JP2006334333A - アイゼン - Google Patents
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Abstract
【課題】従来のアイゼンは固定されたスパイクで、コンクリートの路面や石積みの階段などの硬い路面では金属面で滑るなど、安全に歩けない課題があった。
【解決手段】鋼鈑やステンレス板など強度のある金属板で靴底に当接する鐙（あぶみ）を形成し、この鐙の両側にスプリングを介して上下に摺動するスパイクを設け、この鐙のスパイクはコンクリートなどの硬い路面では体重により押し込まれ、比較的柔らかい雪面や氷面ではスパイクの先端が突き刺さるようにスプリング力を付与したものである。
【選択図】図１
【解決手段】鋼鈑やステンレス板など強度のある金属板で靴底に当接する鐙（あぶみ）を形成し、この鐙の両側にスプリングを介して上下に摺動するスパイクを設け、この鐙のスパイクはコンクリートなどの硬い路面では体重により押し込まれ、比較的柔らかい雪面や氷面ではスパイクの先端が突き刺さるようにスプリング力を付与したものである。
【選択図】図１
Description
本発明は登山靴に装着するアイゼンの改良に関するものである。
従来のアイゼンはアイゼンのスパイクは固定された形状のものであった。（例えば特許文献１参照）
固定されたスパイクのアイゼンの場合、コンクリートの路面や石積みの階段などの硬い路面では金属面で滑るなど、安全に歩けない課題があった。
この課題を解決するための技術的手段は次の通りである。
即ち、鋼鈑やステンレス板など強度のある金属板で靴底に当接する鐙（あぶみ）を形成し、この鐙の両側にスプリングを介して上下に摺動するスパイクを設け、この鐙のスパイクはコンクリートなどの硬い路面では体重により押し込まれ、比較的柔らかい雪面や氷面ではスパイクの先端が突き刺さるようにスプリング力を付与したものである。
即ち、鋼鈑やステンレス板など強度のある金属板で靴底に当接する鐙（あぶみ）を形成し、この鐙の両側にスプリングを介して上下に摺動するスパイクを設け、この鐙のスパイクはコンクリートなどの硬い路面では体重により押し込まれ、比較的柔らかい雪面や氷面ではスパイクの先端が突き刺さるようにスプリング力を付与したものである。
固定されたスパイクのアイゼンの場合、コンクリートの路面や石積みの階段などの硬い路面では金属面で滑るなど、安全に歩けない課題があったが、本発明のアイゼンのスパイクはコンクリートなどの硬い路面では体重により押し込まれるので、金属面の滑りがなく、安全にコンクリートなどの路面を歩行できる。しかも、雪面や氷面の場合ではスパイクの先端が突き刺さり、滑ることなく安全に歩行できる効果を発揮する。
次に、本発明を実施するための最良の形態について実施例を説明する。
図１は本発明のアイゼンの側面図である。図２は本発明のアイゼンの正面図である。
図１、図２、において、１は鋼鈑やステンレス板など強度のある金属板で靴底に当接する鐙（あぶみ）である。この鐙１の両側の上方と下方には先端が鋭利な金属のスパイク２が上下に摺動できる案内穴３、４をあけた案内板５、６が一体的に折り曲げて設けてある。このスパイク２にはスプリング止め部７が一体的に設けてあり、このスプリング止め部７と上方の案内穴３の間にスパイク２を下方に押し付けるスプリング８がスパイク２に挿入している。従って、スパイク２は図中、常時下方に突き出すようになっている。
９は鐙１を登山靴（２点鎖線で示す）１０の後方を締めるピアノ線などの後方バンドである。１１は登山靴１０に締め付ける前方の皮または布バンドである。１２はスパイク２の止め部７が下方の案内穴に当たる時に発する金属音を防止する合成ゴムのＯリングである。
本発明の実施例は以上に詳述した形態であり、アイゼンのスパイクはコンクリートなどの硬い路面では体重により押し込まれるので、金属面の滑りがなく、安全にコンクリートなどの路面を歩行できて、しかも、雪面や氷面の場合ではスパイクの先端が突き刺さり、滑ることなく安全に歩行できる効果を発揮するものである。尚、本実施例ではスパイクは鐙の両側に各一本であるが、両側に各２本など複数本のスパイクにしてもよい。
本発明の実施例は登山靴のアイゼンとして示しているが、例えば、建築現場の滑り止め安全靴などにも応用できる。
１ 鐙（あぶみ）
２ スパイク
５ 案内板
６ 案内板
７ スプリング止め部
８ スプリング
９ 後方バンド
１０ 登山靴
１１ 前方バンド
１２ Ｏリング
２ スパイク
５ 案内板
６ 案内板
７ スプリング止め部
８ スプリング
９ 後方バンド
１０ 登山靴
１１ 前方バンド
１２ Ｏリング
Claims (1)
- 鋼鈑やステンレス板など強度のある金属板で靴底に当接する鐙（あぶみ）を形成し、この鐙の両側にスプリングを介して上下に摺動するスパイクを設け、この鐙のスパイクはコンクリートなどの硬い路面では体重により押し込まれ、比較的柔らかい雪面や氷面ではスパイクの先端が雪面や氷面に突き刺さるようにスプリング力を付与したことを特徴とするアイゼン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2005185678A JP2006334333A (ja) | 2005-05-30 | 2005-05-30 | アイゼン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2005185678A JP2006334333A (ja) | 2005-05-30 | 2005-05-30 | アイゼン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2006334333A true JP2006334333A (ja) | 2006-12-14 |
Family
ID=37555369
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2005185678A Pending JP2006334333A (ja) | 2005-05-30 | 2005-05-30 | アイゼン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2006334333A (ja) |
-
2005
- 2005-05-30 JP JP2005185678A patent/JP2006334333A/ja active Pending
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