JP2006334620A - 螺子用金型の製造方法と螺子用金型と螺子の製造方法及び螺子 - Google Patents

螺子用金型の製造方法と螺子用金型と螺子の製造方法及び螺子 Download PDF

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Abstract

【要 約】
【課 題】 螺子を製造する場合に使用する雄型(パンチ)は螺子を多数個製造するにつれて、一部分が磨耗し下端部に凹部が出来る。このような雄型(パンチ)で製造された螺子は十字穴の下端部に凸部が出来る。この螺子にビットを挿入して、螺子を回転させようとしたとき、ビットの先端部が凸部に当り、ビットを十字穴の最奥部まで挿入することができない。このような状態では、ビットが十字穴の壁面に食い付かず、良好に螺子を回転させることができない。
【解決手段】頭部に十字穴を形成し、この十字穴の開口部から底面に至る相対向する一対の壁面4組を垂直壁とし、前記十字穴の相隣合う壁面の間に形成されており、前記開口部から底面に向かって十字穴が狭まるように傾斜した4つの稜線部を備え、これらの稜線部の下端からさらに下方に向かって垂直な稜線部が形成されていることを特徴とする。
【選択図】 図9

Description

本発明は、十字駆動穴を有する螺子を製造する場合に使用する螺子用金型とその螺子用金型の製造方法と、その金型を用いた螺子の製造方法及び螺子に関するものである。
従来のフィリップス形状の十字駆動穴を有する螺子は、例えば図11a,bに示すものである。図11bはaのc−c断面図である。この螺子1の十字穴1aはその壁面1bが傾斜している。つまり十字穴1aの内部に行くほど狭まるように構成されている。この十字穴1aに穴1aと逆形状をしたビットを挿入して螺子1を回転させようとした場合、ビットに上向きの力が働き、所定の推力を加えないと螺子1を締めたり、取り外したりできない場合がある。そこで、例えば、特開2002−266827号公報に示されるように、螺子の嵌合溝を垂直にし、ビットの嵌合羽部もこれに合うように垂直にして、ビットの回転力が螺子の嵌合溝の壁に対して垂直方向に作用するようにすることが知られている。
特開2002−266827号公報
従来のフィリップス形状のビットが食い付いて螺子の締め付け、取り外しが可能で、且つ、専用ビットを用いることによって、ビットの回転力が螺子の十字穴の内壁に直角に作用する螺子を製造する場合、このような螺子を製造することができる金型は形状が複雑であり、これを容易に精度よく製造するには加工コストが上昇している。
また、螺子1を製造する場合に使用する図12に示す雄型(パンチ)2は螺子1を多数個製造するにつれて、例えば、図12の2aに示すように、一部分が磨耗し凹部が出来る。このような雄型(パンチ)で製造された螺子は図13に示すように、十字穴1aの下端部に凸部1cが出来る。この螺子1に図13に示すようにビット3を挿入して、螺子1を回転させようとしたとき、ビット3の先端部が凸部1cに当り、ビット3を十字穴1aの最奥部まで挿入することができない。このような状態では、ビット3が十字穴1aの壁面に食い付かず、良好に螺子1を回転させることができない。
本発明はビットの回転力が螺子の十字穴の内壁に直角に作用する螺子を製造することができるとともに、雄金型(パンチ)の磨耗によって、螺子に出来た凸部の影響を受けることがない螺子用金型の製造方法と同金型、これを用いた螺子の製造方法及び螺子を提供することを目的とする。
本発明の螺子用金型の製造方法は、先端に行くに従って幅が狭くなっている羽根を4個十字状に有し、羽根と羽根との間に溝を有する先端先細りのマスタ棒状体を用いて、金型上面に十字穴を形成し、次いで、前記羽根によって形成された前記十字穴の傾斜面を、十字穴の軸心に平行な垂直壁となるように、かつ、前記溝によって形成された稜線部に交わるように切除して、稜線部と交わった部分より下端にさらに軸心に平行な稜線部を形成したことを特徴とする。
また、前記切除をマスタ電極を用いて放電加工により行うことを特徴とする。
また、前記マスタ棒状体をマスタ電極とし、放電加工によってフィリップス形状の十字穴を形成したことを特徴とする。
また、前記マスタ電極を平板状とし、前記十字穴に方向を変えて2回放電加工を施すことを特徴とする。
また、前記マスタ電極を十字状とし、前記十字穴に1回の放電を施すことを特徴とする。
また、本発明の螺子の製造方法は、上述の方法によって製造された螺子用金型を用いて、雄金型を製造し、この雄金型を用いて螺子を製造することを特徴とする。
また、本発明の螺子用金型は、基台に十字穴を形成し、この十字穴の開口部から底面に至る相対向する一対の壁面4組を垂直壁とし、前記十字穴の相隣合う壁面の間に形成されており、前記開口部から底面に向かって十字穴が狭まるように傾斜した4つの稜線部を備え、これらの稜線部の下端からさらに下方に向かって軸心に平行な稜線部が形成されていることを特徴とする螺子用金型。
また、本発明の螺子は、頭部に十字穴を形成し、この十字穴の開口部から底面に至る相対向する一対の壁面4組を垂直壁とし、前記十字穴の相隣合う壁面の間に形成されており、前記開口部から底面に向かって十字穴が狭まるように傾斜した4つの稜線部を備え、これらの稜線部の下端からさらに下方に向かって軸心に平行な稜線部が形成されていることを特徴とする。
本発明の螺子用金型の製造方法、及び螺子用金型によれば、マスタ棒状体によって十字穴を作り、その後、マスタ電極を用いて放電加工によって十字穴の傾斜面を切除するようにしたので、精密な金型を容易に製造することができる。マスタ棒状体もマスタ電極とし、放電加工によってフィリップス形状の十字穴を形成するようにすれば、その後の放電加工時の芯合わせが容易になりより精密な加工が可能である。そして、この螺子用金型によって作られた雄金型が螺子製造時に磨耗によって凹部が出来、これに起因して、製造された螺子に凸部ができても、雄金型で形成される十字穴の最下端部に垂直な稜線部が形成されているので、ビットの先端がこの凸部に当らず、凸部が出来た螺子が不良品となることはない。
また、マスタ電極を十字状にすれば、一度の放電加工で垂直面を作ることができる。
上記方法で製造された金型を用いて製造された螺子は、従来のフィリップス形状のビットとの食い付き性も良好で、さらに、専用ビットを用いた場合は、ビットに上向きの力がかからないので、推力がなくても螺子を締めたり取り外したりすることができる。そして、螺子頭部に設けた十字穴の底面に雄金型(パンチ)によって凸部が出来ても、十字穴の下方に軸心に平行な稜線部が形成されているため、ビットの先端部をここで吸収することが出来、ビットの食い付きを劣化させることはなくなる。つまり、上記凸部は十字穴の最下端に出来ることが多いので、ビットの先端部が凸部に当ることがないからである。従って、凸部の出来た螺子であっても使用にあたって何らの支障も生じず、不良品となることはない。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
まず、本発明に係る螺子の製造方法の概略を説明する。これは一般に広く普及しているように、所定寸法にあらかじめ切断された円柱状の素材に対して雄金型(パンチ)で十字穴を有する頭部を圧造加工し、この頭部と一体の脚部にねじ山を転造加工することによって螺子を得る方法である。
次に、この雄金型(パンチ)9の製造方法を図1、図2を用いて説明する。まず、雄金型(パンチ)9を作るために、雌金型(タイプ)を作る必要がある。例えば、丸頭、なべ頭、トラス頭のように丸みのある頭部においては、図1aに示すように外観に丸みのある形状の凸部13を持つ金型14を用意し、この凸部13にマスタパンチ15を打ち込んで図1bに示すフィリップス形状の十字穴16を形成する。
上記ではマスタパンチ15を用いて圧造加工により十字穴16を成形したが、マスタパンチ15と同一形状の電極棒をマスタ電極として放電加工によって十字穴16を成形しても良い。このマスタパンチ及びこのマスタ電極を合わせてマスタ棒状体という。
次に、図1cに示すように、この十字穴16に平板状のマスタ電極17を用いて放電加工により十字穴16の左右方向の穴を追加成形する。次に、図1dに示すように、同マスタ電極17を用いて左右方向と直交する穴を放電加工により追加成形する。計2回の放電加工をすることになる。
平板状マスタ電極17の代わりに、図1eに示す十字状マスタ電極18を用いれば放電加工による追加成形は1回で済む。このようにして雌金型(タイプ)
19が作られる。
図2aに示すように、この雌金型(タイプ)19を用いて雄金型(パンチ)9を圧造加工によって作る。図2bは雄金型(パンチ)9の要部を断面にて示している。
次に、マスタパンチ15の具体的な形状について説明する。図3a、bにその形状を示す。基本的には断面十字状をしており、これによってフィリップス形状の十字穴を作ることができる。マスタパンチ15には十字状に4個の羽根20が存在する。羽根20と羽根20との間は溝21となっている。溝21を作るためにドラム体の周囲に複数の刃を設けたカッターを用意する。
図4にこのカッターの一個の刃22を示す。このカッターの刃22の先端部は、例えば、JISB1012に規定されている十字穴番号2では、140度の角度をなしており、それに連接する部分は92度の角度をなしている。このカッターを用いて、マスタパンチ15の素材棒の軸心に対しJISに規定された所定の角度α即ち、5度45分の角度で上記素材棒をその先端から切り上げて行くと図3a、bに示す溝21が出来上がる。なお、前記角度は穴番号により異なっているものであり、この角度だけに限定されるものではない。これにより、羽根20は先端に行くに従って幅が小さくなっている。このようにして、先端先細りのマスタパンチ15ができる。
このようにして構成されたマスタパンチ15を用いて雌金型(タイプ)19を作ると、図7a,bに示すように、十字穴16に傾斜面23が構成される。これは図3aに示すマスタパンチ15の羽根20が先端から上方に行くにしたがって幅が広くなっているからである。
そこで、図5a,b,cあるいは図6に示すマスタ電極17,18を用いて
雌金型(タイプ)19を追加加工して傾斜面23を除去する。このマスタ電極17について図7bを用いて説明する。十字穴16のB1,B2,B3、B4点(B1〜B2、B3〜B4間が最も幅が広くなっている。つまり羽根20によって形成された十字穴の最上端角部が各点である。)を起点とし点線で示すように傾斜面が23が切除される。
この時C1,C2、C3、C4点を切り取るようにマスタ電極17は図5cに示すようにほんの少し中央部に行くに従って幅が大きくなっている。C1,C2、C3、C4点がなくなり、新たに出来たE1,E2、E3、E4から上方に上る稜線やこの両側の面のいずれかでビットが食い付く(図7の十字穴16が螺子の十字穴となるので図7の十字穴16を螺子の十字穴として説明している。)ので、特にC1〜C4の長さb1よりもE1〜E2の長さがビットの食い付きを確保する上で大切である。
マスタ電極17の幅を中央へ行くほど大きくしたのは、フィリップス形状に合わせるためであり、これによって、図7bに示す点線がC1,C2、C3、C4点から立ち上がる稜線を途中で切り取ることが出来るようにするためである。また、点線の起点をB1,B2,B3、B4点からそれぞれわずかだけ平行に外側へ移動させることで前記稜線を上側で切り取ることもでき、一方、B1、B2、B3、B4の点からの点線をC1、C2、C3、C4を通るようにしてより深くすることによっても十字穴の稜線から段が付いた形状にすることができる。
傾斜面23は切り取られて十字穴16の軸心に平行な垂直壁となる。この垂直壁が完成した雌金型(タイプ)19は図8a,bに示されている。垂直壁24は厳密に上記軸心に平行である必要は無く実質的に平行であれば良い。
また、図8から分かるように、基台(金型の凸部)に十字穴16を形成し、この十字穴16の開口部から底面に至る相対向する一対の壁面4組を垂直壁24とし、前記十字穴16の相隣合う壁面の間に形成されており、前記開口部から底面に向かって十字穴16が狭まるように傾斜した4つの稜線部30を備え、これらの稜線部30の下端からさらに下方に向かって垂直な稜線部26が形成されている。
上記E1、E2、E3、E4点はマスタパンチ15の溝21によって出来た十字穴16の底部近くにおける突出部である。
放電加工はさらに十字穴16の底部へと進み、E1、E2、E3、E4点から下方に垂直な稜線部26が形成される。
先にも説明したとおり、マスタ電極17は90度方向を変えて放電加工を行う。図6に示す十字状マスタ電極を用いると一度の放電加工で追加加工ができる。十字状マスタ電極18の各片のなす角度はフィリップス形状の十字穴に合わせて90度よりほんの少し大きく形成されている。
このように構成された雌金型(タイプ)19を用いて図2に示すように雄金型(パンチ)9を作り、この雄金型(パンチ)9を用いて螺子12の頭部8を加工する。図9は製造された螺子12の要部断正面図である。上記したように、螺子12にも垂直壁25ができるので垂直壁を有する専用ビットを用いれば、これの回転力が垂直面に直角に作用して推力がなくても螺子12の締め付け、取り外しは容易となる。また、十字穴10の下端には軸心に平行な稜線部27が形成される。
また、図9から分かるように、螺子12には頭部8に十字穴10を形成し、この十字穴10の開口部から底面に至る相対向する一対の壁面4組を垂直壁25とし、前記十字穴10の相隣合う壁面の間に形成されており、前記開口部から底面に向かって十字穴10が狭まるように傾斜した4つの稜線部31を備え、これらの稜線部31の下端からさらに下方に向かって軸心に平行な稜線部27が形成されている。
上述のように、雌金型(タイプ)19を製造するに際しマスタパンチ15で金型14を冷間圧造し、次いでマスタ電極17,18で放電加工する方法では、放電加工時に冷間圧造した金型14の十字穴16の中心にマスタ電極17,18の中心を合わせるのが困難である。マスタパンチ15と同形状の電極棒を用いて放電加工して十字穴16を作り、次いで、マスタ電極17あるいは18を用いて放電加工する場合は芯合わせが容易であり、しかも加工の精度も良いものである。
図10aは図9を45度回転させて見た螺子12の断面図である。図12、13で説明したと同様に、雄金型(パンチ)9に磨耗によって凹部ができ、これによって螺子12の十字穴10の底に凸部29ができる。このような凸部29が出来ても。図10bに示すように、ビット28の下端部は凸部19に当ることはない。
これは、垂直な稜線部27から上の稜線やこの両側の面の全てあるいは一部にビット28が食い付くように構成されているからであり、垂直な稜線部27の部分でビット28の下端を逃がすことが出来、図13の従来例に示すように、凸部1cにビット3の下端が当ることはない。
このように、雄金型(パンチ)9が磨耗して凹部が出来ても、不良品となる螺子を製造してしまうことはない。
なお、上記実施の形態では、丸頭、なべ頭、トラス頭等の螺子について説明したが、頭部8が平らなさら頭においては、雌金型(タイプ)19は凸部13を設けず、平坦なものでよい。即ち、螺子の頭部外観形状により凸部13は必要であったり、不要であったり、あるいは高さの低いものであったりしている。
本発明は十字駆動穴を有する螺子を製造する場合に使用する金型、その金型を用いた螺子の製造方法及び螺子に用いて有用である。
a,b,c,d,eは本発明の一実施例における螺子用型の製造過程を示す断面図である。 a,bは同製造過程を示す断平面図である。 aは同製造方法に用いるマスタパンチの先端部の正面図である。 bはそのA−A断面図である。 同マスタパンチを製造するための刃の先端形状を示す図である。 aは同製造方法に使用するマスタ電極の先端部の正面図である。 bは同マスタ電極の底面図である。 cは同マスタ電極の側面図である。 同マスタ電極の他の実施例の底面図である。 aは同製造方法で作られた雌金型(タイプ)の製作途中の断正面図である。 bは同平面図である。 aは同製造方法で作られた雌金型(タイプ)の断正面図である。 bは同平面図である。 同製造方法で作られた螺子の断正面図である。 aは同螺子を角度を変えてみた断面図である。 bは同螺子にビットを入れた状態を示す断面図である。 aは従来の螺子の平面図である。 bは同螺子の断正面図である。 従来の雄金型(パンチ)の要部断正面図である。 従来の螺子にビットを入れた状態を示す断面図である。
符号の説明
8:頭部
9:雄金型(パンチ)
10:十字穴
11:螺子溝
12:螺子
13:凸部
14:金型
15:マスタパンチ
16:十字穴
17,18:マスタ電極
19:雌金型(タイプ)
20:羽根
21:溝
22:刃
23:傾斜面
24,25:垂直壁
26,27、30,31:稜線部
28:ビット
29:凸部

Claims (8)

  1. 先端に行くに従って幅が狭くなっている羽根を4個十字状に有し、羽根と羽根との間に溝を有する先端先細りのマスタ棒状体を用いて、金型上面に十字穴を形成し、次いで、前記羽根によって形成された前記十字穴の傾斜面を、十字穴の軸心に平行な垂直壁となるように、かつ、前記溝によって形成された稜線部に交わるように切除して、稜線部と交わった部分より下端にさらに軸心に平行な稜線部を形成したことを特徴とする螺子用金型の製造方法。
  2. 前記切除をマスタ電極を用いて放電加工により行うことを特徴とする請求項1記載の螺子用金型の製造方法。
  3. 前記マスタ棒状体をマスタ電極とし、放電加工によってフィリップス形状の十字穴を形成したことを特徴とする請求項1記載の螺子用金型の製造方法。
  4. 前記マスタ電極を平板状とし、前記十字穴に方向を変えて2回放電加工を施すことを特徴とする請求項1記載の螺子用金型の製造方法。
  5. 前記マスタ電極を十字状とし、前記十字穴に1回の放電を施すことを特徴とする請求項1記載の螺子用金型の製造方法。
  6. 請求項1乃至5記載の方法によって製造された螺子用金型を用いて、雄金型を製造し、この雄金型を用いて螺子を製造することを特徴とする螺子の製造方法。
  7. 基台に十字穴を形成し、この十字穴の開口部から底面に至る相対向する一対の壁面4組を垂直壁とし、前記十字穴の相隣合う壁面の間に形成されており、前記開口部から底面に向かって十字穴が狭まるように傾斜した4つの稜線部を備え、これらの稜線部の下端からさらに下方に向かって軸心に平行な稜線部が形成されていることを特徴とする螺子用金型。
  8. 頭部に十字穴を形成し、この十字穴の開口部から底面に至る相対向する一対の壁面4組を垂直壁とし、前記十字穴の相隣合う壁面の間に形成されており、前記開口部から底面に向かって十字穴が狭まるように傾斜した4つの稜線部を備え、これらの稜線部の下端からさらに下方に向かって軸心に平行な稜線部が形成されていることを特徴とする螺子。
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