JP2006335494A - 環境情報管理システム及び管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 流通途中の物品毎の温度履歴や湿度履歴等の環境に関する履歴を、物品に取り付けられた再利用可能な計測機器、もしくは、室内等に設置された計測機器から取得する。
【解決手段】 流通経路上、計測機器で環境情報を計測する両端の位置情報と前記計測機器とを関連付けて管理し、物品が流通時に移動する際に、前記両端の位置において物品に取り付けたタグの情報を読み取り、管理する。物品の流通経路における特定箇所の環境情報取得時には、前記特定箇所の両端の位置情報および読み取り日時をもとに、該当計測機器における該当期間の計測値を取得する。また、物品に計測機器を直接取り付ける場合には、前記の関連付け管理に代わり、物品への計測機器の取り付け期間を管理して、物品の流通経路における特定箇所の環境情報取得時には、前記特定の箇所での物品の通過日時を元に該当期間に物品に取り付けられていた計測機器による計測値を取得する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、物品の製造・流通・保管の各段階における温度・湿度等の環境情報を蓄積・検索する環境情報管理システム及び管理方法に関する。
現在、温度や湿度等の環境情報は、主に倉庫や工場、及びトラックの荷台等に設置された温度センサや湿度センサ等の機器で計測されており、温度や湿度等の環境に異常があった場合には、異常があったその場で商品を検査・廃棄する等の対応を行っている。
一方、特許文献1では、物品にID情報を持つIDタグと温度や湿度等の環境情報を計測し送信する手段を備えたデータキャリアを設置し、梱包、荷役、輸送、保管等の物流の過程毎にデータキャリアが計測し保管している温度や湿度等の環境情報をデータサーバに送信し、データサーバで物流過程における物品毎の環境情報を管理し、さらにデータサーバで品質保証範囲外の温度等を検出するフィルタ処理を行うことにより、不良品を発見する方法を説明している。
特開2004−315154号公報
現在、特許文献1の技術のように、物品毎の温度や湿度等の環境情報を把握することにより、不良品範囲の限定や、事後的に不良原因を追究することに対する需要が高まっている。しかしながら、特許文献1の方法では、高価なデータキャリアを物品毎に設置する必要があり、コスト的に導入が困難な場合が多い。
また、高価なデータキャリアでも何度も再利用することにより、コスト負担を軽減させる方法も考えられるが、特許文献1の方法では、物品とデータキャリアを1対1で結びつけて管理しており、再利用するとデータキャリアで取得した温度や湿度等の環境情報が、どの物品と結びつくのかが判別できなくなるため、データキャリアの再利用ができない。
本発明の目的は、倉庫や工場、トラックの荷台等、特定の場所に設置した温度センサや湿度センサ等の環境情報取得機器を利用して、物品毎の温度履歴や湿度履歴等の環境履歴を取得して管理することが可能な方法またはシステムを提供することにある。
本発明の別の目的は、物品もしくは物品と共に移動する容器に環境情報取得機器を取り付けた場合にでも、環境情報取得機器の再利用が可能な形態で、物品毎の環境履歴を取得して管理することが可能な方法またはシステムを提供することにある。
前記課題を解決するため、本発明による物品の環境情報管理システムでは、2つの手段で上記課題を解決する。
第一の手段は、倉庫や工場、及びトラックの荷台等、固定の場所に取り付けられた温度センサや湿度センサ等の環境情報取得機器で逐次計測される温度や湿度等の情報(環境履歴)と、物品毎の移動を検知する移動情報取得機器により取得される情報(移動履歴)から物品毎の特定場所における環境情報を取得する。具体的には、倉庫等環境情報取得機器により環境履歴を取得する場所の前後に移動情報取得機器を設置し、前記場所と環境情報取得機器の関係を環境・移動関連マスタとして管理する。環境履歴には環境情報取得機器の識別情報と環境情報の計測日時、及び環境情報の計測値を記録し、移動履歴には通過場所と通過日時、及び通過した物品の物品ID等の識別情報を記録する。そして、特定物品の特定場所における環境履歴を取得する際に、前記物品に対応する物品IDが、前記場所を通過した日時を移動履歴から取得し、前記通過日時の範囲内において前記環境情報取得機器が計測した計測値を取得する。
さらに、個別の物品、もしくは物品の種別毎に計測値の上限値や下限値等の監視条件を設定することにより、環境履歴と移動履歴から下記の方法で監視条件に合致した物品を取得する。まず、環境履歴の計測値を前記監視条件で検索し、監視条件に合致した計測値があった場合には、該当する環境情報取得機器と計測日時を環境履歴より取得する。そして、環境・移動関連マスタから前記環境情報取得機器と関連する場所を取得し、監視条件の対象とする物品が前記計測日時に、前記場所を通過した履歴があるかを移動履歴により判定し、前記場所に滞留している場合、監視条件に合致した物品があることを通知する。
第二の手段は、環境情報取得機器を個別の物品もしくは物品と共に移動する容器等に取り付けて、物品毎の環境履歴を計測し、さらに前記環境情報取得機器を再利用可能とする。
具体的には、物品ID等の物品の識別情報と、その物品に取り付けた環境情報取得機器、及び取り付けた日時と取り外した日時を環境・物品関連マスタで管理する。そして、特定の物品の環境履歴を取得する際には、前記物品に取り付けた環境情報取得機器と取り付け日時、取り外し日時を環境・物品関連マスタから取得し、前記取り付け日時と前記取り外し日時の間の前期環境情報取得機器に対応する計測値を環境履歴から取得する。
本発明の第一の手段によれば、倉庫や工場、トラックの荷台等、特定の場所に設置した温度センサや湿度センサ等の環境情報取得機器の計測値を利用して、物品毎の温度履歴や湿度履歴等の環境履歴を取得するため、少数の環境情報取得機器を用意するだけでよく、しかも物品毎に機器の装着の必要もないため、物品の環境情報を安価に管理することができる。また、本発明の第二の手段によれば、物品毎もしくは物品と共に移動する容器毎に取り付けた環境情報取得機器を再利用しても、物品毎の環境履歴が取得可能となる。
以下、本発明の第一の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は本実施例の環境情報管理システムのシステム構成を示す。
移動情報入力機器11は、物品の移動から移動情報14を生成して環境情報管理システム10に入力するための、電子タグリーダやバーコードリーダもしくはキーボード等の装置である。入力部21が移動情報14を受取り、移動履歴28に保存する。
上述した移動情報14は、物品の物流における出荷、入荷、入庫、出庫や、工場や倉庫内での物品の移動に関する情報のことであり、物品の識別子である物品IDと、出荷日時や入荷日時、入庫日時、出庫日時等の移動日時と、移動のあった場所もしくは経由した場所を示す場所IDと、「入荷」や「出荷」等の移動状態を表す情報を含む。
環境情報入力機器12は、温度や湿度、圧力、PH、加速度、臭気、もしくは二酸化炭素や一酸化炭素等の特定の物質の濃度等の環境に関する情報等を計測し、環境情報15を作成して環境情報管理システム10に入力するための、温度センサやキーボード等の装置である。入力部21が環境情報15を受取り、環境履歴27に保存する。
環境情報15とは、環境に関する温度等の測定値と、測定日時、及び測定機器の情報を含む。
環境・移動関連マスタ23は、環境情報の測定機器が測定する各場所を定義するものである。前記場所は、具体的に、環境情報を測定する場所毎に、その場所へ入る移動を示す場所IDと移動状態、および出る移動を示す場所IDと移動状態で定義する。場所IDだけで、物品が入ってくる移動、もしくは出て行く移動の移動履歴を特定できる場合には、移動状態はなくてもよい。
環境履歴検索プログラム22は、特定の物品IDに対する環境履歴である物品毎の環境履歴16を、移動履歴28と環境履歴27及び、環境・移動関連マスタ23から生成し、プリンタやディスプレイ等の出力機器13に出力する。
環境監視条件マスタ25は、環境情報15、もしくは環境履歴27を監視し、物品の環境に関する異常を発見する条件を、物品もしくは後述する物品種別マスタ26で定義する物品種別毎に定義する。監視する条件としては、環境値の範囲を上限値と下限値を定義や、環境値の時間当たりの変化量等がある。
物品種別マスタ26は、製品名や商品コード等で区別される物品の種類や、「チルド商品」や「冷凍食品」等、管理方法で区別される物品の種別等のことであり、物品種別と、前記物品種別に属する物品IDの組み合わせで定義する。
環境監視プログラム29は、環境監視条件マスタ25で定義した物品種別毎の環境履歴の環境監視条件に従って、環境履歴27もしくは環境情報15を監視し、条件に合致した場合に該当する物品を、物品がどの物品種別に含まれるかを定義した物品種別マスタ26と移動履歴28から特定して、環境監視条件と、環境監視条件に合致した物品、場所、日時等の情報を含む警告17を出力機器13に出力する。ここで、前記環境履歴検索プログラム22および前記環境監視プログラム29の後述する各処理をプログラムとしてパーソナルコンピュータ等の計算機にて読み取り可能な媒体に格納し、必要に応じて前記媒体から読み出して実行するものとしてもよい。
図2を用いて本実施例の環境情報管理システムにおける各処理を物品流通の業務形態に適用し、物品が入荷場を通して倉庫に入庫し、その後、一定期間後に倉庫から出荷場を通して出荷する場合を例に説明する。
なお、本実施例では環境情報として温度を例に説明するが、湿度や圧力、PH、加速度、臭気等でもよい。また、二酸化炭素や一酸化炭素等の特定の物質の濃度でもよい。その場合、環境情報入力機器は、温度センサ、圧力センサ、PHセンサ、加速度センサ、臭気センサ、ガス濃度センサ等となる。
物品43は、物品43の物品ID30を格納したタグ51を装着して移動しているものとする。タグ51は、電子タグ、バーコード等の読み取り機器にて認識可能なものの他、人が目視可能な物品ID30を記載された紙等でもよい。
物品43が倉庫41の入口である入庫場40に到着すると、図1における移動情報入力機器11に相当するリーダ52により物品ID30を読み取り、倉庫41に入庫する。リーダ52は、タグ51に記録された物品IDを読み取り、環境情報管理システム10に入力または送信するものであり、タグ51の種類に応じて、電子タグリーダ、バーコードリーダの他、人間がタグ51に記載された物品IDを読み取ってキーボード等で入力してもよい。
リーダ52は、物品ID30と、移動日時として読み取り日時、移動場所IDとしてリーダ52のリーダID、移動状態として「入庫」を、図1における移動情報14に相当する入庫情報31として環境情報管理システム10に入力する。
環境情報管理システム10は、入庫情報31を受信すると移動履歴28に格納する。
図8に前記移動履歴28の例を示す。例えば、L84は、物品IDが「301」である物品が倉庫43への入庫時、リーダIDが「200」であるリーダが、日時「2005年1月3日0時30分」に読み取って格納した例である。
倉庫41の中の温度は物品43の入庫・出庫とは関わらず一定時間毎に、図1の環境情報入力機器12に相当する温度センサ53が計測する。計測は毎秒でもよいし、1時間毎でもよい。温度センサ53が、「2005年1月3日1時0分」に「−22℃」を計測したとすると、計測値である温度「−22℃」と、計測日時である「2005年1月3日1時0分」と、計測機器の識別子である温度センサIDを図1の環境情報15に相当する温度情報32として、環境情報管理システム10に送信する。
環境情報管理システム10は、温度情報32を受信すると環境履歴27に格納する。
環境履歴27の例を図7に示す。同図L73は、前記例において温度センサIDが「100」である場合の温度情報32である。
物品43が、倉庫41から出庫して出庫場42に移動する際にも、前記入庫時と同様にリーダ54において物品ID33を読み取り、これに読み取り日時、移動場所IDであるリーダ54のID、移動状態「出庫」を図1における移動情報14に相当する出庫情報34として環境情報管理システム10に入力する。
図8におけるL85が、入庫時の例と同様、物品ID「301」である物品が倉庫43からの出庫時、リーダIDが「201」であるリーダが、日時「2005年1月3日04時30分」に読み取って格納した例である。
以上の様に、物品の移動に関する記録である移動履歴28と、環境の計測履歴である環境履歴27にそれぞれ情報を記録する。
次に、本実施例における環境・移動関連マスタ23と環境監視条件マスタ25、及び物品種別マスタ26を説明する。
図3は環境・移動関連マスタ23の例であり、L31は、移動場所IDが「200」であり移動状態が「入庫」である物品の移動と、移動場所IDが「201」であり移動状態が「出庫」である物品の移動の間の物品の環境を、計測機器IDが「100」である環境情報計測機器が計測することを定義しており、L32は、移動場所IDが「202」であり移動状態が「入庫」である物品の移動と、移動場所IDが「202」であり移動状態が「出庫」である物品の移動の間の物品の環境を、計測機器IDが「101」である環境情報計測機器が計測することを定義している。
図5は環境監視条件マスタ25の例であり、L51は物品種別IDが「40」である物品種別の物品に関して、環境情報もしくは環境履歴の計測値が、上限温度「−18℃」と下限温度「−25℃」で示される温度範囲外になったことを検知する条件を定義しており、L52は物品種別IDが「41」である物品種別の物品に関して、環境情報もしくは環境履歴の計測値が、上限温度「−15℃」と下限温度「−25℃」で示される温度範囲外になったことを検知する条件を定義している。
図6は環境種別マスタ26の例であり、L62、L64、L65は、物品種別IDが「40」の物品種別に、物品IDがそれぞれ「301」、「303」、「304」の物品が含まれることを定義しており、L61,L63は、物品種別IDが「41」の物品種別に、物品IDがそれぞれ「302」、「303」の物品が含まれることを定義している。
次に、図13に示す処理フローを用いて環境履歴検索プログラム22の処理を説明する。
図13に示すステップS20で、図8に示す移動履歴28より、特定の物品に対する移動履歴を取得する。ここで、物品の特定は、例えば図11に示す検索画面303にて物品ID入力欄304に物品ID「301」と入力し、検索ボタン305を押下することで実施する。図例のように物品ID「301」と入力した場合、検索結果として図8において、物品ID281が「301」であるL81、L84、L85、L88を取得する。
次に、ステップS21で、移動履歴28の中で、倉庫41のように温度センサが設置されている場所に物品があった時間を検索する。(図3が環境・移動関連マスタの例である・・・の説明を入れること)
具体的には、ステップS20で取得した移動履歴の移動場所ID280と移動状態283の組みの中で、図3に示す環境・移動関連マスタ23の移動場所ID(入口)231と移動状態(入口)232に合致するものと、移動場所ID(出口)233と移動状態(出口)234に合致するものを検索し、計測機器IDとその場所への存在期間を取得する。
前記例では、図8のL84の移動場所ID280と移動状態283とが図3のL31の移動場所ID(入口)231と移動状態(入口)232に、L85の移動場所ID280と移動状態283とがL31の移動場所ID(出口)233と移動状態(出口)234に合致する。そこで、L31の計測機器ID230である「100」の場所に、L84の移動日時282である「2005年1月3日0時30分」からL85の移動日時282である「2005年1月3日4時30分」までが存在期間であると取得する。
次に、ステップS21で取得した計測機器ID毎にステップS22からすステップS24を繰り返す。前記例では、計測機器IDとして「100」のみ取得したので1度だけステップS22からステップS24を実行する。ステップS23では、ステップS21で取得した計測機器IDに合致し、かつ存在期間内の計測値を環境履歴27から取得し、計測機器(本実施例では温度センサの情報)およびその計測値等から成る図1の物品毎環境履歴16に相当する物品毎に温度履歴35を出力機器13に相当するディスプレイ55に送信、表示する。
前記例では、計測機器ID270が「100」であり、計測日時271が「2005年1月3日0時30分」から「2005年1月3日4時30分」までの履歴であるL73、L74、L75、L76の計測値272を図7に示す環境履歴27から取得する。ここで、図12にディスプレイ55にて表示される画面例である物品毎環境履歴画面306を示す。
図9の処理フローを用いて環境監視プログラム29の処理を説明する。この処理は、温度情報32が環境情報管理システム10に登録された時に実行してもよいし、後から環境履歴27の各行に対して実行してもよい。ここでは、温度情報32として計測機器IDが「100」、計測日時が「2005年1月3日3時0分」、計測値が「−16℃」の情報が入力されたものとして処理を説明する。
まず、ステップS00で環境監視条件マスタ25よりすべての環境監視条件を取得する。
ここで、図5に環境条件マスタ25の例を示す。同図のように環境条件マスタ25は、物品の種類を示す物品種別ID250、及びその物品に対し、監視対象とする測定値の下限温度251と上限温度252から成る。次に、ステップS00で読み取った環境監視条件毎にステップS01からステップS010を繰り返す。ステップS02では、温度情報32の測定値が、環境監視条件に合致するかを判定し、合致する場合ステップS03に移動する。ここで前記判定では、前記下限温度251を下回るか、上限温度252を上回る場合に合致すると判定する。本例では、計測値「−16℃」が環境監視条件L51およびL52に合致しているかを判定する。L51は、計測値「−16℃」は上限温度「−18℃」より高いため、環境監視条件L51に合致したものとし、ステップS03に移動する。
ステップS03では、前記合致する環境監視条件の物品種別ID250に合致する物品を物品種別マスタ26より取得する。図6に物品種別マスタ26の例を示す。物品種別マスタ26は、物品の種類を示す物品種別ID260およびその種別に属する物品ID261から成る。本例では、環境監視条件L51に記載された物品種別ID「40」に合致する物品ID261を検索し、L62、L64、L65から、物品ID「301」「303」「304」を取得する。
次に、ステップS03で取得した物品ID毎にステップS04からステップS09を繰り返し、該当する物品が前記環境監視条件に合致した温度を計測した温度センサの場所に存在するかを、移動履歴28および環境・移動関連マスタ23より判定する。ステップS05では、図3に示す環境・移動関連マスタ26から温度情報32の計測機器IDに合致する移動場所ID(入口)231と移動状態(入口)232、移動場所ID(出口)233と移動状態(出口)234を取得する。本例では、温度を計測した温度センサの計測機器IDである「100」に対応するL31の移動場所ID(入口)231「200」と移動状態(入口)232「入庫」と、移動場所ID(出口)233「201」と移動状態(出口)234「出庫」を取得する。
ステップS06では、ステップS03で取得した物品IDの物品が、ステップS05で取得した移動場所ID(出口)233と移動状態(出口)234を通過しているかどうかを図8に示す移動履歴28から判定し、通過していない場合、ステップS07に移動する。
ここで、出口の通過記録が移動履歴28にない場合も、出口を通過していなかったものと判定する。本例では、物品IDが「301」で移動場所ID280が「201」で移動状態283が「出庫」であるL85の移動日時282「2005年1月3日4時30分」が、温度の計測日時「2005年1月3日3時0分」より後であるため、温度の計測時点では、出口を通過していなかったものと判定し、ステップS07に移動する。
ステップS07では、ステップS03で取得した物品IDの物品が、ステップS05で取得した移動場所ID(入口)231と移動状態(入口)232を通過しているかどうかを図8に示す移動履歴28から判定し、通過している場合、ステップS08に移動する。
本例では、物品IDが「301」で移動場所ID280が「200」で移動状態283が「入庫」であるL84の移動日時282「2005年1月3日0時30分」が、温度の計測日時「2005年1月3日3時0分」より前であるため、温度の計測時点では、入口を通過していたものと判定し、ステップS08に移動する。
ステップS08では、前記処理にて得た物品が環境監視条件に合致したことを示す、図1の警告17に相当する警告36を出力機器13に相当する警告をディスプレイ55に送信、表示する。図10に前記の表示画面例である警告画面301を示す。
本例では、さらにL64とL65についてステップS04からステップS09を繰り返すが、L64とL65の物品ID261「303」と「304」の移動履歴は、図8の移動履歴28に存在しないため、ステップS07で入口を通過していないものと判定し、処理を終了する。次に、環境監視条件L52についてステップS01からステップS010を繰り返すが、ステップS02で、L52の下限温度「−25℃」と上限温度「−15℃」に、計測値「−16℃」が合致しないため処理を終了する。
以下、本発明の第二の実施例を図面に基づいて説明する。図20は本実施例の環境情報管理システムのシステム構成示す。
図20を用いて、環境情報管理システム18の全体構成を説明する。
移動情報入力機器11、移動情報14、環境情報入力機器12、出力機器13、環境情報15、物品毎環境履歴16、警告17、入力部21、移動履歴28、環境履歴27、環境監視条件マスタ25、物品種別マスタ26は、第一の実施例における図1に示す環境情報管理システム10と同様の機器あるいは情報である。
環境物品関連マスタ24は、物品もしくは物品と共に移動する箱等に取り付けられた環境情報測定機器を、環境情報入力機器の識別子である計測機器IDと前期環境情報測定機器が計測する対象の物品の識別子である物品IDの組み合わせを定義するためのものである。環境情報入力機器を再利用する場合には、計測機器IDと物品IDに加えて、前記環境情報計測機器が前記物品に取り付けられた取付け日時と、前記環境情報入力機器が前記物品から取り外された取り外し日時を記録する。
環境履歴検索プログラム92は、特定の物品IDに対する環境履歴である物品毎環境履歴16を、移動履歴28と環境履歴27及び、環境・物品関連マスタ24から生成し、プリンタやディスプレイ等の出力機器13に出力する。
環境監視プログラム99は、環境監視条件マスタ25で定義した物品種別毎の環境履歴の環境監視条件に従って、環境履歴27もしくは環境情報15を監視し、条件に合致した場合に該当する物品を、物品がどの物品種別に含まれるかを定義した物品種別マスタ26と移動履歴28から特定して、環境監視条件と、環境監視条件に合致した物品、場所、日時等の情報を含む警告17を出力機器13に出力する。
ここで、前記環境履歴検索プログラム92および前記環境監視プログラム99の後述する各処理をプログラムとしてパーソナルコンピュータ等の計算機にて読み取り可能な媒体に格納し、必要に応じて前記媒体から読み出して実行するものとしてもよい。
図14を用いて本実施例の環境情報管理システムにおける各処理を物品流通の業務形態に適用し、物品を産地から出荷し、トラック等で輸送した後、店舗に入荷する場合を例に説明する。ここで、産地を出荷してから店舗に入荷するまでの間に、第一の実施例における図2で説明した倉庫への入庫、出庫があってもよい。
なお、本実施例では環境情報として温度を例に説明するが、湿度や圧力、PH、加速度、臭気等でもよい。また、二酸化炭素や一酸化炭素等の特定の物質の濃度でもよい。その場合、環境情報入力機器は、温度センサ、圧力センサ、PHセンサ、加速度センサ、臭気センサ、ガス濃度センサ等となる。
物品82は、物品82の物品ID70を格納したタグ56と、物品82の温度を計測する温度センサ57を装着して移動しているものとする。タグ56は、電子タグ、バーコード等の読み取り機器にて認識可能なものの他、人が目視可能な物品ID70を記載された紙等でもよい。
物品82を産地80から出荷する際に、図20における移動情報入力機器11に相当するリーダ58により物品ID70を読み取る。リーダ58は、タグ56に記録された物品IDを読み取り、環境情報管理システム18に入力または送信するものであり、タグ56の種類に応じて、電子タグリーダ、バーコードリーダの他、人間がタグ56に記載された物品IDを読み取ってキーボード等で入力してもよい。
リーダ58は、物品ID70と、移動日時として読み取り日時、移動場所IDとしてリーダ58のリーダID、移動状態として「出荷」を、図20における移動情報14に相当する出荷情報71として環境情報管理システム18に入力する。
環境情報管理システム18は、出荷情報71を受信すると移動履歴28に格納する。
図8に前記移動履歴28の例を示す。例えば、L82は、物品IDが「300」である物品が、産地80から出荷される時に、リーダIDが「220」であるリーダが、日時「2005年1月2日22時0分」に読み取って格納した例である。
物品82を店舗81に入荷する際にも、前記産地80からの出荷時と同様に、リーダ59において物品ID73を読み取り、これに読み取り日時、移動場所IDであるリーダ58のID、移動状態として「入荷」を、図20における移動情報14に相当する入荷情報74として環境情報管理システム18に入力する。
図8におけるL87が、出荷時の例と同様、物品ID「300」である物品が店舗81への入荷時、リーダIDが「221」であるリーダが、日時「2005年1月3日8時0分」に読み取って格納した例である。
物品82の温度は、物品82、もしくは物品82と共に移動する箱等に取り付けられた、図20の環境情報入力機器12に相当する温度センサ57が、一定時間毎に計測する。計測は毎秒でもよいし、1時間毎でもよい。温度センサ57が「2005年1月3日0時0分」に「−20℃」を計測したとすると、計測値である温度「−20℃」と、計測日時である「2005年1月3日0時0分」と、計測機器の識別子である温度センサIDを図20の環境情報15に相当する温度情報72として環境情報管理システム18に送信する。温度情報72の送信は、計測する度、もしくは一定時間毎に携帯電話や衛星通信等を使用して送信してもよいし、温度センサ57が記憶しておき、店舗81でリーダ59等により物品ID73と共に読み込み、入荷情報74と共に環境情報管理システム18に送信してもよい。
環境情報管理システム18は、温度情報72を受信すると環境履歴27に格納する。
環境履歴27の例を図7に示す。同図L78は、前記例において温度センサIDが「110」である場合の温度情報72である。
以上の様に、物品の移動に関する記録である移動履歴28と、環境の計測履歴である環境履歴27にそれぞれ情報を記録する。
次に、本実施例における環境・物品関連マスタ24を説明する。なお、環境監視条件マスタ25、及び物品種別マスタ26は、第一の実施例のものと同じであるため説明を省略する。
図4は環境・物品関連マスタ24の例であり、例えばL41は、物品IDが「300」の物品もしくはその箱等の近接位置に、取り付け日時である「2005年1月2日22時0分」から取り外し日時である「2005年1月3日8時0分」まで、計測機器IDが「110」の環境情報入力機器が取り付けられ、その間前記物品の環境を、前記環境情報入力機器が計測することを定義している。
図19に示す処理フローを用いて環境履歴検索プログラム92の処理を説明する。
図19に示すステップS30で、図8に示す移動履歴28より、特定の物品に対する移動履歴を取得する。ここで、物品の特定は、例えば図17に示す画面312にて物品ID入力欄313に物品ID「300」と入力し、検索ボタン314を押下することで実施する。図例のように物品ID「300」と入力した場合、検索結果として図8におけるL82,L83,L86,L87を取得する。
次に、ステップS31で、前記物品に取り付けられた環境情報入力機器と取り付け日時、取り外し日時を環境・物品関連マスタ24より検索して取得する。前記例では、物品IDが「300」であるため、図4に示す環境・物品関連マスタ24より、物品IDが「300」であるL41より、計測機器ID「110」、取り付け日時「2005年1月2日22時0分」、取り外し日時「2005年1月3日8時0分」を取得する。
次に、ステップS32で、ステップS31において取得した環境情報入力機器の、取り付け日時から取り外し日時までの環境値を環境履歴27から取得し、計測機器(本実施例では温度センサの情報)およびその計測値等から成る図20の物品毎環境履歴16に相当する物品毎温度履歴75を出力機器13に相当するディスプレイ55に送信、表示する。前記例では、図7に示す環境履歴27より、計測機器IDが「110」で、かつ計測日時が前記取り付け日時「2005年1月2日22時0分」と前記取り外し日時「2005年1月3日8時0分」の間であるL78、L79、L710を取得する。ここで、図18にディスプレイ55にて表示される画面例である物品毎環境履歴画面315を示す。
図15に示す処理フローを用いて環境監視プログラム99の処理を説明する。この処理は、温度情報72が環境情報管理システム18に登録された時に実行してもよいし、後から環境履歴27の各行に対して実行してもよい。ここでは、温度情報72として計測機器IDが「110」、計測日時が「2005年1月3日3時0分」、計測値が「−10℃」の情報が入力されたものとして処理を説明する。
まず、ステップS11で環境・物品関連マスタ24より温度情報72で入力された計測機器IDに該当する物品の物品IDを取得する。前期例では、図4に示す環境・物品関連マスタ24より計測機器ID240が温度情報72の計測機器IDである「110」と一致し、温度情報72の計測日時「2005年1月3日3時0分」が、取り付け日時242と取り外し日時243の間にあることを条件に合致するL41から物品ID241の「300」を取得する。ここで、取り外し日時243が登録されていない場合は、現時点でまだ取り外されていないと判断し、温度情報72の計測日時が取り付け日時242より後である場合に合致することとしてもよい。
ステップS12では、物品種別マスタ26より、ステップS11で取得した物品IDが属する物品種別を取得する。前記例では、図6に示す物品種別マスタ26の物品ID261よりステップS11で取得した物品ID「300」を検索し、検索に合致したL61より、物品種別ID「41」を取得する。
ステップS13では、ステップS12で取得した物品種別を対象とする環境監視条件を環境監視条件マスタ25より取得する。前記例では、図5に示す環境監視条件マスタ25の物品種別ID250よりステップS12で取得した物品種別ID「41」を検索し、合致するL52を取得する。
ステップS14では、入力された温度情報72の計測値がステップS13で取得した環境監視条件に合致するかをチェックし、合致している場合にはステップS15に進み、合致していない場合には処理を終了する。前記例では、計測値「−10℃」が環境監視条件L52の上限温度の「−15℃」と下限温度の「−25℃」の範囲内にあるかをチェックし、上限温度「−15℃」より温度が高いため合致しているとし、ステップS15に進む。
ステップS15では、前記処理にて得た物品が環境監視条件に合致したことを示す、図1の警告17に相当する警告76を出力機器13に相当する警告をディスプレイ55に送信、表示する。図16にディスプレイ55にて表示される画面例である警告画面310を示す。
本発明は、温度等の環境管理が重要である食品物流をはじめ、あらゆる物品の物流に利用可能である。また、工場内における部屋毎の環境と製造中の商品を結びつける等の利用も可能であり、物流に限らず利用範囲は広い。
本発明の実施例における環境情報管理システムの全体構成図。 本発明の実施例における環境情報管理システムの物品流通業務への適用例。 本発明の実施例における環境・移動関連マスタ。 本発明の実施例における環境・物品関連マスタ。 本発明の実施例における環境監視条件マスタ。 本発明の実施例における物品種別マスタ。 本発明の実施例における環境履歴。 本発明の実施例における移動履歴。 本発明の実施例における環境監視プログラムの処理フロー。 本発明の実施例における環境異常の警告画面例。 本発明の実施例における検索画面例。 本発明の実施例における検索結果画面例。 本発明の実施例における環境履歴検索プログラムの処理フロー。 本発明の実施例における環境情報管理システムの物品流通業務への適用例。 本発明の実施例における環境監視プログラムの処理フロー。 本発明の実施例における環境異常の警告画面例。 本発明の実施例における検索画面例。 本発明の実施例における検索結果画面例。 本発明の実施例における環境履歴検索プログラムの処理フロー。 本発明の実施例における環境情報管理システムの全体構成。
符号の説明
10 環境情報管理システム
11 リーダ
12 温度センサ
13 ディスプレイ
20 環境履歴登録プログラム
21 入力部
22 環境履歴検索プログラム
23 環境・移動関連マスタ
24 環境・物品関連マスタ
25 環境監視条件マスタ
26 物品種別マスタ
27 環境履歴
28 移動履歴
29 環境監視プログラム
92 環境履歴検索プログラム
99 環境監視プログラム

Claims (8)

  1. 移動する物品の特定場所における環境情報を取得、管理する環境情報管理システムであって、
    前記環境情報管理システムは、
    物品を特定する物品識別子と、前記物品が移動あるいは通過した場所を特定する場所識別子と、移動あるいは通過した移動日時情報とを少なくとも有する移動履歴と、
    物品の環境情報を計測する計測機器を特定する計測機器識別子と、前記計測機器の計測値と、計測した計測日時情報とを少なくとも有する環境履歴と、
    前記計測機器が設置される特定の場所への出入り口を特定する出入口識別子と、前記場所に設置される計測機器を特定する計測機器識別子から構成される環境・移動関連マスタと、を保持し、
    特定の場所における特定の物品の環境情報を取得する際に、
    前記環境・移動関連マスタより取得対象の計測機器に関連付けられた出入口識別子を取得する手段と、
    前記出入口識別子に合致する場所を前記物品が移動あるいは通過した移動日時を移動履歴より取得して、これを前記物品が環境情報の取得対象である計測機器が設置された場所に滞留していた期間とする手段と、
    前記期間における計測機器の計測値を環境履歴から取得する手段と、を備えたことを特徴とする環境情報管理システム。
  2. 請求項1記載の環境情報管理システムにおいて、
    さらに、物品毎あるいは物品の種別毎の計測機器における計測値の許容範囲を保持する手段と、
    特定の場所における計測機器より前記許容範囲外の測定値が得られた場合、
    前記環境・移動関連マスタより前記計測機器に関連付けられた出入口識別子を取得する手段と、
    前記出入口識別子に合致する場所に該当する測定日時に滞留する物品を移動履歴より取得する手段と、
    該物品が前記許容範囲に関連付けられた物品あるいは物品の種類に合致する場合に警告を通知する手段と、を備えたことを特徴とする環境情報管理システム。
  3. 移動する物品の特定場所における環境情報を取得、管理する環境情報管理システムであって、
    前記環境情報管理システムは、
    物品を特定する物品識別子と、前記物品が移動あるいは通過した場所を特定する場所識別子と、移動あるいは通過した移動日時情報とを少なくとも有する移動履歴と、
    物品の環境情報を計測する計測機器を特定する計測機器識別子と、前記計測機器の計測値と、計測した計測日時情報とを少なくとも有する環境履歴と、
    物品の環境情報を計測する計測機器を特定する計測機器識別子と、前記計測機器が取り付けられる物品の物品識別子と、前記計測機器が物品に取り付けられている取付期間とを少なくとも有する環境・物品関連マスタと、を保有し、
    特定の場所における特定の物品の環境情報を取得する際に、
    前記移動履歴より取得対象の物品が該当場所を移動あるいは通過するに伴い滞留した期間を取得する手段と、
    前記環境・物品関連マスタより該当物品に関連付けられた計測機器の計測機器識別子を取得する手段と、
    前記計測機器識別子に合致する計測機器の前記期間における計測値を環境履歴から取得する手段と、を備えたことを特徴とする環境情報管理システム。
  4. 請求項3記載の環境情報管理システムにおいて、
    さらに、物品毎あるいは物品の種別毎の計測機器における計測値の許容範囲を保持する手段と、
    特定の計測機器より前記許容範囲外の測定値が得られた場合、
    前記環境・物品関連マスタより前記計測機器に関連付けられた物品の物品識別子を取得する手段と、
    該物品が前記許容範囲に関連付けられた物品あるいは物品の種類に合致する場合に警告を通知する手段と、を備えたことを特徴とする環境情報管理システム。
  5. 物品を特定する物品識別子と、前記物品が移動あるいは通過した場所を特定する場所識別子と、移動あるいは通過した移動日時情報とを少なくとも有する移動履歴と、
    物品の環境情報を計測する計測機器を特定する計測機器識別子と、前記計測機器の計測値と、計測した計測日時情報とを少なくとも有する環境履歴と、
    前記計測機器が設置される特定の場所への出入り口を特定する出入口識別子と、前記場所に設置される計測機器を特定する計測機器識別子から構成される環境・移動関連マスタを保持した、移動する物品の特定場所における環境情報を取得、管理する環境情報管理システムにおいて、
    特定の場所における特定の物品の環境情報を取得する際には、
    前記環境・移動関連マスタより取得対象の計測機器に関連付けられた出入口識別子を取得するステップと、
    前記出入口識別子に合致する場所を前記物品が移動あるいは通過した移動日時を移動履歴より取得して、これを前記物品が環境情報の取得対象である計測機器が設置された場所に滞留していた期間とするステップと、
    前記期間における計測機器の計測値を環境履歴から取得するステップを有することを特徴とする環境情報管理方法。
  6. 請求項5記載の環境情報管理方法において、
    さらに、物品毎あるいは物品の種別毎の計測機器における計測値の許容範囲を保持するステップと、
    特定の場所における計測機器より前記許容範囲外の測定値が得られた場合、
    前記環境・移動関連マスタより前記計測機器に関連付けられた出入口識別子を取得するステップと、
    前記出入口識別子に合致する場所に該当する測定日時に滞留する物品を移動履歴より取得するステップと、
    該物品が前記許容範囲に関連付けられた物品あるいは物品の種類に合致する場合に警告を通知するステップと、を備えたことを特徴とする環境情報管理方法。
  7. 移動する物品を特定する物品識別子と、前記物品が移動あるいは通過した場所を特定する場所識別子と、移動あるいは通過した移動日時情報とを少なくとも有する移動履歴と、
    物品の環境情報を計測する計測機器を特定する計測機器識別子と、前記計測機器の計測値と、計測した計測日時情報とを少なくとも有する環境履歴と、
    物品の環境情報を計測する計測機器を特定する計測機器識別子と、前記計測機器が取り付けられる物品の物品識別子と、前記計測機器が物品に取り付けられている取付期間とを少なくとも有する環境・物品関連マスタを保有した、移動する物品の特定場所における環境情報を取得、管理する環境情報管理システムにおいて、
    特定の場所における特定の物品の環境情報を取得する際には、
    前記移動履歴より取得対象の物品が該当場所を移動あるいは通過するに伴い滞留した期間を取得するステップと、
    前記環境・物品関連マスタより該当物品に関連付けられた計測機器の計測機器識別子を取得するステップと、
    前記計測機器識別子に合致する計測機器の前記期間における計測値を環境履歴から取得するステップと、を備えたことを特徴とする環境情報管理方法。
  8. 請求項7記載の環境情報管理方法において、
    さらに、前記環境・物品関連マスタより該当物品に関連付けられた計測機器の計測機器識別子を取得するステップと、
    前記計測機器識別子に合致する計測機器の前記期間における計測値を環境履歴から取得するステップと、
    さらに、物品毎あるいは物品の種別毎の計測機器における計測値の許容範囲を保持するステップと、
    特定の計測機器より前記許容範囲外の測定値が得られた場合には、
    前記環境・物品関連マスタより前記計測機器に関連付けられた物品の物品識別子を取得するステップと、
    該物品が前記許容範囲に関連付けられた物品あるいは物品の種類に合致する場合に警告を通知するステップと、を備えたことを特徴とする環境情報管理方法。
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