば、0.1秒以内で2回の衝撃力を印加し、かつその強さを2段階に変化させている。
一方、本実施の形態に係る衝撃力検出部20は、図4に示すように、信号出力部設置台23に信号出力部22が例えば接着剤等により固着・設置されている。該信号出力部22は、信号出力部設置台23に設置された粘弾性部材28と、該粘弾性部材28に固着された圧電素子25と、該圧電素子25上に固着された粘弾性部材(側方支持部材)26及び受圧位置補正部材27とで構成されている。
上記粘弾性部材26は、受圧位置補正部材27が嵌合するような形状に形成された嵌合孔を有して、膜状に形成されており、該嵌合孔に円錐台形状の受圧位置補正部材27が設置されている。この受圧位置補正部材27は、下面27bが上面27aよりも小さな面積となるように形成されている。
上記受圧位置補正部材27は、例えばステンレス等の弾性体であり、粘弾性部材26,28は、例えばシリコーン樹脂等の粘弾性体である。この受圧位置補正部材27は、複素弾性率EをE=E’+iE“とすると、損失弾性率E”又は損失正接tanδ=E“/E‘が小さな材料である。なお、粘弾性部材26,28は、同一材料でも異なる材料でもかまわず、異なる材料の場合、粘弾性部材26は粘弾性部材28よりも損失弾性率E”又はtanδ=E“/E‘が同じか、あるいは大きい方が好ましい。なお、粘弾性部材28は、圧電素子25の保護に関して介在している方が好ましいが、圧電素子25を直接信号出力部設置台23に設置しても構わない。
圧電素子25で信号を検出する場合には、該圧電素子25の撓みを利用する場合と圧縮を利用する場合がある。勿論、圧電素子25の撓みと圧縮の両方を利用することが出来るが、本発明では主として撓みを利用する場合を一例とした。この場合には、圧電素子25の中心にシート材2を介した衝撃力が伝播されることが望ましい。これは、例えば圧電素子25(取り出し配線部を除く)が幅a(mm)×長さb(mm)×高さc(mm)(a>b>c)という形状の場合、幅及び長さ方向の中心からずれた場所に圧力が印加されるとずれ量が大きくなるほど撓みによる出力が小さくなることが知られている。
しかしながら、例えばプリンタ等におけるシート材の搬送路を挟んで組み込む際、組み立て誤差などで衝撃力印加部10と衝撃力検出部20との位置関係が僅かにずれてしまう虞があり、つまり識別装置1毎に製品誤差が生じる虞がある。このような場合、圧電素子からの出力が識別装置1毎に異なり、判定テーブル55の参照データをあらかじめ準備することが困難になる。
そのため、本発明では、受圧位置補正部材27を圧電素子25の中心部に取り付け、さらに、圧電素子25に接する下面27bよりも反対側の上面27aの面積を大きくして、衝撃力印加部材12からのシート材2を介した衝撃力が圧電素子25の中心からずれても、衝撃力が圧電素子25の中心部に伝わるようにしてある。
即ち、実際には、識別装置1の組み立て誤差等によりこの中心が一致しなくなることがある。例えば、図5(a)に示したように、受圧位置補正部材27を設けずに圧電素子25へ、中心位置P1より距離d1又はd2(例えば2mm)ずれた位置P2,P3に衝撃力を印加すると、圧電素子25からの発生電圧は、例えば約28%低下してしまう。一方、本発明の場合には、図5(b)に示したように、受圧位置補正部材27を設けたことで、中心位置P1より距離d1又はd2(例えば2mm)ずれた位置P2,P3に衝撃力を印加しても、発生電圧は最大約2%しか低下しなかった。このことから、本発明の受圧位置補正部材27により、たとえ衝撃力を印加する位置がずれたとしても、圧電素子25からの発生電圧が極めて再現性良く出力されることが確認された。
以上のように本発明によると、衝撃印加部10の衝撃印加に応じて受ける力の位置にばらつきが生じても、受圧位置補正部材27によって圧電素子25の所定部位に衝撃力を作用させることができる。それにより、圧電素子25から出力される信号の精度向上を図ることができ、識別装置1としての識別精度の向上を図ることができる。また特に、識別装置1をプリンタ等に組付けする際に、衝撃印加部10と衝撃力検出部20との設置位置に多少の誤差が生じても、圧電素子25から出力される信号の精度向上を図ることができるので、判定テーブル55の内容が組付け誤差等に左右されることなく、識別装置1としての識別精度の向上を図ることができる。
また、粘弾性部材26が、受圧位置補正部材27を側方より支持するので、該受圧位置補正部材27が傾斜することを防止することができると共に、衝撃力の伝達方向が圧電素子25の表面に略々垂直方向に案内されて、該圧電素子25の表面に効率よく衝撃力を伝達することができる。これにより、受圧位置補正部材27が衝撃力を吸収してしまうことを少なくし、被識別体に吸収された衝撃力を精度良く検出することができる。また、粘弾性部材26と受圧位置補正部材27とが膜状に形成されて圧電素子25の表面を覆うので、圧電素子25の保護も図ることができる。
更に、受圧位置補正部材27が損失弾性率又は損失正接が小さい部材で形成されると共に、粘弾性部材26が損失弾性率又は損失正接が大きい部材で形成されているので、受圧位置補正部材27が受けた衝撃力が粘弾性部材26に伝播することを極めて少なくし、それにより、圧電素子25から出力される信号の精度向上を図ることができる。
なお、受圧位置補正部材27と粘弾性部材26とが接する側面の凹凸は小さい方が好ましいが、凹凸量に制約があるわけではなく、また、図4に示すような直線的な傾きに限らず、曲線的な面形状でも構わない。
また、被識別体の識別を行うには、上述のようにあらかじめ判定テーブルを準備する必要がある。本発明では、被識別体の厚さ、密度、種類、剛性(例えば、ガーレ剛度)などが識別できるが、判定テーブルは識別の目的により作製しておけばよい。判定テーブルは、閾値を設定して判別するようにしてもよいし、回帰曲線から判別するようにしてもよいことは言うまでもない。本発明のように、異なる強さの衝撃力を2回印加した場合には、1回目の強い衝撃力の場合には、弱い場合に比べて固体物質は強く圧縮されるために、密度の影響をより強く反映する。2回目の弱い衝撃力の場合には、撓みの影響をより強く反映する。このために、1回目と2回目の検出信号を縦軸と横軸に用いた判定テーブルを作成しても良い。
[実施例1]
つづいて本発明に係る実施例1を図3乃至図7に沿って説明する。図6は衝撃印加時の圧電素子の発生電圧の一例を示すタイムチャート、図7は判定テーブルの一例を示す図である。
本発明に係る衝撃力検出部20は、図4に構成を示したが、圧電素子25、それを挟む形の粘弾性部材26,28、該粘弾性部材26に埋め込まれた形の受圧位置補正部材27から構成されており、全体の形状は幅5mm、長さ10mm、高さ5mmである。受圧位置補正部材27は、信号を検出する圧電素子25の中心部に取り付けられている。本実施例では、受圧位置補正部材27は、ステンレスで直径5mmと直径2mmの面積を有する円錐状で、直径2mmの面が圧電素子25と接している。粘弾性部材26は、シリコーン樹脂である。ステンレスの弾性率は1.93×10N、tanδ(損失正接)は0.002である。また、シリコーン樹脂26,28の弾性率は5.5×10N、tanδ(損失正接)は0.15である。圧電素子25は、圧電材料PZTに銀電極を取り付けたもので、全体の形状は幅5mm、長さ10mm、高さ0.15mmであり、この圧電素子25と粘弾性部材26(受圧位置補正部材27)の中心が一致させてある。粘弾性部材28は、硬度80のニトリルゴムであり、幅5mm、長さ10mm、高さ2mmである。信号出力部設置台(以下、「取り付け台」ともいう)23は、真鍮であり、長さ50mm、幅10mm、厚さ4mmで、不図示のねじ穴等のより、例えばプリンタ等の所定の位置に取り付けることができる。
また、図3に示すように、衝撃力印加部材12は、直径4mmのステンレス製の丸棒であり、先端は直径50mmの曲率で、重さは8.09gである。モーター13とカム15B及びバネ18Bにより、衝撃力をシート材2に印加する。衝撃力の強さや、その周期、繰り返し数などは、カムの形状やモーターの駆動制御により、任意に設定すればよい。本発明では、0.1秒の間に0.48m/sと0.23m/sの2回の衝撃力を印加するようにした。なお、図3における押さえ部材16,17は、シート材を一時的に固定するための押さえであり、本発明では直径4mmのステンレス製の丸棒で先端は直径50mmの曲率とした。この押さえ部材16,17は識別装置1としては必須ではないが、シート材2が移動しているような場合には、シート材2の変動(振動等)を押さえる役割をするものである。
一方、図5では、1回目は2回目に対して、2倍の速度で衝撃力印加部材2が固体物質に到達させた場合の結果を示している。また、図6では、判定テーブル55内の1つの情報の具体例として、電子写真用記録用紙であるCLC用紙(キヤノン製)の紙厚の場合を示している。なお、図6では、坪量の異なるCLC用紙の紙厚を横軸に、圧電素子の発生電圧を取ってあり、縦軸はシート材2が介在していない場合の電圧を基準にした時のシート材2の相対発生電圧である。また、横軸は、各用紙の紙厚であり、マイクロメーターを用いて、各用紙20枚を1枚あたり無作為に10箇所で測定し、その平均値を示してある。また、用紙は20cm/sの速度で搬送された状態で測定した。
楕円で囲ったAの部分は、1回目の衝撃力印加、Bの部分は2回目の衝撃力印加による測定結果である。相対電圧をy、紙厚をxとし、これを二次関数で近似すると、A部分はy=0.13x−0.37x+0.23(相関係数R=0.9996)で表すことができた。また、B部分はy=―4.13x+0.42x+0.09(相関係数R=0.9999)で回帰することができた。このような回帰曲線を用いて、未知の資料の紙厚を圧電素子からの電圧で決定することができる。例えば、未知の記録用紙を20cm/sの速度で搬送している状態で測定した時に、発生電圧が1回目0.20V、2回目0.10Vであったとすれば、前記の回帰関数より、紙厚は1回目は76μm、2回目は101μmと算出され、平均は88.5μmであることがわかる。
このようなCLC用紙(キヤノン製)の紙厚の情報に加え、各種のシート材の情報を判定テーブル55に備えることで、各種のシート材の種類を識別することが可能となる。つまりシート材2がCLC用紙(キヤノン製)の紙厚であれば、圧電素子25からの出力信号が図6に示す情報と一致し、CLC用紙(キヤノン製)の紙厚であることが識別可能となる。
[第2の実施の形態]
ついで、上記第1の実施の形態を一部変更した、本発明に係る第2の実施の形態について図8に沿って説明する。図8は第2の実施の形態に係る識別装置を示す構成図である。なお、本第2の実施の形態においては、第1の実施の形態と同様な部分に、同符号を付し、その説明を省略する。
図8に示すように、第2の実施の形態に係る識別装置1は、衝撃印加部10と衝撃力検出部20とで構成されている。衝撃印加部10は、上記第1の実施の形態の衝撃印加部10に比して、押さえ部材16,17(図3参照)がなく、また、衝撃印加部材12を付勢するバネ18Bがなく、つまり衝撃印加部材12をカム15で持ち上げた後、自然落下させることで衝撃力を印加するものである。
衝撃力検出部20の信号出力部22は、上記受圧位置補正部材27の代わりに、受圧位置補正部材30と側方ガイド部材(側方支持部材)31とを備えたものである。受圧位置補正部材30は、大径の円柱形状からなる大径部材30Aと、該大径部材30Aよりも小径な円柱形状からなる小径部材30Bとを備えて構成されている。この大径部材30Aの上面30aが衝撃力を受ける受圧部となっており、また、小径部材30Bの下面30bが圧電素子25に衝撃力を作用させる作用部となっている。なお、大径部材30Aと小径部材30Bとは一体的に形成されており、また、下面30bは圧電素子25に例えば接着剤等により接着されている。
また、側方ガイド部材31は、内周部分が大径部材30Aの外径と略々同径に形成されており、受圧位置補正部材30に衝撃力が印加された場合に、該受圧位置補正部材30が傾くことを防止し、かつ印加された衝撃力と同じ方向(図中下方)におけるシート材2からの応答を伝達する。これら受圧位置補正部材30及び側方ガイド部材31は、圧電素子25と中心線が一致するように配置されている。
なお、受圧位置補正部材30の形状は、制限があるわけではなく、図8に示したような円柱でも良いし、角柱、円錐形、角錐形でも良いことは言うまでもない。また、受圧位置補正部材30は、ステンレス、真鍮などの金属系材料、アルミナやジルコニアなどのセラミックス、デルリンなどの有機材料である。更に、側方ガイド部材31は、特に用いる材料に制限はないが、出来るだけ受圧位置補正部材30との摩擦係数が小さいことが望ましく、受圧位置補正部材30とは異なる材料を用いるのが好ましい。具体的には、各種ベアリングでも良いし、ABSやテフロン(登録商標)など樹脂の筒でもかまわない。また、粘弾性部材28は、取り付け台23と機械的振動を分離するための防振材であるが、必ずしも必須ではない。更に、シート材設置台21の上面と受圧位置補正部材30の上面30aは、図8においてシート材2と接する面が同一面上になっているが、該上面30aをシート材設置台21の上面よりも低くして、シート材2が衝撃力印加により撓むように配置しても良いことは言うまでもない。
以上のように本発明によると、衝撃印加部10の衝撃印加に応じて受ける力の位置にばらつきが生じても、受圧位置補正部材30によって圧電素子25の所定部位に衝撃力を作用させることができる。それにより、圧電素子25から出力される信号の精度向上を図ることができ、識別装置1としての識別精度の向上を図ることができる。また特に、識別装置1をプリンタ等に組付けする際に、衝撃印加部10と衝撃力検出部20との設置位置に多少の誤差が生じても、圧電素子25から出力される信号の精度向上を図ることができるので、判定テーブル55の内容が組付け誤差等に左右されることなく、識別装置1としての識別精度の向上を図ることができる。
また、側方ガイド部材31が、受圧位置補正部材30を側方より支持するので、該受圧位置補正部材30が傾斜することを防止することができると共に、衝撃力の伝達方向が圧電素子25の表面に略々垂直方向に案内されて、該圧電素子25の表面に効率よく衝撃力を伝達することができる。これにより、受圧位置補正部材30が衝撃力を吸収してしまうことを少なくし、被識別体に吸収された衝撃力を精度良く検出することができる。
更に、受圧位置補正部材30が損失弾性率又は損失正接が小さい部材で形成されており、側方ガイド部材31により衝撃力が印加された方向にガイドされるので、受圧位置補正部材30が受けた衝撃力が効率よく(他に吸収されることなく)伝達され、それにより、圧電素子25から出力される信号の精度向上を図ることができる。
[実施例2]
つづいて本発明に係る実施例2を図8及び図9に沿って説明する。図9は各シート材の密度と圧電素子からの相対発生電圧との関係を示した図である。
衝撃力印加部材12は8gの重さ、直径3.5mmのステンレスで構成されている。また、圧電素子25は幅4mm、長さ10mm、高さ0.13mm、受圧位置補正部材30はステンレスで大径部材30Aが直径10mm、小径部材30Bが直径2mmの円柱で構成されている。更に、側方ガイド部材31は、テフロン(登録商標)樹脂の円筒で構成されている。そして、粘弾性部材28は、硬度90のシリコーンゴムであり、信号出力部設置台23はステンレスの台である。
本実施例においては、衝撃印加部材12を0.23m/sの速度でプリンタ用記録用紙に衝撃力を印加した。用紙としては、キヤノン製(EW500,SK64,OH−E、OH−BJ)、日本製紙(社)製(NPI105)、住友スリーエム(社)(CG3300)、ゼロックス(社)(Xx75,Xx105、Xx165)、ニーナペーパー(社)(NB60,NCL75、NCL105)、フォックスリバー(社)(FB90、FB75)、インターナショナルペーパー(社)(SPI99)を用いた。これらは、通常、普通紙、ラフ紙、OHT用紙として分類されるものであり、上記の内訳は、普通紙がNPI105,NPI128,Xx75,Xx105,Xx163,SPI199,EW500,SK64であり、OH−EとCG3300が電子写真用OHT,OH−BJがインクジェット用OHTである。これら以外は、ラフ紙として分類されている。
これらの用紙において、A4サイズ10枚の重量と紙厚を測定して、各用紙の密度を算出した。圧電素子25からの発生電圧を、用紙がない時の値を基準にした相対電圧を縦軸に、記録用紙の密度を横軸にしてプロットすると図9のような結果が得られた。この図をラフ紙、普通紙、インクジェット用OHT、電子写真用OHTというように分類するための判定テーブルとした。未知の資料に対して、図9中のA(=0.314V),B(=0.343V),C(=0.354V)の3つの閾値電圧を用いて、ラフ紙、普通紙、インクジェット用OHT(OH−BJ)、及び電子写真用OHT(OH−E)用紙を判別することができる。
これにより、異なるメーカー、異なる型番であっても、普通紙、ラフ紙などといわれているカテゴリーに分類することができ、さらにはOHT用紙も電子写真用とインクジェット用では本発明の識別装置1では、異なる相対発生電圧を観測できることがわかった。つまり、本発明の識別装置1により、図9では相対発生電圧に対して、図中A,B,Cの3つの閾値を設定することにより、A=0.314V以下ではラフ紙、B=0.343VからA=0.314Vの間では普通紙、C=0.354VからB=0.343Vの間はインクジェット用OHT、C=0.354V以上は電子写真用OHTと分類することができる。
一般に、電子写真記録方式の複写機やプリンタでは、使用する記録用紙の種類により画像形成条件を変化させていることが知られているが、本発明の識別装置によれば、図9を判定テーブルとすることにより、未知の記録用紙を普通紙、ラフ紙、OHTに識別することが可能である。また、図9では、密度と相対発生電圧に線形関係の相関が認められるから、未知の記録用紙の密度を概算することも可能である。
なお、以上説明した識別装置1において、衝撃力印加部材12が受圧位置補正部材30の中心線が6の中心から2mm以内のずれでは、相対発生電圧のばらつきは0.01%以内、2−4mmでのずれの場合には0.08%、4−4.5mmのずれの場合には0.18%であり、受圧位置補正部材30と側方ガイド部材31により、圧電素子25からの出力信号が極めて安定していることが確認された。
なお、以上説明した第1及び第2の実施の形態においては、識別装置1をプリンタ等の画像形成装置に用い、被識別体としてシート材の種類を識別するもの例に説明したが、これに限らず、どのようなものを被識別体するものであっても、また、どのような装置に識別結果を用いるものであっても、本発明の範囲内である。
また、衝撃印加部と信号出力部とが別体で構成され、組付けられる際に相対位置の誤差を生じるものを例に説明したが、例えばアーム部材等でそれらの相対位置を固定するようなもので、つまり衝撃印加部と信号出力部とが一体的に関連付けられる識別装置であっても、衝撃印加部材の衝撃印加時に位置がぶれるようなものには、本発明が有効であることは言うまでもない。
識別装置を模式的に示す概略構成図である。 識別工程を示すフローチャートである。 第1の実施の形態に係る衝撃印加部を示す構成図である。 第1の実施の形態に係る衝撃力検出部を示す構成図である。 衝撃印加位置と発生電圧との関係を示す図で、(a)は圧電素子に直接衝撃力を印加した場合の図、(b)は受圧位置補正部材を介して衝撃力を印加した場合の図である。 衝撃印加時の圧電素子の発生電圧の一例を示すタイムチャートである。 実施例1に係る判定テーブルの一例を示す図である。 第2の実施の形態に係る識別装置を示す構成図である。 各シート材の密度と圧電素子からの相対発生電圧との関係を示した図である。
符号の説明
1 識別装置
2 被識別体、シート材
10 衝撃印加手段(衝撃印加部)
25 信号出力手段、圧電素子
26,31 側方支持部材(粘弾性部材、側方ガイド部材)
27,30 受圧位置補正部材
27a,30a 受圧部(上面)
27b,30b 作用部(下面)
30A 大径部材
30B 小径部材
50 識別手段(制御部)
55 参照情報(判定テーブル)
E” 損失弾性率
tanδ 損失正接

Claims (9)

  1. 被識別体に衝撃を印加する衝撃印加手段と、前記衝撃印加手段の衝撃印加に応じて信号出力する信号出力手段と、前記信号出力手段からの信号に基づき被識別体の識別を行う識別手段と、を備えた識別装置において、
    前記衝撃印加手段が印加した衝撃力を受圧する受圧部と、前記受圧部よりも小さな面積で形成され、該受圧部に受けた力を前記信号出力手段の所定部位に作用させる作用部と、を有する受圧位置補正部材を備えた、
    ことを特徴とする識別装置。
  2. 前記識別手段は、あらかじめ被識別体を識別するための参照情報を有して、該参照情報と前記信号出力手段からの信号とに基づき被識別体の識別を行い、
    前記衝撃印加手段と前記信号出力手段とは別体に構成され、かつ前記衝撃印加手段の衝撃印加時に被識別体が前記衝撃印加手段と前記信号出力手段との間に介在し得るように対向配置される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の識別装置。
  3. 前記受圧位置補正部材は、前記受圧部と前記作用部とが平行的な面状に形成されてなり、
    前記衝撃印加手段は、前記受圧部に対して略々垂直方向に衝撃を印加する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の識別装置。
  4. 前記受圧位置補正部材は、損失弾性率又は損失正接が小さい部材で形成されている、
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の識別装置。
  5. 前記受圧位置補正部材の作用部が前記受圧部に受けた力を作用させる方向に対して側方支持する側方支持部材を備えた、
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の識別装置。
  6. 前記側方支持部材は、前記受圧位置補正部材が嵌合する嵌合孔を有する膜状に形成され、かつ前記受圧位置補正部材よりも損失弾性率又は損失正接が大きい部材で形成されてなり、
    前記受圧位置補正部材と前記側方支持部材とにより前記信号出力手段の表面を覆う層を形成してなる、
    ことを特徴とする請求項5に記載の識別装置。
  7. 前記受圧位置補正部材は、円柱状の大径部材と該大径部材より小径な円柱状の小径部材とが互いの円形平面部分で連結されて構成されてなり、
    前記側方支持部材は、前記大径部材の外周側面を摺動自在に支持する、
    ことを特徴とする請求項5記載の識別装置。
  8. 前記信号出力手段は、圧電素子である、
    ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の識別装置。
  9. 前記被識別体は、シート状に形成されたシート材であり、
    前記識別手段は、シート材の種類を識別する、
    ことを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の識別装置。
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