JP2006336331A - 床面仕上げ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】平面性および美観性に優れたコンクリート床面を比較的短時間で形成可能で、作業者の労力軽減および熟練作業者の削減を図ることができる床面仕上げ装置を提供する。
【解決手段】床面仕上げ装置1は、原動機3で駆動され仕上げ対象床面2に接触しながら回転するプロペラ状の回転鏝4を有する平面均し機5と、平面均し機5に連結された状態で回転鏝4の回転面の外周領域の一部に配置された板状の仕上げ鏝8とを備え、回転鏝4が接触通過した後の仕上げ対象床面2aに仕上げ鏝8の少なくとも一部が接するように支持されている。また、仕上げ鏝8を回転鏝4の回転軸心Cに向かって仰角をもった傾斜姿勢に保ちながら昇降可能に保持する昇降アーム6e,6hと、仕上げ鏝8を仕上げ対象床面2aに押圧するため昇降アーム6e,6hを下方へ付勢する弾性部材15と、を設けている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、建設工事現場において、打設後のコンクリート床面やモルタル床面の最終仕上げ作業を行う際に使用される床面仕上げ装置に関する。
コンクリートやモルタルを用いて建築物の床面を施工する場合、従来、施工現場に打設された生コンクリートを平坦に均す「床レベル出し」作業を行い、そのあと数時間放置した後、「トロウェル」と呼ばれる床面仕上げ装置を用いてコンクリート床面を満遍なく加圧して平面化し、最後に熟練作業者が仕上げ鏝(角鏝)を用いた手作業により最終仕上げを行っている。
このとき使用される床面仕上げ機は、垂直軸を中心にプロペラ状に回転する回転鏝と、この垂直軸を回転駆動する原動機とを有するものが代表的である(例えば、特許文献1参照。)。このような床面仕上げ機を用いた場合の作業手順は、生コンクリートの打設および「床レベル出し」が終わった後の仕上げ対象床面上に当該床面仕上げ機を搬入し、原動機で回転鏝を回転させながら、床面仕上げ機全体を仕上げ対象床面に沿って前後左右に移動させることによって加圧作業を行う、というのが一般的である。
このような床面仕上げ機を用いることにより、コンクリート床面を加圧平面化する作業を効率化することができるが、床面仕上げ機で加圧作業した後のコンクリート床面には、回転鏝の回転痕が縞状になって残るため、床面仕上げ機のみによって床面の最終仕上げ工程を完了させることは不可能である。このため、前述したように、最後は熟練作業者が仕上げ鏝(角鏝)を用いた手作業により最終仕上げを行わざるを得ないのが実状である。従って、最終仕上げ工程が完了するまでには、多大な労力と時間とを要するだけでなく、作業者には大きな肉体的負担を強いる結果となっている。
そこで、熟練作業者の手作業による仕上げ工程を簡略化するとともに、作業者の肉体的負担を軽減することを目的として、原動機によりプロペラ状に回転する回転鏝と、この回転鏝によって均された面を平面に仕上げるための平板状の仕上げ鏝とを備えた床面仕上げ機が提案されている(例えば、特許文献2〜4参照。)。
特公平6−39841号公報 実開昭50−45025号公報 実開昭50−73219号公報 特開2004−225523号公報
特許文献2〜4に記載された床面仕上げ機を使用すれば、プロペラ式の回転鏝による均し面に残る縞状の回転痕などを、その後に続く平板状の仕上げ鏝によってある程度消すことができるのであるが、これらの床面仕上げ機が通過した後の床面には、人間の目で容易に分かる程度の細かな凹凸や縞状痕が残ることが多い。
例えば、特許文献2,3に記載の床面仕上げ機の場合、バネなどの弾性材による付勢力を仕上げ鏝の左右両端付近に加えることによってコンクリート床面を押圧する構造となっているため、仕上げ鏝の左右両端部分に押圧力が集中して、この両端部分が通過した後のコンクリート床面に縞状痕が残ることが多い。また、仕上げ鏝の左右両端が拘束されているため、仕上げ前のコンクリート床面の凹凸状態に対する追従性が悪く、コンクリート床面の状況に即した仕上げ作業を行うことができない。
一方、特許文献4記載の床面仕上げ機の場合、ハンドルに設けられた自転車のブレーキレバー状のレバーを作業員が手で握ると、鏝本体の金属板がコンクリート床面に当接して仕上げ作業を行う構造となっている。このため、鏝本体による仕上げ作業中、作業員は休み無くレバーを握り続けなければならず、肉体的負担が大である。また、レバーを握る力が変化すると、直ちに鏝本体の傾斜角度およびコンクリート床面に対する押圧力が変化するため、均一な仕上げ面を得ることは極めて困難である。さらに、仕上げ鏝の動きは、レバーと連結したワイヤによって拘束されているため、仕上げ前のコンクリート床面の凹凸状態に対する追従性が悪く、特許文献2,3記載の床面仕上げ機と同様、コンクリート床面の状況に即した仕上げ作業を行うことができない。特に、特許文献4記載の床面仕上げ機は、作業員がハンドルを操作して回転鏝を有する本体部を傾けることによって進行方向をコントロールする方式であるため、本体部を傾けると仕上げ鏝も追随して傾き、その都度、仕上げ面に対する仕上げ鏝の押圧力が変化するため、仕上げ面に凹凸が生じている。
このように、特許文献2〜4に記載の床面仕上げ機を使用しても、コンクリート床面に凹凸や縞状痕などが残ってしまうため、これらの床面仕上げ機のみによってコンクリート床面の平面均しから最終仕上げまでを完了させることは事実上不可能である。このため、これらの床面仕上げ機を使用した後、コンクリート床面に残っている凹凸や縞状痕を熟練作業者の手作業によって消しながら最終仕上げを行っている。即ち、特許文献2〜4記載の床面仕上げ機を使用しても、熟練作業者の手作業による最終仕上げ工程を無くすことができないのが実状である。
本発明が解決しようとする課題は、平面性および美観性に優れたコンクリート床面を比較的短時間で形成することができ、作業者の労力軽減および熟練作業者の削減を図ることのできる、床面仕上げ装置を提供することにある。
本発明の床面仕上げ装置は、動力源で駆動され仕上げ対象床面に接触しながら回転するプロペラ状の回転鏝を有する平面均し機と、前記平面均し機に連結された状態で前記回転鏝の回転面の外周領域の一部に配置された板状の仕上げ鏝とを備え、前記回転鏝が接触通過した後の前記仕上げ対象床面に前記仕上げ鏝の少なくとも一部が接するように前記仕上げ鏝が支持された床面仕上げ装置において、
前記仕上げ鏝を前記回転鏝の回転軸心に向かって仰角をもった傾斜姿勢に保ちながら昇降可能に保持する機構と、前記仕上げ鏝を前記仕上げ対象床面に押圧するための弾性的付勢手段と、を設けたことを特徴とする。
このような構成において、床面仕上げ装置を構成する平面均し機の回転鏝を動力源で回転させ、回転鏝が仕上げ鏝より先行する状態を保ちながら、床面仕上げ装置全体を仕上げ対象床面に沿って水平移動させていくと、回転鏝で加圧均しされた後の仕上げ対象床面を、その後に続いて仕上げ対称面上を摺動して行く仕上げ鏝によって平面に均していくことができる。このとき、仕上げ鏝は、回転鏝の回転軸心に向かって仰角をもった傾斜姿勢で昇降可能に保持されながら、この状態で弾性的付勢手段により仕上げ対象床面に向かって押圧されているため、仕上げ前のコンクリート床面の凹凸状態に対する追従性が良好であり、恰も熟練作業者が手作業で行うような鏝作業を仕上げ対象床面に施すことができる。このため、平面性および美観性に優れたコンクリート床面を比較的短時間で形成することが可能となり、作業者の労力軽減および熟練作業者の削減を図ることができる。なお、弾性的付勢手段としては、バネ、ゴムなどの弾性変形可能な部材、あるいは密封された気体の圧力によって弾性力を発生する気体シリンダなどが好適である。
ここで、前記回転鏝の回転軸心と平行な支軸を中心にして前記仕上げ鏝を旋回可能に保持する機構と、前記仕上げ鏝の旋回範囲を一定角度内に規制する機構とを設けることが望ましい。このような構成とすれば、仕上げ鏝は前記支軸を中心にして水平面に沿った方向に、一定角度内で旋回可能となるため、仕上げ前のコンクリート床面の凹凸状態に対する追従性が向上し、さらに、熟練作業者の手作業に近い鏝作業を仕上げ対象床面に施すことが可能となる。
また、前記回転鏝の回転軸心と交差する仮想直線を中心にして前記仕上げ鏝を回動可能に保持する機構と、前記仕上げ鏝の回動範囲を一定角度内に規制する機構とを設けることが望ましい。このような構成すれば、仕上げ鏝は前記仮想直線を中心に一定角度内で回動可能となるため、仕上げ前のコンクリート床面の凹凸状態に対する追従性がさらに向上し、熟練作業者の手作業と同様の鏝作業を仕上げ対象床面に施すことが可能となる。
一方、前記仕上げ鏝より剛性の高い補強部材を介して、前記弾性的付勢手段と前記仕上げ鏝とを連接すれば、前記弾性的付勢手段による押圧力を補強部材によって均一に分散させた状態で仕上げ鏝に伝達することが可能となる。このため、仕上げ対象床面に対する仕上げ鏝の押圧力が均一化され、仕上げ作業後のコンクリート床面の平面性および美観性をさらに向上させることができる。
この場合、前記床面均し機の進行方向と交差する方向における前記補強部材の長さを、前記仕上げ鏝の同方向の長さより短くすることが望ましい。このような構成とすれば、床面均し機の進行方向と交差する方向における仕上げ鏝の両端付近に、補強部材の無い領域を形成することができる。このため、仕上げ鏝の両端部分の弾性変形性が高まり、仕上げ前のコンクリート床面の凹凸状態に対する追従性が向上するとともに、仕上げ鏝の両端部分による押圧力を軽減することできるため、特に、仕上げ鏝の両端部分が通過した後のコンクリート床面に線状痕が残るのを回避することができる。
また、前記仕上げ鏝の少なくとも一部を、可撓性を有する弾性板材で形成することが望ましい。このような構成とすれば、仕上げ鏝が仕上げ対象床面を押圧したとき、当該仕上げ鏝の少なくとも一部が弾性変形して撓むことによって弾性的押圧が可能となり、仕上げ対象床面に対する密着性も高まる。従って、回転鏝が通過した直後の床面に対する仕上げ機能がさらに向上し、美観性に優れた最終仕上げ床面を得ることができる。
さらに、前記仕上げ鏝が前記平面均し機に着脱可能であることが望ましい。このような構成とすれば、施工現場の状況に応じて仕上げ鏝を取り替えたり、仕上げ鏝が摩耗、損傷したときに交換したりすることが可能となるため、施工現場に最適な仕上げ鏝を用いて仕上げ作業を行うことが可能となり、メンテナンス性も向上する。
本発明により、平面性および美観性に優れたコンクリート床面を比較的短時間で形成することができ、作業者の労力軽減および熟練作業者の削減を図ることができる。
以下、図面に基づいて、本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の実施の形態である床面仕上げ装置を示す側面図、図2は図1に示す床面仕上げ装置の一部拡大図、図3は図1に示す床面仕上げ装置の一部拡大斜視図、図4は図3に示す仕上げ鏝付近の分解斜視図、図5は図4に示す仕上げ鏝部分の斜視図、図6は図5に示す仕上げ鏝部分の分解斜視図、図7は仕上げ鏝に関するその他の実施の形態を示す斜視図である。
図1に示すように、本実施形態の床面仕上げ装置1は、仕上げ対象床面2に接触しながら原動機3の駆動力でプロペラ状に回転する複数の回転鏝4を有する平面均し機5と、この平面均し機5に連結機構6を介して連結された状態で、回転鏝4の回転面7(図9参照)の外周領域の一部に配置された平板状の仕上げ鏝8を備えている。平面均し機5の仕上げ鏝8と反対側の位置には、作業者が床面仕上げ装置1を操作するための操作ハンドル9が設けられている。なお、以下の説明中において、「前」、「後」、「左」、「右」および「上」、「下」という表現は、床面仕上げ装置1の操作ハンドル9側に立ち、仕上げ鏝8に向かって起立した作業姿勢をとった作業者を基準にしたものである。
図1〜図3に示すように、平面均し機5の原動機3の前方部分には逆L字状の支柱10が立設され、この支柱10の垂直部分の上下2カ所に、棚状の支持板11aと、この支持板11a上に立設された支軸11bとからなるフック11が設けられている。支柱10の垂直部分は回転鏝4の回転軸心Cと平行をなすように配置されている。これらのフック11の支軸11bに対し、連結機構6の垂直支軸6aの上下2カ所に固定された係止具6bの係止孔6c(図8参照)を引っ掛けることにより、仕上げ鏝8が連結機構6を介して平面均し機5に連結されている。フック11の支軸11bの外周と、係止具6bの係止孔6cの内周との間に隙間を設けるため、係止具6bの係止孔6cの内径は、フック11の支軸11bの外径よりかなり大きく設定されている。
図3,図4に示すように、連結機構6は、前述した垂直支軸6aと、垂直支軸6aの上端部から斜め上方に延設された上部支持部材6dと、垂直支軸6aの下端部に係止ピン6g中心に昇降可能に軸支された昇降アーム6e,6hと、垂直支軸6aの上端部から略水平方向へ延設された支持部材6fと、昇降アーム6hの先端部に当該昇降アーム6hと直角方向に挿通された水平支軸6iと、水平支軸6iに対し複数の管状軸受け6jを介して回動可能に取り付けられた補強部材6kなどで構成されている。水平支軸6iの両端部はそれぞれ昇降アーム6hの基端部から斜めに延設された2本の保持部材6mの先端部の管状軸受け6nに挿通され、それぞれの管状軸受け6nから突出した水平支軸6iの端部には支軸離脱防止用のクリップ6pが着脱可能に係止されている。
昇降アーム6e,6hは、溶接部6qを介して、略く字状を成すように連結され、支持部材6fの先端部と昇降アーム6eの先端寄りとの間に、弾性的付勢手段の一つである弾性部材15が略垂直方向に配置されている。弾性部材15内にはバネ15aが収容され、このバネ15aと連接された昇降桿15bを介して昇降アーム6e,6hを下方へ弾性的付勢することによって、仕上げ鏝8を仕上げ対象床面2aに向かって押圧している。支持部材6fの基端部は、垂直支軸6aの上端部にロック機構6rによって固定されているため、通常、支持部材6fは水平状態に保持されているが、操作ハンドル9に設けられた補助レバー18aを傾動させるとワイヤ17aを介してロック機構6rが解除され、支持部材6fはロック機構6rを中心に昇降可能となる。
昇降アーム6hの先端寄りの部分には、後述するワイヤ17の略Uターン部分を掛けるための滑車16bが配置され、補強部材6kの中央部に固着された連結板20の左右両端から滑車16bを挟むようにして昇降アーム6h方向に沿って2つの連結アーム21が延設されている。2つの連結アーム21の後端部は、昇降アーム6hの後端寄りの部分から前方に向かって斜めに立設された係止部材22に対して、着脱可能な係止ピン23を介して着脱可能に係止されている。係止部材22には、複数の係止孔22aが、その長手方向に沿って間隔をおいて開設されており、これらの係止孔22aのいずれかの位置に合わせて連結アーム21の先端部を係止することにより、昇降アーム6hに対する補強部材6kの係止角度を変更することができ、これによって補強部材6kに取り付けられた仕上げ鏝8の仕上げ対象床面2aに対する傾斜角度(仰角θ)を変更することができる。
即ち、連結アーム21の先端部を、係止部材22の上端寄りの係止孔22aに係止すると仕上げ鏝8の仰角θは大きく設定され、係止部材22の下端寄りの係止孔22aに係止すると仕上げ鏝8の仰角θは小さく設定される。なお、仕上げ鏝8の仰角調節機構はこれに限定するものではないので、例えば、操作ハンドル9に傾動式のレバーを設け、このレバーと連結アーム21とをワイヤや油圧経路などの伝達手段で連結し、操作ハンドル9側のレバー操作によって仕上げ鏝8の仰角θを変更する機構を設けることもできる。
補強部材6kの前面には、弾性変形可能な板材で形成された左右方向に長い矩形状をした仕上げ鏝8が、断面L字状の固定部材12および複数のボルト13を介して着脱可能に取り付けられている。仕上げ鏝8は、通常、図5に示すような仕上げ鏝セット28の状態で補強部材6kに対する着脱が行われるが、ボルト13を挿通するために固定部材12に設けられた複数のボルト孔12bはいずれも、固定部材12の周縁に開口した略L字形状をしているため、補強部材6kに螺合されたボルト13を緩めれば、補強部材6kに対する固定部材12の着脱を行うことができる。従って、補強部材6kに対する固定部材12の着脱に際し、補強部材6kからボルト13を完全に離脱させる必要がない。
図5に示す仕上げ鏝セット28は、図6に示すように、仕上げ鏝8と、その上面に配置される固定部材12と、仕上げ鏝8の下面に配置される補助部材12aと、固定部材12と補助部材12aとの間に仕上げ鏝8を挟んだ状態でこれらを固定するための複数のボルト24aおよびナット24bとによって形成されている。仕上げ鏝8は四隅部分を円弧状に丸めた矩形状の板材であり、ボルト24aを挿通するための複数の貫通孔8a,8bが仕上げ鏝8の長手方向に沿って一定間隔ごとに2列開設されている。貫通孔8aは仕上げ鏝8の一方の長辺寄りに配列され、貫通孔8bは仕上げ鏝8の他方の長辺寄りに配列されているため、貫通孔8a,8bのいずれか一方の配列に合わせて固定部材12および補助部材12aを取り付けることができる。
従って、一方の貫通孔8aの配列に合わせて固定部材12および補助部材12aを取り付けた仕上げ鏝セット28を長期間使用したことにより、コンクリート床面との摺動で仕上げ鏝8の一方の長辺部分が摩耗した場合、固定部材12および補助部材12aを取り外して、他方の貫通孔8bの配列に合わせて取り付ければ、仕上げ鏝8の他方の長辺部分を使って仕上げ作業を行うことができる。このため、一つの仕上げ鏝8を長期間に渡って使用することができる。
なお、補強部材6kに取り付ける仕上げ鏝セットは、図5に示す仕上げ鏝セット28に限定するものではないので、例えば、図7に示すような仕上げ鏝セット28xを取り付けることもできる。この仕上げ鏝セット28xは、仕上げ鏝8xの上面に固定部材12xを固着して形成したものであり、仕上げ鏝8と仕上げ鏝8x、固定部材12と固定部材12xは、ボルト挿通用の貫通孔の有無を除いて、それぞれ同じ形状である。仕上げ鏝セット28xの場合、図6に示す補助部材12aが不要であるため、仕上げ鏝8xの下面全体を平面状態とすることができる。
仕上げ鏝8,8xのサイズ、材質などは作業条件に応じて定めることができるので、特に限定するものではないが、例えば、厚さが0.3mm〜0.7mm、短辺方向の長さS8が50mm〜250mm、長辺方向の長さL8が700mm〜3000mm程度の弾性変形可能な鋼板などで形成することができる。このような鋼板の材質としては、ステンレス鋼、スウェーデン鋼などが好適である。
また、図1〜図3に示すように、ワイヤ17の基端部は操作ハンドル9のリール部(図示せず)に係止され、ワイヤ17の先端側は前方に向かって延設され、上部支持部材6dの上端部に軸支された滑車16aを介して下方へ向かい、滑車16bで略Uターンし、その先端部は、上部支持部材6dの上端寄りの部分に設けられたフック26に対し、係止具27を介して着脱可能に係止されている。操作ハンドル9に設けられた操作レバー18を前後に傾動操作するとワイヤ17が巻き取り、繰り出しされ、これによって、昇降アーム6e,6hが係止ピン6gを中心に回動し、昇降アーム6hの先端部に係止された仕上げ鏝8を仕上げ対象床面2aに接触、離隔させることができる。
次に、図8,図9を参照して、連結機構6の水平旋回機能について説明する。図8は図3に示す支柱と垂直支軸との連結部分の拡大斜視図、図9は図1に示す床面仕上げ装置の部分平面図である。図8に示すように、支柱10の垂直部分の上下2カ所には、棚状の支持板11aと、その上面に立設された支軸11bとからなるフック11が設けられており、これらのフック11の支軸11bに対し、連結機構6の垂直支軸6aの上下2カ所にある係止具6bの係止孔6cを引っ掛けることにより、連結機構6が平面均し機5に連結されている。また、支柱10の下端部付近には、円形をした複数の係止孔31a,31b,31c(図9参照)が開設された係止板31が水平棚状に固定され、垂直支軸6aの下端付近には、丸棒材で形成された逆L字状の係止フック30が垂下状に固定されている。
従って、連結機構6を支柱10に連結する際、垂直支軸6aにある係止具6bの係止孔6cをフック11の支軸11bに引っ掛けると同時に、係止フック30を係止板31の係止孔31aに挿入すると、平面均し機5と、仕上げ鏝セット28などを含む連結機構6とが、図1に示す状態に連結される。また、図9に示すように、係止フック30を係止板31の係止孔31b,31cのいずれかに挿入すれば、仕上げ鏝セット28などを含む連結機構6を、平面均し機5の右側あるいは左側に配置することもできる。
これらの係止孔31a,31b,31cの内径はいずれも係止フック30の外径よりも大であるため、係止孔31a,31b,31c内に挿入された係止フック30は、それぞれの係止孔31a,31b,31cの範囲内で水平方向に移動可能である。従って、仕上げ鏝セット28などを含む連結機構6全体は平面均し機5に連結された状態で、フック11の支軸11bを中心に一定角度内に限り水平旋回可能である。このときの水平旋回できる範囲は、係止孔31a,31b,31cの内径と係止フック30の外径との関係で規定されるため、作業条件に応じて任意に設定することができるが、本実施形態では、仕上げ鏝セット28などを含む連結機構6全体が支軸11bを中心に約10度程度の範囲内で旋回可能となるように設定している。なお、仕上げ鏝セット28などを含む連結機構6を、平面均し機5の右側あるいは左側に配置した場合においても、仕上げ鏝セット28などを含む連結機構6全体は支軸11bを中心に約10度程度の範囲内で旋回可能である。
さらに、本実施形態においては、垂直支軸6aの下端部と昇降アーム6eの基端部とを連結する係止ピン6gと、この係止ピン6gの挿通孔(図示せず)との間に隙間を設けることにより、この部分に「遊び」を設けているため、昇降アーム6e,6hは、係止ピン6g部分を中心にして、一定範囲内に限り、左右に旋回可能である。従って、仕上げ鏝セット28などを含む連結機構6全体が支軸11bを中心に左右に旋回可能であることに加え、仕上げ鏝セット28などを含む昇降アーム6e,6h自体も係止ピン6g部分を中心に左右に旋回可能である。このため、仕上げ鏝8は、左右旋回方向への追従性が極めて良好であり、仕上げ作業中は仕上げ対象床面2aの状況に即した仕上げ姿勢をとることができる。
また、図8に示すように、フック11の支軸11bの外周と、係止具6bの係止孔6cの内周との間に比較的大きな隙間を設けたことにより、この隙間の範囲内で、垂直支軸6aを含む連結機構6全体が支柱10に対して傾動可能であるため、仕上げ鏝8は、昇降アーム6hの長手方向を中心軸として、一定範囲内に限り、左右に回動可能である。即ち、仕上げ鏝8は、回転鏝4の回転軸心Cと交差する仮想直線(昇降アーム6e,6hの長手方向)を中心に、一定角度内に限り、回動可能である。従って、仕上げ鏝8は、床面の状況などに応じて、昇降アーム6e,6hの長手方向を中心に右側に傾いたり、左側に傾いたりすることができる。このときの仕上げ鏝8の傾動範囲は、フック11の支軸11bの外周と、係止具6bの係止孔6cの内周との間の隙間の大小によって規定される。なお、前述したように、係止ピン6gとその挿通孔(図示せず)との間には「遊び」を設けているため、この「遊び」の範囲内においても、昇降アーム6e,6hは、その長手方向を中心に左右に回動可能である。従って、前記「遊び」の範囲内において仕上げ鏝8も左右に傾動可能であり、追従性の向上が図られる。
次に、床面仕上げ装置1の使い方について説明する。図1に示すように、施工現場に搬入した床面仕上げ装置1を仕上げ対象床面2上に載置し、原動機3を始動して平面均し機5の回転鏝4を回転させる。そして、仕上げ鏝8の方を向いた姿勢で操作ハンドル9側に立った作業者が操作ハンドル9を両手で握ったまま後退することにより、回転鏝4が仕上げ鏝8より先行する状態を保ちながら、床面仕上げ装置1全体を仕上げ対象床面2に沿って矢印A方向へ水平移動させていく。このような操作を作業者が行うと、回転しながら仕上げ対象床面2上を移動していく回転鏝4により仕上げ対象床面2の加圧均しが行われ、その後に続いて仕上げ対象床面2a上を摺動していく仕上げ鏝8によって最終仕上げが行われる。
このとき、図2、図3に示すように、仕上げ鏝8は、連結機構6の昇降アーム6e,6hにより、回転鏝4の回転軸心Cに向かって、ほぼ仰角θをもった傾斜姿勢に保持され、この状態で弾性部材15の弾性的付勢力により仕上げ対象床面2aに向かって押圧されるとともに、昇降アーム6e,6hによって昇降可能に保持されている。従って、回転鏝4が接触通過した直後の仕上げ対象床面2aに対し、仕上げ鏝8の前方の長辺寄りの領域が接するような傾斜姿勢を保ちながら、仕上げ対象床面2aの最終仕上げを行うことができる。
即ち、仕上げ対象床面2aに接して水平移動する仕上げ鏝8は、昇降アーム6e,6hで昇降可能に保持されながら弾性部材15によって鉛直下方に押圧されているため、仕上げ鏝8の後方側(矢印A側)は、ほぼ仰角θを保ちながら、仕上げ対象床面2aに接している部分は略水平となるように弾性変形した状態に保持されており、弾性部材15の付勢力は仕上げ鏝8の弾性変形によって支えられている。このため、仕上げ鏝8は、平面均し機5に拘束されることなく、仕上げ対象床面2aの凹凸状態に迅速かつ的確に追従しながら仕上げ作業を行うことができる。
また、前述したように、仕上げ鏝8はフック11の支軸11bおよび係止ピン6g部分をそれぞれ中心にして水平旋回可能であるとともに、昇降アーム6e,6hの長手方向を中心に左右に傾動可能である。このため、仕上げ鏝8は、平面均し機5に拘束されることなく、昇降可能、水平旋回可能および左右傾動可能である。従って、仕上げ対象床面2aに接して水平移動する仕上げ鏝8により、恰も熟練作業者が手作業で行うような鏝作業を仕上げ対象床面2aに施すことができ、これによって、平面性および美観性に優れたコンクリート床面を比較的短時間で形成することができる。
このように、床面仕上げ装置1は、回転鏝4を原動機3で回転させながら、回転鏝4の回転運動を利用して、床面仕上げ装置1全体を仕上げ対象床面2に沿って矢印A方向へ水平移動させていくだけで、コンクリート床面の加圧均し作業および最終仕上げ作業を行うことができるため、取り扱いは簡単であり、仕上げ対象床面2の平面均しから最終仕上げに至る一連の作業を比較的短時間で完了することができる。また、床面仕上げ装置1を操作する一人の作業者のみで、加圧均し作業および最終仕上げ作業の両方を施工することができるため、作業者の大幅な削減を図ることができ、熟練作業者も不要となる。なお、操作ハンドル9にバックミラーを配置すれば、仕上げ鏝8の方を向いた姿勢で操作ハンドル9側に立って作業を行う作業者が自分の後方の状況を視認できるようになるため、仕上げ作業中の安全性向上に有効である。
また、図8,図9で示したように、係止孔31aなどを有する係止板31と、係止孔31aなどに挿入される係合フック30とにより、回転鏝4の回転軸心Cと平行な支軸11bを中心に仕上げ鏝8などを含む連結機構6全体を約10度の範囲内で水平旋回可能に保持する機構を設けている。これにより、仕上げ鏝は8支軸11bを中心にして水平面に沿った方向に、約10度の範囲内に限り、旋回可能となるため、仕上げ対象床面2aの凹凸状態に対する追従性が良好であり、熟練作業者の手作業に近い鏝作業を仕上げ対象床面2aに施すことができ、平面性および外観性に優れたコンクリート床面が得られる。また、仕上げ鏝8の旋回範囲は、支軸11bを中心に約10度の範囲内に限られているため、仕上げ対象床面2aの凹凸などに影響され、仕上げ鏝8が大きくズレることはない。なお、仕上げ鏝8の旋回可能範囲は10度に限定するものではないので、作業条件に応じて任意に設定することができる。
また、前述したように、仕上げ鏝8は、回転鏝4の回転軸心Cと交差する仮想直線の一つである昇降アーム6e,6hの長手方向を中心に、一定角度内に限り、回動可能に保持されているため、平面均し機5に拘束されることなく、仕上げ対象床面2aの凹凸状態に対する追従性に優れており、熟練作業者の手作業と同様の鏝作業を仕上げ対象床面2aに施すことができる。
一方、図3,4で示したように、仕上げ鏝8よりも剛性の高い補強部材6kおよび固定部材12を介して昇降アーム6e,6hと仕上げ鏝8とを連接しているため、弾性部材15の付勢力で生じる押圧力を補強部材6kによって均一に分散させた状態で仕上げ鏝に伝達することができる。このため、仕上げ対象床面2aに対する仕上げ鏝8の押圧力が均一化され、仕上げ作業後のコンクリート床面の平面性および美観性をさらに向上させることができる。
この場合、床面均し機5の進行方向と直交する方向における補強部材6kの長さL6および同方向における固定部材12の長さL12を、仕上げ鏝8の同方向の長さL8より短く設定しているため、床面均し機5の進行方向と直交する方向における仕上げ鏝8の両端付近に、補強部材6kおよび固定部材12の無い領域8vが存在する。このため、仕上げ鏝8の両端部分の弾性変形性が高まり、仕上げ対象床面2aの凹凸状態に対する追従性が向上するとともに、仕上げ鏝8の両端部分による押圧力が軽減される。従って、仕上げ鏝8の両端部分が通過した後のコンクリート床面に線状痕などが残るのを回避することができる。
床面仕上げ作業中、床面仕上げ装置1の仕上げ鏝8を仕上げ対象床面2,2aから引き上げる必要が生じた場合、図1に示す昇降レバー18を、作業者がワイヤ17を巻き取る方向に傾動操作すると、昇降アーム6e,6hが係止ピン6gを中心に上方へ回動するため、昇降アーム6hに連接された仕上げ鏝セット28などを仕上げ対象床面2,2aから引き上げることができる。また、昇降レバー18を前述と逆に傾動操作すれば、昇降アーム6hが係止ピン6gを中心に下方へ回動し、仕上げ鏝8などを仕上げ対象床面2,2aに着地させることができるため、昇降操作は容易である。
前述の昇降操作において、鏝セット28などの最大引き上げ高さは弾性部材15の収縮限界に限られるが、図1に示す補助レバー18aを傾動操作してロック機構6rを解除すれば支持部材6fがロック機構6rを中心に昇降可能となり、弾性部材15の収縮限界に左右されることなく鏝セット28などを高く引き上げることができる。このため、床面仕上げ装置1の方向変換を行うとき、あるいは他の場所への移動を行うときなどに支障が生じることがない。
次に、図10を参照して、床面仕上げ装置1のその他の操作方法について説明する。図10は図1に示す床面仕上げ装置の一部分解側面図である。床面仕上げ装置1を使用しない場合、図10に示すように、仕上げ鏝セット28などを含む連結機構6全体を平面均し機5(図10参照)の支柱10から取り外すこともできる。このため、床面仕上げ装置1を保管したり、搬送したりする際の占有スペースを削減することができ、便利である。なお、保管、搬送などの際に必要であれば、図4で示したように、連結機構6の昇降アーム6hから仕上げ鏝セット28などを取り外すこともできるため、さらなる省スペースを図ることができる。
次に、図11を参照して、本発明のその他の実施形態について説明する。図11はその他の実施形態である床面仕上げ装置を示す部分側面図である。この床面仕上げ装置においては、昇降アーム6eの基端部が係止ピン6gを介して垂直支軸6aの上端部に昇降可能に軸支され、昇降アーム6eの中間付近と垂直支軸6aとの間に弾性部材35が配置されている。弾性部材35は、内蔵するバネ35aの弾性力により昇降アーム6eを垂直支軸6aに近づける方向へ付勢しているため、仕上げ鏝8は仕上げ対象床面2aに押圧される。その他の部分の構造、機能などは図1などで示した床面仕上げ装置1と同様であるため、図1などと同じ符号を付して説明を省略する。
図11に示すように、仕上げ対象床面2aに接して水平移動する仕上げ鏝8は昇降アーム6e,6hで昇降可能に保持されながら弾性部材35によって下方に押圧されている。このため、仕上げ鏝8の後方側(図1の矢印A側)は、ほぼ仰角θを保ちながら、仕上げ対象床面2aに接している部分は略水平となるように弾性変形した状態に保持されており、弾性部材35の付勢力は仕上げ鏝8の弾性変形によって支えられている。従って、仕上げ鏝8は、平面均し機5に拘束されることなく、仕上げ対象床面2aの凹凸状態に迅速かつ的確に追従しながら仕上げ作業を行うことができる。
なお、表面均し機5と仕上げ鏝8とを連結する手段は、図1などに示す連結機構6あるいは図11に示す連結機構6xに限定するものではないので、仕上げ鏝8が、昇降可能、水平旋回可能および左右傾動可能に連結できるものであればその他の連結機構を採用することも可能である。例えば、昇降アーム6eと垂直支軸6aとを連結する部分に可能継手機構を配置することも可能である。また、仕上げ鏝8を仕上げ対象床面2aに向かって押圧する押圧手段もバネ15a,35aを内蔵した弾性部材15,35に限定するものではないので、ゴムなどの弾性変形可能な部材や、密封された気体の圧力によって弾性力を発生する気体シリンダなどを用いることもできる。
さらに、弾性部材15,35に相当する部分に、外部から供給される流体の圧力によって伸縮する流体シリンダなどを用いることもできる。この場合、外部から供給される気体や液体の圧力で伸縮する流体シリンダを用いれば、気体や液体の供給圧力を変化させることにより、仕上げ対象床面2aに対する仕上げ鏝8の押圧力を変化させたり、昇降アーム6e,6hとともに仕上げ鏝8を昇降させたりすることが可能となる。また、液体の圧力により伸縮する方式の液圧シリンダは弾性的付勢力を殆ど発揮しないので、バネやゴムなどの弾性的付勢手段を併設することが望ましい。そのほか、液圧シリンダによって仕上げ鏝8を仕上げ対象床面2aに向かって押圧するとともに、この押圧力で弾性変形した状態で仕上げ対象床面2aに接している仕上げ鏝8自体の弾性変形能に基づく追従性を利用して仕上げ作業を行うこともできる。
本発明の床面仕上げ装置は、コンクリート構造物の床面仕上げ作業を行う産業分野において広く利用することができる。
本発明の実施の形態である床面仕上げ装置を示す側面図である。 図1に示す床面仕上げ装置の一部拡大図である。 図1に示す床面仕上げ装置の一部拡大斜視図である。 図3に示す仕上げ鏝付近の分解斜視図である。 図4に示す仕上げ鏝部分の斜視図である。 図5に示す仕上げ鏝部分の分解斜視図である。 仕上げ鏝に関するその他の実施の形態を示す斜視図である。 図3に示す支柱と垂直支軸との連結部分の拡大斜視図である。 図1に示す床面仕上げ装置の部分平面図である。 図1に示す床面仕上げ装置の一部分解側面図である。 本発明のその他の実施の形態である床面仕上げ装置を示す部分側面図である。
符号の説明
1 床面仕上げ装置
2,2a 仕上げ対象床面
3 原動機
4 回転鏝
5 平面均し機
6,6x 連結機構
6a 垂直支軸
6b 係止具
6c 係止孔
6d 上部支持部材
6e,6h 昇降アーム
6f 支持部材
6g 係止ピン
6i 水平支軸
6j,6n 管状軸受け
6k 補強部材
6m 保持部材
6p クリップ
6q 溶接部
6r ロック機構
7 回転面
8,8x 仕上げ鏝
8a,8b 貫通孔
8v 領域
9 操作ハンドル
10 支柱
11 フック
11a 支持板
11b 支軸
12,12x 固定部材
12a 補助部材
12b ボルト孔
13 ボルト
15,35 弾性部材
15a,35a バネ
15b 昇降桿
16a,16b 滑車
17,17a ワイヤ
18 昇降レバー
18a 補助レバー
20 連結板
21 連結アーム
22 係止部材
22a 係止孔
23 係止ピン
24a ボルト
24b ナット
27 係止具
26 フック
28,28x 仕上げ鏝セット
30 係合フック
31 係止板
31a,31b,31c 係止孔
A 矢印
C 回転軸心
L6 補強部材の長さ
L8 仕上げ鏝の長辺方向の長さ
L12 固定部材の長さ
S8 仕上げ鏝の短辺方向の長さ
θ 仰角

Claims (7)

  1. 動力源で駆動され仕上げ対象床面に接触しながら回転するプロペラ状の回転鏝を有する平面均し機と、前記平面均し機に連結された状態で前記回転鏝の回転面の外周領域の一部に配置された板状の仕上げ鏝とを備え、前記回転鏝が接触通過した後の前記仕上げ対象床面に前記仕上げ鏝の少なくとも一部が接するように前記仕上げ鏝が支持された床面仕上げ装置において、
    前記仕上げ鏝を前記回転鏝の回転軸心に向かって仰角をもった傾斜姿勢に保ちながら昇降可能に保持する機構と、前記仕上げ鏝を前記仕上げ対象床面に押圧するための弾性的付勢手段と、を設けたことを特徴とする床面仕上げ装置。
  2. 前記回転鏝の回転軸心と平行な支軸を中心にして前記仕上げ鏝を旋回可能に保持する機構と、前記仕上げ鏝の旋回範囲を一定角度内に規制する機構とを設けた請求項1記載の床面仕上げ装置。
  3. 前記回転鏝の回転軸心と交差する仮想直線を中心にして前記仕上げ鏝を回動可能に保持する機構と、前記仕上げ鏝の回動範囲を一定角度内に規制する機構とを設けた請求項1または2記載の床面仕上げ装置。
  4. 前記仕上げ鏝より剛性の高い補強部材を介して、前記弾性的付勢手段と前記仕上げ鏝とを連接した請求項1〜3のいずれかに記載の床面仕上げ装置。
  5. 前記床面均し機の進行方向と交差する方向における前記補強部材の長さを、前記仕上げ鏝の同方向の長さより短くした請求項1〜4のいずれかに記載の床面仕上げ装置。
  6. 前記仕上げ鏝の少なくとも一部を、可撓性を有する弾性板材で形成した請求項1〜5のいずれかに記載の床面仕上げ装置。
  7. 前記仕上げ鏝が前記平面均し機に着脱可能である請求項1〜6のいずれかに記載の床面仕上げ装置。
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